JP2000513597A - 圧縮性材料を組み込んだソリッド構造ゴルフボール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、糸巻構造のボールとソリッド構造のボールとの両方の利点を備えたゴルフボール（１）に関する。本発明は、コアの一部としてガスの如き圧縮性材料を組み入れた非巻きゴルフボールを提供する。圧縮性材料は、コア（２）の全体に亘って分散させられているか、コア（２）の一部（５）にのみ分散させられている。本発明のゴルフボールは、糸巻構造のボールの打球感およびプレーイング特性を備え、しかも、ソリッド構造のゴルフボールの在庫寿命、製造の容易性および耐久性をも有する。

Description

【発明の詳細な説明】 圧縮性材料を組み込んだソリッド構造ゴルフボール 発明の分野 現在のゴルフボールは、次の２つのカテゴリのうちの一つに分類されうる。そ の一つのカテゴリは、ソリッドボールであり、もう一つのカテゴリは、糸巻ボー ルである。最初のカテゴリのソリッドボールとしては、一体的、すなわちワンピ ースゴルフボールおよび多ピースゴルフボールがある。ワンピースゴルフボール は、競技用ボールとしてはあまり使用されていないが、典型的には、ポリブタジ ェンゴムで形成され、表面にディンプルが成形されている。このような一体的ボ ールは、安価であり耐久性のあるものであるが、一般的には、練習用ボールとし ての使用に制限されている。何故ならば、これらの一体ボールは、打ったときに は、望むような距離がでないからである。これとは逆に、多ピースソリッドボー ルは、通常、イオノマー樹脂であるデュポンのＳＵＲＬＹＮで形成される別の耐 切断性カバーで包囲された硬いコアからなっている。この型のボールは、耐久性 があり、また、スピンの量が低く、より飛距離が出て且つフックしたりスライス したりすることが少なくなるので、通常のプレーヤの間で最も人気のあるもので ある。 糸巻ゴルフボールは、ソリッドゴムまたは液体充填センターの周りに高い張力 を掛けて弾性糸状材を巻き付けることにより、製造されている。カバー、通常、 ＳＵＲＬＹＮまたはバラタが、その糸状材を覆うようにして成形され、ボールが 形成される。このような糸巻プロセスにおいて、当然に、糸状材の層の中にある 量の空気が捕獲される。糸巻構造ボール内に捕獲された空気は、多くのゴルファ ーが望ましいと考えているような特定の特性を与えている。この空気は、その圧 縮性によりインパクト時のソフト感を与え且つスプリングとしての高効率性（低 制動性）により高反発力を与えるものである。上級のゴルファーの場合には、こ れらの糸巻ボールは、典型的には、ソリッドボールよりも、より高いスピン量を 与え、ボールの飛行に対する制御性がより高くなる。 しかし、糸巻構造は、ソリッド構造のゴルフボールよりも製造するのが難しく 、費用のかかるものである。また、糸巻ゴルフボールは、ソリッドボールより、 比較的に在庫寿命が短く且つ特定の損傷に対する耐性が低い。 ソリッド構造製造技法を使用して糸巻構造の利点を得ようとする種々な試みが なされている。しかしながら、これらのボールは、一般的には、より柔らかいコ ア材料、より柔らかいカバー材料、通常の材料と組み合わされた柔らかい材料の 層またはそれらを組み合わせたものを使用している。このようなボールの例とし ては、Titleist HP2、Pinnacle Performance、Ultra Competition、Ultra Tour Balata、Maxfli HT Hi Spin、Altus Newing、Top-Flite Tour Z-Balata、Top-Fl ite Tour及びキャスコの二重コアボールがある。同様に、Molitorの米国特許第 ４６５０１９３号にも、比較的に柔らかい材料で形成されたゴルフボールが開示 されている。これらのソリッド構造のものは、糸巻ボールに類似した改善された 打球感またはプレーイング特性を時には与えるが、全く同じ所望の特性を与える ものではない。その上、柔らかい材料では、反発力または耐久性またはそれらの 両者に関して妥協しなければならないことが多い。 本発明は、これとは異なる仕方で解決を図るものである。柔らかいが非圧縮性 の材料を使用する代わりに、ソリッド構造ゴルフボールのコアにガスの如き圧縮 性材料を使用する。このような方法によれば、ソリッドゴルフボールの製造プロ セスと同様の製造プロセスを使用して、糸巻構造のゴルフボールにおける捕獲空 気の作用効果と非常に良く似た作用効果を与えることができる。その結果、糸巻 構造ボールのソフトな打球感および高い反発力を有したボールとし、しかも、ソ リッド構造ボールの製造の簡単性、在庫寿命および耐久性のあるものとすること ができる。 従来のゴルフボールは、このようなガス状の成分を使用しているが、これらの ボールは、典型的には、特殊用途のボールであったり、Molitor等の米国特許第 ５１５０９０６号および第４２７４６３７号やNesbittの米国特許第４４３１１ ９３号に開示されたような材料をカバーにのみ含めたようなボールであった。特 殊用途のボールの例としては、Puckett等の米国特許第４８３６５５２号に開示 されたような飛距離の短いボールや、Schenkの米国特許第４０８５９３７号に開 示されたような浮き（フローター）ボールや、ナーフ型玩具ボールや、練習ボー ルがある。これらのボールは、ボールの重量を減少させ、および／または衝突物 体を損傷させてしまう可能性を減少させる目的で、ボール材料にガスを入れるよ うにしているものである。これらのボールは、通常の糸巻またはソリッド構造ボ ールの如き打球感や性能を発揮するものではない。 発明の概要 本発明は、多ピースゴルフボールおよびその製造方法に関するものである。特 に、本発明は、圧縮性ガス状材料または細胞状材料を組み入れた材料からなるコ アと、ポリマー材料からなる周囲カバーまたはシェルとを備えるゴルフボールに 向けられている。 さらにまた、本発明によれば、糸巻およびソリッド構造型ボールの両方の有益 な特性を兼ね備えたソリッド構造ゴルフボールが提供される。本発明のゴルフボ ールは、糸巻構造の打球感およびプレーイング特性とソリッド構造ゴルフボール の在庫寿命および耐久性とを兼ね備えている。 さらにまた、本発明のゴルフボールは、寒い天候時において通常のソリッド構 造ボールおよび糸巻構造ボールの両者に優る効果を有している。このような寒い 状態のもとで、ソリッド構造ボールは、材料が硬くなるために非常に硬い打球感 を与える。しかし、これらのソリッド構造ボールは、反発力をほとんど失うこと がないので、飛距離が大きく落ちてしまうようなことはない。一方、糸巻構造ボ ールは、ソフトな打球感を十分に保つことができる（捕獲空気はそれほど硬くな らないので）が、高張力糸状材の反発力が失われるので飛距離が失われてしまう 。本発明によって形成されたボールは、糸巻ボールの如きソフト感を維持し、且 つソリッド構造ボールの如き反発力を維持する。 本発明の別の目的は、糸巻構造ボールの所望の特性を有し、且つソリッド構造 ボールの製造の簡単性および低コスト性を有したゴルフボールを提供することで ある。 本発明は、さらに、糸巻ボールの性能特性を有し且つソリッド構造の利点を有 したソリッド構造ゴルフボールの製造にも向けられている。 図面の説明 第１図は、ソリッドコアが圧縮性ガス状材料を組み込んだ材料で形成されてい るような本発明のゴルフボールの横断面図である。 第２図は、コアの外側層が圧縮性ガス状材料を組み込んだ材料または細胞状材 料で形成されているような本発明のゴルフボールの横断面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明の重要な特徴は、圧縮性材料がゴルフボールの構造体内へ組み入れられ ることである。ここで、「圧縮性材料」とは、その密度が圧力または温度によっ て大きく影響を受けるような材料をいう。ガスは、一般的には、圧縮性材料と考 えられ、液体および固体は、そうではない。 本発明においては、用語「コア」は、一体的コアおよび多層コアをさすものと 定義する。本発明の圧縮性材料は、コアの全体に組み入れられるか、コアの少な くとも１つの層へ組み入れられる。圧縮性ガス状材料は、多層コアの外側層へ組 み入れられのが好ましく、こうすると、糸巻ボール以上の性能を発揮しうるゴル フボールとされる。圧縮性材料を含む層の厚さは、好ましくは、約０.０５イン チから０.８０インチの範囲であり、これは、一般的には、コア全体の直径であ る。さらに好ましくは、このような層の厚さは、約０.１０から０.２５インチの 範囲である。 これらの図は、本発明の２つの実施例を例示している。これらの図は、本発明 を理解し易くするためのものであり、請求の範囲になんら制限を加えるようなも のではない。第１図は、コア２の全体に圧縮性材料を含むゴルフボール１を例示 している。このボールを完成するために、カバー３が、コア２を覆うようにして 成形されている。第２図において、ボール１は、内側コア層４および外側コア層 ５からなる多層コア２を備えている。圧縮性材料は、外側コア層５に組み入れら れている。 圧縮性ガス状材料を組み入れることのできる適当なコア材料としては、固体お よび液体がある。一般的には、コア材料は、本質的には、非圧縮性のものである 。これらの材料としては、ポリブタジェンがあり、これは、現在、ほとんどすべ ての市販のゴルフボールのコアを形成するのに使用されている。また、デュポン の ＳＵＲＬＹＮ、イオノマー樹脂、デュポンのHytrel、ビーエフグッドリッチのEs taneまたはそれらの混合物の如き種々な熱可塑性材料を使用することもできる。 さらにまた、ゴルフボールのコアとして使用するには通常、十分な弾性を有して いないが、そこに圧縮性ガス状材料を組み入れると満足な性能を発揮するような 材料を使用することができる。この種の一例は、ポリウレタンである。 圧縮性ガス状材料とコア材料との比率は、使用するコア材料並びにゴルフボー ルとして必要とされる性能特性または作用効果に依存している。一般的には、圧 縮性材料を含むコア層の体積で表して、圧縮性材料が、約５％から５０％の範囲 であるのが適当である。糸巻ボールの巻回層の厚さと等価な厚さを有する外側コ ア層については、外側コア層の体積で表して、圧縮性材料が１０から１５％であ るのが好ましい。しかし、より硬い材料で形成された層またはより薄い層の場合 には、圧縮性材料とコア材料との比率をより高くすることが推奨される。好まし くは、圧縮性材料は、コア層またはコア全体に一様に分布しているのがよい。 ガス状材料は、コアポリマーへ多くの方法で組み入れることができる。コアポ リマー材料は、種々な技法、これらに限定するわけではないが、例えば、吹込み 剤、ガス注入、機械的エアレーションおよび二成分反応システムを使用して発泡 させられうる。Molitorの米国特許第４２７４６３７号には、ポリマー材料を発 泡させるために吹込み剤およびガス注入を使用することが開示されている。吹込 み剤は、分解して材料中に吸収されるようなガスを形成することにより、コアポ リマー材料を発泡させる。そのとき、そのガスは、膨張して、発泡コア材料また は細胞状コア材料を形成する。ガス注入による発泡は、窒素、空気、二酸化炭素 等の如きガスを圧力下にて材料中に注入させることによって、行われうる。そし て、ガスが膨張するときに、材料が発泡させられるのである。 さらにまた、ガスは、マイクロスフェアにガスをカプセル化することよって、 コア材料に加えられうる。このようなガスの添加は、ガス充填マイクロスフェア をポリマー組成物へ混合させることによって、行われうる。しかし、このような ガスの包囲体は、インパクト中に内側のガスの圧縮が行われうるようにするに十 分な可撓性をもった材料で形成されねばならない。このようなカプセル材料とし ては、アクリロニトリルコポリマーマイクロスフェアの如きポリマーマイクロス フェア、並びに膨張しうるマイクロスフェアがある。しかし、ガラスマイクロス フェアは、本発明の場合には、それらが剛性であるので、適当でない。 形成材料とは関係なく、適当なマイクロスフェアのサイズは、コア材料へ組み 入れられるときに、連続媒体の如く作用するに十分に小さいものでなければなら ない。典型的には、マイクロスフェアの直径は、圧縮性材料を組み入れたコア層 の厚さの多くて１０％程度であるのが適当である。 さらにまた、ガス状材料と共に、種々な架橋剤および充填剤をコア材料に加え ることができる。適当な架橋剤としては、不飽和カルボキシル酸の金属塩がある 。これらの塩は、一般的には、ジアクリレート亜鉛またはジメタクリレート亜鉛 である。これら２つの架橋剤のうちで、ジアクリレート亜鉛の方が、ジメタクリ レート亜鉛より、より大きな初速度を与えるゴルフボールとすることができるこ とが分かった。 本発明において使用されうる適当な充填剤としては、塩およびポリブタジェン の架橋結合を促進させるのに使用される遊離基開始剤がある。適当な遊離基開始 剤は、ジクメニル過酸化物、１，１−ジ（Ｔ−ブチルペルオキシ）３，３，５− トリメチルシクロヘキサン、ａ−ａビス（Ｔ−ブチルペルオキシ）ジイソプロピ ルベンゼン、２，５−ジメチル１−２，５ジ（Ｔ−ブチルペルオキシ）ヘキサン 、または、ジ−Ｔ−ブチル過酸化物およびそれらの混合物の如き過酸化化合物で ある。また、酸化亜鉛、硫化バリウムおよび石灰石の如き他の実質的に不活性な 充填剤並びに添加物を、その混合物に加えることができる。組成物中に使用され る充填剤の最大量は、Ｕ．Ｓ．Ｇ．Ａ．によって定められた最大重量要件ならび に充填剤の比重によって決定される。一般的に使用される適当な充填剤の範囲は 、比重で２.０−５.６である。 ゴルフボールの製造に使用される基本的技法には、一般的に次の２つがある。 一つは、圧縮成形であり、一つは、射出成形である。これらの技術はともに当該 分野にて知られている。圧縮性材料をコア全体を通して分散させた本発明のゴル フボールの場合には、ガスは、マイクロスフェアを加えることにより、または、 その他の発泡技術により、ポリブタジェンまたはその他の適当なコア材料へ組み 入れられる。圧縮性材料を加えた後、コア材料組成物は、成形に適したプレフォ ームへと押し出される。それから、それらのプレフォームは、球状コアへと成形 される。典型的には熱可塑性材料からなるカバーが、それから、そのコアの周り に直接的に射出成形されるか、または、そのコアの周りに配置されたカバー材料 の予成形半球体を使用して圧縮成形される。ＳＵＲＬＹＮまたはバラタゴムの如 きカバー材料が当該分野にて知られている。 圧縮性材料がコアの外側層に組み入れられている本発明のボールの場合には、 そのコアのセンターは、完成コアの直径よりも小さな直径を有する球体を形成す るように、圧縮成形によって形成される。圧縮性材料を組み入れたコアの外側層 は、コアのセンターの周りに射出成形または圧縮成形される。最後に、カバーが 、通常の手段によりコアの周りに射出成形または圧縮成形される。 前述したような本発明は、前述したような目的を達成しうるように十分に設計 されたものであることは明らかであろうが、それらに対する種々な変形態様が当 業者には考えつくものであることも明らかである。したがって、本請求の範囲の 記載は、本発明の真の精神および範囲内に入るすべての変形態様を包含しようと しているものである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．別のカバーと、内側コアおよび外側コアからなるコアとを備えた最終ソリッ ド構造多ピースゴルフボールにおいて、前記コア内に複数のセルを備える圧縮 性ガス状材料が前記内側コア内に組み入れられて分散させられていることを特 徴とするゴルフボール。 ２．前記圧縮性ガス状材料は、前記内側コア内に一様に分散させられている請求 項１記載のゴルフボール。 ３．前記圧縮性ガス状材料は、前記内側コアのある層内に分散させられている請 求項１記載のゴルフボール。 ４．前記圧縮性ガス状材料は、０.０５−０.８０インチの厚さを有する前記内側 コアのある層内に分散させられている請求項１記載のゴルフボール。 ５．前記圧縮性ガス状材料は、０.１０−０.２５インチの厚さを有する前記内側 コアのある層内に分散させられている請求項１記載のゴルフボール。 ６．前記圧縮性ガス状材料は、前記内側コアまたは前記内側コアのある層を形成 するために使用されたポリマーを発泡させることによって分散させられている 請求項１記載のゴルフボール。 ７．前記圧縮性ガス状材料は、前記内側コアまたは前記内側コアのある層を形成 するのに使用されたポリマーへガスを注入することにより、または、吹込み剤 を使用することにより分散させられている請求項１記載のゴルフボール。 ８．前記圧縮性ガス状材料は、シェルおよびガスからなるマイクロスフェアを組 み入れることによって分散させられており、前記シェルは、インパクト中前記 ガスの圧縮が行われるように十分に可撓性を有している請求項１記載のゴルフ ボール。 ９．前記シェルは、ポリマーで形成されている請求項８記載のゴルフボール。 10．前記マイクロスフェアの直径は、該マイクロスフェアを含む前記内側コアの 部分の厚さの最大で約１０％である請求項８記載のゴルフボール。 11．前記圧縮性ガス状材料は、該圧縮性ガス状材料を含む前記内側コアの部分の 体積で５％から５０％である請求項１記載のゴルフボール。 12．前記圧縮性ガス状材料は、前記内側コアの前記層の体積で１０％から１５％ である請求項３記載のゴルフボール。 13．別のカバーと、コアとを備える最終ソリッド構造多ピアースゴルフボールに おいて、複数のセルを備える圧縮性ガス状材料が、糸巻構造のゴルフボールの 感覚を出すために前記コア全体に亘って分散させられていることを特徴とする ゴルフボール。 14．前記圧縮性ガス状材料は、シェルおよびガスからなるマイクロスフェアを組 み入れることにより分散させられており、前記シェルは、インパクト中に前記 ガスが圧縮させられうるように十分に可撓性である請求項１３記載のゴルフボ ール。 15．別のカバーと、コアとを備える最終ソリッド構造多ピースゴルフボールにお いて、前記コア内に複数のセルを備える圧縮性ガス状材料が、前記コアの全体 に亘って組み入れられ分散させられていることを特徴とするゴルフボール。 16．前記圧縮性ガス状材料は、シェルおよびガスからなるマイクロスフェアを組 み入れることにより分散させられており、前記シェルは、インパクト中に前記 ガスが圧縮させられうるように十分な可撓性を有する請求項１５記載のゴルフ ボール。 17．前記シェルは、ポリマーで形成されている請求項１６記載のゴルフボール。 18．前記圧縮性ガス状材料は、前記コアを形成するのに使用されているポリマー を発泡させることによって分散させられている請求項１５記載のゴルフボール 。 19．前記圧縮性ガス状材料は、前記コアを形成するのにしようされているポリマ ーへガスを注入することによって、または、吹込み剤を使用することによって 、分散させられている請求項１５記載のゴルフボール。 20．前記圧縮性ガス状材料は、前記コアの体積で５％から５０％である請求項１ ５記載のゴルフボール。 21．前記圧縮性ガス状材料は、前記コアの体積で１０％から１５％である請求項 １５記載のゴルフボール。