JP2000511413A - Il―6の多型性に基づく、特定の疾患状態、特に骨粗鬆症の素因の検出のための診断方法および装置 - Google Patents

Il―6の多型性に基づく、特定の疾患状態、特に骨粗鬆症の素因の検出のための診断方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 骨粗鬆症のようなIL-6遺伝子の多型に関連する特定の疾患状態の診断方法は、IL-6遺伝子の遺伝子型を決定すること含む。骨粗鬆症のようなIL-6遺伝子の多型に関連する特定の疾患状態の素因または感受性を有する個体を同定する方法は、IL-6遺伝子の遺伝子型を決定すること含む。ヌクレオチドプライマーのようなIL-6遺伝子の遺伝子型を決定するための手段を含む組成物、およびそのような手段の使用もまた、提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 IL-6の多型性に基づく、特定の疾患状態、特に骨粗鬆症の素因の検出のための 診断方法および装置 本発明は、IL-6遺伝子における多型に基づく診断方法および装置に関する。よ り詳細には、本発明は、この多型の存在をスクリーニングすることによる特定の 疾患状態の素因の診断、およびより詳細には骨粗鬆症の素因の診断のための方法 および装置に関する。 骨密度の決定および骨粗鬆症の診断のための方法および装置は、US-A-5402781 から公知である。一旦、十分確立され、そして骨密度における有意な減少が起こ ると、記載された方法および装置はこの状態を診断のみが可能である。 ホルモン補充療法は、骨粗鬆症について確立された処置であり、そしてこの疾 患を罹患している女性における特徴である骨密度のさらなる減少を阻止すること において良好であることが証明されている。しかし、ホルモン補充療法は、一般 的に、骨粗鬆症の逆転を引き起こし得ず、すなわち、患者の骨密度の増加は誘導 し得ない。 骨粗鬆症は、閉経後の女性が罹患する状態として周知である一方、かなりの数 の男性もまた、この疾患に罹患する。年をおって、股関節部の骨折の約1/3は男 性において生じる。男性の骨粗鬆症についての処置が利用可能であるが、さらな る骨密度の減少を遅らせるかまたは停止させるのみの傾向にある。 従って、特定の利点は、骨粗鬆症の素因または増加した感受性を有するこれら の個体を増加した精度で同定し得ることである。次に、適切な治療が、骨粗鬆症 の影響が進行する前に適切に行われ得る。 M.Linker-Israeliら(Journal of Investigative Medicine,1996,第44巻, 第3号,276a頁、およびAutoimmunity,1996,第23巻,第3号,199-209頁)は 、IL-6遺伝子の種々の対立遺伝子変異が、骨粗鬆症とは無関係の疾患である自己 免疫疾患の全身性エリテマトーデスとどのように関連するかを記載する。 本発明の目的は、骨粗鬆症の素因または感受性を有する個体を検出する方法お よび装置を提供することである。本発明のさらなる目的は、個体の関連する遺伝 子型を決定することにより、そのような素因および感受性を有する個体を同定す ることである。本発明のなおさらなる目的は、骨粗鬆症の素因または感受性を有 するこれらの個体のための治療を提供することである。別の目的は、骨粗鬆症の 素因または感受性の診断のための装置の製品における、関連する遺伝子型を決定 するための手段の使用を提供することである。 従って、本発明の第1の局面は、IL-6遺伝子の遺伝子型を決定することを含む 診断方法を提供する。代表的には、この方法は、個体がIL-6遺伝子多型について のホモ接合性であるかまたはへテロ接合性であるかを決定する。本発明の実施態 様において、診断の方法は、IL-6遺伝子座で遺伝子型を決定することにより、骨 粗鬆症の危険にある個体をスクリーニングすることである。 代表的には、本発明の方法は、IL-6座での個体の遺伝子型を決定するために、 個体の細胞のインビトロ分析により行われる。適切かつ慣習的な技術の一つに従 って、DNAを含む細胞のサンプルが個体から得られ(血液は、細胞の適切な供給 源の一つである)、そしてDNAがIL-6遺伝子の遺伝子型を決定するために分析さ れる。本発明の目的について、血液細胞は、核(すなわち、好中球、好酸球、好 塩基球、単球、マクロファージ、顆粒球、リンパ球、および有核細胞)を有する 動物血の全ての細胞を含む。血液細胞は、任意の当該分野の適切な技術により得 られ得る。組織細胞のような他の供給源由来の細胞は、同様に任意の当該分野の 適切な技術により得られ得る。 本発明の実施態様において、本明細書中以後に詳細に記載されるように、診断 は、ポリメラーゼ連鎖反応法を使用し、そして個体がIL-6遺伝子の危険な遺伝子 型を所有するか否かを決定する。各個体は、IL-6遺伝子における一つの多型につ いてホモ接合体であり得るか、または異なる多型についてヘテロ接合体であり得 る。IL-6の危険な遺伝子型は、骨粗鬆症の素因に関連する遺伝子型である。 本発明の特定の実施態様において、危険な遺伝子型は、存在する場合、IL-6遺 伝子の3’隣接位置(flank)における可変数のTAタンデムリピート中に位置され、 そして本発明の方法は、それらの中の多型をスクリーニングするために3'隣接位 置を分析することを含む。方法はさらに、必要に応じて、特定の多型の存在に反 応する検出可能な標識の使用を含む。例として、蛍光性、化学発光性、および放 射活性標識が挙げられる。検出可能な標識は、代表的には多型の存在に対して検 出可能なシグナルを誘導し、そして色彩の変化もしくは凝固(coagulation)を誘 導し得るか、またはさらなる分析的工程により検出可能となる制限部位を誘導し 得る。別の標識(または指標の手段)は、それぞれの多型の間を区別する結合親 和性を有する抗体を含む。 本発明の特異の方法は、IL-6遺伝子の3'隣接領域におけるTAリピート内での多 型をスクリーニングすることを含み、ここで、多型はPCR増幅の産物のそれぞれ のサイズにより一つの多型と別の多型を区別される。本発明の使用において、PC Rプライマーのセットを使用して、IL-6遺伝子の3’近接領域の一部を増幅する。 得られた産物のサイズは、対照のサイズと比較される。これらの対照は、同じプ ライマーのセットを用いて、危険な遺伝子型を含むことが知られるIL-6遺伝子の 3’近接領域の一部を増幅することによって都合良く得られる。危険な遺伝子型 の存在は、骨粗鬆症の素因と相関する。下記の実施例に記載の本発明の特定の実 施態様において、約675bpおよび約695bpのサイズのPCR産物は、IL-6遺伝子の危 険でない遺伝子型を示す。それゆえ、危険でない遺伝子型は、IL-6の特定の多型 的変異体(または、対立遺伝子)がそれぞれの染色体について異なるヘテロ接合 性遺伝子型である。危険な遺伝子型は、(a)任意のホモ接合体IL-6遺伝子型、ま たはPCR産物が(i)約675bpでなく、そして(ii)約695bpでないヘテロ接合体遺伝子 型である。 例えば、存在するヘテロ接合体675/695は、危険でない遣伝子型を示し、一方 、ホモ接合体675/675もしくは695/695、またはヘテロ接合体675/非695、非675/6 95、もしくは非675/非695は、危険な遺伝子型である。 本発明の実施態様において、スクリーニングは、例えば、5’HindIII制限部位 と3’RsaI制限部位の間の3'近接領域の一部を増幅するために適用されるPCRプラ イマーを用いて実行される。この領域の危険でない遺伝子型は、1つの染色体上 の配列番号1および他の染色体上の配列番号2の配列を含む: 従って、この方法は、この遺伝子型を含むかまたは含まないIL-6遣伝子を区別 する。PCR技術は当該分野で周知であり、3'近接領域の適切なセクションを増幅 するためのプライマーを同定することは当業者の範囲内である。PCR技術は、例 えば、EP-A-0200362およびEP-A-0201184に記載される。 本発明はまた、配列番号1および配列番号2に相補的であるDNAにおよぶ。こ れらのDNAは、必要に応じて標識されないかまたは検出可能に標識される。本発 明のさらなる実施態様において、IL-6遺伝子の危険な遺伝子型を同定する方法は 、配列番号1または配列番号2とのハイブリダイズに適用されるDNAプローブを 用いることを含み、このプローブは、好ましくは配列番号1または配列番号2に 実質的または完全に相補的であるDNAを含む。 本発明のさらなる実施態様において、診断方法は、サザンブロッティング技術 を用いるIL-6遺伝子の3'近接領域の分析、または一本鎖立体配置多型(single st rand conformational polymorphism)(SSCP)マッピングを使用すること含む。多 型分析のための他の適切な技術は、鎖置換増幅(US-A-5455166に記載される)、 核酸配列に基づく増幅(US-A-5409818に記載される)、ランダム増幅多型DNA分析 (RAPD分析)、任意プライムPCR(AP-PCR)、DNA増幅フィンガープリント(DAF)、 マイクロサテライトPCR、またはミニサテライト領域DNAの直接増幅(DAMD)および 増幅フラグメント長多型(ALFP)を含み得る。 本発明の第2の局面は、IL-6遺伝子の遺伝子型を決定することにより、骨粗鬆 症の素因または感受性の危険の診断に適用される診断的手段を提供する。診断的 手段は、好ましくは、IL-6遺伝子の3'近接領域の一部を増幅するために適用され るPCRプライマーを含む。あるいは、本発明の診断キットは、IL-6遺伝子の危険 な多型とのハイブリダイズのために適用される1つ以上のプローブを含み得、こ のプローブは、上記のように、配列番号1または配列番号2に相補的である配列 を含むかまたはそれらからなる。 本発明の好ましい実施態様の診断的手段は、異なるサイズのPCR産物の増幅に より、危険な遺伝子型と危険でない遺伝子型とを区別するために適用される。産 物は、サイズにより(代表的には、従来の技法に従ってゲル上で)分離され、そ の結果、そのような危険な遺伝子型が存在するか否かの決定が、迅速かつ単純な 可視的評価により可能である。本発明の別の実施態様において、細胞サンプルは 、検出可能に標識されたハイブリダイゼーションプローブを用いるFACS分析によ り分析される。従って、本発明は、IL-6遺伝子の多型分析のための任意の適切な 方法を使用し、そして記載される特定の実施例に限定されない。 本発明の特定の実施態様において、診断的手段は、配列番号3および配列番号 4のプライマーを含み、その配列は: である。 これらの2つのPCRプライマーを用いる場合、2つの産物(675bpの長さの産物 および695bpの長さの産物)の増幅は、危険でない遺伝子型を示し、そして別の 産物または産物の組合せの増幅は、危険な遺伝子型を示す。危険な遺伝子型は、 骨粗鬆症の素因と相関する。 本発明での使用に適切なPCRプライマーは、配列番号3および配列番号4に限 定されないが、かわりに動物のIL-6遺伝子の3'近接領域の選択的増幅、または本 発明の多型が位置されるこの領域の一部の増幅のために適したPCRプライマーの 全ての対またはセットを含む。どのようなプライマーが実際に使用されようと、 実際にどのようなIL-6遺伝子の分析の方法が使用されようと、一方の染色体上の 配列番号1および他方の染色体上の配列番号2の同定は、危険でない遺伝子型を 示す。目的のIL-6遺伝子部位の分析のための代替プライマーの設計は、当業者に は容易である。 本発明の第3の局面は、骨粗鬆症の素因または感受性の診断のための装置の製 品におけるIL-6遺伝子型を決定するための診断的手段の使用を提供する。この装 置は、必要に応じて、装置を用いて得られる結果が診断を提供するためにどのよ うに分析されるかを示す対照を含む。適切な対照は、IL-6遺伝子の種々の多型に 対する特定のPCRプライマーを用いて得られるPCR産物サイズのチャートである。 本発明は、IL-6遺伝子中の多型と骨塩量との間の相関関係の発見に基づく。上 記で「危険な遺伝予型」と言われる多型の特定の組合せを所有することは、骨塩 量の減少と相関関係がある。この発見のさらなる局面は、遺伝子型が骨粗鬆症の 素因と相関関係があるということである。本発明は、遺伝子型の存在をスクリー ニングすることにより、この遺伝的素因を有しそうな個体を同定することが可能 であることにおいて有利である。 従って、本発明のさらなる局面は、骨粗鬆症の素因に対して個体をスクリーニ ングすること、および素因が同定される場合、個体の骨粗鬆症を遅らせるかまた は減少させるかまたは予防するために処置することを含む治療の方法を提供する 。女性において代表的な骨粗鬆症を予防するかまたは減少させるかまたは遅らせ るために適切な処置は、ホルモン補充療法であり、そしてそれは当該分野で周知 である。それゆえ、本発明に従って、ホルモン補充療法は、骨粗鬆症の素因を有 するようであるが、骨粗鬆症がまだ任意の有意な程度で開始していない個体にお いて開始され得る。別の適切な処置は、ビスホスホネートの使用である。2つの 特定の処置はキサンチン(xauthin)オキシダーゼインヒビターまたは置換された ベンゾジアゼピンを用いることを含み、そしてUS-A-5436258およびUS-A-5441964 (これらの内容は、本明細書中に参考として援用される)に記載される。なおさ らなる処置は、当業者に公知である。可能性のある処置は、例えば、JP-A-09030 977、W0-A-97/06254、JP-A-09025293、W0-A-97/04799、W0-A-97/03060、およびJ P-A-09012592(これらの内容は、本明細書中に参考として援用される)に記載さ れる。骨粗鬆症のための現在公認された処置は、プロゲストゲンの存在下および 非存在下でのエストロゲンの使用、ナンドロロンのようなタンパク質同化性ステ ロイドの使用、ビスホスホネートエチドロン酸二ナトリウムの使用、サルカトニ ンの使用、およびカルシウム補助食品の投与を含む。 骨粗鬆症の薬学的処置において、投与の全ての経路は適切であり、そして経口 、静脈内、腹腔内、筋肉内および皮下への注射、鼻腔内および局所的な投与を含 むがこれらに限定されない。代表的な投薬量および処置の持続時間は、BritishN ational Formularyのような、本明細書中に参考として援用される臨床医学者の 教科書に記載される通りである。 ホルモン補充療法の使用は、乳癌の危険性の増加の関係(commitant)を有し得 ることが疑われている。本発明は、ホルモン補充療法に関連する乳癌の危険性の 増加が、骨粗鬆症の素因の可能性を有することが知られる女性によってのみ受容 され得るという利点を提供する。 現在、閉経後の女性に対しFood and Drug Administration(FDA)により承認さ れている骨粗鬆症の医薬品のいずれもが、男性に対しては承認されていない。 テストステロン補充療法は、低いテストステロンレベルを有する男性に対して 処方され得る。 カルシトニンは、骨の損失を遅らせるかまたは阻止する薬物で、何人かの患者 において、骨折の疼痛を軽くし得る。カルシトニンは、閉経後の女性における骨 粗鬆症の処置のためにFDAにより承認される。男性におけるその効果は、研究さ れていないが、文献証拠は、それが女性においてと同様に、男性においても作用 し得ることを示唆する。カルシトニンは、注射としておよび鼻内噴霧として利用 可能である。これの使用は、本明細書中に参考として援用されるUS-A-5440012に 記載される。 ビスホスホネートは、骨の損失を遅らせるかまたは阻止することにより、骨密 度の保存および増加を助けることが示されている薬剤のクラスである。FDAは、 女性における閉経後の骨粗鬆症の処置のためのアレンドロン酸(alendronate)と して知られるビスホスホネートを承認している(現在、男性における骨粗鬆症の 処置のために研究されている)。他のビスホスホネートは開発中である。 フッ化ナトリウムは、最近、FDA委員会により承認を推薦されている。副甲状 腺ホルモン、カルシトリオール、およびその他は、治験薬である。これらの調製 物に関する研究知見が利用可能になるまでにはしばらく時間がかかる。 骨塩量における減少はまた、カルシウム補助食品の摂取により遅らされ得、そ していくつかの示唆されるレベルは、エストロゲン補充療法中である女性に対し て1日あたり1,000mgのカルシウムであり、エストロゲン治療を受けていない女 性に対して毎日1,500mgのカルシウムである。 本発明に従って、骨粗鬆症の素因または感受性の診断は、IL-6遺伝子座におけ る個体の遺伝子型の知識により達成される。必要に応じて、個体の危険因子の評 価は、IL-6遺伝子の遺伝子型および、また他の公知の遺伝的または生理学的また は食事性または他の指標の両方の対照により計算される。この方法において本発 明は、個体の危険性の計測が基づかれ得るさらなる情報を提供する。 ここで、以下は、本発明の特定の実施態様の記載である。患者および方法 本研究は、スコットランドの北東部(人口50万)における骨疾患の地域委託セ ンター(regional referral centre)に基礎を置いた。そこは、英国内で地理的に 孤立した地域に由来する白人集団を供する。200人の女性の同齢集団を研究した 。91人(47%)を、集団からランダムに引き出し、そして残りは臨床的評価および 骨の密度計測(Br J Rheum 1995;34:620-624に以前に記載のように、NorlandXR2 6密度計を用いて実行する)のための継続的な委託であった。調整された骨密度 値を、以前に記載のように(Br Med J 1995;310:1357-1360,Clinical Endocrino logy 1995; 41:747-755)、体重、身長、年齢、閉経年齢、喫煙、HRT療法、およ びHRT使用の持続時間、および食事でのカルシウム摂取(質問表の食事の頻度に よる)を含む骨の質量に対する環境的および擬人的影響について補足するために 、多重直線回帰分析により生データから計算した。BMD値もまた、Tスコア(T-sc ore)(測定されるBMDを、若い健常なコントロールにおいて予測される値に関 係づける)およびZスコア(Z-score)(BMDを、年齢が一致するコントロールに関 係づける)として表した(J Bone Miner Res 1994;9:1137-1141)。骨粗鬆症の2 次的な原因(コルチコステロイドの使用、下垂体疾患、固定化、原発性副甲状腺 機能冗進症、新生物形成、甲状腺中毒症)を有する個体を除外した。研究グルー プの年齢範囲は、45〜88歳であり、59.8+0.71歳の平均(+sem)年齢であった。26 人(13.6%)が閉経前であり、そして残りが閉経後であった(閉経は6ケ月間月経 がないとして定義される)。閉経後の患者において、閉経の後の経過した年の範 囲は、13.3+0.77年の平均で、1から38年までばらついた。世界保健機関(WHO)の 定義によれば、研究グループの22.5%が正常であり、30.5%が骨粗鬆症であっり ;そして、47%が骨多孔性の骨粗鬆症であった。骨粗鬆症の罹患率は年齢ととも に増加するので、これらの比率は、女性の優勢な閉経後の同齢集団において予想 される。55人の個体(27.5%)は、臨床的に、そして脊髄X線像における1つ以上 のくさび形または両凹形の脊髄変形の存在によって診断される、脊髄圧迫性骨折 を有した。本発明者らは、Bowcockら(Nucl Acids Res 1989)によって最初に記載 された様々な数のタンデムリピート(VNTR)多型(末梢血から抽出されるゲノムDN A上のIL-6遺伝子の3'近接領域(flank)内に位置する)について研究した。多型は 、0.1ngのゲノムDNAを各反応におけるテンプレートとして用いるPCRによりタイ プ分けした。以下のプライマーをPCR反応において用いた(共に5'-3'を示す): GCAACTTTGAGTGTGTCACG(正方向)、およびTGACGTGATGGATGCAACAC(逆方向)。PC Rは、94℃1分;60℃1分;そして72℃1.5分を35サイクルでプログラムした0mni gene Thermal cycler(Hybaid,UK)を使用し、Taq DNAポリメラーゼ(Boehringer Mannheim)を用いて実行した。増幅産物は、5〜7%のポリアクリルアミド電気 泳動(PAGE)で分離し、エチジウムブロマイド染色により検出した。結果 研究された200人の個体にける遺伝子型の分析は、(約)675bp〜810bpの間に およぶ産物のサイズで、6つの長さの変異体の証拠を示した。この知見は、610b p〜760bpの間におよぶわずか4つの変異体が認められた先の報告(表1)と対照 をなす。これらの差異は、使用された異なる検出法にほとんど確かに起因する。 なぜなら、ここで使用されたようなPAGE電気泳動は小さな長さの変異体の検出に おいてアガロースゲル電気泳動より感度がよいからである。この食い違いをさら に研究するために、産物のDNA配列決定が行われたが、これは本発明者らが検出 した多型が、確かにBowcockにより記載されたTAリッチリピートであることを確 認した。本発明者らの産物の配列決定(表2)は、以前に公表された配列と殆ど 同一であるデータを示したが、検出された領域は同じであることを確認している 。これは、対立遺伝子分布(後を参照のこと)の研究とともに、Bowcockにより 報告されたB1、B2、B3、およびB4対立遺伝子が、ここで報告されるA,B,C、 およびFの変異体におそらく対応することを示唆する。しかし、Bowcockにより 用いられたアガロースゲル電気泳動の限定的な解像度は、CとDの対立遺伝子間 、DとEの対立遺伝子間、またはEとFの対立遺伝子間の相違を検出するために は不十分な感度を有し、従って、このことは、なぜこれらの付加的な対立遺伝子 が最初の報告で見落とされたかを説明する。 しかし、Bowcockのデータと調和することにおいて、本発明者らは、本発明者 らの集団におけるほとんどの個体は、2つの多型(F/F(BowcockのB4/B4遺伝子型 に対応する)およびC/F(BowcockのB3/B4遺伝子型に対応する))の1つを有する ことを見出した。全体的に、21個の可能な遺伝子型の8個が、上記の2つのカテ ゴリーの1つに分類される大多数の患者とともに見出された(表3)。 骨塩量に関するIL-6遺伝子型の分析は(表4)、F/F遺伝子型(n=117)における 脊髄BMD値に比べてC/F遺伝子型(n=54)における脊髄BMD値の間の高度に有意な差 を示した。この差は、骨密度がZスコア(-0.05+0.18対-0.60+0.11;p=0.011)で 表された場合、および調整されたBMD値が、年齢、閉経年齢、体重、身長、喫煙 、カルシウム摂取およびHRT使用のような交絡している環境的および擬人的変数 について補正するために、多重直線回帰分析(0.94+0.04対0.81+0.02;p=0.012) により計算された場合、統計的に有意であった。骨密度はまた、研究された他の 遺伝子型と比較してC/F遺伝子型においてより高かったが、少数のために、その 差は統計的な有意さには達しなかった。遺伝子型に個々に関連する環境的および 擬人的変数の試験は、F/F遺伝子型と比較してC/Fにおいて僅かであるが有意によ り高いわけではない(64.7+2.2kg対61.6+1.3kg;p=0.17)体重を除いて、2つのグ ループの間で差がないことを示した(データは示さず)。異なるグループにおけ る調整されたBMD値およびZスコア値の完全な詳細は、表4に示される。 従って、本発明はIL-6遺伝子の3'近接領域内の多型的TAリピートと骨塩量との 間の相関に関する。特に、交絡している環境的および擬人的変数の補正の後、C/ F遺伝子型の個体は、F/F遺伝子型の個体より有意に高いBMD値を有した。この関 連は、脊髄において高度に有意であり、そして同様の効果が股関節部において記 録された。C/F遺伝子型のBMD値はまた、ここで研究された全ての他の遺伝子型よ り高い傾向を示したが、その差は、まれな遺伝子型の数が少ないために統計的に 有意ではなかった。この関連の機構は明らかでない。なぜなら、多型は、明らか にIL-6遺伝子の非機能的部分におけるからである。それにもかかわらず、VNTRリ ピートは、ゲノムの別の部分において遺伝子発現の変動に関連し、そしてここで 規定されるTA多型は、IL-6 mRNA発現に対して何らかの影響を有し得ることが可 能である。遺伝子型間でのBMDにおける差は、C/F遺伝子型を有する個体のより高 い重量により部分的に説明され得るが、差は、統計的に有意ではなく、そしてい ずれの場合においても、BMDにおける差を部分的に説明し得るだけである。なぜ なら、これは重量を含めた交絡している環境的変数および擬人的変数の補正後に 残ったからである。 要約すれば、本発明は、3'近接のIL-6遺伝子における多型的変異体とBMDとの 間の強い相関の使用に位置し、このことは、この部位における遺伝子型分類は骨 粗鬆症の危険にある患者を同定することにおける臨床的価値を有することを示唆 する。C/F遺伝子型の個体は、ここで規定された他の遺伝子型の全てより高いBMD 値を有した。そのことは、発生している骨粗鬆症に対して比較的保護される個体 のサブグループの同定において適切である。 表1: IL-6 VNTRフラグメント長フラグメント長は、バンド移動を公知の分子サイズ(φ174/HaeIII消化およびpS Vpβal/RsaI消化)のマーカーと比較することにより計算した。 表2: IL-6 VNTRフラグメント配列決定データ 表3: IL-6 対立遺伝子分布 N/A:該当しない 表4: IL-6遺伝子型と骨密度の関係値は、±semの平均である。**p<0.02C/Fグループ対F/Fグループ;*p<0.05C/Cグ ループ対C/Fグループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グラント,ストルアン フレデリック エ アース イギリス国 エイビー9 2ゼットディー エイバーデン,フォレスターヒル(番地 なし),ポルワース ビルディング,デパ ートメント オブ メディシン アンド セラピュウティクス,ユニバーシティ オ ブ エイバーデン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.動物における骨粗鬆症のインビトロでの診断方法であって、該方法が該動物 のIL-6遺伝子の遺伝子型を決定する工程を包含する、方法。 2.骨粗鬆症の素因を有するかまたは骨粗鬆症に感受性である動物を同定する方 法であって、該方法が該動物のIL-6遺伝子の遺伝子型を決定する工程を包含する 、方法。 3.個体が、前記IL-6遺伝子の多型についてホモ接合体であるかまたはヘテロ接 合体であるかを決定する工程を含む、請求項1または請求項2に記載の方法。 4.前記IL-6遺伝子の遺伝子型の前記決定が、該IL-6遺伝子の3’近接領域の多 型を同定するために該IL-6遺伝子の3’近接領域をスクリーニングすることによ り達成され、該多型が前記動物における危険な遺伝子型の指標である、請求項1 から請求項3のいずれかに記載の方法。 5.前記スクリーニングが、前記IL-6遺伝子の3'近接領域内に配置される核酸配 列の増幅、該IL-6遺伝子の3'近接領域のサザンブロッティング、および該IL-6遺 伝子の3'近接領域の一本鎖立体配置多型(SSCP)のマッピングからなる技術の群よ り選択される技術により達成される、請求項4に記載の方法。 6.前記スクリーニングが、前記IL-6遺伝子の3'近接領域内に配置される核酸配 列の増幅によって達成される、請求項5に記載の方法。 7.前記増幅が、前記IL-6遺伝子の3'近接領域内に配置される核酸配列を増幅す るために適応される1つ以上のプライマーを用いるポリメラーゼ連鎖反応により 達成される、請求項6に記載の方法。 8.前記プライマーが、配列番号3および配列番号4からなるヌクレオチド配列 の群より選択されるヌクレオチド配列を有する、請求項7に記載の方法。 9.前記IL-6遺伝子の3'近接領域内に配置される前記核酸配列が、HindIIIまた はそのイソ制限酵素により認識される制限部位とRsaIのまたはそのイソ制限酵素 により認識される制限部位との間に配置される、請求項7に記載の方法。 10.前記多型が、前記IL-6遺伝子の3’近接領域内のTAリピート配列内に配置 される、請求項4に記載の方法。 11.前記危険な遺伝子型が、IL-6遺伝子型のホモ接合体である、請求項4から 請求項10のいずれかに記載の方法。 12.前記危険な遺伝子型が、IL-6遺伝子型のへテロ接合体であり、そして前記 核酸配列が675塩基対のサイズでなく、そして695塩基対のサイズでない、請求項 4から請求項10のいずれかに記載の方法。 13.前記多型が、配列番号1および配列番号2からなるヌクレオチド配列の群 より選択されるヌクレオチド配列を有する、請求項4に記載の方法。 14.前記動物がヒトである、請求項1から請求項13のいずれかに記載の方法 。 15.配列番号3に示される核酸配列を有する、単離された核酸分子。 16.配列番号4に示される核酸配列を有する、単離された核酸分子。 17.動物における骨粗鬆症を診断することにおける使用のための組成物であっ て、該組成物が該動物のIL-6遺伝子の3'近接領域の一部を増幅するために適応さ れる、1つ以上のプライマー核酸分子を含む、組成物。 18.骨粗鬆症の素因を有するかまたは骨粗鬆症に感受性である動物を同定する ことにおける使用のための組成物であって、該組成物が該動物のIL-6遺伝子の3' 近接領域の一部を増幅するために適応される、1つ以上のプライマー核酸分子を 含む、組成物。 19.前記核酸分子が、前記IL-6遺伝子の3'近接領域における多型を同定するこ とが可能であり、該多型が、前記動物の危険な遺伝子型の指標である、請求項1 7または請求項18に記載の組成物。 20.前記多型が、前記動物の前記IL-6遺伝子の3'近接領域内のTAリピート配列 内に配置される、請求項19に記載の組成物。 21.前記多型が、配列番号1および配列番号2からなるヌクレオチド配列の群 より選択されるヌクレオチド配列を有する、請求項19に記載の組成物。 22.前記プライマー核酸分子が、配列番号3および配列番号4からなるヌクレ オチド配列の群より選択されるヌクレオチド配列を有する、請求項17から請求 項21のいずれかに記載の組成物。 23.前記動物がヒトである、請求項17から請求項22のいずれかに記載の組 成物。 24.IL-6遺伝子の遺伝子型を決定するための1つ以上のプライマー核酸分子、 および骨粗鬆症の素因または感受性の危険とIL-6遺伝子型とを相関させるための 装置を含む、骨粗鬆症の素因または感受性の診断のためのキットであって、該装 置が、該キットを用いて得られる結果が骨粗鬆症の素因または感受性の危険とど のように相関するかを示す対照を含む、キット。 25.IL-6遺伝子の危険な遺伝予型と危険でない遺伝子型との間を区別するため に適用されるPCRプライマーを含む、請求項24に記載のキット。
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