JP2000509055A - 殺菌剤混合物 - Google Patents

殺菌剤混合物

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Abstract

(57)【要約】 (a1)下式I で表わされ、かつTがCHまたはNを意味し、nが0、1または2を意味し、Rがハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4ハロアルキルを意味するが、nが2である場合、2個のRは相互に異なる基を意味してもよいカルバマートおよび/または(a2)下式II で表わされ、かつXが水素またはアミノ(NH)を意味し、YがCHまたはNを意味し、Zが酸素、硫黄、アミノ(NH)またはC1−C4アルキルアミノ(N−C1−C4アルキル)を意味し、R’がC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C6ハロアルキニル、C3−C6シクロアルキルメチル、または部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/もしくは1から3個の以下の置換基、すなわちシアノ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオを持っていてもよいベンジルを意味する場合のオキシムエーテルと、(b)下式III で表わされ、かつL-がヒドロキシルまたはアセタート基を意味する場合の有機錫化合物とを相乗作用量含有することを特徴とする、殺菌剤混合物。

Description

【発明の詳細な説明】 殺菌剤混合物 本発明は、 (a1)下式I で表わされ、かつTがCHまたはNを意味し、nが0、1または2を意味し、R がハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4ハロアルキルを意味するが、nが 2である場合、2個のRは相互に異なる基を意味してもよいカルバマートおよび /または (a2)下式II で表わされ、かつXが水素またはアミノ(NH)を意味し、YがCHまたはNを 意味し、Zが酸素、硫黄、アミノ(NH)またはC1−C4アルキルアミノ(N− C1−C4アルキル)を意味し、R’がC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル 、C3−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル、C3− C6ハロアルキニル、C3−C6シクロアルキルメチル、または部分的もしくは完 全にハロゲン化されていてもよく、かつ/もしくは1から3個 の以下の置換基、すなわちシアノ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、 C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオを持って いてもよいベンジルを意味する場合のオキシムエーテルと、 (b)下式IIIで表わされ、かつL-がヒドロキシルまたはアセタート基を意味する場合の有機 錫化合物とを相乗作用量含有することを特徴とする、殺菌剤混合物。 さらに、本発明は上記化合物Iおよび/またはIIと上記化合物IIIとの混合物 で有害菌類を防除する方法ならびに上記化合物I、IIおよびIIIの、殺菌剤混合 物調製のための用途に関する。 上記化合物I、その製法およびその有害菌類に対する効果は、すでに文献に記 載されている(WO96/1256号公開公報、同96/1258号公開公報) 。 上記化合物II、その製法およびその有害菌類に対する奴果は、WO95/21 153号、同95/21154号、***特願19528651号各公開公報に記 載されている。 上記化合物III(L-=OH-の場合、CAS RN(76−87−9)、普通 名称フェンチンヒドロキシド、L-=CH3CO2 -の場合、米国特許349908 6号明細書、普通名称フェンチンアセタート)、その製法および有害菌類に対す る効果はすでに文献公知である。 本発明の目的は、これら公知化合物の施与量割合を低減し、かつ有効範囲を改 善するため、各有効成分を合併して、有害菌類に対して改善された防除効果を示 し、しかも施与されるべき各有効成分の合計量を低減し得る混合物(相乗作用混 合物)を提供することである。 しかるに、この目的は冒頭に掲記した混合物により達成され得ることが本発明 者らにより見出された。さらに、化合物Iおよび/またはIIと、化合物IIIとを 、合併して、または個別的に同時に施与し、あるいは順次に施与することにより 、これら各化合物を単独で使用する場合よりもさらに有効的に有害菌類を防除し 得ることも確認された。 本発明は、化合物IまたはIIと、化合物IIIとの二相混合物、および化合物I 、IIおよびIIIの三相混合物を包含する。 式Iは、ことに下表の各行における両基の組合わせから成るカルバマートを表 わす。 化合物I.12、I.23、I.32およびI.38がことに好ましい。 式IIにおいて、Xが酸素を、YがCHを意味する場合、およびXがアミノを、 YがNを意味する場合のオキシムエーテルが好ましい。 さらにZが酸素である場合の化合物II、R’がアルキルまたはベンジルを意味 する場合の化合物IIも好ましい。 本発明による相乗作用混合物に使用されるという観点からことに好ましい化合 物を下表に掲記する。表2 式中のZR’が下表Aに掲記される意味を有する場合の下式IIAの化合物 表3 式中のZR’が下表Aに掲記される意味を有する場合の下式IIBの化合物 C=Y二重結合に関連して、化合物IIは、E形態またはZ形態で存在し得る( カルボン酸作用に関連)。従って、本発明混合物において、化合物IIは純粋なE 型異性体またはZ型異性体として、またはE/Z型異性体混合物として使用され 得る。化合物IIのE/Z異性体混合物およびE異性体が有利に使用され得るが、 異性体がことに好ましい。 化合物IIの側鎖基におけるオキシムエーテル基のC=N二重結合は、純粋なE またはZ異性体の場合にも、E/Z異性体混合物の場合にも、常に存在し得る。 用途の観点からことに好ましい化合物IIは、側鎖末端のオキシムエーテル基がシ ス形態(ZR’に対するOCH3)に在る場合である。 化合物IおよびIIは、それぞれの塩基的性質により、無機もしくは有機の酸ま たは金属イオンと付加物または塩を形成し得る。 この無機酸の例としては、弗化水素酸、塩酸、臭化水素酸、沃化水素酸のよう なハロゲン化水素酸、硫酸、燐酸、硝酸が挙げられる。 適当な有機酸は、蟻酸、炭酸、アルカン酸、例えば酢酸、トリフルオロ酢酸、 トリクロロ酢酸、プロピオン酸、さらにグリコール酸、チオシアン酸、乳酸、こ はく酸、くえん酸、安息香酸、桂皮酸、オキサル酸、アルキルスルホン酸(炭素 原子数1から20の直鎖もしくは分岐アルキル基を有するスルホン酸)、アリー ルスルホン酸もしくはアリールジスルホン酸(1もしくは2個のスルホ基を結合 含有するフェニル、ナフチルのような芳香族基)、アルキルホスホン酸(炭素原 子数1から20の直鎖もしくは分岐アルキルを有するホスホン酸)、アリールホ スホン酸もしくはアリールジホスホン酸(1もしくは2個のホスホン酸を結合含 有するフェニル、ナフチルのような芳香族基)である。ただし、これらアルキル もしくはアリール基は、さらにp−トルエレスルホン酸、サリチル酸、p−アミ ノサリチル酸、2−フェノキシ安息香酸、2−アセトキシ安息香酸のような置換 基を持っていてもよい。 適当な金属イオンは、ことに第II主族元素、ことにカルシウム、マグネシウム 、第IIIおよびIV主族元素、ことにアルミニウム、錫、鉛、第I−VIII亜族元素 、ことにクロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛などのイオンで ある。ことに好ましいのは第IV周期亜族元素の金属イオンである。この場合の金 属は、可能な各種原子価のものでよい。 本発明混合物を調製する場合、純粋な作用組成分I、II、IIIを使用するのが 好ましく、必要に応じて、これに、有害菌類または有害な広義の虫類、例えば昆 虫、クモガタ綱動物、腺虫類に対するさらに他の防除有数組成分、または除草も しくは植物生長抑制組成分、さらには肥料を混合できる。 化合物Iおよび/またはIIの混合物、または化合物Iおよび/またはIIおよび IIIの同時に合わせての使用または個別での使用は、広範囲な植物病理学的菌類 、特に不完全菌類、子嚢菌類、藻菌類、または担子菌類に対する作用において優 れており、秀でている。これらの数種類は組織的に活性であり、茎葉または土壌 殺菌剤として使用可能である。 これらは種々の農作物、例えば綿花、野菜(例えばキュウリ、豆類およびウリ 類)、大麦、芝、オート麦、コーヒー、トウモロコシ、果実、イネ、ライ麦、大 豆、ブドウ、コムギ、鑑賞用植物、サトウキビおよび多種の種子における多種細 菌を防除するにあたり特に重要である。 新規の化合物は次のような植物病の防除に特に適している。 穀物類のエリシペ・グラミニス(Erysiphe graminis;うど ん粉病)、 ウリ科のエリシペ・キコラケアラム(Erysiphe cichorace arum)およびスフェロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fu liginea)、 リンゴのポドスフェラ・ロイコトリカ(Podosphaera leuco tricha)、 穀物類のプッキニア(Puccinia)種、 綿花、イネおよびシバのリゾクドニア種(Rhizoctonia)、 穀物類およびサトウキビのウスチラゴ(Ustilago)種、 リンゴのベンツリア・イネクアリス(Venturia inaeqalis ;腐敗病)、 穀物類のヘルミントスポリウム種(Helminthosporium)、 コムギのセプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)、 イチゴ、ブドウ、鑑賞植物および野菜のボトリチス・キネレア(Botryt is cinerea;灰色カビ)、 ナンキンマメのセルコスポラ・アラキジコラ(Cercospora ara chdicola)、 コムギおよびオオムギのシュードケルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Ps eudocercosporella herpotrichoides)、 イネのピリクラリア・オリザエ(Pyricularia orizae) ジャガイモおよびトマトのフィトピトラ・インフェスタンス(Phytoph thora infestans)、 ウリのシュードペロノスポラ・キューベンス(Pseudoperonosp ora cubense)、 ブドウのプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)、 ウリおよびホップのシュードセルコスポレラ(Pseudocercospo rella)種、 果実および野菜のアルテルナリア(Alternaria)種、 種々の植物のフサリウム(Fusarium)およびベルチキルリウム(Ve rticillium)種。 新規化合物を、例えばパエシロミセス・バリオッティ(Paecilomyc es variotii)からの資材保護(木材の保護)に用いることも可能で ある。 化合物I、IIおよびIIIを、同時に合わせて、または別々に、または順次 用いることが可能である。別々に用いる場合の順序は、通常はこの防除方法から 得られる結果に何ら影響を与えない。 化合物IおよびIII、またはIIおよびIIIは、通常10:1〜0.1: 1、特に5:1〜0.2:1、特に5:1〜1:1の重量比で用いられる。 所望の効果の性質により、本発明による混合物の施与割合は、1ヘクタールあ たり通常0.01〜3kg、好ましくは0.1〜1.5kg、特に0.1〜1. 0kgである。 化合物Iおよび/またはIIの場合の施与割合は、1ヘクタールあたり、通常 0.01〜0.5kg、好ましくは0.05〜0.5kg、特に0.05〜0. 4kgである。 同様に、化合物IIIの場合の施与割合は、1ヘクタールあたり通常0.01 〜0.5kg、好ましくは0.05〜0.5kg、特に0.05〜0.4kgで ある。 種子を処理する場合、種子1kgにあたりに通常必要とされる有効成分量は0 .001〜50g、好ましくは0.01〜10g、特に0.01〜8gである。 植物病理学的に有害な菌類を防除するにあたり、化合物Iおよび/またはII およびIIIの、または化合物Iおよび/またはIIおよびIIIの混合物の別 々もしくは合わせた施与が、種子、植物または土壌への噴霧または振りかけに より、植物の播種の前または後、或いは植物の発芽の前または後に行われる。 本発明による殺菌作用を有する相乗混合物は、例えば直接的に噴霧可能な溶液 、粉末、懸濁液、高濃度の水性、油性またはその他の懸濁液または分散液、エマ ルジョン、油性分散液、ペースト、ダスト剤、散布剤または顆粒の形で噴霧、ミ スト法、ダスト法、散布法または注入法によって適用することができる。適用形 式は、完全に使用目的に基づいて決定される。いずれの場合にも、本発明の有効 物質の可能な限りの微細分が保証されるべきである。 製剤は、公知方法により、例えば溶媒および/または担体を添加することによ り行われる。不活性添加剤、例えば乳化剤または分散剤を製剤に添加することも 一般的に行われる。 適する界面活性剤としては次のものが挙げられる。リグノスルホン酸、ナフタ レンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸おおよ び脂肪酸の各アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、並びにア ルキルスルホナート、アルキルアリールスルホナート、アルキルスルファート、 ラウリルエーテルスルファート、脂肪アルコールスルファート、硫酸化ヘキサ− 、ヘプタ−、オクタデカノールまたは脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、 硫酸化ナフタレンおよびナフタレン誘導体とホルムアルデヒドとの縮合生成物、 ナフタレン或はナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの 縮合生成物、ポリオキシエチレン−オクチルフェノールエーテル、エトキシル化 イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフ ェノールポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル 、アルキルアリールポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪 アルコール/エチレンオキシド縮合生成物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシ エチレンアルキルエーテル、エトキシル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアル コールポリグリコールエーテルアセタート、ソルビットエステル、リグニン−亜 硫酸塩廃液およびメチルセルロース。 粉末、振りかけ剤およびダスト剤は、化合物Iおよび/またはIIおよびII I、または化合物I、IIおよびIIIの混合物と、固体担体を、混合または一 緒に磨砕することにより製造することができる。 粒状体(例えば被覆−、含浸−および均質粒状体)は、有効物質を固状担体物 質に結合することにより製造することができる。 固状担体物質は、例えば鉱物土、例えばシリカゲル、珪酸、シリカゲル、珪酸 塩、滑石、カオリン、石灰石、石灰、白亜、膠塊粘土、石灰質黄色粘土、粘土、 白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、磨砕 合成材料、肥料、例えば硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモニウ ム、尿素および植物性生成物、例えば穀物粉、樹皮、木材およびクルミ穀粉、セ ルロース粉末および他の固状担体物質である。 通常、上記製剤形は0.1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の化 合物Iおよび/またはIIおよびIIIのいずれか、または化合物Iおよび/ま たはIIおよびIIIの混合物を含む。有効物質は純度90〜100%、特に9 5〜100%(NMRまたはHPLCスペクトルによる)で使用される。 化合物Iおよび/またはIIおよびIIIまたはその混合物、または対応の製 剤は、有害菌類またはこれらから保護されるべき植物、種子、土壌、表面、資材 または空間を、これらの混合物、個別施与の場合には化合物Iおよび/またはI IおよびIIIの殺菌有効量で処理することにより施与される。有害菌類により 被害が与えられる前または後のいずれにも施与可能である。 各化合物または混合物の殺菌作用を以下の実験で示す。 有効物質を、別々にまたは一緒に、70重量%のシクロヘキサノン、20重量 %のNekanil(登録商標)LN(Lutensol(登録商標)AP6、 エトキシル化アルキルフェノールを基礎とする乳化作用および分散作用を有する 湿潤剤)および10重量%のEmulphor(登録商標)EL(Emulan (登録商標)EL、エトキシル化脂肪アルコールを基礎とする乳化剤)から成る 混合物中の濃度20重量%の乳濁液として加工し、所望の濃度を得るために水で 希釈した。 被害を受けた葉面を%で評価し、上記実験を評価した。この%による値を効果 の程度として換算した。有効物質の混合物により、予期される効果の程度を以下 のコルビーの式[R.S.Colby、Weeds 15、20−22(196 7)]により算出し、実際に観察された効果の程度と対比した。 コルビーの式: E=x+y−x・y/100 で示され、式中 Eは濃度[a]および[b]の有効物質AおよびBの混合物を使用した場合の 、未処理対照の予想される効果程度(%)、 xは有効物質Aを濃度[a]で使用した場合の、未処理対照の効果程度(%) 、 yは有効物質Bを濃度[b]で使用した場合の、未処理対照の効果程度(%) をそれぞれ意味する。 上記効果(W)は以下のアボット[Abbot]の式 W=(1−α)・100/β により求められ、式中 αは処理後の植物の菌類による被害(%)、 βは未処理(対照)植物の菌類による被害(%)、 をそれぞれ意味する。 効果程度0は、処理された植物が未処理の植物と同様の被害を受けたことを示 し、効果100は処理された植物が全く被害を受けなかったことを示す。 実験例1−12 トマトにおけるPhytophthora infestans (カビ病原菌)に対する作用 Grosse Fleischtomateと称される種類の鉢植えトマトの 葉に、10%の有奴組成分、63%のシクロヘキサノンおよび27%の乳化剤か ら成るストック溶液から調製された水性懸濁液をしたたり落ちるまで噴霧、施与 した。翌日、このトマトの葉を上記病原菌胞子(遊走子)の水性懸濁液で感染さ せた。次いで、この被験植物を16−18℃の水蒸気飽和空調室内に置いた。6 日後、殺菌剤で処理されていない感染対照植物のトマト病原菌は、視覚的に観察 してその程度を%で表現できる程度までまん延した。 視覚的に測定された感染葉面面積のパーセンテージを、非処理対照に対する効 果(%)に転換した。効果0は非処理対照と同程度のまん延度を示し、効果 100はまん延度0%を意味する。有敦成分混合物に期待される効果は、コルビ ーの式(Weeds15(1967)20−22頁における、S.R.コルビー の「キャルキュレイティング、シナージスティック、アンド、アンタゴニスティ ック、レスポンセズ、オブ、ハービサイド、コンビネーションズ」と題する報文 参照)で算出され、観察された効果と対比される。対比例の結果が下表4、実施 例の結果が下表5に示される。 コルビーの式により算出 実験例13−25 トマトにおけるPhytophthora infestans (カビ病原菌)に対する作用 Grosse Fleischtomateと称される種類の鉢植えトマトの 葉に、10%の有奴組成分、63%のシクロヘキサノンおよび27%の乳化剤か ら成るストック溶液から調製された水性懸濁液をしたたり落ちるまで噴霧、施与 した。翌日、このトマトの葉を上記病原菌胞子(遊走子)の水性懸濁液で感染さ せた。次いで、この被験植物を16−18℃の水蒸気飽和空調室内に置いた。6 日後、殺菌剤で処理されていない感染対照植物のトマト病原菌は、視覚的に観察 してその程度を%で表現できる程度までまん延した。 視覚的に測定された感染葉面面積のパーセンテージを、非処理対照に対する効 果(%)に転換した。効果0は非処理対照と同程度のまん延度を示し、効果10 0はまん延度0%を意味する。有効成分混合物に期待される効果は、コルビーの 式(Weeds15(1967)20−22頁における、S.R.コルビーの「 キャルキュレイティング、シナージスティック、アンド、アンタゴニスティック 、レスポンセズ、オブ、ハービサイド、コンビネーションズ」と題する報文参照 )で算出され、観察された効果と対比される。対比例の結果が下表6、実施例の 結果が下表7に示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 19635508.7 (32)優先日 平成8年9月2日(1996.9.2) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG ,BR,CA,CN,CZ,GE,HU,IL,JP, KR,LV,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,S I,SK,TR,UA,US (72)発明者 アマーマン,エーバーハルト ドイツ国、D―64646、ヘペンハイム、フ ォン―ガーゲルン―シュトラーセ、2 (72)発明者 ロレンツ,ギーゼラ ドイツ国、D―67434、ハムバッハ、エル レンヴェーク、13 (72)発明者 シュトラトマン,ズィークフリート ドイツ国、D―67117、リムブルガーホー フ、ドナースベルクシュトラーセ、9 (72)発明者 シェルベルガー,クラウス ドイツ国、D―67161、ゲンハイム、トラ ミナーヴェーク、2 (72)発明者 ザウル,ラインホルト ドイツ国、D―67459、ベール―イゲルハ イム、ケーニヒスベルガー、シュトラー セ、9 (72)発明者 レイェンデッカー,ヨーアヒム ドイツ国、D―68526、ラーデンブルク、 シュタールビュールリング、79 (72)発明者 バイァ,ヘルベルト ドイツ国、D―68159、マンハイム、デー 3.4 (72)発明者 ミュラー,ルート ドイツ国、D―67159、フリーデルスハイ ム、フォン―ヴィーザー―シュトラーセ、 1 (72)発明者 シェラー,マリーア ドイツ国、D―76829、ランダウ、ヘルマ ン―ユルゲンス―シュトラーセ、30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a1)下式I で表わされ、かつTがCHまたはNを意味し、nが0、1または2を意味し、R がハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4ハロアルキルを意味するが、nが 2である場合、2個のRは相互に異なる基を意味してもよいカルバマートおよび /または (a2)下式II で表わされ、かつXが水素またはアミノ(NH)を意味し、YがCHまたはNを 意味し、Zが酸素、硫黄、アミノ(NH)またはC1−C4アルキルアミノ(N− C1−C4アルキル)を意味し、R’がC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル 、C3−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル、C3− C6ハロアルキニル、C3−C6シクロアルキルメチル、または部分的もしくは完 全にハロゲン化されていてもよく、かつ/もしくは1から3個の以下の置換基、 すなわちシアノ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキ シ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオを持っていてもよいベンジ ルを意味する場合のオキシムエーテルと、 (b)下式IIIで表わされ、かつL-がヒドロキシルまたはアセタート基を意味する場合の有機 錫化合物とを相乗作用量含有することを特徴とする、殺菌剤混合物。 2.化合物IまたはIIの、化合物IIIに対する重量割合が、10:1から0. 1:1の範囲であることを特徴とする、請求項1の殺菌剤混合物。 3.有害菌類、その環境、またはこれらが存在しないように保持されるべき植 物、種子、土壌、地域、材料または空間を、請求項1における式Iおよび/また は式IIの化合物と、請求項1における式IIIの化合物とにより処理することを包 含することを特徴とする、有害菌類の防除方法。 4.化合物IまたはIIと、化合物IIIとを、合併しまたは別個に、同時に施与 し、あるいは相次いで施与することを特徴とする、請求項3の方法。 5.有害菌類、その環境、またはこれらが存在しないように保持されるべき植 物、種子、土壌、地域、材料または空間を、0.01から0.5kg/haの化 合物Iおよび/またはIIで処理することを特徴とする、請求項3の方法。 6.有害菌類、その環境、またはこれらが存在しないように保持されるべき植 物、種子、土壌、地域、材料または空間を、0.01から0.5kg/haの化 合物IIIで処理することを特徴とする、請求項3の方法。 7.請求項1における化合物Iおよび/またはIIの、殺菌相乗作用混合物製造 のための用途。 8.請求項1における化合物IIIの、殺菌相乗作用混合物製造のための用途。
JP9538538A 1996-04-26 1997-04-22 殺菌剤混合物 Pending JP2000509055A (ja)

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