JP2000355534A - 薬剤、塗料ボールおよび他の調合物に使用することのできる、ゼラチンを含まない可撓性のあるカプセル材 - Google Patents

薬剤、塗料ボールおよび他の調合物に使用することのできる、ゼラチンを含まない可撓性のあるカプセル材

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JP2000355534A JP2000083141A JP2000083141A JP2000355534A JP 2000355534 A JP2000355534 A JP 2000355534A JP 2000083141 A JP2000083141 A JP 2000083141A JP 2000083141 A JP2000083141 A JP 2000083141A JP 2000355534 A JP2000355534 A JP 2000355534A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ゼラチンを含まない可撓性のあるカプセル材の
提供。 【解決手段】閉鎖内部室を限定し、動物性ゼラチンを含
有せず、ゼラチン状の性質を有するように変性された少
なくとも一種の植物性デンプンを含有する組成物から調
合されたカプセル、および前記カプセル内に含有されて
いる材料を有するカプセルに包まれた材料。前記変性さ
れたデンプンが約20〜約50%の量で存在し、前記水
が約20〜約60%の量で存在し、可塑剤が約10〜約
40%の量で存在する、前記カプセルに包まれた材料。
前記変性されたデンプンが、予めゼラチン化された酸化
小麦および他のデンプンを有し、さらに、前記材料がポ
リビニルアルコールを含有している前記カプセルに包ま
れた材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物性のゼラチン
を殆ど含まない可撓性のあるカプセルに関する。
【0002】
【従来の技術】配達具であるゼラチンカプセルを使用す
ることは、塗料ボール、薬剤ゼラチンカプセル、カプセ
ルを使用するビタミン/健康調合物、香水/化粧品/入
浴剤、およびゲル状物がカプセルに包まれた製品など、
数多くの技術分野でよく知られている。このようなカプ
セルは可撓性があり、容易に溶解する。
【0003】従来の、そして現在市販されているカプセ
ルの全ては動物性のゼラチンを使用して必要とされる可
撓性と強度との両方を持たせている。しかしながら、ヨ
ーロッパで現在非常によく知られている「狂牛」病のよ
うな病気の感染という観点から、動物性のゼラチンを使
用することが望ましくない場合があるようになってきて
いる。さらに、他の因子と共に健康を考慮して判断を下
す市場セグメントが増加していることに対応するため
に、動物性の成分を全く含まないカプセル製品への需要
が高まっている。
【0004】カプセル用調合物を記載している、数多く
の従来技術特許がある。米国特許第5,434,069号は洗剤
組成物中の反応しやすい成分を保護するカプセルを開示
している。カプセルの殻は、ポリビニルアルコール、ポ
リアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、カラギーナ
ン、グアガム、キサンタンガム、セルロースまたはタン
パク質より選択される水溶性重合体から形成されてい
る。
【0005】米国特許第5,641,512号はゼラチン、可塑
剤およびキサンチン誘導体から形成された柔軟な食用ゼ
ラチンカプセルを開示している。
【0006】米国特許第3,989,852号はセルロースを使
用してカプセルで包む方法を開示している。ゼラチン
は、好適な充填材として挙げられている。この特許は、
デンプンおよび水は乾燥すると脆い薄片状の層になるの
で、これらを使用しない方がよいことを教示している。
米国特許第4,935,243号は噛むことのできる、食用柔軟
ゼラチンカプセルを開示しており、このカプセルはゼラ
チンと水素化デンプン水解物とを含有している。米国特
許第5,817,323は、ゼラチン、可塑剤およびデンプンか
ら形成される柔軟な食用ゼラチンカプセルを開示してい
る。
【0007】
【発明の要約】本発明の目的は、動物性ゼラチンを含有
しない可撓性のあるカプセルを提供することである。驚
くべきことに、前記目的および他の目的は、ゼラチンに
類似する性質を有するように変性された植物性のデンプ
ンを使用することによって、達成される。
【0008】本発明は、閉鎖内部室を限定し、動物性ゼ
ラチンを含有せず、ゼラチン状の性質を有するように変
性された少なくとも一種の植物性デンプンを含有する組
成物から調合されたカプセル、および前記カプセル内に
含有されている物質を有する新規なカプセルに包まれた
物質を提供する。
【0009】本発明は、さらに、閉鎖内部室を限定し、
動物性ゼラチンを含有せず、ゼラチン状の性質を有する
ように変性された少なくとも一種の植物性デンプンを含
有する組成物から調合されたカプセル、および前記カプ
セル内に含有されている塗料を有する新規な塗料ボール
を提供する。
【0010】
【好ましい態様の記載】本発明による可撓性を有するカ
プセルは動物性ゼラチンを含有していない。ゼラチンの
代わりに、ゼラチンのような性質を有するように変性さ
れたデンプンを使用する。この可撓性カプセルは、例え
ば、塗料ボール、薬剤ゼラチンカプセル、カプセルを使
用するビタミン/健康調合品、香水/化粧品/入浴剤、
およびゲル状物をカプセルに封入した製品に使用するこ
とができる。
【0011】デンプンは以下の繰り返し単位を有する炭
水化物重合体である。
【0012】
【化1】 デンプンは、重合体中の繰り返し単位(n)数が広範に
亘って変化し、これはデンプン源によるところが大き
い。デンプンは、通常、約25%のアミロースと75%のア
ミロペクチンからなっている。科学者達は、現在のとこ
ろ、アミロースを直鎖状分子とわずかに分岐した分子と
の混合物であると考えており、アミロペクチンについて
は、著しく分岐した高分子量分子であると考えている。
ある種の穀物性のデンプンにおいては、アミロースの含
有量は、ロウ質の大麦、ロウ質のモロコシ、ロウ質のト
ウモロコシ中にあるのと同程度に低くて0〜1%であっ
てもよく、ある種のトウモロコシの雑種にみられるよう
に、50〜70%程度に高くてもよい。デンプンは、グリコ
シド結合によって連結されたグルコース単位の繰り返し
重合体であると記載されることが多い。
【0013】デンプンは、植物から得られる多糖であ
り、該植物の供給源としては、小麦、トウモロコシ、ジ
ャガイモ、タピオカおよび米が一般に市販されている。
本願で議論する様々な変性を行わなければ、デンプンは
顆粒状であることが多い、白色、半結晶性で味のない粉
末である。デンプンを十分な量の熱水、65℃以上程度の
湯と混合すると、不可逆のゼラチン化が起こる。ホルム
アミド、蟻酸および強塩基並びにある種の金属塩のよう
な化合物を添加することによって、より低い温度でデン
プン顆粒の膨潤を誘起する。一般に、市販、粉末状、微
粒状、ラウンドリー(laundry)、技術および食用とさ
れるものを含む、非常に多くの等級の純粋なデンプンを
入手することができる。食用デンプンを変性して可撓性
のあるカプセルを形成するのに使用するのが好ましい。
【0014】使用されるデンプンはゼラチンのような性
質を有するように変性しなくてはならない。ゼラチンの
ような性質としては、カプセルまたはフィルムに成形さ
れたときに可撓性と強度との両方を有することを含む。
この明細書の開示に基づいて、当業者であれば、本発明
による可撓性を有するカプセルを形成するのに好適な変
性デンプンを、容易に調合・選択することができる。例
に示されているように、対照として動物性のゼラチンを
使用すると、対照のゼラチンフィルムが有する可撓性お
よび強度の両方の少なくとも80%を有するフィルムを提
供する変性デンプンが好適である(少なくとも4の指
数)。好ましくは、対照のゼラチンフィルムが有する可
撓性および強度の両方の少なくとも90%を有するフィル
ムを提供する変性デンプンが選択される。ポリビニルア
ルコールなどのフィルム強化材を変性デンプンと組み合
わせたものも、必要な可撓性および強度の両方を提供す
るのに使用することができる。
【0015】デンプンの強度および可撓性を変性するた
めの好適な変性の例としては、架橋、重合体鎖上での官
能基の置換、酸化および酸やせ(acid-thinning)を挙
げることができる。デンプンは、公知の酸化技術によっ
て変性するのが好ましい。連邦規則法典(この参照によ
って本願に取り入れる)は、工業用または食品用のデン
プンおよび変性デンプンについて詳細に記載している。
例えば、21 CFR 172.892は食品用のデンプンの変性につ
いて記載しており、21 CFR 178.3520は工業用途用のデ
ンプンの変性を扱っている。デンプンを基材とする重合
体は、触媒を用いた、デンプンと水スラリーに溶解した
二塩基酸および水素供与性化合物との反応から得られる
反応ポリオールである。このスラリーは高温高圧にさら
されると、水溶液中で低粘度重合体を産する。分子の再
配列が起こり、形成されたデンプンから得られた重合体
は、構造において、天然のデンプンとは非常に異なって
いる。この重合体をさらに酸、塩基および架橋剤と反応
させることができる。
【0016】好ましい変性デンプンはレオックスが製造
しており、市販名称がEA-2865である小麦から得られ
る。EA-2865は、小麦のデンプンを物理的に変性するこ
とによって得られる即席用の(instant)または予めゼ
ラチン化されているデンプンである。
【0017】カプセル調合物の全重量に対して、変性デ
ンプンを約20〜約80重量%、好ましくは、約20〜約50重
量%で存在させるのがよい。
【0018】好ましい態様においては、この発明の可撓
性のあるカプセルは可塑剤と水とを含有する。
【0019】従来の可塑剤を全て利用することができ
る。好適な可塑剤の例としては、グリセリン、キシリト
ール、ソルビトール、ポリグリセロール、ソルビトール
の非晶性溶液、グルコース、フルクトース、および様々
な同等物(equivalents)を有するグルコースシロップ
を挙げることができる。市販の可塑剤は、ANIDRISORBで
あり、これは、ソルビトール、ソルビタン、マルティト
ールおよびマニトールの特許で保護された混合物であ
る。最も好ましい可塑剤はグリセリンである。
【0020】可塑剤は、カプセル調合物の全重量に対し
て、約5〜約50重量%、好ましくは約10〜約40重量%の
量で存在するのがよい。
【0021】水は、カプセル調合物の全重量に対して、
約10〜約70重量%、好ましくは約20〜約60重量%の量で
存在するのがよい。
【0022】カプセル調合物は、着色剤、調味料、香料
および重合体などの従来から使用されている添加剤も含
有することができる。所望であれば、変性デンプンと組
み合わせて未変性のデンプンを利用することもできる。
【0023】本発明のカプセルは公知の様々なカプセル
化方法で製造することができる。例えば、カプセルに包
まれる材料を水性のカプセル形成溶液に分散させるコア
セルベート処理によって、本発明のカプセルを調製する
ことができる。この手続において、変性デンプンおよび
電解液用の非溶剤が添加され、カプセルを作るためにpH
変化または圧力変化がなされる。このコアセルベート処
理の例は、米国特許第4,777,089号、第3,943,063号およ
び第4,978,483号に記載されており、この3つの全てを
この参照によってこの明細書に取り入れる。
【0024】本発明のカプセルは、米国特許第3,310,61
2号、第3,389,194号もしくは第2,799,897号、および英
国特許第1,390,503号に教示されている押出しノズルに
よって調製することができる。これらの方法において
は、カプセルに包まれる材料をノズルの不活性オリフィ
スを通して押し出す。同時に、カプセル形成溶液をノズ
ルの外側のオリフィスから押し出して、カプセルに包ま
れる材料の表面に均一な被膜を形成する。次いで、ノズ
ルオリフィスの端部で共押出し物を、空気、遠心力、刃
または運搬流体(carry fluid)によって破断して、カ
プセル形成材料の非溶剤中で硬化する液滴を形成するこ
とによって、カプセルを製造する。
【0025】米国特許第5,001,880号(この参照によっ
て、本願明細書に取り込む)は塗料ボールを形成する方
法を教示しており、この方法ではカプセルを2つの部分
で作って、一つに形造る。
【0026】前記方法は本発明を限定するものではな
い。
【0027】公知のゼラチン基材のカプセルの代わり
に、本発明のカプセルを使用することができる。例え
ば、塗料ボールを形成するときに、米国特許第5,393,05
4号(この参照によって本願明細書に取り入れる)に開
示されているゼラチンカプセルの代わりに、本発明のカ
プセルを使用することができる。塗料ボールが形成され
る際には、カプセルに包まれる塗料材料は約1〜約65%
のポリエチレングリコール、約25〜45%のデンプン、染
料および水を含有する。
【0028】カプセルが薬剤およびビタミンへの使用に
好適であるような、食品等級の変性されたデンプンを使
用することができる。薬剤とビタミンとの形成は当該技
術分野ではよく知られており、当業者であれば、薬剤お
よびビタミンへの使用のために、ここに記載されている
ゼラチンを含まない調合物を利用することができる。
【0029】以下の本発明を限定しない例を参照しなが
ら、本発明をさらに説明する。
【0030】
【実施例】35%の水、20%のグリセリン、および45%の
表1に示される試験成分を合わせ、得られた混合物を60
℃で30分間加熱することによって試験試料を作った。約
45度に傾けたガラス板上に混合物を注ぐことによってフ
ィルムを形成した。得られたフィルムを冷却してガラス
から剥がした。ゼラチンの対照フィルムは、素早く乾燥
する強靱で可撓性のあるものであった。得られた試験試
料を、ゼラチンの対照フィルムと比較することによっ
て、強度および可撓性について試験した。評価指標の5
は良、1は不良である。例えば、指標4はゼラチン基材
のフィルムに対して、約80%の強度または可撓性を有し
ていることを示す。試験結果を表1に示す。 表1
【0031】変性した予めゼラチン化された小麦デンプ
ンの内のあるものはゲルにこそなったが、好適なカプセ
ルを形成するために要求される強度と可撓性とを有して
いなかった。それらは、ガラスから剥がすときに、容易
に破れてしまった。酸やせさせた小麦デンプンは非常に
流動的であり、ゲル粘度に乾燥しなかった。公知のフィ
ルム形成剤であるポリビニルアルコールを使用したフィ
ルムは、良好な強度を示したが、可撓性は非常に悪かっ
た。レオックスがEA-2865という商品名で製造してい
る、予めゼラチン化した酸化小麦デンプンは、好適なカ
プセルを形成するのに要求される強度と可撓性の両方を
有していた。
【0032】上記に基づいて、予めゼラチン化した酸化
小麦デンプンとポリビニルアルコールとの組み合わせ
も、可撓性と強度とが求められる場合には、好適なカプ
セル材を提供すると思われる。
【0033】良好な可撓性を有するデンプンと良好な強
度を有するデンプンとを組み合わせてカプセル材を作る
と、優れた可撓性と強度との両方が得られるという結論
も得られる。
【0034】クレームされている発明を詳細に、特定の
態様を参照しながら記載してきたが、本発明の精神およ
び範囲から離れることなく、クレームされている発明に
様々な変更や修正を加えることができるのは、当業者に
は明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/50 A61K 7/50 47/36 47/36 C09D 5/00 C09D 5/00 Z 103/04 103/04 129/04 129/04 (72)発明者 ジェームス ガンビーノ アメリカ合衆国,ペンシルバニア州 19067,ヤードリー,ハーバード ドライ ブ 1018

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉鎖内部室を限定し、動物性ゼラチンを
    含有せず、ゼラチン状の性質を有するように変性された
    少なくとも一種の植物性デンプンを含有する組成物から
    調合されたカプセル、および前記カプセル内に含有され
    ている材料を有するカプセルに包まれた材料。
  2. 【請求項2】 前記変性されたデンプンが約20〜約80%
    の量で存在し、前記水が約10〜約70%の量で存在し、可
    塑剤が約5〜約60%の量で存在する、請求項1に記載の
    カプセルに包まれた材料。
  3. 【請求項3】 前記変性されたデンプンが約20〜約50%
    の量で存在し、前記水が約20〜約60%の量で存在し、可
    塑剤が約10〜約40%の量で存在する、請求項1に記載の
    カプセルに包まれた材料。
  4. 【請求項4】 前記変性されたデンプンが、ゼラチンの
    対照フィルムに比較して、少なくとも80%の強度および
    可撓性を有するフィルムを提供するように選択される、
    請求項1に記載のカプセルに包まれた材料。
  5. 【請求項5】 前記変性されたデンプンが、ゼラチンの
    対照フィルムに比較して、少なくとも90%の強度および
    可撓性を有するフィルムを提供するように選択される、
    請求項1に記載のカプセルに包まれた材料。
  6. 【請求項6】 前記変性されたデンプンが、予めゼラチ
    ン化された酸化小麦および第二デンプン(second starc
    h)を有している、請求項1に記載のカプセルに包まれ
    た材料。
  7. 【請求項7】 前記変性されたデンプンが、予めゼラチ
    ン化された酸化小麦および他のデンプンを有し、さら
    に、前記材料がポリビニルアルコールを含有している、
    請求項1に記載のカプセルに包まれた材料。
  8. 【請求項8】 前記可塑剤がグリセリンを含有する請求
    項2に記載のカプセルに包まれた材料。
  9. 【請求項9】 前記材料が塗料を有している請求項1に
    記載のカプセルに包まれた材料。
  10. 【請求項10】 前記材料が薬剤を有している請求項1
    に記載のカプセルに包まれた材料。
  11. 【請求項11】 前記材料がビタミンを有している請求
    項1に記載のカプセルに包まれた材料。
  12. 【請求項12】 前記材料が香料を有している請求項1
    に記載のカプセルに包まれた材料。
  13. 【請求項13】 前記材料が入浴用ゲル剤を有している
    請求項1に記載のカプセルに包まれた材料。
  14. 【請求項14】 閉鎖内部室を限定し、動物性ゼラチン
    を実質的に含有せず、ゼラチン状の性質を有するように
    変性された少なくとも一種の植物性デンプンを含有する
    組成物から調合されたカプセル、および前記カプセル内
    に含有されている塗料材を有する塗料ボール。
  15. 【請求項15】 前記塗料材が、約1〜約65%のポリエ
    チレングリコール、約25〜45%のデンプン、染料および
    水を含有する、請求項14に記載の塗料ボール。
  16. 【請求項16】 前記変性されたデンプンが約20〜約80
    %の量で存在し、約10〜約70%の量の水も含有し、さら
    に約5〜約60%の量で可塑剤も含有する、請求項14に
    記載の塗料ボール。
  17. 【請求項17】 前記変性されたデンプンが約20〜約50
    %の量で存在し、前記水が約20〜約60%の量で存在し、
    可塑剤が約10〜約40%の量で存在する、請求項16に記
    載の塗料ボール。
  18. 【請求項18】 前記変性されたデンプンが、ゼラチン
    の対照フィルムに比較して、少なくとも80%の強度およ
    び可撓性を有するフィルムを提供するように選択され
    る、請求項14に記載の塗料ボール。
  19. 【請求項19】 前記変性されたデンプンが、ゼラチン
    の対照フィルムに比較して、少なくとも90%の強度およ
    び可撓性を有するフィルムを提供するように選択され
    る、請求項1に記載の塗料ボール。
  20. 【請求項20】 前記変性されたデンプンが、予めゼラ
    チン化された酸化小麦を含有する、請求項14に記載の
    塗料ボール。
  21. 【請求項21】 前記変性されたデンプンが、予めゼラ
    チン化された酸化小麦およびポリビニルアルコールを含
    有する、請求項14に記載の塗料ボール。
  22. 【請求項22】 前記可塑剤がグリセリンを含有する請
    求項16に記載の塗料ボール。
JP2000083141A 1999-03-24 2000-03-24 薬剤、塗料ボールおよび他の調合物に使用することのできる、ゼラチンを含まない可撓性のあるカプセル材 Withdrawn JP2000355534A (ja)

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