JP2000349384A - サブマウント及び半導体レーザ装置 - Google Patents

サブマウント及び半導体レーザ装置

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JP2000349384A
JP2000349384A JP11159140A JP15914099A JP2000349384A JP 2000349384 A JP2000349384 A JP 2000349384A JP 11159140 A JP11159140 A JP 11159140A JP 15914099 A JP15914099 A JP 15914099A JP 2000349384 A JP2000349384 A JP 2000349384A
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Kazuhiko Adachi
一彦 安達
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体レーザ素子のアライメント調整を容易に
できると共に装置の小型化を図る。 【解決手段】サブマウント4を形成するとき、上下両面
が研磨されたシリコン基板41の(100)面にSiO
2膜を成長させて上面に一定幅の溝を有する酸化膜のパ
ターンをつくる。酸化膜のパターンをマスクにして液相
エッチングによりシリコン基板の(100)面の露出部
をエッチングして、シリコン基板41の(100)面に
対して角度が54.74度傾いた傾斜面を有し、半導体
レーザ素子5の幅と一致する逆台形状の溝42を形成す
る。サブマウント4の溝42に半導体レーザ素子5を取
り付け、半導体レーザ素子5のレーザ出射方向をサブマ
ウント4の溝42と精度良く一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体レーザユニ
ットや光ピックアップなどの光集積モジュールにおける
半導体レーザ素子を実装するサブマウント及び半導体レ
ーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ技術の進歩とデータ
量の急激な増加に伴い、補助記憶装置の高速化と大容量
化が要求されている。このため音楽用CDやその他CD
−ROM,MD等の各種光ディスクの需要が増加してい
る。これら光ディスクに対する要望として光源の短波長
化による大容量化と低コスト化及び小型化がある。これ
らの要望に対応するため、ビーム生成と光分岐と誤差信
号生成等の機能を持つホログラム素子(HOE)と光源
の半導体レーザ素子とレーザのパワーをモニターするモ
ニター用ホトダイオード及び光ディスクから反射してき
た各種信号を受光するための信号検出用ホトダイオード
を一体化したホログラムピックアップが使用されてい
る。ホログラムピックアップは半導体レーザ素子から出
射した光をホログラム素子の裏面に形成された回折格子
によりメインビームと二つの副ビームに分け、回折格子
を通過したメインビームと二つの副ビームはホログラム
素子を0次光として通過し、コリメートレンズにより平
行光に変換された後、対物レンズにより光ディスクに集
光される。光ディスクで強度変調を受けた反射光は対物
レンズとコリメートレンズを通過した後、ホログラム素
子により回折されて一次回折光として信号検出用ホトダ
イオードに集められる。
【0003】このホログラムピックアップの構成は、図
7に示すように、円形金属部材からなるステム1と、ス
テム1にガラスで絶縁して設けたピン2と、無酸素銅で
形成されステム1のほぼ中央に接合されたヒートシンク
3と、ヒートシンク3に接合されたサブマウント4を有
する。サブマウント4には半導体レーザ素子プ5が接合
されている。この半導体レーザ素子5の発光点は円形の
ステム1の中心にできるようにアライメントされてい
る。半導体レーザ素子5の下には半導体レーザパワーの
モニター用ホトダイオード6が配置されている。このモ
ニター用ダイオード6は光ディスクからの反射光が再び
半導体レーザ素子5に戻ってレーザ動作を不安定にさせ
ないために傾けて配置される。ヒートシンク3の上面に
は光ディスクからの情報を含んだ反射光を検出するため
の信号検出用ホトダイオード7が配置されている。この
信号検出用ホトダイオード7も極めて高い精度で所定の
位置に配置されてる。各デバイスはピン2とボンディン
グワイヤで電気的に接続されている。なお、図7におい
ては内部の構造を判り易くするためにホログラム光学素
子とキャップは省略してある。
【0004】このホログラムピックアップは部品点数の
低減や、半導体レーザ素子等を気密封止することによる
対環境性の向上と小型軽量化が図れ、面倒な光軸等の調
整が簡単であり低コスト化が可能になる等の利点があ
る。
【0005】しかしながらホログラムピックアップを作
製するときは極めて高精度な実装技術が要求される。具
体的にはステム1の中央に半導体レーザ素子5の中心を
配置する必要があること、信号検出用ホトダイオード7
の中心と半導体レーザ素子5の発光点とのX方向とY方
向のバラツキは±5μm程度であり、半導体レーザ素子
5自身の回転傾き角は±0.5度、出射角度は約±3度
の精度が要求される。したがってホログラムピックアッ
プを作製するときに画像認識機能の付いた実装装置を使
用する必要があり、低コスト化を困難にしていた。ま
た、半導体レーザ素子5は幅が300μm、長さが60
0μm、厚さが100μm程度と小さいためアライメン
ト調整を困難にしていた。
【0006】この半導体レーザ素子5と信号検出用ホト
ダイオード7のアライメントプロセスの一例を図7を参
照して説明する。まず、サブマウント5に半導体レーザ
素子5を接合する。このときサブマウント4に平行に半
導体レーザ素子5を配置し、その出射端面はサブマウン
ト4から10μm程度突き出して配置する。この半導体
レーザ素子5を取り付けたサブマウント4をステム1の
中心に半導体レーザ素子5の発光点ができるようにヒー
トシンク3の側面に接合する。このとき半導体レーザ素
子5の出射角がステム1に垂直になるように配置する。
次に、ヒートシンク3の上面に加熱併用型UV接着剤を
塗布して、信号検出用ホトダイオード7をピックアップ
して半導体レーザ素子5の発光点を見ながら所定の位置
に配置する。一般に半導体レーザ素子5と信号検出用ホ
トダイオード7の距離は数100μm離れているため、
このような作業には比較的遠い2点を同一画像で認識す
る2視野顕微鏡が使われている。
【0007】このように従来のホログラムピックアップ
の作製では複雑な工程と高価なアライメント装置を必要
とし、コスト低減を困難にしていた。これに対して特開
平6−188522号公報に示された半導体レーザ装置
は、図8に示すように、シリコンで形成され内部に半導
体レーザパワーのモニター用ホトダイオードとして機能
するPN接合面21を設けたヒートシンク3を有する。
このヒートシンク3の上面に段差を設け、平行な上段面
22と下段面23の境界部を傾斜面24で形成してい
る。そして、半導体レーザ素子5のモニター光出射端面
25の下辺を傾斜面24の下端部に突き当てて半導体レ
ーザ素子5とヒートシンク3の角度アライメント調整を
して半導体レーザ素子5をヒートシンク3の下段面23
の電極26に接合している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平6
−188522号公報に示された半導体レーザ装置はヒ
ートシンクと半導体レーザ素子のアライメントは考慮さ
れているが、半導体レーザ素子をヒートシンクに取り付
けるときに半導体レーザ素子自体に触れてアライメント
する必要があり、場合によっては半導体レーザ素子を破
損するおそれがある。また、ヒートシンクをステムに実
装する際のアライメント調整は考慮されていなく、半導
体レーザ素子を取り付けたヒートシンクをステムに取り
付けるときのアライメント調整は依然として困難であ
る。
【0009】この発明はかかる短所を改善し、半導体レ
ーザ素子のアライメント調整を容易にできると共に装置
の小型化することができるサブマウントと半導体レーザ
装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るサブマウ
ントは、直方体の基板の半導体レーザ素子を取り付ける
面に半導体レーザ素子の幅に応じた溝を有し、溝を案内
にして半導体レーザ素子を取り付けることを特徴とす
る。
【0011】上記基板をシリコンで形成し、半導体レー
ザ素子を案内して取り付ける溝をシリコンの(100)
面をエッチングにより形成すると良い。
【0012】この発明に係る半導体レーザ装置は、金属
部材からなるステム上に接合されたヒートシンクと、半
導体レーザ素子が接合されてヒートシンクに接合される
サブマウントを有する半導体レーザ装置において、直方
体の基板の半導体レーザ素子を取り付ける面に半導体レ
ーザ素子の幅に応じた溝を有し、溝を案内にして半導体
レーザ素子を取り付けたサブマウントのレーザ光の出射
側端部をヒートシンクの上面の先端部に位置決めして接
合したことを特徴とする。
【0013】また、この発明に係る他の半導体レーザ装
置は、金属部材からなるステム上に接合されたヒートシ
ンクと、半導体レーザ素子が接合されてヒートシンクに
接合されるサブマウントを有する半導体レーザ装置にお
いて、直方体の基板の半導体レーザ素子を取り付ける面
に半導体レーザ素子の幅に応じた溝を有し、溝を案内に
して半導体レーザ素子を取り付けたサブマウントのレー
ザ光の発光点とレーザ光の出射方向をステムに接合した
ヒートシンクとステムにより位置決めしてサブマウント
をヒートシンクに接合したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明のサブマウントはシリコ
ンの単結晶からなる直方体のシリコン基板の上面に溝を
有する。サブマウントの溝には半導体レーザ素子を取り
付ける。このサブマウントを形成するときは、上下両面
が研磨されたシリコン基板の(100)面にSiO2
を成長させて上面に一定幅の溝を有する酸化膜のパター
ンをつくる。この酸化膜のパターンをマスクにして液相
エッチングによりシリコン基板の(100)面の露出部
をエッチングして、シリコン基板の(100)面に対し
て角度が54.74度傾いた傾斜面をもつ逆台形状の溝
を形成する。この溝はシリコンの結晶性から酸化膜のパ
ターンの幅により定まりで正確な寸法精度が得られる。
そこで逆台形状の溝の底面の幅を半導体レーザ素子の幅
と一致するように酸化膜のパターン幅を定める。このサ
ブマウントに半導体レーザ素子を取り付けるとき、半導
体レーザ素子の幅方向を高精度に形成された溝の傾斜面
の下端部に突き当てて配置することにより、半導体レー
ザ素子のレーザ出射方向をサブマウントの溝と極めて精
度良く一致させる。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のサブマウントの
側面図である。図に示すサブマウント4はシリコンの単
結晶からなる直方体のシリコン基板41の上面に溝42
を有する。サブマウント4の溝42には、図2の斜視図
に示すように、半導体レーザ素子5を取り付ける。
【0016】このサブマウント4を形成するときは、図
3の側面断面図に示すように、上下両面が研磨されたシ
リコン基板41の(100)面にウェット酸化法を用い
てSiO2 の熱酸化膜を例えば1μm成長させて上面に
幅Wの溝を有する酸化膜43のパターンをつくる。この
ときシリコン基板41の両面に酸化膜43,44が成長
する。次に、成長させた酸化膜43のパターンをマスク
にして液相エッチングによりシリコン基板41の(10
0)面の露出部をエッチングする。このエッチングによ
りシリコン基板41の(100)面に対して角度θ=5
4.74度傾いた傾斜面をもつ逆台形状の溝42が形成
される。この溝42はシリコンの結晶性から酸化膜43
のパターンの幅Wにより定まりで正確な寸法精度が得ら
れる。そして逆台形状の溝42の底面の幅Wbは溝42
の深さをdとすると、Wb=W−2dcotθで定められ
る。この幅Wbを半導体レーザ素子5の幅と一致するよ
うに酸化膜43のパターンの幅Wを半導体レーザ素子5
の幅と高さに応じて定める。例えば幅が300μm、長
さが600μm、厚さが100μmの半導体レーザ素子
5を装着する場合、溝42の形状は深さd=100μ
m、底面の幅Wb=300μmにすれば良いから、酸化
膜43のパターンの幅Wは441μm程度になる。この
溝42の長さは半導体レーザ素子5の長さ以上あれば良
い。また溝42の深さdは半導体レーザ素子5と同一で
なくとも良い。溝42を形成した後、サブマウント4の
裏面を保護して、表面の酸化膜43を除去する。この酸
化膜43を除去した表面にTi,Pt,Auを順次積層
する。その後、溝42に直交するように両端を切り出し
て所定の直方体にしてサブマウント4を完成する。
【0017】このサブマウント4に半導体レーザ素子5
を取り付けるときは、サブマウント4の溝42の一方の
端部から半導体レーザ素子5の先端を10μmから20
μm突き出してAu−Sn共晶ハンダを用い、窒素中で
300℃、数10秒で熱処理・急冷して共晶合金化させ
接合し、図2に示すように、半導体レーザ素子5を溝4
2の底面に固定する。この半導体レーザ素子5を溝42
の底面に固定するとき、半導体レーザ素子5の幅方向を
高精度に形成された溝42の傾斜面の下端部に突き当て
て配置することにより、半導体レーザ素子5のレーザ出
射方向をサブマウント4の溝42と極めて精度良く一致
させることができる。
【0018】この半導体レーザ素子5を接合したサブマ
ウント4を、例えば図7に示したホログラムピックアッ
プの半導体レーザ装置に使用する場合について説明す
る。ホログラムピックアップのステム1の上面には、図
4の斜視図に示すように、ヒートシンク3とパワーモニ
ター用ホトダイオード6を取り付けるときのガイド部1
1を有する。ガイド部11はステム1の上面に対して垂
直に設けられたガイド面12と、ガイド面12に対して
一定角度傾いた傾斜面からなるガイド面13を有する。
そして無酸素銅に金メッキした直方体のヒートシンク3
は一方の端面をガイド面12に突き当ててステム1の上
面に接合する。このヒートシンク3の上面に半導体レー
ザ素子5を接合したサブマウント4を接合する。そして
ガイド面13にパワーモニタ用ホトダイオード6を接合
してホログラムピックアップの半導体レーザ装置を形成
する。
【0019】このサブマウント4をヒートシンク3に接
合するときは、ヒートシンク3の上面の先端部にサブマ
ウント4の出射側端部を位置決めしてサブマウント4を
配置して固定し、半導体レーザ素子5の出射方向のアラ
イメントを行う。このヒートシンク3に接合したサブマ
ウント4に有する半導体レーザ素子5の発光点がステム
1の中心にくるようにヒートシンク3の大きさとステム
1のガイド部11の位置が定められている。したがって
半導体レーザ素子5の発光点のアライメントはサブマウ
ント4の位置を調整すれば良く、半導体レーザ素子5に
触れて破損することなしに発光点のアライメントをする
ことができる。また、半導体レーザ素子5から出射する
レーザ光の出射角のアライメントはサブマウント4の出
射側端部とヒートシンク3の端部を一致させることで正
確なアライメントをすることができる。
【0020】また、サブマウント4に熱伝導率がほぼ1
50W/m・Kと優れているシリコンを使用することに
より半導体レーザ素子5で発する熱をヒートシンク3に
効率良く伝えることができる。
【0021】上記実施例はサブマウント4の出射側端部
とヒートシンク3の端部を一致させて半導体レーザ素子
5から出射するレーザ光の出射角のアライメントをする
場合について説明したが、図5の斜視図に示すように、
サブマウント4の長さをヒートシンク3の長さと同じに
してサブマウント4の半導体レーザ素子5が取り付けら
れた部分と反対側の端部の下辺をステム1の傾斜面から
なるガイド面13の下端部に突き当ててサブマウント4
をヒートシンク3に接合しても良い。このようにサブマ
ウント4の端部下辺をステム1のガイド面13の下端部
に突き当ててサブマウント4をヒートシンク3に接合す
ることにより、半導体レーザ素子5からのレーザ光の出
射方向のアライメントを高精度で行うことができる。
【0022】上記実施例は長方形のヒートシンク3の上
面にサブマウント4を接合した場合について説明した
が、図6(a)の平面図と(b)の側面図に示すよう
に、L字状のヒートシンク3aをステム1の中央部に位
置決めして接合し、ヒートシンク3aのL字状になって
90度交差した二つの側面のコーナ部にサブマウント4
の側面端部を突き当て、サブマウント4の半導体レーザ
素子5を接合した位置と反対側の面をステム1の上面に
突き当てることにより、半導体レーザ素子5の発光点を
ステム1の中心にアライメントするようにしても良い。
そしてパワーモニター用ホトダイオード6をステム1の
上面のヒートシンク3aの近傍に接合し、信号検出用ホ
トダイオード7をヒートシンク3aの上面に接合する。
このように信号検出用ホトダイオード7をヒートシンク
3aの上面に接合することにより、信号検出用ホトダイ
オード7とサブマウント2の端部を接近させることがで
き、顕微鏡でアライメントするときに、2視野顕微鏡を
必要とせずに1つの視野で観察することができ、簡単な
装置で容易にアライメントすることができる。
【0023】上記各実施例はサブマウント4の溝42を
エッチングを用いて形成した場合について説明したがダ
イシングで形成しても良い。この場合は、半導体プロセ
スを使用する必要がないので低コスト化を図ることがき
る。また、シリコン以外の熱伝導度の良好な材料を使用
することができるなどの利点がある。
【0024】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、直方体
の基板の半導体レーザ素子を取り付ける面に半導体レー
ザ素子の幅に応じた溝を有し、溝を案内にして半導体レ
ーザ素子を取り付けるようにしたから、半導体レーザ素
子のレーザ出射方向をサブマウントの溝と極めて精度良
く一致させることができる。
【0025】また、サブマウントの基板をシリコンで形
成し、半導体レーザ素子を案内して取り付ける溝をシリ
コンの(100)面をエッチングにより形成するから、
半導体レーザ素子を案内して取り付ける溝を高精度に形
成することができ、半導体レーザ素子のレーザ出射方向
を正確に定めることができる。
【0026】さらに、溝を案内にして半導体レーザ素子
を取り付けたサブマウントのレーザ光の出射側端部を金
属部材からなるステム上に接合されたヒートシンクの上
面の先端部に位置決めして接合するときにより、サブマ
ウントに取り付けた半導体レーザ素子の発光点とレーザ
出射方向を正確に定めることができる。
【0027】また、溝を案内にして半導体レーザ素子を
取り付けたサブマウントのレーザ光の発光点とレーザ光
の出射方向をステムに接合したヒートシンクとステムに
より位置決めすることにより、半導体レーザ素子の発光
点とレーザ出射方向を正確にアライメントすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のサブマウントの側面図であ
る。
【図2】半導体レーザ素子を取り付けたサブマウントを
示す斜視図である。
【図3】サブマウントを形成するときの処理を示す側面
断面図である。
【図4】上記サブマウントを使用した半導体レーザ装置
の斜視図である。
【図5】上記サブマウントを使用した第2の半導体レー
ザ装置の斜視図である。
【図6】上記サブマウントを使用した第3の半導体レー
ザ装置の配置図である。
【図7】ホログラムピックアップの構成を示す斜視図で
ある。
【図8】従来例の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1;ステム、3;ヒートシンク、4;サブマウント、
5;半導体レーザ素子、6;パワーモニター用ホトダイ
オード、7;信号検出用ホトダイオード。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直方体の基板の半導体レーザ素子を取り
    付ける面に半導体レーザ素子の幅に応じた溝を有し、溝
    を案内にして半導体レーザ素子を取り付けることを特徴
    とするサブマウント。
  2. 【請求項2】 上記基板をシリコンで形成し、半導体レ
    ーザ素子を案内して取り付ける溝をシリコンの(10
    0)面をエッチングにより形成する請求項1記載のサブ
    マウント。
  3. 【請求項3】 金属部材からなるステム上に接合された
    ヒートシンクと、半導体レーザ素子が接合されてヒート
    シンクに接合されるサブマウントを有する半導体レーザ
    装置において、 直方体の基板の半導体レーザ素子を取り付ける面に半導
    体レーザ素子の幅に応じた溝を有し、溝を案内にして半
    導体レーザ素子を取り付けたサブマウントのレーザ光の
    出射側端部をヒートシンクの上面の先端部に位置決めし
    て接合したことを特徴とする半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 金属部材からなるステム上に接合された
    ヒートシンクと、半導体レーザ素子が接合されてヒート
    シンクに接合されるサブマウントを有する半導体レーザ
    装置において、 直方体の基板の半導体レーザ素子を取り付ける面に半導
    体レーザ素子の幅に応じた溝を有し、溝を案内にして半
    導体レーザ素子を取り付けたサブマウントのレーザ光の
    発光点とレーザ光の出射方向をステムに接合したヒート
    シンクとステムにより位置決めしてサブマウントをヒー
    トシンクに接合したことを特徴とする半導体レーザ装
    置。
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