JPH1166590A - 光集積ユニット、光ピックアップ装置およびdvdシステム - Google Patents

光集積ユニット、光ピックアップ装置およびdvdシステム

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JPH1166590A
JPH1166590A JP9220331A JP22033197A JPH1166590A JP H1166590 A JPH1166590 A JP H1166590A JP 9220331 A JP9220331 A JP 9220331A JP 22033197 A JP22033197 A JP 22033197A JP H1166590 A JPH1166590 A JP H1166590A
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JP
Japan
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silicon substrate
integrated unit
optical integrated
laser
semiconductor laser
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JP9220331A
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English (en)
Inventor
Ichiro Uchisaki
崎 一 郎 内
Seiji Iida
田 清 次 飯
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の光路が遮蔽されることなく、放熱
が良好で短波長レーザの搭載が可能となる光集積ユニッ
ト、光ピックアップ装置およびDVDシステムを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 シリコン基板と、前記シリコン基板の主
面上にマウントされた半導体レーザ素子と、を備え、前
記シリコン基板は、前記レーザ光を前記主面に対して垂
直な方向に反射するように前記主面に対して傾斜したミ
ラー面をさらに有し、且つ前記半導体レーザ素子から放
出される前記レーザ光の一部が前記主面に遮られないよ
うに前記主面の一部が掘り下げられた凹部が設けられ、
前記ミラー面は前記凹部の側壁に連続的に延在するもの
として構成され、レーザの活性層をシリコン基板に近づ
けてマウントしても、レーザ光が遮蔽されることがなく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光集積ユニット、
光ピックアップ装置およびDVDシステムに関する。よ
り具体的には、本発明は、DVD用光ピックアップヘッ
ドに用いて好適な、短波長レーザを用いた、小型で温度
特性の良好な光集積ユニット、光ピックアップ装置およ
びDVDシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク・システムは、小型で大容量
のデータを記録できるために、広く実用化されている。
特に、DVD(Digital Versatile
Disc)システムは、次世代のムービー、ROM、R
AMなどの主要なシステムとして、その実用化が急速に
進められている。
【0003】図8(a)は第一世代のCD(含むCD−
ROM)用光ピックアップヘッドの光学系を表す概念図
である。光学部品の多さ・調整が複雑な事から、これは
ホログラムや検出用分割PDを内蔵した図8(b)の如
き第二世代に移行した。
【0004】図9は、さらに次世代の平面パッケージ型
の光集積ユニットを表す概略斜視図およびその一部拡大
図である。これを例にして従来技術を説明する。まずC
D用光源は、GaAlAsを主材料とした波長780n
mのLDである。LD端面から放射された光は45°傾
斜したSi(111)ミラー面で反射されてSi基板の
垂直方向に放射される。その後ホログラム及びレンズを
通過して光ディスク上の1/0信号を検知する。ディス
クからの反射光は再びレンズ、ホログラム(第1次回折
光を生じる)を通過して検出用分割PDに入る。この光
が信号検出、フォーカスエラー検出、トラッキングエラ
ー検出用として各フォトダイオード(PD)に入射す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1996年よ
り実用が開始されたDVD規格においては、従来のコン
パクト・ディスクと同一のサイズの光ディスクに片面で
約5Gバイトと言う大記録容量を実現する必要がある。
これは、従来のコンパクト・ディスクの約8倍の情報量
である。この様な高密度記録を実現するための方策とし
て、LDの波長を短波長化することによりビーム径を縮
小する方法が考えられる。このためには、波長650n
mのInGaP/InGaAlP系半導体レーザを使い
ることが望ましい。ところが、この材料は従来のCD用
のGaAlAs系(波長780nm)に比べ温度特性が
劣るため、従来の光モジュール構造をそのまま流用でき
ないという問題があった。
【0006】本発明者は、独自の検討の結果、従来の光
集積ユニットとInGaP/InGaAlP系DVD用
短波長半導体レーザ(波長650nm)とを組み合わせ
た場合に生ずる問題について定量的な知得を得るに至っ
た。以下に、図2の様なモジュールを流用する際に生ず
る問題点を述べる。
【0007】図10は、CD用とDVD用LDの相違を
説明する概念図である。すなわち、同図(a)及び
(b)は、それぞれCD用のGaAlAs系レーザの発
振特性と断面構造を表す。また、同図(c)及び(d)
は、それぞれDVD用のInGaAlP系レーザの発振
特性と断面構造を表す。
【0008】CD用のGaAlAs系レーザの波長は約
780nmであり、最大発振温度Tmaxは約150℃
である。ここで、「最大発振温度」とは、それ以上の温
度では所定の光出力が得られない上限の温度をいう。
【0009】一方、DVD用のInGaAlP系レーザ
の波長は約650nmと短波長であるが、材料固有の物
性のためTmaxは約90℃であり、GaAlAs系レ
ーザと比較して約60℃低い。このように温度特性が劣
るのは、主に、InGaAlP系材料の熱抵抗が高いこ
とや、いわゆるキャリア・オーバフローが生じやすいこ
となどに起因している。
【0010】ここで、ROM、RAMやディスク・ドラ
イブなどのコンピュータ端末機器に対する要求動作温度
の上限はケース温度が70℃である。つまり、従来のC
D用と比較して、DVD用レーザの場合は、システムの
動作温度の上限とレーザ素子の最大発振温度との間のマ
ージンが、CDの場合よりも極めて狭いものとなる。従
って、DVD用の光集積ユニットにおいては、レーザの
放熱対策を従来よりも大幅に強化する必要が生ずる。す
なわち、レーザの発熱部(活性層付近)からヒートシン
クまでの距離を極力短くする事により、活性層付近の温
度を極力低下させる事が重要である。例えば、InGa
P/InGaAlP系半導体レーザの場合は、InGa
AlPクラッド層やInGaPオーミック層の熱抵抗を
考慮すると、活性層からヒートシンクまでの距離は5μ
m以下とすることが望ましい。いわゆる書き込み型のD
VD−RAMに搭載するレーザの場合は、特に高出力が
必要とされるので、素子の発熱が大きく、このような放
熱対策が特に重要となる。
【0011】図11は、従来の光集積ユニット内の要部
の構成を表す概略断面図である。すなわち、シリコン基
板112に設けられた凹部の底面112Bの上にLDチ
ップ14がマウントされている。LDチップ14の活性
層14Aからは、垂直広がり角Fvを有するレーザ光が
放出される。この垂直広がり角Fvは、レーザの構造的
なパラメータにより決定され、通常は25〜35°の範
囲にあることが多い。レーザ14から出射したレーザ光
は、45°の傾斜を有するミラー112Aにより反射さ
れて図中の上方に放射され、図示しない光学系を介して
図示しない光ディスクに入射する。
【0012】従来のGaAlAs系レーザの場合には、
Tmaxは約150℃と余裕があるので、発光点である
活性層14AとSi基板112との距離xを10μmと
しても放熱は十分である。この場合には、LD端面と4
5°ミラー112Aとの距離yも30μm程度として
も、レーザ光はシリコン基板112の底面112Bに遮
蔽されることがなく、すべてミラー112Aに入射させ
ることが出来る。
【0013】ところが、DVD用の半導体レーザの場合
には、前述した放熱対策のためにxを短くする必要があ
る。例えば、InGaP/InGaAlP系半導体レー
ザの場合は、InGaAlPクラッド層やInGaPオ
ーミック層の熱抵抗を考慮すると、xは5μm以下とす
ることが望ましい。
【0014】図12(a)は、このようにxを小さくし
た場合の光集積ユニットの要部の構成を表す概略断面図
である。同図に示したように、xを短くするとレーザ1
4から出射されたレーザ光のうちの下向きの一部は、シ
リコン基板の底面112Bに遮蔽されてしまう。ここ
で、レーザ光がシリコン基板の底面112Bに遮蔽され
ないようにする方法として、レーザ14とミラー112
Aとの距離yを小さくすることが考えられる。
【0015】図12(b)は、このようにyを小さくし
た場合の光集積ユニットの要部の構成を表す概略断面図
である。同図に示したように、yを小さくするとミラー
112Aで反射されたレーザ光のうちの一部は、レーザ
14の端面によって遮蔽される。ここで、レーザ14の
厚さTは、通常100〜150ミクロン程度であること
が多い。この厚さTを小さくすれば反射光は遮蔽されな
くなるが、素子化プロセスや組立工程時のハンドリング
が極めて困難となり、現実的には厚さTをこれ以下とす
ることは困難である。
【0016】図12(a)および(b)に示したような
レーザ光の光路を幾何学的に解析すると、同図(a)に
示したようにレーザ光がSi基板面112Bに遮蔽され
ないための条件は、 y×tan(Fv/2)<x (1) で表すことができる。また、同図(b)に示したように
反射光がレーザの端面に遮蔽されないための条件は、 T×tan(Fv/2)<y (2) で表すことができる。
【0017】図12(c)は、この条件を満たす範囲を
例示したグラフ図である。すなわち、同図の横軸はx
で、縦軸はyであり、一例としてレーザの厚さTが12
0μmで、垂直広がり角Fvが30°の場合の、(1)
(2)式を満足する範囲が図中に斜線で示されている。
同図から分かるように上式を満足するためには、発光点
位置xは8.7μm以上で、ミラーとの距離yは32.
4μm以上であることが必要とされる。
【0018】しかし、発光点の高さxを8.7μm以上
とすることは、DVD用レーザにおいては困難である。
何故ならば、前述したようにDVD用レーザにおいて
は、放熱対策のために、xを5μm以下とすることが望
ましいからである。特に30mW以上の高出力が必要と
される書換用DVD−RAMにおいては、一段と不利に
なる。従って、従来の光集積ユニットを用いてDVD用
の光ピックアップを実現することは困難であった。
【0019】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
である。すなわち、その目的はレーザ光の光路が遮蔽さ
れることなく、放熱が良好で短波長レーザの搭載が可能
となる光集積ユニット、光ピックアップ装置およびDV
Dシステムを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明による
光集積ユニットは、シリコン基板と、前記シリコン基板
の主面上にマウントされた半導体レーザ素子と、を備え
た光集積ユニットであって、前記半導体レーザ素子は、
一定の広がり角を有するレーザ光を前記主面に略平行な
方向に出射するものとして構成され、前記シリコン基板
は、前記レーザ光を前記主面に対して垂直な方向に反射
するように前記主面に対して傾斜したミラー面をさらに
有し、且つ前記半導体レーザ素子から放出される前記レ
ーザ光の一部が前記主面に遮られないように前記主面の
一部が掘り下げられた凹部が設けられ、前記ミラー面は
前記凹部の側壁に連続的に延在するものとして構成さ
れ、レーザの活性層をシリコン基板に近づけてマウント
しても、レーザ光が遮蔽されることがなくなる。
【0021】また、シリコン基板は、表面に段差部を有
し、その段差部の底面上に半導体レーザ素子がマウント
ているようにしても良い。
【0022】また、半導体レーザは、前記レーザ光を放
出する端部が前記凹部の上にわずかに突出するようにマ
ウントすることにより、「はんだ」のはみ出しに起因す
るpn接合の短絡やレーザ光の遮蔽を防ぐことができ
る。
【0023】また、本発明による光集積ユニットは、シ
リコン基板と、前記シリコン基板の主面上にマウントさ
れた半導体レーザ素子との間にヒートシンクを介在させ
て、レーザ光の出射位置を持ち上げるようにしたものと
して構成することもできる。このようなヒートシンク
は、シリコン基板上に薄膜を堆積することにより形成す
ると組立工程が容易で位置精度も確保しやすい。
【0024】さらに、半導体レーザは、半導体基板と、
前記半導体基板上に形成された活性層とを有し、前記活
性層側をマウント面としたアップサイド・ダウン型にマ
ウントすることにより放熱を良好にして、高いケース温
度でも使用することができるようになる。
【0025】また、前記シリコン基板は、(100)面
から[111]方向に9.7°傾斜した面を主面とし、
前記ミラー面は、(111)面により構成すると、製造
が容易であり、光反射率を有するミラー面を容易に得る
ことができる。
【0026】一方、前記半導体レーザ素子は、InGa
P層からなる活性層と、InGaAlP層からなるクラ
ッド層とを含んだダブルへテロ型構造を有するものとす
ると、波長約650nmのレーザ光を得ることができ、
DVDシステムに必要とされる高記録密度を実現するこ
とができる。
【0027】さらに、前記シリコン基板に、モニタ用受
光素子や、検出用の分割受光素子、さらに、増幅回路部
を集積することにより、小型で組立精度が高く信頼性も
良好な光集積ユニットを実現することができる。
【0028】これらの光集積ユニットを用いることによ
り高性能のDVD用光ピックアップを実現することがで
き、さらに、この光ピックアップを搭載することによ
り、温度特性が良好で信頼性も高いDVDシステムを提
供することができるようになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0030】図1は本発明による光集積ユニットの要部
の構成を表す概略断面図である。すなわち、本発明にお
いてもシリコン基板12に設けられた段差部の底面12
Bの上にレーザ14がマウントされている。ここで、シ
リコン基板12としては、例えば(100)面から[1
11]方向に9.7°傾斜した面を主面とする基板を用
いることができる。また、ミラー12Aとしては、この
基板の(111)面を用いることができる。何故なら
ば、前述のようなオフ基板を用いれば、基板の主面に対
して45°傾斜した(111)ミラー面を容易に形成す
ることができるからである。
【0031】また、このようなミラー面は、シリコンの
エッチング面として構成することができる。しかし、金
属などの薄膜を堆積することによってさらに反射率を向
上させることができる。このような薄膜としては、例え
ば、金、アルミニウムなどを主成分とする金属膜を挙げ
ることができる。
【0032】また、2種類以上の薄膜を積層することに
より得られるブラッグ反射膜としても良い。このような
ブラッグ反射膜としては、例えば、SiO2とTiO2
の多層膜や、アモルファス・シリコン、窒化シリコン、
酸化シリコン、酸化アルミニウムなどのうちのいずれか
2つを組み合わせた多層膜などを挙げることができる。
このようなブラッグ反射膜を堆積すれば、さらに高性能
化を図ることができる。
【0033】ここで、本発明の実施形態においては、シ
リコン基板12に、底面12Bよりも深く堀り込まれた
凹部12Cが設けられている。そして、ミラー12A
は、この凹部12Cの側壁に連続的に延在して形成され
ている。このように凹部12Cを設けることによって、
xを小さくしてもレーザ光は底面12Bに遮られないよ
うにすることができる。また、ミラー12Aをこの凹部
12Cの側壁に延在して形成することによって、レーザ
光をすべて反射することができる。
【0034】本発明における各部の位置関係をさらに具
体的に説明すると以下の如くである。すなわち、図1に
示すように、ミラー12Aは、発光点Sから(Fv/
2)の角度で下方に向かう直線上まで、延在して形成し
なければならない。このようにすれば、レーザ光は底面
12Bに遮蔽されることがなくなる。
【0035】一方、レーザ14の光出射面の上端から
(Fv/2)の角度で下方に向かう直線と、発光点Sか
ら(Fv/2)の角度で下方に向かう直線との交点Pを
求める。ミラー12Aは、レーザ14からみて交点Pよ
りも遠方に設けなければならない。このようにすれば、
反射光はレーザ14の端面により遮蔽されることがなく
なる。
【0036】つまり、本発明によれば、発光点をシリコ
ン基板の底面12Bに近づけても、レーザ光が底面12
Bに遮蔽されたり、反射光がレーザ14に遮蔽されたり
することがなくなる。
【0037】その結果として、本発明によれば、InG
aP/InGaAlP系半導体レーザのように短波長の
レーザを、いわゆるアップサイド・ダウン型のマウン
ト、すなわち活性層側をシリコン基板に向けてマウント
することができる。そして、放熱を十分に確保して、シ
ステムで要求される動作温度範囲をクリアすることがで
きるようになる。
【0038】また、本発明によれば、従来と比較して光
集積ユニットの部品点数が増加することもない。例え
ば、シリコン基板12とレーザ14との間にヒートシン
クなどの部材を介在させることとすると、部品点数が増
加して、組立精度が低下するおそれがある。ここで、D
VDと従来のCDとを比較すると光軸の角度の要求精度
は、CDの±2°に対してDVDは±0.5°である。
また、レーザ14と受光素子との相対位置の許容精度
は、CDの±20μmに対してDVDは±5μmであ
る。すなわち、DVDはCDの約4倍の高精度が要求さ
れる。従って、光集積ユニットの部品点数が増加して組
立精度が低下すると、高い歩留まりで製造することが技
術的に困難となる。しかし、本発明によれば、部品点数
は、従来と変わらず、レーザを直接、シリコン基板にマ
ウントすることができるので、高い精度で組み立てるこ
とができる。
【0039】ここで、本発明においては、図1に示した
ように、レーザ14の光出射端が、凹部12Cに僅かに
突出するようにマウントすることが望ましい。何故なら
ば、前述したように、DVD用の短波長レーザの場合
は、放熱を確保するために発光点をできるだけシリコン
基板の底面12Bに近づける必要があり、その結果とし
てマウント用の「はんだ」が悪影響を及ぼすことがある
からである。
【0040】図2は、この様子を説明する概略断面図で
ある。すなわち、同図においては、レーザ14が凹部1
2Cから離れてマウントされている。ここで、レーザ1
4をマウントする際には、金・スズ合金やインジウムな
どの「はんだ」を用いることが多い。すると、図示した
ように「はんだ」がはみ出した場合に、レーザのpn接
合が短絡したり、レーザ光が遮蔽されることがある。
【0041】本発明によれば、図1に示したように、レ
ーザ14を凹部12C上に突出させることによって、
「はんだ」のはみ出しによるpn接合の短絡やレーザ光
の遮蔽が抑制され、同時に長期間に渡って動作させて
も、これらの弊害が生ずることがなくなる。
【0042】ここで、このようなレーザの突出部はシリ
コン基板に直接接触していないので放熱特性が劣化す
る。従って、突出量が大きすぎると、レーザの温度特性
が劣化することとなる。本発明者の実験によれば、In
GaP/InGaAlP系半導体レーザの場合には、突
出量は、0〜20μmの範囲内とすることが望ましいこ
とが分かった。
【0043】次に、このようなシリコン基板12の形成
方法について説明する。図3は本発明による光集積ユニ
ットのシリコン基板12の製造工程の要部を例示する概
略工程図である。すなわち、同図(a)(c)(e)は
その平面図であり、同図(b)(d)(f)は、そのA
−A線切断端面図である。まず、同図(a)(b)に示
したように、段差部を形成する。すなわち、(100)
面からオフしたシリコン基板12の一部を選択的にエッ
チングする。この時に例えばKOH溶液を用いる事によ
り、平坦な底面12Bと、45°の傾斜を有する側壁1
2A’とからなる段差部を形成することができる。ここ
で、側壁12A’は、(111)面からなる鏡面(ミラ
ー面)とすることができる。
【0044】次に、同図(c)(d)に示したように、
45°ミラー面12A’の一部をさらにエッチングす
る。すなわち、ミラー面12A’の一部を開口したエッ
チング・マスク18を形成する。このようなエッチング
・マスク18は、レジストあるいは絶縁膜などを用いて
形成することができる。さらに、KOHなどを用いたエ
ッチングを再度行い、ミラー面12A’をさらに深くエ
ッチングして、ミラー面12Aとするとともに、凹部1
2Cを形成する。例えば、レーザのチップ厚Tが120
μmで、発光点の高さxが5μmの場合、エッチング深
さは5〜50μmの範囲で選べばよい。
【0045】さらに、同図(e)(f)に示したよう
に、エッチング・マスクを除去する。さらに、シリコン
基板12上に、図示しない受光素子部を形成し、レーザ
14をマウントするとともに、図8に示したような平面
パッケージに搭載することにより、光集積ユニットが得
られる。さらに、この光集積ユニットにホログラム光学
系とアクチュエータ系とをレーザ光に合わせて調節設置
することにより光ピックアップが得られる。
【0046】なお、本実施形態においては、段差部のミ
ラー面12A’のうちの一部のみをさらに深くエッチン
グすることによりミラー面12Aを形成した。しかし、
本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、
段差部のミラー面12A’のすべてを再度エッチングし
てミラー面12Aを形成しても良い。
【0047】図4は本発明による光集積ユニットのシリ
コン基板12の第2の製造方法の要部を表す概略工程図
である。
【0048】本実施形態においては、まず、同図(a)
(b)に示したように、45°ミラー面12A’からな
る溝12C’を形成する。この方法としては、例えば、
図示しないエッチング・マスクを介して、KOH溶液な
どによりエッチングすれば良い。
【0049】次に、同図(c)(d)に示したように、
エッチング・マスク18’を形成する。すなわち、前述
の溝12C’とレーザのマウント面となる底面部とを開
口したエッチング・マスク18’をレジストなどにより
形成する。
【0050】次に、同図(e)(f)に示したように、
KOH溶液などを用いて選択的にエッチングする。する
と、レーザのマウント面となる平坦な底面12Bが形成
されるとともに、ミラー面12A’がさらに深くエッチ
ングされてミラー面12Aが形成される。続いてエッチ
ング・マスクを除去して、前述と同様の工程を施すこと
により光集積ユニットを得ることができる。
【0051】次に、本発明による第2の光集積ユニット
について説明する。図5は、本発明による第2の光集積
ユニットの要部を例示する概略断面図である。すなわ
ち、同図に示した例では、シリコン基板52に設けられ
た段差部の底面52B上にヒートシンク53が設けら
れ、その上にレーザ54がマウントされている。このよ
うにレーザ54の位置を持ち上げることによって、レー
ザ光が底面52Bに遮蔽されないようにするとともに、
ミラー52Aからの反射光がレーザ端面に遮蔽されない
ようにすることができる。
【0052】ここで、ヒートシンク53は熱伝導性が良
好であることが望ましく、その材料としては、例えば、
銅、モリブデン、コバール、シリコン、窒化アルミニウ
ム、ダイアモンドなどを挙げることができる。また、こ
のヒートシンク53をシリコン基板52と別体の部材と
すると、技術的な困難が生ずることがある。すなわち、
前述したような材料を用いたヒートシンクの厚さを10
0μm以下とすると、取り扱いや組立が極めて困難とな
る。一方、ヒートシンクの厚さをこれ以上とすると、シ
リコン基板52の段差部をそれ以上の深さにエッチング
することが必要となり、エッチング深さの制御が容易で
なくなる。
【0053】このように、ヒートシンク53をシリコン
基板と52と別体とすると製造が容易でなくなる。従っ
て、ヒートシンク53は、シリコン基板52の底面52
B上に堆積された薄膜であることが望ましい。例えば、
蒸着法、スパッタリング法、CVD法、メッキ法などの
方法によって、上述したような材料をシリコン基板の底
面52B上に所定の膜厚で精度良く堆積することができ
る。
【0054】また、本実施形態においても、図2に関し
て説明した場合と同様に、ヒートシンク53に対してレ
ーザ54を僅かに突出するようにマウントすることによ
って、マウント用半田により、レーザ光が遮蔽された
り、pn接合がショートしたりする問題を解消すること
ができる。
【0055】次に、本発明による第3の光集積ユニット
について説明する。図6は、本発明による第3の光集積
ユニットの構成を例示する概念図である。すなわち、同
図に示した光集積ユニット70は、光ピックアップ用部
品としての集積度を更に上げた構成を例示するものであ
る。この例では、シリコン基板72の中に、レーザ7
4、受光素子77、分割受光素子78、および増幅回路
部79が設けられている。レーザ74から基板に平行方
向に出射されたレーザ光は、ミラー74Aで反射され
て、シリコン基板72に対して垂直上方に出射される。
受光素子77は、レーザ74の光出力のモニタを行う。
すなわち、受光素子77は、シリコン基板72に所定の
pn接合を形成することにより設けられ、レーザ74の
背面から出射する光をモニタする。
【0056】分割受光素子78は、図示しない光ディス
クから反射されて戻ってくる光を検出し、電気信号に変
換する。増幅回路部79には、分割受光素子78の出力
段に接続する増幅回路などが集積されている。前述した
ように、DVD用光集積ユニットでは、光軸の傾き±
0.5°、LD/PD相対位置精度±5μmが要求され
るが、本実施形態によればレーザや各受光素子を集積化
しているので、これを実現するには極めて有利である。
【0057】本実施形態の光集積ユニットも、前述の場
合と同様に平面パッケージ・ホログラム素子と一体化す
ることにより完成する。さらに、光学系とアクチュエー
タ系を組み合わせることにより光ピックアップを構成す
ることができる。
【0058】以上説明した実施形態においては、シリコ
ン基板の主面の一部を掘り下げて形成される底面上にレ
ーザ素子をマウントする具体例を挙げた。しかし、本発
明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発
明はこの他にも基板上に傾斜したミラー面が構成されて
いるような、あらゆる光集積ユニットについて同様に適
用することができ、同様の効果を得ることができる。
【0059】図7は、本発明による光集積ユニットの他
の具体例を例示する要部模式図である。すなわち、同図
(a)に断面図で示した例においては、シリコン基板8
2の主面上に凸状部82Eが形成され、その斜面がミラ
ー面82Aとされている。さらに、凹部82Cが設けら
れ、ミラー面82Aはこの凹部82C内に延在してい
る。また、レーザ14は、主面82Bの上にマウントさ
れている。
【0060】また、同図(b)に斜視図で示した例にお
いては、シリコン基板92のミラ一面92Aの後方だけ
段差を伴うステップが残されている。ミラー面92A
は、凹部92Cに延在して形成されている。また、レー
ザ14はシリコン基板92の主面92Bの上にマウント
されている。
【0061】同図に例示したいずれの例においても凹部
82C、92Cが設けられているので、レーザ14から
出射した光は、シリコン基板82、92の主面82B、
92Bに遮られることなく、ミラー面82A、92Aに
反射され、上方に効率的に取り出すことができる。従っ
て、図1〜図6に関して前述した効果を同様に得ること
ができる。
【0062】以上、本発明の実施の形態について、具体
例を参照しつつ説明した。しかし、本発明は、これらの
具体例に限定されるものではない。
【0063】例えば、光集積ユニットの基板としては、
前述したシリコン基板の他に、ガリウム砒素基板や、そ
の他の半導体単結晶基板、あるいはセラミクスなどの無
機材料基板、樹脂などの有機材料基板などを同様に用い
ることができる。
【0064】また、基板の主面とレーザ光の出射方向と
の角度についても前述した90°の関係に限定されず、
光集積ユニットが適用されるシステムの要求に応じた角
度に適宜合わせて、本発明を同様に適用することができ
る。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、CD用LD(780n
m波長)より温度特性に余裕のないDVD用LD(65
0nm)を用いて、発光点位置を最大限にシリコン基板
に近付ける事により温度特性の低下を防ぐと共に、レー
ザ光がシリコン基板面やレーザ素子に遮蔽されることも
防いで、小型且つ温度特性や信頼性の良好な光集積ユニ
ットを提供することができる。
【0066】また、本発明によれば、このような光集積
ユニットを用いることにより、高性能のDVD用光ピッ
クアップを提供することができる。
【0067】さらに、本発明によれば、短波長レーザを
用いて、温度特性の良好なDVDシステムを提供するこ
とができる。すなわち、コンピュータの周辺機器に要求
されるケース温度70℃という上限動作温度のみなら
ず、カーナビゲーション・システムなどの車載用DVD
システムにおいて要求されるケース温度85℃という上
限動作温度も実現することができる。
【0068】また、DVD−RAMのような書き込み用
DVDにおいては、レーザ光出力が約30mWであるこ
とが必要とされ、70℃においてこの出力を得るために
は、150〜160mAの駆動電流が必要とされ、レー
ザ素子の発熱量は300〜400mWにも達する。この
ような用途においても、本発明は極めて有効であり、レ
ーザ光が遮蔽されることなくレーザ素子の放熱を良好に
して高信頼性を有するDVDシステムを実現することが
でき、産業上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光集積ユニットの要部の構成を表
す概略断面図である。
【図2】マウント用半田がはみ出した様子を説明する概
略断面図である。
【図3】本発明による光集積ユニットのシリコン基板1
2の製造工程の要部を例示する概略工程図である。すな
わち、同図(a)(c)(e)はその平面図であり、同
図(b)(d)(f)は、そのA−A線切断端面図であ
る。
【図4】本発明による光集積ユニットのシリコン基板1
2の第2の製造方法の要部を表す概略工程図である。
【図5】本発明による第2の光集積ユニットの要部を例
示する概略断面図である。
【図6】本発明による第3の光集積ユニットの構成を例
示する概念図である。
【図7】本発明による光集積ユニットの他の具体例を例
示する要部模式図である。
【図8】(a)は第一世代のCD(含むCD−ROM)
用光ピックアップヘッドの光学系を表す概念図である。
(b)は第二世代の同光学系の概念図である。
【図9】さらに次世代の平面パッケージ型の光集積ユニ
ットを表す概略斜視図およびその一部拡大図である。
【図10】CD用とDVD用LDの相違を説明する概念
図である。すなわち、同図(a)及び(b)は、それぞ
れCD用のGaAlAs系レーザの発振特性と断面構造
を表す。また、同図(c)及び(d)は、それぞれDV
D用のInGaAlP系レーザの発振特性と断面構造を
表す。
【図11】従来の光集積ユニット内の要部の構成を表す
概略断面図である。
【図12】図12(a)は、xを小さくした場合の光集
積ユニットの要部の構成を表す概略断面図である。図1
2(b)は、yを小さくした場合の光集積ユニットの要
部の構成を表す概略断面図である。図12(c)は、
(1)、(2)式の条件を満たす範囲を例示したグラフ
図である。
【符号の説明】
12,52,72 シリコン基板 12A,52A,72A シリコンミラー面 12B,52B,72B 14,54,74 レーザ素子 18,18’ エッチング・マスク 53 ヒートシンク 77 モニタ用受光素子 78 検出用分割受光素子 79 集積回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン基板と、前記シリコン基板の主面
    上にマウントされた半導体レーザ素子と、を備えた光集
    積ユニットであって、 前記半導体レーザ素子は、一定の広がり角を有するレー
    ザ光を前記主面に略平行な方向に出射するものとして構
    成され、 前記シリコン基板は、前記レーザ光を前記主面に対して
    垂直な方向に反射するように前記主面に対して傾斜した
    ミラー面をさらに有し、且つ前記半導体レーザ素子から
    放出される前記レーザ光の一部が前記主面に遮られない
    ように前記主面の一部が掘り下げられた凹部が設けら
    れ、前記ミラー面は前記凹部の側壁に連続的に延在する
    ものとして構成されていることを特徴とする光集積ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】表面に段差部を有するシリコン基板と、前
    記段差部の底面上にマウントされた半導体レーザ素子
    と、を備えた光集積ユニットであって、 前記半導体レーザ素子は、一定の広がり角を有するレー
    ザ光を前記底面に略平行な方向に出射するものとして構
    成され、 前記シリコン基板は、前記レーザ光を前記底面に対して
    垂直な方向に反射するミラー面を前記段差部の側壁に有
    し、且つ前記半導体レーザ素子から放出される前記レー
    ザ光の一部が前記底面に遮られないように前記底面の一
    部がさらに掘り下げられた凹部が設けられ、前記ミラー
    面は前記凹部の側壁に連続的に延在するものとして構成
    されていることを特徴とする光集積ユニット。
  3. 【請求項3】前記半導体レーザは、前記レーザ光を放出
    する端部が前記凹部の上にわずかに突出するようにマウ
    ントされていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の光集積ユニット。
  4. 【請求項4】シリコン基板と、前記シリコン基板の主面
    上にマウントされた半導体レーザ素子と、を備えた光集
    積ユニットであって、 前記半導体レーザ素子は、一定の広がり角を有するレー
    ザ光を前記主面に略平行な方向に出射するものとして構
    成され、 前記シリコン基板は、前記レーザ光を前記主面に対して
    垂直な方向に反射するように前記主面に対して傾斜した
    ミラー面をさらに有し、 前記半導体レーザ素子から放出される前記レーザ光の一
    部が前記主面に遮られないように前記シリコン基板と前
    記半導体レーザ素子との間にさらにヒートシンクが設け
    られていることを特徴とする光集積ユニット。
  5. 【請求項5】前記ヒートシンクは、前記シリコン基板の
    前記主面上に堆積された薄膜層であることを特徴とする
    請求項4記載の光集積ユニット。
  6. 【請求項6】前記半導体レーザは、半導体基板と、前記
    半導体基板上に形成された活性層とを有し、前記活性層
    側をマウント面としたアップサイド・ダウン型にマウン
    トされていることを特徴とする1〜5のいずれか1つに
    記載の光集積ユニット。
  7. 【請求項7】前記シリコン基板は、(100)面から
    [111]方向に9.7°傾斜した面を主面とし、 前記ミラー面は、(111)面により構成されているこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の光
    集積ユニット。
  8. 【請求項8】前記ミラー面上には、金属膜またはブラッ
    グ多層反射膜のいずれかが堆積されていることを特徴と
    する請求項1〜7記載の光集積ユニット。
  9. 【請求項9】前記半導体レーザ素子は、InGaP層か
    らなる活性層と、InGaAlP層からなるクラッド層
    とを含んだダブルへテロ型構造を有することを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか1つに記載の光集積ユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】前記シリコン基板は、半導体レーザ素子
    の近傍に設けられ、前記レーザ素子らか出射されるレー
    ザ光の強度をモニタするモニタ用受光素子をさらに有す
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載
    の光集積ユニット。
  11. 【請求項11】前記シリコン基板は、前記ミラー面によ
    り反射されて外部に放出されたレーザ光のうちで、反射
    されて戻ってきた光を検出するためのモノリシックに集
    積された分割受光素子をさらに有することを特徴とする
    請求項1〜10のいずれか1つに記載の光集積ユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】前記シリコン基板は、前記分割受光素子
    の出力段に接続された増幅回路をさらに有することを特
    徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の光集積
    ユニット。
  13. 【請求項13】請求項1〜12に記載の光集積ユニット
    を搭載した光ピックアップ装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の光ピックアップ装置
    を搭載したDVDシステム。
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