JP2000337254A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JP2000337254A
JP2000337254A JP11147955A JP14795599A JP2000337254A JP 2000337254 A JP2000337254 A JP 2000337254A JP 11147955 A JP11147955 A JP 11147955A JP 14795599 A JP14795599 A JP 14795599A JP 2000337254 A JP2000337254 A JP 2000337254A
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Japan
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container
synthetic resin
rib
tapered
muffler
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JP11147955A
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English (en)
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Manabu Motegi
学 茂手木
Masahiko Ozaka
昌彦 尾坂
Akihiko Kubota
昭彦 窪田
Masahiro Sumiya
昌浩 角谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/0027Pulsation and noise damping means
    • F04B39/0055Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes
    • F04B39/0072Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes characterised by assembly or mounting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製の吸入マフラーを組立する作業効
率の向上と組立作業を容易にするテーパー付の導入リブ
を形成した吸入マフラーの器体自身の変形防止を図る。 【解決手段】 合成樹脂製吸入マフラーの器体の一方
に、互いの組立口全周において曲率の大きい部分を基に
曲率の小さい部分にかけて不連続にテーパー付の導入リ
ブを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気冷蔵庫,エアコ
ンディショナ等に使用される密閉型電動圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機はエネルギー効
率の高いものが求められ、一般に吸入マフラーは合成樹
脂等の熱伝導率が低いものが適しているのはすでに知ら
れている。従来、密閉型電動圧縮機は特開平10−47
248号公報に記載されたものが知られている。図11
及び12は、従来の密閉型電動圧縮機の構造を示してお
り、1は密閉容器、2は圧縮要素、3は電動要素で圧縮
要素2と電動要素3は密閉容器1に弾性支持されてい
る。4はシリンダー、5はシリンダー内を往復運動する
ピストン、6はシリンダー4の開口部を閉塞するように
取り付けたバルブプレート、7はシリンダーヘッドであ
る。8はシリンダー4内へ冷媒ガスを導くため3つの器
体からなる合成樹脂製の吸入マフラーでシリンダーヘッ
ド7に取り付けられている。9は密閉容器1内に冷媒ガ
スを導く吸入管である。図13は吸入マフラー8の分解
図であり、図14は図13のA部拡大断面図である。2
9は吸入マフラー8を構成する第1の器体、30は吸入
マフラー8を構成する第2の器体、31は吸入マフラー
8を構成する第3の器体であり、32は第1の器体29
に設けた導入リブである。器体29,30は導入リブ3
2を利用して組立られ、器体31とも組み立てられた
後、超音波溶着により接合される。以上のように構成さ
れた密閉型電動圧縮機において、冷凍サイクルの低圧側
から流れてきた冷媒ガスが吸入管9より密閉容器1内に
導かれ、吸入マフラー8を経てシリンダー4内に導かれ
た後、ピストン5により圧縮される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、吸入マフラーが合成樹脂製であるため射出
成型後変形し易く、従来の導入リブでは各々の器体の組
立作業が困難であるという課題を有していた。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決しようと
するもので、合成樹脂製の吸入マフラーの組立作業を容
易にするテーパー付の導入リブを形成した器体の変形防
止を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、合成樹脂製吸入マフラーの器体の一方に、互いの組
立口においてテーパー付の導入リブを設けたものであ
る。
【0006】これにより、合成樹脂製の吸入マフラーを
組立する作業効率の向上を図ることができる。
【0007】上記課題を解決するために、合成樹脂製吸
入マフラーの器体の一方に、互いの組立口においてテー
パー付の導入リブを不連続に設けたものである。
【0008】これにより、合成樹脂製の吸入マフラーの
組立作業を容易にするテーパー付の導入リブを形成した
器体の変形を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、合成樹
脂製吸入マフラーの器体の一方に、互いの組立口におい
てテーパー付の導入リブを設けたものであり、テーパー
付の導入リブが相手器体の変形を矯正するため、テーパ
ー付の導入リブを設けた器体を相手器体に挿入するだけ
で組立られ、作業が容易になるという作用を有する。
【0010】請求項2に記載の発明は、合成樹脂製吸入
マフラーの器体の一方に、互いの組立口においてテーパ
ー付の導入リブを不連続に設けたものであり、テーパー
付の導入リブが相手器体の変形を矯正するため、テーパ
ー付の導入リブを設けた器体を相手器体に挿入するだけ
で組立られ、作業が容易になるという作用と、テーパー
付の導入リブが不連続で切れているため射出成型後の冷
却による歪みが小さく、テーパー付の導入リブを形成し
た器体自身の変形を防止することができるという作用を
有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、合成樹脂製吸入
マフラーの器体の一方に、互いの組立口全周において不
連続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい部分にかけ
てテーパー付の導入リブを設けたものであり、曲率の小
さい部分は変形が大きい為テーパー付の導入リブを相手
器体に挿入しにくく、挿入に工夫がいるため組立自動化
が困難であるが、曲率の大きい部分は変形が小さいため
テーパー付の導入リブを相手器体に挿入し易く、また曲
率の小さい部分にかけて設けたテーパー付の導入リブが
徐々に相手器体の変形を矯正するため、テーパー付の導
入リブを設けた器体を相手器体にただ挿入するだけで組
立られ、組立自動化が可能になるという作用と、テーパ
ー付の導入リブが不連続で切れているため射出成型後の
冷却による歪みが小さく、テーパー付の導入リブを形成
した器体自身の変形を防止することができるという作用
を有する。
【0012】請求項4に記載の発明は、合成樹脂製吸入
マフラーの器体の一方に、互い組立口全周において不連
続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい部分にかけて
テーパー付の導入リブを設け、合成樹脂製の器体の縁部
を超音波溶着により接合したものであり、曲率の小さい
部分は変形が大きい為テーパーの導入リブを相手器体に
挿入しにくく、挿入に工夫がいるため組立自動化が困難
であるが、曲率の大きい部分は変形が小さいためテーパ
ー付の導入リブを相手器体に挿入し易く、また曲率の小
さい部分にかけて設けたテーパー付の導入リブが徐々に
相手器体の変形を矯正するため、テーパー付の導入リブ
を設けた器体を相手器体にただ挿入するだけで組立ら
れ、組立自動化が可能になるという作用と、テーパー付
の導入リブが不連続で切れているため射出成型後の冷却
による歪みが小さく、テーパー付の導入リブを形成した
器体自身の変形を防止することができるという作用と、
器体の縁部を溶着により接合するため吸入ガスの漏れを
小さくするという作用を有する。
【0013】請求項5に記載の発明は、合成樹脂製吸入
マフラーの器体の一方に、互いの組立口全周において不
連続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい部分にかけ
てテーパー付の導入リブを設けたものであり、曲率の小
さい部分は変形が大きい為テーパー付の導入リブを相手
器体に挿入しにくく、挿入に工夫がいるため組立自動化
が困難であるが、曲率の大きい部分は変形が小さいため
テーパー付の導入リブを相手器体に挿入し易く、また曲
率の小さい部分にかけて設けたテーパー付の導入リブが
徐々に相手器体の変形を矯正するため、テーパー付の導
入リブを設けた器体を相手器体にただ挿入するだけで組
立られ、組立自動化が可能になるという作用と、テーパ
ー付の導入リブが不連続で切れているため射出成型後の
冷却による歪みが小さく、テーパー付の導入リブを形成
した器体自身の変形を防止することができるという作用
と、各々の器体をネジ,リベット等締結要素やバネ板を
利用して組立するので溶着機等の高価な設備が不要とい
う作用を有する。
【0014】請求項6に記載の発明は、合成樹脂製吸入
マフラーの器体の一方に、互いの組立口全周において不
連続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい部分にかけ
てテーパー付の導入リブを設けたものであり、曲率の小
さい部分は変形が大きい為テーパー付の導入リブを相手
器体に挿入しにくく、挿入に工夫がいるため組立自動化
が困難であるが、曲率の大きい部分は変形が小さいため
テーパー付の導入リブを相手器体に挿入し易く、また曲
率の小さい部分にかけて設けたテーパー付の導入リブが
徐々に相手器体の変形を矯正するため、テーパー付の導
入リブを設けた器体を相手器体にただ挿入するだけで組
立られ、組立自動化が可能になるという作用と、テーパ
ー付の導入リブが不連続で切れているため射出成型後の
冷却による歪みが小さく、テーパー付の導入リブを形成
した器体自身の変形を防止することができるという作用
と、各々の器体を互いの凹凸やどちらか一方の爪を嵌入
して組立する為ネジ,リベット等第3の締結要素が不要
という作用を有する。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜図10を
用いて説明する。なお従来例と同一部分は同一符号を付
し、詳細な説明を省略する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例による
密閉型電動圧縮機の平面図、2は同側面図であり、1は
密閉容器、2は圧縮要素、3は電動要素で圧縮要素2と
電動要素3は密閉容器1に弾性支持されている。4はシ
リンダー、5はシリンダー4内を往復運動するピスト
ン、6はシリンダー4の開口部を閉塞するように取り付
けられたバルブプレート、7はシリンダーヘッドであ
る。8はシリンダー4内へ冷媒ガスを導くため3つの器
体を組立て構成した合成樹脂製の吸入マフラーでシリン
ダー7に取り付けられている。9は密閉容器1内に冷媒
ガスを導く吸入管である。
【0017】図3は請求項1に示す本発明の一実施例に
よる吸入マフラーの分解図であり、図4は図3のA部拡
大断面図である。10は吸入マフラー8を構成する第1
の器体、11は吸入マフラー8を構成する第2の器体、
12は吸入マフラー8を構成する第3の器体であり、そ
れぞれポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略
す)の射出成形により成形したものである。13は第1
の器体10に設けたテーパー付の導入リブである。
【0018】以上のような構成によって、第1の器体1
0と第2の器体11を組み立てる際、テーパー付の導入
リブ13が第2の器体11の変形を矯正するため、テー
パー付の導入リブ13を設けた器体10を相手器体11
に挿入するだけで組立られ、作業が容易になる。
【0019】(実施例2)図5は請求項1に示す本発明
の一実施例による吸入マフラーの分解図である。14は
吸入マフラー8を構成する第1の器体、15は吸入マフ
ラー8を構成する第2の器体、16は吸入マフラー8を
構成する第3の器体であり、それぞれポリブチレンテレ
フタレート(以下PBTと略す)の射出成形により成形
したものである。17は第1の器体14に組立口におい
て不連続に設けたテーパー付の導入リブである。
【0020】以上のような構成によって、第1の器体1
0と第2の器体11を組み立てる際、テーパー付の導入
リブ13が第2の器体11の変形を矯正するため、テー
パー付の導入リブ13を設けた器体10を相手器体11
に挿入するだけで組立られ、作業が容易になる。またテ
ーパー付の導入リブ17が不連続で切れているため射出
成形後の冷却による歪みが小さく、テーパー付の導入リ
ブ17を形成した器体14自身の変形を防止することが
できる。
【0021】(実施例3)図6は本発明の請求項3,4
に示す本発明の一実施例による吸入マフラーの分解図で
ある。18は吸入マフラー8を構成する第1の器体、1
0は吸入マフラー8を構成する第2の器体、20は吸入
マフラー8を構成する第3の器体であり、それぞれPB
Tの射出成形により成形したものである。器体18と器
体19、器体19と器体20は各々の縁部を溶着により
接合される。21は第1の器体18の組立口全周におい
て曲率の大きい部分を基に曲率の小さい部分にかけて不
連続に設けたテーパー付の導入リブである。図7は器体
18の側面図、図8は平面図である。
【0022】以上のような構成によって、第1の器体1
8と第2の器体19を組み立てる際、器体19の曲率の
小さい部分は変形が大きい為テーパー付の導入リブ21
を器体19に挿入しにくく、挿入に工夫がいるため組立
自動化が困難であるが、曲率の大きい部分は変形が小さ
いためテーパー付の導入リブ21を器体19に挿入し易
く、また曲率の小さい部分にかけて設けたテーパー付の
導入リブ21が徐々に器体19の変形を矯正するため、
テーパー付の導入リブ21を設けた器体18を器体19
にただ挿入するだけで組立られ、組立自動化を可能にで
き、テーパー付の導入リブ21が不連続で切れているた
め射出成形後の冷却による歪みが小さく、テーパー付の
導入リブ21を形成した器体18自身の変形を防止する
ことができる。また各々の器体の縁部を溶着により接合
している為吸入マフラー内の吸入ガス漏れを小さくする
ことができる。
【0023】(実施例4)図9は本発明の請求項5に示
す本発明の一実施例による吸入マフラーの分解図であ
る。22は吸入マフラー8を構成する第1の器体、23
は吸入マフラー8を構成する第2の器体、24は吸入マ
フラー8を構成する第3の器体であり、それぞれPBT
の射出成形により成形したものである。25は各々の器
体を組立てる為のリベットで、器体22と器体23、器
体23と器体24は各々をリベット25にてかしめら
れ、組立られる。21は第1の器体22の組立口全周に
おいて曲率の大きい部分を基に曲率の小さい部分にかけ
て不連続に設けたテーパー付の導入リブである。
【0024】以上のような構成によって、第1の器体2
2と第2の器体23を組み立てる際、器体23の曲率の
小さい部分は変形が大きい為テーパー付の導入リブ21
を器体23に挿入しにくく、挿入に工夫がいるため組立
自動化が困難であるが、曲率の大きい部分は変形が小さ
いためテーパー付の導入リブ21を器体23に挿入し易
く、また曲率の小さい部分にかけて設けたテーパー付の
導入リブ21が徐々に器体23の変形を矯正するため、
テーパー付の導入リブ21を設けた器体22を器体23
にただ挿入するだけで組立られ、組立自動化を可能にで
き、テーパー付の導入リブ21が不連続で切れているた
め射出成形後の冷却による歪みが小さく、テーパー付の
導入リブ21を形成した器体22自身の変形を防止する
ことができる。また各々の器体はリベット25にてかし
められる為、溶着機等の高価な設備が不要となる。
【0025】(実施例5)図10は本発明の請求項6に
示す本発明の一実施例による吸入マフラーの分解図であ
る。26は吸入マフラー8を構成する第1の器体、27
は吸入マフラー8を構成する第2の器体、28は吸入マ
フラー8を構成する第3の器体であり、それぞれPBT
の射出成形により成形したものである。29,30は各
々の器体を組立てる為の爪であり、器体26と器体27
は器体26の爪29、器体27と器体28は器体27の
爪30を嵌入して組立られる。21は第1の器体25の
組立口全周において曲率の大きい部分を基に曲率の小さ
い部分にかけて不連続に設けたテーパー付の導入リブで
ある。
【0026】以上のような構成によって、第1の器体2
6と第2の器体27を組み立てる際、器体27の曲率の
小さい部分は変形が大きい為テーパー付の導入リブ21
を器体27に挿入しにくく、挿入に工夫がいるため組立
自動化が困難であるが、曲率の大きい部分は変形が小さ
いためテーパー付の導入リブ21を器体27に挿入し易
く、また曲率の小さい部分にかけて設けたテーパー付の
導入リブ21が徐々に器体27の変形を矯正するため、
テーパー付の導入リブ21を設けた器体26を器体27
にただ挿入するだけで組立られ、組立自動化を可能にで
き、テーパー付の導入リブ21が不連続で切れているた
め射出成形後の冷却による歪みが小さく、テーパー付の
導入リブ21を形成した器体26自身の変形を防止する
ことができる。また各々の器体を爪を嵌入して組立形成
することで、ネジ,リベット等第3の締結要素が不要と
なる。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、合成樹脂製吸入マフラーの器体の一方に、互いの組
立口においてテーパー付の導入リブを設けることで、組
立作業の効率向上という有利な効果が得られる。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、合成
樹脂製吸入マフラーの一方に、互いの組立口においてテ
ーパー付の導入リブを不連続に設けることで、組立作業
の効率向上とテーパー付の導入リブを形成した器体自身
の変形防止という有利な効果が得られる。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、合成
樹脂製吸入マフラーの器体の一方に、互いの組立口全周
において不連続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい
部分にかけてテーパー付の導入リブを設けることで、組
立工程の自動化とテーパー付の導入リブを形成した器体
自身の変形防止という有利な効果が得られる。
【0030】また、請求項4記載の発明によれば、合成
樹脂製吸入マフラーの器体の一方に、互いの組立口全周
において不連続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい
部分にかけてテーパー付の導入リブを設け、器体の縁部
を超音波溶着により接合することで、組立工程の自動化
とテーパー付の導入リブを形成した器体自身の変形防止
と吸入ガスの漏れを小さくするという有利な効果が得ら
れる。
【0031】また、請求項5記載の発明によれば、合成
樹脂製吸入マフラーの器体の一方に、互いの組立口全周
において不連続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい
部分にかけてテーパー付の導入リブを設け、各々の器体
をネジ,リベット等締結要素やバネ板を利用して組立形
成することで、組立工程の自動化とテーパー付の導入リ
ブを形成した器体自身の変形防止と溶着機等の高価な設
備が不要という有利な効果が得られる。
【0032】また、請求項6記載の発明によれば、合成
樹脂製吸入マフラーの器体の一方に、互いの組立口全周
において不連続で曲率の大きい部分を基に曲率の小さい
部分にかけてテーパー付の導入リブを設け、各々の器体
を互いの凹凸やどちらか一方の爪を嵌入して組立形成す
ることで、ネジ,リベット等第3の締結要素が不要とい
う有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した本発明の実施例1による密
閉型電動圧縮機の内部平面図
【図2】請求項1に記載した本発明の実施例1による密
閉型電動圧縮機の内部側面図
【図3】請求項1に記載した本発明の実施例1による吸
入マフラーの分解図
【図4】図3のA部拡大断面図
【図5】請求項2に記載した本発明の実施例2による吸
入マフラーの分解図
【図6】請求項3,4に記載した本発明の実施例3によ
る吸入マフラーの分解図
【図7】請求項3,4に記載した本発明の実施例3によ
る吸入マフラーの器体の側面図
【図8】請求項3,4に記載した本発明の実施例3によ
る吸入マフラーの器体の平面図
【図9】請求項5に記載した本発明の実施例4による吸
入マフラーの分解図
【図10】請求項6に記載した本発明の実施例5による
吸入マフラーの分解図
【図11】従来の密閉型電動圧縮機の内部平面図
【図12】従来の密閉型電動圧縮機の内部側面図
【図13】従来の吸入マフラーの分解図
【図14】図13のA部拡大断面図
【符号の説明】
1 密閉容器 2 圧縮要素 3 電動要素 4 シリンダー 5 ピストン 6 バルブプレート 7 シリンダーヘッド 8 吸入マフラー 9 吸入管 10,11,12,14,15,16,18,19,2
0,22,23,24,26,27,28,29,3
0,31 器体 13,17,21 テーパー付の導入リブ 25 リベット 29,30 爪 32 導入リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 昭彦 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 角谷 昌浩 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AB04 AD03 BA05 BB04 CD07 CE01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
    これを駆動する電動要素を備え、前記圧縮要素に取り付
    けられた数個に分割される合成樹脂製の器体より組立形
    成される吸入マフラーを有し、前記器体の一方に、互い
    の組立口にテーパー付の導入リブが形成されたことを特
    徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に弾性支持された圧縮要素と
    これを駆動する電動要素を備え、前記圧縮要素に取り付
    けられた数個に分割される合成樹脂製の器体より組立形
    成される吸入マフラーを有し、前記器体の一方に、互い
    の組立口にテーパー付の導入リブが不連続に形成された
    ことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 互いの組立口全周において曲率最大の角
    陵を含む曲率の大きい部分を基に、曲率0の直線を含む
    曲率の小さい部分にかけてテーパー付の導入リブが形成
    されたことを特徴とする請求項2に記載の密閉型電動圧
    縮機。
  4. 【請求項4】 数個に分割される合成樹脂製の器体の縁
    部を溶着により接合して形成される吸入マフラーを有す
    ることを特徴とする請求項1または2または3に記載の
    密閉型電動圧縮機。
  5. 【請求項5】 数個に分割される合成樹脂製で各々の器
    体をネジ,リベット等締結要素やバネ板を利用して組立
    形成される吸入マフラーを有することを特徴とする請求
    項1または2または3に記載の密閉型電動圧縮機。
  6. 【請求項6】 数個に分割される合成樹脂製で各々の器
    体を互いの凹凸やどちらか一方の爪を嵌入して組立形成
    される吸入マフラーを有することを特徴とする請求項1
    または2または3に記載の密閉型電動圧縮機。
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