JP2000335765A - カット板シート用フィード装置 - Google Patents

カット板シート用フィード装置

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JP2000335765A
JP2000335765A JP11149682A JP14968299A JP2000335765A JP 2000335765 A JP2000335765 A JP 2000335765A JP 11149682 A JP11149682 A JP 11149682A JP 14968299 A JP14968299 A JP 14968299A JP 2000335765 A JP2000335765 A JP 2000335765A
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JP
Japan
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sheet
sheets
slide unit
gate
suction pad
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JP11149682A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Kusaka
利光 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロッキング現象を起こしていても、枚葉シ
ート堆積体から1枚づつ次工程に供給・排出できるカッ
ト板シート用フィード装置を提供する。 【解決手段】 本発明のカット板シート用フィード装置
は、門形フレーム1と、門形フレームの前後の柱体に差
し渡されたガイドレール4に沿って前後に移動可能なス
ライドユニット6と、スライドユニット6の下端を中心
に回動可能なリフトアーム8と、リフトアーム8に取り
付けられた主吸着パッド10及び副吸着パッド11と、
副吸着パッド11を上下動させる機構12、枚葉シート
間にイオン化された空気を送風するブロワ13と、門形
フレーム1の前部に設けられたピンチローラ14,1
4’と、スライドユニット6を前後動させるスライドシ
リンダ7と、リフトアーム8を回動する回動シリンダ9
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックシー
トまたはファイルのカット板堆積体を自動的にほぐし、
1枚1枚のシートとして安定的に供給・排出するカット
板シート用フィード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カット板のような枚葉シートの集積及び
保存形態は、一般的に、端面を揃えてシートを積み重ね
たものである。この枚葉シート堆積体から、従来は人手
で一枚づつ各種処理装置に送り込んでいることが多かっ
た。機械化されている場合でも、簡単な減圧吸盤を用い
て1枚宛、持ち上げて移送する程度であって、スムーズ
な取扱いがなされないことが多かった。
【0003】その原因は、シート堆積体は、自重によ
り、また荷崩れ防止等のためのバンド結束により、圧縮
され、各シート間の空気が排出されて密着し、更にまた
静電気によっても密着するため、各々のシートが互いに
貼り付いてしまうことがある。そして、枚葉シート堆積
体が、あたかも一個の塊状物のようになってしまい、あ
る程度の強制的な外力が働かない限り、1枚づつ剥がす
ことが困難な状態となる。この現象を以後ブロッキング
現象という。
【0004】ブロッキング現象を起こした枚葉シート堆
積体に対して、枚葉シート堆積体の一部又は全体を折り
曲げて各シート間の貼り付きをほぐすような装置も試み
られてきたが、完全に1枚づつ剥がすことは困難であっ
た。次工程の処理装置によっては、例えば枚葉シートを
リサイクルするために粉砕するような場合には、必ずし
も1枚づつになっていなくてもよい場合もあるが、1回
に送られる枚数はできるだけ一定であることが望ましい
ことは言うまでもない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題点を解決す
るために、本発明の目的は、ブロッキング現象を起こし
ていても、枚葉シート堆積体から1枚づつ次工程に供給
・排出できる装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、門形フレームと、門形フレームの前後
の柱体に差し渡されたガイドレールに沿って前後に移動
可能なスライドユニットと、このスライドユニットの下
端を中心に回動可能なリフトアームと、リフトアームに
取り付けられた主吸着パッド及び副吸着パッドと、副吸
着パッドを上下動させる機構と、枚葉シート間にイオン
化された空気を送風するブロワと、門形フレームの前部
に設けられたピンチローラと、スライドユニットを前後
動させるスライドシリンダと、リフトアームを回動する
回動シリンダとからなる。更に、枚葉シート間を移動し
て枚葉シートを相互に分離する分離バーが付加されるこ
とが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、ブロッキング現象を起
こしていても、枚葉シート堆積体の端部における貼り付
き等は、その程度が小さいことに着目して発明したもの
である。以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明装置の要部を示す斜視
図であり、図2は、枚葉シートを1枚剥がし始めた状態
を示す要部斜視図である。
【0008】図1において、門形フレーム1を備え、そ
の下方に、枚葉シート堆積体2を乗せた台車3を収容す
る。台車3には枚葉シート堆積体2の最上部の高さ位置
を調整する機構(図示せず)を有する。門形フレーム1
の前後の柱に差し渡されてガイドレール4が設けられ、
ガイドレール4を抱きかかえる鞍部5,5’によって前
後動可能なスライドユニット6を設ける。
【0009】スライドユニット6は、門形フレーム1に
取り付けられたスライドシリンダ7によって前後動が可
能となっている。スライドユニット6には、スライドユ
ニット6の下部に回動中心を取り付けられた複数のリフ
トアーム8が設けられている。リフトアーム8は、スラ
イドユニット6とリフトアーム8とに両端を取り付けら
れた回動シリンダ9により水平位置(毎葉シート堆積体
の頂部に吸着パッドが接触する)と待避位置(図2の位
置、即ち毎葉シート堆積体の頂部から離れた位置)との
間を回動する。
【0010】リフトアーム8の回動は回動シリンダ9に
よる下降と、スプリング16による戻り動作とで行って
も良い。リフトアーム8の前部には、左右方向に主吸着
パッド10と副吸着パッド11とが取り付けられてい
る。主吸着パッド10、副吸着パッド11は、吸盤でも
良いし、減圧吸着機構を有するものでもよい。主吸着パ
ッド10は、水平位置をとるときにパッドが枚葉シート
堆積体2の最上面位置と対応することが望ましい。副吸
着パッド11は、上下動機構12、例えばシリンダ機構
やカム機構、可逆回転モータ機構(図ではシリンダ機構
として示す)で上下動させ得る。上下動させる意義につ
いては後述する。
【0011】門形フレーム1の前部横柱には、枚葉シー
ト間にイオン化された除電エアーを吹き込むブロワ13
を設ける。ブロワ13は、少なくとも門形フレーム1の
左右端部付近に一対設ける。好ましくは中間部にも単数
又は複数設ける。また、門形フレーム1の前部横柱に
は、ブロワ13と干渉しない位置に、毎葉シート移送用
のピンチローラ14,14’を設ける。
【0012】ピンチローラ14,14’は、少なくとも
左右1対設ける。ピンチローラ14,14’の先には、
適宜の搬送機構、例えばフィードローラ、フィードベル
ト、シュート等を設け、所望の処理装置に繋げる(共に
図示せず)。なお、門形フレームの前後柱間を前後に移
動する剥離バー15を設けておくことは、極めて好まし
いことである。本発明のカット板シート用フィード装置
の基本的構成は、以上の通りである。
【0013】以下に、本発明のカット板シート用フィー
ド装置の操作態様を説明する。台車3に乗せられた枚葉
シート堆積体2を門形フレーム1の所定の位置に固定す
る。枚葉シート堆積体2の最上部位置を調整した後、回
動シリンダ9によりリフトアーム8を下降させ、主吸着
パッド10と副吸着パッド11とを枚葉シート堆積体2
の最上面に軽く押し付けて吸盤又は減圧吸着機構で最上
部の枚葉シート1枚に吸い付かせる。回動シリンダ9で
リフトアーム8を原姿勢に戻す。
【0014】最上部枚葉シート1枚の端辺部がリフトア
ームの上昇に伴って持ち上がったら、ブロワ13でイオ
ン化された除電空気を枚葉シート間に吹き込む。吹き込
まれる除電空気がイオン化されているので、枚葉シート
堆積体2として帯電していても、消電され、持ち上げら
れた枚葉シート17と枚葉シート堆積体2との間の帯電
に伴う貼り付きも解消され、空気の吹き込み力により、
枚葉シート17は枚葉シート堆積体2から離脱する。
【0015】次に、副吸着パッド11の、持ち上げられ
た枚葉シート17との吸着を解き、副吸着パッド11の
上下動機構12により、副吸着パッド11をリフトアー
ム8の上部に待避させると、枚葉シート17は主吸着パ
ッド10に吸着されたまま先端が下方に垂れ下がる。同
時に、副吸着パッド11は、リフトアーム8を前進させ
ても、ピンチローラ14,14’に干渉することがな
い。その状態でスライドシリンダ7を作動させてリフト
アーム8を前進させると、垂れ下がった枚葉シート17
の先端がピンチローラ14,14’に噛み込まれ、外部
に移送される。
【0016】枚葉シート堆積体2の相互の貼り付きが強
固な場合には、主吸着パッド10、副吸着パッド11を
枚葉シートに軽く押し付けた後、原位置に戻す動作を複
数回繰り返すことによって、少なくとも端隅部が貼り付
きから解離する。更に貼り付きが強固な場合には、主吸
着パッド10、副吸着パッド11を枚葉シートに軽く押
し付けた状態で、副吸着パッド11のみの上下動作を複
数回繰り返すことによって、貼り付きは解離される。
【0017】枚葉シートの貼り付きが中央部で特に強固
で、ブロワ13のみによっては解離が不十分である場合
には、端辺部が解離した枚葉シート17と枚葉シート堆
積体2との間を通して剥離バー15を前後動して枚葉シ
ート17の剥離を完全にすることは極めて好ましいこと
である。以上に述べた作動機序を制御するために、適宜
の制御機構、例えばマイクロコンピュータを利用した制
御機構を利用できることは、いうまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明のカット板シート用フィード装置
によれば、枚葉シート堆積体をセットする以外は完全に
自動運転が可能となる。また、後続の処理装置が枚葉シ
ートリサイクルのための破砕装置である場合、人力処理
の際に悩まされていた騒音、重労働環境から作業員が解
放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明装置の要部を示す斜視図である。
【図2】は、枚葉シートを1枚剥がし始めた状態を示す
要部斜視図である。
【符号の説明】
1 門形フレーム 10 主吸着パッ
ド 2 枚葉シート堆積体 11 副吸着パッ
ド 3 台車 12 上下動機構 4 ガイドレール 13 ブロワ 5,5 鞍部 14,14’ ピ
ンチローラ 6 スライドユニット 15 剥離バー 7 スライドシリンダ 16 スプリング 8 リフトアーム 17 枚葉シート 9 回動シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門形フレームと、門形フレームの前後の
    柱体に差し渡されたガイドレールに沿って前後に移動可
    能なスライドユニットと、このスライドユニットの下端
    を中心に回動可能なリフトアームと、リフトアームに取
    り付けられた主吸着パッド及び副吸着パッドと、副吸着
    パッドを上下動させる機構と、枚葉シート間にイオン化
    された空気を送風するブロワと、門形フレームの前部に
    設けられたピンチローラと、スライドユニットを前後動
    させるスライドシリンダと、リフトアームを回動する回
    動シリンダとからなるカット板シート用フィード装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたカット板シート用
    フィード装置において、枚葉シート間を移動して枚葉シ
    ートを相互に分離する分離バーが付加されたことを特徴
    とするカット板シート用フィード装置。
JP11149682A 1999-05-28 1999-05-28 カット板シート用フィード装置 Pending JP2000335765A (ja)

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