JP2000318532A - ドアモジュール構造 - Google Patents

ドアモジュール構造

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JP2000318532A
JP2000318532A JP11126782A JP12678299A JP2000318532A JP 2000318532 A JP2000318532 A JP 2000318532A JP 11126782 A JP11126782 A JP 11126782A JP 12678299 A JP12678299 A JP 12678299A JP 2000318532 A JP2000318532 A JP 2000318532A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車ドアにサイドポケットや衝撃吸収パッ
ドを設けるためにかかる製造コストを低減させる。 【解決手段】 合成樹脂製のドアインナパネル2に半割
り状のサイドポケット4を好ましくは一体に形成し、半
割り状のサイドポケット4の開口17側をドアトリム3
側に当接させてサイドポケットを構成する。ドアインナ
パネル側とドアトリム側の各半割り状のサイドポケット
を合体させてもよい。サイドポケット4に対する支持部
や位置決め部をドアトリム3側に設ける。ドアインナパ
ネル2に衝撃吸収パッドを好ましくは一体に形成する。
衝撃吸収パッドを接着手段や嵌込手段や差込手段や係止
手段で固定してもよい。衝撃吸収パッドは衝撃吸収部や
乗員押込部を有する。衝撃吸収部は破断可能部や、階段
状に形成されたものや、複数枚の屈曲した衝撃吸収壁で
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ドアにおけ
る合成樹脂製のドアインナパネルにサイドポケットや衝
撃吸収パッドを設けたドアモジュール構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図28は、従来の一般的なドア構造の一
例として、自動車ドアの合成樹脂製のドアトリムにサイ
ドポケットを組み付ける構造を示すものである。
【0003】ドアトリム120は外側のドアパネル(図
示せず)に組み付けられて車室側に位置する部分であ
り、アームレスト121の前方にスイッチユニット12
2を装着する孔部123を有し、アームレスト121の
下側に、半割り状のサイドポケット124に対する開口
部125を有している。スイッチユニット122の上側
には化粧パネル126が装着される。サイドポケット1
24は周上に複数のブラケット132を有している。ド
アトリム120の裏面側から開口部125の下側にサイ
ドポケット124が組み付けられて複数のビス127で
固定される。
【0004】図29〜図30は、従来の一般的なドア構
造の他の例として、自動車ドア128の合成樹脂製のド
アトリム129に衝撃吸収パッド130を組み付けた構
造を示すものである。
【0005】衝撃吸収パッド130は自動車の側面衝突
から乗員を保護するためのものであり、PP(ポリプロ
ピレン)のビーズ発泡材やPPのリブ付き射出成形材や
PUR(ポリウレタンフォーム)材等が使用されてい
る。一般的に衝撃吸収パッド130は乗員の胸部や腰部
に対応してドアトリム129の裏面側に接着固定されて
いる。自動車ドア128の内部には衝撃吸収パッド13
0の他に水平方向の補強バー131が配設されている。
【0006】図31は、従来のドアモジュール構造とし
て、特開平9−156374号公報に記載された構造を
示すものである。この構造は、金属製のドアアウタパネ
ル133にドアインナパネル134とドアトリム135
とを順に組み付けるものであり、ドアインナパネル13
4にパワーウィンドユニット136やドアロックユニッ
ト137といった補機や、それらを操作するスイッチユ
ニット138等が設けられ、ドアトリム135に、スイ
ッチユニット136に対する収容部139等が形成され
ている。
【0007】ドアインナパネル134は外側の金属部分
(点線で示す部分)140と内側の合成樹脂部分141
とで構成され、ドアトリム135は合成樹脂材で形成さ
れている。ドアインナパネル134を樹脂化すること
で、部品取付用の固定具を一体成形でき、ボルトやナッ
ト、クリップといった部品が削減され、部品コストや組
付工数等の面で有利となっている。ドアインナパネル1
34側の各補機はワイヤハーネス142に接続され、ワ
イヤハーネス142はドアアウタパネル133の前端側
から突出し、コネクタ143で車両ボディ側(バッテリ
側)のワイヤハーネス(図示せず)に接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
28に示した従来の構造においては、作業者がドアトリ
ム120にサイドポケット124を複数のビス127で
締付固定しなければならず、多くの組付工数を必要と
し、自動車ドアの製造コストが高くなるという問題があ
った。
【0009】また、図29〜図30に示した構造におい
ては、単品の状態のドアトリム129に作業者が接着等
の手段で衝撃吸収パッド130を固定するわけである
が、衝撃吸収パッド130を接着させるには、接着剤を
チューブやスプレー等で衝撃吸収パッド130に一々付
着させなければならず、作業効率が悪く、作業に多くの
工数を必要とし、自動車ドアの製造コストが高くなると
いう問題があった。
【0010】また、作業者が接着剤で衝撃吸収パッド1
30を固定する際に、衝撃吸収パッド130の位置がず
れやすいという懸念があり、さらに、接着後は衝撃吸収
パッド130を外すことができないために、メンテナン
スや再組付が困難であるという問題があった。
【0011】また、従来の衝撃吸収パッド130におい
ては、自動車の衝突時に乗員を車室内に押し込む作用は
するものの、衝撃吸収力が今一つ弱く、衝撃吸収効率を
アップさせ、且つ車室内への乗員の押し込みと衝撃吸収
とを同時に満足させる構造が要望されていた。
【0012】また、図31に示した構造においては、サ
イドポケットや衝撃吸収パッドを自動車ドアに形成する
手段が何ら提案されておらず、ドアアウタパネル133
とドアインナパネル134とドアトリム135とを備え
る自動車ドアにおけるサイドポケットと衝撃吸収パッド
の効果的な形成手段(構造)が切望されていた。
【0013】本発明は、上記した各点に鑑み、ドアアウ
タパネルとドアインナパネルとドアトリムとを備える自
動車ドアに、サイドポケットや衝撃吸収パッドといった
部品を効率良く、低コストで、容易に設けることができ
ると共に、衝撃吸収パッドを位置精度良く配置したり、
場合によっては容易に脱着させることができ、さらに、
衝撃吸収パッドの衝撃吸収力をアップさせ、室内への乗
員の押し込み作用と衝撃吸収作用とを同時に満足させ得
るドアモジュール構造を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアアウタパネルと合成樹脂製のドアイ
ンナパネルとドアトリムとを備えるドアモジュール構造
において、前記ドアインナパネルに半割り状のサイドポ
ケットを設け、該半割り状のサイドポケットの開口側を
前記ドアトリム側に当接させてサイドポケットを構成す
ることを第一の特徴とする(請求項1)。前記ドアトリ
ムに半割り状のサイドポケットを設け、該ドアトリムと
前記ドアインナパネルとの各半割り状のサイドポケット
を合体させてサイドポケットを構成することも可能であ
る(請求項2)。前記半割り状のサイドポケットが前記
ドアインナパネルや前記ドアトリムに一体に形成された
ことも有効である(請求項3)。また、前記ドアトリム
側に、前記ドアインナパネル側の半割り状のサイドポケ
ットに対する支持部が設けられたことも有効である(請
求項4)。また、前記ドアインナパネル側の半割り状の
サイドポケットと前記ドアトリム側との何れか一方に位
置決め用のピン部を設け、何れか他方に、該ピン部に対
する係合部を設けたことも有効である(請求項5)。ま
た、ドアアウタパネルと合成樹脂製のドアインナパネル
とドアトリムとを備えるドアモジュール構造において、
前記ドアインナパネルに衝撃吸収パッドを設けたことを
第二の特徴とする(請求項6)。前記衝撃吸収パッドが
前記ドアインナパネルに一体に形成されたことも有効で
ある(請求項7)。あるいは、前記ドアインナパネルに
前記衝撃吸収パッドが接着手段又は嵌込手段又は差込手
段又は係止手段で固定されることも可能である(請求項
8)。また、前記衝撃吸収パッドが内部に低密度な衝撃
吸収部を有することも有効であり(請求項9)、前記衝
撃吸収部が射出膨張成形によって形成されてもよい(請
求項10)。また、前記衝撃吸収パッドが衝撃吸収部と
乗員押込部とで構成されることも有効である(請求項1
1)。前記衝撃吸収部が、支持壁の外側ないし内側に前
記乗員押込部を連結した破断可能部であること(請求項
12)や、前記衝撃吸収部が階段状に形成されたもので
あること(請求項13)や、前記衝撃吸収部が、複数枚
の屈曲した衝撃吸収壁で構成されることも可能である
(請求項14)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図6は、本発
明に係るドアモジュール構造の第一実施例を示すもので
ある。
【0016】この構造は、金属製のドアアウタパネル1
と合成樹脂製のドアインナパネル2と合成樹脂製のドア
トリム3とで成る自動車ドアにおけるドアインナパネル
2に、合成樹脂製の半割り状のサイドポケット4を配設
したことを特徴とするものである。本例において半割り
状のサイドポケット4はドアインナパネル2に一体に形
成されている。
【0017】ドアアウタパネル1は、外側のパネル本体
5と窓枠部6と内側の枠状壁7とを含み、ドアインナパ
ネル2は枠状壁7にボルト(図示せず)等で固定され
る。ドアトリム3はドアインナパネル2の表面側(車室
側)から枠状壁7に固定される。この構造は公知であ
る。
【0018】ドアインナパネル2の表面側には、高さ方
向中央にワイヤハーネス8が水平方向に配置され、ワイ
ヤハーネス8の上側にスイッチユニット9が接続して設
けられ、ワイヤハーネス8の下側にスピーカ10と半割
り状のサイドポケット4とが設けられている。図1で、
12は防水グロメット、13はコネクタ、14はドア開
閉リンクを示す。
【0019】半割り状のサイドポケット4はドアトリム
3の高さ方向ほぼ中央のポケット開口部15の下側に位
置するように配置されている。すなわち、ポケット開口
部15の下側のトリム壁16に対向して半割り状のサイ
ドポケット4の正面側の開口17が位置する。
【0020】ポケット開口部15の上側には凹部19が
形成され、凹部19は両側壁20と背壁21と上壁(図
示せず)とで構成されている。凹部19の上側にアーム
レスト22が形成され、アームレスト22の前側に、ス
イッチユニット9に対する収容部23が設けられてい
る。
【0021】半割り状のサイドポケット4は、ドアイン
ナパネル2の表面(パネル壁24)から直角に突出した
垂直な両側壁25と、パネル壁24から直角に突出し、
両側壁25の下端部を連結する水平な底壁26と、両側
壁25と底壁26とで囲まれた範囲でパネル壁24から
若干膨出され、パネル壁24と平行に位置する基壁27
とで構成され、上側の開口18とドアトリム寄りの正面
側の開口17とを有している。両側壁25には、ドアト
リム3に対する位置決め用の係合部28が一体に形成さ
れている。
【0022】ドアトリム3をドアインナパネル2側に組
み付けると同時に、トリム壁16が半割り状のサイドポ
ケット4の正面側の開口17を塞いでサイドポケットを
完成させる。スイッチユニット9はアームレスト22の
下側から収容部23内に装着される。
【0023】図2にドアモジュールの組付状態(図1の
A−A断面相当図)を示す如く、ドアインナパネル側の
半割り状のサイドポケット4の両側壁25と底壁26の
各前端(正面側の開口端)がドアトリム3のトリム壁1
6の裏面に当接(接合)して、ドアトリム3のポケット
開口部15の下側にポケット空間30が構成される。半
割り状のサイドポケット4とトリム壁16とでサイドポ
ケットが構成される。
【0024】半割り状のサイドポケット4の底壁26の
下面に沿ってトリム壁16に支持用のリブ(支持部)2
9が水平に設けられている。リブ29は半割り状のサイ
ドポケット4の底壁26の下側から両側壁25の外面に
沿って連続して設けられている。リブ29によって半割
り状のサイドポケット4が安定に支持され、サイドポケ
ット内の重力物に対する強度が確保されると共に、ポケ
ット開口部15に対する半割り状のサイドポケット4の
位置が規定される。
【0025】また、半割り状のサイドポケット4の基壁
27の上端側にドアトリム3の凹部19(図1)の背壁
21の下端側が湾曲状に当接して、ポケット空間30内
への物の投入が引っ掛かりなくスムーズに行われる。半
割り状のサイドポケット4の下側においてドアアウタパ
ネル1の枠状壁7にパネル壁24とドアトリム3の枠状
壁31とが当接する。
【0026】図3(図1のB部拡大相当図)に示す如
く、半割り状のサイドポケット4の少なくとも両側壁2
5の外面に、ドアトリム側の位置決め用のピン部32に
対する係合部33が一体に形成されている。係合部33
は半割り状のサイドポケット4の外周上(側壁25と底
壁26(図1))に数箇所設けることが好ましい。
【0027】係合部33は、水平方向の縦断面略半円状
の突出部34の中央に円孔(係合孔)35を設けて構成
される。円孔35の前端側にはテーパ状のガイド傾斜面
35が形成されている。突出部34の前端34aは側壁
25の前端との間に若干の距離をおいて位置し、突出部
34の後端はパネル壁24と一体化している。突出部3
4によって側壁25や底壁26(図1)の剛性が高めら
れている。
【0028】前記位置決め用のピン部32はドアトリム
3に一体に形成されている。すなわち、トリム壁16の
裏面側の前記リブ29に突出部36が一体に形成され、
突出部36の前端にピン部32が突設されている。ピン
部32の先端側にはテーパ状の傾斜面32aが形成さ
れ、円孔35のガイド傾斜面35aとの共働作用でピン
部32の挿入性が高められる。
【0029】図4(図3のC−C断面相当図)にドアイ
ンナパネル2とドアトリム3の接合状態を示す如く、ピ
ン部32が突出部35の円孔35内に挿入され、ピン部
側のリブ29が半割り状のサイドポケット4の側壁25
に接して位置し、ピン部側の突出部36と円孔側の突出
部34とがそれぞれの前端で当接する。側壁25の前端
はトリム壁16に当接する。
【0030】各ピン部32が各円孔35内に嵌合するこ
とで、ドアトリム側のポケット開口部15(図1)に対
する半割り状のサイドポケット4の位置が正確に規定さ
れると共に、位置合わせが容易に行われ、組付作業が容
易化し、しかもドアトリム3に対するサイドポケット4
のガタ付きが防止される。また、各突出部34,36の
前端が相互に当接することで、半割り状のサイドポケッ
ト4の曲り変形等が防止される。なお、半割り状のサイ
ドポケット4に位置決め用のピン部32を設け、ドアト
リム側に係合部33を設けることも可能である。半割り
状のサイドポケット4の前端をトリム壁16に接着や溶
着で固定することも可能である。
【0031】上記半割り状のサイドポケット4の成形方
法としては、底壁26と側壁25の突出長さL(図2)
が機能上70〜100mm程度必要であるために、射出成
形によってドアインナパネル2と一体に半割り状のサイ
ドポケット4を形成することが好ましい。この場合、樹
脂材料としては、一例として長繊維のGFPP(ガラス
繊維入りポリプロピレン)が好適である。
【0032】射出成形以外の方法としてはスタンピング
成形が挙げられる。この方法は、図5(a) 〜(c) に示す
如く(説明の便宜上、実際の形状とは異なっている)、
ある程度の温度に加熱された長繊維GFPPのシート材
38をプレス金型39,40内にセットし(図5(a))、
プレス金型39,40を加熱した状態で、シート材38
を圧縮成形して(図5(b))、成形品41 (図5(c))を得
るものである。
【0033】スタンピング成形においては、半割り状の
サイドポケット4(図2)としての十分な高さが得られ
難いという短所があるが、その場合は、図6に示す如
く、ドアインナパネル2とドアトリム3との両方から半
割り状のサイドポケット42,43を突出形成して、両
方の半割り状のサイドポケット42,43を前端部で相
互に突き合わせて合体させることで、サイドポケットを
完成させることができる。ドアトリム側の半割り状のサ
イドポケット43は、ドアインナパネル側の半割り状の
サイドポケット42と同様に、トリム壁16から突出さ
れた底壁44と両側壁45とで構成される。突き合わせ
部分であるパーティングライン46を接着や溶着等によ
って強固に接合することも可能である。
【0034】ドアトリム側の半割り状のサイドポケット
43の前端側には支持用の鍔部(支持部)47が一体に
形成され、鍔部47の内側にドアインナパネル側の半割
り状のサイドポケット42が接して位置決め係合され
る。図3に示した位置決め用のピン部32と係合部33
とを各半割り状のサイドポケット42,43に設けるこ
とも可能である。
【0035】また、上記射出成形以外の方法として、ド
アインナパネル2に別体の合成樹脂製の半割り状のサイ
ドポケット(図示せず)を熱溶着や振動溶着等で一体化
させることも可能である。この場合は複雑な形状のサイ
ドポケットに対応することができる。
【0036】別体のサイドポケット(図示せず)を採用
する場合でも、ドアトリム3にではなく、あくまでもド
アインナパネル2に別体のサイドポケットを配設する。
ドアトリム3は二次加工の少ない部品であるため、樹脂
成形完了と同時に出荷可能のものが多く、図1で示した
如く組付部品の多いドアインナパネル2に半割り状のサ
イドポケットを組み付けることで、組付作業が集中化・
効率化される。
【0037】すなわち、ドアトリム3は二次加工が少な
いことがコストダウンの鍵となっている(成形したら出
荷するだけという形態が好ましい)。ドアインナパネル
2への各部品の実装は、その性格上、必然的に人手によ
る組付作業は避けられない。そのため、集中した流れ作
業を行うことで、ドアトリム側に組み付ける場合に較べ
て、労務費を低く抑えることができるわけである。
【0038】図7〜図27は、本発明に係るドアモジュ
ール構造の第二実施例を示すものである。なお、便宜
上、ドアアウタパネル1とドアインナパネル2とドアト
リム3については前例と同一の符号を付して詳細な説明
を省略し、ドアインナパネル2については各実施形態毎
に同一の符号を用いて説明する。
【0039】この構造は、金属製のドアアウタパネル1
と合成樹脂製のドアインナパネル2と合成樹脂製のドア
トリム3とで成る自動車ドアにおけるドアインナパネル
2に、合成樹脂製の衝撃吸収パッド50を配設したこと
を特徴とするものである。
【0040】本実施例の一形態として、衝撃吸収パッド
50はドアインナパネル2に一体に形成されたものであ
る。衝撃吸収パッド50はドアインナパネル2の表面側
において乗員の胸部と腰部の位置に対応して配置され
る。ドアインナパネル2の表面側には前例と同様にワイ
ヤハーネス8やスイッチユニット9やスピーカ10等が
配設される。前例の半割り状のサイドポケット4を衝撃
吸収パッド50と同時に成形することも可能である。
【0041】図8(図7のD−D断面相当図)に、ドア
アウタパネル1とドアインナパネル2とドアトリム3の
組付状態を示す如く、衝撃吸収パッド50は垂直なパネ
ル壁24から略矩形立体形状に突出され、衝撃吸収パッ
ド50の前端面50aはトリム壁16の裏面に対して若
干の隙間51を存して平行に位置している。
【0042】上記衝撃吸収パッド50は射出成形や射出
膨張成形等の手段によってドアインナパネル2に一体に
形成される。使用する樹脂材料としては一例として長繊
維のGFPP(ガラス繊維入りポリプロピレン)が好ま
しい。
【0043】射出成形によって、例えば図9に示すよう
なドアインナパナル一体式の衝撃吸収パッド52を得る
ことができる。この衝撃吸収パッド52は縦横に格子壁
53を交差させた一般的な形状のものであり、各格子壁
53で仕切られた多数の空間54を有している。空間5
4内で各格子壁53が圧縮されることで、車両衝突時の
衝撃が吸収される。
【0044】射出成形の一種である射出膨張成形は公知
の手段であるが、図10(a) 〜(d)に示す如く(説明の
便宜上、実際の形状とは異なっている)、樹脂材57と
して長繊維のGFPPを成形金型55,56内に射出し
(図10(a))、次いで、樹脂材57が固まる前に一方の
成形金型55のコア部55aを後退させる(図10
(b))。その際、樹脂材57である長繊維のGFPPが樹
脂の配向緩和により立ち上がり、体積が増加する現象
(スプリングバック)が起こる。その現象により樹脂材
57の内部57aがスポンジ状の低密度な孔空き組織と
なって膨張する。
【0045】膨張倍率は四倍程度まで可能であり、コア
部55aを後退させる前の充填時の樹脂材57の厚みは
25mm程度で済み、コア部55aを後退させることで1
00mm程の構造体(衝撃吸収パッド50)を重量アップ
させることなく成形することができる。樹脂材57の内
部(57a)が低密度であるから、衝撃吸収効率が高
い。
【0046】その後、平面平滑性の向上と、樹脂材内部
の冷却速度を上げるために、樹脂材57の内部(57
a)に注入機59でガスを注入する(図10(c))。最後
に成形金型55,56を開いて成形品である衝撃吸収パ
ッド一体式のドアインナパネル2を得る(図10(d))。
樹脂材57の内部(57a)が低密度であっても成形品
自体は十分な剛性を有している。
【0047】この成形方法(ドアモジュールの製造方
法)により、内部に低密度な衝撃吸収部57aを有する
衝撃吸収パッド50をドアインナパネル2に一体に形成
することができる。車両の衝突時には、衝撃吸収パッド
50内の低密度な衝撃吸収部57aが圧縮されつつ、衝
撃吸収パッド50の前端部がドアトリム3(図7)を押
圧して乗員を車室内に押し込む作用を行う。
【0048】以下に図11〜図19を用いて、衝撃吸収
作用と乗員押し込み作用の両方を可能としたドアインナ
パナル一体成形式の衝撃吸収パッドの各種形態を説明す
る。各衝撃吸収パッドは射出成形によってドアインナパ
ナル2に一体に形成されるものである。
【0049】図11〜図12は衝撃吸収パッドの第一の
形態を示すものである。この衝撃吸収パッド60は、ド
アインナパネル2から直角に水平方向に突出した矩形筒
状の支持壁61と、支持壁61の前端に垂直方向のフラ
ンジ状の破断可能壁(破断可能部)62を介して支持壁
61よりも大径(大寸)に形成された矩形枠状の乗員押
込部63とで構成されている。支持壁61と乗員押込部
63とはフランジ状の破断可能壁62で連結されてい
る。破断可能壁62が衝撃吸収部として作用する。
【0050】支持壁61は前後左右各一枚の壁部で矩形
筒状に構成され、パネル壁24から一体に続いている。
フランジ状の破断可能壁62は支持壁61の前端から外
向きに短い距離で延長されて矩形枠状の乗員押込部63
の内側壁64に一体に続き、且つ内側壁64と外側壁6
5とを繋ぐ底壁66に同一面で続いている。乗員押込部
63を構成する内側壁64と外側壁65とは矩形枠状に
形成され、四隅の連結部67(図11)と前記底壁66
とで一体化されている。乗員押込部63の内側には支持
壁61を収容可能な矩形状の空間68が形成されてい
る。乗員押込部63の長さL1 は支持壁61の突出長さ
よりもやや長く設定されている。図12で、1はドアア
ウタパネル、3はドアトリムを示す。
【0051】車両の衝突時にドアインナパネル2が外側
から強く押圧されることで、図13の如く破断可能壁6
2が剪断されて、乗員押込部63の内側に支持壁61が
進入する。破断可能壁63が破断することで衝撃が吸収
される。それと同時に乗員押込部63がドアトリム3を
押圧して乗員を車室内に押しやって衝突部から遠ざけ
る。
【0052】なお、支持壁61よりも乗員押込部63を
小径(小寸)に形成し、支持壁61の内側に乗員押込部
63を進入可能としてもよい。この場合、破断可能壁6
2は支持壁61から内向きに設けられる。乗員押込部6
3の前端に押し込み用の大径なフランジ部(図示せず)
を設けてもよい。乗員押込部63と支持壁61の長さL
1 を同等に設定して、支持壁61で乗員押込部63を補
助させることも可能である。
【0053】図14〜図15は衝撃吸収パッドの第二の
形態を示すものである。この衝撃吸収パッド70は、矩
形状の箱状壁71〜73を階段状に連続させたものであ
り、ドアインナパネル2から一段目の大きな箱状壁71
が一体に立ち上げられ、一段目の箱状壁71の枠状の前
壁部74に二段目の中位の箱状壁72が連続し、二段目
の箱状壁72の枠状の前壁部75に三段目の小さな箱状
壁73が連続して形成されている。
【0054】各箱状壁71〜73は底部を有しておら
ず、三段目の箱状壁73は垂直な前端壁部76を有して
いる。一段目及び二段目の箱状壁71,72は前後左右
の周壁部77,78と枠状の垂直な前壁部74,75と
で構成され、三段目の箱状壁73は前後左右の周壁部7
9と垂直な前端壁76とで構成されている。
【0055】三段目の箱状壁73の前端壁76がドアト
リム3(図15)に若干の隙間80を存して対向して位
置する。一段目と二段目の各箱状壁71,72の前壁部
74,75はクラッシュ部として作用する。
【0056】図16に示す如く、車両衝突時にドアイン
ナパネル2が外側から強く押圧されることで、三段目の
箱状壁73の前端壁76がドアトリム3に突き当たり、
それと同時に一段目と二段目の各前壁部74,75が斜
め内向きに潰れ変形して衝撃を吸収する。三段目の箱状
壁73は二段目の箱状壁72の内側に押し込まれ、二段
目の箱状壁72は一段目の箱状壁71の内側に押し込ま
れる(押し込みの程度は衝撃力によって異なる)。各前
壁部74,75を含む一段目と二段目の箱状壁71,7
2が衝撃吸収部として作用する。三段目の箱状壁73が
乗員押込部として作用し、乗員を車室内に確実に押し込
む。なお箱状壁71〜73の数は三段に限るものではな
い。
【0057】図17〜図18は衝撃吸収パッドの第三の
形態を示すものである。この衝撃吸収パッド82は、ド
アインナパネル2から一体に立ち上げられた複数の断面
略くの字状の衝撃吸収壁83で成る衝撃吸収部84と、
衝撃吸収部84の前端に一体に形成された矩形状の乗員
押込部85とで構成されている。
【0058】各衝撃吸収壁84は突出方向中間部で屈曲
され、屈曲部89の前後の一対の傾斜壁83a,83b
で山型ないし谷型に構成されている。各衝撃吸収壁83
の間隔は一対の傾斜壁83a,83bの各長さよりも若
干広いことが好ましい。本例では、上側に三枚の衝撃吸
収壁83が山型形状に並列に配置され、下側に三枚の衝
撃吸収壁83が対称の谷型形状に並列に配置されてい
る。上下ないし左右に衝撃吸収壁83を対称に配置する
ことで、衝撃吸収が効果的に行われると共に、衝撃吸収
時の乗員押込部85の位置や姿勢が安定する。
【0059】乗員押込部85は、各衝撃吸収壁83の前
端に続く底壁86(図18)と、底壁86から立ち上げ
られた矩形枠状の周壁87と周壁内の格子壁88とで構
成される。乗員押込部85の前端がドアトリム3に対向
して位置する。
【0060】図19に示す如く、車両衝突時にドアイン
ナパネル2が外側から強く押圧されることで、各衝撃吸
収壁83が圧縮され、屈曲部89から折れ曲がって潰れ
て衝撃力を吸収する。この際、衝撃吸収壁83の対称配
列により、衝撃が確実に吸収されると共に、乗員押込部
85の位置が上下にずれることなく正確に維持される。
それにより、乗員押込部85によって乗員を車室内に確
実に押し込むことができる。各衝撃吸収壁83は相互に
干渉することなくフラット状に圧縮される。
【0061】なお、衝撃吸収パッドは上記図9〜図18
の形態に限らず、衝撃吸収部と乗員押込部とを備えてい
れば、形状は任意である。図9〜図18の構造は何れも
ドアインナパネル2に一体成形可能な形状に設計された
ものである。
【0062】以上は衝撃吸収パッドをドアインナパネル
2に一体に形成した例を示したものであるが、上記衝撃
吸収パッド52,60,70,82をドアインナパネル
2とは別体に形成して、ドアインナパネル2に後付けす
ることも可能である。
【0063】以下に図20〜図27を用いて、衝撃吸収
パッドをドアインナパネルに組み付ける構造の各種形態
を説明する。図20は、衝撃吸収パッド90を接着手段
すなわち接着剤91でドアインナパネル2に接着固定す
る構造(方法)を示すものである。接着剤91はチュー
ブ92やスプレー(図示せず)等で衝撃吸収パッド90
に塗付される。
【0064】接着剤91により衝撃吸収パッド90をド
アトリム3(図7)に組み付ける方法は従来行われてい
るが、衝撃吸収パッド90をドアトリム3ではなくドア
インナパネル2に組み付けることにより、第一実施例の
半割り状のサイドポケット4(図1)と同様に、ドアト
リム3を二次加工なく出荷でき、且つドアインナパネル
2に集中的にスイッチユニット9(図7)等の部品と衝
撃吸収パッド90とを効率的に組み付けることができ
る。
【0065】図21は、衝撃吸収パッド93を嵌込手段
でドアインナパネル2に固定する構造の第一形態とし
て、ドアインナパネル2に矩形枠状の係合部94を一体
に突設し、係合部94の内側に衝撃吸収パッド93を圧
入固定する構造を示すものである。係合部94の内寸法
2 ,L3 は衝撃吸収パッド93の外寸法L4 ,L5
りも小さく設定される。
【0066】図22は、衝撃吸収パッド95を嵌込手段
でドアインナパネル2に固定する構造の第二形態とし
て、ドアインナパネル2に受け部96を一体に設け、衝
撃吸収パッド95に、受け部96に対する係合部97を
一体に形成して、受け部96に係合部97を上方からス
ライド式に挿入して衝撃吸収パッド95を固定させる構
造を示すものである。
【0067】受け部96は、左右一対の横断面略L字状
のガイド壁98と、各ガイド壁98の底部を連結する縦
断面略L字状の停止壁99とで構成される。係合部97
は、衝撃吸収パッド95の基端側に突設された鍔状の突
出部で構成される。係合部97をドアインナパネル側に
突設し、受け部96を上下逆にして衝撃吸収パッド95
に設けることも可能である。係合部97をガイド壁98
内に圧入気味に挿入することで、衝撃吸収パッド95が
ガタ付きなく且つ簡単にドアインナパネル2に固定され
る。
【0068】図23は、衝撃吸収パッド100を差込手
段でドアインナパネル2に固定する構造の第一形態とし
て、ドアインナパネル2に複数本のトゲ状の鋭利な突部
101を一体に、ないしは別体に形成し、鋭利な突部1
01を衝撃吸収パッド100に突き刺して、衝撃吸収パ
ッド100をドアインナパネル2に容易に固定させる構
造を示すものである。衝撃吸収パッド100は発泡ウレ
タン等の柔らかい材質のものが好ましい。
【0069】図24は、衝撃吸収パッド102を差込手
段でドアインナパネル2に固定する構造の第二形態とし
て、ドアインナパネル2に上下一対の差込板103を一
体に突設し、衝撃吸収パッド102に、差込板103に
対する係合孔104を設けた構造を示すものである。こ
れとは逆に、衝撃吸収パッド102に差込板103を一
体に設け、ドアインナパネル2に係合孔104を設ける
ことも可能である。差込板103を係合孔104に圧入
気味に挿入することで、衝撃吸収パッド102を容易に
ドアインナパネル2に固定することができる。
【0070】図25は、衝撃吸収パッド105を差込手
段でドアインナパネル2に固定する構造の第三形態とし
て、ドアインナパネル2に上下左右各一対の四本の円柱
状のピン106を突設し、衝撃吸収パッド105に、各
ピン106に対する円形の係合孔107を設けた構造を
示すものである。ピン106はドアインナパネル2と一
体でも別体でも可能である。ピン106を衝撃吸収パッ
ド105に設け、係合孔107をドアインナパネル2に
設けることも可能である。上下左右のピン106によっ
て衝撃吸収パッド105がドアインナパネル2に確実に
固定される。
【0071】図26は、衝撃吸収パッド108を係止手
段でドアインナパネル2に固定する構造の第一形態とし
て、衝撃吸収パッド108に係止クリップ109を一体
に設け、ドアインナパネル2に、係止クリップ109に
対する係合孔110を設けた構造を示すものである。係
合孔110はドアインナパネル2の箱状の膨出部111
に設けてもよい。膨出部111内にクリップ収容空間が
存在する。係止クリップ109は一対の可撓性の爪部1
09aと支柱109bとで構成されている。係止クリッ
プ109をドアインナパネル2に設け、衝撃吸収パッド
108に係合孔110を設けてもよい。係止クリップ1
09を係合孔110に押し入れることで、ドアインナパ
ネル2に衝撃吸収パッド108がワンタッチで簡単に固
定される。
【0072】図27は、衝撃吸収パッド112を係止手
段でドアインナパネル2に固定する構造の第二形態とし
て、ドアインナパネル2に略枠状(凹字状)の係合部1
13を一体に突設し、係合部113に衝撃吸収パッド側
の係止クリップ114を上部開口115から挿入可能と
した構造を示すものである。係合部113は、図22の
受け部96と略同様の左右一対の横断面略L字状のガイ
ド壁116と、各ガイド壁116から内向きに対向して
突出した突壁117と、各ガイド壁116の底部を連結
する停止壁118とで構成される。一対の突壁117の
間に、係止クリップ114の支柱114bに対する挿入
スリット119が構成されている。係止クリップ114
の一対の爪部114aは左右のガイド壁116で係止さ
れる。本例によれば衝撃吸収パッド112の脱着を容易
に行うことができる。
【0073】上記図21〜図27の各形態によれば、衝
撃吸収パッド93,95,100,102,105,1
08,112を各ドアインナパネル2に容易に組み付け
ることができ、且つメンテナンス等で衝撃吸収パッドを
ドアインナパネル2から容易に取り外すことができる。
取り外した後は容易に再組付できることは言うまでもな
い。
【0074】また、衝撃吸収パッドを係止手段でドアイ
ンナパネル2に固定する構造の第三形態として、ドアイ
ンナパネル2に金属製のスルーブラケット(図示せず)
を設け、衝撃吸収パッドをスルーブラケットにワンタッ
チで固定させる構造も可能である。また、第一実施例の
半割り状のサイドポケット4と同様に別体の衝撃吸収パ
ッドをドアインナパネル2に熱溶着や振動溶着等の手段
で固着させることも可能である。
【0075】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ドアインナパネルにワイヤハーネス等の他の部品と
共に半割り状のサイドポケットを設けることで、ドアト
リムに半割り状のサイドポケットを設ける場合に較べ
て、組付作業を集中的に効率良く行うことができ、自動
車ドアが低コスト化される。また、半割り状のサイドポ
ケットの開口側をドアトリムに当接させることで、サイ
ドポケットを簡単に構成させることができる。また、請
求項2記載の発明によれば、ドアインナパネル側の半割
り状のサイドポケットが浅い場合でも、ドアトリム側の
半割り状のサイドポケットと突き合わせることで、大き
な容積のサイドポケットを容易に得ることができる。サ
イドポケットが浅くて済むから、安価なスタンピング成
形が可能となり、製造コストが低減される。また、請求
項3記載の発明によれば、半割り状のサイドポケットを
ドアインナパネルやドアトリムに一体に樹脂形成するこ
とで、従来のサイドポケットをビスで組み付ける場合に
較べて手間がかからず、製造が容易化し、製造コストが
大幅に低減される。また、請求項4記載の発明によれ
ば、ドアトリム側の支持部すなわちドアトリムに設けた
支持部ないしはドアトリム側の半割り状のサイドポケッ
トに設けた支持部によってドアインナパネル側の半割り
状のサイドポケットが安定に支えられ、サイドポケット
の強度がアップして、サイドポケット内への重量物の投
入等にも耐えられるものとなる。また、請求項5記載の
発明によれば、ピン部が係合部に係合することで、ドア
トリムないしはドアトリム側の半割り状のサイドポケッ
トに対してドアインナパネル側の半割り状のサイドポケ
ットが正確に位置決めされると共に、半割り状のサイド
ポケットのガタ付きが防止される。
【0076】また、請求項6記載の発明によれば、ドア
インナパネルにワイヤハーネス等の他の部品と共に衝撃
吸収パッドを設けることで、ドアトリムに衝撃吸収パッ
ドを設ける場合に較べて、組付作業を集中的に効率良く
行うことができ、自動車ドアが低コスト化される。ま
た、請求項7記載の発明によれば、衝撃吸収パッドをド
アインナパネルに一体に樹脂形成することで、衝撃吸収
パッドを別体で組み付ける場合に較べて手間がかから
ず、製造が容易化し、製造コストが大幅に低減される。
また、請求項8記載の発明によれば、ドアインナパネル
に対して、接着手段で衝撃吸収パッドが強固に固定さ
れ、また、嵌込手段や差込手段で衝撃吸収パッドが容易
に且つ位置ずれなく固定されると共に、メンテナンス等
で容易に取り外し可能であり、また、係止手段で衝撃吸
収パッドがワンタッチで簡単に且つ位置ずれなく固定さ
れる。また、請求項9記載の発明によれば、車両の衝突
時に衝撃吸収パッドの低密度な衝撃吸収部によって衝撃
が効率良く吸収される。また、請求項10記載の発明に
よれば、射出膨張成形によって衝撃吸収パッドが少ない
樹脂材料で大きな体積に簡単・確実に形成される。ま
た、請求項11記載の発明によれば、衝撃吸収部で車両
衝突時の衝撃が効率的に吸収され、且つドアトリムの外
側から乗員押込部で乗員が車室内に確実に押し込まれ
て、安全性が向上する。また、請求項12記載の発明に
よれば、車両衝突時に破断可能部が剪断されることで、
衝撃が効率的に吸収され、且つ支持壁の外側ないし内側
に乗員押込部が後退し、ドアトリムの外側から乗員を確
実に車室内に押し込む。また、請求項13記載の発明に
よれば、階段状の衝撃吸収部が車両衝突時の衝撃を段階
的に吸収して、衝撃吸収効率が高まると共に、衝撃力の
大小に関係なく衝撃が確実に吸収される。また、請求項
14記載の発明によれば、車両衝突時に複数枚の衝撃吸
収壁が座屈することで、衝撃が効果的に吸収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアモジュール構造の第一実施例
を示す分解斜視図である。
【図2】組付状態を示す図1のA−A断面相当図であ
る。
【図3】図1のB部にドアトリム側を結合させる状態を
示す分解斜視図である。
【図4】図3のC−C断面図である。
【図5】(a) 〜(c) はサイドポケットの成形方法の一例
を順に示す説明図である。
【図6】ドアモジュール構造の他の形態を示す縦断面図
である。
【図7】本発明に係るドアモジュール構造の第二実施例
を示す分解斜視図である。
【図8】組付状態を示す図7のD−D断面相当図であ
る。
【図9】衝撃吸収パッドの一般的な形態を示す斜視図で
ある。
【図10】(a) 〜(d) は衝撃吸収パッドの成形方法の一
例を順に示す説明図である。
【図11】衝撃吸収パッドの第一の形態を示す斜視図で
ある。
【図12】図11のE−E相当断面図である。
【図13】衝撃吸収パッドが衝撃を吸収した状態を示す
縦断面図である。
【図14】衝撃吸収パッドの第二の形態を示す斜視図で
ある。
【図15】図14のF−F断面相当図である。
【図16】衝撃吸収パッドが衝撃を吸収した状態を示す
縦断面図である。
【図17】衝撃吸収パッドの第三の形態を示す斜視図で
ある。
【図18】図17のG−G断面相当図である。
【図19】衝撃吸収パッドが衝撃を吸収した状態を示す
縦断面図である。
【図20】衝撃吸収パッドの組付手段の第一の形態を示
す分解斜視図である。
【図21】衝撃吸収パッドの組付手段の第二の形態を示
す分解斜視図である。
【図22】衝撃吸収パッドの組付手段の第三の形態を示
す分解斜視図である。
【図23】衝撃吸収パッドの組付手段の第四の形態を示
す分解斜視図である。
【図24】衝撃吸収パッドの組付手段の第五の形態を示
す分解斜視図である。
【図25】衝撃吸収パッドの組付手段の第六の形態を示
す分解斜視図である。
【図26】衝撃吸収パッドの組付手段の第七の形態を示
す分解斜視図である。
【図27】衝撃吸収パッドの組付手段の第八の形態を示
す分解斜視図である。
【図28】従来の一般的なドア構造の第一例を示す分解
斜視図である。
【図29】従来のドア構造の第二例を示す分解斜視図で
ある。
【図30】同じくドア構造の第二例を示す縦断面図であ
る。
【図31】従来のドアモジュール構造を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 ドアアウタパネル 2 ドアインナパネル 3 ドアトリム 4,42,43 半割り状のサイドポケット 17 開口 29 リブ(支持部) 32 ピン部 33 係合部 47 鍔部(支持部) 50,52,60,70,82,90,93,95,1
00,102,105,108,112 衝撃吸収パ
ッド 57a,84 衝撃吸収部 61 支持壁 62 破断可能壁(衝撃吸収部) 63,85 乗員押込部 71,72 箱状壁(衝撃吸収部) 73 箱状壁(乗員押込部) 83 衝撃吸収壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/04 B60R 13/02 B // B60R 13/02 B60J 5/00 501A (72)発明者 川真田 守 広島県広島市南区仁保新町2丁目1−25 矢崎部品株式会社内 Fターム(参考) 3D022 CA01 CB01 CC08 CC11 CD01 CD30 3D023 BA01 BA07 BB08 BC01 BD03 BE03 BE24 BE26 BE31

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウタパネルと合成樹脂製のドアイ
    ンナパネルとドアトリムとを備えるドアモジュール構造
    において、前記ドアインナパネルに半割り状のサイドポ
    ケットを設け、該半割り状のサイドポケットの開口側を
    前記ドアトリム側に当接させてサイドポケットを構成す
    ることを特徴とするドアモジュール構造。
  2. 【請求項2】 前記ドアトリムに半割り状のサイドポケ
    ットを設け、該ドアトリムと前記ドアインナパネルとの
    各半割り状のサイドポケットを合体させてサイドポケッ
    トを構成することを特徴とする請求項1記載のドアモジ
    ュール構造。
  3. 【請求項3】 前記半割り状のサイドポケットが前記ド
    アインナパネルや前記ドアトリムに一体に形成されたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のドアモジュール構
    造。
  4. 【請求項4】 前記ドアトリム側に、前記ドアインナパ
    ネル側の半割り状のサイドポケットに対する支持部が設
    けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    のドアモジュール構造。
  5. 【請求項5】 前記ドアインナパネル側の半割り状のサ
    イドポケットと前記ドアトリム側との何れか一方に位置
    決め用のピン部を設け、何れか他方に、該ピン部に対す
    る係合部を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載のドアモジュール構造。
  6. 【請求項6】 ドアアウタパネルと合成樹脂製のドアイ
    ンナパネルとドアトリムとを備えるドアモジュール構造
    において、前記ドアインナパネルに衝撃吸収パッドを設
    けたことを特徴とするドアモジュール構造。
  7. 【請求項7】 前記衝撃吸収パッドが前記ドアインナパ
    ネルに一体に形成されたことを特徴とする請求項6記載
    のドアモジュール構造。
  8. 【請求項8】 前記ドアインナパネルに前記衝撃吸収パ
    ッドが接着手段又は嵌込手段又は差込手段又は係止手段
    で固定されることを特徴とする請求項6記載のドアモジ
    ュール構造。
  9. 【請求項9】 前記衝撃吸収パッドが内部に低密度な衝
    撃吸収部を有することを特徴とする請求項6〜8の何れ
    かに記載のドアモジュール構造。
  10. 【請求項10】 前記衝撃吸収部が射出膨張成形によっ
    て形成されたものであることを特徴とする請求項9記載
    のドアモジュール構造。
  11. 【請求項11】 前記衝撃吸収パッドが衝撃吸収部と乗
    員押込部とで構成されることを特徴とする請求項6〜8
    の何れかに記載のドアモジュール構造。
  12. 【請求項12】 前記衝撃吸収部が、支持壁の外側ない
    し内側に前記乗員押込部を連結した破断可能部であるこ
    とを特徴とする請求項11記載のドアモジュール構造。
  13. 【請求項13】 前記衝撃吸収部が階段状に形成された
    ものであることを特徴とする請求項11記載のドアモジ
    ュール構造。
  14. 【請求項14】 前記衝撃吸収部が、複数枚の屈曲した
    衝撃吸収壁で構成されることを特徴とする請求項11記
    載のドアモジュール構造。
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