JP2000307100A - 電界効果半導体装置 - Google Patents

電界効果半導体装置

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JP2000307100A
JP2000307100A JP11110433A JP11043399A JP2000307100A JP 2000307100 A JP2000307100 A JP 2000307100A JP 11110433 A JP11110433 A JP 11110433A JP 11043399 A JP11043399 A JP 11043399A JP 2000307100 A JP2000307100 A JP 2000307100A
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Naoki Hara
直紀 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電界効果半導体装置に関し、Vth制御の為の
イオン注入に依る損傷を低減し、高いチャネル移動度を
維持できるようにして、高周波特性及び高速動作性が良
好なHEMTを含む電界効果半導体装置を実現できるよ
うにする。 【解決手段】 半絶縁性GaAs基板11上に形成され
たInGaAsチャネル層13と、チャネル層13上に
形成されチャネル層13に比較してエネルギ・バンド・
ギャップが大きく且つ全面に不純物が導入されたn−A
lGaAsキャリヤ供給層14A及び14Bと、キャリ
ヤ供給層14A及び14Bの間に介在しキャリヤ供給層
14A及び14Bに比較して不純物活性化率が高いi−
GaAs挿入層15と、挿入層15を含み閾値電圧を変
化させることが必要なトランジスタ部分のみに形成され
たVth制御イオン注入領域21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閾値電圧(Vth
を不純物イオンの導入に依って制御した高電子移動度ト
ランジスタ(high electron mobil
ity transistor:HEMT)を含む電界
効果半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、HEMTは、高周波特性及び高
速動作性が良好な素子として多用されているところであ
り、HEMTで構成される高速電界効果半導体装置を実
現させる場合には、閾値電圧Vthを異にする複数種のH
EMTが必要となる。
【0003】複数種の閾値電圧Vthを作り分けるには、
例えばMESFET(metalsemiconduc
tor field effect transist
or)であれば、チャネルを形成するイオン注入のドー
ズ量を変えることで達成され、また、変調ドープ構造を
もつHEMTであれば、ゲート・リセスの深さを変える
ことで達成される。
【0004】然しながら、HEMTに於いても、MES
FETと同様、イオン注入でVthの制御を行うことがで
きれば、Vthを異にするHEMTを同一基板上に作製す
る際のプロセスを簡単化することができる。
【0005】ところが、HEMTに於いては、キャリヤ
供給層に於けるエネルギ・バンド・ギャップがチャネル
層に比較して広く、且つ、高濃度に不純物がドーピング
されている為、その上で、更にイオン注入を行ってドー
パントを導入することは、結晶損傷などの面から見て難
しい。
【0006】前記したような困難性を回避する為、変調
ドープ構造を用いることなく、アンドープAlGaAs
障壁層などを用いるヘテロ接合構造FETに於いて、イ
オン注入に依ってVthの制御を行うことが試みられてい
る。
【0007】即ち、AlGaAsに比較してドーパント
の活性化効率が高いInGaAs層をAlGaAs層中
に介挿し、低温の活性化アニールでVthを変化させる技
術が提案されている(要すれば「特開平2−27394
3号公報」を参照)。
【0008】然しながら、前記提案された技術に依れ
ば、障壁層はドーピングされていないので、次に記述す
る二つの問題を抱えている。即ち、 ヘテロ接合構造FETに於いては、チャネルにドー
ピングされている為、チャネルにイオン注入を行わない
状態でも既にキャリヤ移動度が低いこと、 ヘテロ接合構造FETに於いては、電極コンタクト
抵抗を低減する為に実施されるオーミック領域の形成に
高ドーズの不純物導入が必要であり、従って、オーミッ
ク領域からの不純物の横方向拡散が生じ易く、短ゲート
・デバイスの作製が困難なこと、である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、Vth制御
の為のイオン注入に依る損傷を低減し、高いチャネル移
動度を維持できるようにして、高周波特性及び高速動作
性が良好なHEMTを含む電界効果半導体装置を実現で
きるようにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、変調ドープ
構造をもつHEMTに於いて、キャリヤ供給層内に不純
物の活性化効率が高い半導体層を介挿することで、少な
いドーパント量で、従って、低損傷でVthの制御を可能
にすることが基本になっている。
【0011】因みに、変調ドープ構造をもつHEMT
は、オーミック領域形成の為にイオン注入が不要である
ことから、Vth制御を目的とするイオン注入を低損傷で
行うことができさえすれば、極めて高い性能を維持する
ことができる。
【0012】図1は本発明の原理を解説する為の説明図
であって、(A)はHEMTの要部切断側面図、(B)
はVthとキャリヤ移動度との関係を表す線図である。
【0013】図1(A)に於いて、1は半絶縁性GaA
s基板、2はi−AlGaAsバッファ層、3はInG
aAsチャネル層(第一の半導体層)、4A及び4Bは
n−AlGaAsキャリヤ供給層(第二の半導体層)、
5はi−GaAs挿入層(第三の半導体層)、6はn−
AlGaAsキャップ層、7はゲート電極、8はソース
電極、9はドレイン電極、10はVth制御イオン注入領
域をそれぞれ示している。
【0014】本発明に依るHEMTに於いては、チャネ
ル層3の上方にキャリヤ供給層を形成する点で従来のH
EMTと変わりないのであるが、そのキャリヤ供給層は
二つの層、即ち、キャリヤ供給層4A及び4Bからなっ
ていて、その間にキャリヤ供給層4A及び4Bに比較し
てエネルギ・バンド・ギャップが狭い材料からなる挿入
層5を介在させてある。
【0015】この挿入層5は、Vthを変化させる為に導
入されるドーパントの活性化効率が高い為、挿入層5が
存在しない場合に比較し、少ないドーパント量でVth
制御することができ、そして、導入されるドーパントが
少なければ結晶の損傷も少ない理である。
【0016】図示のHEMTに於ける挿入層5は、層厚
4〔nm〕のGaAs層であって、Vthを制御する為の
イオン注入量は1×1012〜4×1012〔cm-2〕の範囲
で変化させ、Vthの変化量とキャリヤ移動度とがどのよ
うに変化するかを調べたところ、図1(B)に見られる
結果が得られた。
【0017】図1(B)はVthの変化量とキャリヤ移動
度との関係を表す線図であり、横軸にVthの変化量を、
また、縦軸にキャリヤ移動度をそれぞれ採ってある。
【0018】図に於いて、○で示した特性線は、図1
(A)について説明したHEMTに関するデータであ
り、また、●で示した特性線は、参考の為に付記したデ
ータであって、本発明に依るGaAs挿入層5をもたな
いHEMTに関する測定結果である。
【0019】図1(B)に依れば、Vthを0.5〔V〕
シフトさせる場合、従来のHEMTではキャリヤ移動度
が約半分まで低下するのに対し、本発明に依るHEMT
ではキャリヤ移動度の低下を10〔%〕以下に抑えるこ
とが可能である旨が看取されよう。
【0020】Vthを変化させる手段としては、HEMT
に於けるキャリヤと同一の導電型をもつドーパントを導
入することでVthを深く(ディプレッション側に)変化
させる方法(前者)と、異なる導電型をもつドーパント
を導入することでVthを浅く(エンハンスメント側に)
変化させる方法(後者)とがあり、どちらの場合にも本
発明は有効である。
【0021】何れにせよ、Vthを変化させる為にドーパ
ントを導入すれば、特性が劣化することは避けられない
ので、1チップ内にVthが深いHEMTと浅いHEMT
を作り込むことが必要である場合、Vthが浅いHEMT
の方により高特性が要求されるような応用では前者をを
採用し、また、Vthが深いHEMTの方により高特性が
要求されるような応用では後者を採用すれば良い。
【0022】本発明に於けるGaAs挿入層5、即ち、
第三の半導体層の層厚が薄過ぎる場合には、導入不純物
の活性化効率向上の効果が充分に得られないことから、
2〔nm〕以上の層厚にすることが必要であって、これ
については実験を行って確認してある。
【0023】図2は第三の半導体層(GaAs)の層厚
と閾値電圧Vthシフト量の関係を表す線図であり、横軸
に第三の半導体層(GaAs)の層厚〔nm〕を、ま
た、縦軸に閾値電圧変化量〔V〕をそれぞれ採ってあ
る。
【0024】図から明らかなように、第三の半導体層の
層厚が2〔nm〕を下回ると閾値電圧は殆ど変化してい
ない。
【0025】前記したところから、本発明に依る電界効
果半導体装置に於いては、 (1)基板(例えば半絶縁性GaAs基板11)上に形
成されたチャネル層である第一の半導体層(例えばIn
GaAsチャネル層13)と、該第一の半導体層上に形
成され該第一の半導体層に比較してエネルギ・バンド・
ギャップが大きく且つ全面に不純物が導入された第二の
半導体層(例えばn−AlGaAsキャリヤ供給層14
A及び14B)と、該第二の半導体層内に介在し該第二
の半導体層に比較して不純物活性化率が高い材料からな
る第三の半導体層(例えばi−GaAs挿入層15)
と、該第三の半導体層を含み閾値電圧を変化させること
が必要なトランジスタ部分のみに形成された閾値電圧制
御不純物導入領域(例えばVth制御イオン注入領域2
1)とを備えてなることを特徴とするか、又は、
【0026】(2)前記(1)に於いて、異なる閾値電
圧を有するトランジスタ部分(例えばゲート電極17A
で代表されるHEMTとゲート電極17Bで代表される
HEMT)を含んでなることを特徴とするか、又は、
【0027】(3)前記(1)或いは(2)に於いて、
閾値電圧を深くすることが必要なトランジスタ部分はキ
ャリヤの導電型と同一導電型の不純物が導入されてなる
閾値電圧制御不純物導入領域であることを特徴とする
か、又は、
【0028】(4)前記(1)或いは(2)に於いて、
閾値電圧を浅くすることが必要なトランジスタ部分はキ
ャリヤの導電型と反対導電型の不純物が導入されてなる
閾値電圧制御不純物導入領域であることを特徴とする
か、又は、
【0029】(5)前記(1)乃至(4)の何れか1に
於いて、第三の半導体層(例えばi−GaAs挿入層1
5)の層厚は2〔nm〕以上であることを特徴とする。
【0030】前記手段を採ることに依り、第二の半導体
層及び不純物活性化効率が高い第三の半導体層からなる
キャリヤ供給層に不純物を導入してVthを変化させる場
合、不純物が少量であっても、第三の半導体層に於ける
不純物活性化効率が高いことから、Vthを変化させるに
充分な量の活性化不純物が生成され、従って、Vthを変
化させる為に必要な代償であるイオン注入損傷に起因す
るキャリヤ移動度の低下を少なく抑えることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図3は本発明の一実施の形態を説
明する為の電界効果半導体装置を表す要部切断側面図で
ある。
【0032】図に於いて、11は半絶縁性GaAs基
板、12はi−AlGaAsバッファ層、13はInG
aAsチャネル層(第一の半導体層)、14Aはn−A
lGaAsキャリヤ供給層(第二の半導体層)、14B
はi−AlGaAsキャリヤ供給層(第二の半導体
層)、15はi−GaAs挿入層(第三の半導体層)、
16はn−GaAsキャップ層、17A及び17Bはゲ
ート電極、18A及び18Bはソース電極、19A及び
19Bはドレイン電極、20A,20B,20Cは素子
分離領域、21はVth制御イオン注入領域をそれぞれ示
している。
【0033】図3に見られる電界効果半導体装置を製造
する工程の概略について説明すると次の通りである。
【0034】(1) MOVPE(metalorga
nic vapor phase epitaxy)法
を適用することに依り、基板11上にバッファ層12、
チャネル層13、キャリヤ供給層14A、挿入層15、
キャリヤ供給層14B、キャップ層16を成長する。
【0035】前記成長した各半導体層に関する主要なデ
ータを例示すると次の通りである。 バッファ層12について 材料:i−AlGaAs 厚さ:300〔nm〕 チャネル層13について 材料:i−InGaAs In組成:0.2 厚さ:15〔nm〕 キャリヤ供給層14Aについて 材料:n−AlGaAs Al組成:0.3 不純物濃度:2×1018〔cm-3〕 厚さ:7.5〔nm〕 挿入層15について 材料:i−GaAs 厚さ:4〔nm〕 キャリヤ供給層14B 材料:n−AlGaAs Al組成:0.30 不純物濃度:2×1018〔cm-3〕 厚さ:7.5〔nm〕 キャップ層16について 材料:n−GaAs 不純物濃度:2×1018〔cm-3〕 厚さ:50〔nm〕
【0036】(2) リソグラフィ技術に於けるレジス
ト・プロセスを適用することに依り、Vthを変化させる
必要があるHEMTに対応する開口をもつレジスト膜を
形成する。
【0037】(3) イオン注入法を適用することに依
り、イオン加速エネルギを60〔keV〕、ドーズ量を
8×1011〔cm-2〕に設定し、工程(2)で形成したレ
ジスト膜をマスクにSiイオンの打ち込みを行い、Vth
制御イオン注入領域11を形成する。
【0038】(4) レジスト膜を除去してから、温度
を830〔℃〕、時間を15〔秒〕に設定し、不純物活
性化熱処理を行う。
【0039】(5) リソグラフィ技術に於けるレジス
ト・プロセスを適用することに依り、素子分離領域形成
予定部分に開口をもつレジスト膜を形成する。
【0040】(6) イオン注入法を適用することに依
り、工程(5)で形成したレジスト膜をマスクに酸素イ
オンの打ち込みを行い、素子分離領域20A、20B、
20Cを形成する。
【0041】(7) レジスト膜を除去してから、リソ
グラフィ技術に於けるレジスト・プロセスを適用するこ
とに依り、オーミック電極形成予定部分に開口をもつレ
ジスト膜を形成する。
【0042】(8) 蒸着法を適用することに依り、A
uGe/Auを蒸着後、工程(7)で形成したレジスト
膜を剥離するリフト・オフを行ってソース電極18A、
ソース電極18B及びドレイン電極19A、ドレイン電
極19Bを形成する。
【0043】(9) リソグラフィ技術に於けるレジス
ト・プロセスを適用することに依り、ゲート電極形成予
定部分に開口をもつレジスト膜を形成する。
【0044】(10) エッチング・ガスをSiCl4
系ガスとするドライ・エッチング法を適用することに依
り、工程(9)で形成したレジスト膜の開口内に表出さ
れているn−GaAsキャップ層16をエッチングして
開口を形成し、その開口内に下地のi−AlGaAsキ
ャリヤ供給層14Bを表出させる。
【0045】(11) 工程(9)で形成したレジスト
膜を残したまま、蒸着法を適用することに依り、Alを
蒸着後、該レジスト膜を剥離するリフト・オフを行って
ゲート電極17A及びゲート電極17Bを形成する。
【0046】以上の工程を経ることに依って、Vth
0.5〔V〕相違するHEMTを同一基板上に形成する
ことができ、しかも、Vthを変化させる為のSiイオン
の注入量は少ないので、結晶損傷に起因するキャリヤ移
動度の劣化は少ない。
【0047】本発明では、前記実施の形態に限られるこ
となく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で他に多く改
変を実現することができる。
【0048】例えば、Vthを変化させる為に導入するド
ーパントは、Siに限られず、S、C、Mg、Beなど
を必要に応じて選択使用することができ、また、その導
入手段もイオン注入法に限られず、気相拡散法、固相拡
散法などを適宜選択することができる。
【0049】また、第三の半導体層である挿入層には、
GaAsの他にAlGaAsを用いることもでき、その
場合、x値、即ち、Al組成が比較的小さいものは不純
物活性化率が大きい。
【0050】更にまた、各半導体層の厚さ、不純物濃
度、不純物添加条件、金属材料、素子製造プロセスなど
は、適宜に選択することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明に依る電界効果半導体装置に於い
ては、チャネル層である第一の半導体層と、第一の半導
体層上に形成され第一の半導体層に比較しエネルギ・バ
ンド・ギャップが大きく且つ全面に不純物が導入された
第二の半導体層と、第二の半導体層内に介在し第二の半
導体層に比較し不純物活性化率が高い材料の第三の半導
体層と、第三の半導体層を含み閾値電圧を変化させるこ
とが必要なトランジスタ部分のみに形成された閾値電圧
制御不純物導入領域とを備える。
【0052】前記手段を採ることに依り、第二の半導体
層及び不純物活性化効率が高い第三の半導体層からなる
キャリヤ供給層に不純物を導入してVthを変化させる場
合、不純物が少量であっても、第三の半導体層に於ける
不純物活性化効率が高いことから、Vthを変化させるに
充分な量の活性化不純物が生成され、従って、Vthを変
化させる為に必要な代償であるイオン注入損傷に起因す
るキャリヤ移動度の低下を少なく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を解説する為の説明図である。
【図2】第三の半導体層(GaAs)の層厚と閾値電圧
thシフト量の関係を表す線図である。
【図3】本発明の一実施の形態を説明する為の電界効果
半導体装置を表す要部切断側面図である。
【符号の説明】
11 半絶縁性GaAs基板 12 i−AlGaAsバッファ層 13 InGaAsチャネル層(第一の半導体層) 14A n−AlGaAsキャリヤ供給層(第二の半導
体層) 14B n−AlGaAsキャリヤ供給層(第二の半導
体層) 15 i−GaAs挿入層(第三の半導体層) 16 n−GaAsキャップ層 17A及び17B ゲート電極 18A及び18B ソース電極 19A及び19B ドレイン電極 20A,20B,20C 素子分離領域 21 Vth制御イオン注入領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成されたチャネル層である第一
    の半導体層と、 該第一の半導体層上に形成され該第一の半導体層に比較
    してエネルギ・バンド・ギャップが大きく且つ全面に不
    純物が導入された第二の半導体層と、 該第二の半導体層内に介在し該第二の半導体層に比較し
    て不純物活性化率が高い材料からなる第三の半導体層
    と、 該第三の半導体層を含み閾値電圧を変化させることが必
    要なトランジスタ部分のみに形成された閾値電圧制御不
    純物導入領域とを備えてなることを特徴とする電界効果
    半導体装置。
  2. 【請求項2】異なる閾値電圧を有するトランジスタ部分
    を含んでなることを特徴とする請求項1記載の電界効果
    半導体装置。
  3. 【請求項3】閾値電圧を深くすることが必要なトランジ
    スタ部分はキャリヤの導電型と同一導電型の不純物が導
    入されてなる閾値電圧制御不純物導入領域であることを
    特徴とする請求項1或いは請求項2記載の電界効果半導
    体装置。
  4. 【請求項4】閾値電圧を浅くすることが必要なトランジ
    スタ部分はキャリヤの導電型と反対導電型の不純物が導
    入されてなる閾値電圧制御不純物導入領域であることを
    特徴とする請求項1或いは請求項2記載の電界効果半導
    体装置。
  5. 【請求項5】第三の半導体層の層厚は2〔nm〕以上で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1
    記載の電界効果半導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332233A (ja) * 1999-05-19 2000-11-30 Sony Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2003068767A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Murata Mfg Co Ltd 電界効果トランジスタの製造方法および電界効果トランジスタ

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