JP2000305725A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2000305725A
JP2000305725A JP11111621A JP11162199A JP2000305725A JP 2000305725 A JP2000305725 A JP 2000305725A JP 11111621 A JP11111621 A JP 11111621A JP 11162199 A JP11162199 A JP 11162199A JP 2000305725 A JP2000305725 A JP 2000305725A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先順位操作の乱用を防止すべく一定の制限
を設けながら、緊急性のある印刷ジョブについては、印
刷順序の変更を許容できる印刷装置を提供する。 【解決手段】 外部I/F部13により、ネットワーク
40を介して複数のPC32〜35に接続され、PC3
2〜35からの要求のある印刷ジョブの順序を並び替え
て印刷処理することが可能な印刷装置31には、ユーザ
情報を格納するデータ格納部17、時計部18、処理時
間予測部14a、ユーザー認証部14bからなる印刷ジ
ョブ管理部14、印刷する処理順に印刷ジョブを表示す
る表示部11と、表示部11に表示された印刷ジョブか
ら特定の印刷ジョブを指定して印刷する処理順序を変更
する上ボタン12a、下ボタン12c、OKボタン12
bからなる操作部12とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して共有可能な画像形成装置や印刷装置の技術分野に属
し、さらに詳細には、接続された情報処理装置を介して
複数のユーザーから受け付けた印刷ジョブの処理順序を
変更可能な印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザーから印刷ジョブを受け付
け、これらの出力順序をホストコンピューターや端末等
の情報処理装置から自由かつ容易に変更する方法につい
ては、特開平06−155861号公報や特開平06−
187112号公報で提案されている。
【0003】即ち、特開平06−155861号公報に
は、ローカルエリアネットワークにおいて、出力プリン
タや出力順序等を自由かつ容易に行えるようにすること
を目的としたプリント制御回路が記載され、特開平6−
187112号公報には、各ユーザから出力要求された
ファイルの出力する連番を各ユーザの要求に応じて随時
早めたり遅らせたりしてプリンタの効率的な利用を図る
データ処理装置が開示されている。
【0004】これらの従来技術においては、優先順位の
情報をファイルに埋め込んだり印刷ジョブに添付して、
ホスト装置から画像形成装置(あるいはプリンタサーバ
ー)に送り、画像形成装置側では優先順位の情報に基づ
いて印刷処理順序を制御するようになっている。こうす
ることによって、緊急な印字が必要な場合などに各自が
自分のホスト端末から容易に処理順序の変更することが
可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらユーザー
が制限なく自由で容易に優先順位を上げて処理順序を操
作できるようにすると、緊急を要する印刷だけでなく常
に処理順序を早めるような優先順位操作の乱用が発生す
る可能性があった。
【0006】このような乱用が起こると、節度を守って
いるユーザーが不利益を被ることになり、本当に緊急性
のある印刷処理の優先順位を上げても順序を早められな
いことになる。
【0007】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、上述し
た優先順位操作の乱用を防止すべく一定の制限を設けな
がら、緊急性のある印刷ジョブについては、印刷順序の
変更を許容できる印刷装置を提供することにある。
【0008】さらに本発明は、ユーザーを認証する手段
を設けて認証されたユーザーの印刷処理の順序のみを変
更できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続さ
れ、前記複数の情報処理装置からの要求のある印刷ジョ
ブの順序を並び替えて印刷処理することが可能な印刷装
置において、印刷する処理順に印刷ジョブを表示する表
示手段と、前記表示手段に表示された印刷ジョブから特
定の印刷ジョブを指定して印刷する処理順序を変更する
変更指示手段とを備えた印刷装置である。
【0010】請求項2に記載の発明は、時間を計時する
時計手段と、印刷ジョブに要する処理時間を予測し、予
測された前記処理時間と前記計時手段の計時している時
間情報とから、印刷ジョブの終了する終了予定時間を予
測する終了時間予測手段と、を備え、上記表示手段はさ
らに、前記終了時間予測手段が予測した終了予定時間を
表示することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置で
ある。
【0011】請求項3に記載の発明は、上記変更指示手
段により印刷ジョブの処理順序を変更した際、印刷ジョ
ブの終了予定時間が変更前と比して所定時間以上変動す
る印刷ジョブを要求した上記情報処理装置に対し、変更
後の前記終了予定時間を通知することを特徴とする請求
項2に記載の印刷装置である。
【0012】請求項4に記載の発明は、使用者の認証デ
ータを記憶する認証データ記憶手段と、認証データを入
力するための認証データ入力手段と、前記認証データ入
力手段から入力された認証データと前記認証データ記憶
手段に記憶された認証データとを比較する認証データ比
較手段とを備え、前記認証データ比較手段の比較結果に
基づき、上記変更指示手段による処理順序の変更を許可
することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置であ
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、印刷ジョブが処
理順序を繰り上げたものであるか否かを判断し、処理順
序を繰り上げた印刷ジョブであれば、所定の印刷枚数毎
に上記認証データ入力手段を介した認証を行い、所定時
間内に上記認証データ記憶手段に記憶された認証データ
の入力が無ければ変更前の処理順序に戻すことを特徴と
する請求項4に記載の印刷装置である。
【0014】請求項6に記載の発明は、印刷ジョブが処
理順序を繰り上げたものであるか否かを判断し、処理順
序を繰り上げた印刷ジョブであれば、該印刷ジョブの処
理開始前に上記認証データ入力手段を介した認証を行
い、所定時間内に上記認証データ記憶手段に記憶された
認証データの入力が無ければ変更前の処理順序に戻すこ
とを特徴とする請求項4に記載の印刷装置である。
【0015】請求項7に記載の発明は、処理順序の変更
時に操作者の識別情報を入力する識別情報入力手段と、
上記変更指示手段から入力された処理順序の変更内容と
前記識別情報入力手段から入力された識別情報とを記憶
する記憶手段とを備え、前記記憶手段に記憶している前
記識別情報と前記変更内容の少なくともいずれか1つを
表示又は印刷可能である請求項1に記載の印刷装置であ
る。
【0016】請求項8に記載の発明は、前記記憶手段は
さらに、処理順序が変更された印刷ジョブの印刷データ
を記憶し、前記記憶手段に記憶している前記印刷データ
を表示又は印刷可能であることを特徴とする請求項7に
記載の印刷装置である。
【0017】請求項9に記載の発明は、記録紙の排出部
に設けられ、印刷後の記録紙が積載されている状態と、
印刷後の記録紙が取り出され積載されていない状態とを
検出可能な排出紙検出手段と、前記排出紙検出手段の検
出結果に基づき、排出紙が積載されている滞留時間を計
時する滞留時間計時手段と、前記滞留時間計時手段の計
時結果を記憶する滞留時間記憶手段とを備え、処理順序
の変更された印刷ジョブについて、排出部での滞留時間
を記録することを特徴とする請求項7に記載の印刷装置
である。
【0018】請求項10に記載の発明は、処理順序を繰
り上げた印刷データが所定部数より多い部数の印刷であ
った場合、処理順序を繰り上げるのは所定部数分のみと
し、所定部数を超える印刷データについては、処理順序
を繰り上げないことを特徴とする請求項1に記載の印刷
装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照しな
がら説明する。図5はシステム全体の概要を説明するた
めの説明図であり、本発明の実施形態に係る印刷装置
(画像形成装置)31と複数のPC(情報処理装置、ホ
スト端末)32〜35がネットワーク40を介して接続
されている。
【0020】また、図1は本発明の印刷装置31の概略
構成を示すブロック図であり、タッチパネル液晶パネル
等で構成された印刷ジョブなどを表示する表示部11、
ボタンなどで作られた装置の各種操作を行う操作部12
と、ネットワークカード等で構成され、外部のPC32
〜35等からの印刷ジョブの入力やPC32〜35等へ
の遅延情報などの出力を行う外部I/F部13と、CP
U(Central Procesing Unit)とRAM(Random Acces
s Memory)とソフトウェアなどで構成され処理時間予測
部14aやユーザー認証部14bも含む印刷ジョブ管理
部14と、HDD(Hard Disk Drive)などで構成さ
れ、印刷ジョブやユーザー情報(識別情報)などを格納
するデータ格納部17と、発振器などで構成された時計
部18と、CPUとRAMとソフトウェアなどで構成さ
れ、印刷ジョブからビットマップを作成する画像形成部
15と、実際に印刷を行うエンジン16と、用紙が排出
される用紙排出部20と、赤外線センサなどの光学式セ
ンサで構成され排出する用紙の有無を検知可能なセンサ
付き用紙排出部19とから構成されている。
【0021】図1において、ネットワーク40を介し
て、外部I/F部13から入力された印刷ジョブが印刷
ジョブ管理部14を通してデータ格納部17に保管さ
れ、処理順序の最後に配置される。印刷ジョブ管理部1
4は画像形成部15で処理する印刷ジョブが無くなり次
第、処理順序の1番上の印刷ジョブを画像形成部15に
渡す。そして画像形成部15は印刷ジョブを画像形成が
終わったものからエンジン16に送って印刷し、印刷さ
れた用紙は用紙排出部20に排紙される。
【0022】ユーザーが印刷ジョブの処理順序を繰り上
げようと思った場合、まず操作部12を使って、データ
格納部17に保管された印刷ジョブの一覧を、表示部1
1に表示させる。
【0023】図2〜図4は、図1における表示部11で
の表示例及び操作部12の一例を示している。ユーザー
は表示されたユーザー名(PC又はPCを使用している
ユーザの識別情報)やアプリケーション名(印刷するフ
ァイルを作成したプログラム名)、ファイル名などを参
考に任意の印刷ジョブにタッチすることにより指定する
ことができる。
【0024】指定された印刷ジョブは画面部11aのよ
うに反転表示し、上ボタン12aや下ボタン12cを押
すことによって任意の位置に反転表示部を持っていき、
OKボタン12bを押すことで印刷ジョブを確定して処
理順序を繰り上げると、画面図3の表示画面11bのよ
うに遷移する。この操作は印刷装置31の表示部11と
操作部12の近傍でしか行えないことから、印刷装置3
1の前に来るほどに緊急性のある場合にのみ、印刷処理
の処理順序を繰り上げることが可能となる。
【0025】また、印刷ジョブ管理部14は各印刷ジョ
ブの処理時間予測を行うとともに時計部18に保持され
ている現在時刻又は所定タイミングを基準とした経過時
間を用いて、表示部11に印刷終了予定時刻の表示を行
うことも可能である。
【0026】この場合、印刷終了予定時刻を算出するに
は、例えば印刷装置の仕様から、用紙サイズ情報(例え
ば、A3、A4、B4、B5)と、印字モード(カラ
ー、白黒、高解像度モード、低解像度モード)等と印字
速度の関係は一意的に決まっており、これらの値を予め
記憶しておいたり、算出するのに用いたりすることで処
理に必要な時間が求められる。
【0027】このようにして、ユーザーは印刷終了予定
時刻を参考に、必要な分だけ、任意の印刷ジョブの順序
を繰り上げることができる。これで、ユーザーが欲する
時刻までしか印刷ジョブを上げなくて済むので、むやみ
に処理順序を上げることが防げる。
【0028】ある印刷ジョブの処理順序を上げたため
に、終了予定時刻が所定時間以上遅くなったユーザーに
は、外部I/F部13を介して、ネットワーク上にある
ホスト端末32〜35に通知する。これで、処理順序が
下がったユーザーはホスト端末でそのことがわかり、ま
だ印刷出力が完了していないのに装置まで取りに行って
しまうことが防げる。
【0029】また、ユーザーが処理順序を変更しようと
した場合に、印刷ジョブ管理部14は表示部11と操作
部12、またユーザー情報のあるデータ格納部17を使
ってユーザー認証を行う。図6はその印刷ジョブの処理
順序の変更のフローチャートである。
【0030】ユーザーが処理順序を変更しようとした場
合(ステップS41、以降、S41というように略
す)、操作部12を使ってユーザー認証のためのデータ
入力を行う(S42)。印刷ジョブ管理部14はその入
力されたデータが、あらかじめデータ格納部17に登録
してあるユーザー情報と比較して正しいかどうか判定し
(S43)、正しい場合はユーザー認証されたとして処
理順序を変更し(S44)、正しくない場合は変更しな
い。これにより、他の人の印刷ジョブを変更出来なくな
る。なお、ユーザー認証のために操作部にテンキーなど
を配置してもよい。
【0031】処理順序を上げた印刷ジョブについては所
定数印刷毎にユーザー認証を行う。図7はその印刷ジョ
ブのユーザー認証のフローチャートである。まず、印刷
ジョブが処理順序を上げたジョブかどうか判定し(S5
1)、上げていない場合は通常の印刷を行い(S5
2)、上げている場合は所定枚数印刷後(S53)、印
刷ジョブが終わったか判定し(S54)、終わった場合
はそのまま終了する。
【0032】終わっていない場合は所定時間内にユーザ
ー認証のためのデータ入力があったかを判定し(S5
5)、無い場合は印刷ジョブを元の処理順序に戻す(S
56)。データ入力があった場合はその認証が正しいか
判定して(S57)、正しくない場合は再度所定時間内
にユーザー認証があったかの判定を行い(S55)、正
しい場合は所定枚数印刷を行う(S53)。これによ
り、印刷出力を欲するユーザーが出力中装置の前にいる
ことが確認でき、緊急性が高い印刷ジョブが優先して出
力される。
【0033】処理順序を上げた印刷ジョブについては直
前の印刷ジョブの処理完了時に認証を行う。図8はその
印刷ジョブのユーザー認証のフローチャートである。ま
ず印刷ジョブが処理順序を上げたジョブかどうか判定し
て(S61)、上げていない場合は印刷を行う(S6
2)。
【0034】上げている場合は所定時間内にユーザー認
証のためのデータ入力があったか判定し(S63)、無
い場合は印刷ジョブを元の処理順序に戻す(S65)。
データ入力があった場合はそのデータか正しいかどうか
判定し(S64)、正しい場合は印刷し(S62)、正
しくない場合は再度所定時間内にユーザー認証があった
か判定する(S63)。これにより、処理順序を上げた
ユーザーが処理しかかり時にも装置の前にいることが確
認でき、緊急性が高い印刷ジョブが優先して出力され
る。
【0035】処理順序を上げたユーザーを印刷ジョブ管
理部14はデータ格納部17で記憶しておき、管理者等
が表示部11で表示させたり、用紙に印刷させ、後日、
誰が何時どれくらい順序を上げたかをチェック可能とな
る。これで、処理順序を上げたことが必要だったかをそ
のユーザーに問うことができる。また、処理順序を上げ
たというユーザー情報が装置に記憶されるということ
で、安易に処理順序を上げることが抑制される効果も期
待できる。
【0036】また、処理順序を上げたというユーザー情
報だけでなく、処理順序を上げた印刷データ自体も記憶
しておき、後日、その印刷データを印刷したり、表示部
11に表示したりして、チェック可能となる。これで、
順序を上げたことが必要だったかを印刷データも含めて
検証できる。
【0037】処理順序を上げた印刷ジョブについては、
センサー付き用紙排出部19に排出し、その滞留時間
を、印刷ジョブ管理部14がデータ格納部17に記録す
る。管理者等が表示部11に表示したり、または印刷し
たりして、その記録された時間をチェックすることによ
り、印刷ジョブの処理順序を上げたにもかかわらず実際
にはその印刷出力を取りに来るのに時間がかかったユー
ザーへの警告等が、管理者より可能となる。また、その
ような運用を行うことにより、安易に処理順序を上げる
ことが抑制される効果も期待できる。
【0038】処理順序を上げた印刷ジョブが所定部数よ
り多い部数の印刷の場合は、所定部数のみ順序を上げ、
残りは元の処理順序のままとする。所定部数が1部の例
として、図2の画面11aの3番目の印刷ジョブを1番
目に順序を上げた場合は、画面11cのように1部のみ
1番目に行き、残りは元の位置のままである。こうする
ことにより、特定のユーザーが装置を占有することを防
げる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上述の通り、複数のホスト装
置等の情報処理装置(ユーザー)が共有する印刷装置に
おいて、各ユーザーが緊急の印刷の処理順序を自由に早
めることが出来れば便利であるが、一方で緊急でない場
合にも安易に処理順序が操作される事態も起こり得るこ
とから、このような事態を防ぐために、印刷装置まで行
って印刷出力を待ち受けるくらいに緊急な印刷のみ処理
順序の操作を許すことができるというものである。以
下、請求項毎に発明の効果を記載する。
【0040】請求項1に記載の発明によれば、ネットワ
ークを介して複数の情報処理装置に接続され、前記複数
の情報処理装置からの要求のある印刷ジョブの順序を並
び替えて印刷処理することが可能な印刷装置において、
印刷する処理順に印刷ジョブを表示する表示手段と、前
記表示手段に表示された印刷ジョブから特定の印刷ジョ
ブを指定して印刷する処理順序を変更する変更指示手段
とを備えたことを特徴としているので、装置の前に来る
ほどに緊急性のある印刷ジョブの印刷処理の処理順序を
上げることが出来るという効果がある。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
において、時間を計時する時計手段と、印刷ジョブに要
する処理時間を予測し、予測された前記処理時間と前記
計時手段の計時している時間情報とから、印刷ジョブの
終了する終了予定時間を予測する終了時間予測手段と、
を備え、上記表示手段はさらに、前記終了時間予測手段
が予測した終了予定時間を表示することを特徴とするの
で、ユーザーは必要な時刻までしか処理順序を上げなく
なるので、むやみに処理順序を上げることが防げるとい
う効果がある。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
において、上記変更指示手段により印刷ジョブの処理順
序を変更した際、印刷ジョブの終了予定時間が変更前と
比して所定時間以上変動する印刷ジョブを要求した上記
情報処理装置に対し、変更後の前記終了予定時間を通知
することを特徴とするので、遅延したことをユーザーが
端末で知ることができ、印刷が終了するまでに誤って装
置まで取りに行ってしまうといった不具合を防止でき
る。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
において、使用者の認証データを記憶する認証データ記
憶手段と、認証データを入力するための認証データ入力
手段と、前記認証データ入力手段から入力された認証デ
ータと前記認証データ記憶手段に記憶された認証データ
とを比較する認証データ比較手段とを備え、前記認証デ
ータ比較手段の比較結果に基づき、上記変更指示手段に
よる処理順序の変更を許可することを特徴とするので、
他人の印刷ジョブまでも変更されるという不具合を防止
することができる。
【0044】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
において、印刷ジョブが処理順序を繰り上げたものであ
るか否かを判断し、処理順序を繰り上げた印刷ジョブで
あれば、所定の印刷枚数毎に上記認証データ入力手段を
介した認証を行い、所定時間内に上記認証データ記憶手
段に記憶された認証データの入力が無ければ変更前の処
理順序に戻すことを特徴とするので、装置の前で待ちか
まえるほど緊急性の高い印刷ジョブのみ印刷を行うこと
が出来るという効果がある。
【0045】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
において、印刷ジョブが処理順序を繰り上げたものであ
るか否かを判断し、処理順序を繰り上げた印刷ジョブで
あれば、該印刷ジョブの処理開始前に上記認証データ入
力手段を介した認証を行い、所定時間内に上記認証デー
タ記憶手段に記憶された認証データの入力が無ければ変
更前の処理順序に戻すことを特徴とするので、処理のし
かかり時にも装置の前にいるほど緊急性の高い印刷ジョ
ブのみ印刷を行うことが出来るという効果がある。
【0046】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
において、処理順序の変更時に操作者の識別情報を入力
する識別情報入力手段と、上記変更指示手段から入力さ
れた処理順序の変更内容と前記識別情報入力手段から入
力された識別情報とを記憶する記憶手段とを備え、前記
記憶手段に記憶している前記識別情報と前記変更内容の
少なくともいずれか1つを表示又は印刷可能であること
を特徴とするので、後から順序を上げたことが必要だっ
たかをそのユーザーに問うことができ、安易に処理順序
を上げることが抑制される効果も期待できる。
【0047】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
において、前記記憶手段はさらに、処理順序が変更され
た印刷ジョブの印刷データを記憶し、前記記憶手段に記
憶している前記印刷データを表示又は印刷可能であるこ
とを特徴とするので、後から順序を上げたことが必要だ
ったかを印刷データも含めて検証できるという効果があ
る。
【0048】請求項9に記載の発明によれば、請求項7
において、記録紙の排出部に設けられ、印刷後の記録紙
が積載されている状態と、印刷後の記録紙が取り出され
積載されていない状態とを検出可能な排出紙検出手段
と、前記排出紙検出手段の検出結果に基づき、排出紙が
積載されている滞留時間を計時する滞留時間計時手段
と、前記滞留時間計時手段の計時結果を記憶する滞留時
間記憶手段とを備え、処理順序の変更された印刷ジョブ
について、排出部での滞留時間を記録することを特徴と
するので、滞留時間を記録することで、緊急性が高かっ
たかを検証できるという効果がある。
【0049】請求項10に記載の発明は、請求項1にお
いて、処理順序を繰り上げた印刷データが所定部数より
多い部数の印刷であった場合、処理順序を繰り上げるの
は所定部数分のみとし、所定部数を超える印刷データに
ついては、処理順序を繰り上げないことを特徴とするの
で、特定のユーザーが独占しないように出来るという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係り、表示部及び操作部の
表示内容や操作方法を説明するための説明図である。
【図3】本発明の実施形態に係り、表示部及び操作部の
表示内容や操作方法を説明するための説明図である。
【図4】本発明の実施形態に係り、表示部及び操作部の
表示内容や操作方法を説明するための説明図である。
【図5】本発明の実施形態に係る画像形成装置が複数の
ユーザにより共有されている状態を説明するための図で
ある。
【図6】本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作内
容を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作内
容を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作内
容を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 表示部 11a 画面部 12a 上ボタン 12b 下ボタン 12c OKボタン 12 操作部 13 外部I/F部 14 印刷ジョブ管理部 14a 処理時間予測部 14b ユーザー認証部 15 画像形成部 16 エンジン部 17 データ格納部 18 時計部 19 センサ付き用紙排出部 20 用紙搬出部 31 印刷装置(画像形成装置) 32〜35 PC(情報処理装置) 40 ネットワーク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して複数の情報処理装
    置に接続され、前記複数の情報処理装置からの要求のあ
    る印刷ジョブの順序を並び替えて印刷処理することが可
    能な印刷装置において、 印刷する処理順に印刷ジョブを表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された印刷ジョブから特定の印刷ジ
    ョブを指定して印刷する処理順序を変更する変更指示手
    段とを備えた印刷装置。
  2. 【請求項2】 時間を計時する時計手段と、 印刷ジョブに要する処理時間を予測し、予測された前記
    処理時間と前記計時手段の計時している時間情報とか
    ら、印刷ジョブの終了する終了予定時間を予測する終了
    時間予測手段と、を備え、 上記表示手段はさらに、前記終了時間予測手段が予測し
    た終了予定時間を表示することを特徴とする請求項1に
    記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 上記変更指示手段により印刷ジョブの処
    理順序を変更した際、印刷ジョブの終了予定時間が変更
    前と比して所定時間以上変動する印刷ジョブを要求した
    上記情報処理装置に対し、変更後の前記終了予定時間を
    通知することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 使用者の認証データを記憶する認証デー
    タ記憶手段と、 認証データを入力するための認証データ入力手段と、 前記認証データ入力手段から入力された認証データと前
    記認証データ記憶手段に記憶された認証データとを比較
    する認証データ比較手段とを備え、 前記認証データ比較手段の比較結果に基づき、上記変更
    指示手段による処理順序の変更を許可することを特徴と
    する請求項1に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 印刷ジョブが処理順序を繰り上げたもの
    であるか否かを判断し、処理順序を繰り上げた印刷ジョ
    ブであれば、所定の印刷枚数毎に上記認証データ入力手
    段を介した認証を行い、所定時間内に上記認証データ記
    憶手段に記憶された認証データの入力が無ければ変更前
    の処理順序に戻すことを特徴とする請求項4に記載の印
    刷装置。
  6. 【請求項6】 印刷ジョブが処理順序を繰り上げたもの
    であるか否かを判断し、処理順序を繰り上げた印刷ジョ
    ブであれば、該印刷ジョブの処理開始前に上記認証デー
    タ入力手段を介した認証を行い、所定時間内に上記認証
    データ記憶手段に記憶された認証データの入力が無けれ
    ば変更前の処理順序に戻すことを特徴とする請求項4に
    記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 処理順序の変更時に操作者の識別情報を
    入力する識別情報入力手段と、上記変更指示手段から入
    力された処理順序の変更内容と前記識別情報入力手段か
    ら入力された識別情報とを記憶する記憶手段とを備え、 前記記憶手段に記憶している前記識別情報と前記変更内
    容の少なくともいずれか1つを表示又は印刷可能である
    請求項1に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段はさらに、処理順序が変更
    された印刷ジョブの印刷データを記憶し、前記記憶手段
    に記憶している前記印刷データを表示又は印刷可能であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 記録紙の排出部に設けられ、印刷後の記
    録紙が積載されている状態と、印刷後の記録紙が取り出
    され積載されていない状態とを検出可能な排出紙検出手
    段と、 前記排出紙検出手段の検出結果に基づき、排出紙が積載
    されている滞留時間を計時する滞留時間計時手段と、 前記滞留時間計時手段の計時結果を記憶する滞留時間記
    憶手段とを備え、 処理順序の変更された印刷ジョブについて、排出部での
    滞留時間を記録することを特徴とする請求項7に記載の
    印刷装置。
  10. 【請求項10】 処理順序を繰り上げた印刷データが所
    定部数より多い部数の印刷であった場合、処理順序を繰
    り上げるのは所定部数分のみとし、所定部数を超える印
    刷データについては、処理順序を繰り上げないことを特
    徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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