JP2000301696A - インキ供給量調整装置およびインキ供給量調整方法 - Google Patents

インキ供給量調整装置およびインキ供給量調整方法

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JP2000301696A JP11110871A JP11087199A JP2000301696A JP 2000301696 A JP2000301696 A JP 2000301696A JP 11110871 A JP11110871 A JP 11110871A JP 11087199 A JP11087199 A JP 11087199A JP 2000301696 A JP2000301696 A JP 2000301696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確にインキ供給量を調整することができ、
精度のよい印刷を行なうことができるインキ供給量調整
装置およびインキ供給量調整方法の提供。 【解決手段】 印刷物10のカラーバー15には、Cベ
タパッチ11、Mベタパッチ12、Yベタパッチ13お
よびこれらのインキを統合したグレーパッチ14が印刷
されている。測定演算装置4はこの各パッチの濃度値を
測定し、グレーパッチ14については目標濃度値との濃
度差を求める。そして、この濃度差と、グレーパッチ1
4を測定する都度、測定するCベタパッチ11、Mベタ
パッチ12、Yベタパッチ13における各々の主要色成
分濃度、濁り色成分濃度を演算式に代入する。これによ
って、濃度差を各インキの主要色成分濃度差に変換し、
印刷管理装置3に与える。印刷管理装置3はこの主要色
成分濃度差から、予め記憶されているマトリクスに基づ
いて印刷機2のインキ壺50の開閉キーの開度調整値を
求め印刷機2に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインキ供給量調整装
置およびインキ供給量調整方法に関し、特にインキ中に
含まれる他色のインキの濁り量を考慮したインキ供給量
の調整に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】カラー
印刷物は藍色(シアン:C)、紅色(マゼンタ:M)、
黄色(イエロー:Y)および墨色(ブラック:K)の4
色のインキを用いて印刷される。図11はオフセット印
刷機の一例を示す全体の概略側面図である。
【0003】第1印刷ユニット41内の版胴45にはブ
ラック用の刷版が取り付けられ、第2印刷ユニット42
内の版胴45にはシアン用の刷版が取り付けられる。ま
た、第3印刷ユニット43内の版胴45にはマゼンタ用
の刷版が取り付けられ、第4印刷ユニット44内の版胴
45にはイエロー用の刷版が取り付けられる。
【0004】フィーダー部40から送り出される印刷用
紙は各印刷ユニットを経て、4色のインキが重ね刷りさ
れてカラー印刷が施される。各色のインキは印刷用紙に
微細な網点として印刷され、各インキの網点面積率を正
確に調整することによって、各種の色彩を表現すること
ができる。
【0005】第1印刷ユニット41、第2印刷ユニット
42、第3印刷ユニット43、第4印刷ユニット44内
には、それぞれ版胴45の刷版にインキを供給するため
のインキ装置55が設けられている。このインキ装置近
傍の概略を図12に示す。インキ壺ローラ52およびブ
レード51によって構成されるインキ壺50の中にはイ
ンキが収容される。
【0006】ブレード51とインキ壺ローラ52との間
に形成される調量ギャップ51Sから出たインキは、複
数のローラーによって構成されているインキローラ群5
3を経て版胴45上の刷版に供給される。ブレード51
を開閉することによって、インキ壺ローラ52との間に
形成される調量ギャップ51Sの大きさを制御し、イン
キの供給量を調整できる。
【0007】ここで、たとえばインキの供給量が適正量
よりも多く供給された場合、印刷される網点が大きくな
ってしまう。上述のように、各インキの網点濃度(イン
キの盛り量)を正確に調整することによって各種の色彩
が表現されているため、網点の大きさが不正確な場合、
印刷精度が低下してしまう。
【0008】したがって、各印刷ユニットにおけるイン
キの供給量を正確に制御する必要があるが、インキの適
正量をオペレーターが目視によって正確に制御するのは
難しい。このため、印刷用紙にC、M、Yそれぞれのベ
タパッチ(網点面積率100%のパッチ)を印刷用紙に
印刷し、この3つのベタパッチにおけるインキの濃度値
(インキ量)を測定する技術がある。測定した濃度値に
基づいて、インキ壺50の調量ギャップ51Sの開閉量
を制御し、インキの供給量を調整する。
【0009】しかし、ベタパッチを測定してインキの供
給量を調整する場合、次のような問題が生じる。各イン
キを網点として印刷した場合、インキの粘りなどによっ
て網点が大きくなる太りの状態(ドットゲイン)が生じ
ることがある。また、各色の網点を重ねて印刷した場
合、インキの性質や印刷機の状態によってうまくインク
が重なって付着しない場合がある(トラッピング)。
【0010】このように網点印刷を行なった場合、ドッ
トゲインやトラッピングによって色彩が微妙にずれてし
まうことがある。ベタパッチは網点面積率100%であ
り網点印刷ではないため、ベタパッチを測定した濃度値
に基づいてインキの供給量を調整した場合、所望の色彩
を得ることができず、精度のよい印刷を行うことができ
ないおそれがある。
【0011】このため特開昭62−146633号公報
には、C、M、Yの3色をバランスよく網点印刷したグ
レーパッチを印刷用紙に印刷し、このグレーパッチにお
けるC、M、Yのインキの濃度値を検出してインキの供
給量を調整するものが開示されている。
【0012】この場合、C、M、Yの各インキが網点と
して重ね印刷されているため、ドットゲインやトラッピ
ングの影響を含めて各インキの濃度値を測定することが
でき、比較的正確にインキの供給量を調整することがで
きる。
【0013】ところで、図13Aに示すように各インキ
にはそれぞれ他色の濁り量が含まれている。たとえば、
Cインキは純粋に100%のC成分によって構成されて
いるものではなく、M成分およびY成分を含有して構成
されている。
【0014】図13において、CcはCインキ中に含ま
れるC成分、CyはCインキ中に含まれるY成分、Cm
はCインキ中に含まれるM成分を表わしている。また、
MmはMインキ中に含まれるM成分、MyはMインキに
含まれるY成分、McはMインキ中に含まれるC成分を
表わしている。
【0015】さらに、YyはYインキ中に含まれるY成
分、YcはYインキ中に含まれるC成分、YmはYイン
キ中に含まれるM成分を表わしている。
【0016】このように、各インキは他のインキの色成
分を濁り量として含んでおり、この濁り量成分の比率は
インキによって異なる(図13においては、濁り量成分
を模式的に同じ比率で作図している)。このため、C、
M、Yのインキを統合して印刷したグレーパッチに対
し、たとえばC成分を測定した場合、C成分の濃度値に
はCインキ中に含まれるC成分Ccに加えて、Mインキ
中に含まれているC成分Mcと、Yインキ中に含まれて
いるC成分Ycが加えられた状態で検出されることにな
る。
【0017】同様にM成分の濃度値を測定した場合、M
mに加えてYm、Cm が含まれて検出され、Y成分の
濃度値を検出した場合、Yyに加えて、Cy、Myの成
分も含まれて検出されることになる。
【0018】上述のように、濁り量成分の比率はインキ
によって異なるものであり、グレーパッチから測定した
C成分、M成分、Y成分の濃度値のみに基づいて、Cイ
ンキ、Mインキ、Yインキの供給量を正確に調整するこ
とはできない。
【0019】このため、特開昭58−45527号公報
に開示されているインキ濃度測定方法および装置は、印
刷作業に先立って、使用するインキのC、M、Yの各ベ
タパッチの濃度値をそれぞれ測定し、Cc、Cm、C
y、Mm、Mc、My、Yy、Mm、Ycの濃度値を設
定値として記憶させておく。
【0020】この後、印刷物からC、M、Yの各インキ
が重なって印刷されている箇所を測定し、この部分にお
けるC成分、M成分、Y成分の濃度値(図13Bに示す
各成分の濃度値)を測定する。そして、印刷作業に先立
って設定した各インキにおける濁り量を差し引いてそれ
ぞれのインキの供給量を調整するようになっている。
【0021】しかし、印刷作業を開始した場合、図12
に示す版胴45上の刷版に付着した他種のインキがイン
キローラ群53の各ローラーを逆流して、インキ壺50
内のインキに混入されることがある。このような場合、
印刷作業を行なう過程でインキの濁り量が時間の経過と
ともに変化することになる。
【0022】上記従来のインキ濃度測定方法および装置
では、濁り量は印刷作業に先立って予め設定しておくも
のである。したがって、たとえば印刷途中でインキの供
給量を再調整する場合、その時点における濁り量が最初
のものと変化しているにもかかわらず、初期設定した濁
り量に基づいてインキ供給量を調整することになる。こ
のため、正確にインキ供給量を調整することができず、
精度のよい印刷を行なうことができないという問題が生
じる。
【0023】そこで本発明は、正確にインキ供給量を調
整することができ、精度のよい印刷を行なうことができ
るインキ供給量調整装置およびインキ供給量調整方法の
提供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
に係るインキ供給量調整装置においては、実測色成分総
量測定部が、複数の基本色インキを統合して印刷した統
合印刷箇所を測定し、各色成分ごとの総量を実測色成分
総量としてそれぞれ検出する。このため、複数の基本色
インキを統合した場合に生じるドットゲインやトラッピ
ングなどの影響を含めて各色成分を把握することがで
き、正確なインキ供給量の調整を行うことができる。
【0025】また、色成分総量差演算部が目標色成分総
量と実測色成分総量との差として求めた色成分総量差
と、単独色成分量測定部が検出した各基本色インキの主
要色成分量および濁り色成分量とに基づき、各基本色イ
ンキのそれぞれのインキ供給量を調整する。
【0026】このように、各基本色インキが有する主要
色成分および濁り色成分を考慮してインキ供給量を調整
するため、各基本色インキ中の濁り色成分による誤差を
回避することができ、より正確にインキ供給量の調整を
行うことができる。
【0027】さらに、実測色成分総量測定部が実測色成
分総量を検出する際、単独色成分量測定部も各単独印刷
箇所における各基本色インキの主要色成分量および濁り
色成分量を検出する。
【0028】このように、実測色成分総量を検出する都
度、主要色成分量および濁り色成分量を検出するため、
印刷作業を行なう過程でインキの濁り量が時間の経過と
ともに変化しても、常に正確な主要色成分量および濁り
色成分量を検出することができ、より正確にインキ供給
量の調整を行うことができる。
【0029】請求項2に係るインキ供給量調整装置にお
いては、実測色成分総量測定部が、複数の基本色インキ
を統合して印刷した統合印刷箇所を測定し、各色成分ご
との総量を実測色成分総量としてそれぞれ検出する。こ
のため、複数の基本色インキを統合した場合に生じるド
ットゲインやトラッピングなどの影響を含めて各色成分
を把握することができ、正確なインキ供給量の調整を行
うことができる。
【0030】また、色成分総量差演算部が目標色成分総
量と実測色成分総量との差として求めた色成分総量差
と、単独色成分量測定部が検出した各基本色インキの主
要色成分量および濁り色成分量とに基づき、各基本色イ
ンキの主要色成分量差を求め、当該主要色成分量差に基
づいて各基本色インキのそれぞれのインキ供給量を調整
する。
【0031】このように、各基本色インキが有する主要
色成分および濁り色成分を考慮して各基本色インキの主
要色成分量差を求め、インキ供給量を調整するため、各
基本色インキ中の濁り色成分による誤差を回避すること
ができ、より正確にインキ供給量の調整を行うことがで
きる。
【0032】また、色成分総量差、主要色成分量および
濁り色成分量から数式1に従って各基本色インキの主要
色成分量差を求めるため、確実かつ正確にインキ供給量
の調整を行うことができる。
【0033】さらに、実測色成分総量測定部が実測色成
分総量を検出する際、単独色成分量測定部も各単独印刷
箇所における各基本色インキの主要色成分量および濁り
色成分量を検出する。
【0034】このように、実測色成分総量を検出する都
度、主要色成分量および濁り色成分量を検出するため、
印刷作業を行なう過程でインキの濁り量が時間の経過と
ともに変化しても、常に正確な主要色成分量および濁り
色成分量を検出することができ、より正確にインキ供給
量の調整を行うことができる。
【0035】請求項3に係るインキ供給量調整装置にお
いては、求められた主要色成分量差から、対応関係記憶
部に記憶されている対応関係に基づき、インキ調整値を
得て、当該インキ調整値に従って各基本色インキのそれ
ぞれのインキ供給量を調整する。
【0036】このように、予め対応関係記憶部に記憶さ
れている対応関係に基づいてインキ供給量を調整するた
め、より迅速かつ正確にインキ供給量の調整を行うこと
ができる。
【0037】請求項4に係るインキ供給量調整方法にお
いては、複数の基本色インキを統合して印刷した統合印
刷箇所を測定し、各色成分ごとの総量を実測色成分総量
としてそれぞれ検出する。このため、複数の基本色イン
キを統合した場合に生じるドットゲインやトラッピング
などの影響を含めて各色成分を把握することができ、正
確なインキ供給量の調整を行うことができる。
【0038】また、目標色成分総量と実測色成分総量と
の差として求めた色成分総量差と、各基本色インキの主
要色成分量および濁り色成分量とに基づき、各基本色イ
ンキのそれぞれのインキ供給量を調整する。
【0039】このように、各基本色インキが有する主要
色成分および濁り色成分を考慮してインキ供給量を調整
するため、各基本色インキ中の濁り色成分による誤差を
回避することができ、より正確にインキ供給量の調整を
行うことができる。
【0040】さらに、実測色成分総量を検出する際、各
単独印刷箇所における各基本色インキの主要色成分量お
よび濁り色成分量を検出する。このように、実測色成分
総量を検出する都度、主要色成分量および濁り色成分量
を検出するため、印刷作業を行なう過程でインキの濁り
量が時間の経過とともに変化しても、常に正確な主要色
成分量および濁り色成分量を検出することができ、より
正確にインキ供給量の調整を行うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明に係るインキ供給量調整装
置およびインキ供給量調整方法の一実施形態を図面に基
づいて説明する。図1は、本実施形態における印刷制御
システムの概念図である。そして、図2は図1に示す測
定演算装置4のハードウエア構成図であり、図3は、図
2に示す分光光度計65の詳細を示す図である。さら
に、図4は図1に示す印刷管理装置3のハードウエア構
成図であり、図5は図1に示す印刷機2のハードウエア
構成図である。
【0042】また、図6は図2に示す測定演算装置4の
ROM62に格納されているプログラムのフローチャー
トであり、図7は図4に示す印刷管理装置3のROM7
2に格納されているプログラムのフローチャートであ
る。図8Aはインキ壺50の平面図であり、図8Bは印
刷物10に形成されたカラーバー15の詳細を示す拡大
図である。
【0043】さらに、図9はインキ濃度の目標値、およ
び各パッチにおける濃度値の実測値を模式的に表した図
であり、図10は図9に示す各濃度差を模式的に表した
図である。図11はオフセット印刷機の一例を示す全体
の概略側面図であり、図12は図11に示すインキ装置
55の詳細を示す側面図である。
【0044】[インキ供給量の調整システムの概略説
明]図1に示すように、本実施形態におけるインキ供給
量調整システムは、印刷機2に対して印刷管理装置3、
測定演算装置4を設けて構成されている。印刷機2とし
ては、たとえば図11に示すようなオフセット印刷機が
ある。
【0045】フィーダー部40から送り出される印刷用
紙は第1印刷ユニット41、第2印刷ユニット42、第
3印刷ユニット43、第4印刷ユニット44を経て、そ
れぞれ墨色(ブラック:K)、藍色(シアン:C)、紅
色(マゼンタ:M)、および黄色(イエロー:Y)の4
色のインキが重ね刷りされてカラー印刷が施される。C
インキ、Mインキ、Yインキが本実施形態における基本
色インキである。
【0046】各色のインキは印刷用紙に微細な網点とし
て印刷され、各インキの網点濃度を正確に調整すること
によって、各種の色彩を表現することができる。各印刷
ユニット内には、それぞれ版胴45の刷版にインキを供
給するためのインキ装置55が設けられている。
【0047】図12は第2印刷ユニット42(Cインキ
用ユニット)のインキ装置55近傍の構成を示してい
る。第1印刷ユニット41(Kインキ用ユニット)、第
3印刷ユニット43(Mインキ用ユニット)、第4印刷
ユニット44(Yインキ用ユニット)においても同様の
構成を備えているため、第1印刷ユニット41、第3印
刷ユニット43、第4印刷ユニット44の詳細は省略す
る。
【0048】インキ壺ローラ52およびブレード51に
よって構成されるインキ壺50の中にはインキが収容さ
れる。ブレード51とインキ壺ローラ52との間に形成
される調量ギャップ51Sから出たインキは、転移ロー
ラ56によってインキローラ群53に転移される。
【0049】インキローラ群53は複数のインキローラ
ーによって構成されており、各インキローラを順次、転
移してインキ着けローラ54を介して版胴45上の刷版
に供給される。ここで、ブレード51は、図8Aに示す
ようにインキ壺ローラ軸52J方向に沿って21個に分
割された開閉キーK1、K3、…、K20、K21を有
している。そして、各開閉キーは独立して矢印101、
102方向に移動制御されるようになっている。
【0050】開閉キーが矢印101方向に移動した場
合、この部分の調量ギャップ51S(図12)が広くな
り、当該開閉キーに対応する箇所のインキ量が増加して
網点が大きくなる。逆に、開閉キーが矢印102方向に
移動した場合、この部分の調量ギャップ51S(図1
2)が狭くなり、当該開閉キーに対応する箇所のインキ
量が減少して網点が小さくなる。
【0051】図1に示すように、印刷物10には印刷画
像とともに印刷機2によってカラーバー15も印刷され
る。このカラーバー15は図8Bに示すように、略正方
形の多数のパッチが一列に配列されて構成されている。
このカラーバー15は、インキ壺50のインキ壺ローラ
軸52Jの配置方向に沿って印刷される。
【0052】カラーバー15中の多数のパッチのうち7
個のパッチが一セットになっており、21セットのパッ
チによってカラーバー15が構成されている。すなわ
ち、7個×21セット=147個のパッチの配列によっ
てカラーバー15は構成されている。そして、一セット
のパッチの幅L2は、図8Aに示す開閉キーの幅L1と
同じである。
【0053】図8Bに示すように、一セットを構成する
7パッチ中には、Cベタパッチ11(Cインキの網点面
積率100%のパッチ)、Mベタパッチ12(Mインキ
の網点面積率100%のパッチ)、Yベタパッチ13
(Yインキの網点面積率100%のパッチ)が含まれて
いる。
【0054】また、C、M、Yの3色のインキをバラン
スよく網点印刷したグレーパッチ14も含まれている。
このグレーパッチ14については、Cインキを網点面積
率70%、Mインキを網点面積率60%、Yインキを網
点面積率60%で重畳させて(統合して)印刷した場合
に理想的なグレーが表される。
【0055】図1に示すように、印刷機2によって印刷
された印刷物10のカラーバー15は、測定演算装置4
によってそれぞれのパッチにおける各インキの実測濃度
値(インキ量)が測定される。そして、グレーパッチ1
4の各インキの実測濃度値については、予め測定、記憶
されているそれぞれの目標濃度値との濃度差が求められ
る。その後、所定の演算式に従って演算が行われて、濃
度差を各インキごとの主要色成分濃度差に変換し、この
主要色成分濃度差は印刷管理装置3に与えられる。
【0056】印刷管理装置3には、主要色成分濃度差と
各開閉キーの開閉調整度を示すマトリクスが予め記憶さ
れており、測定演算装置4から与えられた主要色成分濃
度差に従いマトリクスに基づいて各開閉キーの開閉調整
度を得る。そして、この開閉調整度を印刷機2に与え、
印刷機2は開閉調整度に基づいて各開閉キーの開閉調整
を行う。
【0057】[印刷管理装置3、測定演算装置4のハー
ドウエア構成]次に、図2に基づいて測定演算装置4の
ハードウエア構成を説明する。バスライン60にはCP
U61、ROM62、RAM63が接続されている。C
PU61はROM62に格納されているプログラムに従
って各部を制御する。バスライン60には、さらにイン
ターフェイス64を介して分光光度計65、フロッピー
ディスクドライブ66、モード選択入力部67が接続さ
れている。モード選択入力部67を通じてオペレータは
目標値設定モードまたは濃度調整モードを選択して入力
する。
【0058】分光光度計65は図3に示すヘッド部65
Hを有しており、このヘッド部65HはR用受光部2
1、G用受光部22、B用受光部23、ランプ24、集
光レンズ25を備えている。ランプ24からの検出光は
集光レンズ25で集光されカラーバー15のパッチに照
射される。
【0059】この反射光はR用受光部21、G用受光部
22、B用受光部23に取り込まれ、それぞれ波長に従
ってデジタル的にR成分、G成分、B成分が測定され
る。そして、これらR成分、G成分、B成分に基づい
て、カラーバー15の各パッチにおけるC成分、M成
分、Y成分の濃度値が検出される。なお、ヘッド部65
Hはカラーバー15のパッチの配置方向である矢印10
3方向に走査されて、各パッチを順次、測定する。
【0060】次に、図4に基づいて印刷管理装置3のハ
ードウエア構成を説明する。バスライン70にはCPU
71、ROM72、RAM73が接続されている。CP
U71はROM72に格納されているプログラムに従っ
て各部を制御する。バスライン70には、さらにインタ
ーフェイス74を介してフロッピーディスクドライブ7
6が接続されている。また、通信インターフェイス75
を介し印刷機2に向けて信号がオンラインで送信される
ようになっている。
【0061】さらに、図5に基づいて印刷機2の第2印
刷ユニット42のハードウエア構成を説明する。第1印
刷ユニット41、第3印刷ユニット43、第4印刷ユニ
ット44においても同様の構成を備えているため、第1
印刷ユニット41、第3印刷ユニット43、第4印刷ユ
ニット44のハードウエア構成は省略する。
【0062】バスライン80にはCPU81、ROM8
2、RAM83が接続されている。CPU81はROM
82に格納されたプログラムに従って各部を制御する。
バスライン80にはインターフェイス86を介して本機
制御装置84、給紙制御装置85が接続されている。本
機制御装置85は印刷機の各胴、各ローラの回転を制御
し、給紙制御装置85はフィーダー部40(図11)を
制御して給紙を行う。
【0063】また、バスライン80にはインターフェイ
ス86を介して通信インターフェイス87、インキ着け
ローラ制御装置88、ダクターローラ制御装置89、イ
ンキ壺ローラ制御装置90、インキ壺キー制御装置91
が接続されている。
【0064】通信インターフェイス87を通じて印刷管
理装置3から送信される信号が取り込まれる。インキ着
けローラ制御装置88はインキローラ群53のインキ着
けローラ54の版胴45に対する接触、非接触を制御す
る(図12参照)。ダクターローラ制御装置89はダク
ターローラ56の往復移動の停止、駆動を制御し、イン
キ壺ローラ制御装置90はインキ壺ローラ52の回転量
を制御する。インキ壺キー制御装置91は、図8Aに示
す開閉キーK1、K3、…、K20、K21をそれぞれ
独立して矢印101、102方向に移動制御する。
【0065】[インキ供給量調整の手順]続いて、図
6、図7のフローチャートに基づいて、インキ供給量調
整の手順を説明する。オペレータは、まずインキ供給量
調整の基準となる目標濃度値の設定を行うため、測定演
算装置4に対して基準印刷物をセットする。基準印刷物
は、たとえばユーザから提供されるものであり、理想的
な色彩で印刷されている印刷物である。この基準印刷物
にもカラーバー15(図1、図8B)が形成されてい
る。
【0066】そして、モード選択入力部67(図2)を
操作して目標値設定モードを選択し、測定演算装置4の
測定をスタートさせる。図6が測定演算装置4のROM
62に格納されているプログラムのフローチャートであ
る。測定演算装置4のCPU61は、インターフェイス
64を介してモード選択入力部67が目標値設定モード
に選択されていることを認識し、ステップS2からステ
ップS4に進む。
【0067】このステップS4で基準印刷物のカラーバ
ー15中のグレーパッチ14を測定して(図3参照)、
基準印刷物におけるグレーパッチ14のC成分、M成
分、Y成分の各濃度値を測定し、これらを目標濃度値S
C、SM、SY(図9参照)としてRAM63に記憶す
る。
【0068】上述のように、本実施形態では21個の開
閉キーに対応して、カラーバー15は21セットのパッ
チで構成されており、この各セットにそれぞれグレーパ
ッチ14が形成されている。ステップS4では、これら
21個のグレーパッチ14について目標濃度値SC、S
M、SYがそれぞれ測定され設定される。
【0069】この基準印刷物におけるグレーパッチ14
が本実施形態における目標統合印刷箇所であり、目標濃
度値SC、SM、SYが本実施形態における目標色成分
総量である。また、目標濃度値SC、SM、SYを記憶
するRAM63が本実施形態において目標色成分総量記
憶部として機能する。
【0070】今かりに、開閉キーK1(図8A)に対応
するグレーパッチ14の目標濃度値SCとして「0.97」
が測定され、目標濃度値SMとして「0.96」が測定さ
れ、目標濃度値SYとして「0.98」が測定されたとす
る。開閉キーK2〜K21に対応するパッチについて
も、同様にそれぞれ目標濃度値SC、SM、SYが測定
され記憶される。
【0071】なお、基準印刷物の代りに、印刷機2で試
験的に印刷を行い、最良であると判断された印刷物(い
わゆるOKシート)を用いることもできる。また、前回
の印刷において目標濃度値SC、SM、SYを測定して
いる再版のような場合、前回の測定値である目標濃度値
SC、SM、SYのデータを与えてもよい。このように
して、目標濃度値SC、SM、SYを設定する。
【0072】この後、印刷機2における印刷を行い、イ
ンキ供給量を調整するために、オペレータは印刷物の1
つ(以下「検査印刷物」)を測定演算装置4に対してセ
ットする。このインキ供給量の調整作業は、たとえば印
刷枚数1000枚に対して100枚ごとに行われる。
【0073】検査印刷物を測定演算装置4に対してセッ
トした後、モード選択入力部67(図2)を操作して濃
度調整モードを選択し、測定演算装置4の測定をスター
トさせる。測定演算装置4のCPU61は、インターフ
ェイス64を介してモード選択入力部67が濃度調整モ
ードに選択されていることを認識し、ステップS2から
ステップS6に進む。
【0074】このステップS6で検査印刷物の各グレー
パッチ14(21個のグレーパッチ14)におけるC成
分、M成分、Y成分の各濃度値を測定し、これらを実測
濃度値RC、RM、RY(図9参照)としてRAM63
に記憶する。この検査印刷物のグレーパッチ14が本実
施形態における統合印刷箇所であり、実測濃度値RC、
RM、RYが本実施形態における実測色成分総量であ
る。
【0075】今かりに、開閉キーK1(図8A)に対応
するグレーパッチ14の実測濃度値RCとして「0.93」
が測定され、実測濃度値RMとして「0.92」が測定さ
れ、実測濃度値RYとして「0.96」が測定されたとす
る。開閉キーK2〜K21に対応するパッチについて
も、同様にそれぞれ実測濃度値RC、RM、RYが測定
され記憶される。
【0076】ここで、各インキは他のインキの色成分を
濁り量として含んでおり、この濁り量成分の比率はイン
キによって異なる(図9においては、濁り量成分を模式
的に同じ比率で作図している)。
【0077】このため、C、M、Yのインキを重畳して
印刷したグレーパッチ14に対する上述のC成分の実測
濃度値「0.93」には、Cインキ中に含まれるC成分Cc
の濃度値に、Mインキ中に含まれているC成分Mcの濃
度値と、Yインキ中に含まれているC成分Ycの濃度値
が加えられた値として検出されている。
【0078】同様にM成分の実測濃度値「0.92」は、M
mの濃度値に加えてYm、Cmの濃度値が含まれた値で
あり、Y成分の実測濃度値「0.96」は、Yyの濃度値に
加えて、Cy、Myの濃度値が含まれた値である。な
お、色成分Cc、Mm、Yyが本実施形態における主要
色成分であり、色成分Cm、Cy、Mc、My、Yc、
Ymが本実施形態における濁り色成分である。
【0079】ステップS6で各グレーパッチ14の実測
濃度値RC、RM、RYを検出した後、ステップS8に
進み、検査印刷物の各Cベタパッチ11におけるCc、
Cm、Cyの濃度値(図9参照)を測定して記憶する。
上述のように、本実施形態ではインキ壺50の開閉キー
に対応して、カラーバー15には21個のCベタパッチ
11が形成されている。
【0080】ステップS8では、これら21個のCベタ
パッチ11についてCc、Cm、Cyの濃度値がそれぞ
れ測定される。今かりに、開閉キーK1(図8A)に対
応するCベタパッチ11の濃度値Ccが「1.58」であ
り、濃度値Cmが「0.47」であり、濃度値Cyが「0.2
0」であるとする。
【0081】次に、ステップS10に進み、検査印刷物
の各ベタパッチ12におけるMc、Mm、Myの濃度値
(図9参照)を測定して記憶する。本実施形態では、イ
ンキ壺50の開閉キーに対応して、カラーバー15には
Mベタパッチ12についても21個、形成されている。
【0082】ステップS10では、これら21個のMベ
タパッチ12についてMc、Mm、Myの濃度値がそれ
ぞれ測定される。今かりに、開閉キーK1(図8A)に
対応するMベタパッチ12の濃度値Mcが「0.30」であ
り、濃度値Mmが「1.51」であり、濃度値Myが「0.7
7」であるとする。
【0083】同様に、ステップS12に進み、検査印刷
物の各Yベタパッチ13におけるYc、Ym、Yyの濃
度値(図9参照)を測定して記憶する。本実施形態で
は、インキ壺50の開閉キーに対応して、カラーバー1
5にはYベタパッチ12についても21個、形成されて
いる。
【0084】ステップS12では、これら21個のYベ
タパッチ13についてYc、Ym、Yyの濃度値がそれ
ぞれ測定される。今かりに、開閉キーK1(図8A)に
対応するYベタパッチ13の濃度値Ycが「0.10」であ
り、濃度値Ymが「0.14」であり、濃度値Yyが「1.0
4」であるとする。
【0085】以上のように、ステップS6において検査
印刷物の各グレーパッチ14における実測濃度値RC、
RM、RYを測定した場合、常にステップS8、S1
0、S12において検査印刷物の各Cベタパッチ11、
Mベタパッチ12、Yベタパッチ13におけるCc、C
m、Cy、Mc、Mm、My、Yc、Ym、Yyの各濃
度値も測定するようになっている。
【0086】なお、Cベタパッチ11、Mベタパッチ1
2、Yベタパッチ13が本実施形態における単独印刷箇
所であり、分光光度計65が本実施形態における実測色
成分総量測定部、単独色成分量測定部である。
【0087】各濃度値を測定した後、ステップS14に
進み、上述のステップS4で記憶した目標濃度値SC、
SM、SYと、上述のステップS6で記憶した実測濃度
値RC、RM、RYとの各々の差を各濃度差△C、△
M、△Yとして求める。この濃度差△C、△M、△Y
が、本実施形態における色成分総量差であり、濃度差△
C、△M、△Yを演算するCPU61が本実施形態にお
いて色成分総量差演算部として機能する。
【0088】上述の例に従えば、開閉キーK1(図8
A)に対応する濃度差△Cは「0.04」であり、濃度差△
Mは「0.04」であり、濃度差△Yは「0.02」である。開
閉キーK2〜K21に対応するパッチについても、同様
にそれぞれ濃度差△C、△M、△Yが求められる。
【0089】ここで、図10に示すように、濃度差△C
は、主要色成分に対応する濃度差△Ccと、濁り色成分
に対応する濃度差△Mc、△Ycとから構成されている
と考えることができる。また、濃度差△Mは、主要色成
分に対応する濃度差△Mmと、濁り色成分に対応する濃
度差△Cm、△Ymとから構成されていると考えること
ができ、濃度差△Yは、主要色成分に対応する濃度差△
Yyと、濁り色成分に対応する濃度差△Cy、△Myと
から構成されていると考えることができる。
【0090】CPU61はステップS14からステップ
S16に進み、数式2を用いて濃度差△Cc、△Mm、
△Yyを求める。この濃度差△Cc、濃度差△Mm、濃
度差△Yyが、それぞれ主要色成分濃度差C’主要色成
分濃度差M’、主要色成分濃度差Y’である。主要色成
分濃度差C’主要色成分濃度差M’、主要色成分濃度差
Y’が本実施形態における主要色成分量差である。
【0091】数式2は予めROM62(図2)に記憶さ
れている。この数式2は上記数式1の一実施形態であ
る。なお、数式2の成立については、後に詳細に説明す
る。
【0092】
【数2】
【0093】上述の例によれば、 Cインキ中に含まれるC成分の濃度値:Cc=1.58、 Cインキ中に含まれるM成分の濃度値:Cm=0.47、 Cインキ中に含まれるY成分の濃度値:Cy=0.20、 Mインキ中に含まれるC成分の濃度値:Mc=0.30、 Mインキ中に含まれるM成分の濃度値:Mm=1.51、 Mインキ中に含まれるY成分の濃度値:My=0.77、 Yインキ中に含まれるC成分の濃度値:Yc=0.10、 Yインキ中に含まれるM成分の濃度値:Ym=0.14、 Yインキ中に含まれるY成分の濃度値:Yy=1.04、 目標濃度値SCと実測濃度値RCとの濃度差:△C=0.
04、 目標濃度値SMと実測濃度値RMとの濃度差:△M=0.
04、 目標濃度値SYと実測濃度値RYとの濃度差:△Y=0.
02、 である。
【0094】これらの各値を数式2に代入すると、数式
3のようになる。
【0095】
【数3】
【0096】以上のようにして、K1(図8A)に対応
する値として、 主要色成分濃度差:C’=0.011、 主要色成分濃度差:M’=0.034、 主要色成分濃度差:Y’=0.021、 を得ることができる。
【0097】同様にして、開閉キーK2〜K21に対応
するパッチについても、それぞれ主要色成分濃度差
C’、M’、Y’が求められる。求められた各主要色成
分濃度差C’、M’、Y’は、フロッピーディスクドラ
イブ66を通じてフロッピーディスクに記録される。そ
して、このフロッピーディスクは、図4に示す印刷管理
装置3のフロッピーディスクドライブ76にセットされ
る。
【0098】次に、図7に基づいて印刷管理装置3の動
作を説明する。印刷管理装置3のCPU71は、インタ
ーフェイス74、フロッピーディスクドライブ76を通
じて、フロッピーディスクに記録されている各主要色成
分濃度差C’、M’、Y’を読み出す(ステップS2
2)。
【0099】なお、本実施形態では、フロッピーディス
クを介して各主要色成分濃度差C’、M’、Y’を測定
演算装置4から印刷管理装置3に取り込んだが、オンラ
インを通じて各主要色成分濃度差C’、M’、Y’を印
刷管理装置3に取り込んでもよい。
【0100】ここで、印刷管理装置3のROM72に
は、経験的に決定される各色の変換マトリクスが格納さ
れている。そして、このマトリクスに基づき、主要色成
分濃度差に応じた開度調整値が求められるようになって
いる。開度調整値が本実施形態におけるインキ調整値で
あり、各マトリクスを記憶しているROM72が本実施
形態において対応関係記憶部として機能する。
【0101】各マトリクスに基づき、ステップS22で
読み出した各主要色成分濃度差に応じた開度調整値を求
める(ステップS24)。上述のように、主要色成分濃
度差C’、M’、Y’は、インキ壺50の開閉キーに対
応して各々21の値が求められている。
【0102】主要色成分濃度差C’については、第2印
刷ユニット42(図11)の開閉キーK1〜K21まで
の各開閉キーに対応する主要色成分濃度差C’からマト
リクスに基づき特定の開度調整値を求める(開度調整値
についても21個の値が求められる)。
【0103】また、同様に主要色成分濃度差M’につい
ても第3印刷ユニット43(図11)の開閉キーK1〜
K21までの各開閉キーに対応する主要色成分濃度差
M’からマトリクスに基づき特定の開度調整値を求め
る。
【0104】さらに、同様に主要色成分濃度差Y’につ
いても第4印刷ユニット44(図11)の開閉キーK1
〜K21までの各開閉キーに対応する主要色成分濃度差
Y’からマトリクスに基づき特定の開度調整値を求め
る。
【0105】こうして、各開度調整値を求め、CPU7
1は通信インターフェイス75を通じ(図4参照)、各
値を印刷機2に向けて出力する(ステップS26)。主
要色成分濃度差C’に基づいて求めた21個の開度調整
値はC用ユニットである第2印刷ユニット42に与えら
れ、主要色成分濃度差M’に基づいて求めた21個の開
度調整値はM用ユニットである第3印刷ユニット43に
与えられ、主要色成分濃度差Y’に基づいて求めた21
個の開度調整値はY用ユニットである第4印刷ユニット
44に与えられる。
【0106】第2印刷ユニット42のCPU81は各開
度調整値を受けて、インキ壺キー制御装置91に信号を
与えて開閉キーK1〜K21の各キーの開度を調整す
る。同様にして第3印刷ユニット43、第4印刷ユニッ
ト44においても各開閉キーの移動調整が行われる。
【0107】以上のように、グレーパッチ14を測定
し、各色成分ごとの総量を実測濃度値RC、RM、RY
としてそれぞれ検出する。このため、複数のインキを統
合した場合に生じるドットゲインやトラッピングなどの
影響を含めて各色成分を把握することができ、正確なイ
ンキ供給量の調整を行うことができる。
【0108】また、各インキが有する主要色成分(C
c、Mm、Yy)および濁り色成分(Cm、Cy、M
c、My、Yc、Ym)を考慮して各インキの主要色成
分濃度差C’、M’、Y’を求め、インキ供給量を調整
するため、各インキ中の濁り色成分による誤差を回避す
ることができ、より正確にインキ供給量の調整を行うこ
とができる。
【0109】さらに、濃度差(△C、△M、△Y)、主
要色成分量(Cc、Mm、Yy)および濁り色成分量
(Cm、Cy、Mc、My、Yc、Ym)から、上記数
式2に従って各インキの主要色成分濃度差C’、M’、
Y’を求めるため、確実かつ正確にインキ供給量の調整
を行うことができる。
【0110】また、検査印刷物の各グレーパッチ14に
おける実測濃度値RC、RM、RYを測定した場合(ス
テップS6)、常に検査印刷物の各Cベタパッチ11、
Mベタパッチ12、Yベタパッチ13におけるCc、C
m、Cy、Mc、Mm、My、Yc、Ym、Yyの濃度
値も測定する(ステップS8、S10、S12)。
【0111】このため、印刷作業を行なう過程でインキ
の濁り量が時間の経過とともに変化しても、常に正確な
主要色成分量および濁り色成分量を検出することがで
き、より正確にインキ供給量の調整を行うことができ
る。
【0112】さらに、求められた主要色成分濃度差
C’、M’、Y’から、各マトリクスに基づき、開度調
整値を得て、当該開度調整値に従って各インキのそれぞ
れのインキ供給量を調整する。このように、予め記憶さ
れているマトリクスに基づいてインキ供給量を調整する
ため、より迅速かつ正確にインキ供給量の調整を行うこ
とができる。
【0113】[数式2についての説明]次に、上記数式
2の成立について説明する。△Cは下記の数式4−1で
表すことができ、△Mは下記の数式4−2で表すことが
でき、△Yは下記の数式4−3で表すことができる(図
10参照)。なお、下式においてCm/Cc、Cy/C
c、Mc/Mm、My/Mm、Yc/Yy、Ym/Yy
は、目標値と実測値とで等しいと考える。
【0114】
【数4】
【0115】上記の数式4−1、4−2、4−3から下
記の数式5が導かれ、この数式5から数式2を得ること
ができる。
【0116】
【数5】
【0117】[その他の実施形態]本発明に係るインキ
供給量調整装置およびインキ供給量調整方法は、上記実
施形態で説明したものに限定されない。上記実施形態で
は、印刷機2に対して印刷管理装置3、測定演算装置4
を別途設けたインキ調整システムを例示したが、印刷管
理装置3、測定演算装置4における各機能を印刷機2内
に組み込んでもよい。
【0118】また、上記実施形態では、インキ壺50の
ブレード51は、21個に分割された開閉キーを備えて
いたが、開閉キーは20個以下または22個以上に分割
されているものを採用してもよい。さらに、分割された
開閉キーを備えておらず、ブレード全体が一体的に開閉
してインキ量を調整するものに本発明を適用することも
できる。また、C、M、Y3色のインキ量の調整を例示
したが、2色または4色以上のインキ量の調整に本発明
を適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインキ供給量調整装置およびイン
キ供給量調整方法の一実施形態を示す印刷制御システム
の概念図である。
【図2】図1に示す測定演算装置4のハードウエア構成
図である。
【図3】図2に示す分光光度計65の詳細を示す図であ
る。
【図4】図1に示す印刷管理装置3のハードウエア構成
図である。
【図5】図1に示す印刷機2のハードウエア構成図であ
る。
【図6】図2に示す測定演算装置4のROM62に格納
されているプログラムのフローチャートである。
【図7】図4に示す印刷管理装置3のROM72に格納
されているプログラムのフローチャートである。
【図8】Aはインキ壺50の平面図であり、Bは印刷物
10に形成されたカラーバー15の詳細を示す拡大図で
ある。
【図9】インキ濃度の目標値、および各パッチにおける
濃度値の実測値を模式的に表した図である。
【図10】図9に示す各濃度差を模式的に表した図であ
る。
【図11】オフセット印刷機の一例を示す全体の概略側
面図である。
【図12】図11に示すインキ装置55の詳細を示す側
面図である。
【図13】Aは各パッチにおけるインキの濃度値を模式
的に表した図であり、Bはグレーパッチにおけるインキ
の濃度値を模式的に表した図である。
【符号の説明】
2・・・・・印刷機 3・・・・・印刷管理装置 4・・・・・測定演算装置 10・・・・・印刷物 15・・・・・カラーバー 50・・・・・インキ壺 55・・・・・インキ装置 65・・・・・分光光度計 61、71・・・・・CPU 62、72・・・・・ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江尻 幸雄 広島県府中市目崎町762番地 リョービ株 式会社内 Fターム(参考) 2C250 DB04 DB06 EA23 EA24 EB40 EB43 EB46 2G020 AA08 DA12 DA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の基本色インキの各インキ供給量を調
    整するインキ供給量調整装置であって、 各基本色インキは、主要色成分、および他の基本色イン
    キの主要色成分と同色の色成分である濁り色成分を有し
    て構成されており、 複数の基本色インキを理想的な配分で統合して印刷した
    目標統合印刷箇所における各色成分ごとの総量を目標色
    成分総量としてそれぞれ記憶している目標色成分総量記
    憶部、 複数の基本色インキを統合して印刷した統合印刷箇所を
    測定し、各色成分ごとの総量を実測色成分総量としてそ
    れぞれ検出する実測色成分総量測定部、 複数の基本色インキをそれぞれ単独で印刷した複数の単
    独印刷箇所を測定し、各単独印刷箇所における各基本色
    インキの主要色成分量および濁り色成分量を検出する単
    独色成分量測定部、 前記目標色成分総量と前記実測色成分総量との色成分総
    量差を求める色成分総量差演算部、 を備えており、 前記実測色成分総量測定部が実測色成分総量を検出する
    際、前記単独色成分量測定部も各単独印刷箇所における
    各基本色インキの主要色成分量および濁り色成分量を検
    出し、 前記色成分総量差、前記主要色成分量および前記濁り色
    成分量に基づき、各基本色インキのそれぞれのインキ供
    給量を調整する、 ことを特徴とするインキ供給量調整装置。
  2. 【請求項2】基本色Z1、Z2、…Znに対応する複数の基本
    色インキの各インキ供給量を調整するインキ供給量調整
    装置であって、 各基本色インキは、主要色成分、および他の基本色イン
    キの主要色成分と同色の色成分である濁り色成分を有し
    て構成されており、 複数の基本色インキを理想的な配分で統合して印刷した
    目標統合印刷箇所における各色成分ごとの総量を目標色
    成分総量としてそれぞれ記憶している目標色成分総量記
    憶部、 複数の基本色インキを統合して印刷した統合印刷箇所を
    測定し、各色成分ごとの総量を実測色成分総量としてそ
    れぞれ検出する実測色成分総量測定部、 複数の基本色インキをそれぞれ単独で印刷した複数の単
    独印刷箇所を測定し、各単独印刷箇所における各基本色
    インキの主要色成分量および濁り色成分量を検出する単
    独色成分量測定部、 前記目標色成分総量と前記実測色成分総量との色成分総
    量差を求める色成分総量差演算部、 を備えており、 前記実測色成分総量測定部が実測色成分総量を検出する
    際、前記単独色成分量測定部も各単独印刷箇所における
    各基本色インキの主要色成分量および濁り色成分量を検
    出し、 前記色成分総量差、前記主要色成分量および前記濁り色
    成分量から数式1に従って各基本色インキの主要色成分
    量差を求め、当該主要色成分量差に基づいて各基本色イ
    ンキのそれぞれのインキ供給量を調整する、 ことを特徴とするインキ供給量調整装置。 【数1】 ただし、数式1中、Z1'は、基本色Z1に対応する基本色
    インキの主要色成分量差、Z2'は、基本色Z2に対応する
    基本色インキの主要色成分量差、Zn'は、基本色Znに対
    応する基本色インキの主要色成分量差、Z1Z1は、基本色
    Z1に対応する基本色インキが有する主要色成分量、Z1Z2
    は、基本色Z1に対応する基本色インキが有する基本色Z2
    の濁り色成分量、Z1Znは、基本色Z1に対応する基本色イ
    ンキが有する基本色Znの濁り色成分量、Z2Z2は、基本色
    Z2に対応する基本色インキが有する主要色成分量、Z2Z1
    は、基本色Z2に対応する基本色インキが有する基本色Z1
    の濁り色成分量、Z2Znは、基本色Z2に対応する基本色イ
    ンキが有する基本色Znの濁り色成分量、ZnZnは、基本色
    Znに対応する基本色インキが有する主要色成分量、ZnZ1
    は、基本色Znに対応する基本色インキが有する基本色Z1
    の濁り色成分量、ZnZ2は、基本色Znに対応する基本色イ
    ンキが有する基本色Z2の濁り色成分量、△Z1は、基本色
    Z1の色成分総量差、△Z2は、基本色Z2の色成分総量差、
    △Z3は、基本色Znの色成分総量差、 である。
  3. 【請求項3】請求項2に係るインキ供給量調整装置にお
    いて、 前記主要色成分量差と、基本色インキの各インキ供給量
    の調整度合いを表すインキ調整値、との対応関係を予め
    記憶しておく対応関係記憶部、 を備えており、 求められた主要色成分量差から前記対応関係に基づき、
    インキ調整値を得て、当該インキ調整値に従って各基本
    色インキのそれぞれのインキ供給量を調整する、 ことを特徴とするインキ供給量調整装置。
  4. 【請求項4】複数の基本色インキの各インキ供給量を調
    整するインキ供給量調整方法であって、 各基本色インキは、主要色成分、および他の基本色イン
    キの主要色成分と同色の色成分である濁り色成分を有し
    て構成されており、 複数の基本色インキを理想的な配分で統合して印刷した
    目標統合印刷箇所における各色成分ごとの総量を目標色
    成分総量としてそれぞれ記憶しており、 複数の基本色インキを統合して印刷した統合印刷箇所を
    測定して、各色成分ごとの総量を実測色成分総量として
    それぞれ検出し、 前記実測色成分総量を検出する際、複数の基本色インキ
    をそれぞれ単独で印刷した複数の単独印刷箇所を測定し
    て、各単独印刷箇所における各基本色インキの主要色成
    分量および濁り色成分量を検出し、 前記目標色成分総量と前記実測色成分総量との色成分総
    量差を求め、 前記色成分総量差、前記主要色成分量および前記濁り色
    成分量に基づき、各基本色インキのそれぞれのインキ供
    給量を調整する、 ことを特徴とするインキ供給量調整方法。
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