JPH11302748A - 有価金属の回収方法 - Google Patents

有価金属の回収方法

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JPH11302748A
JPH11302748A JP11562998A JP11562998A JPH11302748A JP H11302748 A JPH11302748 A JP H11302748A JP 11562998 A JP11562998 A JP 11562998A JP 11562998 A JP11562998 A JP 11562998A JP H11302748 A JPH11302748 A JP H11302748A
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recovering valuable
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洋一 高沢
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅滓と産業廃棄物を原料として、双方を同時
に処理して有害物質の発生を抑制し、かつ酸化を防止し
て品質の良好な有価金属を回収する方法を提供する。 【解決手段】 流動層式ガス化炉11に銅滓A1と産業
廃棄物A2を投入し、流動床12からの空気により上昇
しえない有価金属を含む第1の不燃物D1を回収し前記
ガス化炉11に戻す工程と、溶融炉21に流動床12か
らの空気Cにより上昇する有価金属を含む第2の不燃物
D2と前記ガス化炉11で生成する熱分解ガスEを旋回
させながら投入し、有価金属を含有するスラグGを生成
し分離する工程を含み、さらに前記溶融炉21で生成し
分離した前記スラグGを電気式保持炉31に投入し、黒
銅Iを回収する工程を含む有価金属の回収方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種産業から生ず
る銅(Cu)、亜鉛(Zn)、鉛(Pb)、鉄(Fe)
等の有価金属を含む金属滓と自動車、電機製品等から生
ずる有価金属を含むシュレッダーダスト、廃プラスチッ
ク等の産業廃棄物を原料として有害物質の発生を抑制し
つつ、酸化による有価金属の劣化を抑える有価金属の回
収方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】非鉄製錬で鉱石から金属を得るのに、湿
式製錬、乾式製錬のいずれにおいても種種の工程を必要
とし、その間で残渣、金属滓が必ず生ずる。特に、銅製
錬は反射炉等のマット溶錬、粗銅を作る転炉等で多くの
銅滓が発生する。この銅滓等は、目的金属である銅を目
的金属物として回収した残部であるが、完全に回収する
ことが困難なために多量に銅を含有することが多い。従
って、資源の有効利用のため又は生産の歩留り向上のた
めに銅滓を再度精錬して銅を回収することが行われてい
る。一方、現在の自動車や家電製品等の普及によって大
量のシュレッダーダスト、生活環境等から生ずる廃プラ
スチックが産業廃棄物として発生する。これら、産業廃
棄物にはエポキシ樹脂等の廃プラスチック、銅、鉄等の
有価金属が多量に含まれており、これらから有価金属を
回収することが行われている。この他に一般的廃棄物と
して廃液、汚泥があり、これらは一般下水や工鉱業によ
る排水により発生するものである。これら、廃液、汚泥
の中には少量の金属、有機物が残存しており環境に悪影
響を及ぼさないためにも有価金属を回収するとともに、
熱処理により焼却することが望ましい。
【0003】そこで、金属滓から再処理して有価金属を
回収する方法として、例えば特開平4−218627号
公報等が提案されている。ここでは、冶金プラントの亜
鉛および鉛含有残滓を再処理する方法として、鉄および
鋼の生産時の種々の段階で残滓等が生じ、この中に含ま
れる亜鉛、鉛およびアルカリを還元条件下で再処理する
連続的方法を提供する。しかしながら、この方法は蒸気
圧が高い亜鉛等を主体とする物であり、蒸気圧の低い金
属の回収は難しいという問題がある。一方、産業廃棄物
から有価金属を回収する方法として、例えば特開平6−
136458号公報等が提案されている。ここでは、産
業廃棄物中の多量の高融点金属化合物と少量の低融点金
属化合物を含むプラスチックに、必要に応じて塩化カル
シウムを添加し、還元性雰囲気の下で、低融点金属を塩
化物ガスにして分離し、冷却して回収する方法を提供す
る。しかしながら、この方法においても上記同様に蒸気
圧の低い金属の回収は難しいという問題がある。さら
に、製錬及び精錬中に生ずる金属滓等と産業廃棄物の双
方から同時に金属を回収する方法は提案されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属滓
と産業廃棄物の双方から同時に金属を回収するには以下
に示す問題がある。産業廃棄物の焼却とともに行うとす
れば乾式法を用いることになるが、焼却のために高温度
にすると、目的の有価金属が酸化されるために後に再度
還元処理しなければならないという問題がある。さら
に、産業廃棄物の焼却を低温度で行うと、ダイオキシ
ン、NOx 等の有害物質が発生するという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、その課題とする
ところは、金属滓として銅滓と有価金属及びプラスチッ
クを含有する産業廃棄物を原料として、双方を同時に処
理して有害物質の発生を抑制し、かつ金属酸化を防止し
て品質の良好な有価金属の回収方法を提供する。さら
に、高融点で蒸気圧が低いため回収の困難な銅、鉄の有
価金属及び低融点で蒸気圧の高い亜鉛、鉛等の有価金属
を同時に回収する方法を提供する。さらに、汚泥、廃液
等の廃棄物を同時に焼却処理する方法を提供する。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】上記課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、各種産業より発生する
銅滓と金属を含む産業廃棄物からの有価金属の回収方法
であって、流動層式ガス化炉に銅滓と産業廃棄物を投入
し、ガス化炉下部から空気を吹き込み、流動層を形成し
て前記産業廃棄物をガス化し、前記ガス化炉より有価金
属を含む第1の不燃物を回収する工程と溶融炉に前記ガ
ス化炉下部からの空気により上昇する有価金属を含む第
2の不燃物と前記ガス化炉で生成する熱分解ガスを旋回
させながら投入し、前記溶融炉で有価金属を含むスラグ
を生成し、分離して回収する工程とを含む有価金属の回
収方法である。請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の有価金属の回収方法において、前記第1の不燃物の
一部を前記ガス化炉に戻す工程と前記第1の不燃物の残
部から有価金属を回収する工程とを含む有価金属の回収
方法である。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の有価金属の回収方法において、前記溶融炉で回
収する前記スラグを電気式保持炉に投入し、黒銅を回収
する工程を含む有価金属の回収方法である。請求項4に
記載の発明は、請求項1ないし3に記載の有価金属の回
収方法において、前記溶融炉及び/又は前記電気式保持
炉から発生する飛灰を回収し、水溶液溶媒に溶かし中和
又は硫化して有価金属を含む塩を析出させて回収する工
程を含む有価金属の回収方法である。請求項5に記載の
発明は、請求項1ないし4に記載の有価金属の回収方法
において、前記溶融炉の後に設けられる廃液分解塔で、
さらに廃液を分解する工程を含む有価金属の回収方法で
ある。
【0006】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の有価金属の回収方法において、前記流動層式ガス化炉
を400〜600℃の温度にし、空気比0.1〜0.3
の還元性雰囲気中で前記産業廃棄物をガス化する有価金
属の回収方法である。請求項7に記載の発明は、請求項
6に記載の有価金属の回収方法において、前記流動層式
ガス化炉に廃液を噴霧、投入して温度調整をする有価金
属の回収方法である。請求項8に記載の発明は、請求項
1に記載の有価金属の回収方法において、前記溶融炉を
1300〜1500℃の温度にし、空気比0.9〜1.
3の酸化性雰囲気中で前記スラグを生成し、分離して回
収する有価金属の回収方法である。請求項9に記載の発
明は、請求項2に記載の有価金属の回収方法において、
前記第1の不燃物の残部を鉄(Fe)含有物と銅(C
u)、アルミニウム(Al)含有物に磁力選別して回収
する有価金属の回収方法である。請求項10に記載の発
明は、請求項3に記載の有価金属の回収方法において、
前記電気式保持炉を1300〜1500℃の温度にし、
還元剤を用いて前記スラグから前記黒銅を回収する有価
金属の回収方法である。
【0007】また、溶融炉及び電気式保持炉は高温度で
処理するためにダイオキシン等の有害発物質の発生を抑
えることができる。さらに、排ガス中には微量の有害物
質を除去するために、排ガスの移送経路中に活性炭を吹
き込むことにより、ダイオキシン等の有害物質を活性炭
に吸着させて除去することができる。さらに、排ガスの
移送経路中の洗浄塔又はミストコットレルで中和洗浄、
電気集塵処理することにより有害物質の量を低減し、除
去することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。本発明を、図1、2、3に表してい
る。図1は、銅滓と産業廃棄物を排ガスとスラグにし、
有価金属を回収するまでの工程を示した概略構成図であ
る。図2は、銅滓と産業廃棄物を熱分解ガスと不燃物粒
子に分離する流動層式ガス化炉の構造を示した図であ
る。図3は、第1の不燃物粒子を含む熱分解ガスを燃焼
し、かつスラグを生成する溶融炉の構造を示した図であ
る。
【0009】図1の概略構成図に示すように、銅滓A1
を第1の貯蔵所1に貯蔵し、金属を含む産業廃棄物A2
等を別の第2の貯蔵所2に貯蔵する。第1の貯蔵所1に
は、同時に他の品位に低い鉱石、例えば含銅黄鉄鉱、黄
銅鉱等の硫化鉱、酸化鉱を貯蔵することができる。銅滓
としては真鍮伸銅工場、青銅工場から発生するスラグ、
ダスト、削り粉さらには化学工場から発生する水酸化
銅、沈殿銅がある。また、中和処理等により発生した汚
泥を同時に貯蔵することができ、さらに、スラグを形成
するためのケイ砂、石灰石と還元用のコークスを同時に
貯蔵しても良い。第1の貯蔵所1から銅滓A1等を破砕
機(図示せず)に掛けて細かく粉砕し、粉砕した産業廃
棄物A2等と同時に供給コンベアー3によりに供給フィ
ーダー4に投入する。このとき、磁気選別機(図示せ
ず)に掛けることにより、大きな鉄屑を除去する工程を
設けても良い。次に、供給フィーダー4から一定量を流
動層式ガス炉11に投入する。ここで、汚泥Bを、銅滓
A1等とは別に供給フィーダー(図示せず)により流動
式ガス化炉11に投入することができる。汚泥Bには、
一般下水で発生する下水汚泥、し尿汚泥、排水処理から
発生する中和汚泥などがある。ここで銅滓A1は、銅品
位が20〜80%含有する滓が好ましい。銅品位20%
以下では変動費コストが多大となり、銅品位が80%以
上では何らかの手段で固型化して銅製錬の転炉工場へ投
入した方が有利となるからである。前記理由から銅品位
が30〜50%の範囲がさらに好ましい。また、産業廃
棄物A2には、自動車、家庭電化製品等をシュレッダー
で処理した有価金属とプラスチックを含むシュレッダー
ダスト、家庭用と工業用の廃プラスチックが含まれる。
【0010】流動層式ガス炉11では、さらに図2に示
すように、投入された産業廃棄物A2と銅滓等A1が、
流動床12から押し込まれる空気Cによりガス化炉11
内で流動層を形成して循環している。ガス化炉11内は
400〜600℃の温度にし、空気比0.1〜0.3の
還元性雰囲気にすることにより産業廃棄物A2中の廃プ
ラスチックの燃焼を防止しつつ、廃プラスチックを熱分
解しガス化する。このとき、ガス化炉11内では有価金
属である銅(Cu)、鉄(Fe)、アルミニウム(A
l)の酸化を防止しつつ、銅滓の主体である酸化第一銅
(Cu2 O)が還元されるという効果も期待できるから
である。ガス化炉11内の温度が400℃以下では、廃
プラスッチクがガス化しにくく、600℃以上では燃焼
する、さらに好ましくは500〜550℃がよい。廃プ
ラスチックのガス化、有価金属の酸化防止に適当だから
である。空気Cは0.5〜2.0m/sec.の速度範
囲になるように送り込む。好ましくは、1.5m/se
c.程度がよい。この速度範囲にあると銅滓粒子が流動
層13内で浮遊して、粒子同士が衝突することにより次
第に球形化し、かつ粉砕されて細粒化する。ガス化炉1
1内で細粒化されない銅滓と蒸気圧が低いCu、Fe、
Al等の有価金属を含む第1の不燃物D1は流動床12
の脇からガス化炉11外に回収される。さらに、ガス化
炉11内で生成された熱分解ガスE、粉砕されたCu2
Oを含む100〜250μmの直径の銅滓と廃プラスチ
ックから分離した蒸気圧の高い有価金属の第2の不燃物
D2が溶融炉21に直接移送される。このとき、ガス化
炉11内に廃液Lを噴霧用水ポンプ(図示せず)により
炉頂から噴霧することができる。ガス化炉11内の雰囲
気を所定の温度に維持するためである。廃液には、通常
の廃酸、廃アルカリなどがある。
【0011】溶融炉21では、さらに図3に示すよう
に、熱分解ガスE等が移送されると同時に、空気を供給
し空気比0.9〜1.3にして雰囲気を酸化性にし燃焼
する。燃焼は1200〜1500℃の温度で行う。燃焼
温度が1200℃以下ではスラグの流動性が悪化し、1
500℃以上では溶融炉21の壁等を損傷することがあ
る。好ましくは、1300〜1400℃の温度範囲がよ
い。有害物質の発生を抑制し、銅滓A1等のスラグ化に
適する温度だからである。燃焼温度は廃プラ等の産業廃
棄物A2、汚泥Bの供給量、空気の投入量で調整するこ
とができる。燃焼用空気は溶融炉21の側壁から吹き込
むことが好ましい。旋回流25を形成を促進するためで
ある。熱分解ガスEは、燃焼して排ガスFとなり排ガス
排出口22から排出する。さらに、不燃物中のZn、P
bは酸化されて飛灰Hとなり排ガスFと共に排出され
る。銅滓等は高温で溶融しスラグ化しながら旋回流25
の中で接触し大きくなり、重力により下に落下するか、
又は遠心力により溶融炉21の側壁に当たり落下する。
落下したスラグGはスラグ回収口23に集め外部に回収
する。回収されたスラグGにはCu2 Oが多く含まれ
る。このように、Cu2 Oの品位の低い銅滓からCu2
Oの品位の高いスラグGを回収することができる。
【0012】図4は、溶融炉21から回収したスラグG
を電気式保持炉31で精錬する工程を含む有価金属の回
収方法を示したフローチャートである。溶融炉21から
回収したスラグGを電気式保持炉31内に投入し、上部
から黒鉛製電極を挿入する。前記電極間に電流を流し、
スラグGの抵抗熱で溶融する。電気式保持炉31には、
さらに未処理の硫化鉱や銅滓を新たに投入することがで
きる。電気式保持炉31の適正な操業のために、生成さ
れるスラグの粘度、塩基度等を調整するためである。ま
た、還元用のコークスMを投入することができる。コー
クスMの成分である炭素Cが直接Cu2 Oを還元してC
uとCOを生成する。ここで、還元剤としては、コーク
スM、微粉炭、LPG等を挙げることができるが、コー
クスMが好ましい。投入用の装置が単純で、操作が容易
だからである。電気式保持炉31内は1250〜140
0℃の温度範囲が好ましい。これは、Cu2 Oの融点が
1230℃であり、銅の融点が1080℃で少なくとも
Cu2Oの融点以上にする必要があるためである。0.
5〜1.0時間精錬することにより銅品位が約70〜8
0%の黒銅Iを得ることができる。また、廃スラグJは
金属をほとんど含まないし、ケイ砂による均質なガラス
質成分で構成されているため路床等へのセメント材料と
して利用することができる。スラグを処理する炉として
は、その他に自溶炉、反射炉、溶鉱炉等を挙げることが
できる。しかし、原料のスラグの成分が変動する場合が
あるため、原材料が変動しても同様の処理ができる電気
式保持炉31が最も好ましい。
【0013】図5は、溶融炉21又は電気式保持炉31
から発生する飛灰Hから亜鉛、鉛等を塩の形態で回収す
る有価金属の回収方法を示したフローチャートである。
溶融炉21等から排ガスFととも発生した飛灰Hを冷却
水で冷却して回収し、さらに冷却した排ガスFをバグフ
ィルター51に移送して飛灰Hを回収することができ
る。また、電気式保持炉31で精錬中に発生する飛灰H
を回収する。有害物質であるダイオキシンを吸着除去し
た排ガスFは次にバグフィルター51により飛廃Hを回
収することができ、飛灰H中にZn、Pbが含まれるの
で湿式処理により、さらに金属Zn、Pbを回収する。
各工程で回収した飛灰Hはスラリータンクに投入し、次
に硫酸水溶液を用いて浸出し、鉛は硫酸塩として沈降さ
せる。沈降した硫酸鉛をシックナーを用いて泥鉱にし、
次に濾過器で品位50〜60%の硫酸鉛を鉱滓として回
収する。スラリータンクには亜鉛が溶解しており、消石
灰(Ca(OH)2 )を投入して中和し、亜鉛を水酸化
塩として沈降させて、同様に品位50〜60%の水酸化
亜鉛を鉱滓として回収する。これらの回収した硫酸鉛等
を他の精錬方法で精製して金属Zn、Pbとすることは
本業界にとっては容易なことである。このときの排水汚
泥は流動層式ガス化炉11に再度投入することができ
る。または、路床用のセメント材料として使用すること
ができる。
【0014】図6、7に流動層式ガス化炉で生じた第1
の不燃物D1から有価金属を回収する方法を示したフロ
ーチャートである。第1の不燃物D1を篩別機に掛け、
篩下の不燃物は再度流動層式ガス化炉11に投入する。
このとき、2〜4mmの大きさの篩を使用して通過した
篩下の不燃物が好ましい。篩別機により選別された篩上
の金属屑は、磁気選別機によりFe屑とその他のCu
屑、Al屑、Cu2 Oを含有する銅滓とに選別する。磁
気選別機は静磁界型、交流磁界型の形式又はベルトタイ
プ、ドラムタイプの様式のいずれであっても良いが、ベ
ルトタイプが好ましい。Fe屑はそのまま回収し実用に
供する。流動層式ガス化炉11は温度が低く、酸化が抑
制されるためFe屑はそのまま使用に供することができ
る。一方のCu等は、再度篩別機にかけ、Cu屑、Al
屑と銅滓に選別する。CuとAl屑は、渦流選別機又は
手選で選別回収し、銅滓は粉砕し再度流動層式ガス化炉
に投入する。以上のように産業廃棄物、銅滓等を流動層
式ガス化炉に投入し処理することにより、Fe、Cu、
Al等の有価金属を回収することができる。なお、産業
廃棄物に金(Au)を使用している回路基板等が含まれ
る場合も同様の処理により回収することができる。産業
廃棄物の種類により含有する有価金属の回収方法を変更
することは本業界にとって容易なことである。
【0015】次に、溶融炉21からの排ガスFに、廃液
分解塔26で廃液Lを噴霧し、さらに急冷塔41で冷却
水を噴霧して排ガスFを冷却し、排ガスFを大気中に放
出できるまで冷却することができる。この廃液分解塔2
2で廃液Lを焼却処理する工程を含ませることができ
る。製錬で生ずる廃液には金属イオンや酸が含まれ、一
般下水で生ずる廃液には、無機物、有機物等が残存す
る。これらは焼却処理することが望ましい。廃液Lを高
温度に曝すことにより有機物等と酸等は分解し、無機物
と金属イオン等は酸化物にしてバグフィルター51で回
収することができる。また、電気式保持炉31で生じた
冷却した排ガスFは、二次燃焼炉で燃焼して有害物質を
分解し、急冷塔41で冷却水により同様に冷却する。排
ガスFを急冷するのは、250〜500℃の範囲にある
と、ダイオキシン等の有害物質が再合成されるため、こ
の温度範囲にある時間を少なくして有害物質の再度の生
成を防止するためである。急冷した排ガスFをバブフィ
ルター51に移送途中に活性炭Kを吹き込む。平均粒径
が10〜20μmの活性炭Kを空気と共に、排ガス経路
中に吹き込むことにより処理される。溶融炉21の高温
燃焼で、ダイオキシン等の発生は抑制されるが、常に完
全に抑制することは困難である。そこで、排ガスFの排
出途中に活性炭Kを吹き込むことにより有害物質を除去
することができる。実際には急冷塔41から排出された
排ガスFには1ng/m3 以下のダイオキシンが含まれ
るが、活性炭Kを吹き付けることによりダイオキシン濃
度を0.1ng/m3 以下にすることができる。
【0016】(実施例)以下、上記発明の実施の形態に
基づいて具体的数値を挙げて本発明の内容を説明する。
第1の貯蔵所1に、酸化銅鉱の硫酸浸出後の銅滓を搬入
した。この銅滓は、以下の表1に示す有価金属を含んで
いる。
【表1】 また、第2の貯蔵所には150mm以下に粉砕された家
庭電化製品のシュレッダーダストと金属を含まない廃プ
ラスチックを搬入した。このシュレッダーダストは、以
下の表2に示す有価金属を含んでいる。
【表2】 これらをそれぞれの貯蔵所から計量コンベヤーで計量し
ながら、供給フィーダー4を通して流動層式ガス化炉1
1に投入した。1月で、銅滓500t(乾燥重量400
t)、シュッレダーダスト500t、廃プラスチック2
00tを同時に処理する場合、これらに含まれる有価金
属は以下の表3に示す量になる。
【表3】
【0017】つぎに、実施した流動層式ガス化炉11の
大きさは内径1.4mで高さが7mである。炉内流動床
12から1.5m/sec.の空気を吹き込み、炉内温
度を550℃に、空気比を0.3とすることによりスチ
レン−アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂等は5〜25分
で、またポリウレタン樹脂等のエンプラであっても60〜
90分で熱分解してガス化することができる。流動層式ガ
ス化炉11の処理で、流動床12の脇から回収した第1
の不燃物D1の量は1月当たりで877tになる。廃プ
ラスチック等の熱分解ガスEと微細化した第2に不燃物
D2は、1時間当たり7936Nm3 が溶融炉21に移
送される。
【0018】つぎに、溶融炉21は、炉内温度が135
0℃に、空気比を1.0程度にする。これにより、蒸気
圧の高いZn、Pbは排ガスFとともに廃液分解塔2
6,急冷塔41に移送する。溶融炉21では、高温で銅
を酸化してスラグGとし、電気式保持炉31に回収す
る。回収した量は1月当たりで466tである。
【0019】つぎに、電気式保持炉31では、黒鉛製電
極により1300℃にし、コークスMを1月に15.6
t添加して還元する。電気式保持炉31では、1月に2
03tの黒銅と263tのスラグを産出した。黒銅の銅
品位は75%で、スラグの銅品位は2.5%である。従
って、黒銅をさらに精錬することにより1月当たり15
2tの銅を回収することができる。
【0020】つぎに、バグフィルター51で酸化したZ
n、Pbを含む飛灰Hを1月当たり52t回収する。以
下に、飛灰Hに含まれる有価金属の分析値を表4に示
す。
【表4】 この飛灰Hに対して1月当たり硫酸47t、浸出水20
8m3 を用いて、硫酸浸出する。次にシックナーで固液
分離して、硫酸鉛を1月当たり13.4t回収した。回
収した硫酸鉛の鉛の品位が50%であり、鉛として1月
当たり6.7t回収することができる。さらに、分離し
た浸出液に、消石灰を1月当たり33t用いて、水酸化
亜鉛を1月当たり48.8t回収した。回収した水酸化
亜鉛の亜鉛の品位が60%であり、亜鉛として1月当た
り29.3t回収することができる。回収した有価金属
の量を以下の表5に示す。
【表5】
【0021】一方、回収した第1の不燃物D1には、流
動層式ガス化炉11で、廃プラスチック等の熱分解によ
り単体になったCu、Fe、Al等の金属屑と銅滓が含
まれている。これを、4.0mmの大きさのメッシュで
篩に掛けて、篩下は1月当たり743.6tを再度供給
フィーダー4に戻し、銅滓A1、産業廃棄物A2ととも
に流動層式ガス化炉11に投入する。篩上の金属屑等
は、1月当たり133.4tあり、最初に磁力選別機に
よりFe屑を1月当たり30t回収する。その他のCu
屑、Al屑と銅滓を1月当たり103.4t回収し、再
度15mmの大きさのメッシュの篩別機に掛けて、篩下
の銅滓が1月当たり80t回収して、粉砕器に掛けて粉
砕し、再度供給フィーダー4に投入する。篩上のCu屑
等は1月当たり23.4tあり、これを渦流選別機によ
り分離する。1月当たりCu屑を6.4t、Al屑を1
7t回収する。従い、第1の不燃物D1より回収した有
価金属の量を表6に示す。
【表6】
【0022】つぎに、排ガスFは、温度は1350℃
で、廃液分解塔26で廃液Lを噴霧して廃液Lを1月当
たり500tを焼却処理する。廃液Lを噴霧しても、排
ガスFの温度は850℃あり、1時間当たり10151
Nm3 が排出される。このため、さらに急冷塔41で工
業用水を1月当たり2316tを噴霧して排ガスFを冷
却して、200℃にする。工業用水を噴霧することによ
り排ガスFは1時間当たり14955Nm3 が急冷塔4
1から排出される。ここで、ダイオキシン濃度は1.0
ng/m3 程度含まれているため、排ガスFの温度がダ
イオキシンを合成する温度より低くなったところで、活
性炭Kを1月当たり572kg搬送経路中に吹き込むこ
とによりダイオキシン濃度を0.1ng/m3 以下にす
ることができる。次に、洗浄塔61で排ガスFを苛性ソ
ーダ(NaOH)の水溶液でSOx 、HCl等を中和し
た後、ミストコットレル71でミスト、ダストを除去し
て排突81を通して外部に放出する。ミストコットレル
71で回収したダストを含む廃液は再度溶融炉21等の
投入に使用するか、又は排水処理後に放流する。ここ
で、排ガスFは活性炭Kの吹き込むにより1時間当たり
19067Nm3を洗浄塔61で苛性ソーダ溶液を噴霧
して、SOx 等を中和してミストコットレル71で回収
して、最終的に1時間当たり12966Nm3 を排突8
1から空気中に放出する。
【0023】以上の工程により、以下の表7に示す量の
有価金属を回収することができる。
【表7】 これらから、Cuは全投入量の95%以上、Alは10
0%、その他のZn、Pbは50%以上回収することが
できる。さらに、廃液Lを1月当たり500t処理する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の有価金属
の回収方法では、流動層式ガス化炉で産業廃棄物中のプ
ラスチック等を熱分解してガス化し、有価金属部分と分
離して、有価金属部分は不燃物として回収することがで
きる。ガス化は比較的低温で行うため、酸化されないま
ま有価金属を回収することができる。また、流動層式ガ
ス化炉で回収できない有価金属を溶融炉で高温処理する
ことによりスラグとして回収することができ、さらに流
動層式ガス化炉で発生した有害物質を分解することがで
きる。さらに、回収したスラグを電気式保持炉で還元処
理することにより銅品位の高い黒銅を回収することがで
きる。さらに、溶融炉と電気式保持炉で生成された飛灰
を回収、処理することにより亜鉛、鉛を回収することが
できる。さらに、流動層式ガス化炉で回収した不燃物を
選別処理することにより、酸化されていない鉄、銅、ア
ルミニウムを回収することができる。これらにより、産
業廃棄物の焼却処理及び産業廃棄物と銅滓からの有価金
属の回収を同時に行うことができ、また、有害物質の発
生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施態様である有価金属の回収方
法を示す概略構成図である。
【図2】上記有価金属の回収方法において用いられる流
動層式ガス化炉の構造を示した図である。
【図3】上記有価金属の回収方法において用いられる溶
融炉の構造を示した図である。
【図4】上記有価金属の回収方法において電気式保持炉
で黒銅を精製する工程を示したフローチャートである。
【図5】溶融炉又は電気式保持炉で発生した飛灰から亜
鉛、鉛を回収する工程を示したフローチャートである。
【図6】流動層式ガス化炉で回収した不燃物から鉄、銅
等の含有物を回収する工程を示したフローチャートであ
る。
【図7】流動層式ガス化炉で回収した不燃物から鉄、銅
等の含有物を回収する工程を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 第1の貯蔵所 2 第2の貯
蔵所 3 供給コンベアー 4 供給フィ
ーダー 11 流動層式ガス化炉 12 流動床 13 流動層 21 溶融炉 22 排ガス排
出口 23 スラグ回収口 24 補助バー
ナー 25 旋回流 26 廃液分解
塔 31 電気式保持炉 41 急冷塔 51 バグフィルター 52 活性炭吹
込装置 61 洗浄塔 71 ミストコ
ットレル 81 排突 91 飛灰処理
装置 A1 銅滓 A2 産業廃棄
物 A 原料 B 汚泥 C 空気 D1 第1の不燃物 D2 第2の不
燃物 E 熱分解ガス F 排ガス G スラグ H 飛灰 I 黒銅 J 廃スラグ K 活性炭 L 廃液 M コークス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C22B 19/00 C22B 13/04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅滓と金属を含む産業廃棄物からの有価
    金属の回収方法であって、 流動層式ガス化炉に銅滓と産業廃棄物を投入し、ガス化
    炉下部から空気を吹き込み流動層を形成して前記産業廃
    棄物の一部を熱分解によりガス化し、前記ガス化炉より
    有価金属を含む第1の不燃物を回収する工程と 溶融炉に前記ガス化炉下部からの空気により上昇する有
    価金属を含む第2の不燃物と前記ガス化炉で生成する熱
    分解ガスを旋回させながら投入し、有価金属を含むスラ
    グを生成し、分離して回収する工程とを含むことを特徴
    とする有価金属の回収方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の有価金属の回収方法に
    おいて、 前記第1の不燃物の一部を前記ガス化炉に戻す工程と前
    記第1の不燃物の残部から有価金属を回収する工程とを
    含むことを特徴とする有価金属の回収方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の有価金属の回収
    方法において、 前記溶融炉で回収する前記スラグを電気式保持炉に投入
    し、黒銅を回収する工程を含むことを特徴とする有価金
    属の回収方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3に記載の有価金属の回
    収方法において、 前記溶融炉及び/又は前記電気式保持炉から発生する飛
    灰を回収し、水溶液溶媒に溶かし中和又は硫化して有価
    金属を含む塩を析出させて回収する工程を含むことを特
    徴とする有価金属の回収方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4に記載の有価金属の回
    収方法において、 前記溶融炉の後に設けられる廃液分解塔で、さらに廃液
    を分解する工程を含むことを特徴とする有価金属の回収
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の有価金属の回収方法に
    おいて、 前記流動層式ガス化炉を400〜600℃の温度にし、
    空気比0.1〜0.3の還元性雰囲気中で前記産業廃棄
    物の一部を熱分解によりガス化することを特徴とする有
    価金属の回収方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の有価金属の回収方法に
    おいて、 前記流動層式ガス化炉に廃液を噴霧、投入することを特
    徴とする有価金属の回収方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の有価金属の回収方法に
    おいて、 前記溶融炉を1300〜1500℃の温度にし、空気比
    0.9〜1.3の酸化性雰囲気中でスラグを生成し、分
    離して回収することを特徴とする有価金属の回収方法。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の有価金属の回収方法に
    おいて、 前記第1の不燃物の残部から有価金属を回収する工程が
    鉄(Fe)含有物と銅(Cu)、アルミニウム(Al)
    含有物に磁力により選別して回収する工程であることを
    特徴とする有価金属の回収方法。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の有価金属の回収方法
    において、 前記黒銅を回収する工程が前記電気式保持炉を1300
    〜1500℃の温度にし、還元剤を用いて前記スラグか
    ら前記黒銅を回収する工程であることを特徴とする有価
    金属の回収方法。
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