JP2000294344A - シールドコネクタ構造 - Google Patents

シールドコネクタ構造

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茂美 橋沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド電線のアース構造をコンパクト化す
る。 【解決手段】 ハウジング2の軸方向に突出した第一の
シール部材3にシールド部材4が密着し、その外側に第
二のシール部材5が密着する。突部32と係合部31の
可動範囲でハウジング側の孔28がシールド部材の長孔
40に連通する。ハウジングは導電性でもよい。ハウジ
ングとシールド部材は一体でもよい。ハウジング2はフ
ランジ部11と環状壁14,15で成る。シールド部材
4の一段目の環状部37に嵌合した環状壁15が孔部5
1に接し、二段目の環状部38に嵌合したシール部材3
の外側にシール部材5が嵌合し、三段目の環状部39に
シールド電線6がシールドスリーブ8で接続される。環
状部は二段でもよく、一段目の環状部に第一のシール部
材の大径部が嵌合し、孔部の開口端に第二のシール部材
がある。ハウジングの水抜き孔23やストッパホルダ1
0やクッションリング9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気自動車
のモータといった機器にシールド電線を端子接続すると
共に、機器のケースにシールド電線のシールド部をアー
ス接続させるシールドコネクタ構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12〜図14は従来のシールドコネク
タ構造の一例を示すものである。このシールドコネクタ
構造は、機器としてのモータの金属製のケース87(図
7)とシールド電線72(図14)の編組73とを接続
すると共に、その接続部の防水を図ったものである。
【0003】シールドコネクタ71は、アルミニウム製
の略筒状のハウジング74と、図14の如くハウジング
74内に収容された電磁シールド用の環状のメタルシェ
ル75と、メタルシェル75を押さえる金属製の環状の
シールドストッパ76と、シールドストッパ76の上端
部に接する環状のシール部材77と、ハウジング74の
上部と下部とに組み付けられる合成樹脂製の環状の各ホ
ルダ78,79とを備えている。
【0004】図12,図13の如く、ハウジング74は
フランジ部80を一体に有し、フランジ部80はボルト
挿通孔81(図13)を有して、相手側の金属製のケー
スにボルト(図示せず)で締付固定される。これによ
り、ハウジング74がフランジ部80を介してケース8
7にアース接続される。
【0005】図14の如く、ハウジング74には、上半
部にシールラバー77を挿着する大径な収容室82、下
半部にメタルシェル75とシールドストッパ76とを収
容する小径な収容室83がそれぞれ形成されている。シ
ール部材77の外周面は収容室82の内周面に密着し、
シール部材77の内周面はシールド電線72の外側被覆
84の外周面に密着する。シール部材77によってハウ
ジング74の収容室82からケース87(図12)内へ
の水や塵等の侵入が防止されている。
【0006】メタルシェル75は下側の筒状の大径部8
8と上側の筒状の小径部89とを備え、大径部88の外
側に複数のばね片90を介してハウジング74の収容室
83の内周面に接している。大径部88の外周面にばね
片90の頂部が接触し、ばね片90の上下の基部が収容
室83の内周面に接触している。また、メタルシェル7
5の小径部89にシールド電線72の編組73が接続さ
れ、小径部89の外側にシールドストッパ76の小径部
91が位置して、メタルシェル75を抜け出しなく押さ
えている。編組73をメタルシェル75とシールドスト
ッパ76との間に挟着させることも可能である。
【0007】メタルシェル75内をシールド電線72の
内側被覆85が挿通して下側のホルダ79から外部へ突
出している。編組73は外側被覆84を剥がすことで内
側被覆85の外周に露出する。シールドストッパ76は
メタルシェル75の上側に延長され、シールドストッパ
76の上側の大径部92にシール部材77の下端面が当
接している。
【0008】シール部材77の上端面は停止板93で押
さえられている。上側の収容室82内においてシール部
材77の上側でシールド電線72の外側の保護用のコル
ゲートチューブ94の一部が収容され、コルゲートチュ
ーブ94の溝部95にホルダ78の爪部96が係合し
て、コルゲートチューブ94が係止されている。ホルダ
78は係止アーム97でハウジング74の孔部98に係
止されている。
【0009】下側のホルダ79は周方向の係止アーム9
9(図12)でハウジング74に係止されている。ホル
ダ79はメタルシェル75とばね片90に当接して、メ
タルシェル75とばね片90の下抜けを防止している。
ホルダ79の上側においてハウジング74に周溝100
が形成され、周溝100にシールリング101が装着さ
れている。図12の如くシールリング101がケース8
7の孔部102の内周面に密着し、フランジ部80の下
側からケース87内への水や塵等の侵入が防止されてい
る。
【0010】シールド電線72の先端には端子86が圧
着接続されている。シールド電線72の内側被覆85
(図14)を剥がすことで導体部が露出し、導体部に端
子(LA端子すなわち自動車用丸型板端子)86が圧着
接続されている。端子86はモータ(図示せず)の端子
部にボルトで締付接続される。
【0011】しかしながら、上記従来のシールドコネク
タ構造にあっては、シールド電線72の編組(シールド
部)73を導電性のハウジング74に接続するのに、メ
タルシェル75やばね片90やシールドストッパ76と
いった多くの部品を必要とし、構造が複雑化・肥大化す
ると共に、ばね片90に高価な弾性の材料を用い、且つ
ばね片90と接する筒状のメタルシェル75には、ばね
片90と良好に接触させるべく、変形のない部材を用い
なければならず、各部品に高い加工精度が要求され、そ
れゆえにコスト高になるという問題があった。また、メ
タルシェル75やシールドストッパ76及びシール部材
77といった部品を縦並びに配置しているために、構造
が高さ方向に肥大化し、車両へのシールド電線72の配
索作業(シールド電線72の全長は例えば300mm程度
と短い)や機器のケース87への組付作業が行い難いと
いう問題があった。また、メタルシェル75やばね片9
0やシールドストッパ76といった構造の複雑な部品を
用いるために、組立作業が難しく、組立に多くの時間を
要するという問題があった。
【0012】また、図15に示す如く、シールドコネク
タ71を先端のホルダ79側からケース87の孔部10
2に挿入する際に、ハウジング74が傾いた場合には、
ホルダ79の上側のシールリング101が孔部102の
開口端102aに干渉したり、円内の拡大図に示す如く
ホルダ79と開口端102aとの間に挟まれたりして、
シールリング101が傷付く恐れがあった。一方、図1
6は、特開平5−251116号公報に記載された従来
のシールドコネクタ構造(シールド電線の機器接続構
造)を示すものである。
【0013】この構造は、シールド電線104の内側被
覆105に沿って導電性の内側リング106を挿入し、
内側リング106の外周面にシールド電線104の編組
107を接触させ、内側リング106のフランジ部10
8を機器のケース109に接触させた状態で、シールド
電線104の外側から編組107と外側被覆110とを
外側リング111で内側リング106に挟着させ、外側
リング111のフランジ部112をケース109にボル
ト113で固定したものである。シールド電線104は
外側リング111と内側リング106によって挟持固定
される。シールド電線104の導体部(芯線)114に
は図示しない端子(LA端子)が圧着接続される。端子
は図12の端子86と同様のものである。
【0014】しかしながら、上記構造にあっては、端子
をモータ等の機器に接続固定する際に、端子の接合面と
機器の接合面とが回転方向(矢印イの如く電線周方向)
に位置ずれしている場合には、シールド電線104が捻
られて、端子と機器の接続が上手く行われず、無理に接
続した場合には、シールド電線104に捩じり方向の応
力がかかって経時的な傷みの原因となるという問題があ
った。これとは逆に、端子を機器に接続した後に、外側
リング111のフランジ部112をケース109に固定
する場合には、フランジ部112とケース109とのボ
ルト113の孔位置が合わず、固定が上手く行われない
という問題を生じた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した各
従来例の問題点に鑑み、構造を簡素化、コンパクト化、
低コスト化させ、特に軸方向(高さ方向)の長さを短縮
して、車両側等への配索作業や組付性を向上させると共
に、組立性をも向上させ、しかも、端子と機器との電線
周方向の位置ずれがあった場合でも確実に組み付けるこ
とができ、さらに、ハウジングの傾きに伴うシール部材
の傷付きを防止することのできるシールドコネクタ構造
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シールド電線に対する挿通孔と、アース
接続用のケースに対する固定用のフランジ部とを有する
ハウジングと、該シールド電線のシールド部に接続され
る導電性のシールド部材と、該シールド電線と該ハウジ
ングとに密着する第一のシール部材と、該ケースの孔部
側に密着する第二のシール部材とを備えるシールドコネ
クタ構造において、前記ハウジングの軸方向端部から前
記第一のシール部材が突出し、該第一のシール部材の突
出側の外周に前記シールド部材が密着し、該シールド部
材の外周に前記第二のシール部材が密着することを特徴
とする(請求項1)。前記ハウジングのフランジ部と前
記シールド部材との何れか一方に位置決め用の突部が設
けられ、何れか他方に、該突部に対する係合部が設けら
れたことも有効である(請求項2)。また、前記シール
ド部材に、前記ハウジングのフランジ部側のボルト挿通
孔に対する長孔が設けられ、前記突部と前記係合部との
可動範囲で該ボルト挿通孔が該長孔に連通することも有
効である(請求項3)。また、前記ハウジングが絶縁性
であり、該ハウジングのフランジ部に、ボルト挿通孔を
有するカラーが設けられたことも有効である(請求項
4)。また、前記ハウジングが導電性であることも有効
である(請求項5)。また、シールド電線に対する挿通
孔と、アース接続用のケースに対する固定用のフランジ
部とを有するハウジングと、該シールド電線のシールド
部に接続される導電性のシールド部分と、該シールド電
線と該ハウジングとに密着する第一のシール部材と、該
ケースに密着する第二のシール部材とを備えるシールド
コネクタ構造において、前記ハウジングと前記シールド
部分とが一体に形成され、該ハウジングの軸方向端部か
ら前記第一のシール部材が突出し、該第一のシール部材
の突出側の外周に該シールド部分が密着し、該シールド
部分の外周に前記第二のシール部材が密着することも有
効である(請求項6)。請求項1〜5記載の前記ハウジ
ングが前記フランジ部と、該フランジ部の両面側に突出
して前記挿通孔と同心に位置する環状壁とで構成された
ことも有効である(請求項7)。また、請求項1〜7記
載の前記シールド部材又はシールド部分が三段の環状部
を有し、一段目の環状部の内側に前記ハウジングの環状
壁が嵌合し、該一段目の環状部が前記孔部に接し、二段
目の環状部の内側に前記第一のシール部材の突出部が嵌
合し、該二段目の環状部の外側に前記第二のシール部材
が嵌合し、三段目の環状部に前記シールド電線のシール
ド部が接続されることも有効である(請求項8)。ま
た、請求項1〜7記載の前記シールド部材又はシールド
部分が二段の環状部を有し、一段目の環状部の内側に前
記ハウジングの環状壁と前記第一のシール部材の大径部
とが嵌合し、該一段目の環状部の外側に前記第二のシー
ル部材が密着し、二段目の環状部に前記シールド電線の
シールド部が接続されることも有効である(請求項
9)。また、前記第二のシール部材が前記ケースの孔部
の開口端に位置することも有効である(請求項10)。
また、請求項8記載の前記シールド部がシールドスリー
ブで前記三段目の環状部に加締接続され、該シールドス
リーブが鍔部を有し、該鍔部が前記第二のシール部材に
対向して位置することも有効である(請求項11)。ま
た、請求項9又は10記載の前記シールド部が筒状のシ
ールドスリーブで前記二段目の環状部に加締接続される
ことも有効である(請求項12)。また、前記第一のシ
ール部材に隣接して前記ハウジングに水抜き孔が設けら
れたことも有効である(請求項13)。また、前記ハウ
ジングの環状壁にストッパホルダが嵌合し、該ストッパ
ホルダに前記シールド電線が固定されることも有効であ
る(請求項14)。また、前記ケースの孔部に対する前
記シールド電線の挿入先端側にクッション部材が装着さ
れたことも有効である(請求項15)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係
るシールドコネクタ構造の第一実施例を示すものであ
る。
【0018】このシールドコネクタ構造は、合成樹脂製
のハウジング2と、ハウジング2の下半部の内側におい
てハウジング2の下端よりも下側に一部突出して装着さ
れるゴム製で環状の第一のシール部材3と、ハウジング
2の下面に沿って配置され、ハウジング2と第一のシー
ル部材3の突出部3aの外周面とシールド電線6とに沿
って軸方向に段付き(三段)に突出した導電金属製のシ
ールド部材4と、第一のシール部材3の径方向の外側に
おいてシールド部材4の外周面側に装着されるゴム製で
環状の第二のシール部材5と、シールド電線6の編組
(シールド部)7をシールド部材4の外周面に接触させ
た状態で外側から加締固定する導電金属製のシールドス
リーブ8と、シールドスリーブ8の先端側に配置される
ゴム製のクッションリング(クッション部材)9と、前
記ハウジング2の上端側に装着される合成樹脂製のスト
ッパホルダ10と、ハウジング2の鍔状のフランジ部1
1に装着される導電金属製のカラー12とを備えたもの
である。
【0019】ハウジング2とシールド部材4と第一,第
二のシール部材3,5とシールドスリーブ8とストッパ
ホルダ10とカラー12とでシールドコネクタ(機器直
結コネクタ)1が構成される。ハウジング2は、図2〜
図3にも示す如く、円形のフランジ部13と、円形のフ
ランジ部13から同一平面上に突出された鍔状のフラン
ジ部11とを一体に有し、円形のフランジ部13の中央
において上側に小径の環状壁(ボス部)14、下側に大
径の環状壁(ボス部)15をそれぞれ有している。大径
の環状壁15の内側には大径の円孔16が形成され、円
孔16は円形のフランジ部13の高さ方向中間部まで延
長されている。大径な円孔16に第一のシール部材3が
挿着される。
【0020】小径の環状壁14の内側には小径な円孔
(電線挿通孔)17が形成され、円孔17は円形のフラ
ンジ部13の高さ方向中間部において大径な円孔16と
同心に交わっている。大径な円孔16の上端面18側に
段部が構成されている。小径な円孔17から環状のシー
ル部材3の内径部にシールド電線6の外側被覆19が挿
通される。
【0021】大径な円孔16の上端面18の上側におい
て、小径な円孔17の内周面から円形のフランジ部13
の外周面にかけて水平方向に矩形状の水抜き孔23が左
右一対、貫通成形されている。各水抜き孔23の下面は
大径な円孔16の上端面18と同一平面に位置してい
る。シールド電線6の外側被覆19に沿って小径な円孔
17内に浸入した水は、第一のシール部材3によって大
径な円孔16側への浸入が防止されると共に、水抜き孔
23から外部に排出される。
【0022】鍔状のフランジ部11の先端寄りには、カ
ラー挿着用の円孔24が上下方向に貫通形成されてい
る。円孔24の内周面には例えば突条25(図3)が三
等配に形成されている。カラー12(図1)の圧入時に
突条25が潰されて圧入が確実に行われる。突条25は
カラー12の正確な位置決めにも有効である。カラー1
2の筒状部26の先端側の外周にスプライン加工(図示
せず)を施して圧入性や位置決め性を高めることも可能
である。
【0023】カラー12は筒状部26と、筒状部26の
上端側に一体に形成された環状の鍔部27とで構成され
ている。筒状部26の先端は前記シールド部材4の表面
に押接し、鍔部27はハウジング2のフランジ部11に
当接する。筒状部26の内側の円孔(ボルト挿通孔)2
8にボルト(図示せず)を挿通して相手側の機器のケー
ス29の外壁30にねじ締めすることで、ボルトの頭部
(図示せず)がカラー12の鍔部27を押圧し、筒状部
26の先端がシールド部材4をケース29の外壁30に
強い圧力で接触させる。これによりシールド部材4がケ
ース29に確実にアース接続される。
【0024】ハウジング2の裏面(下面)側においてフ
ランジ部11の円孔24と大径の環状壁15との間に、
シールド部材4に対する回り止め兼位置決め用の凹溝
(係合部)31が形成されている。凹溝31はフランジ
部11の幅方向に向けて、円孔24の内径よりもやや短
い細長矩形状に形成され、且つフランジ部11の板厚の
略半分程度の深さに形成されている。凹溝31にシール
ド部材4の上向きの突片(突部)32が係合する。ハウ
ジング2の円形の鍔部13の表面側における凹溝33は
肉盗み兼反り防止用のものである。
【0025】シールド部材4は、図4〜図6にも示す如
く、導電金属製の薄板材をプレス加工して形成され、円
形のフランジ部35と、フランジ部35から同一平面に
突出された鍔状のフランジ部36と、円形のフランジ部
35から複数段(三段)に形成された環状部37〜39
とを備えている。
【0026】円形のフランジ部35は前記ハウジング2
(図3)の円形のフランジ部13の裏面側と同一の大き
さ(面積)に形成される。鍔状のフランジ部36は両側
に平行部36a(図4)を有して、ハウジング2の鍔状
のフランジ部11(図3)と同一長さに形成され、付け
根側がフランジ部11よりもやや細幅に形成されてい
る。シールド部材4の各フランジ部35,36はハウジ
ング2の各フランジ部11,13によって全面的に押圧
されて、ケース29(図1)に対して確実な接圧を発揮
する。
【0027】シールド部材4の鍔状のフランジ部36の
先端寄りにボルト挿通用の長孔40が形成されると共
に、長孔40と環状部37の内側の円孔41との間にお
いて、ハウジング2の凹溝31(図3)に対する係合用
の突片32が形成されている。
【0028】長孔40の短径はボルト(図示せず)の外
径よりも若干大きく、前記カラー12(図1)の筒状部
26の先端の外径よりも小さい。従って、カラー12の
先端面は長孔40の幅方向においてシールド部材4の表
面に確実に当接する。長孔40は環状部37と同心の円
弧形状に形成してもよく(長孔40の各長辺部44が環
状部37の中心点を原点とした半径で円弧状に形成され
る)、あるいは各長辺部44(図4)を平行に形成して
もよい。各長辺部44の中央を下向きに(ケース29側
に)若干突出させて、突起状に強制的且つ弾性的にケー
ス29(図1)の外壁30に接触させることも可能であ
る。長孔40の長径はボルト(図示せず)の外径よりも
十分に大きく設定されている。これにより、ハウジング
2に対してシールド部材4の位置が周方向にややずれて
いても、ボルトを長孔40に確実に挿通させることがで
きる。
【0029】鍔状のフランジ部36の付け根側において
シールド部材4の表面側に矩形状の前記突片32が垂直
に切り起こし形成されている。突片32を切り起こした
跡は矩形状の開口45(図4)となっている。突片32
の両側において開口45には小さな湾曲状の切欠部46
が形成されて、突片32の切り起こし精度が確保されて
いる。
【0030】図1の如く突片32の突出高さは凹溝31
の深さよりもやや短く設定され、突片32の板厚すなわ
ちシールド部材4の板厚は凹溝31の短径よりも薄く設
定されている。突片32の横方向の長さL2 (図4)は
凹溝31の長さL1 (図3)よりも短く設定されてい
る。突片32の長さL2 は凹溝31の長さL1 の1/2
程度である。
【0031】突片32が凹溝31に係合することで、ハ
ウジング2に対するシールド部材4の周方向の回動(位
置ずれ)が規制されて、シールドコネクタ1の組立性が
向上すると共に、カラー12の円孔28(カラー12を
用いない導電性のハウジングの場合はボルト挿通用の円
孔)に対するシールド部材4の長孔40の位置が規定さ
れて、ボルトの挿通作業や螺合作業が容易化、確実化す
る。
【0032】すなわち、端子22(図1)をモータ等の
機器(図示せず)に接続固定する際に、端子22の面2
2aと機器の面とが平行でなく、シールド電線6の軸を
中心として回転方向に位置ずれしている場合には、シー
ルド電線6を周方向にひねって端子22と機器とを接合
させるが、その際に、シールド部材4がシールド電線6
と一体に回動し、図7(上面図)に示す如く、上側のハ
ウジング2に対して下側のシールド部材4が長孔40の
範囲で周方向に移動して、位置ずれを吸収する。
【0033】ハウジングに対してシールド部材を最大に
回動させた場合、カラー12の円孔28(導電性のハウ
ジングの場合はボルト挿通孔である円孔)の真下に長孔
40の長径側の端部が位置する。そのように突片32の
幅L2 と凹溝31の長さL1とが設定されている。突片
32の端部が凹溝31の端部に当接した時点で、円孔2
8の真下に長孔40の端部が位置する。
【0034】上記構成により、ボルト(図示せず)はカ
ラー12の円孔28(又は導電性のハウジングの円孔)
からシールド部材4の長孔40を経てケース29(図
1)の外壁30のねじ孔60に確実に螺挿され、ケース
29に対するシールド部材4の接続とハウジング2の固
定とが確実に行われる。長孔40の各長辺部44はハウ
ジング2の環状壁14の中心すなわちシールド部材4の
環状部37ないし円孔41(図5)の中心を原点とした
半径で円弧形状に形成されることが好ましい。
【0035】シールド部材4の環状部37〜39(図
5)は突片32の突出方向とは反対側に突出形成され、
フランジ部35側から一段目の大径な段付きの環状部3
7と、二段目の中径な段付きの環状部38と、三段目の
小径な筒状の環状部39とが一体に連続して同心に形成
されている。各環状部37〜39の内側には円形な収容
空間である円孔41〜43が構成されている。
【0036】図1の如く、一段目の環状部37の内側に
ハウジング2の下側の大径な環状壁15が嵌合する。環
状壁15はハウジング2を手でやや強く押圧することで
環状部37の内側に容易に挿入される。組付は極めて容
易である。この際、第一のシール部材3は二段目の環状
部38の内側に予め嵌着されており、環状壁15は第一
のシール部材3と一段目の環状部37との間に挿入(圧
入)される。
【0037】第一のシール部材3は内周側と外周側とに
それぞれ多条の環状リップ48を有している。シール部
材3の高さは環状壁15の高さのほぼ二倍程度であり、
二番目の環状部38の高さと環状壁15の内側の円孔1
6の深さとの総和よりもやや短い。
【0038】環状壁15の外周面は一段目の環状部37
の内周面にほぼ密着し、環状壁15の内周面は第一のシ
ール部材3の上半部の外周面に完全に密着している。第
一のシール部材3の下半部の外周面は二段目の環状部3
8の内周面に密着している。第一のシール部材3の内周
面はシールド電線6の外側被覆19の外周面に密着して
いる。これにより、ハウジング2とシールド部材4との
間からシールド電線6の編組7側への水等の浸入や、シ
ールド電線6の外側被覆19の外表面から編組7側への
水等の浸入が防止される。第一のシール部材3の上端面
は環状壁15の内側の円孔16の上端面18に接触ない
しは近接し、シール部材3の下端面は二段目の環状部3
8の底部50の内面に接触ないしは近接する。これによ
り、第一のシール部材3が上下方向に位置決めされ、シ
ール部材3の抜け出しが防止される。
【0039】また、ハウジング2の円形のフランジ部1
3の裏面はシールド部材4の円形のフランジ部35の表
面に当接し、環状壁15の下端面は一段目の環状部37
の底部49の内面に当接する。環状壁15が一段目の環
状部37に嵌合することで、ハウジング2とシールド部
材4との径方向の位置決めが行われ、鍔状のフランジ部
36(図4)の長孔40の短径の中心がカラー12の中
心に位置する。
【0040】シールド部材4の円形のフランジ部35の
裏面はケース29の外壁30の上端面に当接し、一段目
の環状部37の外周面がケース29の孔部51の内周面
に接触する。これにより、ケース29の孔部51におけ
るハウジング2のガタ付きが防止され、且つハウジング
2のフランジ部13の浮き上がりが防止されて、シール
ド部材4とケース29とが確実に接触し、高いシールド
アース性が発揮される。
【0041】第一のシール部材3の下半部の外側におい
て二段目の環状部38の外周面に環状の第二のシール部
材5が密着して設けられている。第二のシール部材5は
第一のシール部材3の半分ないしそれ以下の高さに形成
され、内周側と外周側とに複数条(二条)の環状リップ
52を有している。第二のシール部材5の厚さは、一段
目の環状部37と二段目の環状部38との外径差の1/
2よりもやや厚く設定されている。
【0042】第二のシール部材5の内周面は二段目の環
状部38の外周面に密着し、第二のシール部材5の上端
面は一段目の環状部37の底部49の外面に密着し、第
二のシール部材5の外周面はケース29の孔部51の内
周面に密着する。第二のシール部材5の下端面は第一の
シール部材3の下端面とほぼ同一面に位置する。
【0043】第一のシール部材3の外側に第二のシール
部材5を同じ高さで配置したことで、二つのシール部材
3,5を直列に配置する場合に較べて、コネクタ構造が
高さ方向にコンパクト化されている。また、ハウジング
2から第一のシール部材3の下半部を突出させ、第一の
シール部材3の突出部3aに薄肉のシールド部材4を介
在させて、第二のシール部材5を配置したことで、コネ
クタ構造が径方向にもコンパクト化されている。
【0044】シールド部材4の三段目の環状部39の内
周面に沿ってシールド電線6の外側被覆19の外周面が
位置し、三段目の環状部39の外側にシールド電線6の
編組7が折り返して配置され、環状部39の外周面に編
組7が接触するように、編組7の外側に導電金属製の環
状のシールドスリーブ8が挿着され、シールドスリーブ
8が加締治具(図示せず)で環状部39に向けて例えば
六角形状に加締圧着され、それにより編組7が環状部3
9に強い接圧で接続固定される。編組7はシールド電線
6の内側被覆20の外周面側に露出され、外側被覆19
の外周面に沿って折り返されている。
【0045】シールドスリーブ8は加締圧着される筒状
部53と、筒状部53の上端に一体形成された円形の鍔
部54とで構成されている。鍔部54は二段目の環状部
38の底部50の外面に当接し、且つ底部50よりも外
側に環状に突出して、一段目の環状部37の底部49と
鍔部54との間に、第二のシール部材5に対する嵌着溝
を構成している。鍔部54により、第二のシール部材5
の下方向への抜け出しが防止される。シールドスリーブ
8の鍔部54が、第二のシール部材5に対する嵌着溝の
一部を兼ねるから、構造が簡素化・コンパクト化・低コ
スト化される。
【0046】シールド電線6の内側被覆20の外周には
低硬度で柔軟なゴム製のクッションリング9が嵌合さ
れ、その状態で、内側被覆20から突出した導体部21
に端子が圧着接続される。クッションリング9の外径は
ケース29の孔部51の内径よりもやや大径に形成され
る。クッションリング9の内径側には、シールド電線6
の内側被覆20に密着する環状リップ56が形成されて
いる。
【0047】クッションリング9はケース29内におい
て編組7と端子22の圧着部55との間の沿面距離を増
大させ、確実な絶縁を行わせると共に、シールドコネク
タ119をケース29の孔部51に挿入する際にクッシ
ョンの役目を果たし、編組7の先端側の露出部と孔部5
1の開口端との干渉を防止し、且つクッションリング9
が孔部に最初に挿入されることで、シールドコネクタ1
が孔部51に対して傾きなく垂直に矯正され、その状態
で真直に挿入されるから、第二のシール部材5と孔部5
1の開口端との干渉(ぶつかり)やシール部材5の挟み
込みが防止され、第二のシール部材5の傷付きが防止さ
れる。
【0048】また、ハウジング2の上側の小径な環状壁
14の外側には合成樹脂製ないしは金属製あるいはゴム
製の環状のストッパホルダ10が嵌合される。ストッパ
ホルダ10は、環状壁14に嵌合密着する短めの大径部
57と、筒状の長めの小径部58とで構成される。小径
部57の内側にシールド電線6の外側被覆19が挿通さ
れる。小径部58の外周面から外側被覆19にかけて例
えばビニルテープ59を巻回することで、シールド電線
6がストッパホルダ10に固定され、且つストッパホル
ダ10内への水や塵等の浸入が防止されると共に、ハウ
ジング2の浮き上がりが防止される。ストッパホルダ1
0によってシールド電線6の固定と簡易防水とが行われ
る。
【0049】なお、ストッパホルダ10は補助的なもの
であり、ハウジング2の上側の環状壁14を延長してス
トッパホルダ10の代わりとすることも可能である。ま
た、上記シールド部材4の突片32に代わる突部(図示
せず)をハウジング2側に設け、シールド部材4に、該
突部に対して、ハウジング2の凹溝31に代わる孔部
(係合部)を設けることも可能である。
【0050】また、ハウジング2の例えば大径な円孔1
6から上側の環状壁14にかけて凹溝(図示せず)を周
設し、該凹溝内に第一のシール部材3を延長させて係合
することで、防水性を一層高めることもできる。また、
シールド電線6の編組7に代えてアルミ箔(図示せず)
といったシールド部を設けることも可能である。
【0051】また、ハウジング2をアルミニウム等の導
電金属材で形成することも可能である。その場合、カラ
ー12は不要となり、ボルト挿通用の円孔(図示せず)
がフランジ部11に形成される。この円孔はカラー12
の円孔28やシールド部材4の長孔44の短径と同程度
の内径に形成され、長孔44の範囲で端子22の回転方
向の位置ずれに対する寸法吸収が可能である。ハウジン
グ2の下面は全面的にシールド部材4の上面に電気的に
接触する。
【0052】また、上記実施例においてはシールドコネ
クタ1を倒立させた状態でケース29の上壁(外壁)3
0に固定したが、シールドコネクタ1を例えば水平に位
置させてケース29の側壁(外壁)に固定させることも
可能である。その場合、ハウジング2の水抜き孔23は
水平方向に位置させるか、あるいは不要である。
【0053】また、上記ハウジング2をアルミニウム等
の導電性の金属材で形成すると同時に、上記シールド部
材(シールド部分)4をハウジング2に一体に形成する
ことも可能である。その場合、ハウジング2(説明の便
宜上、同一の符号を用いる)に対するシールド部材(シ
ールド部分)4の接合部であるフランジ部35,36と
一段目の環状部37とその底部49とは、ハウジング2
と完全に一体化し、すなわちハウジング2となり、ハウ
ジング2の環状壁15から二段目の環状部38と三段目
の環状部39が突出する。ハウジング2のフランジ部1
1のボルト挿通用の円孔(図示せず)はボルトよりも若
干大径である。上記凹溝31や突片32は不要となる。
第一のシール部材3は上側の円孔17からハウジング2
内に挿着される。ハウジング2とシールド部材(シール
ド部分)4との一体化により、部品点数や組付工数が削
減され、製造コストも低減される。
【0054】図8は、本発明に係るシールドコネクタ構
造の第二実施例を示すものである。前記第一実施例と同
一の構成部分には同一の符号を用いて詳細な説明を省略
する。このシールドコネクタ構造は、前例と較べてハウ
ジング2はほぼ同一であり、シールド部材120の環状
部121,122の段数を二段として、一段目の環状部
121を長く形成し、且つ第一のシール部材123を上
下に段付きに形成して、一段目の環状部121の底部1
24側に第一のシール部材123の大径部(突出部)1
26を配置して、一段目の環状部121の底部124側
から前例の第二のシール部材(図1の符号5)を排除
し、ケース29の孔部51の開口縁に第二のシール部材
127を装着する周溝128を設けて、一段目の環状部
121の基部側の外周に第二のシール部材127を配置
したことを特徴とするものである。
【0055】すなわち、シールドコネクタ119は、合
成樹脂製のハウジング2と、ハウジング2の下側の環状
壁15の内側に小径部125が嵌合し、環状壁から下向
きに大径部126が突出する環状で段付きの第一のシー
ル部材123と、ハウジング2の下面に沿って配置さ
れ、且つ第一のシール部材123の大径部126の外周
面とシールド電線6の外側被覆19とに沿って軸方向
(下向き)に二段に突出した導電金属製のシールド部材
120と、シールド電線6の編組(シールド部)7をシ
ールド部材120の外周面に接触させた状態で外側から
加締固定する導電金属製の筒状のシールドスリーブ12
9と、ハウジング2の上端側に装着される合成樹脂製等
のストッパホルダ10と、ハウジング2の鍔状のフラン
ジ部11に装着される導電金属製のカラー12とを備え
ている。シールドスリーブ129の先端側にはゴム製の
クッションリング9がシールド電線6の内側被覆20に
密着して配置されている。
【0056】ケース29の外壁30の孔部51の上部開
口端には、第二のシール部材127を装着するための環
状の周溝128が形成されている。第二のシール部材1
27としては例えば市販のOリングが使用される。周溝
128は断面矩形状に形成され、外壁30の上面と孔部
51の内周面とが切欠され、第二のシール部材127の
自由状態(第二のシール部材127を周溝128内に装
着し、シールドコネクタ119は孔部に挿入しない状
態)で、上壁30の上面と孔部51の内周面とから第二
のシール部材127の外周部が突出する。孔部51にシ
ールドコネクタ119を挿入することで、第二のシール
部材127がシールド部材120の円形のフランジ部1
30の下面と一段目の環状部121の外周面とに密着す
る。
【0057】第二のシール部材127は予め周溝128
内に装着しておいてもよく、あるいはシールド部材12
0の一段目の環状部121の外周に組み付けておいても
よい。予めシールド部材120に第二のシール部材12
7を組み付けた場合は、一段目の環状部121とフラン
ジ部130との交差部に第二のシールド部材127が密
着して、抜け出しなく安定に保持される。本例の第二の
シール部材127はシールド部材120の基部側(フラ
ンジ部130寄り)に配置され、前例のようにシールド
部材4(図1)の高さ方向中間部にはないから、シール
ドコネクタ119を孔部に挿入する際に、第二のシール
部材127が孔部51の開口端と干渉する心配がない。
【0058】シールド部材120は、図9〜図11に示
す如く、水平方向の円形のフランジ部130と、フラン
ジ部130から延長された鍔状のフランジ部131と、
円形のフランジ部131から下向きに垂直に突出した一
段目の環状部121と、一段目の環状部121よりも小
径に且つ同心に形成され、一段目の環状部121の底部
124から垂直に突出した二段目の環状部122とで概
ね構成される。
【0059】一段目の環状部121は第一実施例の一段
目の環状部37(図5)と同一径で、且つ第一実施例の
一段目の環状部37と二段目の環状部38(図5)とを
足した高さに形成されている。本例の二段目の環状部1
22は第一実施例の三段目の環状部39(図5)と同一
形状である。鍔状のフランジ部131には、周方向の回
り止め兼位置決め用の突片32と、カラー12(図8)
の円孔28とケース29(図8)のねじ孔60との間に
位置する長孔40が形成されている。鍔状のフランジ部
131の形状は第一実施例(図4)の形状と同一でも構
わないが、本実施例ではケース29に対する接触面積が
増大している。突片32とハウジング側の凹溝31(図
8)との作用効果は第一実施例と同様である。
【0060】一段目の環状部121の内側の大径の円孔
131は底部124側で二段目の環状部122の内側の
小径の円孔133に同心に続いている。一段目の円孔1
32は二段目の円孔133よりも深く形成されている。
環状部121,122が二段であるから、第一実施例に
較べて構造が簡素化され、シールド部材120のプレス
成形(製造)が容易である。
【0061】図8の如く、第一のシール部材123は、
ハウジング2の下側の環状壁15の内側(円孔内)に配
置される小径部125と、環状壁15から下向きに突出
し、且つ環状壁15の下端面に沿って位置する大径部1
26とで構成される。小径部125と大径部126との
内周面は同一径で、シールド電線6の外側被覆19の外
周面に密着している。第一のシール部材123の内周面
には複数条の環状リップ134が形成されている。
【0062】第一のシール部材123はシールド電線6
の端部から外側被覆19の外周面に沿って滑らせるよう
にして組み付けられる(外挿される)。この際、大径部
126が第一のシール部材123の剛性を高める作用を
して、シール部材123の捲くれ(表裏の反転)を防止
し、これにより、シール部材123の組付性が高まると
共に、シール部材123の挿入方向も容易に決定され
る。
【0063】小径部125の外周面はハウジング2の環
状壁15の内周面に密着し、大径部126の外周面はシ
ールド部材120の一段目の環状部121の内周面に密
着する。第一のシール部材123の外周面には複数条の
環状リップ135が形成されている。小径部125の上
端面は環状壁15の内側の円孔の上面に接し、大径部1
26の上端面は環状壁15の下端面に接し、大径部12
6の下端面はシールド部材120の一段目の環状部12
1の底部124の内面に接している。
【0064】環状壁15と一段目の環状部121の底部
124との間にシール部材123の大径部126を収容
する環状の溝が構成されている。小径部125はハウジ
ング2の内側に収容され、大径部126はシールド部材
120の内側に収容されて、第一のシール部材123が
ハウジング2とシールド部材120とで上下方向に抜け
出しなく保持されている。
【0065】シールド部材120の一段目の環状部12
1の外周面は第一実施例よりも広い面積で孔部51の内
周面に安定に接している。特に第二のシール部材127
が孔部51の上部開口端に配置され、孔部51の深い位
置まで一段目の環状部121が挿入されるから、シール
ドコネクタ119の径方向のガタ付きや、シールド電線
6を曲げた時のシールドコネクタ119のガタ付きが確
実に防止される。シールド部材120のフランジ部13
0はケース29とハウジング2との間で挟持されてい
る。第二のシール部材127によって、ケース29とシ
ールド部材120との間から孔部51への水の浸入が孔
部51の入口側で阻止される。
【0066】ハウジング2の下側の環状壁15の円孔は
段差(上端面)を経て上側の小径な環状壁14の円孔1
7に続いている。上側の円孔17にシールド電線6の外
側被覆19が挿通されている。第一のシール部材123
の内径は上側の円孔17よりも小径に設定されている。
シールド電線6の外側被覆19は第一のシール部材12
3の内径部を経てシールド部材120の二段目の環状部
122の内側を通り、二段目の環状部122の下端と同
一位置まで達し、外側被覆19の先端から編組7が二段
目の環状部122の外側に折り返され、編組7の外側に
円筒状のシールドスリーブ129が配置され、シールド
スリーブ129を加締めることで、編組7がシールドス
リーブ129と二段目の環状部122との間に強固に接
続固定されている。
【0067】本例のシールドスリーブ129は前例のシ
ールドスリーブ8(図1)と異なり、鍔部54(図1)
を有しておらず、構造が簡素化されている。本例では第
二のシール部材127を孔部51の開口端に配置したた
め、前例の鍔部54による第二のシール部材5(図1)
の保持が不要となっている。また、シールドスリーブ1
29に上下の区別がないから、シールドスリーブ129
の供給・組付・加締の自動化が可能である。
【0068】シールドスリーブ129の下端側において
シールド電線6の内側被覆20に弾性のクッションリン
グ9が外挿されている。シールドコネクタ119を孔部
51に挿入する際に、クッションリング9が編組7やシ
ールドスリーブ129等と孔部51の開口端や第二のシ
ール部材127との干渉を防ぎ、編組7や第二のシール
部材127の傷付きを防止する。
【0069】ハウジング2の上側の環状壁14にはスト
ッパホルダ10が嵌合され、ストッパホルダ10にビニ
ルテープ59でシールド電線6が固定され、それにより
ハウジング2と第一のシール部材123とがシールド部
材120に押し付けられ、ストッパホルダ10とシール
ド部材120との間で軸方向のガタ付きなく安定に保持
される。カラー12にボルト(図示せず)を挿通してケ
ース29のねじ孔60に螺挿することで、シールド部材
120がケース29に密着し、シールドコネクタ119
がケース29に強固に固定される。図8で、23は水抜
き孔である。
【0070】なお、第一実施例と同様にハウジング2を
導電性の金属で形成したり、ハウジング2の下面に導電
メッキを施すことも可能であり、この場合、カラー12
は不要となる。また、ハウジング2とシールド部材(シ
ールド部分)120とを導電性の金属で一体的に形成す
ることも可能であり、この場合、ハウジング2の下側の
環状壁15から薄肉の一段目の環状部121が一体に突
出し、一段目の環状部121に二段目の環状部122が
連続する。端子22の回転方向の位置ずれに対しては、
ハウジング2のフランジ部11のボルト挿通孔を長孔と
することで対応可能である。
【0071】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、第一のシール部材と第二のシール部材とが軸方向で
はなく径方向に配置されるから、シールドコネクタが軸
方向(高さ方向)にコンパクト化され、車両側等への配
索作業や組付性が向上する。また、第一のシール部材を
突出させた分、ハウジングが軸方向に短く形成されるか
ら、樹脂製のハウジングの成形が容易化する。また、請
求項2記載の発明によれば、突部が係合部に係合するこ
とで、ハウジングに対するシールド部材の周方向への回
動が規制されて(位置決めがなされて)、ケースへのシ
ールドコネクタの組付性が向上する。また、請求項3記
載の発明によれば、シールド部材が周方向に位置ずれし
た場合でも、長孔の範囲でボルトが確実に挿通され、組
付作業性が高まる。特に、長孔の範囲でシールド部材を
ハウジングに対して回動させることができるから、シー
ルド電線の先端側の端子と機器との回動方向の位置ずれ
を吸収して、端子と機器との接続を確実に行うことがで
きる。そのため、端子の回動方向の位置精度がラフで済
み、製造が容易化する。また、請求項4記載の発明によ
れば、カラーがシールド部材に確実に接触(押接)し
て、シールド部材をケースに押し付けて確実にアース接
続させる。また、請求項5記載の発明によれば、請求項
4におけるカラーが不要となり、部品点数と部品コスト
と組付工数とが削減される。また、請求項6記載の発明
によれば、ハウジングとシールド部材の組付作業が不要
となり、部品点数と部品コストと組付工数とが削減され
る。また、請求項7記載の発明によれば、ハウジングが
従来に較べて高さ方向に薄型化され、シールドコネクタ
が軸方向(高さ方向)にコンパクト化されると共に、ハ
ウジングの成形が容易化、低コスト化される。
【0072】また、請求項8記載の発明によれば、導電
金属製のシールド部材ないしはシールド部分の一段目の
環状部が導電金属製のケースの孔部の内面に接すること
で、ケースに対するシールドコネクタのガタ付きが防止
されると共に、ケースとの接触面積が増えてアース接続
の信頼性が高まる。また、一段目の環状部と弾性の第一
のシール部材との間にハウジングの環状壁が挟持される
ことで、ハウジングが抜け出しなく径方向に位置決めさ
れ、搬送やケースへの組付等の作業が容易化する。ま
た、二段目の環状部の内側に第一のシール部材が位置
し、第一のシール部材の突出部に対し、ハウジングより
も遙に薄肉のシールド部材又はシールド部分を介して、
外側に第二のシール部材が近接して位置するから、軸方
向のコンパクト化と径方向のコンパクト化とが達成され
る。また、三段目の環状部にシールド電線のシールド部
を接続することで、シールド電線がシールド部材又はシ
ールド部分を介してケースに確実にアース接続される。
このように、シールド部材又はシールド部分でハウジン
グの固定とシール部材の固定とシールド電線の接続とを
同時に行うことができるから、構造が簡素化、コンパク
ト化、低コスト化される。また、シールド部材に第一の
シール部材を組み付けて、その上からハウジングの環状
壁を挿入するだけの簡単な作業でシールド部材とシール
部材とハウジングとの組付が完了するから、組立工数が
低減され、生産性が向上する。
【0073】また、請求項9記載の発明によれば、請求
項8の構成に較べてシールド部材又はシールド部分の構
造が簡素化・低コスト化され、且つ成形が容易化する。
また、一段目の環状部が請求項8の構成よりもケースの
孔部に深く進入するから、ケースに対するシールドコネ
クタのガタ付きが一層確実に防止される。また、請求項
8と同様に一段目の環状部と第一のシール部材との間に
ハウジングの環状壁が挟持されることで、ハウジングが
抜け出しなく径方向に位置決めされ、搬送やケースへの
組付等の作業が容易化する。また、軸方向のコンパクト
化と径方向のコンパクト化とが達成される。また、シー
ルド部材又はシールド部分でハウジングの固定とシール
部材の固定とシールド電線の接続とを同時に行うことが
できるから、構造が簡素化、コンパクト化、低コスト化
される。また、シールド部材に第一のシール部材を組み
付けて、その上からハウジングの環状壁を挿入するだけ
の簡単な作業でシールド部材とシール部材とハウジング
との組付が完了するから、組立工数が低減され、生産性
が向上する。
【0074】また、請求項10記載の発明によれば、第
二のシール部材が、孔部に対するシールドコネクタの挿
入方向後方に位置するから、第二のシール部材と孔部の
開口端との干渉が防止され、第二のシール部材の傷付き
が防止される。また、請求項11記載の発明によれば、
シールドスリーブによってシールド電線のシールド部が
シールド部材に確実且つ強固に接続されると共に、シー
ルドスリーブの鍔部がシールド部材の環状部と共に第二
のシール部材に対する収容溝を構成するから、従来のハ
ウジングのシール収容溝を形成する工数がかからず、構
造が簡素化、低コスト化される。また、請求項12記載
の発明によれば、シールドスリーブの構成が請求項11
のシールドスリーブよりも簡素化され、低コスト化され
る。
【0075】また、請求項13記載の発明によれば、ハ
ウジング内に浸入した水が第一のシール部材上で溜るこ
となく、水抜き孔から外部に排出され、ハウジング内が
常に乾燥した状態に保たれる。また、請求項14記載の
発明によれば、ハウジングの環状壁にストッパホルダを
嵌合させることで、簡易防水や防塵が行われる。また、
ストッパホルダにシールド電線を固定させることで、シ
ールド電線の引張や曲げ等に対するシールド接続部の強
度やシール部の信頼性が確保されると共に、ハウジング
とシールド部材とが確実に接合される。また、請求項1
5記載の発明によれば、シールドコネクタをケースの孔
部に挿入する際に、クッション部材が最初に孔部に挿入
されることで、クッション部材でシールドコネクタの先
端部と孔部の開口端との干渉が防止されると共に、シー
ルドコネクタの傾きが矯正されて、第二のシールリング
と孔部の開口端との干渉等が防止され、第二のシールリ
ングの傷付きが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシールドコネクタ構造の第一実施
例を示す縦断面図である。
【図2】シールドコネクタのハウジングを示す側面図で
ある。
【図3】同じくハウジングを示す下面図である。
【図4】シールドコネクタのシールド部材を示す上面図
である。
【図5】同じくシールド部材を示す図4のA−A断面図
である。
【図6】同じくシールド部材を示す斜視図である。
【図7】ハウジングとシールド部材が周方向に位置ずれ
した状態を示す上面図である。
【図8】本発明に係るシールドコネクタ構造の第二実施
例を示す縦断面図である。
【図9】シールドコネクタのシールド部材を示す上面図
である。
【図10】同じくシールド部材を示す縦断面図である。
【図11】同じくシールド部材を示す斜視図である。
【図12】従来のシールドコネクタ構造の一例を示す正
面図である。
【図13】従来のシールドコネクタを示す上面図であ
る。
【図14】図12のB−B断面図である。
【図15】従来のシールドコネクタ構造の一問題点を示
す正面図である。
【図16】従来のシールドコネクタ構造の他の例を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1,119 シールドコネクタ 2 ハウジング 3,123 第一のシール部材 3a 突出部 4,120 シールド部材(シールド部分) 5,127 第二のシール部材 6 シールド電線 7 編組(シールド部) 8,129 シールドスリーブ 9 クッションリング(クッション部材) 10 ストッパホルダ 11,13 フランジ部 12 カラー 14,15 環状壁 17 円孔(電線挿通孔) 23 水抜き孔 28 円孔(ボルト挿通孔) 29 ケース 31 凹溝(係合部) 32 突片(突部) 37,121 一段目の環状部 38,122 二段目の環状部 39 三段目の環状部 40 長孔 51 孔部 54 鍔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石▲崎▼ 一久 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FA08 FB11 FB20 FC31 FC32 FC40 GA10 GB02 LA10 LA15 5E087 FF13 LL03 LL12 MM08 RR12 RR25 RR29 RR49

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線に対する挿通孔と、アース
    接続用のケースに対する固定用のフランジ部とを有する
    ハウジングと、該シールド電線のシールド部に接続され
    る導電性のシールド部材と、該シールド電線と該ハウジ
    ングとに密着する第一のシール部材と、該ケースの孔部
    側に密着する第二のシール部材とを備えるシールドコネ
    クタ構造において、 前記ハウジングの軸方向端部から前記第一のシール部材
    が突出し、該第一のシール部材の突出側の外周に前記シ
    ールド部材が密着し、該シールド部材の外周に前記第二
    のシール部材が密着することを特徴とするシールドコネ
    クタ構造。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングのフランジ部と前記シー
    ルド部材との何れか一方に位置決め用の突部が設けら
    れ、何れか他方に、該突部に対する係合部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載のシールドコネクタ構
    造。
  3. 【請求項3】 前記シールド部材に、前記ハウジングの
    フランジ部側のボルト挿通孔に対する長孔が設けられ、
    前記突部と前記係合部との可動範囲で該ボルト挿通孔が
    該長孔に連通することを特徴とする請求項2記載のシー
    ルドコネクタ構造。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングが絶縁性であり、該ハウ
    ジングのフランジ部に、ボルト挿通孔を有するカラーが
    設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載のシールドコネクタ構造。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングが導電性であることを特
    徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシールドコネク
    タ構造。
  6. 【請求項6】 シールド電線に対する挿通孔と、アース
    接続用のケースに対する固定用のフランジ部とを有する
    ハウジングと、該シールド電線のシールド部に接続され
    る導電性のシールド部分と、該シールド電線と該ハウジ
    ングとに密着する第一のシール部材と、該ケースに密着
    する第二のシール部材とを備えるシールドコネクタ構造
    において、 前記ハウジングと前記シールド部分とが一体に形成さ
    れ、該ハウジングの軸方向端部から前記第一のシール部
    材が突出し、該第一のシール部材の突出側の外周に該シ
    ールド部分が密着し、該シールド部分の外周に前記第二
    のシール部材が密着することを特徴とするシールドコネ
    クタ構造。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングが前記フランジ部と、該
    フランジ部の両面側に突出して前記挿通孔と同心に位置
    する環状壁とで構成されたことを特徴とする請求項1〜
    5の何れかに記載のシールドコネクタ構造。
  8. 【請求項8】 前記シールド部材又はシールド部分が三
    段の環状部を有し、一段目の環状部の内側に前記ハウジ
    ングの環状壁が嵌合し、該一段目の環状部が前記孔部に
    接し、二段目の環状部の内側に前記第一のシール部材の
    突出部が嵌合し、該二段目の環状部の外側に前記第二の
    シール部材が嵌合し、三段目の環状部に前記シールド電
    線のシールド部が接続されることを特徴とする請求項1
    〜7の何れかに記載のシールドコネクタ構造。
  9. 【請求項9】 前記シールド部材又はシールド部分が二
    段の環状部を有し、一段目の環状部の内側に前記ハウジ
    ングの環状壁と前記第一のシール部材の大径部とが嵌合
    し、該一段目の環状部の外側に前記第二のシール部材が
    密着し、二段目の環状部に前記シールド電線のシールド
    部が接続されることを特徴とする請求項1〜7の何れか
    に記載のシールドコネクタ構造。
  10. 【請求項10】 前記第二のシール部材が前記ケースの
    孔部の開口端に位置することを特徴とする請求項9記載
    のシールドコネクタ構造。
  11. 【請求項11】 前記シールド部がシールドスリーブで
    前記三段目の環状部に加締接続され、該シールドスリー
    ブが鍔部を有し、該鍔部が前記第二のシール部材に対向
    して位置することを特徴とする請求項8記載のシールド
    コネクタ構造。
  12. 【請求項12】 前記シールド部が筒状のシールドスリ
    ーブで前記二段目の環状部に加締接続されることを特徴
    とする請求項9又は10記載のシールドコネクタ構造。
  13. 【請求項13】 前記第一のシール部材に隣接して前記
    ハウジングに水抜き孔が設けられたことを特徴とする請
    求項1〜12の何れかに記載のシールドコネクタ構造。
  14. 【請求項14】 前記ハウジングの環状壁にストッパホ
    ルダが嵌合し、該ストッパホルダに前記シールド電線が
    固定されることを特徴とする請求項1〜13の何れかに
    記載のシールドコネクタ構造。
  15. 【請求項15】 前記ケースの孔部に対する前記シール
    ド電線の挿入先端側にクッション部材が装着されたこと
    を特徴とする請求項1〜14の何れかに記載のシールド
    コネクタ構造。
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