JP2003308930A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JP2003308930A
JP2003308930A JP2002112950A JP2002112950A JP2003308930A JP 2003308930 A JP2003308930 A JP 2003308930A JP 2002112950 A JP2002112950 A JP 2002112950A JP 2002112950 A JP2002112950 A JP 2002112950A JP 2003308930 A JP2003308930 A JP 2003308930A
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connector
wire
housing
shield
shielded
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JP2002112950A
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English (en)
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Hajime Kato
元 加藤
Mitsuhiro Matsumoto
光弘 松本
Hirotaka Fukushima
宏高 福島
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器等に接続される接地接触子を保護すると
ともに、締結部材の緩みを防止してアース接続の信頼性
を向上できるシールドコネクタを提供する。 【解決手段】 編組線を、接地接触子55を介して導電
性を有するコネクタハウジング12にアース接続し、シ
ールド電線75が導出されるコネクタハウジング12の
端部に、接地接触子55を覆う覆い部61を有するリア
ホルダ60を設ける。コネクタハウジング12を、絶縁
性を有するインナーハウジングと、導電性を有するアウ
ターハウジング25とから構成する。アウターハウジン
グ25に接地接触子55を締結部材78にてアース接続
する。リアホルダ60の覆い部61に、締結部材78に
当接する突出部62aを設ける。さらに、リアホルダ6
0に、シールド電線75を挿通させるとともに、シール
ド電線75を曲がらないように導出させる挿通部70を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータやインバー
タなどの車両用搭載機器に直付けされ、シールド電線及
び端子をシールド状態で収容するシールドコネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の移動体としての車両には、モ
ータ等の車両用搭載機器が多数搭載されており、これら
の機器から発生する電磁波による影響は無視できないも
のとなっている。また、大電流・高電圧用の電線接続部
分から生ずる電磁波による影響も問題となっている。こ
のため、電磁波の発生源や電磁波の種類によって対策は
異なるものの、電磁シールド法などの手法を用いて、車
両用搭載機器やハーネス用の接続部品などが電磁波障害
から保護されている。
【0003】車両用搭載機器に電源を供給したり、信号
の送受信を行う電線においては、必要に応じて、芯線の
周囲がシールドされた電線、いわゆるシールド電線が広
く用いられている。特に、重量軽減のため、細径化が進
む電線にあっては、電磁波による影響を受け易く、シー
ルド電線が用いられている。
【0004】複数の電線を一括して接続する接続部品と
してのコネクタにおいては、導電性を有するシールドシ
ェルをコネクタハウジングに備えて、シールド電線及び
シールド電線の芯線に接続される端子をシールド状態で
保護している。
【0005】図6は、この種のシールドコネクタに関連
する技術の一例として、先に本願出願人によって提案さ
れた実開平6−58560号公報に記載のシールドコネ
クタである。
【0006】このシールドコネクタ100は、シールド
電線122と、シールド電線122の端末に圧着される
円筒状の端子115と、端子収容室106が形成された
絶縁性のコネクタハウジング101とからなっている。
【0007】シールド電線122は、中心に配された芯
線122aと、芯線122aの周囲に内部絶縁被覆12
2bを介して配された編組線122cと、最外層を形成
するシース122dとを備えている。端子115は、銅
又は銅合金を構成材料とし、切削加工により形成され
た、いわゆる丸ピン端子である。この端子115は、中
央の隔壁116を隔てて前半にボルト孔118を有する
電気接触部117が形成され、後半に芯線挿入孔120
を有する電線接続部119が形成されている。電気接触
部117には、車両用搭載機器の電源接続用ケーブル1
26に圧着された機器側端子127がボルト130締め
されて接続されるようになっている。
【0008】内部絶縁被覆122bが皮剥ぎされ露出し
た芯線122aは、端子115の芯線挿入孔120に挿
入され、加締めることにより電線接続部119に接続固
定される。シース122dが皮剥ぎされて露出した編組
線122cには、防水ゴム栓131が外挿される。防水
ゴム栓131の後側には、ゴム栓押さえ132が外挿さ
れる。防水ゴム栓131の前側には、編組線122cと
接触する導電性の接続部材112が被せてある。
【0009】コネクタハウジング101は、円筒状のハ
ウジング本体105と、このハウジング本体105に一
体的にモールドされ、接地接触子を兼ねるシールドシェ
ル110と、シールドシェル110に沿って形成された
フランジ部111とからなっている。
【0010】ハウジング本体105は、両端が開口した
端子収容室106を有し、その外壁は、段差部を境にし
て前半の薄肉部と後半の厚肉部とを有して形成されてい
る。段差部には、外壁と直交するフランジ部111が周
設されている。
【0011】シールドシェル110は、L字状又は逆L
字状をなし、円筒状の筒部110aと、筒部110aの
一端に略直交して連なる鍔部110bとから形成されて
いる。筒部110aは、前述したようにハウジング本体
105の外壁に一体的にモールド成形されている。筒部
110aの先端部には、防水ゴム栓131に弾性的に支
持された接続部材112に弾性的に接触する。アース用
の鍔部110bは、フランジ部111の前面に露出し、
ケーシング125とフランジ部111との間に挟まれ
て、アース接続が行われるようになっている。
【0012】ケーシング125は、モータなどの車両用
搭載機器の導電性の壁部であり、コネクタハウジング1
01に対する取付孔102と、フランジ部111に対す
るボルト孔103とが設けられている。シールドシェル
110の鍔部110bをケーシング125とフランジ部
111との間に挟み、ボルト孔103に締結部材として
のボルト121を挿通させることで、鍔部110bとケ
ーシング125とが接触して、機器側にアースが行われ
るようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシールドコネクタでは、解決すべき以下の問題点が
ある。
【0014】一つには、シールドシェル110の鍔部1
10b及びボルト130がケーシング125の外側に露
わになっているため、鍔部110bが変形したり、ボル
ト130が緩む等の心配がある。モータなどの車両用搭
載機器は、エンジンルームなどに搭載されるものである
が、洗車時の高圧水がエンジンルームなどに浸入する場
合があり、高圧水が鍔部110bにかかると、鍔部11
0bが折れ曲がるなどして変形することがある。
【0015】また、車両走行中には、路面の凹凸などに
よって車体に振動を生ずることがあり、このような振動
がボルト121に伝わると、ボルト121が緩み、抜け
外れることがある。ボルト121が、抜けなくても緩み
を生じた場合には、鍔部110bとケーシング125と
の接触性が悪くなり、接触抵抗が高くなり、火花を発生
したり、鍔部110bに焼損を生じる心配がある。
【0016】また、一つには、編組線122cと端子1
15との絶縁距離が近いため、解れた編組線122cと
端子115とが短絡するという心配がある。編組線12
2cと端子115との絶縁距離を大きくすれば、短絡を
防止することができる一方で、コネクタハウジング10
1の全長が長くなり、シールドコネクタ100が大型化
するという新たな問題がある。エンジンルームにおいて
は、車両用搭載機器が増え、スペースが狭くなる傾向に
あるため、大型化することなく、絶縁性を確保すること
ができるシールドコネクタ100が求められている。
【0017】さらに、コネクタハウジング101には、
端子収容室106毎にシールドシェル110が設けられ
ているため、コネクタハウジング101の構造が複雑化
し、組立作業に時間がかかり、製造コストが高くなると
いう問題がある。殊に、複数本のシールド電線122及
びその端末部に接続された端子115が収容された多極
のシールドコネクタ100にあっては、部品点数が増加
して、シールドコネクタ100が必要以上に大型化して
しまうという問題もある。
【0018】本発明は、上記した点に鑑み、機器等に接
続される接地接触子を保護するとともに、締結部材の緩
みを防止してアース接続の信頼性を向上し、しかもコネ
クタハウジングの構造を簡素化し、小型化と低コスト化
を図ることのできるシールドコネクタを提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、芯線及び該芯線の周囲に絶
縁被覆を介して配される編組線を有するシールド電線
と、該芯線に接続された端子とがコネクタハウジングに
収容され、該シールド電線及び該端子を電磁遮蔽するシ
ールドコネクタであって、前記編組線が、接地接触子を
介して導電性を有する前記コネクタハウジングにアース
接続され、前記シールド電線が導出される該コネクタハ
ウジングの端部に、該接地接触子を覆う覆い部を有する
リアホルダが設けられたことを特徴とする。
【0020】上記構成によれば、シールド電線と、シー
ルド電線の芯線に接続された端子とが、コネクタハウジ
ングに収容されるとともに、編組線がコネクタハウジン
グにアース接続されるから、モータやインバータ等の車
両用搭載機器から生ずる電磁波が放射や伝導によってシ
ールド電線や端子に吸収・伝播されることが防止され
る。また、シールドコネクタの内部から外側に電磁波が
漏れ出ることが防止される。加えて、編組線とコネクタ
ハウジングとをアース接続する接地接触子がリアホルダ
で覆われるから、接地接触子が露わになることが防止さ
れる。また、接地接触子に高圧水がかかったり、車両用
搭載機器と干渉するなどして、接地接触子がコネクタハ
ウジングから外れることが防止される。
【0021】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のシールドコネクタであって、前記コネクタハウジン
グが、絶縁性を有するインナーハウジングと、導電性を
有するアウターハウジングとからなり、該インナーハウ
ジングの端子収容室に前記シールド電線及び前記端子が
収容され、該アウターハウジングに前記接地接触子が締
結部材を用いてアース接続されたことを特徴とする。
【0022】上記構成によれば、コネクタハウジング
が、絶縁性のインナーハウジングの外側に導電性のシー
ルドシェルとしてのアウターハウジングを備えているか
ら、内部に収容されたシールド電線及び端子が一括して
電磁遮蔽される。このため、従来例のように端子収容室
毎に導電性のシールドシェルを形成する必要がなくな
り、コネクタハウジングの構造が簡素化する。また、接
地接触子が、ボルト等の締結部材を用いてアウターハウ
ジングにアース接続されるから、接続信頼性が向上す
る。
【0023】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のシールドコネクタであって、前記リアホルダの前記
覆い部には、前記締結部材に当接する突出部が設けられ
たことを特徴とする。
【0024】上記構成によれば、リアホルダの覆い部に
は、締結部材に当接する突出部が設けられているから、
高圧水が締結部材にかかっても、締結部材に緩みが生ず
ることはない。
【0025】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3の何れか一項に記載のシールドコネクタであって、前
記リアホルダには、前記シールド電線を挿通させるとと
もに、該シールド電線を曲がらないように導出させる挿
通部が設けられたことを特徴とする。
【0026】上記構成によれば、挿通部がリアホルダに
設けられているから、コネクタハウジングの端部から導
出されるシールド電線の根元側が、挿通部に保持・支持
又は案内され、シールド電線がその根元側から曲がるこ
とが防止される。
【0027】また、請求項5記載の発明は、請求項1〜
4の何れか一項に記載のシールドコネクタであって、前
記リアホルダには、前記コネクタハウジングの係合部に
係合する係止部が前記覆い部の両側に設けられ、該係止
部が該係合部に係合することで該リアホルダが該コネク
タハウジングに装着されることを特徴とする。
【0028】上記構成によれば、係止部がコネクタハウ
ジングの係合部に係合することにより、リアホルダがコ
ネクタハウジングにワンタッチで装着される。しかも、
係止部が覆い部の両側に設けられているから、リアホル
ダがコネクタハウジングに確実に装着される。
【0029】また、請求項6記載の発明は、請求項1〜
5の何れか一項に記載のシールドコネクタにおいて、前
記コネクタハウジングの端部に、前記シールド電線を導
出させる筒壁を設け、該筒壁に前記接地接触子の位置決
め用の切欠部を設けたことを特徴とする。
【0030】上記構成によれば、アウターハウジングの
端部に設けられた電線導出用の筒壁には、位置決め用の
切欠部が設けられているから、接地接触子が切欠溝によ
ってガイドされつつ位置決めされ、接地接触子の取り付
けが容易に行われる。
【0031】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載のシールドコネクタにおいて、前記切欠部に続く段部
を、前記リアホルダの前記挿通部内の端部に形成された
端壁に当接させたことを特徴とする。
【0032】上記構成によれば、切欠部に続く段部が、
挿通部内の端部に形成された端壁に当接するから、リア
ホルダを筒壁に取り付けた際に、リアホルダが廻り止め
され、アウターハウジングに対するリアホルダの係止を
確実に行うことができる。
【0033】また、前記突出部が、一対の可撓性を有す
る前記係止部の間に位置することも有効である。上記構
成によれば、突出部を締結部材に当接させた状態で、一
対の係止部をコネクタハウジングの係合部に係合させる
と、一対の係止部に引張力が作用することで、中央の突
出部に押圧力が作用して、締結部材に緩みを生ずること
が防止される。
【0034】また、シールド電線の内部絶縁被覆に、シ
ョート防止用の絶縁部材を取り付けることも有効であ
る。上記構成によれば、内部絶縁被覆に絶縁部材が取り
付けられるから、絶縁部材が端子と接地接触子との間に
位置し、端子と接地接触子との絶縁間隔を大きくせず
に、端子と接地接触子との短絡を確実に防止することが
できる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図4は、本発
明に係るシールドコネクタの一実施形態を示すものであ
る。
【0036】シールドコネクタは、コネクタハウジング
を電磁遮蔽することにより、高周波の電界や磁界から電
線や端子を保護したり、外部へ電磁波を漏らさずECU
(Electronic Control Unit)などの制御回路の誤作動
を防止するコネクタである。本実施形態のシールドコネ
クタは、モータに直付けされた相手側の雌型シールドコ
ネクタに嵌合して用いられる雄型の多極シールドコネク
タである。
【0037】図1には、3極のシールドコネクタ10が
示されているが、3極に限らずそれ以上の極数にするこ
ともできる。なお、極数を3極としたのは、3相交流の
ACモータに接続されるシールドコネクタ10だからで
ある。
【0038】ここで、雌型のシールドコネクタとは、雄
型端子が雌型のコネクタハウジングに収容されたシール
ドコネクタというものとし、雄型のシールドコネクタと
は、雌型端子が雄型のコネクタハウジングに収容された
シールドコネクタをいうものとする。
【0039】図1に示すように、このシールドコネクタ
10は、コネクタハウジング12と、端子付きのシール
ド電線75と、リアホルダ60とを備えている。相手側
の雌型シールドコネクタ80も略同様の構成となってお
り、コネクタハウジング81と、端子付きのシールド電
線(図示せず)と、信号検知コネクタ82とを備えてい
る。雌型シールドコネクタ80には、リアホルダ60は
備わっていない。信号検知コネクタ82は、一組のシー
ルドコネクタ10,80の嵌合離脱を検知するコネクタ
である。この信号検知コネクタについては、別出願で詳
細に説明する。
【0040】シールドコネクタ10に収容される電線に
は、いわゆるシールド電線75が用いられる。シールド
電線75の端末部には、端子45(図4)が圧着され
て、シールド状態で、コネクタハウジング12に収容さ
れるようになっている。
【0041】図4に示すように、シールド電線75は、
4層構造に形成されており、中心に配された導体として
の芯線75aと、芯線75aの周囲に内被(絶縁被覆)
75bを介して配された編組線75cと、編組線75c
の周囲に配されたシース75dとからなっている。従っ
て、シールド電線75は、内側から順に、芯線75a、
内被75b、編組線75c、シース75dの順に同軸に
配されている。なお、内被75bとは、内部絶縁被覆を
いうものとし、シース(外被ともいう)75dとは、外
部絶縁被覆をいうものとする。
【0042】上述したように、内被75bとシース75
dは、絶縁体からなっており、ポリ塩化ビニル樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの高分子材料
から適宜選択される。樹脂材料の種類によっては、可塑
材が添加されたものや(ポリ塩化ビニル樹脂)、架橋処
理が施されたもの(ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン
樹脂)が用いられる。このように、芯線75aや編組線
75cの周囲を絶縁体で被覆したのは、作業者を感電か
ら防止するためやシールド電線75を大電流から保護す
るためである。
【0043】芯線75aの構成材料は特に限定されず、
公知の導体材料を使用することができる。例えば、軟銅
線、錫めっき銅線またはニッケルめっき銅線等が使用さ
れる。銅線にめっきを施したものは、耐食性および耐熱
性が向上するとともに、被覆層との反応からも保護され
て、電気的性質を長期に亘り維持することができる利益
がある。
【0044】端子45は、銅又は銅合金を構成材料と
し、切削加工により形成された、いわゆる丸ピン端子で
ある。一側には、相手側の雄端子(図示せず)が挿入さ
れる雌型の電気接触部46が設けられ、他側には、シー
ルド電線75の芯線75aが挿入される電線接続部48
が設けられている。電気接触部46と電線接続部48と
は、中央の隔壁49を隔てて連成されている。
【0045】電気接触部46の内側には、環状に連なる
ばね片46aが形成されている。相手側の雄端子(図示
せず)が電気接触部46に挿入されると、ばね片46a
が雄端子のタブ状部の外周を均一に押圧し、雄端子に対
する接触圧を高めることができるようになっている。電
気接触部46の外側には、端子収容室15内において端
子45を係止させるための周溝47が周方向に設けられ
ている。
【0046】電線接続部48の内側には、芯線挿入孔4
8aが形成されている。この芯線挿入孔48aは、芯線
75aの外径よりも僅かに大きい孔径に形成されてい
る。このため、芯線75aは、芯線挿入孔48aにスム
ーズに挿入される。芯線75aを挿入した後は、電線接
続部48の筒壁を加締めて(圧着して)、芯線75aと
電線接続部48とを密着した状態で接続する。
【0047】コネクタハウジング12は、絶縁性を有す
る小筒状のインナーハウジング13と、導電性を有する
大筒状のアウターハウジング25とからなっている。イ
ンナーハウジング13は、ポリプロピレンその他のプラ
スチック材料を構成材料とし、射出成形により一体的に
形成されている。インナーハウジング13の外壁は、筒
状の周壁14と、周壁14の両端に連なる前壁18及び
後壁19とからなっている。外壁の内側には、前壁18
及び後壁19に開通する端子収容室15が形成されてい
る。周壁14の後側は、後壁19に近づくにしたがい漸
次縮径するテーパ面16aに形成されている。前壁18
及び後壁19には、端子収容室15に連なる前端開口1
8aと後端開口とがそれぞれ設けられている。
【0048】一方、周壁14の前側には、スペーサ挿入
孔17が形成されている。このスペーサ挿入孔17は、
周壁14を貫通している。端子収容室15の後端開口か
ら挿入された端子45は、その前端部を前壁18に当接
させることで、周溝47がスペーサ挿入孔17に対向す
るように位置決めされる。この状態でスペーサ56をス
ペーサ挿入孔17に差し込むと、スペーサ56の先端が
端子45の周溝47に係合して、端子45が端子収容室
15に固定されるようになっている。
【0049】ここで、本実施形態の説明の都合上、前後
の概念について定めることとする。前後方向とは、シー
ルド電線75の延出する方向をいうものとする。前と
は、相手側のシールドコネクタ80と嵌合する側とし、
後ろとは、コネクタハウジング12からシールド電線7
5が導出する側とする。
【0050】端子収容室15の後側には、環状の絶縁ゴ
ム77を弾性的に装着するための拡径部15aが後端開
口に連なって形成されている。この拡径部15aは、絶
縁ゴム77の外径より僅かに小さい直径に形成されてい
るため、絶縁ゴム77は、シールド電線75の内被75
bと拡径部15aの内壁との間で隙間のないように密着
した状態で挟持されるようになっている。
【0051】絶縁ゴム77は、シールド電線75の編組
線75cと端子45との間に位置して、編組線75cと
端子45との短絡を防止するために設けられたものであ
る。従来は、折り返された編組線75cの一部がほつ
れ、ほつれた編組線75cが端子45と接触して短絡す
る心配があり、編組線75cと端子45との絶縁間隔を
大きく形成する必要があった。しかし、本発明では、編
組線75cと端子45との間に絶縁ゴム77が設けられ
ているため、編組線75cと端子45との絶縁を確実に
行うことができ、従来のように絶縁間隔を大きく形成す
る必要がなく、シールドコネクタ10を小型化すること
ができる利点がある。
【0052】また、本発明に係るシールドコネクタ10
は、非防水タイプのコネクタであって、インナーハウジ
ング13の後側から水滴が浸入する心配があるが、絶縁
ゴム77は、防水栓としても機能し、端子収容室15を
密閉した状態に塞ぐから、シールドコネクタ10の後端
開口から端子収容室15に水滴が浸入することも防止さ
れている。
【0053】アウターハウジング25は、非磁性を有す
る導電性のアルミニウム合金を構成材料としている。シ
ールド効果に優れる銅合金を構成材料としてもよい。シ
ールドコネクタ10を軽量化する場合には、銅合金より
アルミニウム合金の方がよい。なお、鋼は、アルミニウ
ム合金や銅合金に較べてシールド効果が劣るため好まし
くない。プラスチック材料は、電磁波を通してしまい、
シールドシェルとして機能しないため、不適当である。
【0054】アウターハウジング25の外壁は、周壁2
6と、周壁26の縁部に連なる前壁27及び後壁41と
から構成されている。アウターハウジング25の内側に
は、中央部を境にして、前半にハウジング収容室35、
後半に電線収容室37が形成されている。周壁26は、
滑らかな曲面に形成されている。前壁27には、ハウジ
ング収容室35の開口が形成されている。後壁41に
は、電線収容室37に通じる開口と、接地接触子55
(図1、図2)に対する接地部29(図1、図2)が形
成されている。接地部29は、後壁41の外側に突出し
て形成されている。この接地部29は、電線収容室37
の開口を形成する筒壁38(図1,図5)に連なってい
る。この筒壁38は、接地部29と略同等の高さで後壁
41の外側に突出している。
【0055】ハウジング収容室35には、インナーハウ
ジング13の後半部が挿入される。テーパ面36aに形
成されたハウジング収容室35の内壁には、インナーハ
ウジング13のテーパ面16aがテーパ接触して、イン
ナーハウジング13の芯ずれが生じないように嵌合す
る。これにより、インナーハウジング13の端子収容室
15に挿入される端子45が位置決めされ、相手端子と
の接続が確実に行われる。
【0056】電線収容室37は、ハウジング収容室35
に段部を介して連なっており、シールド電線75の折り
返された編組線75cに相当する部分が収容されてい
る。編組線75cは、接地接触子55とシールドパイプ
57との間に挟まれ、接地接触子55を介してアウター
ハウジング25の後壁41にアース接続されている。シ
ールド電線75と、接地接触子55との接続構造につい
ては、別出願で詳細に説明するため、本明細書での説明
を省略する。
【0057】なお、上記接続構造によれば、編組線75
cは、接地接触子55とシールドパイプ57との間に挟
まれるから、シールド電線75が細くなったとしても接
地接触子55との接触圧が維持されて、接地接触子55
と編組線75cとの確実な接触を保つことができる。
【0058】接地接触子55の取り付けは、締付ボルト
(締結部材)78により行う。接地接触子55には、取
付孔が形成されており、この取付孔をアウターハウジン
グ25の接地部29(図1、図2、図5)に形成された
ボルト孔28(図5)に合わせた状態で、締付ボルト7
8を取付孔及びボルト孔28の双方に挿通させる。そし
て、締付ボルト78を締め付けることにより、接地接触
子55がアウターハウジング25に接続されるようにな
っている。
【0059】図5に示すように、端子収容室15(図
4)の開口を形成する筒壁38には、接地接触子55の
位置決め用の切欠部39が形成されている。この切欠部
39は、筒壁38の略半分を弧状に切欠いて、接地部2
9と同一平面となるように形成されている。切欠部39
の両端は、段部40を介して筒壁38の端縁38aに連
なっている。このため、接地接触子55は、切欠部39
に案内されつつ位置決めされるゆえ、接地部29のボル
ト孔28に接地接触子55の取付孔を容易に合わせるこ
とができ、シールド電線75のアース接続の作業性が向
上する。
【0060】しかし、接地接触子55及び締付ボルト7
8は、アウターハウジング25の後壁41の外側に露出
しているため、洗車時の高圧水がかかり、締付ボルト7
8が緩んだり、接地接触子55が水圧で変形する心配が
ある。また、車両走行中の振動等によっても、締付ボル
ト78が緩む等して外れる心配もある。締付ボルト78
が緩み接地接触子55が外れると、電磁波障害が発生し
て、バッテリーからの電流・電圧をモータに安定して供
給できなくなったり、シールドコネクタ10(図1)の
外側に電磁波を放射して、ECUなどを誤作動させる心
配がある。
【0061】そこで、本発明に係る非防水タイプのシー
ルドコネクタ10には、接地接触子55及び締付ボルト
78を保護するためのリアホルダ60(図1〜図4)が
設けられている。リアホルダ60は、接地部29を有す
るアウターハウジング25の後壁41に、一対の係止腕
(係止部)63,64(図2)を係止突起(係合部)3
0a,30b(片方しか図示せず)に係合させることに
より着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0062】図2に示すように、このリアホルダ60
は、合成樹脂材料を構成材料とし、射出成形法により一
体的に成形されたものであり、接地接触子55及び締付
ボルト78を覆う覆い部61と、覆い部61に連なりシ
ールド電線75を挿通させる挿通部70とを備えてい
る。
【0063】覆い部61は、枠状に形成されており、覆
い板62と、覆い板62の両側に連なる一対の係止腕6
3,64と、覆い板62の裏側に形成された突出部62
aとから構成されている。覆い板62は、接地接触子5
5及び締付ボルト78に対して、対向して位置する板部
材である。突出部62aは、覆い板62の中央部で、締
付ボルト78の頭部に当接するように形成されている。
この突出部62aは、棒状を成しているが、締付ボルト
78の頭部に当接するものであれば、任意の形状でよ
い。
【0064】係止腕63,64は、基端部63a,64
aと、基端部63a,64aに続く自由端部63b,6
4bとからなる係止用の腕片であり、中央部には、基端
部63a,64aから自由端部63b,64bにかけて
形成された係止溝65,66(片方しか図示せず)を有
している。係止溝65,66の自由端部63b,64b
側の端は、係止面65a,66a(片方しか図示せず)
となっている。アウターハウジング25の接地部29の
両側には、係止突起30a,30b(片方しか図示せ
ず)が設けられており、この係止突起30a,30bに
係止腕63,64の係止溝65,66が係合して、リア
ホルダ60がアウターハウジング25に取り付けられる
ようになっている。
【0065】覆い板62の両側に、係止腕63,64を
一対設けたのは、突出部62aの先端で締付ボルト78
の頭部を押圧するためである。言い換えると、突出部6
2aの先端を締付ボルト78の頭部に当接させた状態
で、一対の係止腕63,64を両側の係止突起30a,
30bに係合させると、係止腕63,64には引張力が
生じ、締付ボルト78には圧縮力が働くようになる(突
出部62aにも圧縮力が働く)。このため、締付ボルト
78が自然に緩んで、接地接触子55が抜け外れること
が防止され、アース接続の信頼性が向上する。
【0066】覆い部61に連なる挿通部70は、後壁4
1に形成された筒壁38に噛み合うように、筒状に形成
されている。挿通部70は、シールド電線75の挿通す
る方向に突出する筒壁38の突出長さと略同等の長さに
形成されている。この挿通部70は、内壁72と、外壁
71とを備えた二重構造をなしている。内壁72と外壁
71の間には、筒壁38に対する侵入空間が形成されて
いる。このため、挿通部70の内径は、筒壁38の外径
よりも小さく形成され、挿通部70の外径は、筒壁38
の外径より大きく形成されている。
【0067】また、内壁72と外壁71とは、端壁73
を介して連なっている。侵入空間に侵入した筒壁38
は、その段部40を端壁73に当接させることにより、
リアホルダ60の廻り止めが行われるようになってい
る。そして、係止腕63,64が係合部30a、30b
に確実に係合する。
【0068】挿通部70の内径は、シールド電線75の
外径よりも僅かに大きく形成されており、挿通部70と
シールド電線75との間には隙間が形成されている。隙
間があっても、シールド電線75の根元側が、挿通部7
0に保持・支持又は案内され、シールド電線75がその
根元側から曲がることが防止されるようになっている。
【0069】図3に示すように、挿通部70の外壁71
には、筒壁38の係止突起30cに係合する係止溝74
が形成されている。この係止溝74は、覆い部61の係
止腕63,64(片方しか図示せず)に設けられた係止
溝65,66(片方しか図示せず)と略同様である。リ
アホルダ60をアウターハウジング25に取り付けた
際、リアホルダ60は3箇所でバランス良く係止され
る。このため、洗車時の高圧水等によって、リアホルダ
60がアウターハウジング25から外れることはなく、
アース接続の信頼性が維持されている。
【0070】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、編組線とコネクタハウジングとを接続するアース用
の接地接触子がリアホルダで覆われるから、接地接触子
が露わになることが防止される。このため、高圧水によ
って、接地接触子が変形したり、コネクタハウジングか
ら抜け外れることが防止される。従って、アース用の接
地接触子が保護され、シールドコネクタのアース接続の
信頼性が向上する。
【0071】また、請求項2記載の発明によれば、コネ
クタハウジングに収容されたシールド電線及び端子が、
導電性を有する外側のアウターハウジングによって一括
して電磁遮蔽されるゆえ、端子収容室毎に導電性のシー
ルドシェルを形成する必要がなくなり、コネクタハウジ
ングの構造が簡素化する。また、接地接触子が、ボルト
等の締結部材を用いてアウターハウジングに確実に接続
される。従って、コネクタハウジングの構造が簡素化
し、小型化と低コスト化が図られるとともに、アース接
続の信頼性が向上する。
【0072】また、請求項3記載の発明によれば、覆い
部に設けられた突出部が、締結部材に当接するから、高
圧水が締結部材にかかっても、締結部材の緩みが防止さ
れる。従って、接地接触子が保護されて、アース接続の
信頼性が格段に向上する。
【0073】また、請求項4記載の発明によれば、コネ
クタハウジングから導出されるシールド電線が、挿通部
に保持・支持又は案内され、シールド電線がその根元側
から折れ曲がることが防止される。従って、コネクタハ
ウジングにアース接続される接地接触子が保護されるこ
とに加え、シールド電線の断線等による接続不良が防止
される。
【0074】また、請求項5記載の発明によれば、係止
部がコネクタハウジングの係合部に係合するから、リア
ホルダがコネクタハウジングにワンタッチで装着され
る。しかも、係止部が覆い部の両側に設けられているか
ら、リアホルダがコネクタハウジングに確実に装着され
る。従って、コネクタハウジングに接地接触子をアース
接続させる締付ボルトの緩みが防止されて、アース接続
の信頼性が向上する。
【0075】また、請求項6記載の発明によれば、接地
接触子が切欠部によってガイドされつつ位置決めされ、
接地接触子の取り付けが容易に行われる。従って、接地
接触子の接続作業性が向上するとともに、シールドコネ
クタの組み付けが容易となる。
【0076】また、請求項7記載の発明によれば、リア
ホルダを筒壁に取り付けた際に、リアホルダが廻り止め
されて、アウターハウジングに対するリアホルダの係止
を確実に行うことができる。従って、リアホルダの係止
の確実性が向上して、接地接触子が接地部から外れるこ
とが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシールドコネクタの一実施形態を
示す斜視図である。
【図2】図1に示すシールドコネクタのリアホルダを拡
大して示した斜視図である。
【図3】同じくシールドコネクタのリアホルダを他の方
向から見た拡大斜視図である。
【図4】同じくシールドコネクタの内部構造を示す断面
図である。
【図5】図1に示すリアホルダを外した状態のアウター
ハウジングを示す斜視図である。
【図6】従来のシールドコネクタの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 シールドコ
ネクタ 12 コネクタハ
ウジング 13 インナーハ
ウジング 25 アウターハ
ウジング 29 接地部 30a,30b,30c 係止突起
(係合部) 39 切欠部 45 端子 55 接地接触子 60 リアホルダ 61 覆い部 62 覆い板 62a 突出部 63,64 係止腕(係
止部) 70 挿通部 65,66,74 係止溝 75 シールド電
線 75a 芯線 75c 編組線 78 締付ボルト
(締結部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 宏高 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA02 FA08 FA20 FB07 FB13 FB20 FC03 FC07 FC21 FC32 LA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線及び該芯線の周囲に絶縁被覆を介し
    て配される編組線を有するシールド電線と、該芯線に接
    続された端子とがコネクタハウジングに収容され、該シ
    ールド電線及び該端子を電磁遮蔽するシールドコネクタ
    であって、 前記編組線が、接地接触子を介して導電性を有する前記
    コネクタハウジングにアース接続され、前記シールド電
    線が導出される該コネクタハウジングの端部に、該接地
    接触子を覆う覆い部を有するリアホルダが設けられたこ
    とを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタハウジングが、絶縁性を有
    するインナーハウジングと、導電性を有するアウターハ
    ウジングとからなり、該インナーハウジングの端子収容
    室に前記シールド電線及び前記端子が収容され、該アウ
    ターハウジングに前記接地接触子が締結部材を用いてア
    ース接続されたことを特徴とする請求項1記載のシール
    ドコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記リアホルダの前記覆い部には、前記
    締結部材に当接する突出部が設けられたことを特徴とす
    る請求項2記載のシールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記リアホルダには、前記シールド電線
    を挿通させるとともに、該シールド電線を曲がらないよ
    うに導出させる挿通部が設けられたことを特徴とする請
    求項1〜3の何れか一項に記載のシールドコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記リアホルダには、前記コネクタハウ
    ジングの係合部に係合する係止部が前記覆い部の両側に
    設けられ、該係止部が該係合部に係合することで該リア
    ホルダが該コネクタハウジングに装着されることを特徴
    とする請求項1〜4の何れか一項に記載のシールドコネ
    クタ。
  6. 【請求項6】 前記コネクタハウジングの端部に、前記
    シールド電線を導出させる筒壁を設け、該筒壁に前記接
    地接触子を位置決めする切欠部を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜5の何れか一項に記載のシールドコネク
    タ。
  7. 【請求項7】 前記切欠部に続く段部を、前記リアホル
    ダの前記挿通部内の端部に形成された端壁に当接させた
    ことを特徴とする請求項6記載のシールドコネクタ。
JP2002112950A 2002-04-16 2002-04-16 シールドコネクタ Abandoned JP2003308930A (ja)

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