JP2000293309A - 入力機能一体型表示装置 - Google Patents
入力機能一体型表示装置Info
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- JP2000293309A JP2000293309A JP9468399A JP9468399A JP2000293309A JP 2000293309 A JP2000293309 A JP 2000293309A JP 9468399 A JP9468399 A JP 9468399A JP 9468399 A JP9468399 A JP 9468399A JP 2000293309 A JP2000293309 A JP 2000293309A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タッチパネルを有する入力機能一体型表示装
置において、液晶表示パネルが故障した場合にタッチパ
ネルを再使用することのできる入力機能一体型表示装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 タッチパネル２は、両面接着テープ３に
より入力面２ａの周囲４辺のうち１辺の裏側が液晶表示
パネル１ａの保持枠１ｂに接着されている。また、対向
する１辺の裏側には両面接着テープ３が剥離紙３ａ付き
で貼り付けられるとともに、液晶表示パネル１ａの保持
枠１ｂとタッチパネル２を一体的に合わせて粘着テープ
４が貼り付けられている。液晶表示パネル１ａが故障し
て取り替える場合、まず、粘着テープ４を剥がす。粘着
テープ４自身は接着力がそれほど強くないため容易に行
える。そして、剥がされた側の１辺で保持枠１ｂとタッ
チパネル２を手で引き離すと、両面接着テープ３はてこ
の原理が働き簡単に剥がすことができる。
置において、液晶表示パネルが故障した場合にタッチパ
ネルを再使用することのできる入力機能一体型表示装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 タッチパネル２は、両面接着テープ３に
より入力面２ａの周囲４辺のうち１辺の裏側が液晶表示
パネル１ａの保持枠１ｂに接着されている。また、対向
する１辺の裏側には両面接着テープ３が剥離紙３ａ付き
で貼り付けられるとともに、液晶表示パネル１ａの保持
枠１ｂとタッチパネル２を一体的に合わせて粘着テープ
４が貼り付けられている。液晶表示パネル１ａが故障し
て取り替える場合、まず、粘着テープ４を剥がす。粘着
テープ４自身は接着力がそれほど強くないため容易に行
える。そして、剥がされた側の１辺で保持枠１ｂとタッ
チパネル２を手で引き離すと、両面接着テープ３はてこ
の原理が働き簡単に剥がすことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示部の前面にタ
ッチパネルを配置することにより表示機能に加え入力機
能も有するようにした入力機能一体型表示装置に関する
ものである。
ッチパネルを配置することにより表示機能に加え入力機
能も有するようにした入力機能一体型表示装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータなどに使
用される表示装置には、タッチパネルが前面に設けら
れ、表示と重ね合わせてペンなどにより入力を行うこと
のできる入力機能一体型のものがあった。
用される表示装置には、タッチパネルが前面に設けら
れ、表示と重ね合わせてペンなどにより入力を行うこと
のできる入力機能一体型のものがあった。
【０００３】以下、従来の入力機能一体型表示装置につ
いて図を用いて説明する。
いて図を用いて説明する。
【０００４】図３は入力機能一体型表示装置を示すもの
で、図３（ａ）は平面図、図３（ｂ）は断面図である。
図において、１１は矩形の表示面を有する表示部で、液
晶表示パネル１１ａが、金属製の保持枠１１ｂに保持さ
れ一体になっている。また、１２は表示部１１の表示面
と略同形状を有するタッチパネルで、入力面１２ａの周
囲４辺の裏側に貼り付けられた両面テープ１３により液
晶表示パネル１１ａの保持枠１１ｂに接着されている。
で、図３（ａ）は平面図、図３（ｂ）は断面図である。
図において、１１は矩形の表示面を有する表示部で、液
晶表示パネル１１ａが、金属製の保持枠１１ｂに保持さ
れ一体になっている。また、１２は表示部１１の表示面
と略同形状を有するタッチパネルで、入力面１２ａの周
囲４辺の裏側に貼り付けられた両面テープ１３により液
晶表示パネル１１ａの保持枠１１ｂに接着されている。
【０００５】以上のように構成された入力機能一体型表
示装置において、タッチパネル１２から入力を行うに
は、ペン（図示せず）をタッチパネル１２の入力面１２
ａに当て、表示部１１の表示位置に合わせて押圧するこ
とによって行う。
示装置において、タッチパネル１２から入力を行うに
は、ペン（図示せず）をタッチパネル１２の入力面１２
ａに当て、表示部１１の表示位置に合わせて押圧するこ
とによって行う。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の入力機能一
体型表示装置では、液晶表示パネル１１ａが故障した場
合、タッチパネル１２が故障していなくても両方同時に
交換する必要があった。この理由は、両面接着テープ１
３の接着力が強く、タッチパネル１２が周囲４辺で保持
枠１１ｂに接着されているため、故障していないタッチ
パネル１２を引き剥がそうとすれば、タッチパネル１２
が損傷を免れなかったためである。この接着を両面接着
テープよりも接着力の弱い粘着テープなどで行った場
合、タッチパネル１２の入力面１２ａをペンで押圧する
力によってタッチパネル１２が移動し、表示部１１とズ
レを生じてしまう。このため、タッチパネルを引き剥が
して再使用することはほとんど不可能であった。このこ
とは、製品のコストアップのみならず、近年の環境保護
の観点から問題であった。
体型表示装置では、液晶表示パネル１１ａが故障した場
合、タッチパネル１２が故障していなくても両方同時に
交換する必要があった。この理由は、両面接着テープ１
３の接着力が強く、タッチパネル１２が周囲４辺で保持
枠１１ｂに接着されているため、故障していないタッチ
パネル１２を引き剥がそうとすれば、タッチパネル１２
が損傷を免れなかったためである。この接着を両面接着
テープよりも接着力の弱い粘着テープなどで行った場
合、タッチパネル１２の入力面１２ａをペンで押圧する
力によってタッチパネル１２が移動し、表示部１１とズ
レを生じてしまう。このため、タッチパネルを引き剥が
して再使用することはほとんど不可能であった。このこ
とは、製品のコストアップのみならず、近年の環境保護
の観点から問題であった。
【０００７】本発明は、タッチパネルを有する入力機能
一体型表示装置において、液晶表示パネルが故障した場
合にタッチパネルを再使用することのできる入力機能一
体型表示装置を提供することを目的とする。
一体型表示装置において、液晶表示パネルが故障した場
合にタッチパネルを再使用することのできる入力機能一
体型表示装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、タッチパネルを表示部に一部のみ両面接着
テープにより接着するとともに、一部を両面接着テープ
よりも接着力の弱い粘着テープにより表示部に貼着、あ
るいは一部を断面がコの字型の挟持体により表示部とと
もに挟持するようにしたものである。更には、タッチパ
ネルの再使用を容易にするために、予め剥離紙付きの両
面接着テープを接着しておくようにしたものである。
に本発明は、タッチパネルを表示部に一部のみ両面接着
テープにより接着するとともに、一部を両面接着テープ
よりも接着力の弱い粘着テープにより表示部に貼着、あ
るいは一部を断面がコの字型の挟持体により表示部とと
もに挟持するようにしたものである。更には、タッチパ
ネルの再使用を容易にするために、予め剥離紙付きの両
面接着テープを接着しておくようにしたものである。
【０００９】これにより、液晶表示パネルが故障した場
合に、故障していないタッチパネルを容易に取り外すこ
とができ、再使用することができる。
合に、故障していないタッチパネルを容易に取り外すこ
とができ、再使用することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、データを表示する矩形の表示面を有する表示部と、
前記表示面と略同形状の入力面を有し前記表示部の前面
にペン等で入力を行うためのタッチパネルとを備え、前
記タッチパネルは前記入力面の周囲の裏側の一部を両面
接着テープにより前記表示部に接着され、他の一部を前
記両面接着テープよりも接着力の弱い粘着テープにより
前記表示部に貼着されることを特徴とする入力機能一体
型表示装置であり、液晶表示パネルからタッチパネルを
容易に取り外すことができるという作用を有する。
は、データを表示する矩形の表示面を有する表示部と、
前記表示面と略同形状の入力面を有し前記表示部の前面
にペン等で入力を行うためのタッチパネルとを備え、前
記タッチパネルは前記入力面の周囲の裏側の一部を両面
接着テープにより前記表示部に接着され、他の一部を前
記両面接着テープよりも接着力の弱い粘着テープにより
前記表示部に貼着されることを特徴とする入力機能一体
型表示装置であり、液晶表示パネルからタッチパネルを
容易に取り外すことができるという作用を有する。
【００１１】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
入力機能一体型表示装置において、タッチパネルは矩形
の入力面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接着テープ
により表示部に接着され、少なくとも他の１辺の一部を
粘着テープにより前記表示部に貼着されることを特徴と
するもので、各１ヵ所ずつの貼り付けであるため、液晶
表示パネルからタッチパネルを短時間で取り外すことが
でき、タッチパネルに対する負担も少ないという作用を
有する。
入力機能一体型表示装置において、タッチパネルは矩形
の入力面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接着テープ
により表示部に接着され、少なくとも他の１辺の一部を
粘着テープにより前記表示部に貼着されることを特徴と
するもので、各１ヵ所ずつの貼り付けであるため、液晶
表示パネルからタッチパネルを短時間で取り外すことが
でき、タッチパネルに対する負担も少ないという作用を
有する。
【００１２】請求項３に記載の発明は、データを表示す
る矩形の表示面を有する表示部と、前記表示面と略同形
状の入力面を有し前記表示部の前面にペン等で入力を行
うためのタッチパネルとを備え、前記タッチパネルは前
記入力面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接着テープ
により表示部に接着され、少なくとも他の１辺の一部を
断面がコの字型の挟持体により前記表示部とともに挟持
されることを特徴とする入力機能一体型表示装置であ
り、片側は貼り付けではないため、液晶表示パネルから
タッチパネルを取り外す際に挟持体が再使用でき、粘着
テープなどを廃棄する必要がないという作用を有する。
る矩形の表示面を有する表示部と、前記表示面と略同形
状の入力面を有し前記表示部の前面にペン等で入力を行
うためのタッチパネルとを備え、前記タッチパネルは前
記入力面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接着テープ
により表示部に接着され、少なくとも他の１辺の一部を
断面がコの字型の挟持体により前記表示部とともに挟持
されることを特徴とする入力機能一体型表示装置であ
り、片側は貼り付けではないため、液晶表示パネルから
タッチパネルを取り外す際に挟持体が再使用でき、粘着
テープなどを廃棄する必要がないという作用を有する。
【００１３】請求項４に記載の発明は、請求項１または
３記載の入力機能一体型表示装置において、タッチパネ
ルは矩形の入力面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接
着テープにより表示部に接着され、少なくとも他の１辺
の裏側に剥離紙付きの両面接着テープが接着されている
ことを特徴とするもので、タッチパネルを取り外し再使
用する際に、新たに両面接着テープを貼り付ける必要が
なく、しかも予め貼り付けられるため、後から貼り付け
る場合に比べ、正確な貼り付け位置が実現できるという
作用を有する。
３記載の入力機能一体型表示装置において、タッチパネ
ルは矩形の入力面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接
着テープにより表示部に接着され、少なくとも他の１辺
の裏側に剥離紙付きの両面接着テープが接着されている
ことを特徴とするもので、タッチパネルを取り外し再使
用する際に、新たに両面接着テープを貼り付ける必要が
なく、しかも予め貼り付けられるため、後から貼り付け
る場合に比べ、正確な貼り付け位置が実現できるという
作用を有する。
【００１４】請求項５に記載の発明は、請求項４記載の
入力機能一体型表示装置において、タッチパネルは入力
面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接着テープにより
表示部に接着され、他の３辺の裏側に剥離紙付きの両面
接着テープが接着されていることを特徴とするもので、
タッチパネルの周囲の辺全てに両面接着テープが貼り付
けられるため、埃などの侵入が防止できるだけでなく、
タッチパネルを安定して支持することができるという作
用を有する。
入力機能一体型表示装置において、タッチパネルは入力
面の周囲４辺の内の１辺の裏側を両面接着テープにより
表示部に接着され、他の３辺の裏側に剥離紙付きの両面
接着テープが接着されていることを特徴とするもので、
タッチパネルの周囲の辺全てに両面接着テープが貼り付
けられるため、埃などの侵入が防止できるだけでなく、
タッチパネルを安定して支持することができるという作
用を有する。
【００１５】以下、本発明の実施の形態について図を用
いて説明する。
いて説明する。
【００１６】（実施の形態１）図１は本発明の第１の実
施の形態の入力機能一体型表示装置を示すもので、図１
（ａ）は平面図、図１（ｂ）は断面図である。図におい
て、１は矩形の表示面を有する表示部で、液晶表示パネ
ル１ａが、金属製の保持枠１ｂに保持され一体になって
いる。また、２は表示部１の表示面と略同形状を有する
タッチパネルで、入力面２ａの周囲４辺のうち１辺の裏
側に貼り付けられた両面接着テープ３により液晶表示パ
ネル１ａの保持枠１ｂに接着されている。また、対向す
る１辺の裏側には両面接着テープ３が剥離紙３ａ付きで
貼り付けられるとともに、液晶表示パネル１ａの保持枠
１ｂとタッチパネル２を一体的に合わせて粘着テープ４
が貼り付けられている。
施の形態の入力機能一体型表示装置を示すもので、図１
（ａ）は平面図、図１（ｂ）は断面図である。図におい
て、１は矩形の表示面を有する表示部で、液晶表示パネ
ル１ａが、金属製の保持枠１ｂに保持され一体になって
いる。また、２は表示部１の表示面と略同形状を有する
タッチパネルで、入力面２ａの周囲４辺のうち１辺の裏
側に貼り付けられた両面接着テープ３により液晶表示パ
ネル１ａの保持枠１ｂに接着されている。また、対向す
る１辺の裏側には両面接着テープ３が剥離紙３ａ付きで
貼り付けられるとともに、液晶表示パネル１ａの保持枠
１ｂとタッチパネル２を一体的に合わせて粘着テープ４
が貼り付けられている。
【００１７】以上のように構成された入力機能一体型表
示装置において、タッチパネル２から入力を行うには、
ペン（図示せず）をタッチパネル２の入力面２ａに当
て、表示部１の表示位置に合わせて押圧することによっ
て行う。両面接着テープ３には接着強度があり、タッチ
パネル２の入力面２ａをペンで押圧する力によってタッ
チパネル２が移動して表示部１とズレを生じるというよ
うなことはない。
示装置において、タッチパネル２から入力を行うには、
ペン（図示せず）をタッチパネル２の入力面２ａに当
て、表示部１の表示位置に合わせて押圧することによっ
て行う。両面接着テープ３には接着強度があり、タッチ
パネル２の入力面２ａをペンで押圧する力によってタッ
チパネル２が移動して表示部１とズレを生じるというよ
うなことはない。
【００１８】次に、液晶表示パネル１ａが故障して取り
替える場合、まず、粘着テープ４を剥がす。粘着テープ
４自身は接着力がそれほど強くないため容易に行える。
そして、剥がされた側の１辺で保持枠１ｂとタッチパネ
ル２を手で引き離すと、両面接着テープ３はてこの原理
が働き簡単に剥がすことができる。そして、液晶表示パ
ネル１ａを交換し、再度組み立てを行う。このとき、既
に剥がされた両面接着テープ３は接着力が落ちているた
め、タッチパネル２に残されている別の両面接着テープ
３の剥離紙３ａを剥がし、保持枠１ｂと接着する。そし
て、対向する１辺（交換前に両面接着テープにより接着
されていた側）で、液晶表示パネル１ａの保持枠１ｂと
タッチパネル２を一体的に合わせて新しい粘着テープ４
で再度貼り付ける。
替える場合、まず、粘着テープ４を剥がす。粘着テープ
４自身は接着力がそれほど強くないため容易に行える。
そして、剥がされた側の１辺で保持枠１ｂとタッチパネ
ル２を手で引き離すと、両面接着テープ３はてこの原理
が働き簡単に剥がすことができる。そして、液晶表示パ
ネル１ａを交換し、再度組み立てを行う。このとき、既
に剥がされた両面接着テープ３は接着力が落ちているた
め、タッチパネル２に残されている別の両面接着テープ
３の剥離紙３ａを剥がし、保持枠１ｂと接着する。そし
て、対向する１辺（交換前に両面接着テープにより接着
されていた側）で、液晶表示パネル１ａの保持枠１ｂと
タッチパネル２を一体的に合わせて新しい粘着テープ４
で再度貼り付ける。
【００１９】このように、液晶表示パネル１ａが故障し
た場合、タッチパネル２の再使用が可能になり、しかも
交換作業が容易に行える。
た場合、タッチパネル２の再使用が可能になり、しかも
交換作業が容易に行える。
【００２０】なお、本実施の形態では、粘着テープ４を
両面接着テープ３に対向する１辺１ヵ所のみに貼り付け
たが、これを他の辺、複数箇所としてもよい。
両面接着テープ３に対向する１辺１ヵ所のみに貼り付け
たが、これを他の辺、複数箇所としてもよい。
【００２１】また、剥離紙のついた両面接着テープ３を
他の辺全てに貼り付ければ、埃などの侵入が防止できる
だけでなく、タッチパネル２を安定して支持することが
できる。
他の辺全てに貼り付ければ、埃などの侵入が防止できる
だけでなく、タッチパネル２を安定して支持することが
できる。
【００２２】（実施の形態２）図２は本発明の第２の実
施の形態の入力機能一体型表示装置を示すもので、図２
（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図である。図におい
て、第１の実施の形態と同じものは、同一の番号を付し
説明を省略する。第１の実施の形態と異なるところは、
粘着テープの替わりに挟持体５としたところである。挟
持体５はコの字型の断面形状を有する樹脂成形品で、コ
の字型は両腕の根元で広く、徐々に狭くなり、先端付近
ではまた広くなる形状となっている。両腕の幅の最も狭
い部分は自然状態で表示パネル１ａの保持枠１ｂとタッ
チパネル２を合わせた幅よりも少し狭くなっており、保
持枠１ｂとタッチパネル２を一体的に合わせて挟むよう
に同時に嵌め込んだとき、コの字形状が広がり樹脂の弾
性力が発生して保持枠１ｂとタッチパネル２を合わせて
保持できるようになっている。
施の形態の入力機能一体型表示装置を示すもので、図２
（ａ）は平面図、図２（ｂ）は断面図である。図におい
て、第１の実施の形態と同じものは、同一の番号を付し
説明を省略する。第１の実施の形態と異なるところは、
粘着テープの替わりに挟持体５としたところである。挟
持体５はコの字型の断面形状を有する樹脂成形品で、コ
の字型は両腕の根元で広く、徐々に狭くなり、先端付近
ではまた広くなる形状となっている。両腕の幅の最も狭
い部分は自然状態で表示パネル１ａの保持枠１ｂとタッ
チパネル２を合わせた幅よりも少し狭くなっており、保
持枠１ｂとタッチパネル２を一体的に合わせて挟むよう
に同時に嵌め込んだとき、コの字形状が広がり樹脂の弾
性力が発生して保持枠１ｂとタッチパネル２を合わせて
保持できるようになっている。
【００２３】以上のように構成された入力機能一体型表
示装置において、液晶表示パネル１ａが故障して取り替
える場合の手順は、第１の実施の形態における粘着テー
プ４を剥がすという動作の替わりに挟持体５を取り外し
て行う。そして、液晶表示パネル１ａを交換し再組み立
てを行う際に、粘着テープ４を貼り付けるという動作の
替わりに挟持体５を取り付ける。その他の手順は第１の
実施の形態と同じである。
示装置において、液晶表示パネル１ａが故障して取り替
える場合の手順は、第１の実施の形態における粘着テー
プ４を剥がすという動作の替わりに挟持体５を取り外し
て行う。そして、液晶表示パネル１ａを交換し再組み立
てを行う際に、粘着テープ４を貼り付けるという動作の
替わりに挟持体５を取り付ける。その他の手順は第１の
実施の形態と同じである。
【００２４】このように、液晶表示パネル１ａが故障し
た場合、タッチパネル２の再使用が可能になり、しかも
交換作業が容易に行えるという、第１の実施の形態の効
果に加え、液晶表示パネル１ａからタッチパネル２を取
り外す際に、粘着テープ等のように接着糊が残って汚れ
るということがなく、また、挟持体５が再使用でき、粘
着テープなどを廃棄する必要がないという効果も得るこ
とができる。
た場合、タッチパネル２の再使用が可能になり、しかも
交換作業が容易に行えるという、第１の実施の形態の効
果に加え、液晶表示パネル１ａからタッチパネル２を取
り外す際に、粘着テープ等のように接着糊が残って汚れ
るということがなく、また、挟持体５が再使用でき、粘
着テープなどを廃棄する必要がないという効果も得るこ
とができる。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タッチパ
ネルを表示部に一部のみ両面接着テープにより接着する
とともに、一部を両面接着テープよりも接着力の弱い粘
着テープにより表示部に貼着、あるいは一部を断面がコ
の字型の挟持体により表示部とともに弾性的に挟持する
ようにし、また、予め剥離紙付きの両面接着テープを接
着しておくようにすることにより、液晶表示パネルが故
障した場合に、故障していないタッチパネルを容易に取
り外すことができ、再使用することができるという有利
な効果が得られる。
ネルを表示部に一部のみ両面接着テープにより接着する
とともに、一部を両面接着テープよりも接着力の弱い粘
着テープにより表示部に貼着、あるいは一部を断面がコ
の字型の挟持体により表示部とともに弾性的に挟持する
ようにし、また、予め剥離紙付きの両面接着テープを接
着しておくようにすることにより、液晶表示パネルが故
障した場合に、故障していないタッチパネルを容易に取
り外すことができ、再使用することができるという有利
な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態における入力機能一
体型表示装置の平面図、および断面図
体型表示装置の平面図、および断面図
【図２】本発明の第２の実施の形態における入力機能一
体型表示装置の平面図、および断面図
体型表示装置の平面図、および断面図
【図３】従来の入力機能一体型表示装置を示す平面図、
および断面図
および断面図
１ 表示部 １ａ 液晶表示パネル １ｂ 保持枠 ２ タッチパネル ３ａ 剥離紙 ３ 両面接着テープ ４ 粘着テープ ５ 挟持体
フロントページの続き (72)発明者 山上 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 2H093 NC72 ND49 ND60 5B087 AB05 CC02 CC12
Claims (5)
- 【請求項１】データを表示する矩形の表示面を有する表
示部と、前記表示面と略同形状の入力面を有し前記表示
部の前面にペン等で入力を行うためのタッチパネルとを
備え、前記タッチパネルは前記入力面の周囲の裏側の一
部を両面接着テープにより前記表示部に接着され、他の
一部を前記両面接着テープよりも接着力の弱い粘着テー
プにより前記表示部に貼着されることを特徴とする入力
機能一体型表示装置。 - 【請求項２】タッチパネルは矩形の入力面の周囲４辺の
内の１辺の裏側を両面接着テープにより表示部に接着さ
れ、少なくとも他の１辺の一部を粘着テープにより前記
表示部に貼着されることを特徴とする請求項１記載の入
力機能一体型表示装置。 - 【請求項３】データを表示する矩形の表示面を有する表
示部と、前記表示面と略同形状の入力面を有し前記表示
部の前面にペン等で入力を行うためのタッチパネルとを
備え、前記タッチパネルは前記入力面の周囲４辺の内の
１辺の裏側を両面接着テープにより表示部に接着され、
少なくとも他の１辺の一部を断面がコの字型の挟持体に
より前記表示部とともに挟持されることを特徴とする入
力機能一体型表示装置。 - 【請求項４】タッチパネルは矩形の入力面の周囲４辺の
内の１辺の裏側を両面接着テープにより表示部に接着さ
れ、少なくとも他の１辺の裏側に剥離紙付きの両面接着
テープが接着されていることを特徴とする請求項１また
は３記載の入力機能一体型表示装置。 - 【請求項５】タッチパネルは入力面の周囲４辺の内の１
辺の裏側を両面接着テープにより表示部に接着され、他
の３辺の裏側に剥離紙付きの両面接着テープが接着され
ていることを特徴とする請求項４記載の入力機能一体型
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09468399A JP4144103B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 入力機能一体型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09468399A JP4144103B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 入力機能一体型表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000293309A true JP2000293309A (ja) | 2000-10-20 |
| JP4144103B2 JP4144103B2 (ja) | 2008-09-03 |
Family
ID=14117019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09468399A Expired - Fee Related JP4144103B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 入力機能一体型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4144103B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438549B1 (ko) * | 2001-11-09 | 2004-07-03 | 엘지전자 주식회사 | 휴대용 단말기의 액정표시장치 |
| KR100840670B1 (ko) * | 2001-12-27 | 2008-06-24 | 엘지디스플레이 주식회사 | 터치패널 일체형 액정표시패널 |
| WO2009031266A1 (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | タッチパネル付きディスプレイ装置及びその製造方法 |
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