JP4339091B2 - タッチパネル、タッチパネルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はタッチパネル及びその製造技術に関する。
従来より、タッチパネルはPDA(Personal Digital Assistance)やコピー機等のオペレーションパネルに広く用いられている。
図7の符号101は従来技術のタッチパネルの一例を示しており、このタッチパネル101は、第一、第二の基板110、120とが貼り合わされた積層体102と、LCD(Liquid Crystal Display)のような表示装置130とを有しており、積層体102は第一の基板110が配置された側の面が表示装置130に貼り合わされている。
第一、第二の基板110、120は第一、第二の樹脂フィルム111、121と、第一、第二の樹脂フィルム111、121上に配置された第一、第二の電極膜112、122とを有しており、第一、第二の樹脂フィルム111、121と、第一、第二の電極膜113、123はそれぞれ透明な材質で構成されているため、表示装置130で表示される画像情報は、第二の基板120側から観察可能になっている。
第一、第二の電極膜112、122は第一、第二の基板110、120の互いに対向する面にそれぞれ配置されており、情報を入力しない非入力状態では、第一、第二の基板110、120は互いに離間しており、第一、第二の電極膜112、122は電気的に接続されていないが、 表示装置130の画像情報により選択した部分を第二の基板120側から押圧すると、第一の基板110のスペーサ118が、第二の電極膜122の表面に接触し、押圧された部分で第一、第二の電極膜112、122が電気的に接続される。このとき、第一、第二の電極膜112、122の電位変化を測定すれば、押圧された箇所特定し、入力情報として処理することができる。
上述したようなタッチパネル101では、一般に、積層体102と表示装置130のいずれか一方に接着フィルム129を貼付し、押圧ロールによって積層体102を表示装置130に押し当てながら移動させることで、積層体102を表示装置130に貼り合わせている。
ところで、第一、第二の基板110、120は、外周近傍に配置されたリング状の接着剤127によって互いに貼付されており、少なくともその接着剤127の膜厚分だけ互いに離間し、押圧空間139が形成されている。
このような積層体102を表示装置130に貼付する際には、積層体102の押圧空間139が位置する部分を押圧するときに、押圧空間139に存する空気の反発力によって積層体102と表示装置130の密着性が悪くなり、積層体102表面の接着剤129と表示装置130との間に空気溜りが発生する場合がある。
接着剤129と表示装置130との間に空気溜りがあると、第二の基板120側から観察される表示装置130の画像が歪んで見える原因となる。
第一、第二の基板110、120を貼り合わせる接着剤127に押圧空間139と外部空間とを接続する空気孔119を形成しておけば、押圧ロールで積層体102を押圧するときに、押圧空間139の空気が外部に抜けるので、接着剤129と表示装置130との密着性が高くなる。
しかしながら、接着剤127に空気孔119を設けると、出来上がりのタッチパネル1の内部空間に、外部空間から埃や水分が浸入する恐れがあり、故障の原因となる場合がある。積層体102を表示装置130に貼り合わせた後、空気孔119の開口を封止樹脂等により塞ぐことも可能であるが、空気孔119を完全に塞ぐことは困難であり、また、工程数が増えるため製造コストも高くなる。
実公平7−16266 特開平7−314597 特開2001−21871 特開2002−55330
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、表示装置のような貼着対象物と積層体との密着性が高いタッチパネルを製造することである。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、第一の樹脂フィルムを有する第一の基板と、第二の樹脂フィルムを有する第二の基板とが離間して第一の接着剤で貼り合わされ、前記第一の基板と前記第二の基板との間の空間であって、前記第一の接着剤で取り囲まれた空間で押圧空間が構成され、前記押圧空間上の前記第一、第二の基板のいずれか一方の所望位置を押圧すると、前記第一の基板の電極膜と前記第二の基板の電極膜とが電気的に導通するように構成された積層体と、貼着対象物とを互いに貼り合わせ、タッチパネルを製造するタッチパネルの製造方法であって、前記積層体と前記貼着対象物の貼り合わせは、前記第一の樹脂フィルムに前記押圧空間と前記積層体の外部空間とを接続する空気孔を予め設けておき、前記空気孔から前記押圧空間の空気が押し出されるように、前記積層体と前記貼着対象物のいずれか一方又は両方を押圧し、前記押圧空間から前記空気を押し出した後、前記空気孔を前記貼着対象物で塞ぐタッチパネルの製造方法である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のタッチパネルの製造方法であって、フィルム状であって、表面から裏面まで貫通する貫通孔が設けられた第二の接着剤を作製しておき、前記第一の基板と前記第二の接着剤とを位置合わせし、前記貫通孔と前記空気孔とが連通するように前記第二の接着剤を前記第一の基板の前記貼着対象物に貼着される側の面に密着させた後、前記積層体を前記貼着対象物に押し当て、前記積層体と前記貼着対象物とを前記第二の接着剤によって貼り合わせるタッチパネルの製造方法である。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のタッチパネルの製造方法であって、前記第一の基板の前記貼着対象物に貼付される側の面に、フィルム状の第二の接着剤を密着させ、前記第一の樹脂フィルムと、前記第二の接着剤とを穿設し、前記空気孔を形成すると共に、前記第二の接着剤に前記空気孔と連通する貫通孔を形成し、前記第一、第二の基板を貼り合わせて前記積層体を形成した後、前記積層体を前記貼着対象物に押し当て、前記積層体と前記貼着対象物とを前記第二の接着剤によって貼り合わせるタッチパネルの製造方法である。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のタッチパネルの製造方法であって、前記貼着対象物の前記第一の基板が貼着される側の面に第二の接着剤を密着させた後、前記積層体を前記貼着対象物に押し当て、前記積層体と前記貼着対象物とを前記第二の接着剤を介して貼り合わせるタッチパネルの製造方法である。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のタッチパネルの製造方法であって、前記積層体を押圧ロールで押圧しながら、前記押圧ロールを前記空気孔が位置する部分向かって移動させ、前記押圧空間から前記空気を押し出すタッチパネルの製造方法である。
請求項6記載の発明は、第一、第二の基板が所定領域を取り囲む第一の接着剤で貼り合わされた積層体を有し、前記所定領域が位置する部分を前記第一、第二の基板のいずれか一方の側から押圧すると、前記第一の基板の電極膜と、前記第二の基板の電極膜が導通されるように構成されたタッチパネルであって、前記第一の基板には表面から裏面まで貫通する空気孔が設けられ、前記積層体の前記第一の基板が配置された側の面には貼着対象物が貼りあわされ、前記空気孔は前記貼着対象物で覆われたタッチパネルである。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のタッチパネルであって、前記貼着対象物は表示装置で構成されたタッチパネルである。
本発明では積層体の押圧空間と外部空間とを接続する空気孔が設けられており、積層体と貼着対象物のいずれか一方の表面に接着剤を配置し、積層体を貼着対象物に貼り合わせるときに、空気孔から押圧空間の空気が押し出されることで、積層体が貼着対象物に強く押しつけられるので、積層体が対象物に強固に貼着され、積層体と貼着対象物との間に空気溜りが生じ難い。また、空気孔は積層体を貼着対象物に貼付する工程で塞がれるので、空気孔を塞ぐ工程が必要ない。
以下で図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図3の符号1は本発明のタッチパネルを示しており、タッチパネル1は第一、第二の基板10、20と、貼付対象物30とを有している。
図1(a)と、図2(a)はそれぞれ第一、第二の基板10、20を示す断面図であり、第一、第二の基板10、20は第一、第二の樹脂フィルム11、21と、第一、第二の樹脂フィルム11、21の表面に全面成膜された第一、第二の電極膜12、22と、第一、第二の電極膜12、22の外周近傍に形成された第一、第二の下部絶縁層13、23と、第一、第二の下部絶縁層13、23上に形成され、第一、第二の下部絶縁層13、23によって第一、第二の電極膜12、23から絶縁された第一、第二の配線膜14、24とを有している。
第一、第二の下部絶縁層13、23の所定位置には不図示の開口が形成されており、開口が形成された部分では第一、第二の配線膜14、24が第一、第二の電極膜12、22に電気的に接続されている。
第一、第二の配線膜14、24の上には第一、第二の上部絶縁層15、25が配置されており、第一、第二の下部絶縁層13、23と、第一、第二の配線膜14、24と、第一、第二の上部絶縁層15、25とが積層された多層体はリング状になっている。
第一の基板10では多層体の内側に第一の電極膜12上に形成されたスペーサ18が露出し、第二の基板20では多層体の内側に第二の電極膜22の表面が露出しており、第一、第二の基板10、20は後述するように、第一、第二の上部絶縁層15、25のいずれか一方又は両方に第一の接着剤27を配置した状態で、スペーサ18と第二の電極膜22の露出部分とが互いに対向するように貼り合わされ、積層体2が形成されている。
ここでは、貼着対象物30はLCD(Liquid Crystal Panel)のような表示装置で構成されている。後述するように、積層体2は、第一の基板10の表面に第二の接着剤29が貼付されており、積層体2は、その第二の接着剤29の表面が表示装置30は画像を表示する表示面35に密着されて貼付されている。
ここでは、第一の樹脂フィルム11は等方性フィルムで構成されている。第二の接着剤29は透明な接着剤で構成され、第一、第二の電極膜12、22はITO(インジウム錫酸化物)膜のような透明導電膜で構成されており、表示面35から放射される光は、第二の接着剤29を通過し、第一の樹脂フィルム11を復屈折せずに通過した後、更に第一の電極膜12を通過する。
第一の電極膜12を通過した光は上述した多層体と第一の接着剤27とを通過せずに吸収されるが、多層体と第一の接着剤27と、第一、第二の電極膜12、22とで囲まれた押圧空間39を通過し、押圧空間39真上位置で第二の電極膜22を通過する。
ここでは、積層体2の第二の基板20が配置された側の面には偏光板32が貼付されている。第二の樹脂フィルム21は位相差フィルムで構成されており、第二の電極膜22を通過した光は第二の樹脂フィルム21で偏光板32に対する光学的なずれが補正された後、偏光板32に吸収されることなく外部に放出される。
これに対し、タッチパネル1に入射する外光は、偏光板32を透過したとしても、第二の樹脂フィルム21を透過し、表示面35で反射された後、再び第二の樹脂フィルム21を透過することで入射時とは逆方向に偏光されるので、外部に放出されることなく偏光板32に吸収される。従って、このタッチパネル1では外光反射が少なく、表示装置30で表示される画像が偏光板32側から鮮明に観察される。
尚、偏光板32の表面には、透明なハードコート層43を有する透明なPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂フィルム42が透明な接着剤層41を介して貼付されており、偏光板32はこのハードコート層43とPET樹脂フィルム42とからなるオーバーコート33によって外部衝撃から保護される。
次に、このタッチパネル1を用いて情報を入力する工程について説明する。入力者はタッチパネル1の偏光板32側の面から、表示装置30によって表示される画像を観察し、その画像情報によって選択した位置を指やペン等の入力手段によって偏光板32側から押圧する。
第一の電極膜12の表面には複数個のスペーサ18が所定間隔を空けて配置されており、各スペーサ18の高さは、第一、第二の電極膜12、22との間の距離よりも低いので、タッチパネル1が押圧されないときには、スペーサ18の先端は第二の電極膜22の表面から離間しているが、タッチパネル1を積層体2の第二の基板20側から押圧し、第二の基板20の押圧された部分が曲がると、押圧された位置で第二の電極膜22がスペーサ18の先端に接触する。
各スペーサ18は導電性樹脂で構成されており、第一の電極膜12と電気的に接続されているので、第二の電極膜22がスペーサ18と接触すると、第一、第二の電極膜12、22が押圧された位置で電気的に接続される。
第一、第二の配線膜14、24は不図示の分析装置に接続され、該分析装置により第一の第二の配線膜14、24へ電流を供給すると同時に、その電位変化を測定可能になっており、上述したように第一、第二の配線膜14、24はそれぞれ第一、第二の電極膜12、22に電気的に接続されているので、押圧したときの電位変化を検出することで、第一、第二の電極膜12、22が電気的に接続された位置が特定され、入力情報として処理される。
次に、このタッチパネル1を製造する工程について説明する。先ず、第一の樹脂フィルム11上にスパッタ法等により第一の電極膜12を成膜する。次いで、第一の電極膜12表面の第一の樹脂フィルム11端部から所定距離だけ内側の領域に、スクリーン印刷法で導電性樹脂からなる複数個のスペーサ18を所定間隔を空けて形成する。
次に、スクリーン印刷法によりスペーサ18が形成された領域を取り囲むように絶縁性樹脂を塗布してリング状の第一の下部絶縁層13を形成し、第一の下部絶縁層13の内周端部よりも所定距離だけ外側の位置にスクリーン印刷法により銀ペーストからなる第一の配線膜14と、絶縁樹脂からなる第一の上部絶縁層15とを形成すると、図1(a)に示すような第一の基板10が得られる。
次に、接着フィルムからなる第二の接着剤29を、第一の基板10の第一の樹脂フィルム11が配置された側の面に貼付し、第一の下部絶縁層13の内周端部と、第一の配線膜14との間の位置で、第一の基板10と、第二の接着剤29を穿設すると、第一の樹脂フィルム11と、第一の電極膜12と、第一の下部絶縁層13とを貫通する空気孔19と、第二の接着剤29を貫通し、該空気孔19と連通する貫通孔28とが同時に形成される(図1(b))。
次に、両面粘着テープからなるリング状の第一の接着剤27を用意し、該第一の接着剤を、空気孔19の開口が位置し、かつスペーサ18が形成された領域が露出するように第一の上部絶縁層15表面に貼付する(図1(c))。
これとは別に図2(a)に示した第二の基板20の、第二の樹脂フィルム21が配置された側の面に、透明な第三の接着剤34を介して偏光板32を貼付し、更に上述したオーバーコート33を透明な接着剤層41を介して貼付する。図2(b)はオーバーコート33が第二の基板20に貼付された状態を示している。
その第二の基板20の電極膜22が露出する面と、第一の基板10のスペーサ18が露出する面とを対向させて位置合わせを行い、第二の上部絶縁層25を第一の接着剤27に密着させると、第一、第二の基板10、20が貼り合わされ、図1(d)に示すような積層体2が構成される。
この状態では、空気孔19の開口と、スペーサ18とが位置する領域が、第一の接着剤27と、第二の基板20とで取り囲まれて押圧空間39が構成されており、この押圧空間39は空気孔19と、空気孔19に連通する貫通孔28によって積層体2の外部空間に接続されている。
次に、この積層体2を表示装置30に貼り付ける工程について説明する。図4の符号90は積層体2を表示装置30に貼り付ける貼り合わせ装置の一例を示しており、この貼り合わせ装置90は下部プレート91と上部プレート95とを有している。
上部プレート95はアルミニウム等の金属で構成されているのに対し、下部プレート91の上部プレート95と対向する載置面94は伸縮性の樹脂フィルム(例えば、80〜300メッシュのポリエステル樹脂フィルム)で構成されており、下部プレート91内部に配置された押圧ロール93を押し上げると、載置面94を構成する樹脂フィルムが持ち上げられるようになっている。
先ず、積層体2を第二の接着剤29が配置された側の面を上側に向けた状態で下部プレート91の載置面94上に載せ、表示装置30を表示面を下側に向けた状態で上部プレート95に保持させ、積層体2と表示装置30の位置合わせを行う。
この状態では、積層体2は貼着対象物30から離間しているが、押圧ロール93を持ち上げると、押圧ロール93が樹脂フィルムを挟んで積層体2の端部を表示装置30に押圧し、積層体20の押圧された部分が表示装置30に貼付される。
積層体2を押圧しながら押圧ロール93を空気孔19が位置する端部に向かって移動させると、積層体2の押圧ロール93が通過した部分は第二の接着剤29によって表示装置30に貼着されるので、表示装置30に密着した状態が維持されるが、積層体2の押圧ロール93が通過していない部分は自重により表示装置30から離間し、空気孔19は塞がれていない。
従って、押圧ロール93が積層体2の押圧空間39を通過するときには、押圧によって押し退けられた押圧空間39の空気は、空気孔19を通って外部空間に押し出されるので、押圧空間39が密閉されている場合に比べて押圧ロール93にかかる反発力が小さく、第二の基板20は第一の基板10に押し付けられ、第二の電極膜22がスペーサ18に接触する。
第二の電極膜22がスペーサ18に接触すると、第二の電極膜22とスペーサ18とが離間しているときに比べて積層体2が表示装置30に押し付けられる力が強く働くので、積層体2が貼着対象物30に強固に貼着される。
空気孔19は積層体2の外周よりも内側であって、スペーサ18が配置された領域(接続領域)よりは外側に位置しており、押圧は接続領域を挟んで空気孔19とは反対側の位置から開始されるので、接続領域の貼着が終了した後に空気孔19が位置する部分が表示装置30に密着し、貼着される。
積層体2の空気孔19が位置する部分が表示装置30に貼着されると、空気孔19に連通する貫通孔28の開口と、その周囲が表示面35で覆われ、空気孔19が表示装置30で塞がれた状態になり、押圧空間39が外部空間から遮断される。
空気孔19は接続領域と多層体との間に位置するので、空気孔19が塞がれた後、更に押圧ロール93を移動させると、積層体2の多層体が位置する部分であって、空気孔19よりも外側の端部が表示装置30に貼着され、結果として積層体2の一端から他端まで全て表示装置30に貼着され、図3に示すようなタッチパネル1が得られる。
このタッチパネル1では積層体2を表示装置30に貼付する際に押圧空間39から余分な空気が押し出されているので、タッチパネル1を第二の基板20側から押圧して情報を入力するのに必要な動作荷重が0.1N以上0.3N以下と小さい。
空気孔19は貼着対象物30で塞がれるため、タッチパネル1の内部に埃や水分等の汚染原因物質が浸入し難い。また、従来の製造方法では空気孔を塞ぐ工程が別に必要であったのに対し、本発明では空気孔19は積層体2を貼着対象物に貼り合わせる工程で塞がれるので、従来よりも工程数が少なくてすむ。
以上は、空気孔19と貫通孔28を同時に形成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。空気孔19と貫通孔28の形成方法の他の例について説明すると、先ず、第一の基板10に第二の接着剤29を貼付する前に、第一の基板10に空気孔19を形成しておく(図6(a))。
予め所定位置に貫通孔28が設けられた第二の接着剤29を用意し、空気孔19と貫通孔28が対向するように位置合わせを行った後、第二の接着剤29を第一の基板10に貼付すれば、図6(b)に示すように空気孔19と貫通孔28とが連通する。
以上は貼着対象物として表示装置30のように硬く弾性の無いものを用い、積層体2を貼着対象物に押しつけて貼り合わせを行う場合について説明したが本発明はこれに限定されるものではない。図5の符号5は本発明のタッチパネルの他の例を示している。このタッチパネル5では、第一の基板10は貼着対象物である偏光板32に貼付され、空気孔19はその偏光板32で塞がれている。
このタッチパネル5を製造する工程の一例を説明すると、先ず、第一、第二の基板10、20を貼り合わせて積層体2を形成し、第一の基板10に第二の接着剤29を貼付し、第二の接着剤に空気孔19と連通する貫通孔28を形成しておく。
この状態の積層体2を上部プレート95に保持させ、偏光板32を下部プレート91の載置面94に載せ、押圧ロール93によって偏光板32の端部を積層体2の空気孔19とは反対側の端部に押し付けると、偏光板32の端部が積層体2に貼着される。
偏光板32は樹脂フィルムのような弾性体で構成されているので、積層体2に貼着されていない部分は自重により積層体2から離間し、空気孔19は塞がれておらず、押圧ロール93が押圧空間39を通過するときに、押圧空間39の空気が押し出され、押圧ロール93が空気孔19が位置する部分を通過すると、空気孔19が偏光板32で塞がれた状態になる。
このタッチパネル5においても、偏光板32を第一の基板10に貼り合わせる際に、押圧空間39の空気が空気孔19から抜けるので、偏光板32と第二の接着剤29との間に空気溜りが生じにくい。
このように本発明の貼着対象物は表示装置に限定されるものではなく、また表示装置20や偏光板32以外にも、他のガラス基板等種々のものを用い、積層体2との貼り合わせを行うことができる。
貼着対象物として偏光板32を用いる場合には、偏光板32を積層体2に貼付した後に、接着剤37を介して積層体2を表示装置30に貼付してもよいが、偏光板32によって空気孔19を塞いだ後に積層体2を表示装置30に貼付すると、表示装置30と積層体2との間に空気溜りが発生することがあるので、積層体2と表示装置30との貼り合わせの後に、偏光板32を貼付することが望ましい。
しかしながら、表示装置30は他の部材よりも高価なので、偏光板32を積層体2に貼付する工程よりも、積層体2を表示装置30に貼付する工程を先にすると、歩留まりによる損失が大きくなってしまう。従って、積層体2の第一の基板10側の面に貼付する貼着対象物は偏光板32よりも表示装置30であることが好ましい。
以上は、第一の基板10にスペーサ18が形成された場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スペーサ18は第二の基板20に設けてもよいし、第一、第二の基板10、20の両方に設けてもよい。
また、第一、第二の基板10、20のいずれにもスペーサを設けないことも可能であり、この場合は、第一、第二の電極膜12、22が直接接触することで互いに電気的に接続される。スペーサを設けない場合には、第一、第二の電極膜12、22が接触する領域が接続領域となり、この場合も空気孔19を接続領域の外側に儲け、その接続領域の空気孔19とは反対側の位置から空気孔19に向かって押圧ロール93を移動させれば、押圧空間39の空気が押し出され、積層体2が貼着対象物30に強固に貼着されることになる。
要するに、本発明は第一、第二の電極膜12、22が接続される領域の外側に、押圧空間39と積層体2の外部空間を接続する空気孔19を設け、接続領域を挟んで空気孔19とは反対側の位置から空気孔19に向かって積層体2を貼着対象物に押圧する位置を移動させ、積層体2と貼着対象物との貼り合わせを行うものである。積層体2の接続領域が位置する部分の貼り合わせが終了した後に空気孔19が塞がれるのであれば、押圧ロール93の移動方向も特に限定されるものではない。
以上は空気孔19が第一の樹脂フィルム11と、第一の電極膜12と、第一の下層絶縁層13とを貫通する場合について説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、空気孔19は第一の基板10表面から裏面まで貫通し、表示装置30に貼付される前の積層体2の押圧空間39を外部空間と接続するものであれば、例えば、空気孔19が第一の配線膜14や第一の上部絶縁層15を貫通してもよいし、空気孔19が第一の樹脂フィルム11だけを貫通していてもよい。
以上は積層体2に空気孔19が1つ設けられた場合について説明したが、空気孔19の数は特に限定されるものではない。空気孔19を2つ以上設ける場合には、少なくとも1つの空気孔が積層体2の接続領域が貼付された後に塞がるように押圧ロール93を移動させればよい。
以上は、積層体2に第二の接着剤29を貼付してから、貼着対象物に貼付する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、積層体2表面に第二の接着剤を配置せず、貼着対象物表面に第二の接着剤を配置してもよいし、積層体2表面と貼着対象物表面の両方に第二の接着剤29を配置してもよい。貼着対象物表面に第二の接着剤を配置する場合には、第二の接着剤29に貫通孔を形成する必要がなく、また、第二の接着剤29はフィルム状であってもよいし、ペースト状であってもよい。
以上は第二の接着剤29を積層体2表面と貼着対象物30表面のいずれかに配置して貼り合わせを行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第一の樹脂フィルム11を熱硬化性樹脂を有する接着フィルムで構成し、第一の樹脂フィルム11表面を直接貼着対象物に密着させ、加熱押圧すれば、第一の樹脂フィルム11の接着性によって積層体2が貼着対象物に貼付される。
この場合は、第一の樹脂フィルム11を構成する熱硬化性樹脂としては、偏光板特性を損なわない程度の低温で硬化する低温硬化型熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。
以上は第一、第二の電極膜12、22が第一、第二の樹脂フィルム11、21表面に全面成膜された場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第一、第二の電極膜12、22を所定パターンにパターニングして形成してもよい。第一電極膜12をパターニングする場合には、空気孔19を第一の電極膜12に貫通して形成する必要がなく、第一の樹脂フィルム11に形成された空気孔19を避けるように第一の電極膜12をパターニングしてもよい。
以上は、表示装置30がLCDで構成された場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、CRT(Cathode−ray tube)モニター、ELD(Electro Luminescence Display)等、種々の表示装置を用いることもできる。
積層体2を貼着対象物に押し当てる手段も押圧ロールに限定されるものではなく、種々の押圧手段を用いることができる。また、積層体2を貼着対象物に押圧する際に加熱を行う場合には、押圧ロールに加熱手段を内蔵させることもできる。
以上は、積層体2を下部プレート91上に配置し、貼着対象物30を下部プレート91上の上部プレート95に保持させる場合について説明したが、貼り合わせのときの積層体2の向きと貼着対象物30の向きは特に限定されるものではなく、積層体2を押圧ロールで貼着対象物30に押し当てるような機械構成であれば、例えば、押圧ロールが設けられた上部プレートに積層体2を保持させ、上部プレート下方の下部プレートに貼着対象物を載置してもよい。
しかしながら、積層体2を貼着対象物10の下方に載置する場合には、積層体2の押圧ロール93が通過しない部分が自重で貼着対象物から離間した状態となるので、特に保持器具等を用いなくても空気孔19を貼着対象物30で塞がずに貼り合わせを行うことができる。
(a)〜(d):積層体を製造する工程を説明する断面図 (a)、(b):第二の基板を説明するための断面図 本発明のタッチパネルの一例を説明するための断面図 積層体を貼着対象物に貼付する工程を説明するための断面図 本発明のタッチパネルの他の例を説明するための断面図 (a)、(b):空気孔と貫通孔を形成する他の方法を説明する断面図 従来技術のタッチパネルを説明するための断面図
符号の説明
1、5……タッチパネル 2……積層体 10……第一の基板 11……第一の樹脂フィルム 12……第一の電極膜 19……空気孔 20……第二の基板 21……第二の樹脂フィルム 22……第二の電極膜 28……貫通孔 29……第二の接着剤 30……表示装置 32……偏光板 39……押圧空間

Claims (7)

  1. 第一の樹脂フィルムを有する第一の基板と、第二の樹脂フィルムを有する第二の基板とが離間して第一の接着剤で貼り合わされ、前記第一の基板と前記第二の基板との間の空間であって、前記第一の接着剤で取り囲まれた空間で押圧空間が構成され、
    前記押圧空間上の前記第一、第二の基板のいずれか一方の所望位置を押圧すると、前記第一の基板の電極膜と前記第二の基板の電極膜とが電気的に導通するように構成された積層体と、貼着対象物とを互いに貼り合わせ、タッチパネルを製造するタッチパネルの製造方法であって、
    前記積層体と前記貼着対象物の貼り合わせは、前記第一の樹脂フィルムに前記押圧空間と前記積層体の外部空間とを接続する空気孔を予め設けておき、
    前記空気孔から前記押圧空間の空気が押し出されるように、前記積層体と前記貼着対象物のいずれか一方又は両方を押圧し、前記押圧空間から前記空気を押し出した後、前記空気孔を前記貼着対象物で塞ぐタッチパネルの製造方法。
  2. フィルム状であって、表面から裏面まで貫通する貫通孔が設けられた第二の接着剤を作製しておき、
    前記第一の基板と前記第二の接着剤とを位置合わせし、前記貫通孔と前記空気孔とが連通するように前記第二の接着剤を前記第一の基板の前記貼着対象物に貼着される側の面に密着させた後、前記積層体を前記貼着対象物に押し当て、前記積層体と前記貼着対象物とを前記第二の接着剤によって貼り合わせる請求項1記載のタッチパネルの製造方法。
  3. 前記第一の基板の前記貼着対象物に貼付される側の面に、フィルム状の第二の接着剤を密着させ、
    前記第一の樹脂フィルムと、前記第二の接着剤とを穿設し、前記空気孔を形成すると共に、前記第二の接着剤に前記空気孔と連通する貫通孔を形成し、
    前記第一、第二の基板を貼り合わせて前記積層体を形成した後、
    前記積層体を前記貼着対象物に押し当て、前記積層体と前記貼着対象物とを前記第二の接着剤によって貼り合わせる請求項1記載のタッチパネルの製造方法。
  4. 前記貼着対象物の前記第一の基板が貼着される側の面に第二の接着剤を密着させた後、前記積層体を前記貼着対象物に押し当て、前記積層体と前記貼着対象物とを前記第二の接着剤を介して貼り合わせる請求項1記載のタッチパネルの製造方法。
  5. 前記積層体を押圧ロールで押圧しながら、前記押圧ロールを前記空気孔が位置する部分向かって移動させ、前記押圧空間から前記空気を押し出す請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のタッチパネルの製造方法。
  6. 第一、第二の基板が所定領域を取り囲む第一の接着剤で貼り合わされた積層体を有し、前記所定領域が位置する部分を前記第一、第二の基板のいずれか一方の側から押圧すると、前記第一の基板の電極膜と、前記第二の基板の電極膜が導通されるように構成されたタッチパネルであって、
    前記第一の基板には表面から裏面まで貫通する空気孔が設けられ、
    前記積層体の前記第一の基板が配置された側の面には貼着対象物が貼りあわされ、
    前記空気孔は前記貼着対象物で覆われたタッチパネル。
  7. 前記貼着対象物は表示装置で構成された請求項6記載のタッチパネル。
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