JP2000289529A - トノカバー装置 - Google Patents

トノカバー装置

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JP2000289529A JP11102136A JP10213699A JP2000289529A JP 2000289529 A JP2000289529 A JP 2000289529A JP 11102136 A JP11102136 A JP 11102136A JP 10213699 A JP10213699 A JP 10213699A JP 2000289529 A JP2000289529 A JP 2000289529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーシートの引出し側の端部にボードを有
していても、部品点数の少ない簡単・コンパクトな構成
のもとに、カバーシートの巻取り状態でそのボードが自
重により垂れ下がることを確実に防止することのできる
トノカバー装置を提供する。 【解決手段】 カバーシート1の引出し側の端部に結合
されたステイ4の両端に設けられ、車体の係止部に係合
することによってカバーシート1の展張状態を維持する
ための一対の係止具5に、上記係合のための第1係合部
51に加えて、ケーシング3のカバーシート引出口31
に対して係合する第2係合部52を一体的に形成し、そ
の第2係合部52は、カバーシート引出口31を拡開す
る向きに弾性変形させつつ嵌まり込むことによってケー
シング3に係合するように構成することで、カバーシー
ト1の巻取り状態においてその引出し側の端部に巻取力
と弾性変形の復元力による挟持力を作用させ、自重によ
る垂れ下がりを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のリアシー
トの後部に設けられた荷室を覆うトノカバー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハッチバック型自動車のようにリアシー
ト後方に荷室を備えた自動車においては、一般に、その
荷室内に積載された荷物を覆い隠して外部から視認でき
なくすると同時に、美観を向上させるために、必要に応
じて荷室を覆うことのできるトノカバー装置が装着され
る。
【0003】この種のトノカバー装置は、基本的に、荷
室を覆うカバーシートと、そのカバーシートの一端が結
合され、所定の向きに回動付勢されることによってその
カバーシートを巻き取る巻取軸と、その巻取軸とそれに
巻き取られたカバーシートを収容して荷室の車両前方側
の縁部(以下、荷室前縁部と称する)近傍に取り付けら
れるケーシングと、カバーシートの他端部に結合された
ステイと、そのステイの両端に取り付けられて車両の係
止部に対して係合することにより、カバーシートの展張
状態を維持する一対の係止具によって構成され、ケーシ
ングには、カバーシートの幅方向に沿ってスリット状に
開口するカバーシート出入口が車両後方に向けて形成さ
れる。
【0004】また、カバーシートの他端側、つまりカバ
ーシートの引出し側の端部には、荷室の車両後方側の縁
部(以下、荷室後縁部と称する)近傍をできるだけ密に
覆うべく、その縁部形状に沿わせた形状のボードが一体
化される場合が多い。このようなボードは例えば略一様
な厚みの樹脂の成形体等からなり、当然のことながら巻
取軸に巻き取ることはできず、カバーシートの巻取り状
態ではケーシングのカバーシート出入口の外側に位置す
ることになるが、従来のトノカバー装置においては、ボ
ードは自重によって垂れ下がった状態となり、車両の振
動等によってリアシートに接触して異音が発生する場合
があった。また、カバーシートの巻取り状態においてボ
ードが垂れ下がっていると、荷室に荷物を押し込んだと
きにボードが荷物とリアシートの間に挟み込まれ、荷室
を覆うためにはその都度ボードを引き上げる必要があっ
た。
【0005】以上のような問題を解決する技術として、
従来、特公平3−70650号公報に開示された技術が
知られている。この公報記載の技術においては、カバー
シートの巻取軸を収容するケーシングの両端を塞ぐキャ
ップに、それぞれ押圧レバーの中央部を回動自在に支持
してその一端をカバーシート出入口から外方に臨ませる
とともに、その押圧レバーを外方の端部がカバーシート
から離れる向きに回動付勢する一方、カバーシートの両
側縁部には、カバーシートの巻取り時に押圧レバーの内
方側の端部に当接する駒を装着し、その各駒によってカ
バーシートの巻取り時に各押圧レバーを反付勢方向に回
動させて、カバーシートの引出し側の端部に取り付けた
シャフトの両端を各押圧レバーとキャップとの間で挟持
することによって、巻取り状態のカバーシートの引出し
側の端部をケーシングに対して保持し、その垂れ下がり
を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報に記載の技術によれば、カバーシートの巻取り時に押
圧レバーを回動させる駒はカバーシートに直接的に装着
されるため、展張時のカバーシートにその駒の荷重が掛
かり、その駒の装着部分のカバーシートが徐々に垂れ下
がって皺が生じ、美観を損なうという欠点がある。
【0007】また、この公報記載の技術においては、カ
バーシートの引出し側の端部に取り付けられるシャフト
を押圧レバーとケーシング両端のキャップとの間に挟み
込むために、キャップに車両の後方側に突出する翼部を
形成する必要があり、キャップが大型化して装置全体も
大きくなって組み付けにくく、部品数も多くなるという
問題もある。
【0008】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
すべくなされたもので、カバーシートの引出し側の端部
にボードを有していても、カバーシートの巻取り状態に
おいてそのボードが垂れ下がることを確実に防止するこ
とができ、しかも、前記公報記載の技術に比して部品点
数が少なく、かつ、簡単でコンパクトな構成のもとに、
展張時におけるカバーシートに皺がよるといった不具合
も生じないトノカバー装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のトノカバー装置は、車両の荷室を覆うため
のカバーシートと、そのカバーシートの一端部が結合さ
れ、かつ、一定の向きに回動付勢されて当該カバーシー
トを巻き取る巻取軸と、その巻取軸を収容してその両端
部を回動自在に支持するとともに、荷室の前縁部近傍に
車幅方向に沿って取り付けられ、車両後方に向けて開口
するスリット状のカバーシート出入口が形成されたケー
シングと、カバーシートの他端部に結合され、かつ、そ
の両端に車両の係止部に係合して当該カバーシートの展
張状態を維持するための一対の係止具が装着されるステ
イと、そのステイに結合されてカバーシートの他端部に
一体化され、当該カバーシートの展張時において荷室の
後縁部近傍を覆うボードを備えたトノカバー装置におい
て、上記一対の係止具には、それぞれ、車両の係止部に
係合する第1係合部のほかに、ケーシングのカバーシー
ト出入口に係合する第2係合部が一体形成されていると
ともに、ケーシングは、そのカバーシート出入口が開口
幅を広げる向きに弾性変形可能に形成され、各係止具の
第2係合部はそのカバーシート出入口に対して、当該出
入口を弾性変形させつつ嵌まり込むことによって係合す
るように構成されていることによって特徴づけられる
(請求項1)。
【0010】ここで、本発明においては、各係止具の第
2係合部の上面に、カバーシート出入口の上縁部が嵌ま
り込む溝を形成した構成(請求項2)を採用することが
でき、更にその溝については、その両側壁のうち、カバ
ーシート出入口に係合した状態でケーシングの内側の位
置する側壁を、カバーシート出入口への挿入方向に対し
て垂直な面によって形成し、その反対側の側壁を、溝底
部よりも溝開口部が広くなる向きに傾斜した斜面によっ
て形成した構成(請求項3)を併せて採用することがで
きる。
【0011】また、本発明においては、各係止具の第2
係合部のカバーシート出入口に対する挿入側の先端部
を、先端に向くほど厚みが薄くなるくさび状の形状とし
た構成(請求項4)を採用することができる。
【0012】更に、本発明においては、各係止具の下面
に、カバーシート出入口に対する係合状態で当該カバー
シート出入口の下方においてケーシング表面に当接する
ストッパを突出形成した構成(請求項5)を採用しても
よい。
【0013】本発明は、カバーシートの引出し側の端部
に結合されたステイの両端に設けられて、カバーシート
を展張して荷室を覆った状態を維持すべく車両の係止部
に対して係合する一対の係止具を利用して、その各係止
具をケーシングのカバーシート出入口に係合させ、か
つ、ケーシングをカバーシート出入口が開口幅を広げる
向きに弾性変形可能に形成することによって、少ない部
品点数並びに簡単な構成のもとに、カバーシートの引出
し側の端部の垂れ下がりを防止しようとするものであ
る。
【0014】すなわち、一対の係止具に、車両の係止部
に対して係合する第1係合部のほかに、ケーシングのカ
バーシート出入口に係合する第2係合部を一体形成し
て、その第2係合部をカバーシート出入口に嵌め込むこ
とによってその出入口を拡開させるようにケーシングを
弾性変形させると、そのケーシングの復元力が各係止具
に対して挟持力として作用することになり、その挟持力
と巻取軸による巻取力とによってカバーシートの引出し
側の端部は確実に保持され、そこに一体化されたボード
は垂れ下がることなく水平状態を保つ。
【0015】また、第2係合部の上面にシートカバー出
入口の上縁部が嵌まり込む溝を形成する請求項2に係る
発明の構成を採用すれば、第2係合部とシートカバー出
入口との係合位置が安定して保持力も安定したものとな
るとともに、第2係合部がカバーシート出入口に係合し
ている状態においてボードが自重によって垂れ下がる向
きに回転しようとしたとき、ケーシングの内側に位置す
る側の溝の側壁がカバーシート出入口の上縁部に当接し
て、その回動を阻止するように機能し、第2係合部がカ
バーシート出入口から離脱することを防止することがで
きる。また、この溝の形成によって第2係合部をカバー
シート出入口に対して嵌め込んで係合させる際に、その
係合が全うしたことを感覚的に把握することが容易とな
る。
【0016】また、この溝と、第2係合部の形状をその
挿入側の先端ほど薄くなるくさび状とする請求項4に係
る発明の特徴的構成とを併用すれば、第2係合部がカバ
ーシート出入口に係合している状態においてボードの先
端(車両後方側端部)に対して上向きの力を加えたと
き、カバーシート出入口の上縁と第2係合部の上面の溝
との接触部位を支点としてボードが回動し、この回動に
よりカバーシート出入口の下縁部に接触する第2係合部
の下面の部位は徐々に先端側に移動し、カバーシート出
入口に対して嵌まり込んでいる部位における第2係合部
の厚みは徐々に薄くなっていくため、第2係合部のカバ
ーシート出入口からの取外しが容易となるという利点が
ある。
【0017】そして、上記の溝の形状を、カバーシート
出入口に係合している状態においてケーシングの外側に
位置する側壁を、溝底部よりも溝開口部が広くなる向き
に傾斜させる請求項3に係る発明の構成を採用すると、
カバーシート出入口の上縁部とその斜面との接触状態に
おいて、ケーシングの復元力によってカバーシート出入
口の上縁部が常に溝の最深部に嵌まり込むように第2係
合部がスライドし、両者の係合関係がより安定したもの
となり、外力の作用によって係合位置がずれることを防
止することもできる。
【0018】第2係合部のカバーシート出入口に対する
挿入側の先端部を、その先端ほど厚みが薄くなるくさび
状に形成する請求項4に係る発明の構成の採用により、
カバーシート出入口に対する挿入が容易となり、上記し
た溝の形成と相まって第2係合部とカバーシート出入口
との係合を容易かつ確実なものとすることができる。
【0019】そして、第2係合部の下面に、カバーシー
ト出入口に対する係合状態においてその下方のケーシン
グ表面に当接するストッパを突出形成する請求項5に係
る発明の構成の採用により、これら両者の係合状態にお
いてボードが垂れ下がる向きに回動することが阻止さ
れ、ボードは常に水平状態に維持される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好適な実施の形態について説明する。図1は本発明の実
施の形態を展張状態で示す平面図であり、図2はその要
部拡大図で、図3は図2のA−A断面図、図4は同じく
図2のB−B断面図である。
【0021】車両の荷室Cの幅と略同等の幅を有するカ
バーシート1はその一端が巻取軸2に結合されている。
巻取軸2は、荷室Cの前縁部に一対のケーシングホルダ
30を介して両端が装着されるケーシング3内に回動自
在に支承されているとともに、図示しないつる巻きばね
等の付勢手段によって一定の向きに回動付勢され、その
付勢力によって、カバーシート1に外力を加えない状態
では巻取軸2が上記の向きに回動し、カバーシート1が
巻取軸2の周囲に巻回されてケーシング3内に収容され
るように構成されている。
【0022】カバーシート1の他端にはステイ4が結合
されており、そのステイ4の両端に一対の係止具5,5
が固着されている。各係止具5,5には、その詳細構造
については後述するが、それぞれ荷室Cの後縁部近傍の
両内側壁に形成された係止部(図示せず)に係合する第
1係合部51が形成されており、その第1係合部51を
荷室の係止部に係合させることによって、カバーシート
1が展張して荷室Cの上面部を覆った図1に示す状態を
維持できるようになっている。
【0023】ステイ4は、図3および図4に示すよう
に、荷室Cの後縁部側に向けて開口する一様な開口部4
1を有し、その開口部41にボード6が嵌め込まれるこ
とによって、ステイ4とボード6とが互いに結合されて
いる。また、カバーシート1の引出し側の端部は、本体
シート11がステイ4およびボード6の上面を覆い、そ
の先端部に別部材からなる端縁用シート12の一端が縫
製され、更にその端縁用シート12の他端に裏面用シー
ト13が縫製されて、全体としてステイ4およびボード
6を袋状に包み込んでいる。以上の構成により、カバー
シート1の巻取軸2に対する引出し側の端部、つまり展
張状態における荷室Cの後縁部に、ステイ4並びにボー
ド5が一体化されている。ボード5の平面形状は、荷室
Cの後縁部の平面形状と略等しく、これによりカバーシ
ート1の展張状態において荷室Cの略全面をボード5を
含むカバーシート1によって覆うことができるようにな
っている。なお、ステイ4の両端を除く中央部分は、図
4に示すように断面円弧状の部分が形成され、強度並び
に取扱い性を向上させている。
【0024】図5はケーシング3の縦断面図である。ま
た、図6はステイ4の両端に固着された係止具5の説明
図で、図6(A)はステイ4の軸方向から見た正面図
で、同図同図(B)、(C)および(D)にはそれぞれ
その平面図、右側面図および底面図を示している。
【0025】ケーシング3は例えばポリ塩化ビニル樹脂
等の比較的弾性に富んだ合成樹脂の成形体であり、全体
として断面矩形の筒状体であって、車両後方側に向けて
スリット状に一様な開口幅で開口するカバーシート出入
口31が形成されており、そのカバーシート出入口31
の上縁部および下縁部には、それぞれケーシング1内部
に円弧状に折り返されてなる上縁折返し部31aと下縁
折返し部31bが形成されている。また、カバーシート
出入口31は、ケーシング3の矩形断面の1つのコーナ
ー部32に隣接して形成され、そのコーナー部32とカ
バーシート出入口31の上縁折返し部31aとの間の壁
体33は、ケーシング3の上面に対して略45°の角度
でカバーシート出入口31から後退する向きに傾斜して
いる。
【0026】係止具5は同じく合成樹脂の成形体であ
り、前記した荷室Cの係止部に係合してカバーシート1
の展張状態を維持するための突起状の第1係合部51と
ともに、図3および図6に示すように、ケーシング3の
カバーシート出入口31に対して係合する第2係合部5
2が一体成形されている。また、この係止具5には、そ
の内側に空洞部53が形成されており、その空洞部53
内に突起54が形成されているとともに、中心部には貫
通孔55が形成されている。ステイ4に対しては、図3
に示すように、ステイ4の開口部41に突起54が嵌ま
り込み、かつ、空洞部53内にステイ4が入り込んだ状
態で、貫通孔55にねじを通してステイ4に対して締結
することによって行われる。この構成により、ステイ4
の開口部41に開口幅が狭くなる向きの外力が作用した
ときにステイ4が塑性変形することを防止すると同時
に、係止具5が同じ向きに弾性変形して樹脂が伸ばされ
て白色化することを防止している。
【0027】また、係止具5の空洞部53は第1係合部
51の内側にまで及んでおり、図2に示すように、ステ
イ4の先端に形成された突出部42がその第1係合部5
1の空洞部分に嵌まり込んだ状態となって第1係合部5
1を補強するように考慮されている。
【0028】係止具5の第2係合部52は、第1係合部
51が形成されている辺Fに直交する辺Sに形成され、
先端ほど厚みが薄くなったくさび形状部52aと、その
くさび形状部52aの終端部分の上面に形成され、辺S
に沿って伸びる溝52bと、その溝52bの形成面の裏
面側に突出するストッパ52cによって構成されてい
る。くさび形状部52aの厚みは、先端部ではケーシン
グ3のカバーシート出入口31の開口幅よりも薄く、終
端部ではその開口幅よりも厚くなっている。また、溝5
2bの両側壁のうち、くさび形状部52aの先端側の側
壁Wiは溝52bの形成面に対して垂直であり、それと
反対側の側壁Woは、溝底部よりも溝開口部が広くなる
向きに傾斜した斜面によって形成されている。
【0029】以上の本発明の実施の形態は、一対の係止
具5の第1係合部51の車両の係止具に対する係合を解
くことによって、カバーシート1が巻取軸2に巻き取ら
れてケーシング3内に収容される。この巻取軸2による
カバーシート1の巻取りの最終段階において、一対の係
止具5をケーシング3のカバーシート出入口31に係合
させる。
【0030】この係合に際しては、図7(A)〜(C)
に係止具5の内部構造を省略した模式的断面図を示すよ
うに、くさび形状部52aをその先端からカバーシート
出入口31に対して水平に差し込む(図7(A))。カ
バーシート出入口31に対してくさび形状部52aをあ
る程度以上差し込むと、カバーシート出入口31にはそ
の開口幅よりも厚い部分が挿入された状態となり、それ
以降は、ケーシング3は略45°で後退している壁体3
3が上方に持ち上げられるように、つまりカバーシート
出入口31の開口幅が拡開する向きに弾性変形を開始す
る(図7(B))。くさび形状部52aを更に差し込ん
でいくと、やがて、その上面の溝52b内にカバーシー
ト出入口31の上縁折返し部31aが嵌まり込んだ状態
となり、各係止具5は水平の姿勢でケーシング3のカバ
ーシート出入口31に対して安定して係合した状態とな
る(図7(C))。この状態においては、同時に係止具
5の下面側に突出形成されているストッパ52cが、カ
バーシート出入口31の下方においてケーシング3の表
面に当接する。
【0031】この安定係合状態においては、各係止具5
に対してステイ4を介して一体化されたボード6は水平
状態となり、このボード6を含むカバーシート1の引出
し側の端部には、巻取軸2によるカバーシート1の巻取
力と、ケーシング3の弾性的な復元力による各係止具5
の挟持力が作用し、ボード6は水平状態に保たれる。ま
た、ボード6に対して垂れ下がる向きの外力が作用して
も、係止具5の溝52bにカバーシート出入口31の上
縁折返し部31aが嵌まり込み、かつ、ストッパ52c
がカバーシート出入口31の下方においてケーシング3
の表面に当接しているため、ボード6の回動は阻止され
て水平の姿勢を維持する。従って、車両の振動等によっ
てボード6がリアシートに衝突して異音を発生すること
はない。
【0032】また、各係止具5のカバーシート出入口3
1に差し込んでこれら両者を係合させる操作において
は、先端ほど厚さの薄いくさび形状部52aを差し込む
ため、差し込み当初の位置決めが容易で比較的弱い力で
簡単に差し込むことができ、また、溝52bにカバーシ
ート出入口31の上縁折返し部31aが嵌まり込むこと
によって安定結合状態となったことを感覚的に容易に認
識することができる。更に、溝52bの側壁のうち、係
合状態においてケーシング3の外側に位置する側壁Wo
が、溝底部よりも溝開口部が広がる向きに傾斜している
ため、各係止具5のカバーシート出入口31に対する差
し込み時において、カバーシート出入口31の上縁折返
し部31aが溝52bの側壁Woに接触することによ
り、ケーシング3の復元力により上縁折返し部31aが
常に溝52bの最深部に位置するように係止具5が自動
的に移動し、常に安定して一定の位置関係のもとに係止
具5をカバーシート出入口3に係合させることができ
る。
【0033】各係止具5がカバーシート出入口31に係
合されている状態から、カバーシート1を展張して荷室
Cを覆うには、水平状態に保持されているボード6をそ
の先端(車両後方側)が上に向くように回動させる。こ
れにより、各係止具5は、カバーシート出入口31の上
縁折返し部31aが嵌まり込んでいる上面の溝52bを
支点として回動する。このとき、カバーシート出入口3
1の下縁折返し部31bに対する係止具5の下面の当接
位置は徐々に先端側に移動し、従ってカバーシート出入
口31の上縁折返し部31aと下縁折返し部31bとの
間で挟まれている部位における係止具5の厚みは徐々に
薄い方へと移行し、各係止具5とカバーシート出入口3
1との係合関係を容易に解除することができ、その状態
でカバーシート1を引き出して各係止具5の第1係合部
51を荷室Cの係止部に係合させることにより、カバー
シート1を展張して荷室Cを覆うことができる。
【0034】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れることなく、要は、カバーシート1の引出し側の端部
に結合されたステイ4の両端に設けられて荷室Cの係止
具に係合させることによってカバーシート1の展張状態
を維持するための一対の係止具5に、上記係合のための
第1係合部51と併せて、ケーシング3のカバーシート
出入口31に対して係合する第2係合部52を一体的に
形成し、その第2係合部52をカバーシート出入口31
に挿入することによって、その出入口31が拡開する向
きに弾性変形して各係止具5を挟持する構造であれば、
細部構造については種々の変形が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カバー
シートの引出し側の端部に結合されるステイの両端に装
着され、荷室の係止部に対して係合することによってカ
バーシートの展張状態を維持するための係止具に、その
係止部に対して係合する第1係合部のほかに、カバーシ
ートの巻取軸並びにそこに巻き取られたカバーシートを
収容するケーシングのカバーシート出入口に対して係合
する第2係合部を一体的に形成し、その第2係合部をカ
バーシート出入口に差し込むことによって、カバーシー
ト出入口が拡開する向きにケーシングが弾性変形し、第
2係合部がカバーシート出入口に弾性的に挟持された状
態でこれら両者が係合し、カバーシートの引出し側の端
部に一体化されているボードを水平状態に保持するか
ら、車両の走行時における振動等によってボードがリア
シートに衝突して異音を発生することを確実に防止する
ことができる。
【0036】しかも、カバーシートの引出し側の端部と
ケーシングとの係合は、特に専用の部品を追加したり、
あるいは部品を大型化することなく、カバーシート展張
用の係止具と、ケーシングのカバーシート引出口を利用
した簡単な構造のもとに実現しているため、従来のこの
種の係合機能を持つトノカバー装置に比して、部品点数
の削減並びにコンパクト化を達成することができる。ま
た、カバーシートに係合用の部材を直接的に装着しない
ため、従来装置のように展張状態におけるカバーシート
に皺がよるといった不具合も生じない。
【0037】また、請求項2に係る発明のように、第2
係合部の上面に、カバーシート引出口の上縁部が嵌まり
込む溝を形成すれば、これら両者の係合関係が安定した
ものとなるとともに、カバーシートの引出し側の端部の
ボードが垂れ下がることをより確実に防止することがで
きる。その溝の側壁を斜面によって構成する請求項3に
係る発明の構成を採用すると、係合状態における第2係
合部とカバーシート出入口との位置関係が常に一定とな
って、係合操作の容易化と係合関係のより一層の安定化
を図ることができる。
【0038】更に、請求項4に係る発明のように、第2
係合部をカバーシート出入口に対する挿入端ほど厚さが
薄くなるくさび状とすると、第2係合部をスムーズにカ
バーシート出入口に挿入することが可能となり、係合操
作を容易化するうえで有効である。
【0039】更にまた、各係止具の下面に、カバーシー
ト引出口の下方においてケーシングに当接するストッパ
を突出形成した請求項5に係る発明の構成の採用によ
り、シートカバーの引出し側の端部のボードに垂れ下が
る向きの外力が作用しても、その回動を阻止することが
でき、ボードの垂れ下がりをより確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を展張状態で示す平面図で
ある。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるケーシング3の縦
断面図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるステイ4の両端に
固着された係止具5の説明図であり、図6(A)はステ
イ4の軸方向から見た正面図で、同図(B)はその平面
図、同図(C)は同じく右側面図、同図(D)は底面図
である。
【図7】本発明の係止具5の第2係合部とケーシング3
のカバーシート引出口31との係合操作時の挙動を模式
的断面図によって(A)〜(C)の順で示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 カバーシート 2 巻取軸 3 ケーシング 30 ケーシングホルダ 31 シートカバー出入口 31a 上縁折返し部 31b 下縁折返し部 4 ステイ 41 開口部 5 係止具 51 第1係合部 52 第2係合部 52a くさび形状部 52b 溝 52c ストッパ 6 ボード C 荷室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の荷室を覆うためのカバーシート
    と、そのカバーシートの一端部が結合され、かつ、一定
    の向きに回動付勢されて当該カバーシートを巻き取る巻
    取軸と、その巻取軸を収容してその両端部を回動自在に
    支持するとともに、上記荷室の車両前方側の縁部近傍に
    車幅方向に沿って取り付けられ、車両後方側に向けて開
    口するスリット状のカバーシート出入口が形成されたケ
    ーシングと、カバーシートの他端部に結合され、かつ、
    その両端に車両の係止部に係合して当該カバーシートの
    展張状態を維持するための一対の係止具が装着されるス
    テイと、そのステイに結合されて上記カバーシートの他
    端部に一体化され、当該カバーシートの展張時において
    上記荷室の車両後方側の縁部近傍を覆うボードを備えた
    トノカバー装置において、 上記一対の係止具には、それぞれ、上記車両の係止部に
    係合する第1係合部のほかに、上記ケーシングのカバー
    シート出入口に係合する第2係合部が一体形成されてい
    るとともに、上記ケーシングは、そのカバーシート出入
    口が開口幅を広げる向きに弾性変形可能に形成され、上
    記各係止具の第2係合部はそのカバーシート出入口に対
    して、当該出入口を弾性変形させつつ嵌まり込むことに
    よって係合するように構成されていることを特徴とする
    トノカバー装置。
  2. 【請求項2】 上記各係止具の第2係合部の上面に、カ
    バーシート出入口の上縁部が嵌まり込む溝が形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のトノカバー装
    置。
  3. 【請求項3】 上記溝の両側壁のうち、カバーシート出
    入口に係合した状態でケーシングの内側に位置する側壁
    がカバーシート出入口への挿入方向に対して垂直な面に
    よって形成され、その反対側の側壁は溝底部よりも溝開
    口部が広くなる向きに傾斜した斜面によって形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載のトノカバー装
    置。
  4. 【請求項4】 上記各係止具の第2係合部のカバーシー
    ト出入口に対する挿入側の先端部は、先端に向くほど厚
    みが薄くなるくさび状の形状を有していることを特徴と
    する請求項1、2または3に記載のトノカバー装置。
  5. 【請求項5】 上記各係止具の下面に、カバーシート出
    入口に対する係合状態で当該カバーシート出入口の下方
    においてケーシング表面に当接するストッパが突出形成
    されていることを特徴とする請求項1、2、3または4
    に記載のトノカバー装置。
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