JP2000285056A - アクセス方法、データ収集方法及び携帯端末装置 - Google Patents
アクセス方法、データ収集方法及び携帯端末装置Info
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Abstract
イトにアクセスできるようにすると共に、各サイトの情
報提供者にとってもアクセス結果の集計が容易に行える
ようにする。 【解決手段】 所定の態様で広告などを行う媒体200
に掲載されたアクセスコード201に、サイトコードと
媒体コードとを含ませ、通信端末10が備える検出手段
でアクセスコードのサイトコードと媒体コードを検出し
たとき、この通信端末10を所定のサーバ103に接続
させ、そのサーバ経由で検出したサイトコードにアクセ
スする処理を行うと共に、検出した媒体コードを通信端
末10の回線運用者の所定のセンタ102が集計するよ
うにした。
Description
末などの通信端末を使用して、インターネットのホーム
ページなどにアクセスする場合に好適なアクセス方法
と、このホームページなどへのアクセスに関するデータ
を集計するデータ収集方法と、これらのアクセスを実行
する携帯端末装置に関する。
ターネットにアクセスする場合には、電話機を登録され
たサーバにダイヤルアップなどで接続させた後、アルフ
ァベットや数字などの文字列で構成されたホームページ
のアドレスをサーバに伝送して、そのホームページにリ
ンクさせて、該当するホームページのデータを電話機に
接続された情報処理装置にダウンロードさせるようにし
てあった。
が行える端末装置を使用したインターネットへのアクセ
スについても実現されており、この場合、ホームページ
からダウンロードさせたデータを表示させたりする情報
処理装置としての機能を、携帯電話端末に内蔵させたも
のも存在する。
へのアクセスを行う際には、予めホームページのアドレ
スを何らかの方法で確認し、その確認したアドレスを入
力させる操作が必要である。
のアドレスは、アルファベットや数字などの組み合わせ
による比較的長い文字列で構成されているため、その入
力には手間がかかる問題があった。特に、携帯電話端末
を使用してアドレスを入力させる場合には、数字が割当
てられたダイヤルキーの煩雑な操作でアルファベット入
力を行う必要があり、非常に手間がかかる問題があっ
た。
L(Uniform Resource Locator)と称されるホームペー
ジのアドレスなどをバーコード化して印刷物に記載し、
そのバーコードを通信装置に接続されたスキャナ(バー
コードリーダ)で読取らせて、通信装置でその読取った
アドレスにアクセスできるようにしたものが提案されて
いる(特開平9−204389号など)。
単にホームページのアドレスに相当するものをバーコー
ドなどにコード化するだけであり、サイトへのアクセス
手順の一部を簡易化するだけであり、ユーザと情報提供
者の双方にとってより効率的な処理が求められていた。
ージなどにアクセスできるようにすると共に、情報提供
者にとってもアクセス結果の集計が容易に行えるように
することを目的とする。
は、所定の態様で広告媒体等の媒体に掲載されたアクセ
スコードに、サイトコードと媒体コードとを含ませ、通
信端末が備える検出手段でアクセスコードのサイトコー
ドと媒体コードを検出したとき、この通信端末を所定の
サーバに接続させ、そのサーバ経由で検出したサイトコ
ードにアクセスする処理を行うと共に、検出した媒体コ
ードを通信端末の回線運用者側の所定のセンタが集計す
るようにしたものである。
載されたアクセスコードを検出するだけで、そのアクセ
スコードに含まれるサイトコードのサイトにアクセスで
きると共に、そのアクセスコードに含まれる媒体コード
の集計で、サイト側あるいは通信回線運用者側ではどの
媒体を利用してアクセスさせたのか集計できるようにな
る。
定の態様で媒体に掲載されたアクセスコードに、サイト
コードと媒体コードとが含まれ、そのアクセスコードを
所定の通信端末で検出したとき、その通信端末を所定の
サーバに接続させ、そのサーバ経由で検出したサイトコ
ードにアクセスする処理を行うと共に、媒体コードを、
通信端末内の記憶手段に蓄積させた後集計させるか、或
いはサイトコードによるアクセス時に媒体コードについ
ても伝送させて集計させるようにしたものである。
記載されたアクセスコードを使用してユーザがサイトに
アクセスしたとき、そのアクセスコードに含まれる媒体
コードが通信端末側又はサーバ側に得られ、その得られ
た媒体コードの集計で、どの媒体を利用してアクセスさ
せたのか集計できるようになる。
で媒体に掲載されたアクセスコードを読取る読取り手段
と、その読取り手段が読取ったコードをデコードするデ
コーダと、デコーダがデコードしたアクセスコードに含
まれるサイトコードと媒体コードとを記憶する記憶手段
とを備えて、記憶手段に記憶されたサイトコードによる
サイトへのアクセスができるようにすると共に、記憶手
段に記憶された媒体コードを、この携帯端末装置から読
出すことができるようにしたものである。
載されたアクセスコードを読取って記憶手段に記憶させ
ることで、そのアクセスコードに含まれるサイトコード
へのアクセスができると共に、記憶手段に記憶された媒
体コードを送出させることができる。
図1〜図8を参照して説明する。
される無線通信端末装置を使用して、インターネットの
ホームページなどのサイトにアクセスできるようにした
システムに適用したものである。このような通信端末装
置を使用した各サイトへのアクセスについては、例えば
WAP(Wireless Application Protocol )やI−mo
de等の名称で規格化された携帯電話向けの簡易化され
たプロトコルで実行される。
を示したものである。本例においては無線基地局101
との間で無線通信による通信回線を設定して、その通信
回線で任意の相手と通話やデータ通信が行える通信端末
装置10を用意する。ここでの通信端末装置10は、上
述したプロトコルによりインターネットのホームページ
などのサイトにアクセスして、そのサイトから伝送され
るデータを表示部に表示したり、サイトに各種データを
伝送することができる構成としてある。各サイトにアク
セスする際には、この通信端末装置10が備える読取り
部で印刷物200に掲載されたバーコード201を使用
する。通信端末装置10の構成の詳細については後述す
る。
者が用意した制御局102の制御で、各端末装置との無
線通信が行われる。この場合、制御局102ではネット
ワーク内の各端末装置の使用状況を監視する構成として
あり、インターネットへのアクセスがあったときには、
そのアクセスに関するデータをアクセスデータ記憶部1
04に記憶させる構成としてある。このアクセスデータ
記憶部104に記憶されたデータは、制御局102(又
は制御局102に接続された相手)が集計できるように
してある。
クセスする際には、無線基地局101に接続されたキャ
リア側サーバ103にダイヤルアップで接続させた後、
このサーバ103に接続されたインターネット105に
アクセスする構成としてある。なお、ここでは説明を簡
単にするために無線基地局101を1つだけ示したが、
実際には複数の基地局でサービスエリアが構成してあ
り、キャリア側サーバ103についても各地域毎に複数
用意されている場合もある。
2を参照して説明する。まず、通信端末装置10の受信
系について説明すると、アンテナ11に接続された送受
信処理部12で、基地局から送信される所定のチャンネ
ルの信号を受信して中間周波信号(又はベースバンド信
号)に変換する。変換された受信信号は、変復調処理部
13に供給し、伝送方式に基づいた復調処理を行って、
伝送データを検出する。変復調部13で検出された伝送
データは、データ処理部14に供給し、音声データ,制
御データ,その他のデータなどのデータ種別に基づいた
データ抽出を行う。データ処理部14で抽出された音声
データについては、デジタル・アナログ変換器15に供
給して、アナログ音声信号に変換し、変換された音声信
号をスピーカ16に供給して放音させる。
が出力する音声信号を、アナログ・デジタル変換器18
に供給してデジタル音声データとし、このデジタル音声
データをデータ処理部14に供給し、伝送用のデータ構
成とする。この場合、制御データなどの付加処理も必要
により行う。データ処理部14で生成された伝送用のデ
ータは、変復調処理部13に供給して、送信用の変調処
理を行い、その変調された送信信号を送受信処理部12
で所定のチャンネルの信号に周波数変換し、その周波数
変換された信号をアンテナ11から無線送信する。
御データとその他のデータについては、この通信端末装
置10の各部の動作制御を行うコントローラ21に供給
し、コントローラ21が供給されるデータに基づいた処
理を行う。また、コントローラ21の制御で送信する必
要のある制御データについては、コントローラ21など
からデータ処理部14に供給して、音声データと同様に
送信処理を行う。
てある。メモリ22には、通信制御に必要なデータや電
話帳データなどの一般の携帯電話端末が必要とするデー
タの記憶エリアが用意してあると共に、サイトへのアク
セス用のデータの記憶エリア及びサイトから伝送された
データの記憶エリアが用意してある。
パネルなどで構成された表示部23を備え、コントロー
ラ21の制御で電話番号や文字メールなどの無線電話端
末として必要な表示が行えると共に、サイトへのアクセ
ス時には、サイト側から伝送されたデータを表示部23
に表示させるようにしてある。また、ダイヤルキー,発
信キー,各種機能キー,十字キーなどの入力手段で構成
される操作部24を備えて、この操作部24の操作情報
をコントローラ21が判断できる構成としてある。この
操作部24を構成する入力手段としては、ここでは図3
に示すように、上述した各種キーの他に、回転操作と押
下げ操作とが行えるジョグダイヤルと称されるダイヤル
型入力手段24aを端末装置の側面部に備える。
ードを読取るためのスキャナ25と、そのスキャナ25
が読取った信号をデコードするデコーダ26とを備え、
デコーダ26でデコードされたデータをコントローラ2
1が判断して、メモリ22に記憶させることができる構
成としてある。スキャナ25は、例えば図3に示すよう
に、端末装置10の底面部10aに配置してあり、スキ
ャナ25の読取り部25aが下側に露出した構成として
ある。ここでは、この読取り部25aが配置されたスキ
ャナ25が、底面部10aから多少突出した状態で取付
けてあり、読取り部25aを何らかの物(印刷物)に押
し当てたとき、矢印uで示すようにスキャナ25が上方
に若干押し込まれる構成としてある。この矢印uで示す
方向にスキャナ25を押し込んだとき、スキャナ25に
電源が供給されて、読取り部25aと接触した印刷物の
スキャニングを行う構成としてある。
25は、各種広告媒体に印刷されたバーコードをスキャ
ンする。従って、デコーダ26はバーコード化されたデ
ータのデコードを行う構成としてある。
25がスキャニングするバーコードについて説明する。
図4は、バーコードの掲載状態の例と、そのスキャニン
グ状態の例を示したものである。ここでは、雑誌300
の広告ページ301の所定位置に、その広告を掲載させ
た会社のホームページのアドレス(URL)の文字列3
02が掲載させてあると共に、そのホームページアドレ
スの文字列302の近傍に、アクセスコードのバーコー
ド303が掲載させてある。
に示すデータ構成としてある。即ち、先頭にスタートコ
ードを配置し、以下順に媒体認識コード、媒体コード、
サイトコード、ストップコードが配置してある。スター
トコードは、サイトにアクセスするためのコードである
ことを端末装置に認識させるためのコードであり、予め
決められた特定のコードを配置する。媒体認識コード
は、次に始まる媒体コードが何文字のコードであるのか
を端末装置に認識させるためのコードである。媒体コー
ドは、どの媒体からアクセスしているのかを示すコード
で、各媒体の名前に対応したコードとする。例えば、バ
ーコードが掲載された雑誌名などに対応したコードとす
る。サイトコードは、どのサイトにアクセスするのかを
示すコードで、インターネットのサイトの場合にはUR
Lをコード化したものとされる。ストップコードは、ア
クセスコードを終了させることを端末装置に認識させる
ためのコードであり、予め決められた特定のコードを配
置する。以下の説明では、このスタートコードからスト
ップコードまでの集合体をアクセスコードと称する。
スキャニングする際には、例えば図4に示すように、通
信端末装置10の底面部のスキャナ25を、広告ページ
301に押し当てた状態で、バーコード303の左端か
ら矢印sで示すように通信端末装置10を移動させる。
ードのバーコードをスキャニングさせた際には、通信端
末装置10のコントローラ21の制御で、そのアクセス
コードに含まれるサイトコードのサイトへのアクセスが
自動的に行われる構成としてある。
理を示したものである。まず、コントローラ21は、ス
キャナ25が押下げられたか否か判断し(ステップS1
1)、スキャナ25が押下げられたと判断したとき、ス
キャナ25に電源を供給させて作動させる(ステップS
12)。この電源の供給でスキャナ25が読取ったデー
タをデコードした結果を、コントローラ21が判断し、
正しいコードを検出したか否か判断する(ステップS1
3)。ここでの正しいコードの検出とは、図5に示した
アクセスコードの検出であり、例えばスタートコードを
検出したか否か判断する。
ない場合には、何らかの誤操作であると判断して、アク
セス処理を中止する(ステップS14)。そして、正し
いコードを検出した場合には、デコーダ26がデコード
したサイトコードと媒体コードを、メモリ22に記憶さ
せる(ステップS15)。ここで、この通信端末装置1
0に設定されている動作モードが、直ぐにアクセスする
モードであるか否か判断し(ステップS16)、直ぐに
アクセスするモードである場合には、現在の通信端末装
置10の位置がこの端末が使用できるサービスエリア内
であるか否か(即ち基地局101と無線通信ができる位
置であるか否か)判断する(ステップS17)。
ドが設定されてない場合と、ステップS17で無線電話
のサービスエリア外であると判断した場合には、ここで
はアクセス処理を実行せずに待機する(ステップS1
8)。この場合、ステップS15でメモリ22に記憶さ
せたサイトコードと媒体コードは、そのままメモリに残
しておく。
と判断した場合には、コントローラ21が情報閲覧用の
ブラウザを起動させて、基地局101を経由して契約し
ているキャリア側サーバ103にダイヤルアップで接続
させるアクセス処理を行う(ステップS19)。キャリ
ア側サーバ103へのアクセスができると、ステップS
15でメモリ22に記憶させたサイトコードをキャリア
側サーバ103に伝送する(ステップS20)。サイト
コードの伝送で、キャリア側サーバ103はそのコード
で示されるサイト(インターネットのホームページな
ど)に接続させる処理を行い、例えばそのサイトからの
データを通信端末装置10で受信して表示部23に表示
させる等のアクセス処理を行う(ステップS21)。そ
して、コントローラ21はアクセスを終了させる操作が
行われたか否か判断し(ステップS22)、アクセス終
了操作が行われた場合、通信回線を切断させる終了処理
を行う。
ステップS15でメモリ22に記憶させたサイトコード
と媒体コードは、そのままメモリ22に残しておく。そ
して、その記憶されたサイトコードについては、ユーザ
の通信端末装置10の操作で表示部に表示させることが
できる構成としてあると共に、ユーザが不要であると判
断した場合には、その不要であると判断したサイトコー
ドのメモリ22からの削除ができる構成としてある。
場合には、以後の任意のときに、ユーザがメモリ22に
記憶されたサイトコードを表示部23に表示させて確認
した後、その表示されたサイトコードへのアクセスを実
行させることができる。その場合のアクセス処理につい
ても、ステップS19〜S22の処理と同様である。
を、図7のフローチャートを参照して説明する。キャリ
ア側サーバ103では、各通信端末装置のユーザからの
アクセスがあるか否か判断し(ステップS31)、アク
セスがあったとき、サイトコードの伝送があるか否か判
断し(ステップS32)、サイトコードの伝送があると
き、該当するサイトへの接続処理を行う(ステップS3
3)。この接続されるサイトとしては、インターネット
のホームページの他に、この無線電話システムの運用会
社(キャリア)側で独自に用意されたサイトの場合もあ
る。
が、本例のシステムの場合には、この無線電話システム
の無線電話回線を制御する制御局102が、各通信端末
装置のメモリ22に記憶された媒体コードを収集するよ
うにしてある。図8のフローチャートは制御局102で
の媒体コードの収集処理例を示したもので、媒体コード
を収集するタイミングであるか否か判断し(ステップS
41)、収集するタイミングになると、各通信端末装置
を制御局が順に呼び出して、各通信端末装置のメモリ2
2に蓄積された媒体コードを制御局に転送させる(ステ
ップS42)。この転送作業が行われた媒体コードにつ
いては、各通信端末装置のメモリ22から消去する。そ
して、転送された媒体コードを制御局102がアクセス
データ蓄積部104に記憶させて蓄積させ、その蓄積さ
れた媒体コードを制御局102などが集計する(ステッ
プS43)。
ミングの判断としては、例えば1カ月に一度、一週間に
一度などの任意のタイミングを設定すれば良く、制御局
からの各通信端末装置の呼び出しによる媒体コードの転
送処理としては、制御局と各通信端末装置内のコントロ
ーラとの制御データのやり取りだけで良く、各通信端末
装置のユーザには判らない状態で媒体コードの転送が行
われる。
させる通信端末装置は、例えばこの無線電話システム内
の全ての通信端末装置(但しサイトへの接続ができるよ
うに設定又は登録してある通信端末装置に限られる)を
順に呼び出すようにしても良いが、例えばキャリア側サ
ーバ103にアクセスのあった端末装置に関するデータ
をサーバ103側から制御局102に伝送し、制御局1
02ではそのアクセスのあった通信端末装置だけを順に
呼び出すようにしても良い。また、サーバ103にアク
セスのあった端末装置の数が多いために、全ての通信端
末装置からの媒体コードの転送処理を行うのが困難であ
る場合には、任意の台数の端末装置だけからデータを転
送させるようにして、サンプリングで媒体コードを収集
するようにしても良い。
た媒体コードの集計を行うことで、各通信端末装置のユ
ーザがサイトへのアクセスを行う際に、各種媒体にバー
コードなどで掲載されたアクセスコードを使用したのか
否かが判断できると共に、アクセスコードを使用した際
には、どの媒体を使用してアクセスコードを得たのかが
判断できる。従って、各サイトを運用する側では、どの
媒体を使用して宣伝するのが最も効果的であるのかのデ
ータが得られる。
ドを無線電話システムの制御局が収集するようにした
が、サーバが各通信端末装置からのアクセス時に収集す
るようにしても良い。図9は、このアクセス時にキャリ
ア側サーバ103が媒体コードを収集する場合のシステ
ム構成を示したもので、アクセスデータ蓄積部104を
キャリア側サーバ103に接続しておく。そして、制御
局102などの媒体コードを集計する側では、サーバ1
03に接続されたアクセスデータ蓄積部104を読出し
て、集計処理させる。その他の部分は、図1に示すシス
テム構成と同様に構成する。
として、図10のフローチャートに示す処理を行う。こ
の図10のフローチャートの処理は、図6のフローチャ
ートのステップS20でのサイトコードの伝送処理の替
わりに、ステップS23でのサイトコード及び媒体コー
ドの伝送処理を行うようにしたものである。即ち、コン
トローラ21は、スキャナ25が押下げられたか否か判
断し(ステップS11)、スキャナ25が押下げられた
と判断したとき、スキャナ25に電源を供給させて作動
させ(ステップS12)、スキャナ25が読取ったデー
タをデコードした結果をコントローラ21が判断し、正
しいコードを検出したか否か判断する(ステップS1
3)。
ない場合には、アクセス処理を中止する(ステップS1
4)。正しいコードを検出した場合には、デコーダ26
がデコードしたサイトコードと媒体コードを、メモリ2
2に記憶させる(ステップS15)。ここで、この通信
端末装置10に設定されている動作モードが、直ぐにア
クセスするモードであるか否か判断し(ステップS1
6)、直ぐにアクセスするモードである場合には、サー
ビスエリア内であるか否か判断する(ステップS1
7)。
ドが設定されてない場合と、ステップS17で無線電話
のサービスエリア外であると判断した場合には、ここで
はアクセス処理を実行せずに待機する(ステップS1
8)。
と判断した場合には、コントローラ21が情報閲覧用の
ブラウザを起動させて、この通信端末装置による無線通
信で、基地局101を経由して契約しているキャリア側
サーバ103にダイヤルアップで接続させるアクセス処
理を行う(ステップS19)。キャリア側サーバ103
へのアクセスができると、ステップS15でメモリ22
に記憶させたサイトコードと媒体コードをキャリア側サ
ーバ103に伝送する(ステップS23)。サイトコー
ドの伝送で、キャリア側サーバ103はそのコードで示
されるサイト(インターネットのホームページなど)に
接続させる処理を行い、例えばそのサイトからのデータ
を通信端末装置10で受信して表示させる等のアクセス
処理を行う(ステップS21)。そして、コントローラ
21はアクセスを終了させる操作が行われたか否か判断
し(ステップS22)、アクセス終了操作が行われた場
合、通信回線を切断させる終了処理を行う。
とき、キャリア側サーバ103では、例えば図11のフ
ローチャートに示す処理が行われる。即ち、キャリア側
サーバ103では、各通信端末装置のユーザからのアク
セスがあるか否か判断し(ステップS51)、アクセス
があったとき、サイトコードの伝送があるか否か判断す
ると共に(ステップS52)、媒体コードの伝送がある
か否かについても判断する(ステップS53)。ここ
で、媒体コードの伝送がある場合には、その媒体コード
をアクセスデータ蓄積部104に蓄積させる。そして、
媒体コードの有無にかかわらず、サイトコードの伝送が
あるときには、該当するサイトへの接続処理を行う(ス
テップS54)。このようにアクセス処理を行うこと
で、キャリア側サーバがアクセス時に媒体コードを収集
することができ、制御局などが別途媒体コードを収集す
る必要がなくなる。
ド化されたアクセスコードは、雑誌の広告ページなどの
媒体に掲載させたが、他の各種媒体(印刷媒体)にアク
セスコードを掲載しても良い。即ち、例えば図12に示
すように、掲示板400に掲示された宣伝用のポスター
410,420,430のそれぞれに、広告を出してい
る会社のホームページのアドレス(URL)の文字列に
よる記載411,421,431を行うと共に、バーコ
ード化されたアクセスコードの記載412,422,4
32を行う。そして、通信端末装置10を所持するユー
ザが、そのポスターの掲示を見て興味をもったとき、そ
のポスターのアクセスコードのバーコードを通信端末装
置10でスキャニングさせることで、URLの入力操作
を行うことなくそのサイトにアクセスすることができ
る。
スコードを記載するようにしても良い。即ち、新聞広
告、製品パッケージ、ポストカード、折り込みチラシ、
ダイレクトメール、フライヤー、製品カタログ、販売促
進物などの各種印刷物にアクセスコードを印刷して掲載
しても良い。或いは、各社のホームページの一覧を掲載
するホームページリストのようなものに、バーコードな
どのアクセスコードを掲載させても良い。
ド化されたアクセスコードを掲載するようにしたが、他
の方法によりアクセスコードを掲載するようにしても良
い。例えば、バーコード以外の各種パターンによりコー
ド化されたアクセスコードとしても良い。即ち、バーコ
ード以外の各種一次元シンボル,二次元シンボルや、そ
の他の幾何学的シンボルを使用しても良い。一次元以外
のシンボルを使用する場合には、そのシンボルの読み取
り手段として、CCDイメージセンサなどの固体撮像装
置を使用しても良い。このような撮像手段を使用した場
合には、撮像手段をいわゆるテレビ電話用の画像取り込
みと、アクセスコードの読取り用とに兼用させることが
できる。
広告原稿を印刷し、その印刷工程上で磁気染料による磁
気パターンでアクセスコードを掲載させる。そして、通
信端末装置10でその磁気パターンを読取る手段とし
て、バーコードスキャナの代わりに、磁気センサを取付
けて、その磁気センサで磁気パターンを検出して、その
磁気パターンをデコードした結果から、アクセスコード
に含まれるサイトコードと媒体コードを検出するように
しても良い。通信端末装置が備える磁気センサとして
は、例えばMR素子(磁気抵抗効果素子)によるセンサ
が使用できる。このような磁気センサは小型であるた
め、小型の携帯電話端末に内蔵させることが簡単にでき
る。また、センサの検出感度によっては、印刷媒体にセ
ンサを接触させない非接触状態で読み取ることも可能で
ある。
させた場合には、印刷物の表面に磁気パターンが見えな
い状態にすることができるため、アクセスコードの記載
箇所に、通常の印刷などで他の情報を表示させることも
可能であり、広告スペースなどを有効に活用できるよう
になる。例えば、磁気パターンでアクセスコードを掲載
させた箇所の上に、文字列によるURLを印刷するよう
にしても良い。
み取る読取り手段を設ける場合には、その読取り手段を
無線端末装置と別体で構成しても良い。即ち、例えば図
13に示すように、無線端末装置10′に、バーコード
などを読み取るスキャナ装置30の接続端子部31を接
続し、スキャナ装置30の読取部33で読取ったデータ
を、ケーブル32と接続端子部31を介して無線端末装
置10′内のメモリに転送して、その転送されたデータ
に基づいてアクセス処理や媒体コードを集計させるため
の処理を行っても良い。また、無線端末装置とスキャナ
装置との間は、コードレスで読取ったデータを伝送する
ようにしても良い。
装置10が備えるスキャナ25が、その端末装置が押し
下げられたとき電源が投入されて、バーコードの読取り
を行う構成としたが、何らかのスイッチやキーの操作で
読み取られるようにしても良い。例えば、所定のモード
設定を行った上で、図3に示す通信端末装置10の側面
のダイヤル型入力手段24aを押す等の操作を行ったと
き、読み取られるようにしても良い。或いは、端末装置
の押し下げ操作と、専用のスイッチの入力操作又はダイ
ヤル型入力手段24aを押す等の操作を同時に行ったと
き、読み取られるようにしても良い。
装置をいわゆる携帯電話端末として構成された装置とし
たが、例えばインターネットへのアクセス専用の端末装
置として構成したり、或いはPDA(Personal Didital
Assistants )等と称されるデータ処理端末装置として
構成しても良い。この場合、データ処理端末装置に無線
電話機としての機能を内蔵させた場合には、そのまま読
み取ったアクセスコードでアクセスさせることができ
る。また、データ処理端末装置に無線電話機としての機
能が内蔵されてない場合には、そのデータ処理端末装置
に無線通信端末装置を接続することで、データ処理端末
装置が読み取ったアクセスコードでアクセスさせること
ができる。
例を示したものであり、少なくともサイトコードと媒体
コードがあれば、本発明の処理は実現できるものであ
り、その他のデータ構成でサイトコードと媒体コードと
を配置しても良い。
と、通信端末側では媒体に記載されたアクセスコードを
検出するだけで、そのアクセスコードに含まれるサイト
コードのサイトへのアクセスが容易にできるようになる
と共に、そのアクセスコードに含まれる媒体コードの集
計で、サイト側又は通信回線運用者側ではどの媒体を利
用してアクセスさせたのか正確に集計できるようにな
り、例えばどの媒体からのアクセス率が高いか等の判断
が的確に行えるようになる。情報提供者にとってはアク
セスコードを掲載する媒体の選択が適切に行えるように
なる。
と、請求項1に記載した発明において、媒体は広告媒体
であることで、広告を行うために掲載された媒体を使用
したアクセスが容易にできると共に、そのアクセス結果
の集計が正確に行え、広告効果の判断が正確且つ容易に
行える。
と、請求項1に記載した発明において、アクセスコード
の媒体への掲載は、特定のパターン化されたアクセスコ
ードの印刷で行うことで、通信端末がバーコードなどの
パターンを検出する手段を備えることで、簡単にアクセ
スできるようになる。
と、請求項1に記載した発明において、アクセスコード
の媒体への掲載は、磁性材料のアクセスコードに対応し
たパターンでの印刷で行うことで、通信端末が磁気セン
サなどの磁気パターン検出手段を備えることで、簡単に
アクセスできるようになる。この場合、磁性材料の印刷
パターンは印刷面に見えない状態にすることが可能であ
り、他の情報が印刷された箇所を使用してアクセスコー
ドを掲載することが可能で、媒体を有効に活用できる。
と、媒体に記載されたアクセスコードを使用してユーザ
がサイトにアクセスしたとき、そのアクセスコードに含
まれる媒体コードが通信端末側に得られ、その得られた
媒体コードを回線運用者が任意のタイミングに各通信端
末を呼び出して転送させて集計することで、回線運用者
や各サイトの運用者は、各ユーザがどの媒体を利用して
アクセスさせたのか正確に集計できるようになる。従っ
て、その集計結果に基づいて、どの媒体が宣伝効果が高
かったかの判断が可能になる。
と、媒体に掲載されたアクセスコードを使用してユーザ
がサイトにアクセスしたとき、そのアクセスコードに含
まれる媒体コードが同時にサーバ側に伝送され、そのサ
ーバ側に伝送される媒体コードを集計することで、回線
運用者や各サイトの運用者は、各ユーザがどの媒体を利
用してアクセスさせたのか正確に集計できるようにな
る。従って、その集計結果に基づいて、どの媒体が宣伝
効果が高かったかの判断が可能になる。また、この場合
には、各サイトへのアクセスと同時に媒体コードの収集
が行え、媒体コードの収集が迅速に行える。
と、媒体に掲載されたアクセスコードを読取って記憶手
段に記憶させることで、そのアクセスコードに含まれる
サイトコードで示されるサイトへのアクセスがアドレス
入力を行うことなく簡単にできると共に、記憶手段に記
憶された媒体コードを送出させることができ、通信回線
の運用者などで送出される媒体コードを使用した媒体の
利用状況の集計が可能になる。
と、請求項7に記載した発明において、通信手段による
通信で媒体コードの伝送指令を制御手段が判別したと
き、制御手段は記憶手段に記憶された媒体コードを読出
して通信手段から送信することで、通信センタなどの通
信回線を運用する側の要求に基づいて蓄積した媒体コー
ドの送出処理が行え、必要に場合にだけ媒体コードを送
出させることができる。
と、請求項7に記載した発明において、制御手段は、サ
イトコードの伝送時に、そのサイトコードと同時に読取
り手段が読取った媒体コードについても伝送するように
したことで、サイトコードの伝送時に同時に媒体コード
の伝送も行われ、媒体コードの伝送処理を別途行う必要
がなくなる。
と、請求項7に記載した発明において、読取り手段はバ
ーコードスキャナで構成したことで、バーコードを読取
るスキャナを使用した簡単な構成でアクセスコードの読
取りが行える。
と、請求項7に記載の発明において、読取り手段は磁気
パターンを検出する磁気センサで構成したことで、磁気
パターンを検出するセンサを使用した簡単な構成でアク
セスコードの読取りが行える。
と、請求項7に記載の発明において、読取り手段は印刷
されたパターンを撮像して認識する撮像手段で構成した
ことで、通信端末装置に撮像手段を設けるだけで簡単に
アクセスコードの読取りが行える。この場合、撮像手段
はアクセスコード以外の画像読み込み用としても使用可
能であり、通信端末装置の用途が広がる。
示す説明図である。
すブロック図である。
の配置例を示す斜視図である。
印刷状態とスキャニングの例を示す斜視図である。
構成例を示す説明図である。
示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
理例を示すフローチャートである。
を示す説明図である。
例を示すフローチャートである。
理例を示すフローチャートである。
スコードの印刷物の掲示例を示す斜視図である。
のスキャナの接続例を示す斜視図である。
3…変復調処理部、14…データ処理部、21…コント
ローラ、22…メモリ、23…表示部、24…操作部、
25…スキャナ、25a…読取り部、26…デコーダ、
30…スキャナ装置、101…無線基地局、102…制
御局、103…キャリア側サーバ、104…アクセスデ
ータ蓄積部、105…インターネット、200…広告
物、201…バーコード印刷部、300…雑誌、301
…広告ページ、302…サイトアドレス印刷部、303
…バーコード印刷部、400…広告掲示板、410,4
20,430…ポスター、411,421,431…サ
イトアドレス印刷部、412,422,432…バーコ
ード印刷部
Claims (12)
- 【請求項1】 所定の態様で媒体に掲載されたアクセス
コードに、サイトコードと媒体コードとを含ませ、 通信端末が備える検出手段で上記アクセスコード内のサ
イトコードと媒体コードを検出したとき、この通信端末
を所定のサーバに接続させ、そのサーバ経由で検出した
上記サイトコードにアクセスする処理を行うと共に、 検出した上記媒体コードを上記通信端末の通信回線運用
者側の所定のセンタが集計するアクセス方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のアクセス方法において、 上記媒体は、広告媒体であるアクセス方法。
- 【請求項3】 請求項1記載のアクセス方法において、 上記アクセスコードの媒体への掲載は、特定のパターン
化されたアクセスコードの印刷で行うアクセス方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のアクセス方法において、 上記アクセスコードの媒体への掲載は、磁性材料のアク
セスコードに対応したパターンでの印刷で行うアクセス
方法。 - 【請求項5】 所定の態様で媒体に掲載されたアクセス
コードに、サイトコードと媒体コードとが含まれ、 そのアクセスコードを所定の通信端末で検出したとき、
その通信端末を所定のサーバに接続させ、そのサーバ経
由で検出した上記サイトコードにアクセスする処理を行
うと共に、 上記媒体コードを、上記通信端末内の記憶手段に蓄積さ
せて、上記通信端末の通信回線を運用する側が所定時に
各通信端末の記憶手段に蓄積された媒体コードを読出し
て収集するデータ収集方法。 - 【請求項6】 所定の態様で媒体に掲載されたアクセス
コードに、サイトコードと媒体コードとが含まれ、 そのアクセスコードを所定の通信端末で検出したとき、
その通信端末を所定のサーバに接続させ、そのサーバ経
由で検出した上記サイトコードにアクセスする処理を行
うと共に、 検出した媒体コードを上記サーバに伝送させて、上記サ
ーバに接続された媒体コード記憶手段に、その伝送され
た媒体コードを蓄積させて収集するデータ収集方法。 - 【請求項7】 所定の通信回線による通信を行う通信手
段と、 所定の態様で媒体に記載されたアクセスコードを読取る
読取り手段と、 上記読取り手段が読取ったコードをデコードするデコー
ダと、 上記デコーダがデコードしたアクセスコードに含まれる
サイトコードと媒体コードとを記憶する記憶手段と、 上記通信手段での通信で所定のサーバに通信回線を接続
させた上で、その接続されたサーバに上記記憶手段が記
憶したサイトコードを伝送すると共に、所定時に上記記
憶手段に記憶された媒体コードを読出す制御を行う制御
手段とを備えた携帯端末装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の携帯端末装置において、 上記通信手段による通信で、媒体コードの伝送指令を上
記制御手段が判別したとき、上記制御手段は、上記記憶
手段に記憶された媒体コードを読出して、上記通信手段
から送信する携帯端末装置。 - 【請求項9】 請求項7記載の携帯端末装置において、 上記制御手段は、サイトコードの伝送時に、そのサイト
コードと同時に上記読取り手段が読取った媒体コードに
ついても伝送するようにした携帯端末装置。 - 【請求項10】 請求項7記載の携帯端末装置におい
て、 上記読取り手段は、バーコードスキャナで構成した携帯
端末装置。 - 【請求項11】 請求項7記載の携帯端末装置におい
て、 上記読取り手段は、磁気パターンを検出する磁気センサ
で構成した携帯端末装置。 - 【請求項12】 請求項7記載の携帯端末装置におい
て、 上記読取り手段は、印刷されたパターンを撮像して認識
する撮像手段で構成した携帯端末装置。
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