JP2000283517A - 熱回収式空調換気装置 - Google Patents
熱回収式空調換気装置Info
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Abstract
を向上した熱回収式空調換気装置を提供すること。 【解決手段】 熱交換素子を垂直方向に積み重ねた熱交
換素子部の両側に分配通路と集合通路とを配設し、空調
換気装置を熱交換素子部の上部、分配通路部の上部、集
合通路部の上部、室内排気チャンバ部、排気用送風機部
を含む上部ユニットと、熱交換素子部の下部、分配通路
部の下部、集合通路部の下部、排気用送風機部、給気連
通路部、加湿器部を含む下部ユニットとに分割する構造
とする。
Description
と室外空気の給気とを熱交換素子により熱交換させる熱
回収式空調用換気装置に関するものである。
例えば、特開平6−109280号公報に関するものが
知られている。この従来装置は、箱型の空調換気装置内
の上部には排気用送風機や給気チャンバが配設され、こ
のケーシングの中央部に熱交換素子とともに排気室、給
気室が配設され、さらに、下部には高性能フィルタ、給
気用送風機、ならびに、温水コイル、加湿器などの空気
室加工部材が配設されており、全体が階層構成とされた
一体型熱回収式空調換気装置である。
置では、既設建築物への搬入時、大型装置となることか
らその搬入が困難であった。また、既設建築物では用途
により必要とする熱交換素子の能力が異なるが、用途に
応じ熱交換素子の能力を変更することが容易でなかっ
た。また、空気質加工部材は、既存の施設を利用する場
合としない場合があって、新たに加湿器を必要としない
場合もあるが、このような場合にこの空調換気装置から
加湿器等の空気質加工部材を除外したとしても、その所
要スペースが小さくならないという問題があった。
置としては、例えば、特許第2701665号公報に記
載のものがある。この空調換気装置は、投影平面形状が
同一の空調換気装置内に空調換気に必要な機能構成部品
をそれぞれ機能別に組み込んだ基本構造を持っていて、
機能面から、熱交換素子、高性能フィルタなどを内装し
た熱交換ユニット、給気用送風機と排気用送風機とが組
み込まれた送風ユニット、冷温水コイル、加湿素子、給
水タンクを組み込んだ空気質加工ユニット、ダクトとの
接続構造を持つ接続口が設けられた給排気端末ユニット
が下から順に積み上げられた分割構造を備えている。
入する場合、空調換気装置を分割することができるの
で、前記従来の一体型熱回収式空調換気装置のように搬
入が困難になるというような問題が生じない。しかしな
がら、分割数が多いため、製品の部品点数が多くなり製
品が高価になるという欠陥があった。また、搬入時の製
品分割や再組み立ての工数が大となる欠陥があった。さ
らには、用途により熱交換素子の容量を増大させようと
しても、熱交換素子が平面的に配置され、その所要スペ
ースが一定であるため困難であった。また、前述のよう
に既設建築物で空気質加工部材を必要としない場合、こ
の従来の分割型熱回収式空調換気装置では、空気質加工
ユニットを取り外しても所要床面積が一定であるため、
装置の設置スペースが小さくならないという不合理があ
り、使い勝手が悪いと言う問題があった。
術に存在する上記問題点に着目してなされたものであっ
て、空調換気装置を必要以上に分割せず、かつ、用途へ
の対応性を向上した熱回収式空調換気装置を提供するこ
とを目的とする。
に、第1の発明は、排気吸込み面および給気吸込み面が
一方の側面に対し上下対称的となり、排気吹出し面およ
び給気吹出し面が他方の側面に対し上下対称的となるよ
うに配置された熱交換素子を垂直方向に一列に複数配設
した熱交換素子部と、該熱交換素子部の一側方に配設さ
れ、かつ、室外給気を各給気吸込み面に分配する給気分
配通路と、該熱交換素子部の一側方における該給気分配
通路の前後何れかに配設され、かつ、室内排気を各排気
吸込み面に分配する排気分配通路とを有する分配通路部
と、該熱交換素子部の他側方に配設され、かつ、前記各
熱交換素子の給気吹出し面から排出された室外給気を集
合する給気集合通路と、該熱交換素子部の他側方におけ
る該給気集合通路の前後何れかに配設され、かつ、前記
各熱交換素子の排気吹出し面から排出された室内排気を
集合する排気集合通路とを有する集合通路部と、前記熱
交換素子部の一側方の上部に配設され、一方で入口側給
気ダクト接続口に連通され、他方で前記排気集合通路に
連通する室内排気チャンバ部と、前記熱交換素子部の他
側方の上部に配設され、一方で室内排気を室外へ排出す
るための出口側排気ダクト接続口に連通され、他方で前
記排気集合通路に吸込み口を開口した排気用送風機を収
納する排気用送風機部と、前記熱交換素子部の他側方の
中央部に配設され、かつ、前記給気集合通路に吸込み口
を開口した給気用送風機を収納する給気用送風機部と、
前記分配通路の側方に配設され、かつ、内部に加湿器を
収納した加湿器部と、前記給気用送風機部および前記熱
交換素子部の下部に配設され、前記給気用送風機の吹出
し口と前記加湿器の吸込み側とを連通する給気連通路を
有する給気連通路部とを備え、前記熱交換素子部の上部
と、前記分配通路部の上部と、前記集合通路部の上部
と、前記室内排気チャンバ部と、前記排気用送風機部と
で上部ユニットを構成し、前記熱交換素子部の下部と、
前記分配通路部の下部と、前記集合通路部の下部と、前
記給気用送風機部と、前記給気連通路部と、前記加湿器
部とで下部ユニットを構成し、該両ユニットを分割可能
としたものである。
おいて前記室内排気チャンバ部を分割可能とするととも
に、前記下部ユニットにおいて前記加湿器部を分割可能
としたものである。
各4隅に吊り下げボルト取付け用のネジ孔を設けたもの
である。
ーサービスを可能とするメンテナンスパネルを略前記各
部に区分して前後面それぞれに設けたものである。
温水コイルを前後面何れからでもスライド式に着脱可能
に設置するとともに、該冷温水コイルの出入り口配管に
開閉弁を設けたものである。
前後面何れからでもスライド式に着脱可能に設置したも
のである。
前後面何れからでもスライド式に着脱可能に設置したも
のである。
の形態を、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。
は、図1〜図3の概略の全体構成説明図に示すように、
熱交換素子部10、分配通路部20、集合通路部30、
室内排気チャンバ部40、排気用送風機部50、給気用
送風機部60、給気連通路部70、加湿器部80からな
り、これら各部が組み合わされて空調換気装置1を構成
している。なお、図2は、この空調換気装置1の正面か
ら見た概略の全体構成説明図であり、この図2における
A−A線で上下分割して斜視図としたのが図1であり、
このように分割しない一体型の状態での斜視図が図3で
ある。
央部に区画形成され、その左側部には分配通路部20
が、また、右側部には集合通路部30が配設されてい
る。そしてこの熱交換素子部10内には、複数(この場
合3個)の熱交換素子11が収納されている。各熱交換
素子11は、上記図2の熱交換素子部10を拡大した図
4に符号を付して示すように、給気吸込み面11aと排
気吸込み面11bとが左側面に向かって上下対称的な傾
斜角をなし、かつ、給気吹出し面11cと排気吹出し面
11dとが右側面に向かって上下対称的な傾斜角をなす
ように垂直方向に並べて配置されている。また、この熱
交換素子11は、空調換気装置1の前面および後面から
スライド式に収納及び引出し可能に取付けられている。
11bとの間、および,給気吹出し面11cと排気吹出
し面11dとの間には、それぞれ水平平板状の仕切り板
12a,12bが配設されている。また、最上部の熱交
換素子11の頂部から上方に向けて熱交換素子部10の
上部を左右に区画する平板状の垂直仕切り板13が配設
されている。これら仕切り板12a,12b,13によ
り、熱交換素子部10の左側においては吸込み側給気チ
ャンバ14aと吸込み側排気チャンバ15aとが上から
下へ交互に配置されている。同様に、熱交換素子部10
の右側においては吹出し側排気チャンバ15bと吹出し
側給気チャンバ14bとが上から下へ交互に配置されて
いる。また、各給気吸込み面11aおよび排気吸込み面
11bには、室内排気中の塵埃を除去するためのフィル
タ18が取付けられている。なお、このフィルタ18
は、それぞれが空調換気装置1の前面および後面何れか
らもスライド式に着脱可能に設置されている。
に、吸込み側給気チャンバ14aは分配通路部20の後
面側に配設された給気分配通路21に連通され、吸込み
側排気チャンバ15aは分配通路部20の前面側に配設
された排気分配通路22に連通されている。また、吹出
し側給気チャンバ14bは集合通路部30の前面側に配
設された給気集合通路31に連通され、吹出し側排気チ
ャンバ15bは集合通路部30の後面側に配設された排
気集合通路32に連通されている。さらに、最上部の吸
込み側給気チャンバ14aは、室外空気を取り込むため
の入口側給気ダクト接続口17に連通されている。
た、図1から分かるように、前面側に排気分配通路22
が配設され、後面側に給気分配通路21が配設され、さ
らに、排気分配通路22の側方に排気バイパス通路23
が形成されている。この排気バイパス通路23は、熱交
換素子部10下方の連絡部分23aを介し、熱交換素子
11の出口側となる排気集合通路32に連絡されてい
る。また、この排気バイパス通路23と排気分配通路2
2との分岐路には切り換えダンパ24が配置されてい
る。また、分配通路部20の上部の空間部にはこの熱回
収式空調換気装置を制御するコントローラ28が配設さ
れている。なお、排気分配通路22と給気分配通路21
との前後関係は特に上記に拘泥されるものではなく、上
記と逆の配置としても良い。
に、この実施の形態では前面側に給気集合通路31が配
設され後面側に排気集合通路32が配設されているが、
この位置関係に拘泥されるものではなく、排気集合通路
32を後面側とし、給気集合通路31を前面側としても
良い。
面に室内空気を取り込むための入口側排気ダクト接続口
41が設けられている。また、中央側の側面には前記排
気分配通路22の上部に設けられた連通口25に連通さ
れている。
右上部に配置されており、内部に排気用送風機51およ
び同送風機用モータ52を収納している。この送風機5
1の吹出し口は、排気用送風機部50の上面に設けられ
た室内排気を排出するための出口側排気ダクト接続口5
3に連通されている。また、この排気用送風機51の吸
込み口は前記排気集合通路32に開口されている。そし
て、排気用送風機51は、空調換気装置1の前面および
後面何れからでもスライド式に収納および引出し可能に
取付けられている。図5はその具体的構造例を示す。即
ち、この例では、排気用送風機51を集合通路部30の
壁面と案内ガイド51aとの間に前面または後面何れか
らでもスライドさせて収納および引出し可能に設置され
ている。
右側中間高さ位置に配置されており、内部に給気用送風
機61および同送風機用モータ62を収納している。こ
の送風機61の吹出し口は下方に向けられており、連通
口63を介し空調換気装置1の下部、即ち、排気バイパ
ス通路23の下部に配置された給気連通路71を有する
給気連通路部70に連通されている。また、この給気用
送風機61の吸込み口は前記給気集合通路31に開口さ
れている。なお、具体的に図示しないが、この給気用送
風機61も前記図5に倣って前後面何れからでもスライ
ドさせて収納および引出し可能に設置されている。
を収納可能とするように、ドレンパン71が配設されて
いる。
1を積み重ねてあり、給気連通路部70を介して送られ
てきた室外給気を加湿するように配設され、また、この
加湿器部80の側面には、この加湿器81で加湿された
空気を室内に供給するための出口側給気ダクト接続口8
2が設けられている。なお、これら加湿器81も、空調
換気装置1の前後面何れからでもスライドさせて収納お
よび引出し可能に設置されている。
換気装置1は、図2および図6に示すA−A線で上部ユ
ニット1aと下部ユニット1bとに上下に分割可能に構
成されており、図1に示すように上下分割される。ま
た、図6に示すように、上下ユニット1a,1bの両側
面の分割部には上下ユニット1a,1bを所定位置に固
定するための略L字型の固定金具2がそれぞれボルト締
めにより取り付けられている。
換気装置1は、B−B線で左右に分割可能に構成されて
いる。即ち、上部ユニット1aは、排気チャンバ部40
が分割できるように構成されている。また、下部ユニッ
ト1bは、加湿器部80が分割可能に構成されている。
なお、図6に示す様にこの左右の分割面では、フレーム
間がボルト3によりネジ止めされて固定されており、こ
のボルト3を着脱して、排気チャンバ部40および加湿
器部80が着脱できるように構成されている。
うに構成されている。図7は、上部ユニット1aの隅部
5(図1〜図3参照)の部分図であって、この図面に示
されるようにフレーム5aの上面5bには、ばか孔5d
が設けられている。そして、上面5bの下方から吊りボ
ルト固定金具5cが当接され、複数個所5gでスポット
溶接されている。このとき吊りボルト固定金具5cの上
面に設けられた吊りボルト6取り付け用ネジ孔5eと前
記ばか孔5dとは中心が略合致するように構成されてい
る。そして、このような構成は、各分割部分の上面各4
隅に形成されている。従って、搬入時吊りボルト6を各
分割部分の上面各4隅に取り付けることにより、各分割
部分毎に吊り下げて搬入することが可能となる。なお、
吊りボルト固定金具5cの上面の端部が折り曲げられて
いるのは吊りボルト固定金具5cの強度を向上させるた
めのものである。
外観図に示すように、上記構成の各部10、20、3
0、40、50、60、80毎の前後面それぞれに略区
分されたメンテナンスパネル8a〜8g、9a〜9gが
取り付けられており、これらメンテナンスパネル8a〜
8g、9a〜9gを開放することにより前後面何れから
でもサービスを可能としている。この実施の形態では熱
交換素子部10の部分の前後面それぞれが上下に2分割
されたメンテナンスパネル8b、8c、9b、9cとな
っており、集合通路部30、排気用送風機部50および
給気用送風機部60の部分が前後面それぞれで1枚に統
合されたメンテナンスパネル8a、9aとなっている。
また、これらメンテナンスパネル8a〜8g、9a〜9
gはそれぞれ空調換気装置1の設置場所に運び込まれた
後最終的に固定される前に取付けられる。
装置1の作用について述べる。室内排気は、図1〜図3
に示す矢印イのように流通され、まず入口側排気ダクト
接続口41から空調換気装置1内に取り込まれ、連通口
25および排気分配通路22を通って熱交換素子部10
の吸込み側排気チャンバ15a(図1参照)に入る。そ
して、熱交換素子11で室内に送風される室外給気と熱
交換して熱回収された後、吹出し側排気チャンバ15b
(図1参照)、排気集合通路32(図1参照)を介して
排気用送風機51に吸い込まれ、出口側排気ダクト接続
口53より室外に排出される。なお、室内排気の熱の回
収が不要なときは、切り換えダンパ24により切り換え
または排気バイパス通路23を開度調節して開き、室内
排気の全部または一部を熱交換素子11をバイパスして
排気集合通路32に送風される。
調換気装置1内に取り込まれた室外給気は、図1〜図3
に示す矢印ロのように流通され、まず給気分配通路21
から熱交換素子部10の吸込み側給気チャンバ14aに
入る。そして、熱交換素子11で室内排気と熱交換し、
吹出し側給気チャンバ14b、給気集合通路31を介し
て給気用送風機61に吸い込まれる。そして、給気連通
路71を介して加湿器部80に送られ、ここで加湿器8
1により適宜加湿されて、出口側給気ダクト接続口82
を介して室内に供給される。
は以上のように構成されているので、空調換気装置1を
上下に分割して搬入作業を容易にすることができる。例
えば、発明者らの製作した空調換気装置1の外形寸法
(即ち、高さ×幅×奥行き)は1997mm×1730
mm×590mmであったが、これを上記のように分割
することにより、上部ユニット1aの外形寸法が727
mm×1730mm×590mmとなり、下部ユニット
1bの外形寸法が1270mm×1730mm×590
mmとなった。一方、既設建築物における搬入用エレベ
ータの一般の内寸法(即ち、エレベータ内の高さ×幅×
奥行き)は、1900mm×1997mm×850mm
である。従って、上記の上下ユニット1a,1bを横倒
しにすることにより容易に搬入用エレベータに積み込む
ことができる。
であって、既設の加湿器を利用することにより加湿器8
1が不要となる場合には、加湿器部80を取り外して使
用することができる。
部ユニット1aから室内排気チャンバ部40を取り外
し、入口側排気ダクト接続口40を上部ユニット1aの
側面に直接取付け、入口側排気ダクト41aと出口側給
気ダクト82aを並列して立ち上げるなど、用途に応じ
便宜な取り扱いが可能となる。
く熱交換素子の容量を大きくしたい場合には、上部ユニ
ット1a内に収納する熱交換素子11の個数を増加する
ことにより、設置床スペースを同一としたままで熱交換
素子11の数を増加することができる。例えば、図1〜
3における3個の熱交換素子を4個に増加したい場合、
熱交換素子11を垂直方向に積み上げる構造を採用して
いるので、上部ユニット1aに内蔵する熱交換素子11
の個数を2個に増加する。
の熱交換素子11を2個とし、合計4個の熱交換素子1
1を収納した場合の正面から見た概略の全体構成図を示
している。この場合、上部ユニット1aは、熱交換素子
11を2個にするために若干高さ寸法を大きくしてい
る。また、加湿器部80は、上部ユニット1aを高くし
た分だけ高さ寸法を大きくしており、空調換気装置1と
しては上面が一定寸法に成るように構成している。しか
し、上部ユニット1aの高さを当初からこの図11のよ
うに高さを大きく設計しておき、例えば4個の熱交換素
子11を必要に応じ3個に減らして使用するようにして
も良い。このように熱交換素子11を3個に減らして使
用する場合は、最上部の熱交換素子11を取り外し、こ
の部分で室内排気と室外給気とが混合することのないよ
うに、めくら板などにより排気通路部20と給気通路通
路部30とを区分けするように構成すれば良い。
コイルの能力が不足するような場合に、この空調換気装
置1に冷温水コイルを設置することもできる。図12は
冷温水コイル73の配置位置を示し、図13は冷温水コ
イル73の取付け方を示している。これら図に示される
ように、まず、給気連通路71の下部に案内ガイド76
を取り付ける。そして、冷温水コイル73を案内ガイド
76上で前面または後面から矢印方向73aにスライド
させ、所定の位置で固定して給気連通路部70内に収納
している。なお、74,75はこの冷温水コイル73の
出入り口用閉鎖弁である。
は、図8および図9に基づき先に説明したように、各部
10,20,30,40,50,60,70,80に略
区分してメンテナンスパネル8a〜8g、9a〜9gを
取り付けている。また、熱交換素子11や、フィルタ1
8や、加湿器81や、送風機51.61を前後面何れか
らでもスライド式に収納および引き出し可能に設置して
いる。従って、各部10,20,30,40,50,6
0,70,80内は、前面および後面何れからでもサー
ビス可能である。
ため、次のような効果を奏する。
は、熱交換素子を垂直方向に積み重ねた熱交換素子部の
両側に分配通路と集合通路を配設し、空調換気装置を熱
交換素子部の上部、分配通路部の上部、集合通路部の上
部、室内排気チャンバ部、排気用送風機部を含む上部ユ
ニットと、熱交換素子部の下部、分配通路部の下部、集
合通路部の下部、排気用送風機部、給気連通路部、加湿
器部を含む下部ユニットとに分割する構造としたので、
分割数が適切になり搬入時の分解再組み立て工数を抑制
しつつ、搬入を容易にすることができる。また、上部ユ
ニットに収納される熱交換素子の個数を増やすことによ
り設置床スペースを増加させることなく熱交換素子の能
力を増加させることができる。
装置は、前記上部ユニットにおいて前記室内排気チャン
バ部を分割可能とするとともに、前記下部ユニットにお
いて前記加湿器部を分割可能としたので、用途に応じ加
湿器部および排気チャンバ部を省略して、空調換気装置
の小型化、コスト低減を図ることができる。ダクトスぺ
ースの確保が容易になる。
装置は、分割可能部分の上面各4隅に吊り下げボルトの
ネジ孔を設けたので、各分割部分に吊り下げボルトを取
り付けて、容易に搬入することができる。
装置は、前記各部内のアフターサービスを可能とするメ
ンテナンスパネルを略各部に区分して前後面それぞれに
設けたので、設置スペースの状況により空調換気装置を
前後面選択して設置することができ、これによりダクト
工事の容易化、あるいはダクトスペースの低減を図るこ
とができる。
装置は、前記給気連通路に冷温水コイルを前後面何れか
らでもスライド式に着脱可能に設置するとともに、該冷
温水コイルの出入り口配管に開閉弁を設けたので、前後
何れの面からのサービスもより一層容易になる。
装置は、前記排気用送風機を前後面何れからでもスライ
ド式に着脱可能に設置したので、前後何れの面からのサ
ービスもより一層容易になる。
装置は、前記給気用送風機を前後面何れからでもスライ
ド式に着脱可能に設置したので、前後何れの面からのサ
ービスもより一層容易になる。
気装置を上下に分割した状態で示す概略の全体構成斜視
図である。
気装置の正面から見た概略の全体構成説明図である。
気装置の概略の全体構成斜視図である。
気装置における排気用送風機の取付け要領図である。
気装置における上下ユニット間の固定要領図である。
気装置における吊り下げボルト部説明図である。
気装置の前面外観図である。
気装置の後面外観図である。
換気装置の設置状態図であって、排気チャンバ部を取り
外した場合の設置例を示す。
トに熱交換素子を2個配置した熱回収式空調換気装置の
概略の全体構成図である。
換気装置における冷温水コイルの配置図である。
換気装置における冷温水コイルの取付け説明図である。
部ユニット、 8a〜8g,9a〜9g メンテナンス
パネル、 10 熱交換素子部、 11 熱交換素子、
11a 給気吸込み面、 11b 排気吸込み面、
11c 給気吹出し面、 11d 排気吹出し面、 2
0 分配通路部、 21 給気分配通路、 22 排気
分配通路、 30 集合通路部、 31 給気集合通
路、 32排気集合通路、 40 排気チャンバ部、
41 入口側排気ダクト接続口、50 排気用送風機
部、 51 排気用送風機、 60 給気用送風機部、
61 給気用送風機、 70 給気連通路部、 71
給気連通路、73 冷温水コイル、 74,75 開閉
弁、 80 加湿器部、 81 加湿器。
Claims (7)
- 【請求項1】 排気吸込み面および給気吸込み面が一方
の側面に対し上下対称的となり、排気吹出し面および給
気吹出し面が他方の側面に対し上下対称的となるように
配置された熱交換素子を垂直方向に一列に複数配設した
熱交換素子部と、 該熱交換素子部の一側方に配設され、かつ、室外給気を
各給気吸込み面に分配する給気分配通路と、該熱交換素
子部の一側方における該給気分配通路の前後何れかに配
設され、かつ、室内排気を各排気吸込み面に分配する排
気分配通路とを有する分配通路部と、 該熱交換素子部の他側方に配設され、かつ、前記各熱交
換素子の給気吹出し面から排出された室外給気を集合す
る給気集合通路と、該熱交換素子部の他側方における該
給気集合通路の前後何れかに配設され、かつ、前記各熱
交換素子の排気吹出し面から排出された室内排気を集合
する排気集合通路とを有する集合通路部と、 前記熱交換素子部の一側方の上部に配設され、一方で入
口側給気ダクト接続口に連通され、他方で前記排気集合
通路に連通する室内排気チャンバ部と、 前記熱交換素子部の他側方の上部に配設され、一方で室
内排気を室外へ排出するための出口側排気ダクト接続口
に連通され、他方で前記排気集合通路に吸込み口を開口
した排気用送風機を収納する排気用送風機部と、 前記熱交換素子部の他側方の中央部に配設され、かつ、
前記給気集合通路に吸込み口を開口した給気用送風機を
収納する給気用送風機部と、 前記分配通路の側方に配設され、かつ、内部に加湿器を
収納した加湿器部と、 前記給気用送風機部および前記熱交換素子部の下部に配
設され、前記給気用送風機の吹出し口と前記加湿器の吸
込み側とを連通する給気連通路を有する給気連通路部と
を備え、 前記熱交換素子部の上部と、前記分配通路部の上部と、
前記集合通路部の上部と、前記室内排気チャンバ部と、
前記排気用送風機部とで上部ユニットを構成し、 前記熱交換素子部の下部と、前記分配通路部の下部と、
前記集合通路部の下部と、前記給気用送風機部と、前記
給気連通路部と、前記加湿器部とで下部ユニットを構成
し、該両ユニットを分割可能としたことを特徴とする熱
回収式空調換気装置。 - 【請求項2】 前記上部ユニットにおいて前記室内排気
チャンバ部を分割可能とするとともに、前記下部ユニッ
トにおいて前記加湿器部を分割可能としたことを特徴と
する請求項1記載の熱回収式空調換気装置。 - 【請求項3】分割可能部分の上面各4隅に吊り下げボル
トの取付け用ネジ孔を設けたことを特徴とする請求項1
または2記載の熱回収式空調換気装置。 - 【請求項4】 前記各部内のアフターサービスを可能と
するメンテナンスパネルを略前記各部に区分して前後面
それぞれに設けたことを特徴とする請求項1記載の熱回
収式空調換気装置。 - 【請求項5】 前記給気連通路に冷温水コイルを前後面
何れからでもスライド式に着脱可能に設置するととも
に、該冷温水コイルの出入り口配管に開閉弁を設けたこ
とを特徴とする請求項4記載の熱回収式空調換気装置。 - 【請求項6】 前記排気用送風機を前後面何れからでも
スライド式に着脱可能に設置したことを特徴とする請求
項4記載の熱回収式空調換気装置。 - 【請求項7】 前記給気用送風機を前後面何れからでも
スライド式に着脱可能に設置したことを特徴とする請求
項4記載の熱回収式空調換気装置。
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ID=13938648
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