JP2000279066A - 魚釣用リ−ル - Google Patents
魚釣用リ−ルInfo
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- JP2000279066A JP2000279066A JP11092173A JP9217399A JP2000279066A JP 2000279066 A JP2000279066 A JP 2000279066A JP 11092173 A JP11092173 A JP 11092173A JP 9217399 A JP9217399 A JP 9217399A JP 2000279066 A JP2000279066 A JP 2000279066A
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Abstract
り外しが可能で、潤滑油の保持が良好で、ガタ付きが緩
和可能なこと。 【解決手段】 リ−ル本体1の前部には軸受16で軸筒
からなるハンドル回転で回転する部材4が回転自在に軸
承されると共に前側に突出されている。軸受16より前
側の軸筒からなるハンドル回転で回転する部材4の外周
に回転部材17とロ−タ18の中心軸部が嵌合されてナ
ット5で固定されている。軸筒からなるハンドル回転で
回転する部材4の先端外周には周溝と凸部からなる固定
部4dが形成され、固定部4dには弾性部材6の鍔部6
eが圧入嵌合されて取り付けられて弾性部材6の透孔6
cは軸筒からなるハンドル回転で回転する部材4の中心
孔4cに前後往復動可能に摺動自在に挿入されたスプ−
ル軸7の太径部7a外周に嵌合されている。
Description
防水・防塵する部材の取付位置及び取付方法を改良した
魚釣用リ−ルに関する。
在に支持されたハンドルの回転で釣糸巻取り駆動機構を
駆動することでスプ−ルに釣糸を巻回する構成となって
いる。その中で、魚釣用スピニングリ−ルは、先端にス
プ−ルを備えたスプ−ル軸をリ−ル本体内の前後往復動
機構によりハンドルの回転運動を前後動運動に変換する
と共に、前記ハンドルの回転操作に連動回転して釣糸を
前記スプ−ルに巻回保持する釣糸案内部を備えたロ−タ
を具備している。又、前記スプ−ル軸は前記ロ−タの回
転軸筒内を挿通すると共に、その内周面に摺接して前後
動するため、大きな摩擦抵抗が発生するので、該抵抗を
緩和するべく両者間には若干のクリアランス(隙間)を
設けて双方を支持している。
より、その隙間から水や塵挨がリ−ル本体内部に侵入
し、リ−ル本体内部のグリス等を変質させてしまい、回
転不良の原因となる恐れがありその対策が必要であっ
た。これは他の軸受部分(駆動歯車支持部等)も同様の
不具合が指摘されている。又、両軸受型リ−ルにおいて
も、ハンドル駆動軸やスプ−ル軸の外側から水や塵挨が
リ−ル本体内に侵入して、巻取駆動機構の機能に不具合
が発生する欠点があった。前記不具合を解消するべく、
前記回転体又は、支持部の少なくとも一方に防水・防塵
用の弾性リングを設け、その内周端部又は外周端部に形
成された薄膜縁を他方側に摺接することで防水・防塵を
図ったものは例えば実開昭57−201173号公報等
で公知である。
法が 軸受とリ−ル本体間に挾着 回転体外周の溝に嵌め込む 構成であり、の場合弾性リングの着脱時に分解が必要
であるので面倒であり、の場合弾性リングが脱落し易
い不具合が指摘されている。
点は、前記改善策でも、弾性リングを軸受とリ−ル本体
間に挾着した時、着脱時に分解が必要であるので面倒で
あり、回転体外周の溝に嵌め込むと弾性リングが脱落し
易い不具合がことである。
をリ−ル本体の分解をせずに取り外しが可能で、潤滑油
の保持が良好で、ガタ付きが緩和可能な魚釣用リ−ルを
提供することである。
に、請求項1に係わる本発明は、リ−ル本体と、リ−ル
本体に回転自在に支持されたハンドルと、前記リ−ル本
体にスプ−ル軸を介して支持され、該ハンドルの回転で
駆動される巻取駆動機構により釣糸を巻回保持するスプ
−ルとで構成された魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル
本体の内部を防水・防塵するべく構成された弾性部材の
内周面に薄膜縁を形成すると共に、前記ハンドル回転で
回転する部材又は前記スプ−ル軸の径方向外方に位置す
る前記リ−ル本体又は前記ハンドル回転で回転する部材
の何れか一方の外周に、前記弾性部材を圧入固定するた
めの固定部を設けたことを要旨とするものである。
回転自在に取付けられたハンドルの回転操作に連動回転
するロ−タを支持する前記ハンドル回転で回転する部材
を前記リ−ル本体に回転自在に支持し、前記ハンドル回
転で回転する部材に先端にスプ−ルを備えたスプ−ル軸
を挿通し、該スプ−ル軸をリ−ル本体内の前後往復動機
構によりハンドルの回転運動を前後動運動に変換して前
記ロ−タ回転により巻き取られる釣糸をスプ−ルに巻回
保持する魚釣用リ−ルにおいて、前記ハンドル回転で回
転する部材とスプ−ル軸との摺接部における防水・防塵
を図るべく構成された弾性部材を前記ハンドル回転で回
転する部材と前記スプ−ル軸のうち、少なくとも何れか
一方に取付けたことを要旨とするものである。
を環状に形成し、前記弾性部材の内周面に薄膜縁を形成
すると共に、前記スプ−ル軸の径方向外方に位置する前
記ハンドル回転で回転する部材の外周に、前記弾性部材
を圧入固定するための固定部を設けたことを要旨とする
ものである。
防塵用の弾性部材6、6′、6″、25、54、55、
56をリ−ル本体1、Aの内部を分解することなく弾性
部材を取り外しが可能となり、弾性部材の摩耗後の交換
が容易となる。弾性部材が各固定部1b、1d、2b、
4d、5a、5b、5d、5e、7d、8g、9bに圧
入嵌合されているので、別部材で弾性部材6を挾み付け
る必要がなくなる。防水・防塵用の弾性部材6、6′、
6″、25、54、55、56に薄膜縁6d、6k、5
4a、55b、56dを形成することで、ハンドル回転
で回転する部材4、14、17、51やスプ−ル軸7、
7′との摺接部における摩擦抵抗を減少させることがで
きる。
弾性部材6をでハンドル駆動軸12を引き抜くこと
で、では防水・防塵用の弾性部材6、6′、6″、2
5をロ−タ18を取り外すことで、では防水・防塵用
の弾性部材6、6′、6″、25をスプ−ル21を取り
外すことで、リ−ル本体1を分解をせずに弾性部材の取
り外しが可能となり、弾性部材6、6′、6″、25の
摩耗後の交換が容易となる。では弾性部材6、6′、
6″、25でスプ−ル軸7と軸筒からなるハンドル回転
で回転する部材4との隙間を塞ぐことが可能となるの
で、隙間への異物の侵入を防止しながら、グリス等の潤
滑油の保持が良好となる。前記隙間を若干大きめに取っ
ても、スプ−ル軸7と軸筒からなるハンドル回転で回転
する部材4との間のガタ付きを弾性部材6、6′、
6″、25が吸収するため緩和することが可能となる。
6′、6″、25が各固定部1b、1d、4dに圧入嵌
合されているので、別部材で弾性部材6を挾み付ける必
要がなくなる。防水・防塵用の弾性部材6、6′、
6″、25、54、55、56に薄膜縁6d、6k、5
4a、55b、56dを形成することで、ハンドル回転
で回転する部材4、14、17やスプ−ル軸7との摺接
部における摩擦抵抗を減少させることができる。
ると、図1、図2は第1実施例で魚釣用リ−ルを魚釣用
スピニングリ−ルで述べれば、図1は魚釣用スピニング
リ−ルの断面平面図、図2は要部拡大断面平面図、図3
はリ−ル本体のハンドル側の拡大要部断面平面図、図4
はリ−ル本体の前部の拡大要部断面平面図である。
の一側開口に図示しないビスで蓋体2が取り付けられて
閉塞されている。リ−ル本体1と蓋体2に取り付けられ
た軸受10、11で駆動歯車3の駆動軸3aが支承さ
れ、駆動軸3aの中心多角形孔3bにハンドル駆動軸1
2が左右交換自在に挿入嵌合されてビス13で抜け止め
されている。ハンドル駆動軸12の一端にはハンドルカ
バ−からなるハンドル回転で回転する部材14が固定さ
れ、ハンドル回転で回転する部材14にハンドル15が
折り畳み自在に取り付けられている。駆動軸3aには歯
車3cが形成されている。ハンドルカバ−からなるハン
ドル回転で回転する部材14はカバ−部14aと内側筒
部14bで形成されている。
らなるハンドル回転で回転する部材4が回転自在に軸承
されると共に前側に突出されている。軸受16より前側
の軸筒からなるハンドル回転で回転する部材4の外周に
逆転防止爪車からなるハンドル回転で回転する部材17
とロ−タ18の中心軸部が嵌合されてナット5で固定さ
れている。リ−ル本体1の軸受10側部には筒部1aが
突出されて筒部1aの先端外周に周溝と凸部からなる固
定部1bが形成されている。筒部1aの内側には凹部が
形成されると共に螺子部1cが形成されている。周溝と
凸部からなる固定部1bには環状で断面凹字形の弾性部
材6が取り付けられている。
縦壁6bと、縦壁6b中心の透孔6cと、透孔6cの周
囲の断面V字形の薄膜縁6dと、筒部6a他側の中心に
向かう鍔部6eで形成されている。鍔部6eは固定部1
bに圧入嵌合され、透孔6cはハンドルカバ−からなる
ハンドル回転で回転する部材14の内側筒部14b外周
に嵌合されている。リ−ル本体1の筒部1a外側はハン
ドルカバ−からなるハンドル回転で回転する部材14の
カバ−部14aで覆われる。
されて筒部2aの先端外周に周溝と凸部からなる固定部
2bが形成されている。筒部2aの内側には凹部が形成
されると共に螺子部2cが形成されている。周溝と凸部
からなる固定部2bにはハンドル駆動軸12が左右交換
される時弾性部材6の鍔部6eが圧入嵌合される。螺子
部2cにはカバ−19が螺合されている。
溝と凸部からなる固定部1dが形成されている。周溝と
凸部からなる固定部1dには前記弾性部材6と同形で大
きい弾性部材6の鍔部6eが圧入嵌合されて取り付けら
れている。大きい弾性部材6の透孔6cは逆転防止爪車
からなるハンドル回転で回転する部材17の軸部17a
外周に嵌合されている。
4の基端4aは軸受部1eの透孔1fで回転自在に軸承
され、基端4aの前側に一体的に形成されたピニオン4
bに駆動歯車3が噛合されてロ−タ18はハンドル15
の回転に連動して回転されるように支持されて巻取駆動
機構が構成されている。前記軸筒からなるハンドル回転
で回転する部材4の中心孔4cには先端に釣糸20が巻
回されるスプ−ル21が取り付けられたスプ−ル軸7の
太径部7aが前後往復動可能に摺動自在に挿入され、ス
プ−ル軸7の後端の回り止め部7bに摺動体22がビス
23で取り付けられている。リ−ル本体1内の側壁面に
軸筒1gが形成されて連動歯車24が軸承されると共
に、側壁面に形成されたリブからなる環状の台部1h上
に載せられている。連動歯車24は駆動歯車3の駆動軸
3a外周に形成された歯車3cに噛合され、摺動体22
と連動歯車24で前後往復動機構が構成されている。
22bとで形成されている。本体部22aには係合溝2
2cが形成され、突出部22bに横向きの回り止め透孔
22dが形成されている。更に突出部22bには回り止
め透孔22dと直交するビス孔22eが形成されてい
る。スプ−ル軸7の後端の回り止め部7bが回り止め透
孔22dに嵌合されている。連動歯車24は平歯車状に
形成されて外周に歯部24aが形成され、中心に軸孔2
4bが形成されて一側面の偏心位置に係合突部24cが
形成されている。連動歯車24の係合突部24cは摺動
体22の係合溝22cに挿入されている。
4の先端外周には周溝と凸部からなる固定部4dが形成
されている。周溝と凸部からなる固定部4dには前記弾
性部材6と同形で小さい弾性部材6の鍔部6eが圧入嵌
合されて取り付けられている。小さい弾性部材6の透孔
6cはスプ−ル軸7の太径部7a外周に嵌合されてい
る。
は、 リ−ル本体1の軸受10側部の筒部1a先端外周に周
溝と凸部からなる固定部1bが形成されて弾性部材6が
取り付けられ、弾性部材6の透孔6cがハンドルカバ−
からなるハンドル回転で回転する部材14の内側筒部1
4b外周に嵌合されていると、この部分からリ−ル本体
1内に水や塵挨の侵入が防止される。 リ−ル本体1の軸受16の前側外周に周溝と凸部から
なる固定部1dが形成されて大きい弾性部材6が取り付
けられ、大きい弾性部材6の透孔6cが逆転防止爪車か
らなるハンドル回転で回転する部材17の軸部17a外
周に嵌合されていると、この部分からリ−ル本体1内に
水や塵挨の侵入が防止される。 軸筒からなるハンドル回転で回転する部材4の先端外
周に周溝と凸部からなる固定部4dが形成されて小さい
弾性部材6が取り付けられ、小さい弾性部材6の透孔6
cがスプ−ル軸7の太径部7a外周に嵌合されている
と、この部分から軸筒からなるハンドル回転で回転する
部材4内やリ−ル本体1内に水や塵挨の侵入が防止され
る。
と、防水・防塵用の弾性部材6をでハンドル駆動軸1
2を引き抜くことで、でロ−タ18を取り外すこと
で、でスプ−ル21を取り外すことで、リ−ル本体1
を分解をせずに弾性部材6を取り外しが可能となり、弾
性部材6の摩耗後の交換が容易となる。弾性部材6の鍔
部6eが各固定部1b、1d、4dに圧入嵌合されてい
るので、別部材で弾性部材6を挾み付ける必要がなくな
る。では弾性部材6でスプ−ル軸7と軸筒からなるハ
ンドル回転で回転する部材4との隙間を塞ぐことが可能
となるので、隙間への異物の侵入を防止しながら、グリ
ス等の潤滑油の保持が良好となる。前記隙間を若干大き
めに取っても、スプ−ル軸7と軸筒からなるハンドル回
転で回転する部材4との間のガタ付きを弾性部材6が吸
収するため緩和することが可能となる。
ングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
受16で軸承された軸筒からなるハンドル回転で回転す
る部材4にロ−タ18が取り付けられるナット5の外周
前側に周溝と凸部からなる固定部5aが形成されてい
る。固定部5aには前記弾性部材6と同形の弾性部材6
の鍔部6eが圧入嵌合されて取り付けられている。弾性
部材6の透孔6cはスプ−ル軸7の太径部7a外周に嵌
合されている。他の構成は前記第1実施例と略同一であ
る。
ングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
受16で軸承された軸筒からなるハンドル回転で回転す
る部材4にロ−タ18が取り付けられるナット5の内周
前側に周溝と凸部からなる固定部5bが形成されて弾性
部材6′が取り付けられている。弾性部材6′は環状で
筒部6fと、筒部6f外周の周溝6gと、一側の縦壁6
hと、縦壁6h中心の透孔6cと、透孔6cの周囲の断
面V字形の薄膜縁6dと他側の外方に向かう鍔部6iで
形成されている。固定部5bには前記弾性部材6′の鍔
部6iが圧入嵌合されて取り付けられている。弾性部材
6′の透孔6cはスプ−ル軸7の太径部7a外周に嵌合
されている。他の構成は前記第1実施例と略同一であ
る。
スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図、図8は一部の
拡大断面平面図である。
受16で軸承された軸筒からなるハンドル回転で回転す
る部材4にロ−タ18が取り付けられるナット5の前端
に中心に向けて鍔部5cが形成されて鍔部5cに周溝か
らなる固定部5dが形成されて弾性部材6″が取り付け
られている。弾性部材6″は環状の円板部6jと、円板
部6j中心の透孔6cと、透孔6cの周囲の断面円弧形
の薄膜縁6kとで形成されている。固定部5dには前記
弾性部材6″の円板部6jが圧入嵌合されて取り付けら
れている。弾性部材6″の透孔6cはスプ−ル軸7の太
径部7a外周に嵌合されている。他の構成は前記第1実
施例と略同一である。
ングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
受16で軸承された軸筒からなるハンドル回転で回転す
る部材4にロ−タ18が取り付けられるナット5の前端
に中心に向けて鍔部5cが形成されている。スプ−ル軸
7の太径部7a外周に幾分小径の中径部7cが形成され
ると共に周溝からなる固定部7dが形成されている。固
定部7dには環状の弾性部材25が嵌合されている。軸
筒からなるハンドル回転で回転する部材4の先端面とナ
ット5の鍔部5cの間にはスポンジ等の柔軟性のある部
材26が挾み込まれている。弾性部材25は軸筒からな
るハンドル回転で回転する部材4の内周面と柔軟性のあ
る部材26とナット5の鍔部5cの内周面に摺接され
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
出された時、弾性部材25はナット5の鍔部5c位置と
なり、スプ−ル21とナット5を取り外すことで、リ−
ル本体1を分解をせずに弾性部材25を取り外しが可能
となり、弾性部材25の摩耗後の交換が容易となる。
魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図、図11
は一部拡大断面平面図である。
受16で軸承された軸筒からなるハンドル回転で回転す
る部材4にロ−タ18が取り付けられるナット5の前端
に中心に向けて鍔部5cが形成されて鍔部5cと軸筒か
らなるハンドル回転で回転する部材4の先端面との間に
隙間ができるように形成されて固定部5eとし、固定部
5eに前記弾性部材6″より幾分長い弾性部材6″が取
り付けられている。弾性部材6″の透孔6cはスプ−ル
軸7の太径部7a外周に嵌合されている。他の構成は前
記第1実施例と略同一である。
ルを魚釣用両軸受型リ−ルで述べれば、図12は魚釣用
両軸受型リ−ルの要部断面平面図、図13は魚釣用両軸
受型リ−ルの要部拡大断面平面図である。
ル本体Aが側枠8とリ−ル側板9、9′で構成され、側
枠8の左右両側枠8a、8bが図示しない複数本の支柱
とリ−ル脚27の固定板8cで一体的に平行に保持され
て左右両側枠8a、8bの外側には夫々リ−ル側板9、
9′が取り付けられている。両側枠8a、8bには夫々
筒部8d、8eが形成されて軸受28、29が、リ−ル
側板9に軸受30が設けられてスプ−ル軸7′が支持さ
れ、スプ−ル軸7′の大径部7aに固定したスプ−ル3
1が左右両側枠8a、8b間に回転可能に設けられてい
る。スプ−ル31の巻胴部外周には釣糸20が巻回さ
れ、スプ−ル軸7′の左側の一端はスラスト受け32に
当てられ、他端は調整ツマミ33内のスラスト受け34
に当てられている。
7eにはピニオン35が摺動自在に嵌合され、スプ−ル
軸7′の係合凸部7fとピニオン35のクラッチ係合凹
部35aがクラッチ板36と摺動板37とクラッチレバ
−38が取り付けられた軸部からなる操作部材39とで
係合・離脱されるように構成されている。前記ピニオン
35の歯部35bには駆動歯車40が噛合され、駆動歯
車40はハンドル軸41に回り止め嵌合されてハンドル
軸41に圧入固定されたワッシャ−42で一方向に抜け
止めされている。ピニオン35の外周には周溝35cが
形成されてクラッチ板36が係合されている。
と、リ−ル側板9の軸受44で支持され、ハンドル軸4
1の外周にワッシャ−42の左側に制動板45が回り止
め嵌合され、摩擦板46と爪車47と摩擦板48が駆動
歯車40の左側に回動自在に嵌合され、更に駆動歯車4
0の右側に摩擦板48が嵌合されると共に制動板49と
バネ板50、50が回り止め嵌合されている。軸受44
の右側のハンドル軸41の外周にはドラグ調整摘みから
なるハンドル回転で回転する部材51の円筒部51aが
螺合され、ドラグ調整摘みからなるハンドル回転で回転
する部材51の回動で、軸受44を介して駆動歯車40
の側面に摩擦板48と爪車47と摩擦板48と制動板4
9とバネ板50、50が押圧されて制動力が調整され
る。ハンドル軸41の他端にはハンドル52が回り止め
嵌合されてナット53が螺合されている。
らなる固定部8gが形成されて前記第1実施例の弾性部
材6と同形の環状で断面凹字形の弾性部材6が取り付け
られている。弾性部材6の透孔6cはスプ−ル軸7′の
太径部7a外周に嵌合されている。リ−ル側板9の軸受
44外側には筒部9aの先端外周に周溝と凸部からなる
固定部9bが形成されて前記弾性部材6と同形の環状で
断面凹字形の弾性部材6が取り付けられている。弾性部
材6の透孔6cはドラグ調整摘みからなるハンドル回転
で回転する部材51の円筒部51aの外周に嵌合されて
いる。
脱されると、弾性部材6を取り外しが可能となり、弾性
部材6の摩耗後の交換が容易となる。 リ−ル本体Aからハンドル52とドラグ調整摘みから
なるハンドル回転で回転する部材51が取り外される
と、弾性部材6を取り外しが可能となり、弾性部材6の
摩耗後の交換が容易となる。 弾性部材6の鍔部6eが各固定部8g、9bに圧入嵌
合されているので、別部材で弾性部材6を挾み付ける必
要がなくなる。 スプ−ル軸7′の太径部7a外周に嵌合された弾性部
材6で軸受28からリ−ル本体A内へ侵入する水や塵挨
が防止される。 ドラグ調整摘みからなるハンドル回転で回転する部材
51の円筒部51aの外周に嵌合された弾性部材6で軸
受44からリ−ル本体A内へ侵入する水や塵挨が防止さ
れる。
されると、防水・防塵用の弾性部材6をでリ−ル本体
Aからスプ−ル31とスプ−ル軸7′が離脱されること
で、でリ−ル本体Aからハンドル52とドラグ調整摘
みからなるハンドル回転で回転する部材51が取り外す
ことで、リ−ル本体Aの内部を分解することなく弾性部
材6を取り外しが可能となり、弾性部材6の摩耗後の交
換が容易となる。弾性部材6の鍔部6eが各固定部8
g、9bに圧入嵌合されているので、別部材で弾性部材
6を挾み付ける必要がなくなる。
軸受型リ−ルの要部断面平面図である。
外側には筒部9aの先端に凹部9cが形成されている。
ドラグ調整摘みからなるハンドル回転で回転する部材5
1の円筒部51aの外周を固定部として環状で断面凸形
の弾性部材54が嵌合されている。弾性部材54の尖頭
状の薄膜縁54a外周は凹部9cの内周面に摺接されて
いる。弾性部材54で軸受44から侵入する水や塵挨が
防止される。弾性部材54は前記図9の第5実施例の弾
性部材25に代えて用いることが出来る。
は弾性部材の拡大断面平面図である。
材55は断面リング部55aと尖頭状の薄膜縁55bで
一体に形成されている。弾性部材55は前記図9の第5
実施例の弾性部材25や前記第8実施例の弾性部材54
に代えて用いることが出来る。
16は弾性部材の拡大断面平面図である。
面凹字形の弾性部材56で筒部56aと、筒部56a一
側の縦壁56bと、縦壁56b中心の透孔56cと、透
孔56cの周囲の断面V字形の薄膜縁56dとで形成さ
れている。弾性部材56は前記他の実施例に用いること
が出来る。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
をリ−ル本体の内部を分解することなく弾性部材を取り
外しが可能となり、弾性部材の摩耗後の交換が容易とな
る。弾性部材が各固定部に圧入嵌合されているので、別
部材で弾性部材を挾み付ける必要がなくなる。防水・防
塵用の弾性部材に薄膜縁を形成することで、ハンドル回
転で回転する部材やスプ−ル軸との摺接部における摩擦
抵抗を減少させることができる。
をハンドル駆動軸を引き抜くことや、ロ−タを取り外す
ことや、スプ−ルを取り外すことで、リ−ル本体を分解
をせずに弾性部材の取り外しが可能となり、弾性部材の
摩耗後の交換が容易となる。弾性部材でスプ−ル軸と軸
筒からなるハンドル回転で回転する部材との隙間を塞ぐ
ことが可能となるので、隙間への異物の侵入を防止しな
がら、グリス等の潤滑油の保持が良好となる。前記隙間
を若干大きめに取っても、スプ−ル軸と軸筒からなるハ
ンドル回転で回転する部材との間のガタ付きを弾性部材
が吸収するため緩和することが可能となる。
入嵌合されているので、別部材で弾性部材を挾み付ける
必要がなくなる。防水・防塵用の弾性部材に薄膜縁を形
成することで、ハンドル回転で回転する部材やスプ−ル
軸との摺接部における摩擦抵抗を減少させることができ
る。
平面図である。
図である。
る。
拡大断面平面図である。
拡大断面平面図である。
拡大断面平面図である。
拡大断面平面図である。
部拡大断面平面図である。
断面平面図である。
図である。
断面平面図である。
面平面図である。
大断面平面図である。
d、8g、9b 固定部 4、14、17、51 ハンドル回転で回転する部材 6、6′、6″、25、54、55、56 弾性部材 6d、6k、54a、55b、56d 薄膜縁 7、7′ スプ−ル軸 15、52 ハンドル 18 ロ−タ 20 釣糸 21、31 スプ−ル
Claims (3)
- 【請求項1】リ−ル本体と、リ−ル本体に回転自在に支
持されたハンドルと、前記リ−ル本体にスプ−ル軸を介
して支持され、該ハンドルの回転で駆動される巻取駆動
機構により釣糸を巻回保持するスプ−ルとで構成された
魚釣用リ−ルにおいて、前記リ−ル本体の内部を防水・
防塵するべく構成された弾性部材の内周面に薄膜縁を形
成すると共に、前記ハンドル回転で回転する部材又は前
記スプ−ル軸の径方向外方に位置する前記リ−ル本体又
は前記ハンドル回転で回転する部材の何れか一方の外周
に、前記弾性部材を圧入固定するための固定部を設けた
ことを特徴とする魚釣用リ−ル。 - 【請求項2】リ−ル本体に回転自在に取付けられたハン
ドルの回転操作に連動回転するロ−タを支持する前記ハ
ンドル回転で回転する部材を前記リ−ル本体に回転自在
に支持し、前記ハンドル回転で回転する部材に先端にス
プ−ルを備えたスプ−ル軸を挿通し、該スプ−ル軸をリ
−ル本体内の前後往復動機構によりハンドルの回転運動
を前後動運動に変換して前記ロ−タ回転により巻き取ら
れる釣糸をスプ−ルに巻回保持する魚釣用リ−ルにおい
て、前記ハンドル回転で回転する部材とスプ−ル軸との
摺接部における防水・防塵を図るべく構成された弾性部
材を前記ハンドル回転で回転する部材と前記スプ−ル軸
のうち、少なくとも何れか一方に取付けたことを特徴と
する魚釣用リ−ル。 - 【請求項3】前記弾性部材を環状に形成し、前記弾性部
材の内周面に薄膜縁を形成すると共に、前記スプ−ル軸
の径方向外方に位置する前記ハンドル回転で回転する部
材の外周に、前記弾性部材を圧入固定するための固定部
を設けたことを特徴とする請求項2記載の魚釣用リ−
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09217399A JP3502291B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 魚釣用リ−ル |
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JP3502291B2 JP3502291B2 (ja) | 2004-03-02 |
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JP09217399A Expired - Fee Related JP3502291B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 魚釣用リ−ル |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100829313B1 (ko) * | 2001-05-18 | 2008-05-13 | 가부시키가이샤 시마노 | 스피닝 릴의 스풀 |
KR100884718B1 (ko) * | 2001-01-24 | 2009-02-20 | 가부시키가이샤 시마노 | 낚시용 릴의 밀봉 구조 |
JP2011092124A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Globeride Inc | 魚釣用スピニングリール |
CN102067830A (zh) * | 2009-10-28 | 2011-05-25 | 株式会社岛野 | 纺车式渔线轮的钓线导向机构 |
JP2014124155A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Globeride Inc | 魚釣用リール |
JP2014124173A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Globeride Inc | 魚釣用スピニングリール |
JP2014226071A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09217399A patent/JP3502291B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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