JP2000278928A - 振動アクチュエータ - Google Patents

振動アクチュエータ

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JP2000278928A
JP2000278928A JP11077944A JP7794499A JP2000278928A JP 2000278928 A JP2000278928 A JP 2000278928A JP 11077944 A JP11077944 A JP 11077944A JP 7794499 A JP7794499 A JP 7794499A JP 2000278928 A JP2000278928 A JP 2000278928A
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JP
Japan
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magnetic circuit
damper
vibration actuator
yoke
outer peripheral
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11077944A
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Inventor
Nobuyasu Sakai
延恭 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動時の磁気回路の軸の傾きを抑え、コイル
と磁気回路が接触したり、あるいは、ダンパに異常な応
力が加わることで性能劣化をきたすことのない振動アク
チュエータの提供。 【解決手段】 スパイラル部30を持つダンパ7の外周
部に形成した支持手8を磁気回路20のヨーク1の外周
面に設けた溝21に固定することで、磁気回路20の外
周面を、また、中心軸4によって磁気回路20の中央部
を位置決めすることで、磁気回路20を二箇所で柔軟に
支持した振動アクチュエータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の移動
体通信機器に搭載され、呼び出し音、音声、振動を発生
させる等の磁気回路を利用した振動アクチュエータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動アクチュエータは、
例えば、特願平8−324997(ペイジャー用振動ア
クチュエータ)に記載されている。この振動アクチュエ
ータは、図2に示されるように、永久磁石2、ヨーク
1、プレート3で構成される磁気回路20を含んでい
る。
【0003】また、この磁気回路20は、樹脂製のダン
パ7と、支持台11に設けられた爪状突起12に組み付
けた柔軟な構造物である支持ゴム13とで、上下に柔軟
に可動するように支持されている。
【0004】コイル5に駆動電流を流すと、磁気回路2
0は軸方向を上下に移動し、ダンパ外周部15及び支持
台11を介して外部に振動を伝える。
【0005】なお、中心軸4は、磁気回路20をダンパ
7と結合する軸であり、弾性材16は、ヨーク1が支持
台11に直接衝突するのを防止するための弾性材であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の、この
ような構造の振動アクチュエータでは、磁気回路20と
連結する中心軸4は、ダンパ7で支持されているが、異
常な衝撃が加わった場合等には、振動時に磁気回路20
の軸が傾く場合がある。その際、コイル5と磁気回路2
0が接触し、異常音を発したり、あるいは、ダンパ7に
異常な応力が加わる可能性があった。
【0007】そのため、従来は、支持ゴム13により磁
気回路20の軸の傾きを抑えており、また、駆動オフセ
ット電圧により、磁気回路20が持ち上げられるので、
コイルと磁気回路の接触が抑えられているが、より過酷
な環境でも使用できるように、より耐衝撃性が高く、よ
り信頼性の高いものとの要求がある。
【0008】従って、本発明の課題は、異常な衝撃時等
の振動時の磁気回路の軸の傾きを抑え、コイルと磁気回
路が接触したり、あるいは、ダンパに異常な応力が加わ
ることで、性能劣化をきたすことのない、より耐衝撃性
高く、より信頼性の高い振動アクチュエータを提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スパイ
ラル部をもつダンパの外周部に形成した支持手が、磁気
回路のヨークの外周面に設けられた溝に固定されること
で、磁気回路の外周面を、また、中心軸によって、磁気
回路の中央部を位置決めし、磁気回路を二箇所で柔軟に
支持することにより、振動時の磁気回路の軸の傾きを抑
え、コイルが磁気回路と接触したり、ダンパに異常な応
力が加わって性能劣化をきたすことのない振動アクチュ
エータが得られる。
【0010】即ち、本発明は、ヨーク、永久磁石、プレ
ートで構成された磁気回路およびダンパが中心軸により
同軸上に位置決めされ、前記磁気回路の空隙に配された
コイルに駆動電流を流すことによって該磁気回路に振動
を起こす振動アクチュエータであって、前記ダンパは、
その中央部にスパイラル部を有し、かつ、その外周部に
形成された複数本の支持手を前記ヨークの外周面に設け
た溝に固定することにより、前記磁気回路を中央部およ
び外周面の2個所で柔軟に支持する振動アクチュエータ
である。
【0011】また、本発明は、前記ダンパが前記磁気回
路のヨーク側に配されている上記の振動アクチュエータ
である。
【0012】また、本発明は、前記ダンパがSUS30
4、SUS301、洋白、りん青銅、Be−Cu合金の
金属ばね材の内、少なくとも一種の金属ばね材にて形成
されている上記の振動アクチュエータである。
【0013】また、本発明は、前記ダンパの外周縁部に
穴が設けられ、支持枠の突起物に、熱かしめ処理にて固
定されている上記の振動アクチュエータである。
【0014】また、本発明は、前記ダンパの中心部と外
周縁部の間に複数個の支持手を設け、前記磁気回路のヨ
ーク外周面の溝に固定する上記の振動アクチュエータで
ある。
【0015】また、本発明は、前記磁気回路およびダン
パが前記中心軸に設けられた突起物に圧着処理により一
体化されている上記の振動アクチュエータである。
【0016】また、本発明は、前記コイルが支持板に設
けた凹部に填め込みおよび接着により固定されている上
記の振動アクチュエータである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態による振動ア
クチュエータの説明図であり、図1(a)は平面図、図
1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。
【0019】図1において、円盤状の永久磁石2をヨー
ク1とプレート3とで挟み込むようにして、磁気回路2
0が形成される。中心軸4は、ボルトのような形状をし
ていて、プレート3の凹部24に填め込まれ、磁気回路
20の中心穴を貫通し、さらにダンパ7およびスペーサ
ー10の中心穴に嵌入している。つまり、中心軸4によ
って磁気回路20とダンパ7、さらにそれらを固定する
支持枠9が、ともに同軸上に位置決めされる。
【0020】ダンパ7には、中心部が磁気回路20のヨ
ーク1側の中心を柔軟に支持するように、複数のスパイ
ラル部30が形成されている。さらに、ダンパ7の外周
部には、ダンパ7への異常応力を低減するための、3本
の支持手8が形成され、この支持手8の端部22がヨー
ク1の溝21に固定される。
【0021】また、ダンパ7は、その外縁部に設けられ
た穴17と支持枠9の突起部23とで固定され一体化さ
れている。なお、支持板6は、コイル5が同軸上に位置
決めされ填め込まれる溝が形成され、支持枠9に固定さ
れている。
【0022】ここで、駆動電流をコイル5に印加する
と、ダンパ7および支持枠9により柔軟に支持された磁
気回路20が振動する。この際、磁気回路20は、ダン
パ7により中心軸4と3本の支持手8でヨーク1の外周
面の二箇所で支持されているため、振動時の磁気回路2
0の軸の傾きを抑えることができる。
【0023】従って、コイル5と磁気回路20が接触し
たり、ダンパ7に異常な応力が加わって性能劣化をきた
すことがなくなる。さらに、ダンパの中心部と外周縁部
の間に複数個の支持手を設けることにより、さらに耐衝
撃性を高めることができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたごとく本発明によれば、異常
衝撃等による振動時の磁気回路の軸の傾きを抑え、コイ
ルと磁気回路が接触したり、ダンパに異常な応力が加わ
って性能劣化をきたすことのない、耐衝撃性が高く、信
頼性の高い振動アクチュエータの提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による振動アクチュエータ
の説明図。図1(a)は平面図図1(b)は、図1
(a)のA−A断面図。
【図2】従来の振動アクチュエータの断面図。
【符号の説明】
1 ヨーク 2 永久磁石 3 プレート 4 中心軸 5 コイル 6 支持板 7 ダンパ 8 支持手 9 支持枠 10 スペーサー 11 支持台 12 爪状突起 13 支持ゴム 14 ボビン 15 ダンパ外周部 16 弾性材 17 穴 20 磁気回路 21 溝 22 端部 23 突起部 24 凹部 30 スパイラル部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨーク、永久磁石、プレートで構成され
    た磁気回路およびダンパが中心軸により同軸上に位置決
    めされ、前記磁気回路の空隙に配されたコイルに駆動電
    流を流すことによって該磁気回路に振動を起こす振動ア
    クチュエータであって、前記ダンパは、その中央部にス
    パイラル部を有し、かつ、その外周部に形成された複数
    本の支持手を前記ヨークの外周面に設けた溝に固定する
    ことにより、前記磁気回路を中央部および外周面の2個
    所で柔軟に支持することを特徴とする振動アクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ダンパは、前記磁気回路のヨーク側
    に配されていることを特徴とする請求項1記載の振動ア
    クチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記ダンパは、SUS304、SUS3
    01、洋白、りん青銅、Be−Cu合金の金属ばね材の
    内、少なくとも一種の金属ばね材にて形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の振動アクチュエ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記ダンパの外周縁部に穴が設けられ、
    支持枠の突起物に、熱かしめ処理にて固定されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の振動
    アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記ダンパの中心部と外周縁部の間に複
    数個の支持手を設け、前記磁気回路のヨーク外周面の溝
    に固定することにより、前記磁気回路を中央部および外
    周面の2個所で柔軟に支持することを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の振動アクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記磁気回路およびダンパは、前記中心
    軸に設けられた突起物に圧着処理により一体化されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    振動アクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記コイルは、支持板に設けた凹部に填
    め込みおよび接着により固定されていることを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の振動アクチュエー
    タ。
JP11077944A 1999-03-23 1999-03-23 振動アクチュエータ Withdrawn JP2000278928A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003009493A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Citizen Electronics Co Ltd 振動体及び振動体の取り付け構造
JP2003009495A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Citizen Electronics Co Ltd 振動体及び振動体の取り付け構造
CN103036388A (zh) * 2011-10-10 2013-04-10 三星电机株式会社 线性振动器
DE102005026261B4 (de) * 2004-06-23 2017-01-05 Mplus Co. Ltd. Vertikale Vibrationseinrichtung

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Effective date: 20050712

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

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