JP2000278590A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2000278590A
JP2000278590A JP11084428A JP8442899A JP2000278590A JP 2000278590 A JP2000278590 A JP 2000278590A JP 11084428 A JP11084428 A JP 11084428A JP 8442899 A JP8442899 A JP 8442899A JP 2000278590 A JP2000278590 A JP 2000278590A
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JP
Japan
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frame
photographing
image
camera
distribution
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JP11084428A
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English (en)
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Hiroaki Kubo
広明 久保
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホールディング性のよい横位置姿勢のまま
で、縦長フレーム、横長フレームのいずれの撮影フレー
ムも選択でき、しかも撮影時のパラメータを、各撮影フ
レームに対して好適なものに設定できるデジタルカメラ
を提供する。 【解決手段】 カメラ本体2の姿勢を変えることなく、
撮影フレームとして横長フレームHAと縦長フレームV
Aのいずれをも選択可能である。該フレーム選択手段に
よって選択された撮影フレームに応じて、制御手段20
は、撮影画像の範囲を設定する。また撮影時のパラメー
タも撮影に適したものに設定されるから、AFやAEの
ロックのミス等も防止され、良好な撮影画像が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデジタルカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
デジタルカメラは銀塩カメラと同様に、横位置を前提と
した被写体パターンを想定しており、撮影フレームも横
長フレームに設定されているのが通常である。このた
め、縦長フレームの撮影を行う場合は、カメラを縦位置
に構える必要があった。
【0003】しかしながら、カメラを縦位置に構える
と、ホールディングがしにくく、手ぶれやフレーミング
のミスを起こしやすいという欠点があった。しかも、撮
影時のパラメータ例えばオートフォーカス(AF)のた
めの測距エリアや自動露出制御(AE)のための測光分
布も、カメラ姿勢の変化にそのまま追随して変更され、
AFやAEのロックのミスを起こしやすいという欠点も
あった。
【0004】具体的に説明すると、例えばオートフォー
カス(AF)のための測距エリアは、通常、横向きフレ
ームにおいて横向き配列に設定されているが、カメラを
縦位置にすると、測距エリアの配列も縦方向となり、複
数の人物の集合写真等においては被写体が測距エリアに
かからず中抜け現象が生じる場合があるという欠点があ
った。
【0005】そこで、カメラを縦位置に構えた場合のA
FやAEのロックのミスを防止するため、前記撮影時の
パラメータも、縦長フレームの撮影に好適になるように
設定したデジタルカメラが知られている。
【0006】しかしながら、この場合でも、カメラを縦
位置に構えることには変わりなく、前述のようにホール
ディングの不安定性に起因して、手振れやフレーミング
ミスを起こしやすいという欠点は依然として解消されな
かった。
【0007】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたもので、ホールディング性のよい横位置姿勢のまま
で、縦長フレーム、横長フレームのいずれの撮影をも行
うことができ、しかも撮影時のパラメータを、各撮影フ
レームに対して好適なものに設定できるデジタルカメラ
の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、カメラ姿勢
を変えることなく、撮影フレームとして横長フレームと
縦長フレームのいずれをも選択可能なフレーム選択手段
と、該フレーム選択手段によって選択された撮影フレー
ムに応じて、撮影画像の範囲を設定するとともに、撮影
時のパラメータを設定する制御手段と、を備えたことを
特徴とするデジタルカメラによって解決される。
【0009】このデジタルカメラでは、カメラ姿勢を変
えることなく、フレーム選択手段によって、被写体に応
じた縦長フレーム、横長フレームのいずれの撮影フレー
ムをも選択でき、これに応じて制御手段は撮影画像の範
囲を設定する。このため、縦長フレームでの撮影を行う
場合も、カメラを縦位置に構え直す必要はなく、横位置
に保持したまま撮影を行うことができるから、ホールデ
ィング性が安定し、手振れやフレーミングミスが防止さ
れる。
【0010】しかも、いずれの撮影フレームが選択され
ても、制御手段により、撮影時のパラメータが撮影に適
したものに設定されるので、AFやAEのロックのミス
等も防止され、良好な撮影画像が得られる。
【0011】前記パラメータとしては、露出制御のため
の測光分布、ホワイトバランス分布およびオートフォー
カスのための測距分布のうちの少なくとも1つがあり、
画質に大きな影響を及ぼすこれらのパラメータが、自動
的に設定されるので、良好な撮影画像が容易に得られ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1はこの発明の一実施形態であるデジタ
ルカメラにおける主要機構部分と、その電気的構成を示
すブロック図である。
【0014】デジタルカメラ1はカメラ本体2を有し、
このカメラ本体2の前面に撮影レンズユニット3が装着
され、撮影レンズユニット3には、撮影レンズ4、絞り
5および撮影レンズ駆動用のフォーカスモータ6などが
配設されている。
【0015】撮影レンズ4の光路方向後方の受光位置に
は、CCD(Charge Coupled Devi
ce)からなる撮像センサ8が配置されており、その前
面には、光学ローパスフィルタ18が配設されている。
【0016】一方、カメラ本体2には、前記撮像センサ
8の出力に基いて得られた画像を表示する液晶表示器
(LCD)からなる表示部16が設けられており、この
表示部16にプレビュー画像が表示され、撮影前に被写
体像を確認できるようになっている。
【0017】また、カメラ本体2内には、被写体光を受
光して被写体までの距離を検出し、前記撮影レンズ4を
自動合焦させるためのAFセンサ(測距センサ)23が
設けられている。
【0018】20は、カメラ本体2内に設けられたカメ
ラ制御CPU20であり、カメラ本体2の各部品を制御
するものである。具体的には、上記絞り5を絞りドライ
バ21を介して制御し、フォーカスドライバ25を介し
てフォーカスモータ6を制御し、さらに撮像センサ8を
タイミングジェネレータ22およびドライバ26を介し
て制御する。
【0019】また、前記カメラ制御CPUは、撮像セン
サ8により測光された所定の測光エリアについての光量
データに基づいて、露出制御データを演算し、絞り5の
絞り値および撮像センサ8の電荷蓄積時間、つまり露光
量を決定する。
【0020】さらに、カメラ制御CPU20は、前記A
Fセンサ23からの出力に基づいて選択された測距エリ
アのデータから撮影レンズ4の繰り出し量を演算し、こ
の結果に基づいてフォーカスドライバ25を介してフォ
ーカスモータ6を駆動制御し、これにより自動合焦が行
なわれる。
【0021】このカメラ制御CPU20には、カメラ操
作スイッチ24が接続されている。カメラ操作スイッチ
24は、図示しないシャッターボタンや電源スイッチな
どを含む。カメラ制御CPU20は、シャッターボタン
等の操作入力を受けて関連した処理を行なう。
【0022】前記撮像センサ8は、R(赤)、G
(緑)、B(青)の原色透過フィルタが画素単位に市松
模様に張られたエリアセンサであり、撮影レンズ4によ
る被写体の光学像を、R、G、Bの色成分の画像信号に
光電変換して出力する。この撮像センサ8は全画素読み
出しタイプのものが用いられている。
【0023】前記タイミングジェネレータ22は、カメ
ラ制御CPU20から送信される基準クロックに基づき
撮像センサ8の駆動制御信号を生成し出力するものであ
る。このタイミングジェネレータ22は、例えば積分開
始/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素
の受光信号の読出制御信号(水平同期信号、垂直同期信
号、転送信号等)等のクロック信号を生成し、ドライバ
26を介して撮像センサ8に出力する。
【0024】前記撮像センサ8の電荷の蓄積が完了する
と、被写体像を光電変換した信号は、該撮像センサ8内
の転送路へシフトされ、ここからバッファを介して読み
出される。読み出された出力は、CDS(相関二重サン
プリング)回路81、AGC(オートゲインコントロー
ル)回路82、A/D変換器83によって信号処理され
る。
【0025】CDS回路81は、サンプリングにより画
像信号のノイズの低減を行い、AGC回路82は、ゲイ
ン調整により画像信号の感度のレベル調整を行う。A/
D変換器83は、AGC回路82で正規化されたアナロ
グ信号を10ビットのデジタル信号に変換するものであ
る。
【0026】40は上記A/D変換器83の出力を画像
処理して画像ファイルを形成する画像処理部であり、画
像処理CPUにより制御される。
【0027】画像処理部40に取り込まれたA/D変換
器83からの信号は、撮像センサ8からの読み出しに同
期して画像メモリ61に書き込まれ、以後この画像メモ
リ61のデータをアクセスして各ブロックの処理が行わ
れる。
【0028】画像処理部40において、画素補間ブロッ
ク41は、所定の補間パターンで画素補間を行うブロッ
クであり、この実施形態では、R、G、B各画素をそれ
ぞれのフィルターパターンでマスキングした後、高帯域
まで画素を持つGについてはメディアン(中間値)フィ
ルターで周辺4画素の中間2値の平均値に置換し、R、
Bに関しては平均補間して、それぞれの出力を得る。
【0029】カラーバランス制御ブロック43は、前記
画素補間ブロック41からの各R、G、B出力を独立に
ゲイン補正して、R、G、Bのホワイトバランス調整を
行うものである。ホワイトバランスは、撮影被写体から
本来白色と思われる部分を輝度、彩度データなどから推
測し、その部分のR、G、Bそれぞれの平均、R/G、
B/Gを求め、R、Bの補正ゲインとしている。なお、
ホワイトバランスのための画像データの測色分布は、後
述するように、カメラ制御CPU20の指示に基づき、
選択された撮影フレームに応じて設定される。
【0030】ガンマ補正ブロック44は、カラーバラン
スブロック43でホワイトバランス処理が施された各
R、G、B出力に対して非線形変換を行うものであり、
表示部16に適した階調変換が行われる。ガンマ補正さ
れた画像データは、画像メモリ61に格納される。
【0031】画像圧縮ブロック45は、得られた撮影画
像について、画像データを画像メモリ61から呼び出し
て圧縮処理を行うもので、撮影画像は圧縮後はメモリカ
ードドライバ47を介してメモリカード62に記録され
る。
【0032】なお、メモリカード62はデジタルカメラ
1のカメラ本体2の所定部位に着脱自在に装着されるよ
うになっている。
【0033】ビデオエンコーダー46は、画像メモリ6
1に格納された上記データを呼び出してNTSC/PA
Lにエンコードし、表示部16に表示する。プレビュー
時には、画像は所定の周期で更新され、動画レートで表
示部16に表示されるようになっている。一方、撮影後
には、撮影画像が表示部16に表示され、所定時間後に
再びプレビュー状態に復帰する構成となっている。
【0034】前記カメラ制御CPU20には、カメラ本
体2の姿勢を変えることなく、撮影フレームとして図2
に示すように、縦長フレームVA、横長フレームHAの
いずれをも選択できるフレーム選択スイッチ51が接続
されている。前記フレーム選択スイッチ51によって、
いずれかの撮影フレームが選択されると、カメラ制御C
PU20は、フレーム選択スイッチ51による入力デー
タに基づいて、対応する撮影画像の範囲を決定する。さ
らにAEのための測光分布、AWB(オートホワイトバ
ランス)のための測色分布、AFのための測距分布、の
うちの少なくとも1つを、指定した撮影フレームに最適
となるように設定する。
【0035】このデジタルカメラ1の撮影可能な最大範
囲は、図2(A)にPAで示すように略正方形であり、
縦フレームVAを選択すれば、カメラ本体2が横位置姿
勢であっても、図2(B)で示すような縦フレームに対
応する撮影画像が得られ、横フレームHAを指定すれ
ば、図2(C)で示すような横フレームに対応した撮影
画像が得られる。
【0036】次に、図1〜3に示したデジタルカメラ1
の動作を説明する。
【0037】まず、撮影者は、カメラ本体2を横位置姿
勢に保持したままで、前記フレーム選択スイッチ51に
より、縦長フレームまたは横長フレームのいずれで撮影
を行うかを選択する。フレーム選択スイッチ51の操作
に応じて、カメラ制御CPU20は、選択された撮影フ
レームに対応する撮影画像の範囲を設定するとともに、
AE、AWB、AFに関するパラメータもそのフレーム
に適するように変更設定する。この点については後述す
る。
【0038】次に、シャッターボタンが半押しされる
と、撮影レンズ4および絞り5を通って入射した光は、
撮像センサ8に結像する。結像した光学像は、撮像セン
サ8によって光電変換される。光電変換された信号はバ
ッファを介して出力された後、CDS回路81、AGC
回路82、A/D変換器83により所定の信号処理を施
され、画像処理部40に取り込まれるとともに、撮像セ
ンサ8の読み出しに同期して画像メモリ61に書き込ま
れる。
【0039】画像メモリ61に書き込まれた画像データ
は、画像処理部40の画素補間ブロック41、カラーバ
ランス制御ブロック43、ガンマ補正ブロック44で、
前述したような画素補間処理、ホワイトバランスの調
整、ガンマ補正処理がそれぞれ施され、再度画像メモリ
61に格納される。そして、画像メモリ61から読み出
されてビデオエンコーダ44でNTSC/PALにエン
コードされた後、カメラ本体2背面の表示部16に出力
され、撮影フレームに対応した縦横比率のプレビュー画
像として表示される。このような動作が所定の周期で繰
り返される結果、表示部16に表示される画像は前記周
期で更新される。
【0040】シャッターボタンがさらに押し込まれて全
押しされると、その時に撮像センサ8に取り込まれ、上
記と同じ処理を施され画像メモリ61に格納された画像
が、ビデオエンコーダー46を介して撮影画像として表
示部16に表示される。同時に、画像圧縮ブロック45
で画像圧縮されたのち、メモリカードドライバー47を
介してメモリカード62に記録される。この撮影画像
は、選択された撮影フレームに対応した縦横比率の画像
となっている。
【0041】こうして、カメラ本体2が横位置姿勢のま
まであっても、横長フレームの撮影はもとより縦長フレ
ームの撮影も行うことができる。したがって、カメラ振
れやフレーミングミスがなくなるうえ、撮影時のパラメ
ータも撮影フレームに応じて適正に設定されるから、優
れた撮影画像を得ることができる。
【0042】次に、撮影フレームに応じた撮影時のパラ
メータの設定について説明する。
【0043】図3は、撮影フレームに応じてAE用の測
光分布を制御する場合の説明図であり、重要度(ウェイ
ト)の大きな測光エリア程、大きい数字で表示してあ
る。
【0044】図3(A)は、従来のデジタルカメラの横
位置撮影時、ならびにこの実施形態に係るデジタルカメ
ラ1で横長フレームが選択された時の測光分布を示す。
この場合、横長フレームHA内の中央部に主要被写体が
あり、上部に空等の高輝度部位があることに配慮して、
測光ウェイトは、中央部で大きく、上部で小さい分布と
なっている。
【0045】図3(B)は、従来のデジタルカメラの縦
位置撮影時の測光分布を示す。この場合、横位置撮影の
測光分布がそのまま縦位置撮影に適用されているので、
被写体の向かって左側の測光ウェイトが小さく、測光ウ
ェイトが右寄りに大きくなる不自然な測光分布となって
しまう。
【0046】図3(C)は、この実施形態のデジタルカ
メラ1で、横位置姿勢のまま縦長フレームVAが選択さ
れた時の測光分布を示す。この場合、縦長フレーム内の
上部に空等があることに配慮して、測光ウェイトは上部
で小さく、主要被写体が存在する中央部で大きくなる自
然な測光分布に設定されている。
【0047】図4は、AWBのための測色分布を制御す
る場合の説明図であり、ウェイトの大きなエリア程、大
きい数字で表示してある。
【0048】図4(A)は、従来のデジタルカメラの横
位置撮影時、ならびにこの実施形態に係るデジタルカメ
ラ1で横長フレームが選択された時の測色分布を示す。
この場合、上部に空等があることを配慮して、測色ウェ
イトは上部で大きく、下部で小さくなっている。
【0049】図4(B)は、従来のデジタルカメラの縦
位置撮影時の測色分布を示す。この場合、横位置撮影の
測色分布がそのまま縦位置に適用されているので、被写
体の向かって左側の測色ウェイトが大きく、右側寄りに
小さくなる不自然な測色分布となってしまう。
【0050】図4(C)は、この実施形態に係るデジタ
ルカメラ1で、横位置姿勢のまま縦長フレームVAが選
択されたときの測色分布を示す。この場合、縦長フレー
ム内の上部に空等があることを配慮して、測色ウェイト
は上部で大きく、下部に至る程小さくなる自然な測色分
布となっている。
【0051】図5は、AF用の測距分布を制御する場合
の説明図であり、(A)〜(C)は、被写体がアップさ
れたシーンであり、また(a)〜(c)は、集合写真で
中抜け現象が起きやすいシーンである。
【0052】図5(A),(a)は、従来のデジタルカ
メラの横位置撮影時、ならびにこの実施形態に係るデジ
タルカメラ1で横長フレームが選択された時の測距分布
であり、測距エリアが横配列となっている。
【0053】図5(B),(b)は、従来のデジタルカ
メラの縦位置撮影時の測距分布を示す。この場合、横位
置撮影の測距エリアがそのまま縦配列となるので、
(b)のシーンでは、被写体が測距エリアにかからない
と、中抜け現象が発生し、背景に合焦してまう確率が高
い。
【0054】図5(C),(c)は、この実施形態のデ
ジタルカメラ1で、横位置姿勢のままで縦長フレームV
Aが選択された時の測光分布を示す。この場合、縦長フ
レーム内での測距エリアが横配列となっているので、い
ずれのシーンでも被写体に合焦させることができる。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、カメラ姿勢を変える
ことなく、縦長フレーム、横長フレームのいずれをも選
択できるので、横長フレームはもとより縦長フレームの
撮影を横位置姿勢のままで行うことができる。このた
め、ホールディグが安定し、カメラ振れを解消できる。
しかも、選択した撮影フレームに応じて撮影時のパラメ
ータが最適に設定されるので、良好な撮影画像を得るこ
とができる。
【0056】また、撮影時のパラメータが、露出制御の
ための測光分布、ホワイトバランスのための側色分布、
オートフォーカスのための測距分布のうちの少なくとも
1つである場合には、画質に大きな影響を及ぼすこれら
のパラメータが、選択した撮影フレームに応じて自動的
に設定されるので、良好な撮影画像を容易に得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るデジタルカメラの
主要機構部分及び電気系を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラの撮影フレームの説明図
である。
【図3】図1のデジタルカメラの測光分布を従来例と対
比した説明図である。
【図4】図1のデジタルカメラの側色分布を従来例と対
比した説明図である。
【図5】図1のデジタルカメラの測距分布を従来例と対
比した説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・デジタルカメラ 2・・・・・・・・カメラ本体 20・・・・・・・カメラ制御CPU 40・・・・・・・画像処理CPU 43・・・・・・・カラーバランス制御ブロック 51・・・・・・・フレーム選択スイッチ HA・・・・・・・横長フレーム VA・・・・・・・縦長フレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ姿勢を変えることなく、撮影フレ
    ームとして横長フレームと縦長フレームのいずれをも選
    択可能なフレーム選択手段と、 該フレーム選択手段によって選択された撮影フレームに
    応じて、撮影画像の範囲を設定するとともに、撮影時の
    パラメータを設定する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記パラメータは、露出制御のための測
    光分布、ホワイトバランスのための測色分布及びオート
    フォーカスのための測距分布のうちの少なくとも1つで
    ある請求項1に記載のデジタルカメラ。
JP11084428A 1999-03-26 1999-03-26 デジタルカメラ Pending JP2000278590A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003060969A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Canon Inc 電子カメラ、画像切り出し方法、プログラムおよび記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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