JP2000272380A - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JP2000272380A
JP2000272380A JP11080067A JP8006799A JP2000272380A JP 2000272380 A JP2000272380 A JP 2000272380A JP 11080067 A JP11080067 A JP 11080067A JP 8006799 A JP8006799 A JP 8006799A JP 2000272380 A JP2000272380 A JP 2000272380A
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friction element
hydraulic friction
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control
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JP11080067A
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Masanori Ishido
昌典 石戸
Katsutoshi Usuki
克俊 臼杵
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速機構を備えた車両におけるエンジン
の始動制御を違和感なく実行し、再発進時のレスポンス
向上を図り得る車両用制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンの始動開始時において、解放さ
れていた油圧式摩擦要素を係合させて動力伝達状態とな
るまでの間(期間B)、エンジンの出力増加を禁止する
(出力増加禁止手段)。また油圧式摩擦要素の係合完了
直前にエンジンの出力増加要求があるとき(期間C)、
その時点で油圧式摩擦要素に供給する油圧を最大にして
その係合完了を早める(全圧供給)。更に油圧式摩擦要
素の油圧上昇までのタイムラグに合わせてエンジンの出
力を徐々に増大させる(テーリング制御)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機構を備
えた車両においてエンジンの自動始動を違和感なく実行
することができ、発進時のレスポンス向上を図る上で好
適な車両用制御装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】排気ガス対策および燃費向上の手
法として、車両の停止時にエンジンを自動的に停止させ
る、所謂アイドル・ストップ制御が注目されている。こ
の場合、如何にしてエンジンを自動的に再始動させて円
滑に発進するかが問題となる。ちなみに手動変速機構を
搭載した車両(M/T車)にあっては、車両が停止して
シフトレバーが中立位置にある等の停止条件が成立した
ときにエンジンを自動的に停止させている。そして前記
シフトレバーを走行位置にシフト操作するべくクラッチ
・ペダルが踏み込まれたとき、これを検出してエンジン
を自動的に再始動し、上記シフトレバーのシフト完了に
伴ってクラッチ・ペダルを戻しながら、エンジンの回転
を手動変速機構に伝達することでその発進が実現されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが自動変速機構
を搭載した車両(AT車)に上述したエンジンの自動停
止と、シフトレバー操作に伴うエンジンの再始動と自動
変速機構の制御を実現しようとした場合、次のような問
題が生じる。即ち、AT車にはそもそもクラッチ・ペダ
ルが設けられていない。しかも上記自動変速機構は、通
常、油圧によって断接が制御され、中立位置で解放され
る油圧式摩擦要素を備えており、所定の油圧が発生して
いる状態でのみ前記油圧式摩擦要素を係合させてエンジ
ンからの回転力を伝達する如く構成されている。
【0004】しかしながら上記自動変速機構の制御に用
いられる油圧は、エンジンの出力軸に直結されたオイル
ポンプから得られるようになっている。この為、再発進
する場合には、例えばシフトレバーの中立位置から走行
位置への操作を検出してエンジンを始動し、オイルポン
プの作動により所定の油圧が確保された後に前記自動変
速機構を中立位置から走行位置へと切り替え駆動すると
言う制御手順が必要となる。これ故、シフトレバーの操
作から車両の発進までに時間が掛かると言う問題があっ
た。しかもエンジンの始動と同時にアクセル操作がなさ
れてエンジン回転数(出力)が増加すると、油圧式摩擦
伝達要素における入力軸側と出力軸側との回転数差が大
きくなるので、その動力伝達完了までの時間が長くなる
ことが否めない。更には摩擦要素にて吸収するエネルギ
が大きくなるので、その耐久性が問題となる。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、自動変速機構を備えた車両にお
けるエンジンの自動始動制御を違和感なく実行すること
ができ、特に再発進時のレスポンス向上を図ることので
きる車両用制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る車両用制御装置は、請求項1に記載す
るようにエンジンの始動開始時において、解放されてい
た油圧式摩擦要素を係合させて動力伝達状態となるまで
の間、エンジンの出力増加を禁止し、これによって動力
伝達状態に至るまでの時間の長期化を防ぐと共に、その
耐久性の向上を図ることを特徴としている。
【0007】好ましくは請求項2に記載するように油圧
式摩擦要素が係合完了する直前にエンジンの出力増加要
求が検出されたときには、油圧式摩擦要素に供給する油
圧を最大にして逸早くその係合完了を実現することで、
エンジンの出力増大に伴う摩擦要素の滑りを防止し、発
進までのレスポンス向上を図ることを特徴としている。
また請求項3に記載するように油圧式摩擦要素が係合完
了の直前となった状態においてエンジンに対する出力増
加要求が検出されたとき、例えば油圧上昇までのタイム
ラグに合わせてエンジンの出力を徐々に増大させること
で、摩擦要素の滑りを確実に防止すると共にエンジンの
吹き上がりを防止することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る車両用制御装置について説明する。この
車両用制御装置は、油圧式摩擦要素を備えた自動変速機
構を搭載した車両(AT車)に組み込まれ、主としてシ
フトレバーの操作位置に応じてエンジンの作動(停止/
再始動)と、上記自動変速機構の作動を制御する役割を
担う。
【0009】図1は車両用制御装置の概略的なシステム
構成を示す図で、1はエンジン、2はエンジンの出力軸
に結合された自動変速機構、3は上記エンジン1を始動
するスタータを示している。自動変速機構2は、油圧に
よってその断接が制御されるクラッチ等の油圧式摩擦要
素を備えたものである。この油圧式摩擦要素は所定の油
圧が加えられた状態で係合してエンジン1からの回転力
を伝達し、逆に所定の油圧が加えられない状態において
は解放されることでエンジン1からの回転力の伝達を遮
断(阻止)する役割を果たす。尚、自動変速機構2の具
体的な構成については、本件発明とは直接関係がないの
で、その詳しい説明については省略する。
【0010】さて自動変速機制御用の電子回路ユニット
(AT−ECU)4は、前記エンジン1の作動を制御す
るエンジン用電子回路ユニット(ENG−ECU)5と
の間で相互通信しながらエンジン1の作動状態、ひいて
は車両の運転状態の情報を得、更には運転者によって操
作されるシフトレバー6の変速操作情報を得て前記自動
変速機構2の作動機構2aを駆動し、該自動変速機構2
を変速制御する役割を担う。この作動機構2aの駆動に
より前記自動変速機構2の変速段が、例えば駐車
(P),後退(R),中立(N),走行(D),2速
(2),および1速(L)に択一的に設定されて、前記
エンジン1からの回転力の伝達が制御される。
【0011】前記AT−ECU4は、基本的には前記シ
フトレバー6の変速操作に応じて前記自動変速機構2の
変速段を駐車(P),後退(R),中立(N),走行
(D),2速(2),および1速(L)に択一的に設定す
る。またAT−ECU4はタービン回転数センサ、出力
軸回転数センサ、AT油温センサ等から入力される信号
と、前記ENG−ECU5に入力されるエンジン温度セ
ンサやスロットルセンサ、車速センサ、クランク角セン
サ、更にはカム角センサ等から得られる車両の運転状態
を示す情報と合わせて前記自動変速機構2の変速段を自
動的に切り換える。
【0012】また前記作動機構2aには油圧回路2bが
組み込まれており、この油圧回路2bにより前述した油
圧式摩擦要素の作動が制御されて、前記自動変速機構2
の機能自体が制御される。ちなみにこの油圧回路2b
は、例えば図2に示すようにオイルパン21からフィル
タ22を介して作動油を汲み上げるポンプ23と、この
ポンプ23により汲み上げられた作動油を所定の油圧
(ライン圧)に調整するレギュレータバルブ24、そし
て前記シフトレバー6の位置に応じて前記作動油を油圧
式摩擦要素(クラッチ)26側に供給するマニュアルバ
ルブ25、更にAT−ECU4からの制御信号に応じて
デューティ制御され、前記油圧式摩擦要素(クラッチ)
26の作動状態を制御するソレノイドバルブ27からな
る。
【0013】一方、前記スタータ3は、イグニッション
スイッチ7を介してバッテリ8により通電駆動されて回
転し、前記エンジン1を始動させる役割を担う。特にこ
こでは上記スタータ3は、前記イグニッションスイッチ
7がONに設定されていることを条件として、前記EN
G−ECU5により選択的に駆動されるリレー9を介し
ても通電駆動されるようになっている。このリレー9を
介するスタータ3の駆動は、前記エンジン1の後述する
アイドル・ストップ状態からの再始動を実行するもの
で、その再始動条件は前記ENG−ECU5により管理
されている。
【0014】システム的には上述した如く構成される車
両用制御装置においてこの発明が特徴とするところは、
シフトレバー6の中立(N)位置から走行(D)位置へ
のシフト操作に伴ってエンジン1を始動させると共に自
動変速機構2の作動を制御する際、特に自動変速機構2
の中立状態において解放されていた油圧式摩擦要素を係
合させる過程において、つまり所定の油圧を加えること
で油圧式摩擦要素が動力伝達状態となるまでの間、エン
ジン1の出力増加を禁止することを特徴としている。
【0015】即ち、図3および図4にその制御の概略的
な流れを示すように、油圧式摩擦要素における動力伝達
がどの程度まで進んだかを、例えば前記AT−ECU4
において自動変速制御機構2におけるそのタービン回転
数から監視し、前記ENG−ECU5に対してエンジン
出力(回転数)の増加を禁止する信号を出力すること
で、エンジン1の出力増加を禁止する。また後述するよ
うに前記油圧式摩擦要素が係合完了の直前となった状態
においてアクセルの踏み込みによるエンジン1に対する
出力増加要求が検出されたとき、油圧式摩擦要素に供給
する油圧を最大化したり、油圧の増大に応じてエンジン
1の出力を徐々に増大させることを特徴としている。
【0016】AT−ECU4およびENG−ECU5に
おいてそれぞれ実行される自動変速機制御(AT制御)
とエンジン制御(ENG制御)について説明すると、こ
れらの制御は運転状態にあることを条件として実行され
る。具体的には上記ENG制御は、車両の運転中におい
てエンジンの停止条件が満たされるか否かを判定するこ
とから開始される[ステップS1]。上記エンジンの停
止条件は、前記シフトレバー6が中立(N)位置に設定
されていることのみならず、例えばエンジン1の水温が
所定温度以上であるか、自動変速機構2の作動油の温度
が所定温度以上であるか、車速が零(停車)の状態が一
定時間以上に亘って継続しているか、更にはブレーキス
イッチがON状態にあるか(ブレーキが作動している
か)等の複数の条件からなり、これらの全ての条件が成
立しているとき、エンジン停止条件成立として判定され
る。従って、例えば車両の走行に伴って該車両が十分に
暖気された状態において交差点等において停車し、ブレ
ーキペダルを踏み込んで、或いはパーキングブレーキを
作動させた状態でシフトレバー6が中立(ニュートラ
ル;N)に設定されたとき、エンジン停止条件の成立が
検出される。
【0017】しかして上述したエンジン停止条件の成立
が検出されると、ENG−ECU5はエンジン1を停止
させると同時に、前記AT−ECU4に対してエンジン
ストップ信号を発信する[ステップS2]。その後、E
NG−ECU5は前記AT−ECU4からのエンジン再
始動信号を待ち受ける[ステップS3]。一方、ENG
−ECU5から通知されるエンジンストップ信号を受け
たAT−ECU4はAT制御を開始し、先ずエンジンの
再始動条件が成立するかを検出する[ステップS2
1]。このエンジンの再始動条件は、前記シフトレバー
6が中立(N)位置から走行(D)位置または後進
(R)位置にシフト操作されたことのみならず、例えば
車速が零(0)、即ち、停車中であるか、更にブレーキ
スイッチがON状態にあるか(ブレーキが作動している
か)等の条件からなり、これらの各条件の全てが成立し
ているとき、エンジンの再始動条件成立として判定され
る。
【0018】しかしてエンジンの再始動条件の成立が検
出されると、AT−ECU4は前記ENG−ECU5に
対してエンジン再始動信号を発信すると同時に、前記自
動変速機構2の変速操作する上での制御動作の一部を先
取りして、後述する前記油圧式摩擦要素をその係合直前
の段階まで作動させる初期FILL制御(先行制御)を
開始する[ステップS22]。また前記ENG−ECU
5はエンジン再始動信号を受け取ることでエンジンの再
始動条件が成立したことを知り[ステップS3]、前記
スタータ3を駆動してエンジン1の再始動を開始する
[ステップS4]。
【0019】このようなエンジンの始動開始と同時に前
記AT−ECU4にて実行される前記初期FILL制御
[ステップS22]は図5中区間Aとして示すように、
前記油圧式摩擦要素を構成するピストン(図示せず)
を、その無効ストロークが解消される位置まで移動させ
ることによってなされる。具体的には上記エンジン1の
始動開始動作に伴って前記油圧回路2bのポンプ23を
作動させて前記ピストンに作動油を送り込むことで該ピ
ストンを無効ストロークが解消される位置まで作動さ
せ、これによって油圧式摩擦要素が係合する直前の状態
に設定する処理からなる。
【0020】この油圧式摩擦要素が係合する直前の状態
に達したか否かの判定である初期FILL判定[ステッ
プS23]は、例えばエンジン1の回転を示すクランク
角センサ等から得られるパルスを計数することによりな
され、このパルス数を前記ポンプ23の回転数、ひいて
はポンプ23を介して油圧式摩擦要素に送り込まれた作
動油の量(ピストンの移動量)として捉えることにより
なされる。このようにしてエンジンパルスの計数により
初期FILL判定を行うことで、エンジン1の始動開始
時における回転変動に拘わりなく、自動変速機構2の油
圧式摩擦要素が係合する直前の状態に達したことを高精
度に判定することが可能となる。
【0021】そしてこの初期FILL判定がなされて前
記ピストンが無効ストローク解消状態(係合直前の状
態)に至ったことが確認されたとき、例えば前記ソレノ
イドバルブ27を、予め設定された第1のデューティ制
御値にて制御して上記無効ストローク解消状態を保持す
る[ステップS24]。この結果、自動変速機構2はそ
の油圧式摩擦要素が係合開始する直前の状態に保持さ
れ、所謂伝達トルク容量が零(0)の状態、即ち、動力
伝達をなし得る直前の状態に設定される。従ってこの油
圧式摩擦要素の初期FILL動作により、エンジン1の
始動が妨げられることはない。
【0022】一方、前記ENG−ECU5はエンジン再
始動信号を受け取ってエンジン1の再始動を開始したな
らば[ステップS4]、次にエンジン1の始動が完了し
たか否かを判定する[ステップS5]。この始動完了の
判定は、例えばエンジン1が前記スタータ3によって与
えられる回転数を上回る所定の回転数以上で回転を開始
したか否かを判定することによってなされる。そして所
定の回転数以上でのエンジン1の回転が検出されたと
き、その始動が完了したとして前記スタータ3の駆動を
停止させ、同時に前記AT−ECU4に対して変速動作
許可信号(N−D許可信号)を発信する[ステップS
6]。
【0023】しかして前記AT−ECU4は上記エンジ
ン始動完了信号を受け取ると[ステップS25]、これ
によって自動変速機構2に対する本来の変速制御を、前
述した初期FILL制御に引き続いて実行する。この変
速制御は、図5において区間Bとして示すように、先ず
第1のデューティ制御値に保持されていたデューティ値
を、これよりも大きい第2のデューティ制御値に切り換
える[ステップS26]。この制御は、前述した第1の
デューティ制御値は、そもそも油圧式摩擦要素のピスト
ンを無効ストローク解消状態に保持するためのものでな
ので、このデューティ制御値を出力する限り変速は進行
しない。そこで第1のデューティ制御値よりも大きい第
2のデューティ制御値に切り換えることで、ピストンを
係合側に移動させ、確実に変速を開始させる。これによ
ってタービン回転数Ntは減少方向へ変化し始める。
【0024】そしてタービン回転数Ntを監視し、例え
ば Ntnew<Ntold をn回連続して検出したならば、即ち、タービン回転数
Ntが下がり始めたならば、これを動力伝達開始と判定
する[ステップS27]。尚、上式においてNtnewは今
回検出したタービン回転数であり、Ntoldは前回検出し
たタービン回転数である。
【0025】このようにして油圧式摩擦要素(クラッ
チ)の動力伝達開始が検出されると、AT−ECU4は
前記ENG−ECU5に対してエンジン出力の増加を禁
止する信号を出力する[ステップS28]。そしてEN
G−ECU5側の制御の下でエンジン出力の増加が抑え
られている状況下で前記油圧式摩擦要素(クラッチ)に
おけるタービン回転数Ntをフィードバック制御(FB
制御)する[ステップS29]。具体的には上記FB制
御は、実際のタービン回転数Ntの変化率dNtが、予め
設定した目標タービン回転数変化率dNtoとなるように
前記油圧式摩擦要素の作動を制御することによってなさ
れる。従ってこのFB制御により、自動変速機構2にお
ける中立(N)位置から走行(D)位置への変速動作に
伴う油圧式摩擦要素におけるタービン回転数Ntは、上
記目標タービン回転数変化率dNtoに従って徐々に減少
することになる。
【0026】次にAT−ECU4は、油圧式摩擦要素
(クラッチ)が完全係合してトルク伝達を行い、自動変
速機構2が走行(D)位置に切り換えられたかを判定す
る[ステップS30]。この判定は前記油圧式摩擦要素
(クラッチ)の同期検出と称され、前記タービン回転数
Ntが走行(D)位置(通常は1速段)での回転数Nt1
に到達したか否かを調べることによってなされる。但
し、この場合、車両が停止中なのでNt1は零(0rpm)
である。しかしながら実際的には、タービン回転数セン
サの性能上、或る回転数以下については検出することが
できないので、例えば Nt ≦ΔNtb (ΔNtb;監視判定値) としてタービン回転数Ntが零(0rpm)に近付いたか否
かを判定し、この判定タイミングを同期点と看做すこと
によりなされる。尚、同期検出後、前記タービン回転数
Ntが零(0rpm)となるまでは、該タービン回転数Nt
を後述するようにオープンループで制御することにな
る。
【0027】しかして上述した如く油圧式摩擦要素(ク
ラッチ)の同期が検出されると、図4に示すように前記
AT−ECU4はエンジン1に対する前述した出力増加
禁止を解除する信号を出力する[ステップS31]。こ
の解除信号を受けることで、前記ENG−ECU5はア
クセルの踏み込みに応じてエンジン1の出力(回転数)
を制御することになる。即ち、ENG−ECU5は、前
述した如く変速動作許可信号(N−D許可信号)を発信
した[ステップS6]後には、アクセルの踏み込みによ
るエンジン出力の増加要求があるか否かを逐次判定する
[ステップS11]。そして出力増加要求がある場合、
前記AT−ECU4から出力増加禁止信号が発せられて
いるかを判定し[ステップS12]、出力増加禁止信号
が与えられている場合には、アクセル操作に拘わらずエ
ンジン1の出力増加を禁止する[ステップS13]。
【0028】このようなエンジン出力増加の禁止制御は
前記出力増加禁止信号が解除されるまで、出力増加要求
の有無を監視しながら繰り返し実行される。即ち、前述
した同期検出[ステップS29]により前記油圧式摩擦
要素が係合完了の直前の状態に至ったことが検出される
までの間、エンジン1の出力増大を禁止制御する。そし
てエンジン1の出力増加を禁止制御している過程におい
て前記AT−ECU4からその解除信号が発せられる
と、その禁止解除を判定[ステップS12]した時点で
出力増加信号を出力する[ステップS13]。
【0029】一方、前記AT−ECU4においては、前
述したように出力増加禁止の解除信号を出力した後[ス
テップS31]、前記ENG−ECU5からエンジン1
の出力増加信号が与えられているか否かを判定する[ス
テップS32]。そして出力増加信号が与えられていな
い場合には、例えば前記ソレノイドバルブ27を予め設
定された第2のデューティ制御値にて駆動することで、
油圧式摩擦要素をオープンループ制御し[ステップS3
3]、そのオープンループ制御時間を監視する等して自
動変速機構2の走行(D)位置への変速完了を判定する
[ステップS34]。そして前記ENG−ECU5に対
して変速完了の信号を発した後[ステップS35]、前
記油圧式摩擦要素に対して全圧を供給し、その結合を確
実なものとする[ステップS36]。
【0030】これに対してENG−ECU5からエンジ
ン1の出力増加信号が与えられている場合には[ステッ
プS32]、エンジン1の出力増大が開始されているの
で、前述した油圧式摩擦要素に対するオープンループ制
御[ステップS33]を実行することなく前記油圧式摩
擦要素に対して即時全圧を供給して[ステップS3
6]、AT制御を終了する。即ち、前記油圧式摩擦要素
が係合完了の直前となった状態(同期検出時点)におい
てアクセルの踏み込みによるエンジン1に対する出力増
加要求が検出されたとき、油圧式摩擦要素に供給する油
圧を最大化することで、エンジン出力(トルク)が該油
圧式摩擦要素における伝達トルクを上回ることがないよ
うに制御するものとなっている。
【0031】一方、ENG−ECU5においては、AT
−ECU4側から変速完了信号が与えられるか否かを判
定して[ステップS15]、エンジン1に対する出力増
加の制御を切り換えるものとなっている。即ち、変速完
了信号が与えられた場合には、油圧式摩擦要素の同期検
出後、前述したオープンループ制御の下でその変速が完
了したことが示されるので、この場合にはアクセル操作
に伴う出力増加要求に応じてエンジン1の出力に対する
通常の制御を実行する[ステップS16]。
【0032】これに対して変速完了信号が与えられてい
ない場合には、前述したように前記AT−ECU4側に
おいては、エンジン出力の増大要求に応じてオープンル
ープ制御を実行することなく油圧式摩擦要素に対する全
圧供給を開始しているので、所定のテーリング制御を施
しながらエンジン1の出力を徐々に増大させる[ステッ
プS17]。即ち、アクセル操作に伴うエンジン出力増
加要求にそのまま反応させることなく、例えば所定の時
定数を以てその出力を増大させる等のテーリング制御を
実行する。このテーリング制御は、途中で中止すること
なく最後まで実行される。このようなテーリング制御に
よれば、油圧式摩擦要素が係合完了の直前となった状態
(同期検出時点)においてアクセルの踏み込みによるエ
ンジン1に対する出力増加要求が検出されたとき、エン
ジン1の出力を徐々に増大させるので、そのエンジン出
力(トルク)が該油圧式摩擦要素における伝達トルクを
上回ることがないように抑えられ、これによって油圧式
摩擦要素を滑り等の不具合を招来することなしに逸早く
完全結合することが可能となる。
【0033】かくして上述した如く実行されるAT制御
およびENG制御によれば、図5に自動変速機構2にお
ける変速制御開始から変速完了までの各部の状態変化を
示すように、エンジン出力を制御しながら自動変速機構
2の変速制御、特に油圧式摩擦要素に対する制御が実行
されるので、該油圧式摩擦要素の完全係合までに要する
時間を短くし、発進時のレスポンスを向上させることが
できる。
【0034】即ち、自動変速機構2の変速制御を開始の
開始後、油圧式摩擦要素における動力伝達開始が検出さ
れて該油圧式摩擦要素が係合完了の直前の状態に至るま
で(同期が検出されるまで)の期間B、アクセル開度の
増大に拘わらず図5(d)に示すようにエンジン1の出力
増大が禁止されるので、FB制御の下で油圧が加えられ
る油圧式摩擦要素(クラッチ)の伝達トルク容量に比較
してエンジントルクが上回ることがない。この結果、油
圧式摩擦要素の同期が検出されるまでの期間Bが不本意
に伸びることがなく、該油圧式摩擦要素の作動時間(期
間B)を最小化することができる。しかもエンジントル
クが抑えられるので、油圧式摩擦要素(クラッチ)にお
いて吸収するべくエネルギを抑えて、その耐久性の向上
を図ることができる。
【0035】また油圧式摩擦要素の同期が検出されてか
らその変速が完了するまでの期間Cにおいては、図5
(e)に示すようにアクセルの踏み込みに伴うエンジン出
力の増加要求があった場合、これに応じて図5(c)に示
すように油圧式摩擦要素に供給する油圧を高めながらエ
ンジン出力を増大させるので、図5(d)に示すように油
圧式摩擦要素(クラッチ)の伝達トルク容量を、図中矢
印Xで示すように逸早く高めることができる。従って実
質的に完全トルク伝達に至るまでの時間(期間C)を短
くし、発進レスポンスを向上させることができる。
【0036】更にはこのようにして油圧式摩擦要素(ク
ラッチ)の伝達トルク容量を逸早く高める際、図5(d)
に示すようにエンジントルク(出力)をテーリング制御
により徐々に高めるので、図中矢印Yで示すように出力
増加要求に示される出力までエンジントルクが高められ
るまでの時間を遅らせることができる。この結果、図5
(d)に破線で示すようにエンジントルクが前記油圧式摩
擦要素(クラッチ)の伝達トルク容量を上回るような不
具合を効果的に防止することができる。つまり油圧式摩
擦要素(クラッチ)おける伝達トルク容量は、該式摩擦
要素に供給される油圧に略比例するが、通常、油圧の立
ち上げにタイムラグが伴う。しかしながらこのようなタ
イムラグを見込んでエンジン1の出力増大をテーリング
処理するので、伝達トルク容量よりも低くなるようにエ
ンジントルクを確実に抑えることができ、油圧式摩擦要
素の完全係合までに要する時間を短くすることができ
る。換言すればエンジントルクが伝達トルク容量を上回
ることで油圧式摩擦要素(クラッチ)が完全係合に達す
るまでの時間が長引くと言うような不具合を防ぐことが
できる。
【0037】この結果、シフトレバー6の中立(N)位
置から走行(D)位置へのシフト操作を検出してエンジ
ン1を始動し、自動変速機構2を変速段を切り換えて発
進するまでに要する時間を短くすることができ、その発
進レスポンスの向上を図ることが可能となる。また自動
変速機構2における油圧式摩擦要素に滑り等の余分な負
荷を加えないので、その耐久性を十分に確保し得る等の
効果が奏せられる。また上述したようにエンジン出力の
増大に先行させて前記油圧式摩擦要素(クラッチ)の伝
達トルク容量を増大させるので、クラッチの滑りにより
図5(a)に破線で示すようなエンジンの吹き上がりを招
くことがない等の効果も奏せられる。
【0038】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えばエンジン1の停止条件や再始動
条件は、車両仕様に応じて設定すれば良いものである。
またここではシフトレバー6を中立(N)位置から走行
(D)位置へとシフトした際の制御を例に説明したが、
後退(R)位置にシフトした場合にも同様にその制御を
実行し得ることは言うまでもない。更にはエンジン出力
の増加要求に伴って油圧式摩擦要素にその油圧の全圧を
加える際の立ち上げ速度や、エンジン出力増大のテーリ
ング制御における制御値ついても、エンジン1の性能等
に応じて定めれば良いものである。その他、本発明はそ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、油
圧式摩擦要素が動力伝達状態に至るまでの間、エンジン
の出力増加を禁止するので、その動作に要する時間を短
くすることができ、変速が完了するまでの時間を短くす
ることができる。この結果、発進レスポンスの向上を図
り、また油圧式摩擦要素の耐久性を確保することができ
る等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動変速機構を搭載
した車両における車両用制御装置の概略的なシステム構
成を示す図。
【図2】自動変速機構に組み込まれる油圧式摩擦要素を
駆動する油圧回路の構成例を示す図。
【図3】本発明の特徴的な機能であるエンジン制御およ
び自動変速制御の概略的な流れを示す図。
【図4】図3に示すエンジン制御および自動変速制御の
続きを示す図。
【図5】自動変速機構における変速制御開始から変速完
了までの各部の状態変化を示す図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 自動変速機構 3 スタータ 4 自動変速機用の電子コントロールユニット(AT−
ECU) 5 エンジン用の電子コントロールユニット(ENG−
ECU) 6 シフトレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D041 AA03 AA30 AA66 AB01 AC15 AC18 AD02 AD04 AD10 AD12 AD13 AD31 AD41 AD42 AD51 AE03 AE32 AE33 AE39 AF01 AF03 3G093 AA05 BA15 BA21 BA22 CA02 CB05 DA05 DA06 DA07 DA12 DB05 DB11 DB15 EA01 EB03 EC01 FA06 3J052 AA04 AA11 AA17 CA05 CB01 EA03 EA04 FB33 FB35 GC04 GC71 KA01 LA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーが中立位置にあるときに解
    放される油圧式摩擦要素を備えた自動変速機構と、 上記シフトレバーが中立位置から走行位置に切り換えら
    れたとき、エンジン始動が可能なエンジン始動手段と、 このエンジン始動手段によるエンジンの始動開始時に、
    解放されていた前記油圧式摩擦要素を係合させる係合制
    御手段と、 この係合制御手段により前記油圧式摩擦要素を係合させ
    て動力伝達状態となるまでの間、エンジンの出力増加を
    禁止する出力増加禁止手段と、を具備したことを特徴と
    する車両用制御装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧式摩擦要素が係合完了の直前と
    なった状態において前記エンジンに対する出力増加の要
    求が検出されたとき、前記油圧式摩擦要素に供給する油
    圧を最大にする最大圧供給手段を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記油圧式摩擦要素が係合完了の直前と
    なった状態において前記エンジンに対する出力増加の要
    求が検出されたとき、前記エンジンの出力を徐々に増大
    させるエンジン出力制御手段を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の車両用制御装置。
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