JP2000268444A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JP2000268444A
JP2000268444A JP11071953A JP7195399A JP2000268444A JP 2000268444 A JP2000268444 A JP 2000268444A JP 11071953 A JP11071953 A JP 11071953A JP 7195399 A JP7195399 A JP 7195399A JP 2000268444 A JP2000268444 A JP 2000268444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
magnetic tape
signal
take
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11071953A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Fukuda
和徳 福田
Kazuo Ageo
和夫 上尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11071953A priority Critical patent/JP2000268444A/ja
Priority to US09/520,364 priority patent/US6257515B1/en
Publication of JP2000268444A publication Critical patent/JP2000268444A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/54Controlling, regulating, or indicating speed by stroboscope; by tachometer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
    • G11B15/093Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing driving condition of record carrier, e.g. travel, tape tension

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CTL信号が記録されていない磁気テープの
終端を検知する。 【解決手段】 巻取りリール3の回転を検知し、リール
3が回転するごとにRD信号を出力する巻取りリール回
転検知装置5と、供給リール4の回転を検知し、リール
4が回転するごとにRS信号を出力する供給リール回転
検知装置6と、リール3または4を駆動するキャプスタ
ンモータ12と、モータ12の回転を検知し、モータ1
2が回転するごとにCPFG信号を出力するCPFG信
号検知装置14と、RS信号またはRD信号により磁気
テープ9が巻取られる側のリールが一回転する期間を認
識し、この巻取られ側リールが一回転する間のCPFG
信号をカウントし、このカウント数をもとに磁気テープ
9の終端を検知する磁気テープ終端検知装置8とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気テープの終
端検知機能を有する磁気記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の磁気記録再生装置における
磁気テープ終端検知システムのブロック構成図の一例で
ある。図3において、2はシリンダーヘッド、3は巻取
りリール、4は供給リール、5は巻取りリール回転検知
装置、6は供給リール回転検知装置、9は磁気テープ、
10はピンチローラ、11はキャプスタン(軸)、12
はキャプスタンモータ、13はキャプスタン駆動装置、
16は早送り/巻き戻し(以下、FF/REWと記す)
手段、17は停止手段、18は巻取りリール軸(巻取り
リール台)、19は供給リール軸(供給リール台)、2
0は磁気記録再生装置、21はカセット種別判別装置、
22は磁気テープ終端検知装置、23はテープ走行制御
信号検知装置(以下、CTL信号検知装置と記す)、2
4はテープ走行制御信号ヘッド(以下、CTLヘッドと
記す)、25はコントローラである。また、RSは供給
リール回転信号、RDは巻取りリール回転信号、CTL
はテープ走行制御信号、F/RはFF/REW命令、S
TPは停止命令である。
【0003】磁気記録再生装置20は、シリンダーヘッ
ド2と、巻取りリール回転検知装置5と、供給リール回
転検知装置6と、ピンチローラ10と、キャプスタン1
1と、キャプスタンモータ12と、キャプスタン駆動装
置13と、巻取りリール軸18と、供給リール軸19
と、CTL信号検知装置23と、CTLヘッド24と、
コントローラ25とを備えている。コントローラ25
は、FF/REW手段16と、停止手段17と、カセッ
ト種別判別装置21と、磁気テープ終端検知装置22と
備えている。また、巻取りリール3と、供給リール4
と、磁気テープ9とは、磁気記録再生装置20に装填さ
れる磁気テープカセットを構成している。
【0004】上記の磁気テープカセットが磁気記録再生
装置20に装填されると、巻取りリール3は巻取りリー
ル軸18に嵌合し、供給リール4は供給リール軸19に
嵌合する。FF動作および記録/再生動作等において
は、巻取りリール3および巻取りリール軸18は巻取り
側リールおよび巻取り側リール軸として動作し、供給リ
ール4および供給リール軸19は巻取られ側リールおよ
び巻取られ側リール軸として動作する。また、REW動
作および逆再生動作等においては、上記とは逆に、巻取
りリール3および巻取りリール軸18は巻取られ側リー
ルおよび巻取られ側リール軸として動作し、供給リール
4および供給リール軸19は巻取り側リールおよび巻取
り側リール軸として動作する。上記それぞれの動作にお
いて、巻取り側リール軸(巻取り側リール台)に回転ト
ルクが供給され、巻取り側リール軸の回転により巻取り
側リールが回転し、巻取られ側リールに巻装された磁気
テープ9が巻取り側リールに送られて巻取り側リールに
巻装され、巻取られ側リールは磁気テープ9の張力によ
り回転する。
【0005】巻取りリール回転検知装置5は、巻取りリ
ール3の近傍に取り付けられており、巻取りリール3の
回転を検知し、巻取りリール3が回転するごとにRD信
号を出力する。また、供給リール回転検知装置6は、供
給リール4の近傍に取り付けられており、供給リール4
の回転を検知し、供給リール4の回転ごとにRS信号を
出力する。RD信号は、例えば巻取りリール3が一回転
するごとに生成されるパルスである。また、RS信号
は、例えば供給リール4が一回転するごとに生成される
パルスである。RD信号およびRS信号は、それぞれカ
セット種別判別装置21および磁気テープ終端検知装置
22に入力される。
【0006】シリンダーヘッド2は、磁気テープ9にデ
ータを記録し、あるいは磁気テープ9に記録されたデー
タを再生するものである。このシリンダーヘッド2に
は、巻取りリール3および供給リール4から引き出され
た磁気テープ9が斜め方向に巻付けられる。
【0007】CTL信号検知装置23は、磁気テープ9
に記録されているCTL信号をCTLヘッド24により
検知し、このCTL信号をカセット種別判別装置21、
磁気テープ終端検知装置22、およびキャプスタン駆動
装置13に送る。上記のCTL信号は、磁気テープ9に
画像データ等を記録する記録動作時に磁気テープ9に記
録されるものであり、例えば画像データのフレームごと
に磁気テープ9に記録されたパルスである。
【0008】キャプスタンモータ12は、その回転軸で
あるキャプスタン軸11を駆動する。これとともに、キ
ャプスタンモータ12は、巻取り側リール軸(巻取り側
リール台)を駆動する。また、ピンチローラ10は、キ
ャプスタン軸11の近傍位置とキャプスタン軸11から
離れた位置のいずれかに動き、上記の近傍位置に動いた
ときに磁気テープ9をキャプスタン軸11に押し当て
る。このキャプスタンモータ12およびピンチローラ1
0は、キャプスタン駆動装置13により制御される。
【0009】キャプスタン駆動装置13は、コントロー
ラ25により制御され、磁気テープ9を一定の速度で送
る定速送り動作、磁気テープ9を高速で送る高速送り動
作、および磁気テープ9を送らない停止動作を制御す
る。磁気記録再生装置20は、記録動作、再生動作、ス
ロー再生動作、サーチ動作等の場合には、定速送り動作
になり、FF動作およびREW動作の場合には、高速送
り動作になる。
【0010】キャプスタン駆動装置13は、定速送り動
作のときには、ピンチローラ10をキャプスタン軸11
の近傍位置に動かして磁気テープ9をキャプスタン軸1
1に押し当て、キャプスタンモータ12を一定の速度で
回転させ、キャプスタン軸11により磁気テープ9を一
定の速度で送る。これとともに、キャプスタンモータ1
2の回転トルクを図示しない伝動機構およびスリップ機
構を介して巻取り側リール軸に伝達し、巻取り側リール
により磁気テープ9を巻取る。なお、CTL信号が記録
された磁気テープの再生動作のときには、CTL信号に
従ってキャプスタンモータ12の回転速度を微調する。
【0011】また、キャプスタン駆動装置13は、高速
送り動作のときには、ピンチローラ10をキャプスタン
軸11から離れた位置に動かして磁気テープ9をキャプ
スタン軸11から開放する。これとともに、キャプスタ
ンモータ12の回転トルクを図示しない増速伝動機構を
介して巻取り側リール軸に伝達し、巻取り側リールを高
速に回転させることにより磁気テープ9を高速で送る。
また、キャプスタン駆動装置13は、停止動作のときに
は、キャプスタンモータ12の回転を停止させる。
【0012】コントローラ25は、磁気記録再生装置2
0の動作を制御する。FF/REW手段16は、使用者
の操作によりF/R命令が入力させると、この命令をキ
ャプスタン駆動装置13に送り、FF動作あるいはRE
W動作を実施させる。また、停止手段19は、使用者の
操作によりSTP命令が入力されると、このSTP命令
をキャプスタン駆動装置13に送り、停止動作を実施さ
せる。
【0013】カセット種別判別装置21は、巻取られ側
リール回転信号の入力間隔をもとに巻取られ側リールが
一回転する期間を認識し、巻取られ側リールが一回転す
る間に入力されたCTL信号の個数NTをカウントす
る。また、巻取り側リール回転信号をもとに巻取り側リ
ールが一回転する期間を認識し、巻取り側リールが一回
転する間に入力されたCTL信号の個数NTをカウン
トする。そして、このCTL信号の個数NT,NT
をもとに、装填されている磁気テープカセットの種別
(リールのハブサイズ)を判別し(VHSテープか、V
HS−Cテープを判別する)、このカセット種別の判別
結果を磁気テープ終端検知装置22に送る。FF動作で
は、巻取られ側はリール4およびRS信号、巻取り側は
リール3およびRD信号である。逆に、REW動作で
は、巻取られ側はリール3およびRD信号、巻取り側は
リール4およびRS信号である。
【0014】磁気テープ終端検知装置22は、巻取られ
側リール回転信号(FF動作のときはRS信号、REW
動作のときはRD信号)の入力間隔をもとに巻取られ側
リール(FF動作のときはリール4、REW動作のとき
はリール3)が一回転する期間を認識し、巻取られ側リ
ールが一回転する間に入力されたCTL信号の個数NT
をカウントする。そして、カウントしたCTL信号の
個数NTを、カセット種別ごとにあらかじめ設けられ
ている閾値と比較することにより、磁気テープ9の終端
を検知する。
【0015】次に、図3の磁気記録再生装置における磁
気テープの終端検知動作について説明する。F/R命令
がコントローラ25のFF/REW手段16に入力さ
れ、この命令がキャプスタン駆動装置13に送られる
と、キャプスタン駆動装置13は上記の高速送り動作で
磁気テープ9を送り始める。
【0016】上記の磁気テープ9に記録されているCT
L信号は、CTLヘッド24およびCTL信号検知装置
23により検知され、カセット種別判別装置21および
磁気テープ終端検知装置22に入力される。また、巻取
りリール3の回転に応じたRD信号が巻取りリール回転
検知装置5により生成され、供給リール4の回転に応じ
たRS信号が供給リール回転検知装置6により生成さ
れ、このRD信号およびRS信号も、カセット種別判別
装置21および磁気テープ終端検知装置22に入力され
る。
【0017】カセット種別判別装置21は、巻取られ側
リールが一回転する間に入力されたCTL信号の個数N
、巻取り側リールが一回転する間に入力されたCT
L信号の個数NTをカウントする。そして、例えば、
上記のCTL信号の個数NT およびNTの二乗和
(NT+(NTを求め、この(NT
+(NTを、あらかじめ設けられている閾値と比
較することにより、カセット種別(リールのハブサイ
ズ)を判別する(VHSテープ、VHS−Cテープか、
何分テープかを判別する)。
【0018】磁気テープ終端検知装置22は、カセット
種別判別装置21により判別されたカセット種別(リー
ルのハブサイズ)に対応する閾値を選択し、巻取られ側
リールが一回転する間に入力されたCTL信号の個数N
を逐次カウントし、この個数NTを、選択した閾
値と逐次比較する。そして、巻取られ側リールが一回転
する間のCTL信号の個数NTが徐々に減り、巻取ら
れ側リールの磁気テープ巻き径が巻取られ側リールのハ
ブ径に近似し、巻取られ側リールに巻装されている磁気
テープ9が残り僅かになり、上記の個数NTが上記の
閾値以下になったときを磁気テープ9の終端とする。
【0019】磁気テープ終端検知装置22により磁気テ
ープ9の終端が検知されると、コントローラ25はこれ
をキャプスタン駆動装置13に伝える。キャプスタン駆
動装置13は、磁気テープ9の終端が検知されると、キ
ャプスタンモータ12の回転速度を減速し、巻取られ側
リールに磁気テープ9が全くなくなった瞬間に磁気テー
プ9にかかる衝撃を緩和する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の磁気記録再生装置では、上記のようにCTL信号によ
り磁気テープの終端を検知しているため、CTL信号が
記録されていない磁気テープ(データ未記録の磁気テー
プ)、あるいはCTL信号が正しく記録されていない磁
気テープでは、終端検知ができない、あるいは終端を誤
検知してしまうという問題があった。
【0021】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたものであり、CTL信号が記録され
ていない磁気テープでも終端を検知できる磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項1記載の磁気記録再生装置は、磁気
テープの巻取られ側リールの回転を検知し、前記巻取ら
れ側リールが回転するごとに第1の信号を出力する第1
の検知手段と、磁気テープの巻取り側リールを駆動する
モータと、前記モータの回転を検知し、前記モータが回
転するごとに第2の信号を出力する第2の検知手段と、
前記第1の信号により巻取られ側リールが一回転する期
間を認識し、巻取られ側リールが一回転する間の前記第
2の信号をカウントするカウント手段と、前記カウント
手段のカウント数をもとに前記磁気テープの終端を検知
する終端検知手段とを備えたこと特徴とするものであ
る。
【0023】また、本発明の請求項2記載の磁気記録再
生装置は、前記終端検知手段が、前記カウント手段のカ
ウント数を、あらかじめ設けられている閾値と比較する
ことにより、磁気テープの終端を検知することを特徴と
するものである。
【0024】また、本発明の請求項3記載の磁気記録再
生装置は、巻取り側リールの回転を検知し、巻取り側リ
ールの回転ごとに第3の信号を出力する第3の検知手段
と、前記第2の信号をもとに磁気テープの送り速度を検
知する第4の検知手段と、前記第1の信号、前記第2の
信号、前記第3の信号、および前記磁気テープの送り速
度をもとに、磁気テープの量およびリールのハブサイズ
を判別する判別手段とをさらに備え、前記終端検知手段
が、前記カウント手段のカウント数を、前記磁気テープ
量および前記ハブサイズごとにあらかじめ設けられてい
る閾値と比較することにより、磁気テープの終端を検知
することを特徴とするものである。
【0025】また、本発明の請求項4記載の磁気記録再
生装置は、巻取り側リールの回転を検知し、巻取り側リ
ールの回転ごとに第3の信号を出力する第3の検知手段
と、前記第2の信号をもとに磁気テープの送り速度を検
知する第4の検知手段と、前記第1の信号、前記第2の
信号、前記第3の信号、および前記磁気テープの送り速
度をもとに、磁気テープの量およびリールのハブサイズ
を判別する判別手段とをさらに備え、前記終端検知手段
が、前記磁気テープ量および前記ハブサイズから閾値を
演算し、前記カウント手段のカウント数を前記閾値と比
較することにより磁気テープの終端を検知することを特
徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
磁気記録再生装置における磁気テープ終端検知システム
のブロック構成図である。図1において、1は磁気記録
再生装置、2はシリンダーヘッド、3は巻取りリール、
4は供給リール、5は巻取りリール回転検知装置、6は
供給リール回転検知装置、7はカセット種別/磁気テー
プ量判別装置、8は磁気テープ終端検知装置、9は磁気
テープ、10はピンチローラ、11はキャプスタン
(軸)、12はキャプスタンモータ、13はキャプスタ
ン駆動装置、14はキャプスタンモータ回転信号検知装
置(以下、CPFG信号検知装置と記す)、15はコン
トローラ、16はFF/REW手段、17は停止手段、
18は巻取りリール軸(巻取りリール台)、19は供給
リール軸(供給リール台)である。また、RSは供給リ
ール回転信号、RDは巻取りリール回転信号、CPFG
はキャプスタンモータ回転信号、F/RはFF/REW
命令、STPは停止命令である。なお、図1において、
図3と同じものには同じ符号を付してある。
【0027】磁気記録再生装置1は、シリンダーヘッド
2と、巻取りリール回転検知装置5と、供給リール回転
検知装置6と、ピンチローラ10と、キャプスタン11
と、キャプスタンモータ12と、キャプスタン駆動装置
13と、CPFG信号検知装置14と、コントローラ1
5と、巻取りリール軸18と、供給リール軸19とを備
えている。コントローラ15は、カセット種別/磁気テ
ープ量判別装置7と、磁気テープ終端検知装置8と、F
F/REW手段16と、停止手段17とを備えている。
また、巻取りリール3と、供給リール4と、磁気テープ
9とは、磁気記録再生装置1に装填される磁気テープカ
セットを構成している。
【0028】巻取りリール回転検知装置5は、巻取りリ
ール3の回転を検知し、巻取りリール3が回転するごと
にRD信号を出力する。また、供給リール回転検知装置
6は、供給リール4の回転を検知し、供給リール4の回
転ごとにRS信号を出力する。RD信号は、例えば巻取
りリール3が一回転するごとに生成されるパルスであ
る。また、RS信号は、例えば供給リール4が一回転す
るごとに生成されるパルスである。RD信号およびRS
信号は、それぞれカセット種別/磁気テープ量判別装置
7および磁気テープ終端検知装置8に入力される。FF
動作等では、巻取られ側リールはリール4、巻取られ側
リール回転信号(第1の信号)はRS信号であり、巻取
り側リールはリール3、巻取り側リール回転信号(第3
の信号)はRD信号である。逆に、REW動作等では、
巻取られ側リールはリール3、巻取られ側リール回転信
号(第1の信号)はRD信号、巻取り側リールはリール
4、巻取り側リール回転信号(第3の信号)はRS信号
である。
【0029】キャプスタンモータ12は、その回転軸で
あるキャプスタン軸11を駆動する。これとともに、キ
ャプスタンモータ12は、巻取り側リール軸(巻取り側
リール台)を駆動することにより巻取り側リールを駆動
する。FF動作等では、巻取られ側リール軸はリール軸
19である。逆に、REW動作等では、巻取られ側リー
ル軸はリール軸18である。
【0030】CPFG信号検知装置14は、キャプスタ
ンモータ12の回転を検知し、キャプスタンモータ12
が回転するごとにCPFG信号(第2の信号)を出力す
る。このCPFG信号はカセット種別/磁気テープ量判
別装置7および磁気テープ終端検知装置8に送られる。
上記のCPFG信号は、例えばキャプスタンモータ12
がある決まった角度回転するごとに生成されるパルスで
ある。CPFG信号の間隔はキャプスタンモータ12の
回転周期に比例し、キャプスタンモータ12が一定の速
度で回転する場合には、CPFG信号の間隔は一定にな
る。
【0031】定速送り動作においては、キャプスタンモ
ータ12は、一定の速度で回転し、キャプスタン軸11
を一定の速度で回転させ、図示しない伝動機構およびス
リップ機構を介して巻取り側リール軸を回転させる。磁
気テープ9は、ピンチローラ10によりキャプスタン軸
11に押し当てられ、キャプスタン軸11により一定の
速度で送られる。CPFG信号の間隔は一定である。巻
取られ側リールの回転周期は巻取られ側リールに残って
いる磁気テープ9の量が少なくなるほど短くなる。巻取
り側リールの回転周期は巻取った磁気テープ9の量が多
くなるほど長くなる。
【0032】また、高速送り動作においては、磁気テー
プ9はキャプスタン軸11から開放され、キャプスタン
モータ12は、磁気テープ9の終端が検知されるまでは
一定の速度で回転し、図示しない増速伝動機構を介して
巻取り側リール軸を高速に回転させる。CPFG信号の
間隔は、終端が検知され、キャプスタンモータ12の回
転速度が遅くなるまでは一定である。磁気テープ9の送
り速度は、終端が検知されるまでは、巻取り側リールに
巻取られた磁気テープ9の量が多くなるほど速くなる。
巻取られ側リールの回転周期は、終端が検知されるまで
は、巻取られ側リールに残っている磁気テープ9の量が
少なくなるほど短くなる。また、巻取られ側リールに、
ある決まった長さの磁気テープ9が残った瞬間における
巻取られ側リールの回転周期は、カセット種別(リール
のハブ径)および磁気テープ9の全体の量(全体の長さ
および厚さ)によって決まる。
【0033】コントローラ15は、磁気記録再生装置1
の動作を制御する。カセット種別/磁気テープ量判別装
置7は、巻取られ側リール回転信号(RS信号またはR
D信号)の入力間隔をもとに巻取られ側リールが一回転
する期間を認識し、巻取られ側リール回転が一回転する
間に入力されたCPFG信号の個数NPをカウントす
る。また、巻取り側リール回転信号(RD信号またはR
S信号)をもとに巻取り側リールが一回転する期間を認
識し、巻取り側リール回転が一回転する間に入力された
CPFG信号の個数NPをカウントする。さらに、C
PFG信号の入力間隔をもとに磁気テープ9の送り速度
VTを求める。そして、このCPFG信号の個数N
,NPをもとに、装填されている磁気テープカセ
ットの種別(両リールのハブ径R)を判別する。ま
た、CPFG信号の個数NP,NP、磁気テープ9
の送り速度VT、およびリールのハブ径Rをもとに磁
気テープ9の全体の量(全体の長さLおよび厚さD)を
判別する。このカセット種別の判別結果および磁気テー
プ量の判別結果は、磁気テープ終端検知装置8に送られ
る。
【0034】磁気テープ終端検知装置8は、巻取られ側
リール回転信号(RS信号またはRD信号)の入力間隔
をもとに巻取られ側リールが一回転する期間を認識し、
巻取られ側リールが一回転する間に入力されたCPFG
信号の個数NPをカウントする。そして、カウントし
たCPFG信号の個数NPと、カセット種別/磁気テ
ープ量判別装置7による判別結果とをもとに、磁気テー
プ9の終端を検知する。
【0035】次に、図1の磁気記録再生装置における磁
気テープの終端検知動作について説明する。図2は図1
の磁気記録再生装置における磁気テープ終端検知手順を
示すフローチャートである。
【0036】F/R命令がコントローラ15のFF/R
EW手段16に入力されると、コントローラ15は、キ
ャプスタン駆動装置13を制御することによりFF動作
またはREW動作を開始し、磁気テープ9の終端検知を
実施する。磁気テープ終端検知は、高速送り動作中に実
施され、カセット種別および磁気テープ量の判別は、定
速送り動作中に実施される。FF動作またはREW動作
の開始前にカセット種別および磁気テープ量の判別が既
に終了している場合には、FF動作またはREW動作が
開始されると、すぐに高速送り動作になり、終端検知を
開始する。また、FF動作またはREW動作を開始した
ときにカセット種別および磁気テープ量の判別が一度も
実施されていない場合には、FF動作またはREW動作
が開始されると、まず定速送り動作になり、カセット種
別(VHSテープか、VHS−Cテープか?)および磁
気テープ量の判別(何分テープか?)を実施し、そのあ
とに高速送り動作になり、終端検知を開始する。
【0037】図2のステップS1において、FF動作ま
たはREW動作が開始されたときに、カセット種別およ
び磁気テープ量が既に判別されている場合はステップS
4に進み、キャプスタン駆動装置13は高速送り動作で
磁気テープ9を送り始める。また、カセット種別および
磁気テープ量が判別されていない場合はステップS2に
進み、キャプスタン駆動装置13は定速送り動作で磁気
テープ9を送り始める。
【0038】まず、ステップS2において、カセット種
別/磁気テープ量判別装置7は、磁気記録再生装置1に
装填されている磁気テープカセットの種別(両リールの
ハブ径R)を判別する。カセット種別の判別動作を以
下に詳細に説明する。
【0039】キャプスタン駆動装置13は、ピンチロー
ラ10をキャプスタン軸11の近傍位置に動かすことに
より磁気テープ9をキャプスタン軸11に押し当て、キ
ャプスタンモータ12を一定の速度で回転させ、定速送
り動作で磁気テープ9を送る。また、供給リール4が一
回転するごとに生成されるRS信号と、巻取りリール3
が一回転するごとに生成されるRD信号と、キャプスタ
ンモータ12がある決まった角度回転するごとに生成さ
れるCPFG信号とが、カセット種別/磁気テープ量判
別装置7に送られる。
【0040】カセット種別/磁気テープ量判別装置7
は、巻取られ側リールが一回転する間に入力されたCP
FG信号の個数NP、巻取り側リールが一回転する間
に入力されたCPFG信号の個数NPをカウントす
る。CPFG信号の入力間隔は一定であるため、個数N
は巻取られ側リールの回転周期に比例し、個数NP
は巻取り側リールの回転周期に比例する。そして、例
えば、上記のCPFG信号の個数NPおよびNP
二乗和(NP+(NPを求め、この(NP
+(NPを、あらかじめ設けられている閾
値と比較することにより、カセット種別(リールのハブ
径R)を判別する。
【0041】なお、巻取られ側リールが一回転する間の
CPFG信号の個数NPを、あらかじめ設けられてい
る閾値と比較することにより、カセット種別を判別して
も良い。あるいは、巻取り側リールが一回転する間のC
PFG信号の個数NTを、あらかじめ設けられている
閾値と比較することにより、カセット種別を判別しても
良い。さらには、巻取り側リールのあるときの一回転の
間のCPFG信号個数をNP[0]、その直前の一回
転の間のCPFG信号個数をNP[1]、上記あると
きの一回転のn回転前の一回転の間のCPFG信号の個
数をNP[n]とするとき、 A=NP[0]+NP[1]…+NP[n−1] B=NP[n]+NP[n+1]…+NP[2n
−1] なるAおよびBを求め、巻取り側リールのn回転の間の
CPFG信号個数Aとその直前のn回転の間のCPFG
信号個数Bとの差A−Bを、あらかじめ設けられている
閾値と比較することにより、カセット種別を判別しても
良い。また、上記の判別手順を複合的に用いてカセット
種別を判別しても良い。また、テープがフォワードに進
むときに巻取られ側となる方のリールのパルス数、モー
タの速度、モータが1回転するとき何パルス出るかが判
れば、テープの移動量が求められ、これを利用してテー
プ種別などの判別ができる。
【0042】次に、ステップS3において、カセット種
別/磁気テープ量判別装置7は、磁気テープ9の全体の
量(全体の長さLおよび厚さD)を判別する。磁気テー
プ量の判別動作を以下に詳細に説明する。
【0043】磁気テープ9の長さLと厚さDの積L×D
は、磁気テープ9の送り速度VT、リールハブ径R
および上記のCPFG信号の個数NPおよびNP
二乗和(NP+(NPが判っていれば、周
知の手法(例えば、特開平8−147818号公報参
照)により求められる。カセット種別/磁気テープ量判
別装置7は、CPFG信号の入力間隔から磁気テープ9
の送り速度VTを求める。そして、この送り速度VT
と、ステップS2で求めた二乗和(NP+(NP
およびハブ径RからL×Dを求め、このL×D
をあらかじめ設けられている閾値と比較することによ
り、磁気テープ量(長さLおよび厚さD)を判別する。
【0044】以上により、カセット種別/磁気テープ量
判別装置7は、カセット種別(リールハブ径R)およ
び磁気テープ量(長さLおよび厚さD)の判別を終了
し、判別結果を磁気テープ終端検知装置8に送る。カセ
ット種別および磁気テープ量の判別が終了したら、コン
トローラ15は、キャプスタン駆動装置13を制御する
ことにより定速送り動作から高速送り動作に変える。
【0045】次に、ステップS4〜S10において、磁
気テープ終端検知装置8は、磁気テープ9の終端を検知
する。終端検知動作を以下に詳細に説明する。
【0046】キャプスタン駆動装置13は、ピンチロー
ラ10をキャプスタン軸11から離れた位置に動かすこ
とにより磁気テープ9をキャプスタン軸11から開放
し、キャプスタンモータ12を一定の速度で回転させ、
キャプスタンモータ12および増速伝動機構により巻取
り側リール軸を駆動し、巻取り側リールを高速に回転さ
せ、高速送り動作で磁気テープ9を送る。また、供給リ
ール4が一回転するごとに生成されるRS信号と、巻取
りリール3が一回転するごとに生成されるRD信号と、
キャプスタンモータ12がある決まった角度回転するご
とに生成されるCPFG信号とが、磁気テープ終端検知
装置8に送られる。
【0047】まず、ステップS4において、磁気テープ
終端検知装置8は、カセット種別/磁気テープ量判別装
置7により判別されたカセット種別(リールハブ径
)および磁気テープ量(長さLおよび厚さD)をも
とに、閾値を設定する。磁気テープ終端検知装置8に
は、カセット種別および磁気テープ量ごとに、あらかじ
め閾値が設けられており、磁気テープ終端検知装置8
は、磁気テープ量判別装置7による判別に適合する閾値
を選択する。このように、リールハブ径Rおよび磁気
テープ量(長さLおよび厚さD)をもとに閾値を設定す
るのは、巻取られ側リールに、ある決まった長さの磁気
テープ9が残った瞬間における巻取られ側リールの回転
周期は、リールハブ径Rおよび磁気テープ量(長さL
および厚さD)によって決まるからである。
【0048】なお、磁気テープ量判別装置7により判別
されたリールハブ径Rおよび磁気テープ量(長さLお
よび厚さD)と、あらかじめ設けられている演算式とに
より、閾値を演算により求めるようにしても良い。
【0049】次に、ステップS5において、終端を検知
する動作がFF動作であれば、ステップ6に進み、終端
を検知する動作がREW動作であれば、ステップ8に進
む。
【0050】ステップS6において、磁気テープ終端検
知装置8は、供給リール4(巻取られ側リール)が一回
転する間に入力されたCPFG信号の個数NPをカウ
ントする。CPFG信号の入力間隔は一定であるため、
個数NPは巻取られ側リールの回転周期に比例する。
巻取られ側リールの回転周期は、巻取られ側リールに残
っている磁気テープ9が少なくなるほど短くなる。従っ
て、巻取られ側リールに残っている磁気テープ9が少な
くなるほど、巻取られ側リールが一回転する間のCPF
G信号の個数NPは少なくなる。
【0051】そして、ステップS7において、磁気テー
プ終端検知装置8は、ステップS6でカウントしたCP
FG信号の個数NPを上記の設定した閾値と比較し、
個数NPが閾値以上であれば、ステップS6に戻る。
このように、個数NPが閾値以上である間は、ステッ
プS6およびS7を逐次繰り返し、個数NPが閾値よ
りも小さくなったときに、ステップS10において、磁
気テープ9の終端を検知したと判定する。
【0052】また、ステップS8において、磁気テープ
終端検知装置8は、巻取りリール3(巻取られ側リー
ル)が一回転する間に入力されたCPFG信号の個数N
をカウントする。
【0053】そして、ステップS9において、磁気テー
プ終端検知装置8は、ステップS8でカウントしたCP
FG信号の個数NPを上記の設定した閾値と比較し、
個数NPが閾値以上であれば、ステップS8に戻る。
このように、個数NPが閾値以上である間は、ステッ
プS8およびS9を逐次繰り返し、個数NPが閾値よ
りも小さくなったときに、ステップS10において、磁
気テープ9の終端を検知したと判定する。
【0054】以上により、磁気テープ終端検知装置8
は、磁気テープ9の終端検知を終了する。コントローラ
15は、磁気テープ9の終端が検知されたことをキャプ
スタン駆動装置13に伝える。キャプスタン駆動装置1
3は、磁気テープ9の終端が検知されると、キャプスタ
ンモータ12の回転速度を減速し、巻取られ側リールに
磁気テープ9が全くなくたった瞬間に磁気テープ9にか
かる衝撃を緩和する。
【0055】このように本発明の実施の形態によれば、
供給リール回転検知装置6からのRS信号または巻取り
リール回転検知装置5からのRD信号をもとに巻取られ
側リール(FF動作では供給リール4、REW動作では
巻取りリール3)が一回転する期間を認識し、巻取られ
側リールが一回転する間のCPFG信号の個数NP
カウントし、このCPFG信号個数NPをもとに磁気
テープ9の終端を検知することにより、磁気テープ9に
CTL信号が記録されていなくても磁気テープ9の終端
を検知することができる。
【0056】また、カセット種別(リールハブ径R
および磁気テープ量(長さLおよび厚さD)を判別し、
CPFG信号個数NPを、カセット種別および磁気テ
ープ量ごとにあらかじめ設けられている閾値と比較して
磁気テープ9の終端を検知することにより、終端の検知
精度を高くすることができる。
【0057】また、巻取られ側リールが一回転する期間
(巻取られ側リールの回転周期)を計測するための信号
に、キャプスタンモータ12の回転を検知することによ
りキャプスタンモータ12の回転ごとに生成されるCP
FG信号を用いるので、巻取られ側リールの回転周期計
測のためのクロックを発生する手段を新たに設ける必要
がない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の磁気記録再生装置によれば、巻取られ側リールが
回転するごとに出力される第1の信号により巻取られ側
リールが一回転する期間を認識し、モータの回転ごとに
出力される第2の信号の巻取られ側リールが一回転する
間の個数をカウントし、この第2の信号のカウント数を
もとに磁気テープの終端を検知することにより、磁気テ
ープにCTL信号が記録されていなくても磁気テープの
終端を検知することができるという効果がある。また、
巻取られ側リールが一回転する期間(巻取られ側リール
の回転周期)を計測するための信号に、モータの回転を
検知することによりモータの回転ごとに生成される上記
第2の信号を用いるので、巻取られ側リールの回転周期
計測のためのクロックを発生する手段を新たに設ける必
要がないという効果がある。
【0059】また、本発明の請求項2記載の磁気記録再
生装置によれば、上記第2の信号のカウント数を、あら
かじめ設けられている閾値と比較して磁気テープの終端
を検知することにより、磁気テープにCTL信号が記録
されていなくても磁気テープの終端を検知することがで
きるという効果がある。
【0060】また、本発明の請求項3記載の磁気記録再
生装置によれば、リールのハブサイズおよび磁気テープ
量(長さおよび厚さ)を判別し、上記第2の信号のカウ
ント数を、リールのハブサイズおよび磁気テープ量ごと
にあらかじめ設けられている閾値と比較して磁気テープ
の終端を検知することにより、磁気テープにCTL信号
が記録されていなくても磁気テープの終端を高精度に検
知することができるという効果がある。
【0061】また、本発明の請求項4記載の磁気記録再
生装置によれば、リールのハブサイズおよび磁気テープ
量(長さおよび厚さ)を判別し、このリールのハブサイ
ズおよび磁気テープ量をもとに閾値を演算し、上記第2
の信号のカウント数を、演算により求め閾値と比較して
磁気テープの終端を検知することにより、磁気テープに
CTL信号が記録されていなくても磁気テープの終端を
高精度に検知することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る磁気記録再生装置
における磁気テープ終端検知システムのブロック構成図
である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る磁気記録再生装置
における磁気テープ終端検知手順を示すフローチャート
である。
【図3】 従来の磁気記録再生装置における磁気テープ
終端検知システムのブロック構成図の一例である。
【符号の説明】
1 磁気記録再生装置、 3 巻取りリール、 4 供
給リール、 5 巻取りリール回転検知装置、 6 供
給リール回転検知装置、 7 カセット種別/磁気テー
プ量判別装置、 8 磁気テープ終端検知装置、 9
磁気テープ、10 ピンチローラ、 11 キャプスタ
ン(軸)、 12 キャプスタンモータ、 13 キャ
プスタン駆動装置、 14 キャプスタンモータ回転信
号(CPFG信号)検知装置、 15 コントローラ、
16 早送り/巻き戻し(FF/REW)手段、 1
8 巻取りリール軸(巻取りリール台)、 19 供給
リール軸(供給リール台)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープの巻取られ側リールの回転を
    検知し、前記巻取られ側リールが回転するごとに第1の
    信号を出力する第1の検知手段と、 磁気テープの巻取り側リールを駆動するモータと、 前記モータの回転を検知し、前記モータが回転するごと
    に第2の信号を出力する第2の検知手段と、 前記第1の信号により巻取られ側リールが一回転する期
    間を認識し、巻取られ側リールが一回転する間の前記第
    2の信号をカウントするカウント手段と、 前記カウント手段のカウント数をもとに前記磁気テープ
    の終端を検知する終端検知手段とを備えたこと特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記終端検知手段は、前記カウント手段
    のカウント数を、あらかじめ設けられている閾値と比較
    することにより、磁気テープの終端を検知することを特
    徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 巻取り側リールの回転を検知し、巻取り
    側リールの回転ごとに第3の信号を出力する第3の検知
    手段と、 前記第2の信号をもとに磁気テープの送り速度を検知す
    る第4の検知手段と、 前記第1の信号、前記第2の信号、前記第3の信号、お
    よび前記磁気テープの送り速度をもとに、磁気テープの
    量およびリールのハブサイズを判別する判別手段とをさ
    らに備え、 前記終端検知手段は、前記カウント手段のカウント数
    を、前記磁気テープ量および前記ハブサイズごとにあら
    かじめ設けられている閾値と比較することにより、磁気
    テープの終端を検知することを特徴とする請求項1記載
    の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 巻取り側リールの回転を検知し、巻取り
    側リールの回転ごとに第3の信号を出力する第3の検知
    手段と、 前記第2の信号をもとに磁気テープの送り速度を検知す
    る第4の検知手段と、 前記第1の信号、前記第2の信号、前記第3の信号、お
    よび前記磁気テープの送り速度をもとに、磁気テープの
    量およびリールのハブサイズを判別する判別手段とをさ
    らに備え、 前記終端検知手段は、前記磁気テープ量および前記ハブ
    サイズから閾値を演算し、前記カウント手段のカウント
    数を前記閾値と比較することにより磁気テープの終端を
    検知することを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生
    装置。
JP11071953A 1999-03-17 1999-03-17 磁気記録再生装置 Withdrawn JP2000268444A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11071953A JP2000268444A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 磁気記録再生装置
US09/520,364 US6257515B1 (en) 1999-03-17 2000-03-07 Magnetic recording and reproducing apparatus detecting end of tape by counting motor signals per supply-reel revolution

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11071953A JP2000268444A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000268444A true JP2000268444A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13475371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11071953A Withdrawn JP2000268444A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 磁気記録再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6257515B1 (ja)
JP (1) JP2000268444A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6934109B2 (en) * 2003-08-21 2005-08-23 International Business Machines Corporation Apparatus and method to monitor the relative position of a tape medium disposed in a tape drive
TWI232632B (en) * 2004-03-17 2005-05-11 Mediatek Inc Motor control system and method of the same
GB2413682A (en) * 2004-04-30 2005-11-02 Hewlett Packard Development Co Tape early warning end of medium detection
US7484682B1 (en) * 2008-05-22 2009-02-03 International Business Machines Corporation Operating a tape drive during and after a transition to a stand-by mode

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3730453A (en) * 1970-09-21 1973-05-01 Xerox Corp Early end of tape detection
US3834648A (en) * 1972-03-15 1974-09-10 Ampex Apparatus and method for sensing diameter of tape pack on storage reel
US3921220A (en) * 1974-07-15 1975-11-18 Odetics Inc Apparatus for automatic high speed positioning of magnetic recording tape by sensing reel revolutions from tape beginning
JPS6035742B2 (ja) * 1977-07-29 1985-08-16 日本電気株式会社 リ−ルモ−タの制御方式
US4338645A (en) * 1978-11-06 1982-07-06 Hitachi, Ltd. Tape running time indication system
GB2058435B (en) * 1979-01-11 1983-07-27 Bang & Olufsen As System for detection of tape thickness in tape recorders or players
US4811132A (en) * 1986-09-26 1989-03-07 Hunter Dan A Early end of tape sensing for a cache buffered tape drive
US4866547A (en) * 1988-04-01 1989-09-12 Rodal David R Circuit for detecting the end of a tape by counting reel revolutions
JPH0265234A (ja) 1988-08-31 1990-03-05 Sony Corp 半導体基板の製法
US5309300A (en) * 1991-08-06 1994-05-03 R-Byte, Inc. Beginning/end of tape detection system
KR0138346B1 (ko) * 1993-12-28 1998-05-15 김광호 비디오테이프레코더의 테이프 엔드 감출방법 및 그에 적합한 장치
KR0183111B1 (ko) * 1994-08-23 1999-04-15 김광호 테이프의 주행 제어방법
JP3022217B2 (ja) 1994-11-28 2000-03-15 松下電器産業株式会社 テープスピード制御装置
KR100218915B1 (ko) * 1996-06-27 1999-09-01 윤종용 비디오 테이프의 시작 및 끝부분 검출방법
US5801893A (en) * 1996-07-01 1998-09-01 Ford Motor Company Method for adaptively detecting tapewrap in cassette tape player

Also Published As

Publication number Publication date
US6257515B1 (en) 2001-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000268444A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0610907B2 (ja) スキャナサーボ装置
JP3551217B2 (ja) テープの速度制御方法及びテープユニット
US5220477A (en) Cassette tape-loading apparatus
US6929206B2 (en) Method and apparatus for controlling speed in recording/reproducing apparatus
JP3655532B2 (ja) テープ送り停止処理装置
JP2959243B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP2998488B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3562160B2 (ja) テープ走行装置
JP2969847B2 (ja) テープ駆動制御装置
JP3007123B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3054396U (ja) カセット種類判定装置、カセットテープ残量検出装置及び磁気記録再生装置
JP3398969B2 (ja) カセットテープの録音時間検出方法
JP3048900B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3542317B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0445139Y2 (ja)
JP2538000B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2530924B2 (ja) 磁気テ―プ装置における磁気テ―プの巻ゆるみ検出方法、及び磁気テ―プ装置
JP2697188B2 (ja) 磁気記録装置
JP3094246U (ja) 磁気記録テープを用いた記録再生装置
JPH0760591B2 (ja) テ−プ厚測定装置
JP2000156002A (ja) テ―プレコ―ダ装置
JPH033140A (ja) テープ移送装置
JPH01192047A (ja) テープ走行装置
JPH02308464A (ja) カセツトテープの定速度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606