JP3054396U - カセット種類判定装置、カセットテープ残量検出装置及び磁気記録再生装置 - Google Patents

カセット種類判定装置、カセットテープ残量検出装置及び磁気記録再生装置

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JP3054396U
JP3054396U JP1998003654U JP365498U JP3054396U JP 3054396 U JP3054396 U JP 3054396U JP 1998003654 U JP1998003654 U JP 1998003654U JP 365498 U JP365498 U JP 365498U JP 3054396 U JP3054396 U JP 3054396U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装填されたカセットが細ハブカセットか否か
を判定するに当たり、面倒な計算を一切行わないように
する。 【構成】 供給側、巻取側テープリールが回転すると、
その回転に応じて供給側、巻取側テープリール回転検出
器10、20からパルスが出力され、このパルスの周期
と各設定値との大小比較により、装填されたカセットが
細ハブカセットであるか否かを判定する(カセット種類
選定部31)。太ハブカセットであると判定された場
合、早送り/早戻しモード時に通常速度で早送り/早戻
しを行うが、細ハブカセットであると判定された場合、
早送り/早戻しモード時に高速で早送り/早戻しを行な
う(早送り/早戻し速度制御部34)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、磁気記録再生装置に装填されたカセットが細ハブカセットか太ハブ カセットかを判定するカセット種類判定装置、テープ残量を検出するカセットテ ープ残量検出装置、装填されたカセットの種類に応じて磁気テープの早送り/早 戻しの速度を変化させる機能を有した磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のビデオ記録再生装置には、早送り/早戻しモード時に高速で早送り/早 戻しを行う機能が設けられている。ただ、ビデオカセットは一般のオーディオカ セットとは異なり、ハブ径が異なる2種類のカセット、即ち、太ハブカセット( φ=62mm)、細ハブカセット(φ=26mm)が用いられている。
【0003】 細ハブカセットであっても、早送り/早戻しモード時に太ハブカセットの同程 度の巻き取り速度が得られるように、装填されたカセットの種類を判定し、その 結果、太ハブカセットではなく、細ハブカセットであるときには、高速で早送り /早戻しを行うようになっている。
【0004】 従来のカセットの種類を判定方法としては、特公昭60-21432号公報に開示され ているように、供給側テープリールディスク及び巻取側テープリールディスクの 周期又は回転数を加算し、この加算値と所定値とを比較して行うという方法があ る。
【0005】 また、細ハブカセットが装填され、早送り/早戻しモード時に高速で早送り/ 早戻しが行われた後、テープの残存量が少なくなれば、通常速度に戻すことが必 要不可欠となる。早送り/早戻しを高速で行いつつ、巻き取りが完了すれば、磁 気テープ等に対して大きなショックを与えることになるからである。
【0006】 テープの残存量を検出するに当たり、従来はUSP4,366,371号、特開昭60-21432 号、特公昭60-14430号等の公報に開示されているように、供給側、巻取側テープ リールの各回転速度を検知するセンサーの出力信号に基づいて供給側、巻取側テ ープリールの各テープ巻取半径等を求め、これに基づいてテープの残存量を計算 していた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例による場合、カセットの種類を判定したりテープの 残存量を検出するのに、種々の計算を行うことが必要である以上、ビデオ記録再 生装置にデータテーブルを用意したり、演算用IC等を用いない限り、CPU( 中央演算装置)のソフトウエアの負担が大きくなるという本質的な欠点があり、 ビデオ記録再生装置の高性能化及び低コスト化を図る上で大きな障害となってい る。
【0008】 本考案は上記した背景の下で創作されたものであり、その主たる目的とすると ころは、装填されたカセットの種類の判定及びテープ残量を検出するに当たり、 面倒な計算を一切行う必要がないカセット種類判定装置、カセットテープ残量検 出装置及び磁気記録再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のカセット種類判定装置は、磁気記録再生装置の供給側、巻取側テープ リールの回転に応じてパルスを出力する供給側、巻取側テープリール回転検出器 と、供給側、巻取側テープリール回転検出器から出力されたパルスの周期と設定 値との大小比較により磁気記録再生装置に装填されたカセットの種類を判定する カセット種類判定部とを備えた構成にしている。
【0010】 このような構成による場合、早送り/早戻しモード時又は記録/再生モード時 に供給側、巻取側テープリールが回転すると、その回転に応じて供給側、巻取側 テープリール回転検出器からパルスが出力され、このパルスの周期と各設定値と の大小比較により、装填されたカセットが細ハブカセットであるか否かが判定さ れる。
【0011】 カセット種類判定部については、供給側、巻取側テープリール回転検出器から 出力されたパルスのうちで、被駆動側のパルスの周期と設定値との大小比較によ り装填されたカセットの種類を判定するようにすれば良い。即ち、早送りモード 時又は記録/再生モード時では、巻取側テープリールが回転駆動することから供 給側テープリール回転検出器から出力されたパルスの周期に基づいて、一方、早 戻しモード時では、供給側テープリールが回転駆動することから巻取側テープリ ール回転検出器から出力されたパルスの周期に基づいて、カセットの種類が判定 される。
【0012】 カセット種類判定部としては、早送りモード時に供給側テープリール回転検出 器から出力されたパルスの周期と第1の設定値との大小比較により、早戻しモー ド時に巻取側テープリール回転検出器から出力されたパルスの周期と第2の設定 値との大小比較により、記録/再生モード時に巻取側テープリール回転検出器か ら出力されたパルスの周期と第3の設定値との大小比較し、且つ第の設定値よ り小であるときに供給側テープリール回転検出器から出力されたパルスの周期と 第4の設定値との大小比較により、装填されたカセットの種類を判定する構成と することが望ましい。
【0013】 本考案のカセットテープ残量検出装置は、磁気記録再生装置の供給側、巻取側 テープリールの回転に応じてパルスを出力する供給側、巻取側テープリール回転 検出器と、供給側、巻取側テープリール回転検出器から出力されたパルスのうち で、被駆動側のパルスの周期に基づいてテープ残量を検出するテープ残量検出部 とを備えた構成にしている。
【0014】 このような構成による場合、早送りモード時又は記録/再生モード時では、巻 取側テープリールが回転駆動することから供給側テープリール回転検出器から出 力されたパルスの周期に基づいて、供給側テープリールのテープ残量が検出され る一方、早戻しモード時では、供給側テープリールが回転駆動することから巻取 側テープリール回転検出器から出力されたパルスの周期に基づいて、巻取側テー プリールのテープ残量が検出される。
【0015】 より好ましくは、テープ残量検出部は、供給側、巻取側テープリール回転検出 器から出力されたパルスのうちで、被駆動側のパルスの周期と設定値との大小比 較により被駆動側テープリールに所定のテープ残量があるか否かを検出する構成 にすることが望ましい。
【0016】 本考案の磁気記録再生装置は、装填されたカセットの種類に応じて磁気テープ の早送り/早戻しの速度を変化させる機能を有した装置であって、供給側、巻取 側テープリールの回転に応じてパルスを出力する供給側、巻取側テープリール回 転検出器と、供給側、巻取側テープリール回転検出器から出力されたパルスの周 期と設定値との大小比較により装填されたカセットの種類を判定するカセット種 類判定部と、カセット種類判定部により細ハブカセットであると判定された場合 、早送り/早戻しモード時に高速で早送り/早戻しを行わせる一方、太ハブカセ ットであると判定された場合、早送り/早戻しモード時に通常速度で早送り/早 戻しを行わせる早送り/早戻し速度制御部とを備えた構成にしている。
【0017】 このような構成による場合、上記と同様に、装填されたカセットが細ハブカセ ットである否かがブカセットであるかが判定され、太ハブカセットであると判定 された場合、早送り/早戻しモード時に通常速度で早送り/早戻しが行われるが 、細ハブカセットであると判定された場合、早送り/早戻しモード時に高速で早 送り/早戻しが行われる。
【0018】 より好ましくは、細ハブカセットであると判定された場合、早送り/早戻しモ ード時に通常速度で早送り/早戻しを行わせ、供給側、巻取側テープリール回転 検出器から出力されたパルスの周期が第5の設定値より大きくなると、テープの 残存量が多いとして高速で早送り/早戻しを行わせ、供給側、巻取側テープリー ル回転検出器から出力されたパルスの周期が第6の設定値より大きくなると、テ ープの残存量が少なくなったとして通常速度にまで減速させるようにすることが 望ましい。
【0019】 このような構成による場合、細ハブカセットで、テープの残存量が少ない状態 では、早送り/早戻しモード時、通常速度で早送り/早戻しが行われるものの、 テープの残存量が多い状態では、高速で早送り/早戻しが行われ、その後、テー プの残存量が少なくなると、通常速度にまで減速することになる。
【0020】 より好ましくは、装填されたカセットが細ハブカセットであるか太ハブカセッ トであるかとを示すフラグデータを記録するカセット種類記録部と、カセットの 装填又は取り外しを検出するカセット検出器と、カセット装填検出器がカセット の装填又は取り外しを検出すれば、前記カセット種類記録部に保持されたデータ を消去した後、前記カセット種類判定部の判定結果をカセット種類記録部に記録 させる記録制御部とを備え、カセット種類判定部としては、カセット種類記録部 にフラグデータを記録されているときに限り、供給側、巻取側テープリール回転 検出器から出力されたパルスの周期と設定値との大小比較により装填されたカセ ットが細ハブカセットか否かを判定する構成のものを用いることが望ましい。
【0021】 このような構成による場合、装填されたカセットが細ハブカセットであるか否 かが判定された場合、当該カセットが取り外されたり、他のカセットが装填され ない限り、カセットの種類の判定が再度行われることはない。即ち、早送り/早 戻しモード時に、前に判定された結果に応じて磁気テープの早送り/早戻しの速 度が上記と同様に変化することになる。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は磁気記録再生装 置の要部のブロック図、図2〜図4は同装置の制御回路部にて処理されるソフト ウエアのフローチャートである。
【0023】 ここに掲げる磁気記録再生装置は、ビデオカセットの磁気テープに対して画像 等のデータの記録/再生を行うビデオ装置であって、図1に示すような構成とな っている。これには、装填されたカセットが細カブカセットであるか否かを判定 するカセット種類判定装置及びテープ残量を検出するカセットテープ残量検出装 置が備えられている。
【0024】 10は供給側テープリール(図示省略)の回転に応じてパルスを出力する供給 側テープリール回転検出器であり、フォトセンサ等が使用されている。20は巻 取側テープリール回転検出器であり、供給側テープリール回転検出器と同一のも のを用いている。なお、供給側、巻取側テープリールは、図示されていないが、 ギア機構及びタイミングベルトを介して1台のモータに連結されており、モータ が正転すると巻取側テープリールが回転駆動する一方、モータが逆転すると供給 側テープリールが回転駆動するようになっている。
【0025】 70はカセットの装填又は取り外しを検出するカセット検出器であり、リミッ トスイッチ等が使用されている。
【0026】 制御回路部30はビデオ装置の全体を制御するマイクロコンピュータである。 その入力ポートには、供給側、巻取側テープリール回転検出器10、20、カセ ット検出器70以外に、再生(PlAY) 、記録(REC) 、早送り(FF)、早戻し(REW) 、停止(STOP)、取り出し(EJECT) 等の各モードの切り替えを行うための入力部4 0等が接続されている一方、その出力ポートには、供給側、巻取側テープリール に連結されたモータ(図示省略)を駆動させるためのモータ駆動回路50等が接 続されている。
【0027】 制御回路部30を動作させるためのプログラムはメモリ60に記録されている 。このプログラムにより制御回路部30はカセット種類判定部31、カセット種 類記録部32、記録制御部33、早送り/早戻し速度制御部34、テープ残量検 出部35等としての機能を発揮するようになっている。
【0028】 カセット種類判定部31は、カセット種類記録部32に後述するフラグデータ が記録されていないときに限り動作するようになっており、早送りモード時に供 給側テープリール検出器10から出力されたパルスの周期と設定値A1(第1の 設定値に相当する)とを大小比較し、パルス周期が設定値A1以上であるときに 、装填されたカセットが細ハブカセットであると判定する一方、設定値A1未満 であるときに太ハブカセットであると仮判定するようになっている。早戻しモー ド時に行われる判定についても全く同様であって、巻取側テープリール検出器2 0から出力されたパルスの周期と設定値A2(第2の設定値に相当する)とを大 小比較する点のみが異なっている。記録/再生モード時での判定は以下の通りに 行われるようになっている。
【0029】 即ち、記録/再生モード時には、巻取側テープリール検出器20から出力され たパルスの周期と設定値D(第3の設定値に相当する)とを大小比較し、パルス 周期が設定値D以下であるときには更に供給側テープリール検出器10から出力 されたパルスの周期と設定値E(第4の設定値に相当する)とを大小比較し、パ ルス周期が設定値E以上であるときには、装填されたカセットが細ハブカセット であると判定する一方、これ以外のときには太ハブカセットであると判定するよ うになっている。
【0030】 カセット種類記録部32はCPUの所定レジスタであって、カセット種類判定 部31の判定結果、即ち、装填されたカセットが細ハブカセットであるか太ハブ カセットであるかを示すフラグデータを記録するようになっている。
【0031】 記録制御部33は、カセット検出器70からカセットが装填(又は取り外し) されたことを示すデータが入力されると、カセット種類記録部32に記録された フラグデータを消去し、その後、カセット種類判定部31の判定結果をフラグデ ータとしてカセット種類記録部32に記録させるようになっている。
【0032】 早送り/早戻し速度制御部34は、早送り/早戻しモード時にモータ駆動回路 50を動作させるための信号を生成するものであって、基本的には、カセット種 類記録部32に記録されたフラグデータが細ハブカセットを示すときには、早送 り/早戻しモード時に高速で早送り/早戻しを行わせる一方、太ハブカセットを 示すときには、早送り/早戻しモード時に通常速度で早送り/早戻しを行わせる ようになっている。この詳しいことについては後述する。
【0033】 テープ残量検出部35は、高速で早送り/早戻しを行わせる前に供給側リール /巻取側リールの磁気テープ残量を検出し、これが所定量あるか否かを検出する ものである。即ち、早送りモード時に供給側テープリール回転検出器10から出 力されたパルスの周期と設定値Bとを大小比較する一方、早戻しモード時に巻取 側テープリール回転検出器20から出力されたパルスの周期と設定値Bとを大小 比較する。そして、パルス周期が設定値B以上であるときには、所定の磁気テー プ残量があると検出する一方、設定値B未満であるときには所定の磁気テープ残 量がないと検出する。
【0034】 なお、供給側、巻取側テープリール回転検出器10、20及び制御回路部30 のカセット種類判定部31によりカセット種類判定装置が構成される。一方、供 給側、巻取側テープリール回転検出器10、20及び制御回路部30のテープ残 量検出部35によりカセットテープ残量検出装置が構成される。
【0035】 次に、制御回路部30にて処理されるプログラムの内容について図2乃至図4 を用いて説明し、併せて磁気記録再生装置等の動作について説明する。
【0036】 図2に示すように、まず、入力部40を通じてモードデータが入力されると( S1)、早戻しモードであるか否かを判定する(S2)。早戻しモードであると きには、CPUの所定レジスタにフラグデータが記録されているか否かを判定す る(S3)。
【0037】 フラグデータが記録されていない場合(細ハブカセットであるか太ハブカセッ トであるかが未だ判定されていないことを意味する)、モータを通常速度(FF/R EW2 モード(SP ×5 倍))で逆転駆動させるための信号を生成し、モータ駆動回路 50に出力する(S4)。すると、早戻しモードが変更されない限り、供給側テ ープリールが回転駆動し、磁気テープが通常速度で早戻しされる。
【0038】 その後、巻取側テープリール回転検出器20から出力されたパルスの周期を測 定し、測定したパルス周期と設定値A1とを大小比較する(S5)。
【0039】 パルス周期がA1以上であるときには、装填されたカセットが細ハブカセット であると判定し、細ハブカセットであることを示すフラグデータをCPUの所定 レジスタに記録させる(S6)。
【0040】 磁気テープを通常速度で早戻しする際、細ハブカセット(T−90以上)と太 ハブカセット(T−60以下)とでは、後者より前者の方が巻取側テープリール の回転速度が大きいことから、巻取側テープリール回転検出器20から出力され たパルスの周期を測定し、この測定結果と設定値A1とを大小比較することによ り、装填されたカセットが細ハブカセットであるか太ハブカセットであるかを判 定することが可能となる。
【0041】 もっとも、磁気テープの巻き取り量によっては、細ハブカセットと太ハブカセ ットとの双方の種類を正確に判定することが困難となる場合がある。しかし、高 速巻き取り時に磁気テープ等に対して大きなショックを与えることを防止すると いう観点からすると、少なくとも細ハブカセットであることが正確に判定されれ ば十分である。そこで、設定値A1としては、装填されたカセットが少なくとも 細ハブカセットであると正確に判定できるような数値、ここでは150(mS) に設定している。
【0042】 一方、巻取側テープリール回転検出器20から出力されたパルスの周期が設定 値A未満である場合、ステップ4に戻って、上記と同様の処理が繰り返し行われ る。この繰り返し処理が所定時間行われると、装填されたカセットが太ハブカセ ットであると仮判定し、太ハブカセットであることを示すフラグデータをCPU の所定レジスタに記録させる(S61)。
【0043】 細ハブカセットであると判定されたときには、巻取側テープリール回転検出器 20から出力されたパルスの周期を測定し、測定したパルス周期と設定値Bとを 大小比較する(S7)。
【0044】 パルス周期が設定値B以上であるときには、巻取側テープリールの磁気テープ の残存量が多いとして、モータを高速逆転駆動させるための信号を生成し、モー タ駆動回路50に出力する(S8)。すると、早戻しモードが変更されない限り 、供給側テープリールが回転駆動し、磁気テープが高速早戻しされる。
【0045】 なお、細ハブカセットで高速早戻しを行うに当たり、巻取側テープリールに所 定量の磁気テープが残存していることが必要になる。設定値Bは通常速度の早戻 しから高速の早戻しに移行する際の磁気テープの残存量を決める値であり、ここ では30(mS)を選定している。
【0046】 高速早戻しを開始した後、巻取側テープリール回転検出器20から出力された パルスの周期を測定し、測定したパルス周期と設定値C(第6の設定値に相当す る)とを大小比較する(S9)。
【0047】 パルス周期が設定値C未満であるときには、巻取側テープリールの磁気テープ の残存量が未だ多いとして、ステップ8に戻り、上記の処理を繰り返し行う。
【0048】 なお、高速早戻しを行った後、巻取側テープリールの磁気テープの残存量が徐 々に少なくなると、通常速度の早戻しに切り替えることが必要になる。設定値C は、高速早戻しから通常速度の早戻しに移行する際の磁気テープの残像量を決め る値であり、こでは11(mS)を選定している。
【0049】 その後、パルス周期が設定値C以上になったときは、巻取側テープリールの磁 気テープの残存量が少なくなったとして、モータをリニアに減速させて通常速度 に戻すための信号を生成し、モータ駆動回路50に出力する(S10)。すると 、供給側テープリールがリニアに減速され、最終的に磁気テープが通常速度で早 戻しされる。
【0050】 一方、パルス周期が設定値B未満であるときには、巻取側テープリールの磁気 テープの残存量が最初から少ないとして、ステップ7が繰り返し処理され、高速 早戻しに移行せず、引き続いて磁気テーブが通常速度で巻き戻しされる。
【0051】 なお、供給側、巻取側テープリール回転検出器10、20から出力されたパル スの周期に変化がなくなったとき、あるいは入力部40を通じて停止モードが入 力されると、モータを駆動させるための信号の生成を止め、モータを停止させる 。
【0052】 上記とは異なり、CPUの所定レジスタにフラグデータが記録されている場合 、フラグデータを読み出して、細ハブカセットであるか太ハブカセットであるか を判定する(S11)。
【0053】 細ハブカセットであるときには、ステップ4と全く同様に、供給側テープリー ルに連結されたモータを通常速度で逆転駆動させるための信号を生成し、モータ 駆動回路50に出力する(S12)。その後は、ステップ7に移行し、上記と全 く同様の処理が行われる。この場合、ステップ4、5、6が処理されないのは、 細ハブカセットであることが確定しており、カセットの種類を再度判定すること が不要だからである。この点で、処理速度を上げることが可能となる。
【0054】 一方、太ハブカセットであるときには、供給側テープリールに連結されたモー タを通常速度で逆転駆動させるための信号を生成し、モータ駆動回路50に出力 する(S13)。この場合、高速早戻しがされることなく、磁気テーブが通常速 度で巻き戻しされる。
【0055】 入力部40を通じて入力されたモードデータが、上記とは異なり、早戻しモー ドではないときには、図3に示すように早送りモードであるか否かを判定する( S14)。
【0056】 早送りモードであるときには図2に示すプログラムと同様の処理が行われる。 まず、CPUの所定レジスタにフラグデータが記録されているか否かを判定し( S15)、フラグデータが記録されていない場合、モータを通常速度(FF/REW2 モード(SP ×5 倍))で正転駆動させるための信号を生成し、モータ駆動回路50 に出力する(S16)。すると、巻取側テープリールが回転駆動し、磁気テープ が通常速度で早送りされる。
【0057】 その後、供給側テープリール回転検出器10から出力されたパルスの周期を測 定し、測定したパルス周期と設定値A2(ここでは100mS)とを大小比較す る(S17)。
【0058】 パルス周期がA2以上であるときには、装填されたカセットが細ハブカセット であると判定し、細ハブカセットであることを示すフラグデータをCPUの所定 レジスタに記録させる(S18)。
【0059】 一方、供給側テープリール回転検出器10から出力されたパルスの周期が設定 値A2未満である場合、ステップ16に戻って、上記と同様の処理が繰り返し行 われる。この繰り返し処理が所定時間行われると、装填されたカセットが太ハブ カセットであると仮判定し、太ハブカセットであることを示すフラグデータをC PUの所定レジスタに記録させる(S181)。
【0060】 細ハブカセットであると判定された場合、供給側テープリール回転検出器10 から出力されたパルスの周期を測定し、測定したパルス周期と設定値Bとを大小 比較する(S19)。
【0061】 パルス周期が設定値B以上であるときには、供給側テープリールの磁気テープ の残存量が多いとして、モータを高速正転駆動させるための信号を生成し、モー タ駆動回路50に出力する(S20)。
【0062】 高速早送りを開始した後、供給側テープリール回転検出器10から出力された パルスの周期を測定し、測定したパルス周期と設定値Cとを大小比較する(S2 1)。
【0063】 パルス周期が設定値C未満であるときには、供給側テープリールの磁気テープ の残存量が未だ多いとして、ステップ20に戻り、上記の処理を繰り返し行う。 すると、早送りモードが変更されない限り、巻取側テープリールが回転駆動し、 、磁気テープが高速で早送りされる。
【0064】 その後、パルス周期が設定値C以上になったときは、供給側テープリールの磁 気テープの残存量が少なくなったとして、モータをリニアに減速させて通常速度 に戻すための信号を生成し、モータ駆動回路50に出力する(S22)。すると 、巻取側テープリールがリニアに減速され、最終的に、磁気テープが通常速度で 早送りされる。
【0065】 一方、パルス周期が設定値B未満であるときには、供給側テープリールの磁気 テープの残存量が最初から少ないとして、高速早送りに移行することなく、引き 続いて磁気テーブが通常速度で早送りされる。
【0066】 なお、供給側、巻取側テープリール回転検出器10、20から出力されたパル スの周期に変化がなくなったとき、あるいは入力部40を通じて停止モードが入 力されると、モータを駆動させるための信号の生成を止め、モータを停止させる 。
【0067】 上記とは異なり、CPUの所定レジスタにフラグデータが記録されている場合 、フラグデータを読み出して、細ハブカセットであるか太ハブカセットであるか を判定する(S23)。
【0068】 細ハブカセットであるときには、ステップ16と全く同様に、モータを通常速 度で正転駆動させるための信号を生成し、モータ駆動回路50に出力する(S2 4)。その後は、ステップ19に移行し、上記と全く同様の動作となる。
【0069】 一方、太ハブカセットであるときには、モータを通常速度で正転駆動させるた めの信号を生成し、モータ駆動回路50に出力する(S25)。この場合、高速 早送りがされることなく、磁気テーブが通常速度で早送りされる。
【0070】 なお、図1に示す早戻しモード時のプログラムと、図2に示す早送りモード時 のプログラムとが同様の処理となるのは、磁気テープの巻き取られるのが、供給 側テープリールであるのか巻取側テープリールであるかの違いだけだからである 。早戻しモード時と早送りモード時の巻取速度も同じ値に設定されている。にも かかわらず、カセットが細ハブカセットか太ハブカセットかを判定するのに、早 戻しモード時では設定値A1、早送りモード時では設定値A2が用いられている のは次の理由に基づいている。
【0071】 即ち、供給側、巻取側テープリールの両ハブ径が製作上必ずしも同じとは限ら ないからであり、カセットの種類を正確に判定するために異なる設定値を採用し ている。よって、供給側、巻取側テープリールの両ハブ径が同じであるときには 、A1とA2とを同じ値を採用するようにしても良い。
【0072】 入力部40を通じて入力されたモードデータが、早戻しモードでも早送りモー ドでもないときには図4に示すように再生/記録モードであるか否かを判定する (S26)。
【0073】 再生/記録モードである場合、モータを正転駆動させるための信号を生成し、 モータ駆動回路50に出力する。すると、巻取側テープリールが回転駆動し、磁 気テープが送られる。
【0074】 モータが駆動すると、巻取側テープリール回転検出器20から出力されたパル スの周期を測定し、測定したパルス周期と設定値Dとを大小比較する(S27) 。
【0075】 パルス周期が設定値D以下であるときには、巻取側テープリールの磁気テープ の巻取量が少ないとして、供給側テープリール回転検出器10から出力されたパ ルスの周期を測定し、測定したパルス周期と設定値Eとを大小比較する(S28 )。
【0076】 パルス周期が設定値E以上であるときには、装填されたカセットが細ハブカセ ットであると判定し、細ハブカセットであることを示すフラグデータをCPUの 所定レジスタに記録させる(S29)。
【0077】 細ハブカセットであることを判定するに当たり、供給側テープリール回転検出 器10から出力されたパルスの周期を測定するのは、早送りモード時の場合と同 様であるが、その前に巻取側テープリール回転検出器20から出力されたパルス の周期を測定するのは、巻取側テープリールと供給側テープリールとの磁気テー プの巻取量が同じ程度であるときには、細ハブカセットであるか否かを正確に判 定できないからである。ここでは設定値D、Eは、SPモード換算にて1.2( sec)が選定されている。
【0078】 巻取側テープリール回転検出器20から出力されたパルスの周期が設定値Dよ り大きいときは、ステップ27に戻る一方、供給側テープリール回転検出器10 から出力されたパルスの周期が設定値E未満であるときには、同様にステップ2 7に戻る。この場合、何れも上記と同様の処理が繰り返し行われる。所定時間経 過後、このループから抜けないときには、太ハブカセットであることを示すフラ グデータをCPUの所定レジスタに記録させる。
【0079】 なお、供給側、巻取側テープリール回転検出器10、20から出力されたパル スの周期に変化がなくなったとき、あるいは入力部40を通じて停止モードが入 力されると、モータを駆動させるための信号の生成を止め、モータを停止させる 。
【0080】 入力部40を通じて入力されたモードデータが、再生/記録モードでないとき には、停止又は取出モード等であるとして所定の処理を行う(S30)。
【0081】 以上のように構成された磁気記録再生装置では、装填されたカセットの種類を 判定するに当たり、複雑な計算を用いてカセットのハブ径を計算する必要がなく 、パルス周期と設定値との大小比較だけで良く、特別なICを容易しなくても、 判定を高速に行うことが可能となる。また、高速で早送り/早戻しを行った後、 通常速度に戻すタイミングを検出するに当たり、テープの残存量を計算する必要 もなく、これもパルス周期と設定値との大小比較だけで良い。このことから、装 置の構成がシンプルとなり、CPUの負担も軽くなり、ひいては、磁気記録再生 装置の高性能化及び低コスト化を図ることができる。
【0082】 なお、本考案に係るカセット種類判定装置は上記実施形態に限定されず、例え ばカセット種類判定部としての機能をハードウエアで実現するようにしても良い 。また、記録/再生モード時のカセットの種類の判定については、供給側テープ リールの回転速度を精度良く測定できるならば、供給側テープリール回転検出器 から出力されたパルスの周期と設定値との大小比較し、これにより細ハブカセッ トか否かを判定する形態をとっても良い。
【0083】 本考案に係るカセットテープ残量検出装置は上記実施形態に限定されず、例え ばテープ残量検出部としての機能をハードウエアで実現するようにしても良い。 また、供給側、巻取側テープリール回転検出器から出力されたパルスのうちで、 被駆動側のパルスの周期を測定し、その測定結果から被駆動側のテープリールの テープ残量を検出する形態をとっても良い。
【0084】 本考案に係る磁気記録再生装置についても同様であって、カセット種類判定部 、記録制御部及び早送り/早戻し速度制御部としての機能をハードウエアにより 実現するようにしても良い。
【0085】
【考案の効果】
本考案の請求項1、2に係るカセット種類判定装置による場合、装填されたカ セットが細ハブカセットであるか否かを判定するに当たり、パルス周期と設定値 との大小比較だけで良いので、面倒な計算を一切行う必要がない。また、判定の 高速化も図ることができ、装置の構成がシンプルとなり、装置の高性能化及び低 コスト化を図ることができる。
【0086】 本考案の請求項3に係るカセット種類判定装置による場合、請求項1の構成に 加えて、早送り/早戻しモード時だけでなく、記録/再生モード時にもカセット の種類の判定を行うことができる。また、記録/再生モード時の供給側テープリ ールの回転速度は早送りモード時に比べると遙かに小さいものの、供給側、巻取 側テープリール回転検出器から出力されたパルスの周期を精度良く測定しなくて も、正確にカセットの種類を判定することができる。この点で、装置の高性能化 及び低コスト化を一層図ることができる。
【0087】 本考案の請求項4又は5に係るカセットテープ残量検出装置は、テープの残量 を検出又は被駆動側テープリールに所定のテープ残量があるか否かを検出するに 当たり、供給側、巻取側テープリール回転検出器から出力されたパルスのうちで 、被駆動側のパルスの周期を測定又は当該周期と設定値との大小比較するだけで 良いので、面倒な計算を一切行う必要がない。また、検出の高速化も図ることが でき、装置の構成がシンプルとなり、装置の高性能化及び低コスト化を図ること ができる。
【0088】 本考案の請求項6に係る磁気記録再生装置による場合も請求項1と同様な効果 が得られる。
【0089】 本考案の請求項7に係る磁気記録再生装置による場合、請求項6の構成に加え て、高速で早送り/早戻しを行った後、通常速度に戻すタイミングを検出するに 当たり、パルス周期と設定値との大小比較だけで良いので、テープの残存量を計 算する必要がなく、高速に検出することが可能となる。この点で、装置の高性能 化及び低コスト化を一層図ることができる。
【0090】 本考案の請求項8に係る磁気記録再生装置による場合、請求項6又は7の構成 に加えて、装填されたカセットの種類が判定された後は、当該カセットが取り出 されたり又は他のカセットが装填されない限り、カセットの種類の判定が再度行 われない構成となっているので、高速処理が可能となる。この点で、装置の高性 能化を一層図ることができる。
【0091】 本考案の請求項9に係る磁気記録再生装置による場合、請求項3、4又は5の により得られる効果に加えて、請求項2と同様の効果が得られる。
【0092】 本考案の請求項10に係る磁気記録再生装置による場合、請求項3、4又は5 のにより得られる効果に加えて、請求項3と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を説明するための図であっ
て、磁気記録再生装置の要部のブロック図である。
【図2】同装置の制御回路部にて処理されるソフトウエ
アのフローチャートであって、その一部を示している。
【図3】同装置の制御回路部にて処理されるソフトウエ
アのフローチャートであって、図2に示すフローチャー
トの続きを示している。
【図4】同装置の制御回路部にて処理されるソフトウエ
アのフローチャートであって、図3に示すフローチャー
トの続きを示している。
【符号の説明】
10 供給側テープリール回転数検出器 20 巻取側テープリール回転数検出器 30 制御回路部 31 カセット種類判定部 32 カセット種類記録部 33 記録制御部 34 早送り/早戻し速度制御部 35 テープ残量検出部 40 入力部 50 モータ駆動回路 70 カセット検出器

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録再生装置の供給側、巻取側テー
    プリールの回転に応じてパルスを出力する供給側、巻取
    側テープリール回転検出器と、供給側、巻取側テープリ
    ール回転検出器から出力されたパルスの周期と設定値と
    の大小比較により磁気記録再生装置に装填されたカセッ
    トの種類を判定するカセット種類判定部とを具備したこ
    とを特徴とするカセット種類判定装置。
  2. 【請求項2】 前記カセット種類判定部は、供給側、巻
    取側テープリール回転検出器から出力されたパルスのう
    ちで、被駆動側のパルスの周期と設定値との大小比較に
    より装填されたカセットの種類を判定する構成となって
    いることを特徴とする請求項1記載のカセット種類判定
    装置。
  3. 【請求項3】 前記カセット種類判定部は、早送りモー
    ド時に供給側テープリール回転検出器から出力されたパ
    ルスの周期と第1の設定値との大小比較により、早戻し
    モード時に巻取側テープリール回転検出器から出力され
    たパルスの周期と第2の設定値との大小比較により、記
    録/再生モード時に巻取側テープリール回転検出器から
    出力されたパルスの周期と第3の設定値との大小比較
    し、且つ第3の設定値より小であるときに供給側テープ
    リール回転検出器から出力されたパルスの周期と第4の
    設定値との大小比較により、装填されたカセットの種類
    を判定する構成となっていることを特徴とする請求項1
    又は2記載のカセット種類判定装置。
  4. 【請求項4】 磁気記録再生装置の供給側、巻取側テー
    プリールの回転に応じてパルスを出力する供給側、巻取
    側テープリール回転検出器と、供給側、巻取側テープリ
    ール回転検出器から出力されたパルスのうちで、被駆動
    側のパルスの周期に基づいてテープ残量を検出するテー
    プ残量検出部とを具備したことを特徴とするカセットテ
    ープ残量検出装置。
  5. 【請求項5】 前記テープ残量検出部は、供給側、巻取
    側テープリール回転検出器から出力されたパルスのうち
    で、被駆動側のパルスの周期と設定値との大小比較によ
    り被駆動側テープリールに所定のテープ残量があるか否
    かを検出する構成となっていることを特徴とする請求項
    4記載のカセットテープ残量検出装置。
  6. 【請求項6】 装填されたカセットの種類に応じて磁気
    テープの早送り/早戻しの速度を変化させる機能を有し
    た磁気記録再生装置において、供給側、巻取側テープリ
    ールの回転に応じてパルスを出力する供給側、巻取側テ
    ープリール回転検出器と、供給側、巻取側テープリール
    回転検出器から出力されたパルスの周期と設定値との大
    小比較により装填されたカセットの種類を判定するカセ
    ット種類判定部と、カセット種類判定部により細ハブカ
    セットであると判定されたときは、早送り/早戻しモー
    ド時に高速で早送り/早戻しを行わせる一方、太ハブカ
    セットであると判定されたときは早送り/早戻しモード
    時に通常速度で早送り/早戻しを行わせる早送り/早戻
    し速度制御部とを具備したことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  7. 【請求項7】 前記早送り/早戻し速度制御部は、カセ
    ット種類判定部により細ハブカセットであると判定され
    たときは、早送り/早戻しモード時に通常速度で早送り
    /早戻しを行わせ、供給側、巻取側テープリール回転検
    出器から出力されたパルスの周期が第6の設定値より大
    きくなると、テープの残存量が多いとして高速で早送り
    /早戻しを行わせ、供給側、巻取側テープリール回転検
    出器から出力されたパルスの周期が第6の設定値より大
    きくなると、テープの残存量が少なくなったとして通常
    速度にまで減速させるようになっていることを特徴とす
    る請求項6記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 装填されたカセットが細ハブカセットで
    あるか太ハブカセットであるかとを示すフラグデータを
    記録するカセット種類記録部と、カセットの装填又は取
    り外しを検出するカセット検出器と、カセット装填検出
    器がカセットの装填又は取り外しを検出すれば、前記カ
    セット種類記録部に保持されたデータを消去した後、前
    記カセット種類判定部の判定結果をカセット種類記録部
    に記録させる記録制御部とを備えており、請求項6のカ
    セット種類判定部は、カセット種類記録部にフラグデー
    タを記録されているときに限り、供給側、巻取側テープ
    リール回転検出器から出力されたパルスの周期と設定値
    との大小比較により装填されたカセットの種類を判定す
    る構成となっていることを特徴とする請求項6又は7記
    載の磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項6のカセット種類判定部の代わり
    に、請求項2のカセット種類判定部を用いたことを特徴
    とする請求項6、7又は8記載の磁気記録再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項6のカセット種類判定部の代わ
    りに、請求項3のカセット種類判定部を用いたことを特
    徴とする請求項6、7又は8記載の磁気記録再生装置。
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