JP2000265525A - 水洗便器 - Google Patents

水洗便器

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JP2000265525A
JP2000265525A JP11069134A JP6913499A JP2000265525A JP 2000265525 A JP2000265525 A JP 2000265525A JP 11069134 A JP11069134 A JP 11069134A JP 6913499 A JP6913499 A JP 6913499A JP 2000265525 A JP2000265525 A JP 2000265525A
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flush toilet
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秀峰 宮原
Shinji Shibata
信次 柴田
Takayuki Otani
孝幸 大谷
Masaki Kitamura
正樹 北村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃性のよいボール面上端部を有し、かつ、
ボール面略上端部からの水あふれ、および/または吐出
口から吐出する際の水はね、洗浄水のボール面接触時の
水はねなどのない水洗便器を提供すること。 【解決手段】 水洗便器の吐出口を略楕円形状のボール
面の短軸より後方側で、長軸の右側または左側に設けら
れ、且つ洗浄水10の吐出方向を曲率半径の大きな部分
に向けて設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボール面を洗浄す
るための洗浄水を、ボール面略上端部に設けられた吐出
口より略水平方向に吐出する水洗便器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水洗便器の構造を簡単に説明する
ために、図17に従来の水洗便器の概略図を示す。図1
7ではボール面1内面全周上端部に10〜30個の射水
穴2を有するリム導水路3が存在する。前記射水穴2の
各位置の間隔やリム導水路3のどの位置にあるかにより
前記射水穴2の径や吐水向きを変更している。従って、
ボール面1の洗浄については、適度な間隔で開けられた
前記射水穴2からの各吐水により前記ボール面1内面均
等洗浄可能とし、ボール面1に付着した汚物を洗浄する
ことが可能となる。また、前記射水穴2からのバランス
を崩された吐水により溜水面4からのサイホンによる吸
い込みが強い領域である吸い込み口(図示せず)まで導
く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の射水穴では、ボ
ール面略上端部の射水穴のある面が使用者に見えず、ま
た下向きの面であるため、洗浄水が行き渡らないため汚
れが付いても除去できない、使用者が気づきにくい、ま
た清掃性が悪いなどの問題がある。そこで射水穴のある
下向き面をなくし、かつ略垂直方向に開口する吐出口を
設置することが考えられる。しかし、そうした場合、洗
浄水の流れが略水平方向になるため、洗浄水の水勢また
はボール面形状によって、ボール面略上端部からの水あ
ふれ、および/または吐出口から吐出する際の水はね、
洗浄水のボール面接触による水はねなどの不具合を生じ
る。本発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、本発明の目的は、清掃性のよいボール上端部を有
し、かつ、ボール面略上端部からの水あふれ、および/
または吐出口から吐出する際の水はね、洗浄水のボール
面接触による水はねなどのない水洗便器を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項1の水洗便器は、ボール面の
洗浄水を吐出する吐出口を、ボール面略上端部の曲率半
径の小さな部分から曲率半径の大きな部分に変化する部
分に設け、且つ前記洗浄水の吐出方向を曲率半径の大き
な部分に向けたことを特徴とする。本発明によれば、ボ
ール面の洗浄水を吐出する吐出口がボール面略上端部の
曲率半径の小さな部分から曲率半径の大きな部分に変化
する部分に設けられ、且つ前記洗浄水の吐出方向が曲率
半径の大きな部分に向けられる。したがって、前記洗浄
水の吐出方向が曲率半径の小さな部分に向けられる場合
よりもより強い水勢、または、より高い瞬間流量を用い
てもボール面から水があふれにくくなる。また、吐出条
件がさらに幅を持つことにより、ボール面の形状設計が
行いやすくなる。
【0005】また、請求項2の水洗便器は、前記吐水口
を前記水洗便器の略楕円形状のボール面の短軸より後ろ
であり、長軸の右側または左側に前記吐出口を有し、且
つ前記洗浄水の吐出方向を曲率半径の大きな部分に向け
ることを特徴とする。本発明によれば、前記吐出口が、
略楕円形状のボール面の短軸より後ろであり、長軸の右
側または左側に設けられ、かつ、前記洗浄水の吐出方向
が曲率半径の大きな部分に向けられる。したがって、前
記吐出口へ洗浄水を供給する給水口が便器後部にある場
合、便器後部側にのみ洗浄水が通る空間を作成すれば良
く、便器側面に洗浄水が通る空間を作る必要がないので
便器自体の製造が容易となる。また水勢を無駄にロスす
ることなく吐出することができ、洗浄水が通る空間の引
き回しが複雑でなく単純であるため乱れが少なくなるの
で、水はね、水あふれが緩和される。
【0006】また、請求項3の水洗便器は、ボール面の
洗浄水を吐出する吐出口を、ボール面略上端部の任意の
点での曲面の接線と、前記曲面に接する直前での洗浄水
の進行方向とのなす角度が、前記曲面に接する際の洗浄
水の水勢において洗浄水がボール上端部を超えない角度
以下となる位置に設けることを特徴とする。本発明によ
れば、ボール面略上端部の、任意の点での曲面の接線
と、前記曲面に接する直前での洗浄水の進行方向とのな
す角度が、前記曲面に接する際の洗浄水の水勢におい
て、洗浄水がボール上端部を超えない角度以下となる位
置に吐出口が設けられる。したがって、ある水勢にてボ
ール形状を設計すると、略同一吐出条件での洗浄水の場
合、ボール面略上端部から水あふれすることがない。
【0007】また、請求項4の水洗便器は、前記吐出口
へ洗浄水を供給する給水口を備え、略楕円形状のボール
面の長軸に対して前記吐出口がある側に該給水口を設け
たことを特徴とする。本発明によれば、略楕円形状のボ
ール面の長軸に対して前記吐出口がある側に前記吐出口
へ洗浄水を供給する給水口が設けられる。したがって、
給水口から流入された洗浄水が流れを乱される距離が短
く、また水勢も損失されにくいのでエネルギーを有効に
利用できるとともに、水はねが緩和される。
【0008】また、請求項5の水洗便器は、前記給水口
と前記吐出口を連通する洗浄水管路を有し、該洗浄水管
路に前記吐出口から吐出される洗浄水を略整流状態で吐
出させるための洗浄水整流生成部を有することを特徴と
する。本発明によれば、前記吐出口から吐出される洗浄
水を略整流状態で吐出させるための洗浄水整流生成部
が、前記給水口と前記吐出口を連通する洗浄水管路に設
けられる。したがって、前記給水口からの流入時や、流
入前に洗浄水の流れが乱されても、洗浄水管路内で略整
流状態となるので、前記吐出口から吐出される際に吐出
向きの方向が略同一となり、水はねなどを生じにくくな
る。
【0009】また、請求項6の水洗便器は、前記洗浄水
整流生成部が直線または滑らかな曲線で構成された管路
であることを特徴とする。本発明によれば、直線または
滑らかな曲線で構成された管路である前記洗浄水整流生
成部が設けられる。したがって、前記洗浄水整流生成部
に特に陶器以外の異材質の構造物や機構部を用いなくて
も、便器本体と同じ材料である陶器にて前記洗浄水管路
を整えることにより、洗浄水を略整流状態とすることが
可能である。
【0010】また、請求項7の水洗便器は、前記吐出口
から吐出される洗浄水が気泡流となるような気泡混入手
段を設けたことを特徴とする。本発明によれば、気泡混
入手段により洗浄水中に空気が混入され前記吐出口から
吐出される洗浄水を気泡流とする。したがって、気泡流
となった洗浄水がボール面に向けてソフトに吐出される
ために、ボール面に接触した際に水はねの発生が緩和さ
れる。
【0011】また、請求項8の水洗便器は、前記気泡混
入手段を前記洗浄水管路に設けたことを特徴とする。
【0012】また、請求項9の水洗便器は、前記吐出口
の断面が前記洗浄水管路内の他の箇所の断面よりも小さ
いことを特徴とする。本発明によれば、前記洗浄水管路
内の他の箇所の断面よりも小さい断面である吐出口を有
する。したがって、前記吐出口付近にて水が満たされて
おり空気が巻き込まれることがないため、吐出時の空気
巻き込み後の、外気と接する薄い水膜の破裂などによる
水はねを生じない。
【0013】また、請求項10の水洗便器は、前記洗浄
水管路が前記給水口から前記吐出口に向かって下方に傾
斜して形成したことを特徴とする。本発明によれば、吐
出口の位置が水洗便器の上端面から下方の離れた位置に
設けられる。したがって、吐出口から吐出時に洗浄水が
水はねを発生しても、吐出口の上部の管壁の厚みが厚い
ため、水はねがより高い位置まで届きにくくなり、便器
使用者に水はねがかかる確率が減る。
【0014】また、請求項11の水洗便器は、前記吐出
口の他にゼット口を備えたことを特徴とする。本発明に
よれば、ゼット口からの水勢により効果的に汚物、汚水
が水洗便器のトラップ内に搬送される。
【0015】また、請求項12の水洗便器は、前記吐出
口及び前記ゼット口に洗浄水を供給するための洗浄水分
配路を前記給水口の下流側で陶器質以外の材質の部材で
構成したことを特徴とする。本発明によれば、前記給水
口の下流側に吐出口及びゼット口に分配する分配路構造
を有する陶器以外の異材質の洗浄水分配路が備えられ
る。したがって、吐出口、ゼット口に分配される洗浄水
の比率の精度が向上し水洗能力が向上するとともに、吐
出口までの洗浄水の流れをより精度よく管理できるので
吐出時の水はねがなくなる。
【0016】また、請求項13の水洗便器は、略水平な
棚部をボール面の後部に設けたことを特徴とする。本発
明によれば、ボール面後部に略水平な棚部が設けられ
る。したがって、ボール面に吐出される洗浄水が洗浄後
期にボール面の垂下方向へ行くのを緩和するので、水平
方向へ行き渡らせやすい。よって水はねの少ない、より
水勢の弱い洗浄水を使用することが可能となる
【0017】また、請求項14の水洗便器は、ボール面
の洗浄水が流れる部分の外側に位置する便器本体内の全
部または一部に中空部を設けることを特徴とする。本発
明によれば、中空部が、ボール面の洗浄水が流れる部分
の外側に位置する便器本体内の全部または一部に設けら
れる。したがって、水はねの緩和をするとともに、洗浄
水がボール面を流れることによりその外側に結露を生じ
ても、結露発生部は中空部の中なので便器使用者が結露
により濡れることがない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面にそって本発明に係る
実施例を説明する。図1から図4に示す水洗便器は、洗
浄水の吐出口の位置と吐出方向の例を各種示した水洗便
器の概略平面図である。また、図2はさらに製造性まで
考慮した際に有効な吐出位置を示す水洗便器の概略平面
図である。図1から図4に示される水洗便器は、いずれ
もボール面1の洗浄水10を吐出する吐出口11が、ボ
ール面略上端部の曲率半径の小さな部分12から曲率半
径の大きな部分13に変化する部分に設けられ、且つ洗
浄水10の吐出方向を曲率半径の大きな部分13に向け
られている。また給水口7には図示しない洗浄水貯留部
分が設置されており、給水口7と吐出口11は連通して
いる。したがって、ボール面1洗浄時には図示しない洗
浄水貯留部分から吐出口11に向かって洗浄水10が進
行し洗浄水10の吐出方向が曲率半径の小さな部分12
に向けられる場合よりもより強い水勢、または、より高
い瞬間流量を使用することが可能となる。よって、ボー
ル面1から水があふれにくくなる。また、吐出条件がさ
らに幅を持つことにより、ボール面の形状設計が行いや
すくなる。
【0019】図5に示される水洗便器は、吐出口11が
略楕円形状のボール面1の短軸20より後方側であり、
長軸21の右側に設けられ給水口7と連通し、且つ洗浄
水10の吐出方向が曲率半径の大きな部分13に向けら
れる。したがって、便器後部側にのみ洗浄水10が通る
空間(洗浄水管路22とも言う)を作成すれば良く、ボ
ウル面上端部に従来のリム導水路3を作る必要がないの
で便器自体の製造が容易となる。また水勢を無駄にロス
することなく吐出することができ、洗浄水管路22が複
雑でないため乱れが少なくなるので、水はね、水あふれ
が緩和される。なお、本実施例ではボール面1の短軸2
0より後方側であり、長軸21の右側にのみ吐出口11
を設けたが、長軸21の左側に用いた場合においても同
様の効果が得られる。
【0020】図6に示す水洗便器は、洗浄水がボール面
略上端部からあふれない吐出口の最適位置の求め方を示
す説明図である。ボール面略上端部33の任意の点30
での曲面の接線31と、曲面に接する直前での洗浄水の
進行方向32とのなす角度Bが曲面に接する際の洗浄水
10の水勢において、洗浄水がボール面略上端部33を
越えない(あふれない)角度以下にとなる位置に吐出口
11を設けている。したがって、ある水勢にてボール面
略上端部33を超えない角度以下となるように吐出口1
1位置を設計すると、略同一吐出条件での洗浄水10の
場合、ボール面略上端部33から水あふれすることがな
い。
【0021】図7に示す水洗便器は、吐出口11と給水
口7の位置関係を示すを示す水洗便器の概略平面図であ
る。略楕円形状のボール面1の長軸21に対して吐出口
11がある側に吐出口11へ洗浄水10を供給する給水
口7が設けられる。また、吐出口11と給水口7を連通
する洗浄水管路22を備える。したがって、給水口7か
ら流入された洗浄水10が抵抗の少ない形状の洗浄水管
路22を通ることにより、流れを乱される距離が短く、
また水勢も損失されにくいのでエネルギーを有効に利用
できるとともに、水はねが緩和される。なお、本実施例
では吐出口11が長軸21に対して右側にある場合を示
したが、吐出口11が長軸21に対して左側にある場合
は、給水口7を長軸に対して左側にすることで同様の効
果が得られる。
【0022】図8に洗浄水管路内に吐出口から吐出され
る洗浄水を略整流状態で吐出させるための洗浄水整流生
成部を構成する整流管が設置されている水洗便器の概略
平面図、図9に図8に用いる整流管の拡大概略図を示
す。図8に示す水洗便器は、給水口7と吐出口11を連
通する洗浄水管路22内にに整流管40が設けられる。
したがって、吐出口11から吐出される際に給水口7か
らの流入前後に洗浄水10の流れが乱されても、洗浄水
管路22内の整流管40により略整流状態となる。よっ
て、吐出時には吐出向きの方向が略同一となり、水はね
などを生じにくくなる。なお、整流管40を用いずに、
洗浄水管路22自体を吐出口11と給水口7を直線また
は滑らかな曲線構造の管路としても略同様の効果が得ら
れるとともに、陶器にて一体にて作成することが可能と
なり製造性も向上する。図9に示す整流管40は複数の
中空円柱41より成り、給水口7より入ってきた洗浄水
10を吐出口11へ整流させる効果を有する。
【0023】図10に洗浄水の中に気泡を混入する気泡
混入手段としての一実施例の気泡混入部を有する水洗便
器の概略平面図、および図11に最適な気泡流の状態、
図12に水はねを発生する恐れのある流れの状態を示
す。図10に示される水洗便器は、洗浄水管路22中に
空気を吸入する吸気口53と内部に網54から成る気泡
混入部50が備えられる。したがって、洗浄水10が洗
浄水管路22中を通過することで洗浄水管路22内が負
圧となり、外気が吸気口53から洗浄水管路22内に入
り込み、その後入ってきた空気52が網54によって細
分化され洗浄水10に分散化されることにより、洗浄水
10が気泡流51となる。よって、洗浄水10がボール
面1に向けてソフトに吐出されるために、ボール面1に
接触した際に、水はねの発生が緩和される。図11に示
すような、気泡流51では細かな空気52が洗浄水10
中に分散されており、ソフトな吐出が可能である。それ
に対して、図12に示すような水はねを発生する恐れの
ある流れの状態では、洗浄水10の外気とふれあう箇所
に大きな空気52の塊があり、空気52の塊を作る水膜
が破れて水はねを発生するおそれがある。
【0024】図13は、ボール面後部に棚を有し、且つ
吐出口を備えている水洗便器の概略図である。図13に
示される水洗便器は、ボール面1の後部に略水平な棚部
60が設けられ、且つ洗浄水管路22内の他の箇所の断
面よりも小さい断面である吐出口11を備える。したが
って、給水口7の上部にある図示しない洗浄水貯留部よ
り洗浄水10が進行し始めると、吐出口11付近にて水
が満たされて吐出されやすくなる。よって、空気が巻き
込まれることがないため、吐出時の空気巻き込み後の水
膜の破裂などによる水はねを生じない。なお吐出口付近
のバリや欠けをなくすことは当然であり、本実施例に示
す以外の形状、構造においても空気を巻き込まず、吐出
する際に空気の塊を形成している薄い水膜が破裂するお
それのない状態で吐出させればよい。また、棚部60は
ボール面1に吐出される洗浄水10が、洗浄後期にボー
ル面1の垂下方向へ行くのを緩和するので、水平方向へ
行き渡らせやすい。よって水はねの少ない、より水勢の
弱い洗浄水を使用することが可能となる。
【0025】図14の水洗便器は、洗浄水管路の一実施
例と中空部を組み合わせた水洗便器の概略縦断面図であ
る。図14に示される水洗便器は、 洗浄水管路22が
給水口7から吐出口11に向かって下方に傾斜して形成
され、吐出口11の開口端の上部管壁71の厚みが洗浄
水管路22の中でもっとも厚くなっており、且つボール
面1の洗浄水10が流れる部分の外側に位置する便器本
体内の一部に中空部70が設けられる。したがって、吐
出口11から吐出時に洗浄水10が水はねを発生して
も、吐出口11の上部管壁71の厚みが厚いため、水は
ねがより高い位置まで届きにくくなる。なお本実施例で
は、吐出口11の上部管壁71の厚みを厚くすることで
吐出口11の高さを低くしたが、その他の方法により吐
出口11の設置高さを低くしても同様の効果が得られ
る。また、洗浄水10がボール面1を流れることにより
その外側に結露を生じても、結露発生部は中空部70の
中なので便器使用者が結露により衣服などを濡らすこと
がない。なお図8は概略縦断面図であるため水洗便器の
断面部分のみ中空部70が示されているが、図示しない
ボール面1外側の側方部にも備えられている。
【0026】図15は吐出口とは別にゼット口を備えた
水洗便器の例で、吐出口とゼット口に洗浄水を供給する
ための洗浄水分配路の一実施例を示す水洗便器の概略図
である。また、図16は前記洗浄水分配路の構造の拡大
概略図を示す。図15の水洗便器は、給水口7の下流側
に、吐出口11及びゼット口80に洗浄水を分配する洗
浄水分配路を構成する樹脂製の分配管81を備えてい
る。したがって、分配管81が陶器よりも易加工性の樹
脂であるため吐出口11、ゼット口80に分配される洗
浄水10の比率の精度が向上し水洗能力が向上するとと
もに、吐出口11までの洗浄水10の流れをより精度よ
く管理できるので吐出時の水はねがなくなる。なお、分
配管81は吐出口11側の管とゼット口80側の管を別
々に作り水洗便器に組み込む際に合体させると製造性が
向上する。以上あげた各実施例において、ボール面1に
洗浄水10が存在するときの接触角を小さくする性質
(以後、親水性という)の膜を設けるなどの親水性を高
める作用を持たせると、吐出口11から吐出する洗浄水
10の水勢をより弱くすることが可能となり水はね緩和
になるとともに、節水にもつながる。なお親水性は高い
ほど効果が得られるが、高すぎるとボール面略上端部3
3よりあふれる可能性があるので、適切な親水性にする
ことが必要である。
【0027】
【発明の効果】本発明の水洗便器によれば、清掃性のよ
いボール上端部を有し、かつ、ボール面略上端部からの
水あふれ、および/または吐出口から吐出する際の水は
ね、洗浄水のボール面接触による水はねなどの不具合が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボール面略上端部に設けた洗浄水の吐
出口の位置と洗浄水の吐出方向を示す一実施例の水洗便
器の概略平面図である。
【図2】本発明のボール面略上端部に設けた洗浄水の吐
出口の位置と洗浄水の吐出方向を示す別の実施例の水洗
便器の概略平面図である。
【図3】本発明のボール面略上端部に設けた洗浄水の吐
出口の位置と洗浄水の吐出方向を示す別の実施例の水洗
便器の概略平面図である。
【図4】本発明のボール面略上端部に設けた洗浄水の吐
出口の位置と洗浄水の吐出方向を示す別の実施例の水洗
便器の概略平面図である。
【図5】製造性まで考慮した際に有効な吐出位置を示す
水洗便器の概略平面図である。
【図6】最適な位置に吐出口がある場合のボール面略上
端部を超えない角度を示す説明図である。
【図7】本発明の吐出口と給水口の位置関係を示す水洗
便器の概略平面図である。
【図8】洗浄水管路内に整流管が設置されている水洗便
器の概略平面図である。
【図9】図8に用いる整流管の拡大概略図である。
【図10】気泡混入部を有する水洗便器の概略図であ
る。
【図11】気泡流の状態を示す概略図である。
【図12】水はねを発生する恐れのある流れの状態を示
す概略図である。
【図13】ボール面後部に棚を有し、かつ吐出口を備え
ている水洗便器の概略図である。
【図14】本発明の洗浄水管路の一実施例と中空部を組
み合わせた水洗便器の概略縦断面図である。
【図15】吐出口とゼット口とを備えた水洗便器内に吐
出口とゼット口への洗浄水分配路を備えた一実施例を示
す水洗便器の概略図である。
【図16】図15の洗浄水分配路(分配管)の拡大概略
図である。
【図17】従来の水洗便器の概略図である。
【符号の説明】
1…ボール面 2…射水穴 3…リム導水路 4…溜水面 7…給水口 10…洗浄水 11…吐出口 12…曲率半径の小さな部分 13…曲率半径の大きな部分 20…短軸 21…長軸 22…洗浄水管路 30…任意の点 31…接線 32…洗浄水の進行方向 B…角度 33…ボール面略上端部 40…整流管 41…中空円柱 50…気泡混入部(気泡混入手段) 51…気泡流 52…空気 53…吸気口 54…網 60…棚部 70…中空部 71…上部管壁 80…ゼット口 81…分配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 正樹 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D039 AA02 AC08 AD01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール面の洗浄水を吐出する吐出口を、
    ボール面略上端部の曲率半径の小さな部分から曲率半径
    の大きな部分に変化する部分に設け、且つ前記洗浄水の
    吐出方向を曲率半径の大きな部分に向けたことを特徴と
    する水洗便器。
  2. 【請求項2】 前記吐出口を前記水洗便器の略楕円形状
    のボール面の短軸より後方で長軸の右側または左側に設
    け、且つ前記洗浄水の吐出方向を曲率半径の大きな部分
    に向けた請求項1記載の水洗便器。
  3. 【請求項3】 ボール面の洗浄水を吐出する吐出口を、
    ボール面略上端部の任意の点での曲面の接線と、前記曲
    面に接する直前での洗浄水の進行方向とのなす角度が、
    前記曲面に接する際の洗浄水の水勢において洗浄水がボ
    ール面上端部を超えない角度以下となる位置に設けたこ
    とを特徴とする水洗便器。
  4. 【請求項4】 前記水洗便器が前記吐出口へ洗浄水を供
    給する給水口を備え、略楕円形状のボール面の長軸に対
    して前記吐出口がある側に該給水口を設けた請求項1乃
    至3いずれか記載の水洗便器。
  5. 【請求項5】 前記水洗便器が前記吐出口と、給水口
    と、前記吐出口と前記給水口とを連絡する洗浄水管路と
    を有し、該洗浄水管路に前記吐出口から吐出される洗浄
    水を略整流状態で吐出させるための洗浄水整流生成部を
    備えた請求項1乃至4いずれか記載の水洗便器。
  6. 【請求項6】 前記洗浄水整流生成部を直線または滑ら
    かな曲線の管路で構成した請求項5記載の水洗便器。
  7. 【請求項7】 前記吐出口から吐出される洗浄水が気泡
    流となるような気泡混入手段を設けた請求項1乃至6い
    ずれか記載の水洗便器。
  8. 【請求項8】 前記気泡混入手段を前記洗浄水管路に設
    けた請求項5乃至7いずれか記載の水洗便器。
  9. 【請求項9】 前記吐出口の断面が、前記洗浄水管路内
    の他の箇所の断面よりも小さい請求項5乃至8いずれか
    記載の水洗便器。
  10. 【請求項10】 前記洗浄水管路が前記給水口から前記
    吐出口に向かって下方に傾斜して形成された請求項5乃
    至9いずれか記載の水洗便器。
  11. 【請求項11】 前記水洗便器がゼット口を備えた請求
    項1乃至10記載の水洗便器。
  12. 【請求項12】 前記吐出口及び前記ゼット口に洗浄水
    を供給するための洗浄水分配路を前記給水口の下流側で
    陶器質以外の材質の部材で構成した請求項11記載の水
    洗便器。
  13. 【請求項13】 略水平な棚部を前記ボール面の後部に
    設けた請求項1乃至12いずれか記載の水洗便器。
  14. 【請求項14】 前記水洗便器のボール面の洗浄水が流
    れる部分の外側に位置する水洗便器本体内の全部または
    一部に、中空部を設けた請求項1乃至13いずれか記載
    の水洗便器。
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