JP2000263409A - ガラス加工装置 - Google Patents

ガラス加工装置

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JP2000263409A
JP2000263409A JP11066033A JP6603399A JP2000263409A JP 2000263409 A JP2000263409 A JP 2000263409A JP 11066033 A JP11066033 A JP 11066033A JP 6603399 A JP6603399 A JP 6603399A JP 2000263409 A JP2000263409 A JP 2000263409A
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glass processing
glass
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Mitsukazu Momozaki
光和 百崎
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HAKURYO GIKEN KK
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    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
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    • B24B7/22Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of the material of non-metallic articles to be ground for grinding inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain

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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のガラス板も楽に加工できるガラス加工
装置を提供すること。 【解決手段】 作業用孔を形成した基板と、同基板に基
端部を枢支した機能部支持体と、同機能部支持体の先端
部に取付けたガラス加工用円盤と、同ガラス加工用円盤
を駆動すべく機能部支持体上に設けた駆動用モータとを
具備し、機能部支持体を基端部の枢支部を中心に上下回
動させて、ガラス加工用円盤の下端部を、基板より上方
へ離隔させた非作業位置と、基板の上面に近接させた第
一作業位置と、基板に形成した作業用孔を通して基板よ
りも下方へ下降させた第二作業位置とのいずれかに位置
変更可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス加工装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス加工装置の一形態として、
基台上に機能部支持体の基端部を枢支し、同機能部支持
体の先端部にガラス加工用円盤を取付けて、同ガラス加
工用円盤を駆動用モータにより回転駆動可能としたもの
がある。
【0003】そして、機能部支持体を基端部の枢支部を
中心に上下回動自在として、ガラス加工用円盤の下端部
を基板より上方へ離隔させた非作業位置と、基台の上面
に近接させた作業位置との間で位置変更自在としてい
る。
【0004】このようにして、例えば、図9に示すガラ
ス板Gに開閉用指掛り部y(いわゆる、引き手掘り)を
形成して窓ガラスとなす際には、ガラス加工用円盤とし
て円盤状砥石を機能部支持体に取付けて、同円盤状砥石
を回転させながら作業位置まで下降させることにより、
基台上に載置したガラス板Gの一部を切削するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したガ
ラス加工装置では、基台上にガラス板Gを載置した状態
にて、加工作業を行わなければならず、同ガラス板Gが
大型化している場合には、基台上への上げ下ろしが煩雑
な上に、円盤状砥石の直下方位置に開閉用指掛り部yの
形成位置が符合するように、ガラス板Gを円盤状砥石の
直下方位置に位置合せするのに手間がかかるという不具
合を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、作
業用孔を形成した基板と、同基板に基端部を枢支した機
能部支持体と、同機能部支持体の先端部に取付けたガラ
ス加工用円盤と、同ガラス加工用円盤を駆動すべく機能
部支持体上に設けた駆動用モータとを具備し、機能部支
持体を基端部の枢支部を中心に上下回動させて、ガラス
加工用円盤の下端部を、基板より上方へ離隔させた非作
業位置と、基板の上面に近接させた第一作業位置と、基
板に形成した作業用孔を通して基板よりも下方へ下降さ
せた第二作業位置とのいずれかに位置変更可能としたガ
ラス加工装置を提供せんとするものである。
【0007】また、本発明では、次の構成にも特徴を有
する。
【0008】 機能部支持体に、ガラス加工用円盤の
下端部の下降位置を調整するための下降調整手段を設け
たこと。
【0009】 基板と機能部支持体との間に、ガラス
加工用円盤の下端部を非作業位置に保持する非作業位置
保持手段を介設したこと。
【0010】 機能部支持体に持運び用の取手を設け
たこと。
【0011】 基板に、同基板を作業台若しくはガラ
ス板上に固定するための基板固定手段を設けたこと。
【0012】 基板の一側端部に転動輪を取付けると
共に、同転動輪は、基板の他側端部を持上げることによ
り、ガラス板上に接触可能として、同転動輪をガラス板
上に転動させながら、装置全体を移動可能となしたこ
と。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0014】すなわち、本発明に係るガラス加工装置
は、作業用孔を形成した基板と、同基板に基端部を枢支
した機能部支持体と、同機能部支持体の先端部に取付け
たガラス加工用円盤と、同ガラス加工用円盤を駆動すべ
く機能部支持体上に設けた駆動用モータとを具備し、機
能部支持体を基端部の枢支部を中心に上下回動させて、
ガラス加工用円盤の下端部を、基板より上方へ離隔させ
た非作業位置と、基板の上面に近接させた第一作業位置
と、基板に形成した作業用孔を通して基板よりも下方へ
下降させた第二作業位置とのいずれかに位置変更可能と
している。
【0015】このようにして、小型のガラス板を加工す
る場合には、基板上にガラス板を載置して、同状態にて
ガラス加工用円盤を回転させながら、同ガラス加工用円
盤の下端部を非作業位置から第一作業位置まで下降させ
ることにより、ガラス板を回転するガラス加工用円盤の
下端部にて加工することができる。
【0016】また、大型のガラス板を加工する場合に
は、加工するガラス板の上にガラス加工装置を載置し
て、同状態にてガラス加工用円盤を回転させながら、同
ガラス加工用円盤の下端部を非作業位置から作業用孔を
通して第二作業位置まで下降させることにより、ガラス
板を回転するガラス加工用円盤の下端部にて加工するこ
とができる。
【0017】この際、大型のガラス板を動かすことな
く、ガラス加工装置自体を動かすことにより、加工位置
合せを円滑かつ確実に行うことができる。
【0018】機能部支持体に、ガラス加工用円盤の下端
部の下降位置を調整するための下降調整手段を設けてい
るために、下降調整手段によりガラス加工用円盤の下端
部の下降位置を調整することにより、加工深さを適宜調
整することができる。
【0019】基板と機能部支持体との間に、ガラス加工
用円盤の下端部を非作業位置に保持する非作業位置保持
手段を介設しているために、ガラス加工作業を行わない
場合には、非作業位置保持手段によりガラス加工用円盤
の下端部を非作業位置に保持しておくことにより、安全
性を確保することができる。
【0020】また、ガラス加工作業を行う場合には、非
作業位置保持手段によるガラス加工用円盤の保持を解除
することにより、かかるガラス加工作業を行うことがで
きる。
【0021】機能部支持体に持運び用の取手を設けてい
るために、持運び用の取手を把持することにより、ガラ
ス加工装置を楽に持運ぶことができると共に、大型のガ
ラス板上へ楽に上げ下ろしすることもできる。
【0022】従って、ガラス加工作業が、工場に限ら
ず、現場においても楽に行える。
【0023】基板に、同基板を作業台若しくはガラス板
上に固定するための基板固定手段を設けているために、
大型のガラス板を加工する際には、ガラス加工装置をガ
ラス板上に載置すると共に、基板固定手段により基板を
ガラス板上に固定することができて、ガラス加工用円盤
を非作業位置と第二作業位置との間で上げ下げして行う
ガラス板の加工が確実に行える。
【0024】また、ガラス板上に限らず、作業台上にお
いても固定が必要な場合には、この基板固定手段により
基板を固定して、精度の良いガラス加工を行うことがで
きる。
【0025】基板の一側端部に転動輪を取付けると共
に、同転動輪は、基板の他側端部を持上げることによ
り、ガラス板上に接触可能として、同転動輪をガラス板
上に転動させながら、装置全体を移動可能となしている
ために、基板の他側端部を持上げることにより、転動輪
を利用してガラス加工装置を楽に移動させることができ
て、ガラス加工の作業能率を向上させることができる。
【0026】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0027】図1〜図5に示すAは、本発明に係るガラ
ス加工装置であり、同ガラス加工装置Aは、作業用孔H
を形成した基板1と、同基板1に基端部を枢支体2を介
して枢支した機能部支持体3と、同機能部支持体3の先
端部に取付けたガラス加工用円盤4と、同ガラス加工用
円盤4を駆動すべく機能部支持体3上に設けた駆動用モ
ータ5とを具備している。
【0028】そして、機能部支持体3を基端部の枢支部
を中心に上下回動させて、ガラス加工用円盤4の下端部
を、基板1より上方へ離隔させた非作業位置a(図1参
照)と、基板1の上面に近接させた第一作業位置b(図
7参照)と、基板1に形成した作業用孔Hを通して基板
1よりも下方へ下降させた第二作業位置c(図8参照)
とのいずれかに位置変更可能としている。
【0029】また、機能部支持体3に、ガラス加工用円
盤4の下端部の下降位置を調整するための下降調整手段
6を設け、基板1と機能部支持体3との間には、ガラス
加工用円盤4の下端部を非作業位置aに保持する非作業
位置保持手段7を介設している。
【0030】次に、上記したガラス加工装置Aの各構成
をより具体的に説明する。
【0031】すなわち、基板1は、前後方向に縦長の矩
形板状に形成し、中央右側部に上下方向に貫通する作業
用孔Hを前後方向に伸延させて形成している。
【0032】そして、基板1上の前側中央部に枢支体2
を設け、同枢支体2の後方位置にガラス板位置決め体10
を設け、基板1の前後左右側部に基板固定手段11,11,1
1,11を設けている。
【0033】枢支体2は、図6にも示すように、底部2a
と左右側壁部2b,2b とから正面視略U字状に形成してお
り、底部2aには板体12を後方へ向けて基板1と平行させ
て延設している。
【0034】位置決め体10は、図6にも示すように、基
板1の左側端から右側端にわたって伸延し、後端面に前
記作業用孔Hと直交する直状端面10a を形成して、同直
状端面10a にガラス板Gの側端面を当接させて、同ガラ
ス板Gの位置決めができるようにしている。
【0035】基板固定手段11は、基板1の下面側に配置
した吸盤部11a と、同吸盤部11a の吸着面を変形操作す
べく基板1の上面側に起倒自在に配置した操作部11b と
を具備している。11c は起倒支点ピンである。
【0036】このようにして、操作部11b を起立状態か
ら倒伏状態に回動操作することにより、吸盤部11a の吸
着面を変形させて、ガラス板G若しくは作業台Dの表面
に吸着させることができる一方、操作部11b を倒伏状態
より起立状態に回動操作することにより、吸盤部11a の
吸着面の変形を回復させて、ガラス板G若しくは作業台
Dの表面への吸着を解除させることができるようにして
いる。
【0037】機能部支持体3は、前後方向に伸延し、か
つ、断面門型に形成した支持アーム3aと、同支持アーム
3aの上面に前後スライド位置調節自在に取付けたスライ
ド支持片3bとを具備し、前記枢支体2の左右側壁部2b,2
b 間に、支持アーム3aの前端部を左右方向に軸線を向け
た枢軸13を介して枢支して、同支持アーム3aを枢軸13を
中心に上下回動自在としている。
【0038】そして、支持アーム3aの後端部には、左右
方向に伸延する筒状の軸受体14を取付け、同軸受体14中
に円盤回動軸15を挿通し、同円盤回動軸15の左側端部に
後述する駆動用モータ5を連動連結する一方、円盤回動
軸15の右側端部にガラス加工用円盤4の中心部を取付け
ている。23は円盤カバー体である。24は給水パイプであ
り、同給水パイプ24を通してガラス板Gの加工面に水を
供給するようにしている。
【0039】また、スライド支持片3bは、支持アーム3a
の前端部に取付けたスライド調節用ボルト16により、前
後方向にスライド位置調節自在としており、同スライド
支持片3bの前部に駆動用モータ5を設け、同駆動用モー
タ5より左側方へ駆動軸17を突出させて、同駆動軸17と
前記円盤回動軸15との間に伝動ベルト18をプーリ19,20
を介して巻回している。21は伝動ベルトケース、22はケ
ース取付用ブラケットである。
【0040】このようにして、スライド調節用ボルト16
によりスライド支持片3bを前後方向にスライド位置調節
することにより、駆動用モータ5の駆動軸17と円盤回動
軸15の軸間を調節して、伝動ベルト18の張り調節さらに
は取替えが行えるようにしている。
【0041】また、スライド支持片3bには、箱型のケー
シング体30を設けて、同ケーシング体30により駆動用モ
ータ5の一部を被覆しており、同ケーシング体30の後壁
30aに上下回動操作用把手31と、モータ操作用スイッチ3
2とを近接させて取付けている。
【0042】このようにして、モータ操作用スイッチ32
による駆動用モータ5の始動・停止操作と、上下回動操
作用把手31によるガラス加工円盤4の下端部を各作業位
置a,b,cへ位置変更する操作とが、片手で楽に行え
るようにしている。
【0043】スライド支持片3bの後端部には、持運び用
の取手33を取手支持体34を介して取付けており、同取手
支持体34は、スライド支持片3bに下端部を取付け、ケー
シング体30の後壁30a に沿わせて天井壁30b より上方へ
突出させ、さらに前方へ伸延させて、その先端部に取手
33を取付けている。
【0044】そして、取手33は、装置全体の重心位置を
通る仮想垂直線の近傍に配置して、取手33を把持して行
う持運びが楽に行えるようにしている。
【0045】下降調整手段6は、スライド支持片3b上に
立設した筒状雌ネジ体40と、同筒状雌ネジ体40の上方に
配置した固定用雌ネジ体41と、これら雌ネジ体40,41 中
に螺着した雄ネジ体42とを具備しており、雄ネジ体42
は、ケーシング体30の天井部30b とスライド支持片3bと
支持アーム3aとにそれぞれ上下方向に符合させて形成し
た雄ネジ体挿通孔43,44,45中を通して下方へ伸延させて
いる。
【0046】そして、雄ネジ体42の上端部に調整用つま
み部46を形成する一方、固定用雌ネジ体41の上端部に固
定操作用つまみ部47を形成している。
【0047】しかも、図7及び図8に示すように、雄ネ
ジ体42の下端が前記板体12の上面に当接したところで、
支持アーム3aの下降回動、すなわち、ガラス加工用円盤
4の下端部の下降が規制されるようにしている。
【0048】このようにして、固定操作用つまみ部47を
回転操作して雄ネジ体42への締付けを緩め、同状態にて
調整用つまみ部46を回転操作して雄ネジ体42を上下方向
へ進退位置調整した後に、固定操作用つまみ部47を上記
調整用つまみ部46とは反対方向に回転操作して、雄ネジ
体42へ固定用雌ネジ体41を締付けることにより、雄ネジ
体42を固定することができる。
【0049】従って、雄ネジ体42の進退調整量によって
ガラス加工用円盤4の下端部の各作業位置b,cさらに
は、各作業位置b,cにおけるガラス加工深さを微調整
することができて、加工精度を向上させることができ
る。
【0050】非作業位置保持手段7は、前記板体12の左
側端部に、上下方向に伸延する係合支持アーム50の下端
部を枢支ピン51を介して枢支し、同係合支持アーム50の
前側縁部の中途部に係合用凹部52を形成する一方、スラ
イド支持片3bの左側端部より係合ピン53を左側外方へ突
設している。54は、係合支持アーム50を係合ピン53側へ
回動付勢するスプリング、55は、係合支持アーム50の後
方への回動を規制する規制片である。
【0051】このようにして、係合ピン53を係合用凹部
52に係合させることにより、機能部支持体3を係合支持
アーム50により支持させて、ガラス加工用円盤4の下端
部を非作業位置aに保持させることができるようにして
いる。
【0052】図10及び図11は、他の実施例としての
ガラス加工装置Aを示しており、同ガラス加工装置A
は、前記したガラス加工装置Aと基本的構造を同じくし
ているが、基板1に転動輪60,60 を取付けた点において
異なる。
【0053】すなわち、ガラス加工装置Aは、基板1の
後端部に、左右一対の転動輪60,60を転動輪支持体61,61
を介して後方へ張出し状に取付けると共に、取手33の
取付け位置は、装置全体の重心位置を通る仮想垂直線よ
りもやや前方に設定しておくことにより、同取手33を把
持して装置を持上げた際に、基板1が前高後低の傾斜姿
勢となるようにして、転動輪60,60 を楽にガラス板G上
に接触させることができるようにしている。
【0054】このようにして、両転動輪60,60 をガラス
板G上にて転動させながら、装置全体を楽に移動させる
ことができて、ガラス加工作業を行う作業者の疲労を軽
減させることができると共に、作業能率を向上させるこ
とができる。
【0055】また、転動輪60の支持形態は、キャスター
方式を採用して、ガラス加工装置Aの移動方向をスムー
ズに変更可能とすることができる。
【0056】なお、ガラス加工用円盤4は、加工形態に
適応した種類のものを複数用意して、適宜円盤回動軸15
の右側端部に付替え可能としている。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0058】 請求項1記載の本発明では、作業用孔
を形成した基板と、同基板に基端部を枢支した機能部支
持体と、同機能部支持体の先端部に取付けたガラス加工
用円盤と、同ガラス加工用円盤を駆動すべく機能部支持
体上に設けた駆動用モータとを具備し、機能部支持体を
基端部の枢支部を中心に上下回動させて、ガラス加工用
円盤の下端部を、基板より上方へ離隔させた非作業位置
と、基板の上面に近接させた第一作業位置と、基板に形
成した作業用孔を通して基板よりも下方へ下降させた第
二作業位置とのいずれかに位置変更可能としている。
【0059】このようにして、小型のガラス板を加工す
る場合には、基板上にガラス板を載置して、同状態にて
ガラス加工用円盤を回転させながら、同ガラス加工用円
盤の下端部を非作業位置から第一作業位置まで下降させ
ることにより、ガラス板を回転するガラス加工用円盤の
下端部にて加工することができる。
【0060】また、大型のガラス板を加工する場合に
は、加工するガラス板の上にガラス加工装置を載置し
て、同状態にてガラス加工用円盤を回転させながら、同
ガラス加工用円盤の下端部を非作業位置から作業用孔を
通して第二作業位置まで下降させることにより、ガラス
板を回転するガラス加工用円盤の下端部にて加工するこ
とができる。
【0061】この際、大型のガラス板を動かすことな
く、ガラス加工装置自体を動かすことにより、加工位置
合せを円滑かつ確実に行うことができる。
【0062】 請求項2記載の本発明では、機能部支
持体に、ガラス加工用円盤の下端部の下降位置を調整す
るための下降調整手段を設けている。
【0063】このようにして、下降調整手段によりガラ
ス加工用円盤の下端部の下降位置を調整することによ
り、加工深さを適宜調整することができる。
【0064】 請求項3記載の本発明では、基板と機
能部支持体との間に、ガラス加工用円盤の下端部を非作
業位置に保持する非作業位置保持手段を介設している。
【0065】このようにして、ガラス加工作業を行わな
い場合には、非作業位置保持手段によりガラス加工用円
盤の下端部を非作業位置に保持しておくことにより、安
全性を確保することができる。
【0066】また、ガラス加工作業を行う場合には、非
作業位置保持手段によるガラス加工用円盤の保持を解除
することにより、かかるガラス加工作業を行うことがで
きる。
【0067】 請求項4記載の本発明では、機能部支
持体に持運び用の取手を設けている。
【0068】このようにして、持運び用の取手を把持す
ることにより、ガラス加工装置を楽に持運ぶことができ
ると共に、大型のガラス板上へ楽に上げ下ろしすること
ができる。
【0069】従って、ガラス加工作業が、工場に限ら
ず、現場においても楽に行える。
【0070】 請求項5記載の本発明では、基板に、
同基板を作業台若しくはガラス板上に固定するための基
板固定手段を設けている。
【0071】このようにして、大型のガラス板を加工す
る際には、ガラス加工装置をガラス板上に載置すると共
に、基板固定手段により基板をガラス板上に固定するこ
とができて、ガラス加工用円盤を非作業位置と第二作業
位置との間で上げ下げして行うガラス板の加工が確実に
行える。
【0072】また、ガラス板上に限らず、作業台上にお
いても固定が必要な場合には、この基板固定手段により
基板を固定して、精度の良いガラス加工を行うことがで
きる。
【0073】 請求項6記載の本発明では、基板の一
側端部に転動輪を取付けると共に、同転動輪は、基板の
他側端部を持上げることにより、ガラス板上に接触可能
として、同転動輪をガラス板上に転動させながら、装置
全体を移動可能となしている。
【0074】このようにして、基板の他側端部を持上げ
ることにより、転動輪を利用してガラス加工装置を楽に
移動させることができて、ガラス加工の作業能率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス加工装置の右側面図。
【図2】同ガラス加工装置の左側面図。
【図3】同ガラス加工装置の正面図。
【図4】同ガラス加工装置の背面図。
【図5】同ガラス加工装置の平面図。
【図6】基板の平面説明図。
【図7】同ガラス加工装置の一部切欠側面図。
【図8】同ガラス加工装置の一部切欠側面図。
【図9】ガラス板の一部斜視図。
【図10】他の実施例としてのガラス加工装置の側面説
明図。
【図11】同ガラス加工装置の平面図。
【符号の説明】
A ガラス加工装置 2 枢支体 3 機能部支持体 4 ガラス加工用円盤 5 駆動用モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業用孔を形成した基板と、同基板に基
    端部を枢支した機能部支持体と、同機能部支持体の先端
    部に取付けたガラス加工用円盤と、同ガラス加工用円盤
    を駆動すべく機能部支持体上に設けた駆動用モータとを
    具備し、 機能部支持体を基端部の枢支部を中心に上下回動させ
    て、ガラス加工用円盤の下端部を、基板より上方へ離隔
    させた非作業位置と、基板の上面に近接させた第一作業
    位置と、基板に形成した作業用孔を通して基板よりも下
    方へ下降させた第二作業位置とのいずれかに位置変更可
    能としたガラス加工装置。
  2. 【請求項2】 機能部支持体に、ガラス加工用円盤の下
    端部の下降位置を調整するための下降調整手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のガラス加工装置。
  3. 【請求項3】 基板と機能部支持体との間に、ガラス加
    工用円盤の下端部を非作業位置に保持する非作業位置保
    持手段を介設したことを特徴とする請求項1又は2記載
    のガラス加工装置。
  4. 【請求項4】 機能部支持体に持運び用の取手を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガラ
    ス加工装置。
  5. 【請求項5】 基板に、同基板を作業台若しくはガラス
    板上に固定するための基板固定手段を設けたことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のガラス加工装
    置。
  6. 【請求項6】 基板の一側端部に転動輪を取付けると共
    に、同転動輪は、基板の他側端部を持上げることによ
    り、ガラス板上に接触可能として、同転動輪をガラス板
    上に転動させながら、装置全体を移動可能となしたこと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のガラス加
    工装置。
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