JP2000257638A - ころ軸受用保持器及びその製造方法 - Google Patents

ころ軸受用保持器及びその製造方法

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JP2000257638A
JP2000257638A JP11057279A JP5727999A JP2000257638A JP 2000257638 A JP2000257638 A JP 2000257638A JP 11057279 A JP11057279 A JP 11057279A JP 5727999 A JP5727999 A JP 5727999A JP 2000257638 A JP2000257638 A JP 2000257638A
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roller
pillar
annular side
cage
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Osamu Ito
攻 伊東
Susumu Amano
進 天野
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Nippon Thompson Co Ltd
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Nippon Thompson Co Ltd
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    • F16C19/44Needle bearings
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、管状素材をバルジ加工により所
定の断面形状を有する環状部材に成形し、環状部材にこ
ろ保持用の窓を形成することにより、軽量で負荷容量の
大きいころ軸受用保持器とその製造方法を提供する。 【解決手段】 薄肉金属製の管状素材からバルジ加工に
よって成形された環状部材にころ装填用の複数の窓10
を打ち抜きにより形成する。窓10の形成時に胴部に残
されて形成される保持器1の柱部3は、軸方向中央に形
成される柱中央部4、一対の環状側部2に一体的に結合
される柱端部6、及び柱中央部4と柱端部6とを一体的
に連結する柱傾斜部8とから成る。環状側部2の肉厚
は、柱部3の肉厚と同様の薄肉に成形され、保持器1は
軽量化され良好な回転性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、針状ころ軸受等
のころ軸受において針状ころが組み込まれる保持器及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の保持器付きころ軸受は、各種機械
の高速回転部分、及びエンジン部分に使用されている回
転性能の優れた軸受である。従来の保持器付きころ軸受
30は、図9〜図11に示すように、断面M字状でなる
剛性と精度の高い略円筒状の保持器31に多数の針状こ
ろ41を組み込んで構成されている。保持器31は、軸
方向両端部における環状側部32、及び両環状側部32
間において各環状側部32と一体的に形成され且つ軸方
向に隔置した並列状に延びて両環状側部32を繋ぐ複数
の柱部33から成る。環状側部32と隣接する一対の柱
部33,33とによって、各針状ころ41が挿入される
窓40が形成されている。従って、保持器31の胴部周
壁には、周方向に等間隔に隔置した複数の窓40が形成
される。
【0003】図9に示すように、各柱部33において、
保持器31の軸方向で見て中央に位置する柱中央部34
が径方向内側に屈曲されており、柱中央部34から軸方
向両端に向かってそれぞれ柱傾斜部38を介して両柱端
部36が径方向外側に屈曲されており、両柱端部36が
それぞれ両環状側部32と繋がっている。そのため、保
持器31は、断面形状が略M字状となるように形成され
ている。各柱傾斜部38の周方向に面する両側面39
は、窓40に挿入された針状ころ41の回転を案内する
案内面となっている。柱中央部34の径方向内側の縁部
において、窓40内に向かって突出する内側突起部35
が形成されている。内側突起部35は、針状ころ41と
係合して針状ころ41が径方向内側に脱落するのを防止
する。柱端部36の径方向外側の縁部において、窓40
内に向かって突出する外側突起部37が形成されてい
る。外側突起部37は、針状ころ41と係合して針状こ
ろ41が径方向外側に脱落するのを防止する。
【0004】各窓40に組み込まれる針状ころ41の直
径は、保持器31の肉厚よりも大きいが相互に径寸法差
が非常に小さい。保持器31と保持器31に組み込み且
つ保持された針状ころ41とからなるころ軸受は、軌道
面として熱処理・研削仕上げされた軸とハウジング穴と
に組み合わせれば,軌道面の加工精度を生かして使用で
き小さなスペースで使用することができる。柱部33は
薄肉ではあるが略M字状に大きく屈曲して形成されてい
るので、保持器31は充分高い剛性を示す。また、潤滑
剤が窓40内において針状ころ41の周囲に大量に保持
されるので、保持器31の潤滑剤保持容量が大きい。保
持器31は針状ころ41を正確に案内するので、保持器
31に針状ころ41を組み込んで構成されるころ軸受は
回転性能が優れており、長期に渡る高速回転用の軸受
等、幅広い用途に使用されている。
【0005】保持器31は、従来、切削加工を用いた製
造方法によって製作されている。即ち、仕上がり製品と
しての保持器31と同様の幅を有する管状素材が旋削加
工によって断面M字状の環状部材に加工され,断面M字
状に加工された環状部材の胴部に対してプレス加工によ
って、針状ころを挿入するための複数の窓が周方向に隔
置して窓抜きされ,その後,熱処理が施され、更に必要
であれば外周研削が行われ,最後に表面処理(例えば,
銅メッキ後に銀メッキ)が施される。
【0006】別の保持器の製造方法として,ロール成形
によって製作することもできる。即ち、薄肉金属板をプ
レス加工により円筒状に成形した素材又は薄肉パイプ素
材を、内側からは小径の雌型ロールで遊嵌し、雌型ロー
ルと外側に配置した大径の雄型ロールとで円筒状素材を
挟み、両ロールを高速回転しながら圧接することによ
り、円筒状素材が断面M型状に圧迫成形される。断面M
型状に成形された円筒状素材には、打ち抜き加工によ
り、針状ころを収容する窓が形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す旋削加工で
製作される保持器においては、環状側部32と柱部33
との一体結合部42に、局部応力によって割れが生じる
のを防止するため、内側角部分に角Rを意図的に付けて
いる。また、旋削加工において環状素材をチャッキング
するときには環状側部32に相当する部分をチャッキン
グするので、環状側部32の肉厚は柱部33の肉厚より
も相当厚くされている。その結果、保持器の製作におい
て加工が複雑化すると共に、保持器を製作するのに必要
な素材量が多くなり、製造コストや保持器の重量の軽減
に制約となっている。
【0008】近年、従来のころ軸受と同様の性能を維持
しつつ、更に安価で軽量であり且つ負荷容量の大きい軸
受が求められている。そこで、保持器の製造においてバ
ルジ加工を適用し、保持器を更に軽量化してころ軸受を
より一層安価に製作することを可能にする保持器及びそ
の製造方法を提供する点で解決すべき課題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の課題を解決することであり、素材から製品としての保
持器を製作するに際しての歩留りを高くし、使用する材
料量を削減することにより、保持器をさらに軽量化して
回転性を向上すると共にころ軸受の負荷容量を大きくす
る保持器を提供し、更に、簡単な工程によってM字形の
保持器を安価で効率良く製作することが可能な保持器の
製造方法を提供することである。
【0010】この発明は、一対の対向した環状側部と、
軸方向に平行に延びて前記両環状側部を一体的に結合し
且つ互いに周方向に隔置して形成された複数の柱部とを
具備し、隣接する前記柱部間には軸受用ころを収容する
ための窓が形成され、前記柱部は軸方向中央部に形成さ
れた柱中央部、前記柱中央部に対して径方向に偏位し且
つ前記環状側部に結合された柱端部、及び前記柱中央部
と前記柱端部とを連結する柱傾斜部から成り、前記環状
側部と前記柱部とは実質的に同一の肉厚を有することか
ら成るころ軸受用保持器に関する。
【0011】このころ軸受用保持器によれば、環状側部
と柱部とは実質的に同一の肉厚を有しているので、環状
側部は柱部と同様に薄肉に形成されており、柱中央部が
柱端部に対して柱傾斜部を介して径方向に偏位した所謂
M字形の保持器は、一層、軽量化され、軸受に組み込ま
れた状態では軽快に回転して良好な回転性を示す。環状
側部と柱部とは実質的に同一の肉厚を有しているので、
保持器の部分的な剛性が環状側部と柱部とで略一様であ
り環状側部と比較して柱部で低下するということがな
い。また、環状側部は柱部と同様に薄肉に形成されるの
で、保持器としてのバランスに影響が少なく、長さが長
いころを保持器に組み込むことが可能であり、ころ軸受
として負荷容量が大きくなる。更に、軽量化されたこの
保持器によれば、使用する材料が少なく、材料コストが
低減される。
【0012】このころ軸受用保持器において、前記柱中
央部は前記柱端部よりも径方向内側に偏位しており、前
記環状側部は前記柱端部から径方向内側に折り曲げられ
て形成されている。この保持器は、所謂M字形と呼ばれ
る保持器である。また、上記の保持器の形状とは逆に、
保持器を、前記柱中央部が前記柱端部よりも径方向外側
に偏位され、前記環状側部が前記柱端部から径方向外側
に折り曲げて形成された保持器とすることも可能であ
る。この保持器は、所謂逆M字形と呼ばれる保持器であ
る。
【0013】このころ軸受用保持器において、隣接する
前記柱中央部の周方向間隔と隣接する前記柱端部の周方
向間隔とは、前記軸受用ころのころ径よりも小さく、隣
接する前記柱傾斜部の周方向間隔は前記軸受用ころのこ
ろ径よりも大きく形成されている。柱中央部と柱端部と
は軸受用ころの保持器からの逸脱を防止する働きをし、
柱傾斜部は軸受用ころの回転を案内する働きをする。ま
た、前記柱端部と前記環状側部との一体結合部の内側角
部分には、バルジ加工による曲げRが付いており、一体
結合部の局部応力の発生を防止している。
【0014】また、この発明は、管状金属素材をバルジ
加工によって胴中央部が胴端部に対して胴傾斜部を介し
て径方向に偏位した胴部と前記胴端部から径方向に折り
曲げられた環状側部とからなる環状部材に成形し、前記
環状部材の前記胴部に軸受用ころを収容するための複数
の窓を周方向に隔置して形成することから成るころ軸受
用保持器の製造方法に関する。
【0015】このころ軸受用保持器の製造方法によれ
ば、管状素材が、バルジ加工によって、所定の形状を有
する胴部と環状側部とから成る環状部材に成形される。
バルジ加工によれば、成形型と圧力によって、精度良
く、簡単に、しかも清潔な環境下で保持器の中間成形品
としての環状部材が製作される。このようにして製作さ
れた環状部材に周方向に隔置して複数の窓を形成するこ
とにより、事実上完成品としての保持器が製造される。
【0016】ころ軸受用保持器の製造方法において、前
記胴中央部は前記胴端部よりも径方向内側に偏位してお
り、前記環状側部は前記胴端部から径方向内側に折り曲
げられて形成される。この保持器は、所謂M字形と呼ば
れる保持器である。また、上記の保持器の形状とは逆
に、保持器を、前記胴中央部が前記胴端部よりも径方向
外側に偏位しており、前記環状側部が前記胴端部から径
方向外側に折り曲げられて形成された保持器とすること
もできる。この保持器は、所謂逆M字形と呼ばれる保持
器である。
【0017】ころ軸受用保持器の製造方法において、前
記窓を形成するため前記胴部を打ち抜き成形することで
柱部が前記胴部に残されて形成され、前記打ち抜き成形
において前記胴中央部に残されて形成される隣接する柱
中央部の周方向間隔と、前記打ち抜き成形において前記
胴端部に残されて形成される隣接する柱端部の周方向間
隔とは、前記軸受用ころのころ径よりも小さく、前記打
ち抜き成形において前記胴傾斜部に残されて形成される
隣接する柱傾斜部の周方向間隔は、前記軸受用ころのこ
ろ径よりも大きく形成されている。
【0018】前記窓を形成するため前記胴部を打ち抜き
成形することで、胴部には柱部が残されて形成される。
胴中央部に残されて形成される隣接する柱中央部の周方
向間隔と、胴端部に残されて形成される隣接する柱端部
の周方向間隔とは、軸受用ころのころ径よりも小さいの
で、軸受用ころは保持器から径方向内側及び径方向外側
への脱落が防止される。また、胴傾斜部に残されて形成
される隣接する柱傾斜部の周方向間隔は、軸受用ころの
ころ径よりも大きく形成されているので、軸受用ころは
柱傾斜部によって回転自在に保持される。
【0019】ころ軸受用保持器の製造方法において、前
記バルジ加工は、前記保持器の外形に対応した成形型を
内部に形成した雌型内に前記管状金属素材を配置し、内
部に非圧縮性流体が封入された弾性体から成る等方圧縮
工具を前記管状金属素材の内側に装填し、前記等方圧縮
工具を軸方向に加圧して、前記等方圧縮工具を径方向に
膨らませることで前記管状金属素材を前記雌型の前記成
形型に押圧することから成る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
によるころ軸受用保持器及びその製造方法の実施例を説
明する。図1はこの発明によるころ軸受用保持器の一実
施例を示す一部拡大断面図、図2は図1に示すころ軸受
用保持器を図1における矢視A−Aで見た一部断面図、
図3はこの発明によるころ軸受用保持器の製造方法にお
いて、保持器の加工開始前の素材である管状素材を示す
断面図、図4はこの発明によるころ軸受用保持器の製造
方法において図1に示す管状素材にバルジ加工を施して
成形した保持器の中間成形品を示す断面図、図5は図4
に示した中間成形品に窓の打ち抜き加工を施して完成品
としたころ軸受用保持器の断面図である。
【0021】この発明によるころ軸受用保持器の製造方
法において、先ず、図3に示すように、薄肉でなる金属
製の管状素材12が用意される。管状素材12は、一般
に薄肉パイプ素材(鋼管)を定寸したもの、又は、鋼板
をプレス加工により円筒状に成形した素材である。管状
素材12の肉厚tは、完成したころ軸受用保持器1の肉
厚と実質的に同じである。図3に示す管状素材12は、
後述するバルジ加工することによって、図4に示すよう
に、全体として部分断面が略M字状でなる環状部材13
(中間成形品)に成形される。
【0022】環状部材13は、軸方向両端側の側部14
と両側部14,14とを一体的に繋ぐ胴部15とから成
る。胴部15は、中心軸を含む断面で見て径方向内側に
偏位した胴中央部16と、胴中央部16から胴傾斜部1
7を介して屈曲して形成され径方向外側に偏位した胴端
部18とからなり、側部14は両胴端部18において径
方向内側に向かって折れ曲げられて成形されている。図
4に示す環状部材13の胴部15に、針状ころを挿入す
るため周方向に互いに並列に隔置した窓10を打ち抜い
て形成することにより、図5に示すころ軸受用保持器1
(以下、実施例の説明において、「保持器1」と略す)
が完成する。環状部材13の側部14は保持器1の環状
側部2となり、窓10が形成された胴部15は柱部3と
なる。図5においては、図の簡素化のため窓10は個数
を少なくして描かれている。
【0023】このようにして形成された保持器1が、図
1及び図2に一部拡大断面図として示されている。図1
及び図2に示す保持器1は、一対の環状側部2,2と、
環状側部2,2間において周方向に並列した状態で隔置
して成形され且つ環状側部2,2と一体的に繋がる複数
の柱部3とから構成されている。各柱部3の柱中央部4
は、環状部材13の胴部15に窓10を形成するときに
胴中央部16に残されて形成された部分であり、径方向
に内側に向かって偏位されている。周方向に隣接する一
対の柱中央部4,4の互いに対向する側面5,5間の距
離L1はころ径Dより小さいので,柱中央部4は、特に
突起部を形成することなく、針状ころ11の径方向内側
への脱落を防止する機能を奏する。また、各柱部3の柱
端部6,6は、環状部材13の胴部15に窓10を形成
するときに胴端部18に残されて形成された部分であ
り、柱中央部4から柱傾斜部8によって径方向に屈曲さ
れて径方向外側に偏位されている。隣接する一対の柱端
部6,6の互いに周方向に対向する側面7,7間の距離
L2がころ径Dより小さいので,柱端部6は針状ころ1
1の径方向外側への脱落を防止する機能を奏する。柱傾
斜部8は、環状部材13の胴部15に窓10を形成する
ときに胴傾斜部17に残されて形成された部分である。
隣接する柱傾斜部8の側面9,9の距離L3はころ径D
より大きいので、柱傾斜部8は、針状ころ11を回転自
在に遊嵌し、ころ軸受において針状ころ41の外周部分
を接触案内している。針状ころ11を保持器1の内側か
ら窓10に多少無理に押し込んで保持器1に組み付ける
ことにより、保持器付きのころ軸受が完成する。
【0024】このようにして構成される保持器1は、柱
部3が柱端部6に対して柱傾斜部8を介して径方向に偏
位した柱中央部4を有する所謂M字形の保持器である。
柱部3と環状側部2とは実質的に同一の肉厚を有してお
り、環状側部2は無理無く柱部3と同様に薄肉状に成形
されるので、保持器1は、一層軽量化され、軸受に組み
込まれた状態では軽快に回転して良好な回転性を示す。
また、保持器1の部分的な剛性が環状側部2と柱部3と
で略一様であり、環状側部2と比較して柱部3で著しく
低下するということがない。したがって、環状側部2の
近くまで窓10を軸方向に長く形成し、長いころを保持
器1に組み込むことが可能であり、ころ軸受としての負
荷容量を大きくすることができる。更に、軽量化された
この保持器1によれば、使用する材料が少なく、材料コ
ストが低減され、製造コストを低減することができる。
【0025】保持器1は、図3に示すような一様の肉厚
tを有する管状素材12を、バルジ加工によって図4に
示すような部分断面がM字状の環状部材13に成形し、
環状部材13に対して径方向に窓抜き加工をすることに
よって製作されるので、金属組織的には、一体的に繋が
ったファイバーフローの状態となっている。また、環状
部材13において、側部14と胴部15との一体結合部
19(図4参照)である内側角部には、バルジ加工の型
によって自然と曲げRが形成される。一体結合部19の
曲げRは、完成品である保持器1においてもそのまま残
されており、一体結合部19には局部応力に起因した割
れが生じることがなく、強固な一体結合部19を得るこ
とができる。なお、保持器1は、外輪、又は外輪と内輪
に単列又は複列に組み込んでなる軸受としても使用され
ることは勿論である。
【0026】次に、図3に示す管状素材12を図4に示
す環状部材13に成形するためのバルジ加工の詳細を、
図6〜図8を参照して説明する。図6はバルジ加工に用
いる雌型を示す斜視図、図7は図6に示す雌型の一方の
割り型と雄型とを分離して示す斜視図、図8は図6及び
図7に示す型を用いたバルジ加工の加工の様子を示す断
面図である。
【0027】バルジ加工に用いる型の雌型20は、図6
〜図8に示すように、一対の割り型21,21から構成
されている。割り型21,21には、内周において、完
成品としての保持器1の外周形状、即ち、略M字状に合
致した凹部から成る成形部22が形成されている。両割
り型21,21は、締結用孔23に挿通した締結具(図
示せず)により堅固に締結され、整合状態にある一対の
成形部22は、保持器1の外周形状に合致する。バルジ
加工に用いる型の雄型24は、図7及び図8に示すよう
に、ポリウレタン樹脂からなる等方圧縮工具25と、等
方圧縮工具25を押圧する加工ポンチ26とから構成さ
れている。等方圧縮工具25は、内部に非圧縮性流体2
7が封入された弾性体28から構成されている。
【0028】等方圧縮工具25としては、非圧縮性流体
27を封入した弾性体28は、非圧縮性流体27が直接
封入された熱可塑性ポリウレタン樹脂からなる弾性中空
体と、この弾性中空体の周囲を形成する熱硬化性ポリウ
レタン樹脂からなる保形性弾性包持体とから構成され
る。この等方圧縮工具としては、例えば、特公平3−5
6836号公報に開示されているものがある。
【0029】バルジ加工は、以下に述べる手順で行われ
る。加工すべき管状素材12は、等方圧縮工具25を嵌
装した状態で、雌型20の一対の割り型21,21の成
形部22に装填される。加工台29には、雌型20の成
形部22に対応して僅かに***した台座29aが形成さ
れており、加工台29の上で組み付けられた一対の割り
型21,21に対して管状素材12を上方から挿入する
ことにより、台座29aに載せられた状態の管状素材1
2は、雌型20の成形部22に対応した位置に装填され
る。管状素材12に嵌装された等方圧縮工具25を加工
ポンチ26にて軸方向に押圧すると、等方圧縮工具25
は径方向に膨らんで管状素材12の内側から大きな圧力
を加え、図8に示すように雌型20の成形部22に従っ
た形状に成形する。
【0030】このバルジ加工によれば、従来のように、
管状素材12を旋削加工すると必然的に生じていた削り
屑を出すこともなく、また歩留りがよくなり消費する金
属材料を削減することができる。成形治具は、雌型20
としての割り型21と、雄型24としてのポリウレタン
樹脂からなる等方圧縮工具25とのみから成り、成形の
動作は、等方圧縮工具25を単にプレス(押圧)すれば
よく、簡単な成形装置で短時間に製作することができ
る。なお、上記の例では、いわゆるM字形の保持器を製
造していたが、雌型20の成形型22の形状を逆にする
ことにより、いわゆる逆M字形の保持器を製造すること
も可能であることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】この発明によるころ軸受用保持器及びそ
の製造方法によれば、金属製の管状素材が、成形型と圧
力とを利用したバルジ加工によって、所定の形状を有す
る胴部と環状側部とから成る環状部材に成形されるの
で、保持器の中間成形品としての環状部材が製作され、
環状部材に周方向に隔置して複数の窓を形成することに
よって保持器が精度良く、簡単に、しかも清潔な環境下
で製造される。したがって、従来の保持器の製造におい
て、加工油を使用したり削り屑が発生する工作機械を用
いた切削加工や、回転部分を有する大がかりな工作機械
を用いた冷間転造によることなく、従来の保持器と同等
以上の性能を有し且つ安価な保持器を製造することがで
きる。また、そのように製造された保持器は、環状側部
の肉厚を柱部の肉厚と同様薄肉に形成されるので、軽量
で回転性の良好な保持器を得ることができ、かかる保持
器にころを組み込んで得られるころ軸受の負荷容量を大
きくすることもできる。更に、この発明によるころ軸受
用保持器は、ロール成形によって製作される保持器と比
較しても、バルジ加工によって均等圧で成形されるの
で、真円度が高い保持器となり、ロール成形されるとき
の痕跡もなく仕上がり面も滑らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるころ軸受用保持器の一実施例を
示す一部拡大断面図である。
【図2】図1に示すころ軸受用保持器を図1における矢
視A−Aで見た一部断面図である。
【図3】この発明によるころ軸受用保持器の製造方法に
おいて、保持器の加工開始前の素材である管状素材を示
す断面図である。
【図4】この発明によるころ軸受用保持器の製造方法に
おいて図1に示す管状素材にバルジ加工を施して成形し
た保持器の中間成形品を示す断面図である。
【図5】図4に示した中間成形品に窓の打ち抜き加工を
施して完成品としたころ軸受用保持器の断面図である。
【図6】この発明による保持器の製造方法に用いる雌型
を示す斜視図である。
【図7】図6に示す雌型の一方の割り型と雄型とを分離
して示す斜視図である。
【図8】図6及び図7に示す型を用いたバルジ加工の加
工の様子を示す断面図である。
【図9】従来の針状ころ軸受に用いられる保持器の一部
断面図である。
【図10】図9に示す保持器の矢視B−Bで見た断面図
である。
【図11】図10に示す保持器の矢印C方向から見た上
面図である。
【符号の説明】
1 保持器 2 環状側部 3 柱部 4 柱中央部 6 柱端部 8 柱傾斜部 10 窓 11 針状ころ 12 管状素材 13 環状部材 14 側部 15 胴部 16 胴中央部 17 胴傾斜部 18 胴端部 19 一体結合部 20 雌型 21 割り型 22 成形部 24 雄型 25 等方圧縮工具 27 非圧縮性流体 28 弾性体 L1・・柱中央部間の距離 L2・・柱端部間の距離 L3・・柱傾斜部間の距離

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の対向した環状側部と、軸方向に平
    行に延びて前記両環状側部を一体的に結合し且つ互いに
    周方向に隔置して形成された複数の柱部とを具備し、隣
    接する前記柱部間には軸受用ころを収容するための窓が
    形成され、前記柱部は軸方向中央部に形成された柱中央
    部、前記柱中央部に対して径方向に偏位し且つ前記環状
    側部に結合された柱端部、及び前記柱中央部と前記柱端
    部とを連結する柱傾斜部から成り、前記環状側部と前記
    柱部とは実質的に同一の肉厚を有することから成るころ
    軸受用保持器。
  2. 【請求項2】 前記柱中央部は前記柱端部よりも径方向
    内側に偏位しており、前記環状側部は前記柱端部から径
    方向内側に折り曲げられて形成されていることから成る
    請求項1に記載のころ軸受用保持器。
  3. 【請求項3】 前記柱中央部は前記柱端部よりも径方向
    外側に偏位しており、前記環状側部は前記柱端部から径
    方向外側に折り曲げられて形成されていることから成る
    請求項1に記載のころ軸受用保持器。
  4. 【請求項4】 隣接する前記柱中央部の周方向間隔と隣
    接する前記柱端部の周方向間隔とは、前記軸受用ころの
    ころ径よりも小さく、隣接する前記柱傾斜部の周方向間
    隔は前記軸受用ころのころ径よりも大きく形成されてい
    ることから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載のこ
    ろ軸受用保持器。
  5. 【請求項5】 前記柱端部と前記環状側部との一体結合
    部の内側角部分には、バルジ加工による曲げRが付いて
    いることから成る請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    ころ軸受用保持器。
  6. 【請求項6】 管状金属素材をバルジ加工によって胴中
    央部が胴端部に対して胴傾斜部を介して径方向に偏位し
    た胴部と前記胴端部から径方向に折り曲げられた環状側
    部とからなる環状部材に成形し、前記環状部材の前記胴
    部に軸受用ころを収容するための複数の窓を周方向に隔
    置して形成することから成るころ軸受用保持器の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記胴中央部は前記胴端部よりも径方向
    内側に偏位しており、前記環状側部は前記胴端部から径
    方向内側に折り曲げられて形成されることから成る請求
    項6に記載のころ軸受用保持器の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記胴中央部は前記胴端部よりも径方向
    外側に偏位しており、前記環状側部は前記胴端部から径
    方向外側に折り曲げられて形成されることから成る請求
    項6に記載のころ軸受用保持器の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記窓を形成するため前記胴部を打ち抜
    き成形することで柱部が前記胴部に残されて形成され、
    前記打ち抜き成形において前記胴中央部に残されて形成
    される隣接する柱中央部の周方向間隔と、前記打ち抜き
    成形において前記胴端部に残されて形成される隣接する
    柱端部の周方向間隔とは、前記軸受用ころのころ径より
    も小さく、前記打ち抜き成形において前記胴傾斜部に残
    されて形成される隣接する柱傾斜部の周方向間隔は、前
    記軸受用ころのころ径よりも大きく形成されていること
    から成る請求項6〜8のいずれか1項に記載のころ軸受
    用保持器の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記バルジ加工は、前記保持器の外形
    に対応した成形型を内部に形成した雌型内に前記管状金
    属素材を配置し、内部に非圧縮性流体が封入された弾性
    体から成る等方圧縮工具を前記管状金属素材の内側に装
    填し、前記等方圧縮工具を軸方向に加圧して、前記等方
    圧縮工具を径方向に膨らませることで前記管状金属素材
    を前記雌型の前記成形型に押圧することから成る請求項
    6〜9のいずれか1項に記載のころ軸受用保持器の製造
    方法。
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