JP2000257632A - ディスク駆動装置の軸受け構造 - Google Patents

ディスク駆動装置の軸受け構造

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JP2000257632A
JP2000257632A JP6178799A JP6178799A JP2000257632A JP 2000257632 A JP2000257632 A JP 2000257632A JP 6178799 A JP6178799 A JP 6178799A JP 6178799 A JP6178799 A JP 6178799A JP 2000257632 A JP2000257632 A JP 2000257632A
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disk
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bearing
magnet
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Shoji Takahashi
昇司 高橋
Toyoji Asahina
豊次 朝比奈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性流体による動圧軸受けを構成して、ロー
ター軸が短くても、ラジアル方向、スラスト方向ともに
安定して支持し、ローター軸の揺れを効果的に抑制する
ことができ、また、磁性流体を動圧空間に封じる磁気回
路の乱れを無くした軸受け構造の提供。 【解決手段】 円盤形ローター18のローター軸20
を、磁性流体による動圧軸受けによって、スラスト方
向、ラジアル方向に支持する。磁性流体を封じる磁気回
路が円盤形ローター18の箇所で乱れないように、円盤
形ローター18の中央部分18aを非磁性体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カード型磁気記
録装置のディスク駆動モーター等のように、全体として
円盤形であって、ローター軸の軸方向寸法を大きくとる
ことができないモーターに好適な軸受け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、記録媒体としてディスクを利用
するカード型磁気記録装置は、ディスクを回転するため
のモーターを必要とするが、PCMCIA規格タイプ2に準拠
した寸法のカード型磁気記録装置はケース外形の厚さが
わずかに5.0mmであって、この寸法内にモーターを
組み込まねばならない。そのため、モーターは全体とし
て薄く円盤形となり、ローター軸の軸方向寸法はわずか
に2.5mm程度である。しかもこの種のモーターは回
転がなめらかで回転抵抗の少ないこと、軸の揺れなどが
なく回転が安定していることが要求される。
【0003】ボール軸受け等のころがり軸受けを組み込
むのは寸法上で困難が多く、また、ボール軸受けの場
合、回転中に直径方向で0.3〜0.8μmの回転軸の
振れがある。磁性流体(微粉末状の磁石を油などの流体
に混入したもの)を作動流体とする動圧軸受けの場合、
軸の回転にともなう軸受け空間の圧の高まりで軸を浮き
上がらせて支持するので、回転軸の摩擦抵抗が少なく、
耐久性があり、また、回転軸の振れは0.01〜0.0
5μmと精度が高く、さらに、モーターの起動特性が良
好である。ところで、一般的な動圧軸受は、回転軸の軸
方向に沿う力を受けるスラスト軸受部と、周方向に沿う
力を受けるラジアル軸受部とが別途に設けられており、
また、回転軸の揺れを防ぐためにラジアル軸受け部を軸
方向の2箇所に配置しているが(例えば、実開昭64−
18625号公報、特開平10−96421号公報)、
回転軸が短いと製作が困難でコスト高となる上、2カ所
の支持点が近接するので軸の揺れを十分に抑止しがた
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ローター
軸が短くても、ラジアル方向、スラスト方向ともに安定
して支持することができ、また、ローター軸の揺れを効
果的に抑制することができるディスク駆動モーターの軸
受け構造の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】環状フランジを一体に備
えたローター軸とこれを軸支する軸受け部材とで動圧に
よる軸受け構造を構成する。ローター軸と軸受け部材間
の動圧空間に充填する流体は磁性流体とする。ローター
軸は磁性材であり、非磁性材の環状フランジを一体に取
り付けてある。環状フランジと軸受け部材との間で実質
的な動圧軸受けを構成する。すなわち、環状フランジと
これを取り囲む軸受け部材間の動圧空間に充填した磁性
流体によってローター軸のスラスト方向荷重とラジアル
方向荷重を支持する。
【0006】この構造は、ローター軸を実質的に環状フ
ランジで支持することになるが、環状フランジはロータ
ー軸の長さとは無関係にその上下面を比較的径の大きな
ものとすることができる。そして、ローター軸の軸方向
と直交する方向に広がる環状フランジの径が大きく上下
面が大きいと、ローター軸をスラスト方向で安定して支
持することができる上、わずかな力でローター軸の揺れ
を抑制することができる。従って、ラジアル方向でも支
持が安定する。また、環状フランジの上下面で軸の揺れ
が効果的に抑制される結果、ラジアル方向の支持面はわ
ずかでよく、2カ所に支持部を設ける必要がない。結果
として、ローター軸を短くすることができる。
【0007】動圧軸受けは作動流体として磁性流体を用
いたものとし、磁性流体を磁力で動圧空間に封入してお
くために、厚み方向に着磁し環状に配列した磁石(以
下、環状磁石という)を用いる。すなわち、環状フラン
ジの外周面から上下面を取り巻く磁気回路を形成する。
このため、ローター軸を磁性材とし、環状フランジは非
磁性材で構成する。一方、環状磁石の磁力線をローター
軸へ能率よく導くために環状磁石の上下面にヨーク体を
取り付ける。この構成は動圧空間の作動流体を磁力と遠
心力で強力に封入する
【0008】ローター軸には円盤部材を取り付け、ロー
ター軸の環状フランジをできるだけ円盤部材に近づけて
取り付けることによりローター軸を短くする。この結
果、環状磁石及び上ヨーク体は円盤部材の下面に近接す
るので、環状磁石からローター軸にわたる磁気回路が円
盤部材の素材によって乱されないように、円盤部材の環
状磁石と上ヨーク体に対応する中央部分を非磁性材で構
成する。ただし、円盤部材の外縁部分はステーター側と
回転のための磁気回路を形成する必要があるので、磁性
材で構成する。
【0009】非磁性材としては合成樹脂や真鍮、非磁性
のステンレスなどがあるが、外縁部分と同じ熱膨張の素
材であることが好ましい。軸受け部材の一つである環状
磁石はその厚みを環状フランジの厚みより、上下の動圧
空間分だけ大きく構成すると、平板の素材から単に打ち
抜いただけの上下ヨーク体を環状磁石に重ねるだけで、
環状フランジとの間に適正な動圧空間を形成することが
できる。環状磁石は内周面を直接に磁性流体と接触する
面としてもよいし、内面に真鍮や合成樹脂など動圧溝を
形成しやすい素材の部品を配置してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態として、
カード型磁気記録装置1(図2)におけるディスク駆動
モーター2の軸受け構造3(図1)について説明する。
なお、説明の都合上、矩形をしたカード型磁気記録装置
1を情報機器に装着する姿勢としたときの差込方向の先
端側を〔前〕、後端を〔後〕とし、厚み方向を〔上〕
〔下〕方向とする。上下左右あるいは前後はあくまでも
相対的な位置関係を示すもので、上下が前後となること
もある。
【0011】カード型磁気記録装置1は、ケース体4と
上下のカバー5,6を備え、ケース体4は枠7とフレー
ムプレート8(図4)とで構成されている。枠7とフレ
ームプレート8は合成樹脂の枠7が成形されるとき一体
化される(アウトサート成形)。ケース体4のフレーム
プレート8上面にはディスク駆動モーター2、ヘッド体
9、イジェクト機構10などが配置され、下面側には、
絶縁シート11を介して回路基板12が取り付けられ
る。符号13は回路基板12の前端に取り付けた外部コ
ネクタで、カード形磁気記録装置1を他の情報機器のス
ロットへ装着し接続するためのものである。なお、回路
基板12の後端は開口していて、ディスクカセット14
を脱着できるようになっている。この開口は下カバー6
の後端に取り付けたシャッター15で閉鎖される。シャ
ッター15は起倒自在であり、立ち上がる方向へ常時付
勢されていてディスクカセット14が差し込まれること
によってケース体4の内側に倒れ、開口を開く。ディス
クカセット14は、内部にディスク形記録媒体16を回
転が可能なように内包しており、カード形磁気記録装置
1へ装着するとディスク記録媒体16がヘッド体9のヘ
ッドと対向するようにになっている。
【0012】ディスク駆動モーター2は、ディスク記録
媒体16を駆動回転するためのもので、厚さ2.5mm
の円盤形のステーター17(図3)と円盤形のローター
18及び軸受け部材19を備え、円盤形ローター18は
円盤部材26とローター軸20及びこの実施形態におい
て環状フランジ27を有している(図3)。ローター軸
20は短く、従って、ディスク駆動モーター2は全体と
して平らな円盤形であり、フレームプレート8上面のモ
ーター取り付け凹部21(図4)に取り付けられる。
【0013】円盤形ステーター17は、中央に円盤形ロ
ーター18を納める開口部22を設けた磁性材のリング
状枠23に、ステーターコイル24を放射状に配置した
構造であり、円盤形ローター18の円盤部材26は、外
周の下面に前記のステーターコイル24と対向して回転
力を得るためのローター磁石25を備えている。なお、
この実施形態において、円盤部材26は中央部分18a
を非磁性のステンレス材(SUS303)で形成し、外
縁部分18bを磁性を有するステンレス材(SUS41
6)で形成している。符号28は円盤部材26の上面に
取り付けたリング磁石で、カートリッジ14が差し込ま
れたときディスク形記録媒体16の金属製ハブを引きつ
けて回転力を伝達する。
【0014】ローター軸20は磁性材で構成され、環状
フランジ27は非磁性の材料(例えば、真鍮)で構成さ
れ、ローター軸20に環状フランジ27を一体に固定し
てある。軸受け部材19は、環状磁石29と上ヨーク体
30及び下ヨーク体31を備える。これらはフレームプ
レート8のモーター軸取付け孔32(図4)に固定さ
れ、環状フランジ27を備えたローター軸20を回転自
在に軸支する。環状磁石29は希土類焼結磁石で形成さ
れている。環状磁石29は、厚み方向に着磁され、環形
の内側面がローター軸20における環状フランジ27の
外形よりも4〜5μm大きな径となるように研磨などに
よって正確に成形され、また、厚み寸法が環状フランジ
27の厚み寸法よりも4〜5μm大きくなるように研磨
などによって正確に成形されている。上ヨーク体30は
磁性体の板材をリング状に打ち抜いて形成したもので、
環状磁石29の上面に取り付けられて内縁が環状磁石2
9の内縁よりも内側に張り出す寸法とされている。下ヨ
ーク体31は円盤形で環状磁石29の下面に取り付けら
れている。
【0015】環状フランジ27を備えたローター軸20
と軸受け部材19は、下ヨーク体31に環状磁石29を
接着によって固定した後、ローター軸20を上方から載
置し、さらにその上方から上ヨーク体30を装着してこ
れを環状磁石29の上面に接着し固定することで組み付
ける(図5)。組み付け後の状態で、上ヨーク体30の
内縁は環状フランジ27の上面にまで延出している。環
状フランジ27の上下面と上下ヨーク体30,31との
間、及び環状フランジ27の外周面と環状磁石29の内
周面との間に間隔が4〜5μmの動圧空間が連続して形
成される。また、環状磁石29とその上面に取り付けた
上ヨーク30は円盤部材26の下面にできるだけ近接し
て取り付け、ローター軸20を短く構成している。環状
磁石29と上ヨーク30は円盤部材26の中央部分18
aと対応し、この部分は前記のように非磁性材で構成さ
れている。
【0016】この状態で、軸受け部材19の上部から、
ローター軸20と上ヨーク30における内周面の間隙を
通じて磁性流体を圧入すると同時に、下ヨーク31に一
時的に設けた小孔から吸引して、磁性流体を動圧空間に
充填する。充填後に吸引に用いた小孔を半田などで封鎖
し、ローター軸20に円盤部材26を取り付ける。この
結果、厚み方向に着磁された環状磁石29の磁力線は、
断面において上ヨーク30、ローター軸20及び下ヨー
ク31を経路とする磁気回路が形成され、この回路は、
環状フランジ27と軸受け部材19間の動圧空間を内側
に包み込む格好となる(図5)。即ち、環状フランジ2
7の上下面と上下ヨーク体30,31との間が、磁性流
体を磁力により封じたスラスト軸受部33となり、ま
た、環状フランジ27の外周面と環状磁石29の内周面
側との間が、磁性流体を磁力により封じたラジアル軸受
部34となって、動圧軸受けが構成される。
【0017】ステーター17に電力が供給されると円盤
形ローター18は回転を始め、動圧空間の流体圧が高ま
って環状フランジ27を備えたローター軸20は軸受け
部材19に対して浮上した状態で回転する。回転は部材
同士の接触なしに行われるから、なめらかであり、耐久
性も高い。また、この実施形態において、ローター軸2
0は広い面積を持った環状フランジ27の上下面でスラ
ストが支持されると同時にローター軸20の揺れが効率
的に抑止されるので、軸方向の寸法が小さいにも関わら
ず、円盤形ローター18は安定して回転する。さらに、
環状磁石29及び上ヨーク30に近接した円盤部材26
の中央部分18aは非磁性材で構成されているので、動
圧空間を内側に包み込む磁気回路が円盤部材26の下面
側で乱されることが無く、環状磁石29の磁力を動圧軸
受けのために有効に利用することができる。
【0018】円盤部材26の中央部分18aは外縁部分
18bの磁性材に対して、合成樹脂や真鍮などの非磁性
材で構成してもよい。ただし、熱膨張の差による接合部
のずれ対策や表面処理を個別に行う必要があるなどの手
間を考慮すると、同種の素材でありながら、磁性と非磁
性となるステンレスが好適である。スラスト軸受け部3
3を構成する環状フランジ27の上下面や上下のヨーク
30,31の内面、あるいは環状フランジ27の外周面
や環状磁石29の内面には、ヘリングボーンと呼ばれる
動圧用溝を形成して動圧を向上させることができる。環
状磁石29は素材的に硬いので、ヘリングボーンの加工
が困難な場合は、環状磁石29の内側に非磁性材のリン
グをはめ込んでこのリングに加工を施す。
【0019】以上、実施例について説明したが、 ディ
スク形モーターはカード型磁気記録装置に採用されるも
のに限らない。磁性材としては、他に、SUS430,
軟鋼等があり、非磁性材としては、SUS330,リン
青銅等がある。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の構成は次の効果を発揮
する。円盤形ローターのローター軸を、磁性流体を磁力
で封じた動圧軸受けで支持しているので、円盤形ロータ
ーの回転がなめらかであり、また、軸受け構造として耐
久性がある。円盤形ローターにおける円盤部材の中央部
分を非磁性材としているので、環状磁石が円盤部材に近
接しても磁性流体を動圧空間に封じる磁気回路が乱され
ず、環状磁石の磁力を無駄なく有効に利用することがで
き、また、ローター軸を短くすることができる。
【0021】請求項2に記載の構成によれば、円盤形ロ
ーターにおける円盤部材の外縁部分は磁性材で構成して
いるので、この部分に取り付けた磁石とステータ側との
磁気作用の効率が良く、円盤形ローターの回転トルクが
大きい。請求項3に記載の構成によれば、円盤部材の非
磁性とすべき中央部分と磁性とすべき外縁部分を同種の
素材である非磁性のステンレスと磁性のステンレスで構
成するので、中央部分と外縁部分で熱膨張などによる位
置ずれなどが生じにくく、また、必要に応じて行う表面
処理なども共通に行え、作業能率を向上し、また、製品
コストを低減することができる。
【0022】請求項4に記載の構成は次の効果を発揮す
る。ローター軸は軸体に設けた環状フランジの上下面で
スラスト方向が、また、外周面でラジアル方向が支持さ
れる格好となるが、環状フランジの上下面は面積を比較
的大きく取ることができるので、ローター軸が短くても
軸の揺れを効果的に抑制することができる。さらに、円
盤形ローターの環状磁石及び上ヨークと対応する部分を
非磁性材で構成しているので、ローター軸と軸受け部材
間の動圧空間に磁性流体を封じる磁気回路が円盤形ロー
ターの部分で乱されることがなく、環状磁石の磁力を有
効に利用することができる。環状フランジの上下面をス
ラスト受面とし、環状フランジの外周面をラジアル軸受
面とするので、ローター軸にスラスト軸受用部材とラジ
アル軸受用部材を別個に設ける必要がなく、軸受け構造
を簡単にし、かつ、ローター軸の軸方向寸法を小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク駆動モーターの軸受け部分を示す断面
【図2】カード型磁気記録装置の分解斜視図
【図3】ディスク駆動モーターを分解して示す斜視図
【図4】フレームプレートの斜視図
【図5】軸受け部材箇所を拡大して示す断面図
【符号の説明】
1 カード型磁気記録装置 2 ディスク駆動モーター 3 軸受け構造 4 ケース体 5 上カバー 6 下カバー 7 枠 8 フレームプレート 9 ヘッド体 10 イジェクト機構 11 絶縁シート 12 回路基板 13 外部コネクタ 14 ディスクカセット 15 シャッター 16 ディスク形記録媒体 17 ステーター 18 円盤形ローター 18a 中央部分 18b 外縁部分 19 軸受け部材 20 ローター軸 21 モーター取付け凹部 22 開口部 23 リング状枠 24 ステーターコイル 25 ローター磁石 26 円盤部材 27 環状フランジ 28 リング磁石 29 環状磁石 30 上ヨーク体 31 下ヨーク体 32 モーター取付け孔 33 スラスト軸受け部 34 ラジアル軸受け部
フロントページの続き Fターム(参考) 3J102 AA01 BA03 CA02 DA02 DA07 GA03 5D109 BB02 BB05 BB18 BB21 BB22 BB31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤部材とこの円盤部材に一体的に設け
    られた磁性材よりなるローター軸とを有する円盤形ロー
    ターと、着磁された磁石及びヨーク体を有する軸受け部
    材とより成り、前記ローター軸の外周面と軸受け部材と
    の間に磁性流体を磁石の磁力により封じて動圧軸受けを
    構成した軸受け構造において、 前記円盤部材の軸受け部材に対応する中央部分を非磁性
    材で構成し、円盤部材の外縁部分を磁性材で構成したこ
    とを特徴としたディスク駆動装置の軸受け構造。
  2. 【請求項2】 前記円盤部材の外縁部分には、円盤形ロ
    ーターを回転駆動するときに必要である磁石を取り付け
    たことを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動装置
    の軸受け構造。
  3. 【請求項3】 円盤部材の中央部分を非磁性のステンレ
    ス材とし、その外縁部分を磁性のステンレス材としてあ
    ることを特徴とした請求項2に記載のディスク駆動装置
    の軸受け構造。
  4. 【請求項4】 円盤部材とそのローター軸よりなる円盤
    形ローター及び軸受け部材を備え、ローター軸は磁性材
    よりなると共に非磁性材の環状フランジを一体に備え、
    軸受け部材は厚み方向に着磁し環状配列とした磁石と上
    ヨーク体及び下ヨーク体を有し、これらのヨーク体は前
    記磁石の上面及び下面に取り付けられてローター軸にお
    ける環状フランジの上面と下面へ延出するものであり、
    環状フランジの上下面及び外周面と軸受け部材との間に
    磁性流体を磁力により封じてローター軸を軸受け部材に
    取り付け、ローター軸のスラスト方向とラジアル方向の
    荷重を環状フランジにより支持する動圧軸受けを構成し
    てあり、円盤形ローターにおける円盤部材の軸受け部材
    に対応する中央部分を非磁性材で構成し、円盤部材の外
    縁部分を磁性材で構成してあることを特徴としたディス
    ク駆動装置の軸受け構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112627A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd スピンドルの油維持構造

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