JP2000251288A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JP2000251288A
JP2000251288A JP11049651A JP4965199A JP2000251288A JP 2000251288 A JP2000251288 A JP 2000251288A JP 11049651 A JP11049651 A JP 11049651A JP 4965199 A JP4965199 A JP 4965199A JP 2000251288 A JP2000251288 A JP 2000251288A
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Tetsuya Fushimi
哲也 伏見
Toshimitsu Kaku
敏光 賀来
Hisataka Sugiyama
久貴 杉山
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Hitachi Ltd
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/24082Meandering

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Abstract

(57)【要約】 【課題】脱輪現象の誤検出を低減しつつ別のトラックに
記録・消去動作を行う可能性を低減させる光学的情報記
録再生装置を提供すること。 【解決手段】比較レベル以上のトラッキングエラー信号
(TE信号)の変化が期間継続したことを検出する構成
を、それぞれ比較レベル、期間の設定が異なる構成とし
て2系統設け(コンパレータ104と時間測定器10
5、及びコンパレータ110と時間測定器111)、1
系統でも検出した場合にはディスク101への記録・消
去動作を停止する。また、PIDレジスタ107から出
力される再生するであろうPID部の位置情報とPID
復調器106にて読み取られたPID部の位置情報とを
比較器108で比較して一致しない場合、PLL回路1
12がホールド信号を出力した場合にも、ディスク10
1への記録・消去動作を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を照射すること
によって情報記録媒体に対して情報の記録・消去が可能
な光学的情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、円盤状の情報記録媒体上に、互い
に反射率の異なる結晶質状態、非晶質状態に可逆的に変
化する相変化を利用して情報を記録した情報記録媒体か
ら、その情報を光学的に読み出して再生する光学的情報
記録再生装置は、種々の方式のものが知られており、か
つ、既に実用化されている。また、特に近年、その情報
記録密度を高めて、大量の情報を記録できる情報記録媒
体として、例えば、DVD−RAM(Digital Versatil
e Disc-Random Access Memory)ディスクと呼ばれるも
のが提案されて注目を集めており、DVD−RAMディ
スクに対して情報の記録及び再生を行う光学的情報記録
再生装置についても、既に市販されている。
【0003】このような情報を記録可能な情報記録媒体
に対して情報を記録あるいは消去するときに留意すべき
点として、脱輪と呼ばれる現象がある。脱輪とは、装置
の振動といった外的要因、トラックの略中心を走査させ
るトラッキング制御回路の異常動作といった装置内の内
的要因、さらにはディスク表面のキズ、汚れ、欠陥とい
ったディスク自体の要因により、ディスクの記録面上に
形成される光スポットが、本来走査すべきトラックから
外れてしまう現象をいう。
【0004】情報を記録しているときに脱輪を起こして
しまうと、誤って別のトラックの情報を消去してしまう
ことになるため、脱輪を起こしているか否かを監視し、
脱輪を起こした場合には、記録または消去動作を停止す
る必要がある。
【0005】従来の光学的情報記録再生装置では、図6
に示すような構成にてこの脱輪現象の検出を行ってい
る。以下、従来の脱輪現象を検出可能な光学的情報記録
再生装置について図6を参照しながら説明する。本図は
光学的情報記録再生装置のうち脱輪現象を検出するに必
要な構成について示したブロック図であり、光学的情報
記録再生装置の他の構成については説明を割愛する。
【0006】スピンドル102によりディスク101を
回転させ、このディスク101に光ヘッド103からレ
ーザ光を照射してディスク101の記録面上に光スポッ
トを形成する。そして、ディスク101に照射したレー
ザ光の反射光を光ヘッド103が検出し、反射光のレベ
ルに応じた種々の信号を生成する。この生成された信号
のうち、いわゆるトラッキング制御に利用されるトラッ
キングエラー信号(TE信号)といわれるディスクのト
ラック中心に対する変動量を示す信号の信号レベル(電
圧)が比較レベルを超えているか否かをコンパレータ1
04にて判断し、比較レベルを超えている期間はhighレ
ベル、超えていない期間はlowレベルとなる信号を出力
する。時間測定器105では、コンパレータ104から
出力される信号がhighレベルとなっている時間を測定す
る。この出力時間が所定期間を超えた場合には、光スポ
ットが誤って別のトラックに脱輪する可能性あるいは既
に脱輪した可能性があるため、OR回路109に信号を
出力する。
【0007】一方、TE信号からはディスク101のP
ID部に形成されているピットの情報を読み取ることが
できるので、PID復調器106にてTE信号を復調
し、情報を読み取る。PID部のピットの情報には、ト
ラックの位置情報が含まれているので、光スポットがど
のトラックを走査しているのかが分かる。また、PID
レジスタ107には、情報の記録、再生を行う前に予め
トラックの位置情報の順番が記憶されている。そこで、
比較器108では、PIDレジスタ107から次にディ
スクから読み取るであろうPID部の位置情報を受け取
り、この位置情報とPID復調器106にて実際に読み
取られたPID部の位置情報とを比較する。比較結果が
一致しない場合には、光スポットが誤って別のトラック
に脱輪していることが分かるので、OR回路109に信
号を出力する。
【0008】そして、OR回路109は、時間測定器1
05または比較器108から信号が入力された場合に
は、記録・消去停止信号を出力して、光学的情報記録再
生装置による情報の記録・消去動作を停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光学的
情報記録再生装置では、コンパレータ104による比較
レベルを低く設定し、時間測定器105における測定時
間を短く設定した場合には、脱輪現象の検出に関しマー
ジン(余裕度)があり、光スポットの形成位置の急激な
変化及び緩やかな変化の両者を検出できる。しかし、T
E信号のノイズ成分等によるTE信号の微少な変動に対
しても時間測定器105から信号が出力されてしまい、
脱輪を起こしていないにも拘わらず記録・消去動作を停
止してしまう可能性がある。
【0010】一方でコンパレータ104による比較レベ
ルを高く設定し、時間測定器105における測定時間を
長く設定した場合には、脱輪現象の検出に関しマージン
がなくなることから、光スポットの径方向での照射位置
の急激な変化を検出することができなくなり、別のトラ
ックに情報の記録・消去を行ってしまう可能性がある。
【0011】また、比較器108による比較結果から脱
輪現象を検出するためには、PID部の情報を読み取る
必要がある。逆に言えばPID部の情報を読み取らない
限り脱輪現象を検出できないことから、PID部の情報
を読み取る前に脱輪を起こしてしまった場合には、脱輪
現象を検出した時点で既に別のトラックに情報の記録・
消去を行ってしまう可能性がある。
【0012】本発明は、かかる問題点を解決し、脱輪現
象の誤検出を低減しつつ別のトラックに記録・消去動作
を行う可能性を低減させる光学的情報記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち一つは、トラック中心に対する光スポ
ットの径方向位置の変動量を制御しながらディスクに情
報の記録・消去を行う光学的情報記録再生装置におい
て、前記変動量が第1の変動量以上変動している場合で
かつ第1の変動量以上変動している時間が第1の期間以
上である場合には情報の記録・消去動作を停止する第1
の手段と、前記変動量が第2の変動量以上変動している
場合でかつ第2の変動量以上変動している変動時間が第
2の期間以上である場合には情報の記録・消去動作を停
止する第2の手段とを備えた光学的情報記録再生装置と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0015】本発明の理解を容易にするため、はじめに
ディスクの構成、脱輪現象について説明する。図2は、
本発明を適用した光学的情報記録再生装置により情報が
記録・消去されるディスク101の一例を示す部分拡大
図である。
【0016】このディスク101には、グルーブ部20
1(G)及びランド部202(L)の両方に情報を記録
・消去できる。グルーブ部201とランド部202は、
ディスク1周毎に交互に形成されており、かつトラック
203に沿って形成されている。グルーブ部201、ラ
ンド部202の間には一定間隔でPID部204を設
け、このPID部204にピット205、ピット206
を形成する。ピット205、ピット206は、トラック
203に対して内周方向、外周方向にそれぞれオフセッ
トさせ、グルーブ部201とほぼ同じ深さに形成されて
いる。
【0017】光スポットがグルーブ部201のトラック
203に沿って走査されているときとランド部202の
トラックに沿って走査されているときとではピット20
5、ピット206の走査方向が変化する。本図に示した
一例では、グルーブ部201のトラックを走査している
場合には、外周側にオフセットされたピット205を走
査してから内周側にオフセットされたピット205を走
査する。一方、ランド部202のトラックを走査してい
る場合には、内周側にオフセットされたピット205を
走査してから外周側にオフセットされたピット205を
走査する。
【0018】なお、ピット206は、トラック203が
グルーブ部201からランド部202に切り替わること
を示すために、ピット205に対してオフセット順序を
逆にして形成されている。従って、ピット206の走査
する方向も、上述したピット205の走査方向に対して
逆の方向になる。
【0019】また、図2には、光スポットの軌跡20
8、209を模式的に示している。通常にトラックを走
査して情報を記録・消去しているときは光スポットは点
線で示した軌跡208の通りに進み、情報の記録・消去
を行う。しかし、装置の振動といった外的要因、トラッ
クの略中心を走査させるトラッキング制御回路の異常動
作といった装置内の内的要因、さらにはディスク表面の
キズ、汚れ、欠陥といったディスク自体の要因により、
光スポットの径方向での照射位置に変動をきたして脱輪
をおこしてしまった場合には、光スポットが、本来走査
すべき軌跡208を外れ、例えば実線で示した軌跡20
9のように進んでしまう。軌跡209のように進んだ場
合には、誤って別のトラックの情報を記録・消去してし
まうおそれがある。
【0020】なお、軌跡208のうち、軌跡208−
1、208−2はそれぞれ通常の軌跡を示している。一
方、軌跡209のうち、軌跡209−1は通常の軌跡2
08−1に対して緩やかに変動したときの軌跡を示して
おり、軌跡209−2は通常の軌跡208−2に対して
急激に変動したときの軌跡を示している。
【0021】以下説明する本発明を適用した光学的情報
記録再生装置では、光スポットの軌跡が軌跡209のよ
うな脱輪現象を検出し、検出した場合には、記録・消去
動作を停止することができる。
【0022】図1は、本発明を適用した光学的情報記録
再生装置のブロック図の一例である。本図は光学的情報
記録再生装置のうち脱輪現象の検出に関わる構成につい
て示したブロック図であり、光学的情報記録再生装置の
他の構成については説明を割愛する。また、本図の各ブ
ロックは、図示しない制御手段によりその動作を制御さ
れているものとする。
【0023】スピンドル102によりディスク101を
回転させ、このディスク101に光ヘッド103からレ
ーザ光を照射してディスク101の記録面上に光スポッ
トを形成する。そして、ディスク101に照射したレー
ザ光の反射光を光ヘッド103が検出し、反射光のレベ
ルに応じた種々の信号を生成する。この生成された信号
のうち、トラッキングエラー信号(TE信号)といわれ
るディスクのトラック中心に対する径方向の変動量を示
す信号の信号レベルが第1の比較レベル402を超えて
いるか否かを第1のコンパレータ104にて判断し、第
1の比較レベル402を超えている期間はhighレベル、
超えていない期間はlowレベルの信号404−1を出力
する。第1の時間測定器105では、第1のコンパレー
タ104から出力される信号の出力時間を測定する。こ
の出力時間が第1の期間t1を超えた場合には、光スポ
ットが誤って別のトラックに脱輪した可能性があるた
め、OR回路109に信号405−1を出力する。
【0024】同様に、第2のコンパレータ110におい
ても、TE信号の信号レベルが第2の比較レベル403
を超えているか否かを判断し、第2の比較レベルを超え
ている期間はhighレベル、超えていない期間はlowレベ
ルの信号404−2を出力する。また、第2の時間測定
器111では、第2のコンパレータ110から出力され
る信号の出力時間を測定する。この出力時間が第2の期
間t2を超えた場合には、光スポットが誤って別のトラ
ックに脱輪した可能性があるため、OR回路109に信
号405−2を出力する。
【0025】そして、OR回路109は、第1の時間測
定器105あるいは第2の時間測定器111から信号4
05−1あるいは信号405−2を受けた場合には、記
録・消去停止信号を出力して、情報の記録・消去動作を
停止する。
【0026】ここで、ディスク101の構造とディスク
101からの戻り光を検出することで得られるTE信号
の信号レベルと比較レベルとの関係について説明する。
図3は、ディスク101の構造とTE信号401との関
係を示す図である。本図では上部にディスク101の断
面を示し、下部にこのディスク101の径方向位置とT
E信号の値(電圧)との関係を示している。
【0027】TE信号401は、上述の通りトラック2
03に対する径方向の変動量を示す信号であり、トラッ
ク中心に位置している場合には基準レベル(通常は電圧
0)をとる。そしてトラック中心からずれていく(変動
量)に従ってそのレベル(電圧)は高く、あるいは低く
なり、グルーブ部(G)201とランド部(L)202
との境に光スポットが位置したときにその値は最大、あ
るいは最小のレベル(電圧)をとる。
【0028】いわゆるトラッキング制御は、このTE信
号の変化を監視し、TE信号のレベルが基準レベルにな
るように光スポットの位置を制御することで行ってい
る。情報の記録・消去を行っているときにもこのトラッ
キング制御を行いながら情報の記録・消去を行っている
ため、通常では、光スポットは、図2でいえば軌跡20
8のような正常な軌跡を描いて情報の記録・消去が行わ
れる。
【0029】しかし、トラッキング制御にて制御しきれ
ない変動があった場合には、脱輪を起こしてしまい、図
2でいえば軌跡209のような異常な軌跡を描いて情報
の記録・消去を行ってしまう。上述した従来技術では、
1系統のコンパレータ及び時間測定器でもって脱輪の可
能性があることを検出する構成となっているが、1系統
でこの検出を行おうとすると、光スポットの急激な変動
に対する脱輪現象の検出不可能及びTE信号のノイズに
よる脱輪現象の誤検出といった課題を同時に解決するこ
とができない。そこで、本実施形態では、2系統のコン
パレータ及び時間測定器を設けることでこの両方の問題
を同時に解決している。
【0030】図4を参照しながら、この2系統のコンパ
レータ及び時間測定器を設ける利点について説明する。
図4(1)は、光スポットの軌跡の緩やかな変化が起き
た場合にコンパレータ104に入力されるTE信号、コ
ンパレータ104の出力信号(時間測定器105への入
力信号)及び時間測定器105の出力信号の関係を示し
ている。また、図4(2)は、光スポットの軌跡の急激
な変化が起きた場合にコンパレータ110に入力される
TE信号、コンパレータ110の出力信号(時間測定器
111への入力信号)及び時間測定器111の出力信号
の関係を示している。また、図4(1)(2)両者にお
いて、(A)はコンパレータに入力されるTE信号と比
較する比較レベルの信号を、(B)はコンパレータの出
力信号(時間測定器への入力信号)を、(C)は時間測
定器の出力信号を示している。それぞれの図において、
横軸は時間を、縦軸は電圧を示している。
【0031】光スポットの軌跡が上述の軌跡208−1
のように急激に変動する場合には、図4(1)に示すよ
うに、TE信号401−1は、電圧の変化している時間
が短い信号となる。第1のコンパレータ104では、第
1の比較レベル402として電圧E1を設定し、この電
圧E1の絶対値とTE信号401−1の電圧の絶対値と
を比較して(図4(1)(A)参照)、TE信号401
−1の電圧が第1の比較レベル402の電圧E1を超え
た場合に、超えている期間だけ電圧がhighとなる信号4
04−1を第1の時間測定器105に出力する(図4
(1)(B)参照)。さらに第1の時間測定器105で
は信号404−1がhighになっている時間を測定し、こ
の測定時間が第1の期間t1を超えた場合には、信号4
05−1をOR回路109に出力する(図4(1)
(C)参照)。
【0032】第1のコンパレータ104及び第1の時間
測定器105による第1の系統では、この第1の比較レ
ベル402(電圧E1)の絶対値を低く設定しているた
め、第1のコンパレータ104がTE信号401−1の
ノイズによる変動をも検出し、信号404−1を出力し
てしまう可能性がある。しかし、第1の期間t1を長く
設定することにより、TE信号のノイズによる微少な変
動は長時間連続して続かないことから、第1の時間測定
器105から信号405−1が出力される可能性は低
い。従って、TE信号のノイズの影響を受けることがな
く、軌跡209−1のような光スポットの軌跡の急激な
変動を検出することができる。
【0033】なお、期間t1は、FE信号401−1が
立ち上がってからピーク値に達するまでの期間より短い
ことが好ましい。図3を参照すれば明らかなように、ピ
ーク値を超えて立ち下がり始めるということは、既に光
スポットの軌跡が既に別のトラックに移っていることに
他ならないからである。従って、期間t1をFE信号4
01−1が立ち上がってからピーク値に達するまでの期
間より短くすることにより、脱輪現象を事前に検出する
ことが可能になり、別トラックへの記録・消去動作を未
然に防ぐことが可能になる。
【0034】一方、図4(2)に示すように、光スポッ
トの軌跡が上述の軌跡208−2のように緩やかに変動
する場合には、TE信号401−2は、電圧の変化して
いる時間が長い信号となる。第2のコンパレータ110
では、第2の比較レベル403として電圧E2を設定
し、この電圧E2の絶対値とTE信号401−2の電圧
の絶対値とを比較して(図4(2)(A)参照)、TE
信号401−2の電圧が第2の比較レベル403の電圧
E2を超えた場合に、超えている期間だけhighレベルと
なる信号404−2を第2の時間測定器111に出力す
る(図4(2)(B)参照)。さらに第2の時間測定器
111では信号404−2がhighになっている時間を測
定し、この測定時間が第2の期間t2を超えた場合に
は、信号405−2をOR回路109に出力する(図4
(2)(C)参照)。
【0035】第2のコンパレータ110及び第2の時間
測定器111による第2の系統では、この第2の比較レ
ベル403(電圧E2)の絶対値を第1の比較レベル4
02(電圧E1)より高く設定することにより、TE信
号401−2のノイズによる変動を検出することはな
い。そして、第2の期間t2を第1の期間t1より短く
設定することにより、軌跡209−2のような光スポッ
トの軌跡の緩やかな変動を検出することができる。
【0036】なお、期間t2は、期間t1と同様、FE
信号401−1が立ち上がってからピーク値に達するま
での期間より短いことが好ましい。期間t2をFE信号
401−1が立ち上がってからピーク値に達するまでの
期間より短くすることによっても、上述した理由と同様
の理由から、脱輪現象を事前に検出することが可能にな
り、別トラックへの記録・消去動作を未然に防ぐことが
可能になる。
【0037】なお、図1の構成から明らかなように、T
E信号401−1は第1の系統のみでなく第2の系統に
も入力され、TE信号402−2は第2の系統のみなら
ず第1の系統にも入力される。従ってTE信号401−
1の入力により第2の系統からも信号405−2が出力
され、TE信号401−2の入力により第1の系統から
も信号405−1が出力される場合もある。ただし、本
構成の本質は脱輪現象を事前に検出し、検出した場合に
記録・消去動作を停止することにあるので、第1の系
統、第2の系統の両者から信号405−1、405−2
が出力されても問題はない。
【0038】2系統のコンパレータ及び時間測定器を設
ける実施形態によれば、それぞれの系統で緩やかな変
動、急激な変動のみを検出することを主眼においてコン
パレータの比較レベル、時間測定器の測定時間を設定で
きる。従って、1系統のみの場合のように光スポットの
軌跡の急激な変動の検出に対する問題、及びTE信号の
ノイズによる変動の影響の問題の両者を同時に解決でき
る。従って、脱輪現象の誤検出を低減し、別のトラック
に記録・消去動作を行う可能性を低減させる光学的情報
記録再生装置とすることができる。
【0039】さらに、脱輪現象の誤検出を低減し、別の
トラックに記録・消去動作を行う可能性を低減させる光
学的情報記録再生装置とするためには、TE信号の基準
レベルの変化を光ディスクの径方向位置の変動と混同し
ない構成とすることが好ましい。
【0040】図2に示したディスク101のように、ト
ラック203に沿ってグルーブ部201とランド部20
2がディスク1周毎に交互に形成され、かつグルーブ部
201、ランド部202の間には一定間隔でPID部2
04が設けられているディスクでは、グルーブ部20
1、ランド部202及びPID部204でそれぞれTE
信号の基準レベル自体が変化する。
【0041】図5は、グルーブ部201、ランド部20
2及びPID部204とTE信号401の基準レベルと
の関係を示す図である。図5(A)は光スポットがディ
スク101上で軌跡208に沿って走査した場合の走査
順番を示しており、図5(B)は図5(A)に対応する
TE信号401の基準レベルを示している。
【0042】光スポットがグルーブ部201からPID
部204に進んだ場合には、光スポットの径方向位置自
体が何も変動しなくても、TE信号401の基準レベル
は若干下がる。さらに進んでグルーブ部201からPI
D部204、そしてランド部202に進んだ場合には、
直ちに基準レベルが0になるのではなく、光スポットの
径方向位置自体は何も変動しないにも拘わらず、TE信
号401の基準レベルは大きく変動してしまう。
【0043】光スポットの径方向位置自体は何も変動し
ていなくても、TE信号のレベルが変動していることに
変わりはないため、この変動量が第1のコンパレータ1
04における第1の比較レベル402(電圧E1)ある
いは第2のコンパレータ110における第2の比較レベ
ル403(電圧E2)を超えた場合には、第1のコンパ
レータ104は信号404−1を出力し、第2のコンパ
レータ110は信号404−2を出力する。従って、記
録・消去停止信号が出力され、情報の記録・消去動作が
停止するおそれがある。
【0044】そこで、この好ましい実施形態では、PI
D部204を走査した後から期間の間は、TE信号40
1を第1のコンパレータ104、第2のコンパレータ1
10に入力させない構成とする。図1には図示していな
いが、例えば光ヘッド103と第1のコンパレータ10
4及び第2のコンパレータ110との間に、遮断信号の
入力を受けてから期間の間だけ信号を遮断するスイッチ
回路を設けることとすればよい。光学的情報記録再生装
置では、光スポットをグルーブ部201、ランド部20
2、PID部204のどの部分に照射しているのかを把
握しながら情報の記録・消去を行っているので、ピット
206が形成されているPID部204を通過した直後
に遮断信号を上記スイッチ回路に出力するように構成す
ればよい。
【0045】従って、この好ましい実施形態によれば、
TE信号の基準レベルの変化を光ディスクの軌跡の変動
と混同しない構成とすることができるので、脱輪現象の
誤検出を低減し、別のトラックに記録・消去動作を行う
可能性をさらに低減させる光学的情報記録再生装置とす
ることができる。
【0046】なお、図4では比較レベル402及び40
3は片側+電位のみ示しているが、実際は同じ絶対値を
持った負側の電位でも、同様にTE信号と比較し、脱輪
を検出することは改めていうまでもない。
【0047】図1の光学的情報記録再生装置の説明に戻
る。TE信号401の信号波形からトラック203に対
する変動量が把握できる一方で、TE信号401からは
ディスク101のPID部204に形成されているピッ
ト205,206の情報を読み取ることもできる。そこ
で、PID復調器106にてTE信号を復調し、情報を
読み取る。PID部のピットの情報にはトラックの位置
情報が含まれているので、光学的情報記録再生装置は、
PID部を通過する毎に、光スポットがどのトラックを
走査しているのかが分かる。また、PIDレジスタ10
7には、ディスク101から読み取ったトラックの位置
情報の順番を示す情報が、情報の記録、再生を行う前に
予め記憶されている。そこで、比較器108では、PI
Dレジスタ107から出力される再生するであろうPI
D部の位置情報とPID復調器106にて読み取られた
PID部の位置情報とを比較する。比較結果が一致しな
い場合には、光スポットが誤って別のトラックに脱輪し
ていることが分かるため、OR回路109に信号を出力
する。
【0048】そして、OR回路109は、比較器108
から信号が出力された場合には、記録・消去停止信号を
出力して、光学的情報記録再生装置による情報の記録・
消去動作を停止する。
【0049】前述したTE信号出力との比較による検出
方式では、光ヘッド103の光学的な変動によるTE信
号の振幅低下や、図4にて設定した急激な変化を越え4
04−1の出力時間幅がt1より短い場合には、脱輪を
検出することが不能となる場合がある。そして図3にあ
るように、TE信号401の絶対値出力は各トラック間
の中心において最大となり、各トラックの中心にて0と
なる。そこで、1度脱輪を検出できずに隣接トラックの
中心部に光スポットが移動した場合には、次のPIDを
再生するまでTE信号振幅からは脱輪を検出することが
できない。従って、脱輪現象の検出精度をさらに向上さ
せようとする場合には、隣接トラックの中心部を光スポ
ットが走査した場合を認識して、記録または消去動作を
停止する手段を設けることが好ましい。
【0050】上述した2系統のコンパレータ及び時間測
定器による脱輪検出の他、比較器108による脱輪検出
を行う実施形態によれば、上述の効果に加えて、脱輪に
よる誤記録・誤消去を、脱輪が起きたときに光スポット
が移ったグルーブ部あるいはランド部の範囲内に抑える
ことができる。例えば図2に示した例を挙げて説明すれ
ば、万が一光スポットの軌跡が、軌跡209−1や20
9−2のように前のPID部204を走査した後、次の
PID部を走査する前に別のトラックに移動し、記録・
消去動作を続行したとしても、次のPID部204のピ
ット206からPID部の位置情報を読み取ることで別
のトラックに移動していることが分かる。従って、ピッ
ト206より後に走査されるグルーブ部201及びラン
ド部202に対して情報の記録・消去動作を続行するこ
とがなくなり、脱輪による誤記録・誤消去を、脱輪が起
きたときに光スポットが移ったグルーブ部あるいはラン
ド部の範囲内に抑えることができることになる。
【0051】さらに図1の光学的情報記録再生装置の説
明を進める。PLL回路112は、ディスクに予め記録
されている同期情報(図2に示したディスク101で
は、ディスク101に形成されているウォブル)に応じ
て情報の記録・再生に必要な同期信号を生成する回路で
ある。図2には、ディスク101のグルーブ部201と
ランド部202との径方向の境界を直線で示している
が、ディスクの中にはこの境界を一定周期で揺動(ウォ
ブル)させているディスクもある。以後、ディスク10
1のこの境界がウォブルされているものとして説明す
る。
【0052】例えば光スポットが図2に示した軌跡20
8のように走査されている場合、すなわちトラッキング
制御による光スポットの軌跡の調整が可能な場合には、
TE信号401からウォブルの周期を読み取ることがで
き、このウォブルの周期に基づいて記録・再生に必要な
同期信号を生成することができる。
【0053】ウォブルの再生信号を2値化した信号と位
相同期した同期信号をPLL回路112によって生成
し、その同期信号に基づいて各記録、消去及び再生処理
を行う。このとき、PLL回路112では2値化信号と
同期信号の位相差を検出し、ディスク上の欠陥等でウォ
ブル信号が欠落した場合、またはトラッキング制御の変
動によりウォブル信号が生成できなくなった場合、PL
Lの動作を保護するため、位相差が規定の範囲を超えた
場合には、位相差検出の動作を止め、同期信号の出力周
波数を固定する。従って、脱輪が生じた場合でも元のト
ラックのウォブル信号の位相に同期した信号を生成する
ことができる。
【0054】また、ランドトラック及びグルーブトラッ
クは半径方向にそろった位置では、原理的にウォブル再
生信号の位相が半波長(180°)ずれている。従って
脱輪が発生した場合、PLL回路112により生成した
同期信号とウォブル信号の位相差を検出し、既定値以上
の位相差を検出した場合には記録または消去動作を停止
することにより、脱輪による隣接トラックの情報破壊を
確実にする防ぐことができる。
【0055】PID部直後のTE信号が変動している状
態でもウォブル信号は正常に検出可能なため、上述のコ
ンパレータ104あるいは110の動作を停止している
期間も確実に脱輪を検出することができる。
【0056】図8にあるように、脱輪が発生した場合に
隣接トラックに光スポットの軌跡が通過した後、再び当
該トラックにトラッキングが引き込んだ場合(同図
(A))、記録・消去動作が停止する。また、ディスク
内部に欠陥が生じた場合やディスク表面にゴミ等が付着
した場合(同図(B))ウォブル信号が検出されなくな
り、結果的に位相差が規定以上となり、記録・消去動作
が停止する。
【0057】この場合、次に再生したPIDの情報を再
生することにより、光スポットが目標のトラック上を走
査しているか否かを判断する。目標のトラック上である
ことを検出した場合、以降のセクタの記録・再生を再開
してもよい。
【0058】しかし、トラッキング制御ができなくなる
ほどに光スポットの軌跡が変動する場合には、TE信号
401から同期信号を生成することができなくなる。デ
ィスク101上に形成されているウォブルから同期信号
を生成できない場合には、PLL回路112は、ホール
ド信号を出力する。ホールド信号が出力されると、光学
的情報記録再生装置は、ウォブルから同期信号を生成で
きなくなる以前に生成した同期信号の周期と同じ周期で
情報の記録・再生の同期を取る。
【0059】図7には光スポットの軌跡とウォブル再生
信号及びPLL回路112のホールド信号を示してい
る。光スポットが軌跡208−1を走査した場合、ウォ
ブル再生信号701がTE信号401から抽出され、そ
れから2値化信号702が得られる。このとき、PLL
回路112の同期信号703と702の位相が比較さ
れ、ホールド信号704は出力されない。
【0060】軌跡209−1にあるように脱輪が発生し
た場合、半径方向にみてランドとグルーブトラックで
は、原理的にウォブル再生信号の位相が180°ずれて
いるため、再生信号705を2値化した706と同期信
号707を位相比較し、ホールド信号708が出力され
る。
【0061】このとき、ホールド信号により隣接トラッ
クに脱輪したことが検出可能となり、記録または消去動
作を確実に止めることができる。
【0062】本来、ホールド信号はディスク上の情報か
ら同期信号を生成できないことを示す信号であり、上述
のように利用されるのが一般的である。しかし、PLL
回路112からホールド信号が出力されるということ
は、例えば図2に示した軌跡209のように、トラッキ
ング制御による光スポットの軌跡の調整ができないほど
に光スポットの軌跡が変動することを意味する。そこ
で、本実施形態では、ホールド信号の出力の有無を判断
することで、光スポットの軌跡の脱輪を検出することと
する。
【0063】従って、本実施形態では、図1に示すとお
り、PLL回路112から出力されるホールド信号をO
R回路109に入力させる構成とする。OR回路109
は、ホールド信号の入力があった場合には、記録・消去
停止信号を出力して、光学的情報記録再生装置による情
報の記録・消去動作を停止する。
【0064】ホールド信号の出力の有無を判断する実施
形態によれば、脱輪現象の誤検出を低減し、別のトラッ
クに記録・消去動作を行う可能性を低減させる光学的情
報記録再生装置とすることができる。
【0065】以上、本発明を適用した光学的情報記録再
生装置のブロック図の一例として図1に示した構成につ
いて説明したが、本発明は図1の構成に限られることは
ない。
【0066】本発明の本質は、比較レベル以上のTE
信号の変化が期間継続したことを検出する構成を、それ
ぞれ比較レベル、期間の設定が異なる構成として2系統
設け、1系統でも検出した場合にディスクへの記録・消
去動作を停止する光学的情報記録再生装置とすること、
PIDレジスタから出力される再生するであろうPI
D部の位置情報とPID復調器にて読み取られたPID
部の位置情報とを比較器で比較して一致しない場合にデ
ィスクへの記録・消去動作を停止する光学的情報記録再
生装置とすること、PLL回路がホールド信号を出力
した場合にディスクへの記録・消去動作を停止する光学
的情報記録再生装置とすることにある。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、脱輪現象の誤検出を低
減し、誤って別のトラックに記録・消去動作を行う可能
性を低減させる光学的情報記録再生装置とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した光学的情報記録再生
装置のブロック図の一例である。
【図2】図2は、本発明を適用した光学的情報記録再生
装置により情報が記録・消去されるディスク101の一
例を示す部分拡大図である。
【図3】図3は、ディスク101の構造とTE信号40
1との関係を示す図である。
【図4】図4は、光スポットの軌跡の急激な変化、緩や
かな変化が起きた場合それぞれのコンパレータに入力さ
れるTE信号、コンパレータの出力信号(時間測定器へ
の入力信号)及び時間測定器の出力信号の関係を示す図
である。
【図5】図5は、グルーブ部201、ランド部202及
びPID部204とTE信号401との関係を示す図で
ある。
【図6】図6は、従来の脱輪現象を検出可能な光学的情
報記録再生装置のブロック図である。
【図7】図7は、通常時及び脱輪現象発生時の光スポッ
トの軌跡と、ウォブル検出信号及び位相差検出回路の出
力信号の関係を示す図である。
【図8】図8は、ディスク101に対する光スポットの
軌跡の様々な例を示した図である。
【符号の説明】
101…ディスク、102…スピンドル、103…光ヘ
ッド、104,110…コンパレータ、105,111
…時間測定器、106…PID復調器、107…PID
レジスタ、108…比較器、109…OR回路、112
…PLL回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 久貴 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内 Fターム(参考) 5D090 AA01 CC01 CC16 DD03 DD05 EE15 FF02 HH02 JJ03 5D118 AA27 AA28 BA01 BC08 BF03 BF04 CC12 CD03 CD06 CD20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクのトラック中心に対する光スポッ
    トの径方向位置の変動量を制御しながら該ディスクに情
    報の記録・消去を行う光学的情報記録再生装置におい
    て、 前記変動量が第1の変動量以上変動している場合でかつ
    第1の変動量以上変動している時間が第1の期間以上で
    ある場合には情報の記録・消去動作を停止する第1の手
    段と、 前記変動量が第2の変動量以上変動している場合でかつ
    第2の変動量以上変動している変動時間が第2の期間以
    上である場合には情報の記録・消去動作を停止する第2
    の手段とを備えていることを特徴とする光学的情報記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】トラッキングエラー信号に基づいて光スポ
    ットの形成位置を制御しながら情報記録媒体に情報の記
    録・消去を行う光学的情報記録再生装置において、 前記トラッキングエラー信号の電圧が第1の比較レベル
    以上となっている場合でかつ第1の比較レベル以上であ
    る時間が第1の期間以上である場合には情報の記録・消
    去動作を停止する第1の手段と、 前記トラッキングエラー信号の電圧が第2の比較レベル
    以上となっている場合でかつ第2の比較レベル以上であ
    る時間が第2の期間以上である場合には情報の記録・消
    去動作を停止する第2の手段とを備えていることを特徴
    とする光学的情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記第1の比較レベルを前記第2の比較レ
    ベルより低く設定し、前記第1の期間を前記第2の期間
    より長く設定することを特徴とする請求項1または2記
    載の光学的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】情報記録媒体に照射した光の反射光から読
    み取れる同期情報に基づいて同期信号を生成する同期信
    号生成手段を備え、該同期信号に基づいて情報の記録・
    再生を行う光学的情報記録再生装置において、 前記同期信号生成手段が前記同期情報に基づいて前記同
    期信号を生成できない場合には情報の記録・消去動作を
    停止することを特徴とする光学的情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記同期情報と、前記同期信号生成手段が
    生成した同期信号との位相差が所定の範囲を超えた場合
    には記録・消去動作を停止することを特徴とする請求項
    4記載の光学的情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記反射光からトラッキングエラー信号を
    生成し、該トラッキングエラー信号から前記同期情報を
    読み取ることを特徴とする請求項4または5記載の光学
    的情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】ディスクのトラック中心に対する光スポッ
    トの径方向位置の変動量を制御しながら該ディスクに情
    報の記録・消去を行う光学的情報記録再生装置におい
    て、 前記変動量が第1の変動量以上変動している場合でかつ
    第1の変動量以上変動している時間が第1の期間以上で
    ある場合には情報の記録・消去動作を停止する第1の手
    段と、 前記変動量が第2の変動量以上変動している場合でかつ
    第2の変動量以上変動している変動時間が第2の期間以
    上である場合には情報の記録・消去動作を停止する第2
    の手段と、 前記ディスクに照射した光の反射光から読み取れる同期
    情報に基づいて同期信号を生成する同期信号生成手段が
    前記同期情報に基づいて前記同期信号を生成できない場
    合には情報の記録・消去動作を停止する第3の手段とを
    備えていることを特徴とする光学的情報記録再生装置。
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