JP3042069B2 - 記録媒体 - Google Patents

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JP3042069B2
JP3042069B2 JP3231990A JP23199091A JP3042069B2 JP 3042069 B2 JP3042069 B2 JP 3042069B2 JP 3231990 A JP3231990 A JP 3231990A JP 23199091 A JP23199091 A JP 23199091A JP 3042069 B2 JP3042069 B2 JP 3042069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルデータが記録
される光磁気ディスクに適用して好適な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにレーザビームを照射して、
その戻り光の強弱,相変化等から光ディスクに記録され
ているデータを読出す光ディスク装置は、光ディスクへ
の高密度記録を行うと、光ディスクの各トラックに記録
されるデータのビットレート(最小ビットの空間周波
数)が高くなり、再生系のデータ検出回路における再生
マージン、即ち位相マージン(検出ウインドマージン)
が狭くなる。
【0003】特に、記録・再生時の回転数が一定とされ
るCAV(角速度一定制御)のディスクでは、図6に示
すようにディスクDの外周側のトラックTout より内周
側のトラックTinに記録されているデータのビットレー
トがそのディスクの半径r1 ,r2 に対応して高くな
り、ディスクの内周側ほど再生データの符号間干渉が大
きくなる。
【0004】そのため、図7のA,B,Cに示すよう
に、外周側のトラックから内周側のトラックに移動する
に従って、再生RF信号のアイパターンが狭くなり、こ
のアイパターンから検出されるデータの誤り率が低下す
る傾向にある。
【0005】図8は、回転角が一定とされている光ディ
スクに、比較的高密度記録が可能なNRZ系列(Non
Return to Zero)のデータをディスク
の記録面に同一のクロックレートによって記録し、その
再生RF信号を2値検出回路でデジタル化してデータを
検出するときの位相マージン(検出窓マージン)の傾向
を実線Aで示したもので、横軸は記録密度を最小ビット
min のピット長λ(μm)で示したものであり、縦軸
はアイパターンの中心をスレッショルドレベルとしてR
F信号から2値データを検出する際のクロックの位相マ
ージンの変化を示す。なお、ここでの位相マージンと
は、データの位相ずれに対する余裕を示し、例えば位相
マージン0.4は、0.4ビット分再生データの位相が
ずれても正確にデータ検出(この例ではデータ誤り率1
×10-5以下の状態)ができることを示す。
【0006】この図から判るように、データの最小ビッ
ト間隔が約1μmとなる外周側のトラックにおいてはそ
の再生RF信号のアイパターンは図7のAとなり、検出
のための位相マージンは約0.8となりかなり余裕があ
るが、光ディスクの内周側において、最小ビット間隔が
0.5μmに近づくと、その再生RF信号のアイパター
ンは図7のCに示すようになり、検出のための位相マー
ジンが0.5以下に急激に低下する。なお、位相マージ
ンは、再生時のデータのエラーレート(誤り率)が所定
値以下となるための検出窓の位相の許容範囲を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述したよう
な角速度一定の回転でディスクからの再生データを検出
する検出回路は、データ誤り率が例えば1×10-5以下
となるように信号再生を行うためには、ディスクの内周
側の位相マージンが極めて厳しくなり、光ディスクの品
質管理,再生回路のコストアップ等を招くことになる。
【0008】また、内周側の記録密度によって光ディス
ク全体の記録容量が限定されるため、1枚の光ディスク
に記録されるデータ容量が内周側の記録面密度によって
制限されることになり、あまり高くすることはできなか
った。
【0009】この問題点を解決するために、本出願人は
先に特願平2−320764号において、2値検出によ
り再生データを検出する回路と、パーシャルレスポンス
による符号間干渉を利用した3値検出により再生データ
を検出する回路とを、ディスクの外周側と内周側とで切
換えて再生する再生方式を提案した。この再生方式によ
ると、比較的記録密度の低い外周側トラックは、2値検
出により再生データが検出され、比較的記録密度の高い
内周側トラックは、3値検出により再生データが検出さ
れ、高密度記録をした場合においても、外周から内周ま
で良好に再生データの検出ができるようになる。即ち、
図8にパーシャルレスポンスによる3値検出を行った場
合の位相マージンの変化を破線Bで示すと、或るビット
間隔以下では、通常の2値検出よりも位相マージンが確
保され、記録密度の高い内周側トラックではパーシャル
レスポンスによる3値検出の方が位相マージンが確保さ
れる。従って、2値検出と3値検出とを切換えること
で、良好な位相マージンのデータ検出が可能になる。
【0010】ところが、このように2種類の再生方法に
対応できる再生装置は、構成が複雑になる不都合があっ
た。即ち、2値検出により再生データを検出する回路
と、パーシャルレスポンスによる3値検出により再生デ
ータを検出する回路との、双方のデータ検出回路を用意
する必要があり、再生装置の回路規模が大きくなってし
まう。
【0011】本発明はかかる点に鑑み、高密度記録が行
われたデータの再生が簡単な構成でできるこの種の記録
媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、半径方向に所定数のゾーンA,B‥‥に分
割し、少なくとも各ゾーン内で一定速度で回転させて再
生させると共に、各ゾーン毎に異なるクロックレートの
デジタルデータを記録するディスク状の記録媒体におい
て、再生信号を2つの異なるスレッショルドレベルと比
較して、2系列のデジタルデータを検出し、この2系列
のデジタルデータから再生データを検出する3値検出を
行う場合の再生マージンが所定値以下になる箇所の近傍
を、各ゾーンの境界部に設定したものである。
【0013】
【作用】本発明によると、各ゾーンの境界部を、3値検
出によるデータ検出での再生状態が所定値以下になる箇
所の近傍に設定したことで、全てのゾーン内でのデータ
記録状態を、3値検出によるデータ検出だけで良好に再
生できるように設定でき、高密度記録されたデータが単
一の再生方法により良好に再生できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図5を参
照して説明する。
【0015】まず、本例のディスクの構成について説明
する。本例においては、光磁気効果によりデータの記録
・再生が行われる光磁気ディスクに適用したもので、こ
の光磁気ディスクをゾーニング記録するようにしたもの
である。
【0016】即ち、図1に示すように、1枚の光磁気デ
ィスクに同心円状に複数のトラックを形成させ、この複
数トラックをゾーンAとゾーンBとに2分割する。この
場合、ゾーンAが中心寄りである。また、各ゾーンの範
囲は、後述するデータの検出状態に基づいて設定する。
ここでは、この設定により、例えば光磁気ディスクの大
きさを半径32mmとしたとき、ゾーンAの範囲を半径
16mmから22mmまでとし、ゾーンBの範囲を半径
22mmから30mmまでとする。そして、各ゾーンで
は一定の回転速度によりデータの記録・再生(即ちCA
V制御による記録・再生)を行い、本例ではゾーン毎に
記録データのクロックレートを変えて記録密度を変える
ゾーニング記録を行う。
【0017】そして、各ゾーンA,B内に配された環状
の各トラックは、1トラックが所定セグメント(1トラ
ックのセグメント数は全てのゾーンで同じ)に分割さ
れ、数十セグメントを1単位としてセクタが構成され
る。即ち、1トラックに数十セクタが配され、さらに各
1単位のセクタに数十セグメントが配される。そして、
データの記録を行うときには、このセクタを単位として
行われる。
【0018】そして、それぞれの1単位のセグメント
は、サーボエリアとデータエリアとで構成される。各セ
グメントのサーボエリアは、予めディスク上にピットで
データが記録されたいわゆるプリピットとされ、記録・
再生時にこのプリピットのデータによりトラッキングの
ためのサンプルサーボ制御が行われる。また、トラック
アドレス及びセクタアドレスがこのプリピットによるデ
ータで記録され、サーチ時に使用される。そして、サー
ボエリアに続いたデータエリアに、所定バイトのデータ
が光磁気効果で記録される。この場合、各セグメントの
データエリアの記録容量は、ゾーン毎に異なる。このゾ
ーン毎の記録容量の違いは、各ゾーンでの記録クロック
レートの違いに起因するものである。即ち、ゾーニング
記録により、各ゾーンの最内周トラックの線記録密度を
ほぼ同じに設定してあり、このような設定で各セグメン
トのデータエリアの記録容量がゾーン毎に変化する。
【0019】なお、各ゾーンのデータエリアに記録され
るデータの変調方式は、高密度記録に適しているNRZ
(Non Return to Zero)をプリエン
コードしたNRZI(NRZ Inverted)とし
てある。
【0020】ここで、このようにしてゾーンA,Bに2
分割される場合の、両ゾーンの境界部の設定について説
明すると、各ゾーンの最内周トラックのデータ記録密度
は上述したようにほぼ等しくする。このとき、各ゾーン
の最内周トラックのデータ記録密度は、記録データをパ
ーシャルレスポンス・クラス1の3値検出により検出し
たとき、一定の位相マージンとなるようにしてある。即
ち、パーシャルレスポンス(PR)の3値検出でデータ
再生を行った場合、既に説明した図8に曲線Bで示すよ
うに、位相マージンは或る値を中心としてその前後で減
少する山なりの特性となる。ここで本例においては、こ
の3値検出での位相マージンが一定以上となるようにし
たもので、図2に示すように、ゾーンAの最内周トラッ
クの位相マージンと、ゾーンAの最外周トラックの位相
マージンとが等しくなるようにすると共に、ゾーンBの
最内周トラックの位相マージンもこれらの位相マージン
と等しくする。従って、各ゾーンの最内周トラックと最
外周トラックとの位相マージンが最も悪くなり、各ゾー
ンのほぼ中間部のトラックが最も位相マージンのある状
態になる。そして、この最も位相マージンが悪い状態の
値を、正常なデータ再生ができる程度(図2に破線で示
す基準レベル:位相マージン0.4を若干越える値)に
する。但し、パーシャルレスポンス・クラス1の3値検
出によるデータ検出の場合には、位相マージンの変化が
わずかであり、実際にはトラックの違いによる位相マー
ジンの変化量は少ない。なお、図示はしないが、各ゾー
ン内の各トラックの記録データを、通常の2値検出でデ
ータ再生したときには、基準レベル以下の位相マージン
となる。言い換えると、各ゾーンでのデータ記録状態
は、通常の2値検出でデータ再生が適正に出来ない程度
の高密度記録である。
【0021】なお、ここで説明した位相マージンは、再
生データの誤り率(エラーレート)に対応して変化し、
位相マージンの変化とエラーレートの変化とは一定の比
例関係にある。従って、再生データのエラーレートが一
定以下になるように、各ゾーンの構成を決めたことと同
じになる。
【0022】次に、このように構成される光磁気ディス
クを使用して、データの再生を行う本例の再生装置の構
成を図3を参照して説明する。
【0023】図3において、1は回転角が一定となるよ
うにスピンドルモータ2によって駆動されている光磁気
ディスク、3はレーザ発光出力を光磁気ディスク1に照
射するレーザ発光源とこのレーザ光の反射光から記録デ
ータを読み出すための光学系素子を備えている光学ヘッ
ドである。なお、ここでの光磁気ディスク1は、上述し
た図1に示すように、ゾーンA,Bに2分割されてゾー
ニング記録が行われるようにしたものである。
【0024】そして、光学ヘッド3より再生されたRF
信号は、RF信号増幅器4を介して出力された後、イコ
ライザ5に供給されて波形整形が行われる。
【0025】そして、イコライザ5が出力する再生RF
信号は後述するデータ検出回路10に供給されて、2値
のデジタルデータが再生されることになるが、その一部
はクロック検出回路7に供給され、記録データ列のクロ
ック信号を検出すると共に、検出されたクロック信号が
スピンドルサーボ回路8に供給され、スピンドルモータ
2の回転制御を行う。
【0026】この場合、本例においては光磁気ディスク
1として上述したゾーニング記録が行われるようにした
ものであるので、各ゾーンで異なる周波数のクロックを
形成させるようにしてある。即ち、各ゾーンのデータエ
リアへの記録クロックレートが異なるので、この各ゾー
ンの記録クロックレートに対応したクロックを生成させ
る。このクロック検出回路7でのクロックの生成は、サ
ーボエリアの検出データをPLL回路(フェーズ・ロッ
クド・ループ回路)で所定倍の周波数信号にすることで
行われる。
【0027】ここで、再び図3を参照した再生系回路の
説明に戻ると、光学ヘッド3に対するトラッキング制
御、フォーカス制御も上述したクロックピットと共に形
成されているサンプルサーボピットを検出して、トラッ
キングエラー信号及びフォーカスエラー信号を形成する
サーボ回路6の出力信号によって行う。
【0028】そして、ディスク1のトラックから再生さ
れたRF信号よりデータを抜きとる検出回路として、再
生RF信号を異なる2つのスレッショルドレベルと比較
して2値化した2つのデジタル信号より抜きとった2系
列のパルス列から検出データを形成するパーシャルレス
ポンス3値検出回路10(以下PR3値検出回路とい
う)を備えている。そして、このPR3値検出回路10
で検出した検出データを端子9を介してエラー訂正回路
等の後段の回路(図示せず)に供給する。
【0029】ここで、PR3値検出回路10の具体的な
構成を、図4に示す。
【0030】図4において11,12はそれぞれ第1の
スレッショルド信号EthAと第2のスレッショルド信号
thBを比較値とするコンパレータ、13はノア回路、
14,15,16はD−フリップフロップ回路を示して
いる。
【0031】このPR3値検出回路10の動作を、図5
の波形図に基づいて説明すると、NRZI符号で記録さ
れているデータは、ディスクの内周側ではMTF(Mo
dulation Transfer Functio
n)の低下によって単独のパルス再生波形RF(in)のピ
ーク値が図に示すように低下すると共に、再生RF信号
のすそのが拡がってくる。従って、“1”が連続する部
分のピークレベルP2 は高くなるが、連続した“1”の
中に含まれている“0”データは単独の“1”データの
すそのまで低下しないことになる。
【0032】このような再生RF信号は、図7のCに示
すように中央のアイパターンが縮まったことになる。
【0033】本例のPR3値検出回路10ではこのよう
な再生RF信号RF(out) が、第1のスレッショルド信
号EthAと、第2のスレッショルド信号EthBを比較電
圧としている2つのコンパレータ11及び12に供給さ
れ、この比較電圧によってスライスされることによって
2系列のパルスPA とPB を出力する。
【0034】さらに、2つのパルス列PA ,PB から、
ノア回路33によって論理和をとることによって、合成
パルス列PA+B が得られる。
【0035】この合成パルス列PA+B は、クロック信号
CLKの位相を90°ずらした反転クロックCLKIが
供給されているD−フリップフロップ14において抜き
とられ、データD1 とされる。さらに、このデータD1
はD−フリップフロップ15において、1ビット分遅延
されたデータD2 とされ、再びクロックCLKによって
抜き出されることによって検出データDout が得られ
る。
【0036】このPR3値検出回路10は上述したよう
に2つのスレッショルドレベルEthAと、EthBを設定
することによって符号間干渉が生じている再生RF信号
をスライスしているため、単一のスレッショルドレベル
による通常の2値検出で抜きとることが困難になるアイ
パターンを検出することが容易となり、その位相マージ
ンもスレッショルドレベル(EthA,EthB)を適当な
位置に定めることによって広くすることができる。
【0037】ここで本例においては、上述したように光
磁気ディスク1の各ゾーンの境界部に隣接したトラック
を、3値検出でデータ再生したときの位相マージンが、
一定の基準レベルとなるように設定したために、各ゾー
ン共にパーシャルレスポンスの3値検出でデータ検出す
ることで、充分な位相マージンが確保され、良好なデー
タ検出が行える。このため、パーシャルレスポンスの3
値検出だけで良好なデータ検出が可能になり、再生装置
が2値検出回路を備える必要がなくなる。この場合、3
値検出でデータ検出した場合に良好な位相マージンが確
保できる程度の記録密度は、通常の2値でデータ検出し
た場合に良好な位相マージンが確保できる記録密度より
も高いので、各ゾーンのデータ記録密度を高くすること
ができ、高密度記録が可能になる。
【0038】なお、上述実施例で説明したPR3値検出
回路はパーシャルレスポンスクラス1、又はデュオバイ
ナリ検出回路とも呼ばれるが、上述実施例に限定される
ことなく、符号間干渉を利用した3値検出を行うもので
あれば他のパーシャルレスポンスなどを利用した検出回
路で構成することもできる。
【0039】また、上述実施例においては、2ゾーンに
分割したゾーニング記録としたが、2ゾーン以上に分割
するゾーニング記録にも適用できる。
【0040】また、各ゾーンの境界部の半径の具体的な
数値についても、上述実施例では一例を示したまでであ
り、記録密度などの実際のデータ記録状態により変化す
るものであり、上述したように3値検出の場合の位相マ
ージンを求めることで、具体的な各ゾーンの境界部の数
値が定まる。この場合、各ゾーンの境界部を基準レベル
となる位置から若干ずらしても、実際の再生にはほとん
ど差し支えがなく、問題はない。
【0041】さらに、上述実施例では位相マージンを求
めて、各ゾーンの境界部を設定するようにしたが、他の
再生条件(再生マージン)より境界部を設定するように
しても良い。例えば、再生データのエラーレートが一定
の基準レベルを越える箇所を、各ゾーンの境界部とする
ようにしても良い。
【0042】さらにまた、本発明が適用される記録媒体
は光ディスクや光磁気ディスクに限らず、相対的に線速
度が変化する各種回転記録媒体に適用することができ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、各ゾーンの境界部を、
3値検出によるデータ検出での再生状態が所定値以下に
なる箇所の近傍に設定したことで、全てのゾーンの記録
データを、3値検出によるデータ検出だけで良好に再生
できる。このため、本発明の記録媒体を再生する再生装
置は、高密度記録された記録媒体を再生するものである
のに、3値検出によるデータ検出だけを行うようにすれ
ば良く、構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるゾーニング記録状態を
示す構成図である。
【図2】一実施例によるデータ検出状態を示す特性図で
ある。
【図3】一実施例の記録媒体の再生装置を示す構成図で
ある。
【図4】図3に示す再生装置の要部を示す構成図であ
る。
【図5】一実施例による3値検出状態を示すタイミング
図である。
【図6】光ディスクのトラック形成状態を示す構成図で
ある。
【図7】再生信号のアイパターンを示す説明図である。
【図8】検出状態による位相マージンの変化を示す特性
図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 3 光学ヘッド 7 クロック検出回路 10 パーシャルレスポンス3値検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−189769(JP,A) 特開 平3−19172(JP,A) 特開 昭59−178628(JP,A) 特開 平5−54386(JP,A) 特開 平4−192161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 11/10 586 G11B 20/10 321

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に所定数のゾーンに分割し、少
    なくとも各ゾーン内で一定速度で回転させて再生させる
    と共に、各ゾーン毎に異なるクロックレートのデジタル
    データを記録するディスク状の記録媒体において、 再生信号を2つの異なるスレッショルドレベルと比較し
    て、2系列のデジタルデータを検出し、該2系列のデジ
    タルデータから再生データを検出する3値検出を行う場
    合の再生マージンが所定値以下になる箇所の近傍を、上
    記各ゾーンの境界部に設定した記録媒体。
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