JP2000249173A - 車両用ディスクブレーキのハンガーピン抜け止め構造 - Google Patents

車両用ディスクブレーキのハンガーピン抜け止め構造

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JP2000249173A
JP2000249173A JP11052954A JP5295499A JP2000249173A JP 2000249173 A JP2000249173 A JP 2000249173A JP 11052954 A JP11052954 A JP 11052954A JP 5295499 A JP5295499 A JP 5295499A JP 2000249173 A JP2000249173 A JP 2000249173A
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Taketoku Tsuchiya
竹徳 土屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ディスクブレーキにおいて、摩擦パッ
ドを吊り下げするハンガーピンをクリップで抜け止めす
る場合に、クリップに外力が作用した場合にもクリップ
が妄りに脱落しないようにする。クリップを固定するた
めの特別な加工や精度を不要とする。 【解決手段】 クリップ22に、係合軸22aと湾曲部
22bと連結部22cとを設ける。第2隆条部3eの反
ディスクロータ側で、ハンガーピン20の係合孔20d
に係合軸22aを差し込む。第2隆条部3eのディスク
ロータ側で、湾曲部22bを係合孔20dの係合軸差し
込み側からハンガーピン20の軸部20a外周を一側部
側へ回り込ませ、係合孔20dの係合軸差し込み側とは
反対側で係合孔20dの中心軸O1と交差させる。湾曲
部22bを、さらにハンガーピン20の軸部20a外周
を他側部側へ延出させて、ハンガーピン20の軸部20
aを包む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や自動二輪
車等の車両に用いられるディスクブレーキに係り、詳し
くは、一対の摩擦パッドをハンガーピンで吊り下げる形
式であって、このハンガーピンをクリップを用いて抜け
止めする構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクロータと摺接する摩擦パッドを
ハンガーピンで吊り下げる形式のディスクブレーキとし
て、例えば、特開平9−119457号公報や実開平4
−127436号公報に示されるものがある。
【0003】これらのディスクブレーキは、いずれも、
ディスクロータの両側部に配設されるキャリパボディの
第1パッド押動部と第2パッド押動部に、ディスクロー
タの外周縁よりもディスク半径方向外側へ相対向して突
出する第1隆条部と第2隆条部を設け、該第1隆条部と
第2隆条部に貫通形成されたディスク軸方向の第1ピン
挿通孔と第2ピン挿通孔に、ハンガーピンの先端側と基
端側とをそれぞれ挿通して、前記第1パッド押動部と第
2パッド押動部とにディスクロータの外側を跨いで架設
されるハンガーピンにて、ディスクロータを挟んで配設
される一対の摩擦パッドをディスク軸方向へ移動可能に
吊持している。
【0004】さらに、前者のディスクブレーキでは、第
2隆条部の反ディスクロータ側へ突出するハンガーピン
の先端側に、小径の係合孔を半径方向に貫通形成して、
該係合孔に割ピンの一方の軸部を挿通し、該割ピンの他
方の軸部に湾曲部を設けて、該湾曲部をハンガーピンに
包持させることにより、基端の大径頭部を第1隆条部の
反ディスクロータ側面に当接させたハンガーピンを抜け
止めしている。
【0005】また後者のディスクブレーキは、線材の中
間部にハンガーピンよりも小径のループ部を形成し、該
線材の両端部を一側方へ平行に折曲して、前記ループ部
を拡縮するつまみ部を形成し、該つまみ部の先端部に鈎
形の湾曲部を設けてクリップを形成し、前記第2パッド
押動部の第2隆条部の反ディスクロータ側へ突出するハ
ンガーピンの先端側に周溝を形成すると共に、第2隆条
部にディスクロータ側へ開口する係合孔を第2ピン挿通
孔と平行に穿設して、該係合孔にクリップの湾曲部を係
止することにより、クリップのループ部を係合孔の反デ
ィスクロータ側の開口部に臨ませて配置し、該ループ部
に前記ハンガーピンを挿通して、該ハンガーピンの周溝
にループ部を係合することにより、基端の大径頭部を第
1隆条部の反ディスクロータ側面に当接させたハンガー
ピンを抜け止めしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンガ
ーピンを割ピンで抜け止めする前者のものでは、縁石や
飛石等の外力が割ピンに差し込み方向とは逆に作用した
場合に、割ピンがハンガーピンから抜け落ちてしまう虞
があり、またクリップを用いた後者のものでは、ハンガ
ーピンの周溝とクリップのループ部との寸法設定に精度
を必要とするほか、キャリパボディに係合孔を加工しな
ければならない。
【0007】そこで本発明は、ハンガーピンの抜け止め
にクリップを用いながらも、クリップに外力が作用した
場合にも妄りに脱落することがなく、またクリップを固
定するための特別な加工や精度を要することのない車両
用ディスクブレーキのハンガーピン抜け止め構造を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的に
従って、ディスクロータの両側部に配設されるキャリパ
ボディの第1パッド押動部と第2パッド押動部に、ディ
スクロータの外周縁よりもディスク半径方向外側へ相対
向して突出する第1隆条部と第2隆条部を設け、該第1
隆条部と第2隆条部に穿設されたディスク軸方向の第1
ピン挿通孔と第2ピン挿通孔にハンガーピンの一端側と
他端側とをそれぞれ挿通して、前記第1パッド押動部と
第2パッド押動部とに前記ディスクロータの外側を跨い
でハンガーピンを架設し、該ハンガーピンにてディスク
ロータを挟んで配設される一対の摩擦パッドをディスク
軸方向へ移動可能に吊持すると共に、前記第2ピン挿通
孔を、第2隆条部のディスクロータ側と反ディスクロー
タ側とに開口する貫通孔とし、該第2隆条部のディスク
ロータ側と反ディスクロータ側へ突出する前記ハンガー
ピンの他端側に半径方向の係合孔を穿設して、該係合孔
にクリップを係着して抜け止めされる車両用ディスクブ
レーキのハンガーピン抜け止め構造において、前記クリ
ップに、前記第2隆条部のディスクロータ側と反ディス
クロータ側のいずれか一方で前記ハンガーピンの係合孔
に差し込まれる係合軸と、前記第2隆条部の他方で、前
記係合孔の係合軸差し込み側から前記ハンガーピンの軸
部外周を一側部側へ回り込んで、前記係合孔の係合軸差
し込み側とは反対側で係合孔の中心軸と交差し、さらに
ハンガーピンの軸部外周を他側部側へ延びてハンガーピ
ンの軸部を包む湾曲部と、該湾曲部及び前記係合軸を前
記第2隆条部を跨いでつなぐ連結部とを設けて、該クリ
ップにて前記ハンガーピンを抜け止めすることを特徴と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態例を図面に基
づいて説明する。
【0010】図中、図1〜図5は本発明の第1形態例を
示し、図1は図2のI−I断面矢視図、図2はディスク
ブレーキの平面図、図3は図1のIII−III断面
図、図4は図1の要部拡大図、図5はハンガーピンとク
リップの分解斜視図である。また、図6は本発明の第2
形態例を示すディスクブレーキの要部断面図である。
【0011】図1〜図5の第1形態例に示すディスクブ
レーキ1は、図示しない車輪と矢印A方向へ一体に回転
するディスクロータ2と、該ディスクロータ2をブリッ
ジ部3cで跨いで配設されるモノコックのキャリパボデ
ィ3と、該キャリパボディ3の第1,第2パッド押動部
3a,3bの間にディスクロータ2を挟んで対向配置さ
れる一対の摩擦パッド4,4とからなっている。
【0012】キャリパボディ3は、ディスクロータ2の
両側部に配設される上述の第1パッド押動部3aと第2
パッド押動部3bに、大小4つのシリンダ孔5を対向し
て設け、該シリンダ孔5のそれぞれにコップ状のピスト
ン6を内挿して、これらピストン6の底壁とシリンダ孔
5との間に液圧室7を画成した4ポット対向型のキャリ
パボディで、第2パッド押動部3bのディスク半径方向
内側にボルト8,8を用いて連結されたキャリパブラケ
ット9を車体にねじ止めにて固設される。
【0013】4つの液圧室7は、キャリパボディ3内部
の液通孔10や、キャリパボディ3のディスク回出側で
ディスクロータ2を跨ぐU字状の液通管11によって連
通しており、運転者のブレーキ操作によって第1パッド
押動部3a側へ供給される圧液がこれらの液圧室7に入
って、各シリンダ孔5のピストン6をディスクロータ方
向へ押動し、さらに摩擦パッド4,4のライニング4
a,4aをディスクロータ2の両側面に摺接させて制動
作用を行う。
【0014】第1パッド押動部3aと第2パッド押動部
3bには、天井開口部12を挟んだディスク半径方向外
側に略台形の第1隆条部3dと第2隆条部3eとが相対
向して突設され、該第1,第2隆条部3d,3eに第
1,第2ピン挿通孔3f,3gがディスク軸方向の同一
軸線上に貫通して設けられている。ハンガーピン20
は、基端側及び先端側を上述の第1,第2ピン挿通孔3
f,3gに挿通して、第1,第2パッド押動部3a,3
bに掛け渡され、さらに摩擦パッド4,4が、ハンガー
ピン20の軸部20aを裏板4b,4bの上部に挿通し
て、ディスク軸方向へ移動可能に吊持されると共に、ハ
ンガーピン20との間に縮設されたパッドスプリング2
1にてディスク半径方向内側へ弾発されている。
【0015】前記ハンガーピン20は、軸部20aの基
端に大径の頭部20bとつまみ片20cとが設けられ、
同じく軸部20aの先端に小径の係合孔20dが半径方
向に貫通形成されており、キャリパボディ3への取り付
けは、軸部20aを第1パッド押動部3aの第1ピン挿
通孔3fに反ディスクロータ側より差し込んで、該第1
ピン挿通孔3fから突出する軸部20aの先端側を第2
パッド押動部3bの第2ピン挿通孔3gへ差し込み、頭
部20bを第1隆条部3dの反ディスクロータ側面に当
接させて、軸部20aの係合孔20dを第2パッド押動
部3bの反ディスクロータ側へ突出させると共に、該軸
部20aの先端側にクリップ22を係着して抜け止めさ
れる。
【0016】上記クリップ22は、直線状の係合軸22
aと、該係合軸22aの一側方に離間して位置する湾曲
部22bと、該湾曲部22b並びに差し込み部22aを
つなぐ連結部22cと、湾曲部22bの先端で外側へ反
り返るつまみ部22dとを、ピアノ線等の弾性のある線
材で形成している。湾曲部22bは、ハンガーピン20
の軸部20aと同径の円弧状に形成され、また連結部2
2cに、第2隆条部3eのディスク軸方向の厚みよりも
長いコ字状に形成されると共に、連結部22cの係合軸
22a側端と湾曲部22b側端とはやや傾斜していて、
クリップ22を係合軸22aまたは湾曲部22b側から
見た場合に、円弧状の湾曲部22bが係合軸22aの先
端側を包むように位置している(図4参照)。
【0017】このように形成されるクリップ22は、ハ
ンガーピン20を上述のようにして第1,第2ピン挿通
孔3f,3gへ差し込んだのち、第2隆条部3eの反デ
ィスクロータ側へ突出するハンガーピン20先端の係合
孔20dに、ディスク半径方向外側より係合軸22aを
差し込み、該係合軸22aにつづく連結部22cを第2
隆条部3eの外側をディスク軸方向へ跨がせて、該連結
部22cにつづく湾曲部22bを第2隆条部3eのディ
スクロータ側でハンガーピン20の軸部20aに包持さ
せることにより、クリップ22がハンガーピン20に係
合して該ハンガーピン20が抜け止めされる。
【0018】第2隆条部3eのディスクロータ側に位置
するクリップ22の湾曲部22bは、係合孔20dの係
合軸差し込み側(図2,図4の上側)からハンガーピン
20の軸部20aの外周を一側部側(図2,図4の右
側)へ回り込んで、係合孔20dの係合軸差し込み側と
は反対側(図2,図4の下側)で係合孔20dの中心軸
O1と交差し、さらに軸部20aの外周を他側部側(図
2,図4の左側)へ延びて軸部20aの略半周を包持し
ており、クリップ22は、この湾曲部22bと、第2隆
条部3eの反ディスクロータ側で係合孔20dに差し込
まれた係合軸22aとでハンガーピン20に係着され
る。
【0019】また、ハンガーピン20に吊持された摩擦
パッド4,4を、交換やメンテナンス等でキャリパボデ
ィ3から取り外す場合には、クリップ22のつまみ部2
2dをつまんで、連結部22cを支点に湾曲部22bを
軸部20aの一側部側へ回動させ(図4の想像線)、ハ
ンガーピン20の軸部20aとクリップ22の湾曲部2
2bとの係合を外したのち、クリップ22を係合軸22
aの差し込みとは反対側のディスク半径方向外側へ移動
させて、係合軸22aを係合孔20dから引き抜くこと
により、ハンガーピン20の引き抜きが可能となる。
【0020】本形態例は以上のように、クリップ22の
連結部22cを第2隆条部3eに跨がせて、係合軸22
aと湾曲部22bとをハンガーピン20の軸部20aと
係合させるだけで、ハンガーピン20を簡便且つ確実に
抜け止めすることができる。また、ハンガーピン20の
抜け止めにクリップ22を用いながらも、ハンガーピン
20とクリップ22との係合は、軸部20aに係合孔2
0dを穿設するだけで、キャリパボディ3には特別な加
工が不要であり、しかもハンガーピン20とクリップ2
2との係合に格別な精度を要しないので、生産性と経済
性に優れている。
【0021】さらに、ハンガーピン20からクリップ2
2を取り外す場合には、上述のように方向の異なる2つ
の操作が必要であるため、クリップ22に外力が作用す
ることがあってもクリップ22がハンガーピン20から
抜け落ちる虞がなく、従ってハンガーピン20が妄りに
脱落することがない。
【0022】ハンガーピン20に設けた大径の頭部20
bやつまみ片20cは、装着時の位置決めや抜き差しに
役立つが、本形態例のクリップ22は、係合軸22aと
湾曲部22bとが第2隆条部を挟んでハンガーピン20
の軸部20aと係合するので、頭部20bやつまみ片2
0cを省略した丸棒のハンガーピンでも、抜け止めや抜
き差しが可能である。
【0023】図6に示す第2形態例では、第1パッド押
動部3a側の第1ピン挿通孔3hを、ディスクロータ側
へのみ開口する有底孔とし、ハンガーピン30には、軸
部30aの基端側に係合孔30bとつまみ片30cとを
設けて、第2隆条部3e側から抜き差しするようになす
と共に、軸部30aの基端側にクリップ22を係着する
ようにしている。
【0024】本形態例では、ハンガーピン30の軸部3
0aの先端が第1ピン挿通孔3hの底壁に当接して、ハ
ンガーピン30の差し込み量を規制するので、第1形態
例のハンガーピンのような大径の頭部が不要となり、従
ってハンガーピン30は、丸棒につまみ片30cを簡単
に削るだけでよく、さらにこのつまみ片30cを省略す
れば、丸棒を殆どそのまま用いることができるので、製
作性と経済性が一層高まる。
【0025】尚、上述の形態例では、第2隆条部の反デ
ィスクロータ側にハンガーピンの係合孔とクリップの係
合軸を配置し、第2隆条部のディスクロータ側にクリッ
プの湾曲部を配置して説明したが、これらを逆に配置す
ることもできる。また、ハンガーピンの係合孔は有底孔
であっても差し支えない。
【0026】また、クリップの湾曲部は、係合孔の係合
軸差し込み側とは反対側で係合孔の中心軸と交差して、
その先端がハンガーピンの軸部外周と接触していれば外
れ止めが可能で、ハンガーピンの軸部外周との接触長さ
は必ずしも問題ではない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明のハンガーピン抜
け止め構造は、簡単な操作でハンガーピンの抜け止めを
確実に行うことができる。また、ハンガーピンの軸部に
係合孔を穿設するだけで、キャリパボディには特別な加
工が不要であり、しかもハンガーピンとクリップとの係
合に格別な精度を必要としないので、生産性と経済性に
優れている。さらに、ハンガーピンからクリップを外す
場合には、方向の異なる2つの操作が必要であるため、
クリップに飛石や縁石等の接触による外力が作用するこ
とがあっても、クリップがハンガーピンから抜け落ちる
虞がなく、従ってハンガーピンが妄りに脱落することが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1形態例を示す図2のI−I断面
矢視図
【図2】 本発明の第1形態例を示すディスクブレーキ
の平面図
【図3】 本発明の第1形態例を示す図1のIII−I
II断面図
【図4】 本発明の第1形態例を示す図1の要部拡大図
【図5】 本発明の第1形態例を示すハンガーピンとク
リップの分解斜視図
【図6】 本発明の第2形態例を示すディスクブレーキ
の要部断面図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ 2…ディスクロータ 3…キャリパボディ 3a…第1パッド押動部 3b…第2パッド押動部 3d…第1隆条部 3e…第2隆条部 3f…第1ピン挿通孔 3g…第2ピン挿通孔 3h…第1ピン挿通孔 4…摩擦パッド 4a…ライニング 4b…裏板 5…シリンダ孔 6…ピストン 7…液圧室 9…キャリパブラケット 20,30…ハンガーピン 20a,30a…軸部 20b…頭部 20c,30c…つまみ片 20d,30b…係合孔 22…クリップ 22a…係合軸 22b…湾曲部 22c…連結部 22d…つまみ部 O1…係合孔20dの中心軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータの両側部に配設されるキ
    ャリパボディの第1パッド押動部と第2パッド押動部
    に、ディスクロータの外周縁よりもディスク半径方向外
    側へ相対向して突出する第1隆条部と第2隆条部を設
    け、該第1隆条部と第2隆条部に穿設されたディスク軸
    方向の第1ピン挿通孔と第2ピン挿通孔にハンガーピン
    の一端側と他端側とをそれぞれ挿通して、前記第1パッ
    ド押動部と第2パッド押動部とに前記ディスクロータの
    外側を跨いでハンガーピンを架設し、該ハンガーピンに
    てディスクロータを挟んで配設される一対の摩擦パッド
    をディスク軸方向へ移動可能に吊持すると共に、前記第
    2ピン挿通孔を、第2隆条部のディスクロータ側と反デ
    ィスクロータ側とに開口する貫通孔とし、該第2隆条部
    のディスクロータ側と反ディスクロータ側へ突出する前
    記ハンガーピンの他端側に半径方向の係合孔を穿設し
    て、該係合孔にクリップを係着して抜け止めされる車両
    用ディスクブレーキのハンガーピン抜け止め構造におい
    て、前記クリップに、前記第2隆条部のディスクロータ
    側と反ディスクロータ側のいずれか一方で前記ハンガー
    ピンの係合孔に差し込まれる係合軸と、前記第2隆条部
    の他方で、前記係合孔の係合軸差し込み側から前記ハン
    ガーピンの軸部外周を一側部側へ回り込んで、前記係合
    孔の係合軸差し込み側とは反対側で係合孔の中心軸と交
    差し、さらにハンガーピンの軸部外周を他側部側へ延び
    てハンガーピンの軸部を包む湾曲部と、該湾曲部及び前
    記係合軸を前記第2隆条部を跨いでつなぐ連結部とを設
    けて、該クリップにて前記ハンガーピンを抜け止めする
    ことを特徴とする車両用ディスクブレーキのハンガーピ
    ン抜け止め構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1302209C (zh) * 2001-12-27 2007-02-28 株式会社日立制作所 盘式制动器
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