JP2000244447A - 直交周波数分割多重信号伝送方法、送信装置及び受信装置 - Google Patents

直交周波数分割多重信号伝送方法、送信装置及び受信装置

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JP2000244447A
JP2000244447A JP11045892A JP4589299A JP2000244447A JP 2000244447 A JP2000244447 A JP 2000244447A JP 11045892 A JP11045892 A JP 11045892A JP 4589299 A JP4589299 A JP 4589299A JP 2000244447 A JP2000244447 A JP 2000244447A
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JP11045892A
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Takumi Hayashiyama
工 林山
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信状況に応じて多数の符号化及び変調方式
が選択可能な直交周波数分割多重信号伝送方法では、ビ
タビ復号回路の回路規模が大きくなることを防止するた
め、パンクチャー符号化を使用すると、正確な復号デー
タが得られない。 【解決手段】 トレリス符号化回路52は、誤り訂正符
号化回路51内蔵のRAMからデータを間欠読み込み
し、その間欠データを単一の符号化レートで間欠符号化
して、パンクチャー符号化回路53に供給する。パンク
チャー符号化回路53は、レート指定信号に基づき、一
の符号化器を選択使用してパンクチャー符号化を行う。
受信側ではデパンクチャー変換回路から取り出された、
送信側のパンクチャー符号化する前の間欠データに対応
する間欠データをメモリに一時蓄積した後、データフレ
ーム毎に連続データにして読み出して、単一の符号化レ
ートのビタビ復号回路によりビタビ復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直交周波数分割多重
信号伝送方法、送信装置及び受信装置に係り、特に符号
化されたディジタル映像信号などの情報信号を限られた
周波数帯域の直交周波数分割多重信号(OFDM:Orth
ogonal Frequency Division Multiplex)として伝送す
る伝送方法、そのOFDM信号を送信する送信装置及び
OFDM信号を受信する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の直交周波数分割多重信号送
信装置の一例のブロック図を示す。この送信装置は、本
出願人が先に特開平9−153882号公報にて開示し
た送信装置の主要部分で、同図において、入力端子1の
入力ディジタルデータは、入力回路2に供給されて必要
に応じて誤り訂正符号の付与がクロック分周器3よりの
クロックに基づいて行われる。クロック分周器3は中間
周波数発振器5よりの中間周波数を分周して、この中間
周波数に同期したクロックを発生する。
【0003】入力回路2で誤り訂正符号が付加されたデ
ィジタルデータは、IFFT演算部4に供給される。こ
のIFFT演算部4は、入力回路2よりのディジタルデ
ータを逆高速フーリエ変換(IFFT)演算して同相信
号(I信号)及び直交信号(Q信号)を生成する。クロ
ック分周器3からのクロックに基づいて、IFFT演算
部4より連続的に読み出されたIFFT演算結果である
I信号とQ信号は、ディジタル直交変調器6に供給さ
れ、ここで中間周波数発振器5よりの中間周波数を第1
の搬送波とし、かつ、この中間周波数の位相を90度シ
フトした中間周波数を第2の搬送波として、直交振幅変
調(QAM)し、例えば257波(正負128組の搬送
波と中心搬送波一つ)の情報搬送波からなるOFDM信
号を生成する。
【0004】ディジタル直交変調器6より取り出された
OFDM信号は、D/A変換器7に供給され、ここでク
ロック分周器3からのクロックをサンプリングクロック
としてアナログ信号に変換された後、周波数変換器8に
より所定の送信周波数帯のRF信号に周波数変換された
後、送信部9で電力増幅等の送信処理を受けて、図示し
ないアンテナより放射される。
【0005】図5は従来の直交周波数分割多重信号受信
装置の一例のブロック図を示す。この受信装置は前記特
開平9−153882号公報に開示された受信装置の主
要部分で、同図において、空間伝送路を介して入力され
たOFDM信号は、受信部11により受信アンテナを介
して受信された後、高周波増幅され、さらに周波数変換
器12により中間周波数に周波数変換され、中間周波増
幅器13により増幅された後、キャリア抽出及び直交復
調器14に供給される。
【0006】キャリア抽出及び直交復調器14のキャリ
ア抽出回路部分は、入力OFDM信号の中心搬送波(キ
ャリア)を位相誤差少なくできるだけ正確に抽出する回
路である。キャリア抽出及び直交復調器14により抽出
された中心搬送波F0は、中間周波数発振器15に供給
され、ここで中心搬送波F0に位相同期した中間周波数
を発生させる。中間周波数発振器15の出力中間周波数
は、キャリア抽出及び直交復調器14の直交復調器部に
直接に供給される一方、90度シフタ16により位相が
90度シフトされてから上記直交復調器部に供給され
る。
【0007】これにより、キャリア抽出及び直交復調器
14の直交復調器部からは送信装置のD/A変換器7か
ら出力されたアナログ信号と同等のアナログ信号(周波
数分割多重信号)が復調されて取り出され、同期信号発
生回路17に供給される一方、低域フィルタ(LPF)
18によりOFDM信号情報として伝送された必要な周
波数帯域の信号が通過されてA/D変換器19に供給さ
れてディジタル信号に変換される。
【0008】同期信号発生回路17は、復調アナログ信
号が入力され、ガードインターバル期間を含む各シンボ
ル期間で連続信号として伝送されるパイロット信号に位
相同期するPLL回路によりサンプル同期信号を発生す
るサンプル同期信号発生回路部と、サンプル同期信号発
生回路部の一部より取り出した信号によりパイロット信
号の位相状態を調べ、シンボル期間を検出してシンボル
同期信号を発生するシンボル同期信号発生回路部と、こ
れらサンプル同期信号及びシンボル同期信号よりガード
インターバル期間除去のための区間信号などのシステム
クロックを発生するシステムクロック発生回路部とより
なる。
【0009】A/D変換器19より取り出されたディジ
タル信号は、FFT演算部20に供給される。FFT演
算部20は、同期信号発生回路17よりのシステムクロ
ックにより高速フーリエ変換(FFT)演算を行い、入
力信号の各周波数ごとの実数部信号(R信号)と虚数部
信号(I信号)を算出する。これにより得られた各周波
数ごとの各R信号及びI信号のレベルに基づき、ディジ
タル情報が復号される。この復号ディジタル情報信号
は、出力回路21により誤り訂正や並直列変換などの出
力処理が行われて出力端子22へ出力される。
【0010】また、本発明者は先に特願平9−3250
47号にて、受信状況に応じて多数の符号化及び変調方
式が選択可能な直交周波数分割多重信号伝送方法を提案
している。図6(A)、(B)は、この本発明者の提案
になる直交周波数分割多重信号伝送方法における、送信
側の入力回路の主要部分と、受信側の出力回路の主要部
分を示す。図6(A)に示す入力回路は、図4に示した
従来の直交周波数分割多重信号送信装置の入力回路2の
代わりに用いられ、図6(B)に示す出力回路は、図5
に示した従来の直交周波数分割多重信号受信装置の出力
回路21の代わりに用いられる。
【0011】入力回路の内部については、図4の入力回
路2ではそれぞれ単一の誤り訂正符号化回路及び変調マ
ッピング回路にて構成されているのに対して、図6
(A)に示す入力回路ではそれぞれ複数の誤り訂正符号
化レート、トレリス符号化レート及び変調マッピング方
式の中から、レート指定信号により各レートを指定され
た誤り訂正符号化回路、トレリス符号化回路及び変調マ
ッピング回路と、フレーム合成回路にて構成されている
点に特徴がある。
【0012】一方、出力回路については、図5の出力回
路21ではそれぞれ単一の復調デマッピング回路及び誤
り訂正回路にて構成されているのに対して、図6(B)
に示す出力回路ではそれぞれ複数の復調デマッピング方
式、ビタビ復号の復号レート及び誤り訂正方式の復号レ
ートの中から、レート指定信号により各レートを指定さ
れた復調デマッピング回路、ビタビ復号回路及び誤り訂
正回路と、フレームデコーダにて構成されている点に特
徴がある。
【0013】図6(A)において、誤り訂正符号化回路
31は、例えば2種類の符号化レートの符号化回路から
なり、受信装置から送信された上り変調データを受信復
調して得られたレート指定用制御信号(レート指定信
号)に基づき、どちらか1種類の符号レートの符号化回
路を選択使用して、ディジタルデータを誤り訂正符号
(例えばリード・ソロモン符号)化して、トレリス符号
化回路32に供給する。トレリス符号化回路32は、符
号化レートが例えば1/2、3/4、5/6及び7/8
の4種類の畳み込み符号化回路から構成されており、上
記のレート指定信号に基づき、いずれか1種類の畳み込
み符号化回路が選択使用される。畳み込み符号化された
ディジタルデータは、変調マッピング回路33に供給さ
れる。
【0014】変調マッピング回路33は、例えば4PS
K、16QAM、64QAM及び256QAMの4種類
の変調方式による変調マッピング回路から構成されてお
り、上記のレート指定信号に基づき、いずれか1種類の
変調マッピング回路が選択使用されて、変調マッピング
したディジタルデータを生成出力する。また、上記の誤
り訂正符号化回路31、トリレス符号化回路32及び変
調マッピング回路33は、レート指定信号により選択さ
れた誤り訂正符号化レート、トレリス符号化レート及び
変調マッピング方式の各レートを示すID信号も生成出
力する。
【0015】フレーム合成回路34は、変調マッピング
回路33より取り出された変調マッピングされたディジ
タルデータと、上記のID信号とを受け、これらの信号
をフレーム合成してR信号、I信号として出力する。こ
のR信号とI信号は図4のIFFT演算部4に入力され
てIFFT演算され、同相信号(I信号)と直交信号
(Q信号)に変換される。
【0016】一方、受信装置では、図5と共に説明した
ように、FFT演算によりR信号とI信号が得られ、こ
れらのR信号とI信号が、それぞれ図6(B)のフレー
ムデコーダ36に供給されてフレームデコードされ、デ
コードにより得られた変調マッピングされたディジタル
データは復調デマッピング回路37に供給され、デコー
ドされたID信号は復調デマッピング回路37、ビタビ
復号回路38及び誤り訂正回路39にそれぞれレート指
定信号として供給される。
【0017】復調デマッピング回路37は、変調マッピ
ング回路33の変調方式に対応して4PSK、16QA
M、64QAM及び256QAMの4種類の変調方式に
よる復調デマッピング回路から構成されており、上記の
ID信号に基づき変調マッピング回路33で選択された
変調方式と同じ変調方式の信号を復調するデマッピング
回路が選択されて、入力されたディジタルデータを復調
する。
【0018】ビタビ復号回路38は、トレリス符号化回
路32の4種類の符号化レートに対応して4種類の復号
レートのビタビ復号器から構成されており、上記のID
信号に基づき、トレリス符号化回路32で選択された符
号化レートに対応した復号レートのビタビ復号器により
復号したデータを誤り訂正回路39へ供給する。 誤り
訂正回路39は、誤り訂正符号化回路31の2種類の符
号化レートに対応して2種類の復号レートの誤り訂正回
路で構成されており、上記のID信号に基づき、誤り訂
正符号化回路31で選択された符号化レートに対応した
復号レートで誤り訂正して復号データを出力する。
【0019】この提案になる直交周波数分割多重信号伝
送方法によれば、受信状況から最もデータ量が多くなる
送信側の符号化レート、トレリス符号化レート及び変調
マッピング方式を送信側に指定するレート指定信号を生
成した後、変調して上り変調信号として空間伝送路へ送
信することにより、受信状況の判定結果に応じた最適な
直交周波数分割多重信号伝送ができ、受信状況が変化し
てもそれに応じた最も多くのデータを伝送しようとする
ものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記特願平
9−325047号記載の方式において、ビタビ復号回
路38は、符号化レート(トレリス符号化レート)が変
わったときに共通する回路部分が殆どないため、必要と
なる符号化レートの数だけビタビ復号器が必要となる
(従って、上記の例では、ビタビ復号回路38は、トレ
リス符号化回路32の4種類の符号化レートに対応して
4種類の復号レートのビタビ復号器から構成される)。
しかも、ビタビ復号器は変調装置・復調装置のなかでも
最も回路規模の大きな部分であるので、符号化レートを
変える度に専用の復号器が必要となると、全体の回路規
模が非常に大きくなってしまうという欠点があった。
【0021】この欠点を克服する方法の一つとして、ト
レリス符号化回路に畳み込み符号の一種であるパンクチ
ャー符号を使用する方法がある。このパンクチャー符号
は、単一の符号化レート(例えば、符号化レート1/
2)の畳み込み符号から一定の法則に従ってデータを消
去(パンクチャー)することによって、任意の符号化レ
ートの符号を生成するものである。このパンクチャー符
号に対するビタビ復号器は、パンクチャーする前の元の
符号(例えば、符号化レート1/2)に対応するビタビ
復号器にわずかの追加回路を加えるだけで任意の符号化
レートの符号に対応することができる。
【0022】しかしながら、このパンクチャー符号を使
用して、入力した連続データを連続符号に符号化して出
力する場合、例えば、符号化レート2/3の場合2:3
の周波数比の互いに同期したデータクロックと符号クロ
ックが必要となる。符号化レートをさらに3/4、5/
6、7/8などに切り替えて使用する場合には、さらに
多数のクロックが必要となる(この問題はパンクチャー
符号を使用せず、通常の畳み込み符号を使用したときに
も起こる)。
【0023】符号化レートが1/nのときは符号クロッ
クを単純にn分周すればデータクロックを生成できる
が、それ以外のときは簡単にはデータクロックを生成で
きない。この対策としては、符号クロックをシステムク
ロックに統一し、メモリからデータを間欠読み込みして
符号化することにより、連続符号を得る方法が考えられ
る。
【0024】ところが、上記の方法をとった場合、復調
器で復調符号をデパンクチャー変換すると符号化前と同
じ間欠データに戻ってしまい、これをそのままビタビ復
号すると正確な復号データが得られなくなる。
【0025】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
パンクチャー符号を使用することによって、受信状況に
応じて多数の符号化及び変調方式が選択可能な直交周波
数分割多重信号送信装置・受信装置の回路規模を削減す
るとともに、パンクチャー符号を使用したときにも、単
一のシステムクロックで符号化を行い、なおかつビタビ
復号が良好に行える直交周波数分割多重信号伝送方法、
送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、送信側では、互いに周波数の異なる複数の
搬送波のそれぞれを、各搬送波に割り当てられた伝送す
べき情報信号からそれぞれ得た同相信号と直交信号で別
々に変調し、かつ、周波数分割多重した直交周波数分割
多重信号を生成してシンボル単位で送信し、受信側では
直交周波数分割多重信号を受信してそれぞれの変調され
た搬送波をそれぞれの同相信号と直交信号に復調した
後、情報信号を復号する直交周波数分割多重信号伝送方
法において、送信側では伝送すべき情報信号に、単一の
システムクロックを使用して、複数の誤り訂正符号化レ
ートの中からレート指定信号により符号化レートを指定
された誤り訂正符号化回路にて誤り訂正符号を付加した
後、誤り訂正符号化回路内のメモリからデータを間欠読
み込みし、その読み込んだ間欠データを単一の符号化レ
ートのトレリス符号化回路にて間欠符号化した後、複数
のパンクチャー符号化レートの中からレート指定信号に
より符号化レートを指定されたパンクチャー符号化回路
にてパンクチャー符号化を行って連続符号に符号化し、
さらに複数の変調マッピング方式の中からレート指定信
号により変調方式を指定された変調マッピング回路にて
変調マッピングを行ったディジタルデータと、レート指
定信号とをフレーム合成回路にて合成して実数部信号と
虚数部信号を生成した後、これらの実数部信号と虚数部
信号に基づいて直交周波数分割多重信号を生成して空間
伝送路へ送信する。
【0027】また、受信側では、空間伝送路を経て入力
された直交周波数分割多重信号を直交復調し、FFT演
算した後、フレームデコードして変調マッピングされた
データとレート指定信号を取り出し、変調マッピングさ
れたデータに対しては複数の復調デマッピング方式の中
から変調側に対応したレート指定信号により復調方式を
指定された復調デマッピング回路にてデマッピングを行
い、さらに複数のデパンクチャー変換レートの中からレ
ート指定信号により変換レートが指定されたデパンクチ
ャー変換回路にて、デパンクチャー変換を行って生成し
た間欠データを一度記憶回路に蓄え、データフレームご
とに連続データにして読み出して、それを変調側と同じ
単一の符号化レートに対応するビタビ復号器に追加回路
を加えた復号回路にてビタビ復号し、さらに複数の誤り
訂正複号レートの中からレート指定信号により復号レー
トを指定された誤り訂正回路にて誤り訂正を行って復号
データ出力を得る。
【0028】本発明では、伝送すべき情報信号に、複数
の誤り訂正符号化レートの中からレート指定信号により
指定された符号化レートで誤り訂正符号化されたデータ
を間欠読み込みし、その読み込んだ間欠データを単一の
符号化レートのトレリス符号化回路にて間欠符号化した
後、複数のパンクチャー符号化レートの中からレート指
定信号により指定された符号化レートでパンクチャー符
号化を行って連続符号に符号化し、さらに複数の変調マ
ッピング方式の中からレート指定信号により指定された
変調方式で変調マッピングを行って得たディジタルデー
タと、レート指定信号とをフレーム合成して実数部信号
と虚数部信号を生成した後、これらの実数部信号と虚数
部信号に基づいて直交周波数分割多重信号を生成された
直交周波数分割多重信号を送受信するようにしたため、
受信側ではデパンクチャー変換回路から取り出された、
送信側のパンクチャー符号化する前の間欠データに対応
する間欠データをメモリに一時蓄積した後、データフレ
ーム毎に連続データにして読み出して、トレリス符号化
回路の単一の符号化レートに対応した単一の符号化レー
トのビタビ復号器に、ダミーデータ処理のための追加回
路を加えた構成のビタビ復号回路により、ビタビ復号す
ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面と共に説明する。図1は本発明になる直交周波
数分割多重信号伝送方法、送信装置及び受信装置の一実
施の形態のブロック図、図2は図1中の入力回路41の
一実施の形態のブロック図、図3は図1中の出力回路4
5の一実施の形態のブロック図を示す。
【0030】図1に示すように、この実施の形態では直
交周波数分割多重信号伝送方法における送信装置は、入
力回路41とOFDM送信部42とからなり、受信装置
は、OFDM受信部44と出力回路5とからなる。
【0031】入力回路41は、後述の図2のブロック図
の構成により、入力データに、単一のシステムクロック
を使用して、複数の誤り訂正符号化レートの中からレー
ト指定信号により符号化レートを指定された誤り訂正符
号化回路51にて誤り訂正符号を付加した後、誤り訂正
符号化回路51内のRAMからデータを間欠読み込み
し、その間欠データを単一の符号化レートのトレリス符
号化回路52にて間欠符号化した後、複数のパンクチャ
ー符号化レート(符号化レート)の中から上記のレート
指定信号により符号化レートを指定されたパンクチャー
符号化回路53にてパンクチャー符号化を行って連続符
号に符号化し、さらに複数の変調マッピング方式の中か
ら上記のレート(変調方式)指定信号により変調方式を
指定された変調マッピング回路54にてマッピングを行
ったディジタルデータと、上記レート指定信号とをフレ
ーム合成回路55にて合成して実数部信号と虚数部信号
を生成する。
【0032】OFDM送信部42は、図4に示したブロ
ック図の送信装置から入力回路2を除いた回路部であ
り、入力回路41からの実数部信号と虚数部信号に基づ
いて前記直交周波数分割多重信号を生成して空間伝送路
へ送信する。
【0033】OFDM受信部44は、図5に示したブロ
ック図の受信装置から出力回路21を除いた回路部であ
り、前記空間伝送路を経て入力された前記直交周波数分
割多重信号を直交復調し、FFT演算して実数部信号と
虚数部信号を生成し、出力回路45に出力する。
【0034】出力回路45は、後述の図3のブロック図
の構成により、複数の復調デマッピング方式の中から変
調例に対応したレート(復調方式)指定信号(フレーム
デコーダにてデコードされた信号)により復調方式を指
定されだ復調デマッピング回路62にてデマッピングを
行ない、さらに複数のデパンクチャー変換レート(符号
化レート)の中から上記のレート指定信号により変換レ
ートを指定されたデパンクチャー変換回路63にて、デ
パンクチャー変換を行って生成した間欠データを一度R
AM64に蓄え、データフレームごとに連続データにし
て読み出して、それを変調側と同じ単一の符号化レート
に対応するビタビ復号器に追加回路を加えたビタビ復号
回路65にてビタビ復号し、さらに複数の誤り訂正復号
レートの中から上記のレート指定信号により復号レート
を指定された誤り訂正回路66にて誤り訂正を行って復
号データ出力を得る。
【0035】次に、入力回路41の構成及び動作につい
て、図2と共に更に詳細に説明する。図2において入力
回路41全体は単一のシステムクロックにて動作し、ま
ず伝送すべきディジタルデータが誤り訂正符号化回路5
1に入力される。この伝送すべきディジタルデータとし
ては、例えばカラー動画像符号化方式であるMPEG方
式などの符号化方式で圧縮されたディジタル映像信号や
ディジタル音声信号などがある。
【0036】誤り訂正符号化回路51は、例えば2種類
の符号化レートの誤り訂正符号化器からなり、外部から
供給されるか又は内部にて生成されたレート指定信号に
基づき、どちらか1種類の符号化レートの誤り訂正符号
化器を選択使用して、ディジタルデータを誤り訂正符号
(例えば、リード・ソロモン符号)化して、トレリス符
号化回路52に供給する。誤り訂正符号化回路51内に
はデータインターリープなどができるようにRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)が内蔵されており、データ
が蓄えられている。
【0037】トレリス符号化回路52は単一の符号化レ
ート(例えば、符号化レート1/2)の畳み込み符号化
回路を使用する。トレリス符号化回路52では前記誤り
訂正符号化回路51内蔵のRAMからデータを間欠読み
込みし、その間欠データを間欠符号化し、符号化された
間欠ディジタルデータをパンクチャー符号化回路53に
供給する。
【0038】間欠読み込みの方法は、例えば符号化レー
ト3/4のとき3バイトのデータを読み込んだ後、1バ
イトの期間読み込みを停止して0データを出力し、さら
に3バイト読み込み1バイト停止を繰り返す。その間欠
データはそのまま畳み込み符号器で間欠符号化され、そ
れを後述のパンクチャー符号化回路53で符号化して連
続データを得る。すなわち、3バイトデータを4バイト
符号に変換する形になる。
【0039】パンクチャー符号化回路53は、上記の単
一の符号化レート(例えば符号化レート1/2)の畳み
込み符号から一定の法則に従ってデータを消去(パンク
チャー)することによって、任意の符号化レートの符号
を生成するものであり、例えば1/2、3/4、5/
6、7/8の4種類の符号化レートのパンクチャー符号
化器から構成されており、上記のレート指定信号に基づ
き、いずれか1種類のパンクチャー符号化器が選択使用
されてパンクチャー符号化を行う。パンクチャー符号化
されたディジタルデータは、変調マッピング回路54に
供給される。
【0040】変調マッピング回路54は、例えば4PS
K,16QAM,64QAM,及び256QAMの4種
類の変調方式による変調マッピング回路部から構成され
ており、上記のレート指定信号に基づき、いずれか1種
類の変調マッピング回路部が選択使用されて、変調マッ
ピングしたディジタルデータを生成出力する。
【0041】フレーム合成回路55は、変調マッピング
回路54より取り出された変調マッピングされたディジ
タルデータと、上記のレート指定信号とを受け、これら
の信号をフレーム合成する。必要に応じてフレーム同期
信号やID信号などを合成することもできる。この実施
の形態では、全体で32(=2×4×4)通りの符号化
及び変調方式が選択可能とされている。
【0042】フレーム合成回路55にて合成されて出力
されたR信号とI信号は図1のOFDM送信部42に供
給され、ここで図4と共に説明したように、IFFT演
算部に入力されてIFFT演算され、同相信号(I信
号)と直交信号(Q信号)に変換される。これらのI信
号とQ信号はディジタル直交変調器で中間周波数(I
F)信号帯に直交変調され、D/A変換された後、周波
数変換器でRF信号帯に周波数変換され、送信部で電力
増幅されて送信アンテナより空間伝送路43に発信され
る。
【0043】一方、受信装置では、受信アンテナで受信
されたRF信号は、図1のOFDM受信部44に供給さ
れ、図5と共に説明した受信動作が行われる。すなわ
ち、OFDM受信部44は、RF信号を高周波増幅した
後、周波数変換器にて中間周波数へ周波数変換し、続い
て、増幅器で中間周波数増幅を行った後、直交復調器に
よりI信号とQ信号に分離する。分離されたI信号とQ
信号は、OFDM受信部44内のLPFにて不要周波数
成分が除去され、さらにA/D変換器を通してI信号と
Q信号として高速離散フーリエ変換(FFT)演算部に
入力され、ここでFFT演算によりR信号とI信号が得
られる。これらのR信号とI信号が出力回路45に供給
される。
【0044】次に、出力回路45の構成及び動作につい
て図3と共に詳細に説明する。出力回路45全体は単一
のシステムクロックにて動作している。図1のOFDM
受信部44から供給されたR信号とI信号は、それぞれ
図3のフレームデコーダ61に供給されてフレームデコ
ードされ、デコードにより得られた変調マッピングされ
たデータは復調デマッピング回路62に供給され、デコ
ードにより得られたレート指定信号は図3の各回路に供
給される。
【0045】復調デマッピング回路62は変調マッピン
グ回路54の変調方式に対応して例えば4PSK、16
QAM、64QAM、及び256QAMの4種類の変調
方式による復調デマッピング回路部から構成されてお
り、フレームデコードされたレート指定信号(変調側に
対応したレート)に基づき、いずれか1種類の復調デマ
ッピング回路部が選択使用されて、復調デマッピングし
たデータを生成出力する。
【0046】デパンクチャー変換回路63は、パンクチ
ャー符号化回路53にてパンクチャー(消去)したデー
タの部分に何らか(例えば0データ)のダミーデータを
加えて、パンクチャー符号化する前の単一の符号化レー
ト(例えば符号化レート1/2)の畳み込み符号と同じ
形の符号を生成する回路であり、ダミーデータの部分は
後述のビタビ復号回路65にて正しいデータに復元され
る。
【0047】このデパンクチャー変換回路63はパンク
チャー符号化回路53の、例えば1/2、3/4、5/
6、7/8の4種類の符号化レートに対応した4つのデ
パンクチャー変換器から構成されており、上記のレート
指定信号に基づき、いずれか1つのデパンクチャー変換
器が選択使用されてデパンクチャー変換が行われる。
【0048】デパンクチャー変換されたデータは、パン
クチャー符号化する前の間欠データの形に戻っているの
で、これをそのままビタビ復号すると正確な復号データ
が得られない。そこで、この間欠データを一度RAM6
4に蓄えてから、データフレームごとに連続データにし
て読み出して、ビタビ復号回路65に供給する。
【0049】ビタビ復号回路65は、変調側と同じ単一
の符号化レート(例えば符号化レート1/2)に対応す
るビタビ復号器に追加回路を加えた回路である。その追
加回路とは、上記のデパンクチャー変換回路63でダミ
ーデータにしたデータが、ビタビ復号回路65内部のメ
トリック計算回路に入力されたとき、メトリック計算に
おいて0データに対応するメトリックと1データに対応
するメトリックの中間値のメトリックを使用する操作を
行うための回路である。このビタビ復号回路65にて前
記のデパンクチャー変換されたデータのビタビ復号を行
う。
【0050】誤り訂正回路66は、誤り訂正符号化回路
51の2種類の符号化レートに対応して2種類の復号レ
ートの誤り訂正回路部で構成されており、上記のレート
指定信号に基づき、誤り訂正符号化回路51で選択され
た符号化レートに対応した復号レートの誤り訂正回路部
で誤り訂正を行って復号ディジタルデータを出力する。
【0051】なお、レート指定信号は、本発明者が先に
特願平9−325047号にて提案した伝送方法と同様
にして生成するようにしてもよい。すなわち、送信側で
生成してOFDM信号に多重して送信した基準信号を受
信側でデコードし、その受信基準信号のS/Nを測定
し、その測定結果に基づいて送信側の各レートを指定す
るレート指定信号を生成し、そのレート指定信号を変調
回路で例えばBPSK変調して、OFDM信号とは異な
る周波数帯域の上り変調信号として送信する。この上り
変調信号は送信側の入力回路41内の専用の復調回路で
復調されて、レート指定信号とされる。
【0052】また、パリティ符号などの冗長データを含
んだ伝送できるデータ量は、16QAMの場合4PSK
の2倍になり、64QAMでは3倍、256QAMでは
4倍になる。また、冗長データを除いた伝送できるデー
タ量は、誤り訂正符号のパリティデータ量が増えるほど
減少する。ただし、シンボル伝送速度を一定とした場合
である。
【0053】一方、誤り率特性は変調方式の多値数が少
ないほど、トレリス符号の符号化レートが小さいほど、
誤り訂正符号のパリティデータ量が増えるほどに良くな
る。これらのことと、受信変調信号のC/Nに対する復
号出力データの符号誤り率と、デコードされた基準信号
のS/Nに対する復号出力データの符号誤り率との相関
関係(ほぼ比例する)を考慮すると、受信状況に応じて
最もデータ量を多く設定することができる。例えば、C
/Nが所定値以上あれば256QAM、誤り訂正有り、
符号化レート1/2のトレリス符号化が最適方式とな
る。C/Nが上記所定値よりやや劣化したときは変調方
式を64QAMに変え、C/Nが更に低下するほどに誤
り訂正符号のパリティデータ量を増やせばよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信状況に応じて多数の符号化及び変調方式が選択可能
な直交周波数分割多重信号伝送方法、送信装置及び受信
装置において、受信側ではデパンクチャー変換回路から
取り出された、送信側のパンクチャー符号化する前の間
欠データに対応する間欠データをメモリに一時蓄積した
後、データフレーム毎に連続データにして読み出して、
トレリス符号化回路の単一の符号化レートに対応した単
一の符号化レートのビタビ復号器に、ダミーデータ処理
のための追加回路を加えた構成のビタビ復号回路によ
り、ビタビ復号するようにしたため、復調装置の中でも
最も回路規模が大きくなるビタビ復号回路の回路規模を
大幅に小規模にできると共に、パンクチャー符号を使用
したときにも、単一のシステムクロックで符号化を行
い、間欠データではなく、連続データに対してビタビ復
号でき、正確な復号データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1中の入力回路の一実施の形態のブロック図
である。
【図3】図1中の出力回路の一実施の形態のブロック図
である。
【図4】従来の送信装置の一例のブロック図である。
【図5】従来の受信装置の一例のブロック図である。
【図6】本発明者が先に提案した送信装置及び受信装置
の入力回路と出力回路の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
41 入力回路 42 OFDM送信部 43 空間伝送路 44 OFDM受信部 45 出力回路 51 誤り訂正符号化回路 52 トレリス符号化回路 53 パンクチャー符号化回路 54 変調マッピング回路 55 フレーム合成回路 61 フレームデコーダ 62 復調デマッピング回路 63 デパンクチャー変換回路 64 ランダムアクセスメモリ(RAM) 65 ビタビ復号回路 66 誤り訂正回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側では、互いに周波数の異なる複数
    の搬送波のそれぞれを、各搬送波に割り当てられた伝送
    すべき情報信号からそれぞれ得た同相信号と直交信号で
    別々に変調し、かつ、周波数分割多重した直交周波数分
    割多重信号を生成してシンボル単位で送信し、受信側で
    は前記直交周波数分割多重信号を受信してそれぞれの変
    調された搬送波をそれぞれの同相信号と直交信号に復調
    した後、情報信号を復号する直交周波数分割多重信号伝
    送方法において、 送信側では前記伝送すべき情報信号に、単一のシステム
    クロックを使用して、複数の誤り訂正符号化レートの中
    からレート指定信号により符号化レートを指定された誤
    り訂正符号化回路にて誤り訂正符号を付加した後、誤り
    訂正符号化回路内のメモリからデータを間欠読み込み
    し、その読み込んだ間欠データを単一の符号化レートの
    トレリス符号化回路にて間欠符号化した後、複数のパン
    クチャー符号化レートの中から前記レート指定信号によ
    り符号化レートを指定されたパンクチャー符号化回路に
    てパンクチャー符号化を行って連続符号に符号化し、さ
    らに複数の変調マッピング方式の中から前記レート指定
    信号により変調方式を指定された変調マッピング回路に
    て変調マッピングを行ったディジタルデータと、前記レ
    ート指定信号とをフレーム合成回路にて合成して実数部
    信号と虚数部信号を生成した後、これらの実数部信号と
    虚数部信号に基づいて前記直交周波数分割多重信号を生
    成して空間伝送路へ送信し、 受信側では、前記空間伝送路を経て入力された前記直交
    周波数分割多重信号を直交復調し、FFT演算した後、
    フレームデコードして変調マッピングされたデータと前
    記レート指定信号を取り出し、前記変調マッピングされ
    たデータに対しては複数の復調デマッピング方式の中か
    ら変調側に対応した前記レート指定信号により復調方式
    を指定された復調デマッピング回路にてデマッピングを
    行い、さらに複数のデパンクチャー変換レートの中から
    前記レート指定信号により変換レートが指定されたデパ
    ンクチャー変換回路にて、デパンクチャー変換を行って
    生成した間欠データを一度記憶回路に蓄え、データフレ
    ームごとに連続データにして読み出して、それを変調側
    と同じ単一の符号化レートに対応するビタビ復号器に追
    加回路を加えた復号回路にてビタビ復号し、さらに複数
    の誤り訂正複号レートの中から前記レート指定信号によ
    り復号レートを指定された誤り訂正回路にて誤り訂正を
    行って復号データ出力を得ることを特徴とする直交周波
    数分割多重信号伝送方法。
  2. 【請求項2】 互いに周波数の異なる複数の搬送波のそ
    れぞれを、各搬送波に割り当てられた伝送すべき情報信
    号からそれぞれ得た同相信号と直交信号で別々に変調
    し、かつ、周波数分割多重した直交周波数分割多重信号
    を生成してシンボル単位で送信する送信装置において、 複数の誤り訂正符号化レートの中からレート指定信号に
    より指定された一の符号化レートで、単一のシステムク
    ロックにより動作する内蔵メモリを使用して前記伝送す
    べき情報信号を誤り訂正符号化する誤り訂正符号化回路
    と、 前記誤り訂正符号化回路の内蔵メモリからデータを間欠
    読み込みし、その読み込んだ間欠データを単一の符号化
    レートで前記単一のシステムクロックに基づいて畳み込
    み符号器で間欠符号化するトレリス符号化回路と、 複数のパンクチャー符号化レートの中から前記レート指
    定信号により指定された一の符号化レートで、前記単一
    のシステムクロックに基づいてパンクチャー符号化を行
    って連続符号に符号化するパンクチャー符号化回路と、 複数の変調マッピング方式の中から前記レート指定信号
    により指定された一の変調方式で、前記単一のシステム
    クロックに基づいて変調マッピングを行う変調マッピン
    グ回路と、 前記変調マッピング回路から取り出されたディジタルデ
    ータと、前記レート指定信号とを、前記単一のシステム
    クロックに基づいてフレーム合成して実数部信号と虚数
    部信号とを出力するフレーム合成回路と、 前記フレーム合成回路から取り出された実数部信号と虚
    数部信号とを受け、前記同相信号と直交信号で別々に複
    数の搬送波のそれぞれを変調し、かつ、周波数分割多重
    した前記直交周波数分割多重信号を生成して空間伝送路
    へ送信する送信部とを有することを特徴とする送信装
    置。
  3. 【請求項3】 伝送すべき情報信号に、複数の誤り訂正
    符号化レートの中からレート指定信号により指定された
    符号化レートで誤り訂正符号化されたデータを間欠読み
    込みし、その読み込んだ間欠データを単一の符号化レー
    トのトレリス符号化回路にて間欠符号化した後、複数の
    パンクチャー符号化レートの中から前記レート指定信号
    により指定された符号化レートでパンクチャー符号化を
    行って連続符号に符号化し、さらに複数の変調マッピン
    グ方式の中から前記レート指定信号により指定された変
    調方式で変調マッピングを行って得たディジタルデータ
    と、前記レート指定信号とをフレーム合成して実数部信
    号と虚数部信号を生成した後、これらの実数部信号と虚
    数部信号に基づいて前記直交周波数分割多重信号を生成
    された直交周波数分割多重信号を受信し、直交復調後F
    FT演算して前記実数部信号と虚数部信号を復調する受
    信部と、 前記受信部から取り出された前記実数部信号と虚数部信
    号を、単一のシステムクロックに基づいてフレームデコ
    ードして変調マッピングされたディジタルデータと前記
    レート指定信号を取り出すフレームデコーダと、 前記フレームデコーダからの前記ディジタルデータを、
    前記フレームデコーダからの前記レート指定信号により
    複数の復調デマッピング方式の中から指定された一の復
    調デマッピング方式により、前記単一のシステムクロッ
    クに基づいて復調する復調デマッピング回路と、 前記復調デマッピング回路の出力信号を、前記フレーム
    デコーダからの前記レート指定信号により複数のデパン
    クチャー変換レートの中から指定された一のデパンクチ
    ャー変換レートにより、前記単一のシステムクロックに
    基づいてデパンクチャー変換するデパンクチャー変換回
    路と、 前記デパンクチャー変換回路から取り出された、送信側
    の前記パンクチャー符号化する前の間欠データに対応す
    る間欠データを一時蓄積した後、データフレーム毎に連
    続データにして読み出すためのメモリと、 前記メモリから読み出された連続データに対して、前記
    トレリス符号化回路の単一の符号化レートに対応した単
    一の符号化レートのビタビ復号器に、ダミーデータ処理
    のための追加回路を加えた構成により、前記単一のシス
    テムクロックに基づいてビタビ復号するビタビ復号回路
    と、 前記ビタビ復号回路の出力信号を、前記フレームデコー
    ダからの前記レート指定信号により複数の誤り訂正方式
    の復号レートの中から指定された一の復号レートによ
    り、前記単一のシステムクロックに基づいて誤り訂正し
    て復号データを出力する誤り訂正回路とを有することを
    特徴とする受信装置。
JP11045892A 1999-02-24 1999-02-24 直交周波数分割多重信号伝送方法、送信装置及び受信装置 Pending JP2000244447A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017017373A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 沖電気工業株式会社 光通信装置及び光ネットワーク

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