JP2000230765A - 冷却装置および冷却装置が設置されるショーケース - Google Patents

冷却装置および冷却装置が設置されるショーケース

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JP2000230765A
JP2000230765A JP11030064A JP3006499A JP2000230765A JP 2000230765 A JP2000230765 A JP 2000230765A JP 11030064 A JP11030064 A JP 11030064A JP 3006499 A JP3006499 A JP 3006499A JP 2000230765 A JP2000230765 A JP 2000230765A
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heat
cooling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間や外気温度の低下時など冷却装置に余剰
能力が生じる時間を有効活用して、消費電力を削減する
とともに熱コストを低減し、特に夏季の昼間の電力のピ
ークカット運転を図ることのできる冷却装置および冷却
装置が設置されるショーケースを得る。 【解決手段】 断熱壁3で構成するショーケース本体1
内をダクト板4で区画して冷気通風路7を形成し、該風
路7に送風機12を配設したショーケースに設置される
冷却装置であって、前記風路7内に設置され、送風機1
2により送風された空気を冷却して本体1内を冷却する
蓄熱部材20を有する冷却器16と、該冷却器16に接
続され前記蓄熱部材20を蓄熱する冷却回路とを備え、
前記蓄熱部材20は本体1内の温度の高低状態や設定さ
れた時間に応じて蓄熱運転が制御されるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍冷蔵ショーケー
スに設置する冷却装置およびこの冷却装置を配設した冷
凍冷蔵ショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵ショーケースで例えばオープン
タイプのものは、図15に示すように断熱壁3で形成さ
れ、前面に開口2を有するショーケース本体1の内部を
ダクト板4と底板15で区画して商品収納庫5と冷気通
風路7とに区画し、該冷気通風路7内の断熱壁3側をさ
らに仕切板6で区画して断熱壁3の側に通風路8を形成
し、前記冷気通風路7内に送風機12と冷却器13とを
配設して、前記冷却通風路7の上端を冷気吹出口9に、
通風路8の上端を前記冷気吹出口9の外側位置で吹出口
10にそれぞれ形成し、開口2の下端には前記冷却通風
路7と通風路8に連通する吸込口11を形成している。
図中14は前記商品収納庫5内に複数段に配設した商品
陳列棚を示す。
【0003】かかるショーケースに配設される冷却装置
は、従来周知の冷凍サイクルで構成されるものであり、
圧縮機の出口側に凝縮器、冷却器である蒸発器を冷媒配
管で順次接続し、さらに蒸発器の出口側を圧縮機に冷媒
配管で接続している。
【0004】そして、商品収納庫5内を冷却するには、
送風機12により吸込口11から吸い込まれた空気は冷
気通風路7内の冷却器13で冷却され、冷気通風路7を
通って上方の冷気吹出口9から前面の開口2に向けて吹
き出される。これにより、開口2に冷気のエアカーテン
を形成して外気の商品収納庫5内への侵入を防ぐと同時
に、商品収納庫5の内部を所定温度に冷却する。この冷
気エアカーテンは下方の吸込口11から吸い込まれ、冷
気通風路7内の冷却器13で再び冷却され、この循環を
繰り返す。
【0005】一方、送風機12により吸込口11に吸い
込まれた空気の一部は冷気通風路7に入らずに通風路8
に入って、吹出口10から吹き出され冷気吹出口9から
吹き出される形成される冷気エアカーテンの外側を流れ
て、この冷気エアカーテンをガードする。
【0006】このように冷却運転されるショーケースは
通常は食品店舗に設置されるものであり、商品収納庫5
内に収納されている要冷凍冷蔵食品を保冷するために、
昼夜を問わず冷却運転しており、商品収納庫5内などの
適宜箇所に配設したサーミスタセンサなどの温度センサ
で庫内温度を検出し、図16の運転制御図に示すように
庫内温度が一定値まで低下したならば冷却器13の運転
をオフし、その後庫内温度が一定値まで上昇したなら
ば、冷却器13の運転を再開する。この細かなオンオフ
運転の繰り返しで連続的に冷却器13を運転する。な
お、冷却器13用の送風機は冷却器13がオフしている
ときでも運転する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように冷却運転は
冷却器の細かなオンオフはあるものの、全体としては2
4時間連続して運転が継続している。このため、消費電
力が多く、熱コストが高いものになっている。また、特
に夏季において、昼間の電力消費ピーク時には空調機に
よる電力消費と相まって電力不足の原因となっている。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、夜間など外気温度が低下して、その結果、庫内温度
の上昇も抑えられいる時間帯や、例えば商品が弁当など
のように夜間は庫内に収納されることのない商品が収納
されているショーケースでは夜間の時間帯など、冷却装
置に余剰能力が生じ、冷却能力を低下させても商品の保
冷に支障のない時間を有効活用して、消費電力を削減す
るとともに熱コストを低減し、特に夏季の昼間の電力の
ピークカット運転を図ることのできる冷却装置および冷
却装置が設置されるショーケースを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、断熱壁体で構成する本体内をダクト
板で区画して風路を形成し、該風路に送風機を配設した
ショーケースに設置される冷却装置であって、前記風路
内に設置され、送風機により送風された空気を冷却して
本体内を冷却する蓄熱部材を有する冷却器と、該冷却器
に接続され前記蓄熱部材を蓄熱する冷却回路とを備え、
前記蓄熱部材は本体内の温度の高低状態や設定された時
間に応じて蓄熱運転が制御されるように構成したことに
より、夜間や外気温度が低く本体内の温度が低い状態の
ときに、蓄熱運転を行って、例えば昼間の電力消費ピー
ク時に放熱運転を行う。
【0010】蓄熱運転は庫内温度の上昇の少ない状態の
時間に行うから商品保冷に支障はほとんどなく、また、
昼間の電力消費ピーク時に放熱運転を行うことで、電力
のピークカット運転を図ることができる。さらに、蓄熱
運転を夜間に行えば割安な夜間電力を使用でき熱コスト
の低減も図れる。
【0011】第2に、前記蓄熱部材の蓄熱運転を冷却回
路からの出力により一定時間連続的または間欠的に行う
とともに、本体内の温度が低い場合または設定された時
間が到来した場合は、冷却回路からの冷却のための出力
を停止または低下させることにより、商品保冷のための
冷却能力が僅かで足りる時は余剰の冷却能力を有効利用
し、また、出力を抑えることで無駄な電力消費を防止で
きる。
【0012】第3に、前記本体内の温度の高低状態また
は設定された時間到来により、送風機の送風量を変化さ
せることにより、商品保冷のための冷却能力が僅かで足
りる時は送風量も減少させることでさらに無駄な電力消
費を防止できる。
【0013】第4に、前記蓄熱部材を蓄熱する冷却器を
配設した第1の風路とは独立した別個の第2の風路に別
個の冷却器を配設し、前記蓄熱部材を蓄熱する蓄熱運転
中は、前記第1の風路への送風を停止することにより、
蓄熱作用が阻害されることを防止でき、蓄熱部材を蓄熱
する冷却器が風を受けて着霜することを防げる。
【0014】第5に、送風を停止する第1の風路に、送
風の流れ込みを防止する風路閉鎖手段を設けることによ
り、蓄熱部材を蓄熱する蓄熱運転中は、前記風路閉鎖手
段で第1の風路への送風を遮断するから、蓄熱部材を蓄
熱する冷却器には送風されない。よって、送風が原因で
第1の風路に配設してある冷却器に着霜することを防止
できる。
【0015】第6に、断熱壁体で構成する本体内をダク
ト板で区画して、冷却器及び送風機を配設する冷気通風
路と商品を収納する商品収納庫とを形成したショーケー
スにおいて、前記冷気通風路内を仕切板で区画し、蓄熱
放熱を行う第1の冷却器と通常冷却を行う第2の冷却器
とをそれぞれ別個の冷気通風路に配設することにより、
第1の冷却器と第2の冷却器との運転時間を使い分ける
ことができる。よって、第1の冷却器の使用により、安
価な夜間電力を有効利用することで熱コストの低減を図
ることができると同時に、電力のピークカット運転を行
うことができ、消費電力を削減できる。
【0016】また、通常冷却を行う第2の冷却器と蓄熱
放熱を行う第1の冷却器とがそれぞれ配設される冷気通
風路は別個の独立したものに形成したから、それぞれの
冷却器の機能に対応する異なる蒸発温度を設定でき、各
冷却器の機能を確保できる。ちなみに、蓄熱放熱を行う
第1の冷却器は蓄熱運転する際の蒸発温度は、通常冷却
を行う第2の冷却器の蒸発温度よりも低いものに設定す
る必要がある。
【0017】第7に、前記本体内の温度の高低状態また
は設定された時間到来により、第1の冷却器と第2の冷
却器のそれぞれの運転時期を設定し、第1の冷却器によ
る放熱運転中は第2の冷却器の冷却運転を停止するか
ら、例えば本体内の温度の低い時や夜間などの時間帯
に、第1の冷却器で蓄熱運転し、昼間の電力消費ピーク
時に放熱運転し、この放熱運転時には第2の冷却器を停
止すれば、安価な夜間電力を有効利用することで熱コス
トの低減を図ることができると同時に、電力のピークカ
ット運転を行うことができ、消費電力を削減できる。
【0018】第8に、前記本体内の温度の高低状態また
は設定された時間到来により、第1の冷却器と第2の冷
却器のそれぞれの運転時期を設定し、第1の冷却器によ
る放熱運転中は第2の冷却器の冷却運転を停止するとと
もに、通常の冷却運転中に第2の冷却器に供給する量よ
りも少量の冷媒を第1の冷却器に供給することにより、
例えば本体内の温度の低い時や夜間などの時間帯に、第
1の冷却器で蓄熱運転し、昼間の電力消費ピーク時に放
熱運転する。
【0019】そして、この放熱運転時には少量の冷媒を
第1の冷却器に供給することで、前記放熱運転と同時に
熱交換による冷却作用もなすから、その分だけ蓄熱量を
低減でき、高価な蓄熱部材の量を削減でき、全体として
安価に構成できる。なお、放熱運転時に第1の冷却器に
供給する冷媒は前記のように少量であるから、冷却回路
を作動しても通常に作動させる場合に比較して運転コス
トを低減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の冷却装置の第
1実施形態が設置されたショーケースの縦断側面図で、
基本構成は図15について既に説明した従来例と同様で
あり、断熱壁3で形成され、前面に開口2を有するショ
ーケース本体1の内部をダクト板4と底板15で区画し
て商品収納庫5と冷気通風路7とに区画し、該冷気通風
路7内の断熱壁3側をさらに仕切板6で区画して断熱壁
3の側に通風路8を形成し、前記冷気通風路7内に送風
機12と冷却器16とを配設する。
【0021】本発明ではこの冷却器16を蓄熱部材を有
する蓄熱用熱交換器で構成する。該蓄熱用熱交換器は、
例えば図2、図3に示すように複数の略平板状の蓄熱部
材20を設定間隔で互いに平行に並設し、これらの蓄熱
部材20に対して直交に貫通させて冷却管22を蛇行状
態に配管し、端部に位置する蓄熱部材20の外側にエン
ドプレート21a,21bを配設したものである。
【0022】そして、蓄熱部材20は例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブデン等の合成樹脂による
中空の成形品で構成し、中空内部には蓄熱剤23を充填
した。この蓄熱剤23は、主として物理的、化学的な変
化によって蓄熱するもので、単位重量または容積当たり
の熱容量が大きく、かつ、溶解、凝固時の潜熱の大きい
ものが望ましく、通常、冷熱の蓄熱剤としては蓄熱温度
により炭酸ソーダや炭酸水素カリウム等が用いられる。
温熱の蓄熱剤としては酢酸ソーダ混合物等が用いられ
る。また、蓄熱量が多少少なくても構わない場合などに
は、蓄熱剤として水等を利用し、その温度変化によって
蓄熱するように構成することも可能であり、この場合に
は安価な熱交換器が得られる。
【0023】かかる蓄熱用熱交換器で構成する冷却器1
6を配設した前記冷却通風路7の上端を冷気吹出口9
に、通風路8の上端を前記冷気吹出口9の外側位置で吹
出口10にそれぞれ形成し、開口2の下端には前記冷却
通風路7と通風路8に連通する吸込口11を形成してい
る。図中14は前記商品収納庫5内に複数段に配設した
商品陳列棚を示す。また、図示は省略するが商品収納庫
5内などの適宜箇所にショーケース本体1内の温度を検
出するサーミスタなどを用いる温度センサを配設する。
【0024】この冷却器16に対して、冷却回路を接続
する。該冷却回路は、図4に示すように従来周知と同
様、圧縮機25の出口側を、凝縮器26、液溜27、電
磁弁28、冷却器16を冷媒配管29で順次接続し、冷
却器16の出口側をさらに前記圧縮機25の入口側に冷
媒配管29で接続して、冷凍サイクルを形成するもので
あり、冷却器16には冷却器16用の送風機12が配設
されている。
【0025】前記冷却器16のオンオフ制御は、ショー
ケース本体1内の温度を検出する温度センサからの出力
により一定温度以下に低下したと判断された場合や、タ
イマーなどによって予め設定した時間到来、例えば22
時になった場合などにオンするように制御を構成する。
【0026】次に作用を図5のタイムチャートについて
説明する。ショーケース本体1内の温度が一定以下に低
下して低温状態となった場合や、設定時間として外気温
度が低くなった夜間の例えば22時になった場合、冷却
回路が作動し、電磁弁28が開いて、圧縮機25から送
りだされる冷媒が、凝縮器26を経て蓄熱用熱交換器で
構成する冷却器16に供給され、これにより蓄熱運転が
開始する。
【0027】冷却器16では冷却管22に冷媒が流通す
ることによって、冷媒の冷熱エネルギーが蓄熱部材20
及び蓄熱剤23に熱伝導し、蓄熱剤23を冷却するとと
もに、冷却管22の外側および蓄熱部材20間を流れる
流体、例えば空気を冷却する。かかる熱交換作用によっ
て蓄熱部材20の蓄熱剤23に冷熱エネルギーを蓄え
る。
【0028】冷熱エネルギーの満蓄を検知するには幾つ
かの方法があり、その一つは、蓄熱部材20の表面温度
または蓄熱剤23の温度をサーミスタセンサなどの温度
センサで検出し、所定温度以下であれば満蓄と判断す
る。また、他の方法としては、冷却器16の冷媒制御を
電子膨張弁で行い、冷却管22の出口部の過熱度が一定
値以下になったと判断されたならば満蓄と判定する。例
えば、蓄熱運転の開始時における過熱度が5degのと
き、蓄冷が進行するにともないこの過熱度は低下するか
ら、これが0degになった時点をもって満蓄と判定す
る。
【0029】以上のようにして冷熱エネルギーが満蓄と
判断されたときは、蓄熱運転を終了する。この蓄熱運転
はショーケース本体1内の温度が低くなり、また、ショ
ーケースが弁当ケースなどのように収納する商品が空の
状態になる夜間などに、安価な夜間電力を利用して行
う。
【0030】そして、蓄熱運転を一度終了した後も、夜
間などの一定時間帯の間や、ショーケース本体1内の温
度の低い状態のときは、冷熱エネルギーの満蓄検知を継
続し、間欠的に蓄熱運転を行うなどして満蓄状態を保持
する。満蓄運転中は、冷却運転はされないが、冷却器1
6用の送風機12は送風量を減少させた状態でオンして
いるから、ショーケース本体1内の温度が大きく上昇す
ることはない。また、夜間などの一定時間帯の間や、シ
ョーケース本体1内の温度の低い状態のときで、蓄熱運
転を行っていない時間は、冷却回路の出力を停止し、ま
たは低下させることで消費電力を節減する。
【0031】昼間の時間帯やショーケース本体1内の温
度が所定値以上で高い場合は、放熱運転を行う。この放
熱運転は、冷却回路の出力を停止して蓄熱用熱交換器で
構成する冷却器16の送風機12のみをオンし、蓄熱部
材20に蓄えた冷熱エネルギーを冷気吹出口9から放出
し、庫内を所定温度に冷却する。庫内温度の調整は送風
機12の送風量を調整することで行う。
【0032】かかる蓄熱用熱交換器で構成する冷却器1
6を設置するショーケースは、特に弁当など、夜間には
ショーケース内には収納されることのない商品を陳列す
るショーケースに適用すれば、夜間は蓄熱運転だけを行
っても支障がないから有効であり、簡単な構造で運転電
力コストを低くできる。
【0033】図6は第2実施形態を示し、基本構成は第
1実施形態と同様であるが、第1実施形態において冷気
通風路7に該当する部分を、仕切板17で通風方向にさ
らに2つに区画して、それぞれ独立した別個の第1の冷
気通風路7aと第2の冷気通風路7bに形成した。商品
収納庫5の側に位置する第1の冷気通風路7aは下方部
を幅広に形成し、ここに第1実施形態で配設したものと
同様の蓄熱用熱交換器で構成する冷却器16を配設し、
通風路8の側に位置する第2の冷気通風路7bは上方部
を幅広に形成し、ここに通常冷却を行う第2の冷却器1
3aを配設する。
【0034】そして、図7に示すように各冷気通風路7
a,7bの吸込口11の下流側に複数の送風機12a,
12bを並列させて取り付けたファンガイド18を配設
し、該ファンガイド18内を区画板19で独立した2つ
の風路に区画して、各風路を冷気通風路7a,7bにそ
れぞれ連通し、送風機12aを冷気通風路7aに対応さ
せ、送風機12bを冷気通風路7bに対応させる。この
場合、図示の例では幅方向に並列して4個配設した送風
機12a,12bのうち、内側の2個の送風機12aを
冷気通風路7aに対応させ、外側の2個の送風機12b
を冷気通風路7bに対応させたが、その反対でもよい。
【0035】また、1個のファンガイド18を区画板1
9で区画して冷気通風路7a,7bにそれぞれ対応する
風路を形成したが、これに限定されるものではなく、冷
気通風路7a,7bにそれぞれ対応するファンガイドを
別個に独立させて形成してもよい。
【0036】さらに、冷却器13aと冷却器16の配設
位置の上下関係は、図6に示した例と反対でもよく、冷
気通風路7a,7bの前後位置関係も図6に示した例と
は反対に、商品収納庫5の側に第2の冷気通風路7bを
形成し、その背後に第1の冷気通風路7aを形成しても
よい。
【0037】図8はかかる冷却器13aと冷却器16に
接続する冷却回路図を示し、圧縮機25の出口側を冷媒
配管29で凝縮器26、液溜27に順次接続し、液溜2
7の出口側を電磁弁31、減圧用の絞り装置32を介し
て冷媒配管29で冷却器13aの入口側に接続し、該冷
却器13aの出口側を絞り装置34が並列接続されてい
る電磁弁33を介して冷媒配管29で圧縮機25の入口
側に接続した。
【0038】さらに、前記通常の冷却器13aの冷却回
路に並列するように、蓄熱用熱交換器で構成する冷却器
16の冷却回路を形成する。この冷却器16の冷却回路
は、電磁弁31の入口側で冷媒配管29を分岐し、分岐
した冷媒配管29を電磁弁28、絞り装置35を介して
冷却器16の入口側に接続し、冷却器16の出口側を電
磁弁33からの冷媒配管29と合流させて冷媒配管29
で圧縮機25の入口側に接続する。
【0039】次に動作を図9のタイムチャートについて
説明する。通常の冷却運転は送風機12bにより吸込口
11から吸い込まれた空気は冷気通風路7bを通り、通
常の冷却器13aに送られてここで熱交換され冷却され
て冷気となって冷気吹出口9から吹き出され、開口2に
冷気エアカーテンを形成するとともに、商品収納庫5の
内部を所定温度に冷却する。
【0040】この間、図10に示すように冷却回路では
電磁弁31,33が開き、冷却器13aにのみ冷媒が供
給され、通常の冷凍サイクルによる冷却運転のみが行わ
れ、電磁弁28は閉じているから蓄熱用熱交換器で構成
する冷却器16には冷媒は供給されず、冷却器16は停
止している。
【0041】タイマーなどにより設定されている夜間の
所定時間の到来や、温度センサで検出されるショーケー
ス本体1内の温度が所定値よりも低くなった場合など
は、温度低下によって冷却回路に発生している余剰の冷
却能力を利用し、図11に示すように電磁弁28を開い
て蓄熱用熱交換器で構成する冷却器16にも冷媒を流
し、冷却器16で蓄熱運転を行う。蓄熱作用は第1実施
形態と同様であるからここでの詳細な説明は省略する。
【0042】この蓄熱用熱交換器で構成する冷却器16
は、放熱時に冷却器13aと同一の性能が発揮できるよ
うな蓄熱剤23を選定しているものであるが、冷却器1
6で蓄熱するには蒸発温度を冷却器13aの側よりも低
く設定する必要がある。これに対処すべく、本発明では
蓄熱運転時には、冷却器13a側の出口側の電磁弁33
を閉じ、絞り装置34の側に冷媒を流して減圧させるこ
とで、冷却器16側から送りだされてくる冷媒の蒸発温
度と同一のものにして圧縮機25に戻すようにした。
【0043】ちなみに、冷却器13aのみの運転による
通常の冷却運転では圧縮機25に戻す冷媒温度は−6℃
程度であるが、蓄熱運転時では冷却器16での蒸発温度
が−13℃程度であることから、圧縮機25に戻す冷媒
温度も−13℃程度に設定する必要がある。
【0044】このようにして夜間などに割安な夜間電力
を使用して蓄熱運転を行い、冷熱エネルギーを蓄熱す
る。満蓄の検知は第1実施形態と同様である。なお、蓄
熱運転中は、冷却器16の送風機12aは停止させる。
しかしながら、一方の送風機12bは作動していること
から、圧力差によって停止中の送風機12aが逆転して
冷却器16の側に流れ込み、該冷却器16に着霜するお
それがある。これに対処するため、本発明では送風機1
2aに微電圧をかけロック状態として逆転を防止し、あ
るいは送風機12aに微電圧をかけ低回転で正転させ圧
力をかけて流れ込みを防止し、または、設置スペースの
ある場合は、送風機12aに電気的制御で開閉可能なダ
ンパーを取り付ける。
【0045】そして、昼間の電力消費ピーク時には、図
12に示すように通常冷却するための冷却器13aをは
じめとして、圧縮機25その他の通常の冷却回路の作動
と送風機12bの全てを停止し、蓄熱用の送風機12a
のみを運転して冷却器16から放熱する放熱運転を行
い、庫内を冷却する。冷却器16の放冷による庫内温度
制御用送風機12aの風量調整により行う。これによ
り、電力消費ピーク時に使用する電力は送風機12a運
転のためだけとなり、ピークカットを図れる。
【0046】この放熱運転時、前記のように圧縮機25
その他の通常の冷却回路の作動と送風機12bの全てを
完全に停止せずに、通常の冷却運転で冷却器13aに流
す冷媒の供給量よりも少量の冷媒を冷却器16に供給し
て、蓄熱を放熱すると同時に、冷却運転を行うこともで
きる。この場合は、冷却器15の運転動力を要すること
にはなるが、冷却回路の容量が制御され供給される冷媒
は少量であるから、通常運転よりは運転コストを低くで
きる。また、冷却器16も小さくできるから、高価な蓄
熱剤の使用量を削減できる。
【0047】前記第2実施形態では送風機12a,12
bは冷気通風路7a,7bに対応するものとして、別個
に設けたが、第3実施形態としては図13、図14に示
すように送風機12を冷却器13aと冷却器16に共用
するものとし、送風を停止する側の冷気通風路7a,7
bを閉鎖するための手段として、送風機12の下流側位
置で吸込口11にダンパー36を配設する。
【0048】このダンパー36は図13に示す例では、
側面L字形に形成し、L字形の角部を回転軸としたもの
で、図示の状態は通常冷却運転時や蓄熱運転時における
ものとして、冷気通風路7aが遮断され、冷気通風路7
bが吸込口11に連通している。放熱運転時にはこの状
態から右方向にダンパー36を90度回動すれば、冷気
通風路7aが吸込口11に連通し、冷気通風路7bが遮
断された状態となる。
【0049】図14に示すダンパー37の例は、平板状
のもので、端部を冷気通風路7a,7bを区画する区画
板17の端部に冷気通風路7a,7bの方向に回動自在
に取り付けた。
【0050】前記実施形態では、ショーケースは前面を
開口2に形成したオープンショーケースとしたが、これ
に限定されるものではなく、上面に開口を形成したタイ
プににも適用できる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように本発明の冷却装置と該
冷却装置が設置されるショーケースは、第1に、断熱壁
体で構成する本体内をダクト板で区画して風路を形成
し、該風路に送風機を配設したショーケースに設置され
る冷却装置であって、前記風路内に設置され、送風機に
より送風された空気を冷却して本体内を冷却する蓄熱部
材を有する冷却器と、該冷却器に接続され前記蓄熱部材
を蓄熱する冷却回路とを備え、前記蓄熱部材は本体内の
温度の高低状態や設定された時間に応じて蓄熱運転が制
御されるように構成したことにより、夜間や外気温度が
低く本体内の温度が低い状態のときに、蓄熱運転を行っ
て、例えば昼間の電力消費ピーク時に放熱運転を行う。
【0052】蓄熱運転は庫内温度の上昇の少ない状態の
時間に行うから商品保冷に支障はほとんどなく、また、
昼間の電力消費ピーク時に放熱運転を行うことで、電力
のピークカット運転を図ることができる。さらに、蓄熱
運転を夜間に行えば割安な夜間電力を使用でき熱コスト
の低減も図れる。
【0053】第2に、前記蓄熱部材の蓄熱運転を冷却回
路からの出力により一定時間連続的または間欠的に行う
とともに、本体内の温度が低い場合または設定された時
間が到来した場合は、冷却回路からの冷却のための出力
を停止または低下させることにより、商品保冷のための
冷却能力が僅かで足りる時は余剰の冷却能力を有効利用
し、また、出力を抑えることで無駄な電力消費を防止で
きる。
【0054】第3に、前記本体内の温度の高低状態また
は設定された時間到来により、送風機の送風量を変化さ
せることにより、商品保冷のための冷却能力が僅かで足
りる時は送風量も減少させることでさらに無駄な電力消
費を防止できる。
【0055】第4に、前記蓄熱部材を蓄熱する冷却器を
配設した第1の風路とは独立した別個の第2の風路に別
個の冷却器を配設し、前記蓄熱部材を蓄熱する蓄熱運転
中は、前記第1の風路への送風を停止することにより、
蓄熱作用が阻害されることを防止でき、蓄熱部材を蓄熱
する冷却器が風を受けて着霜することを防げる。また、
通常冷却運転を行う冷気通風路と蓄熱運転や放熱運転を
行う冷気通風路とが分離することにより、各冷気通風路
での温度低下を小さくでき、冷却効率が向上する。
【0056】第5に、送風を停止する第1の風路に、送
風の流れ込みを防止する風路閉鎖手段を設けることによ
り、蓄熱部材を蓄熱する蓄熱運転中は、前記風路閉鎖手
段で第1の風路への送風を遮断するから、蓄熱部材を蓄
熱する冷却器には送風されない。よって、送風が原因で
第1の風路に配設してある冷却器に着霜することを防止
できる。
【0057】第6に、断熱壁体で構成する本体内をダク
ト板で区画して、冷却器及び送風機を配設する冷気通風
路と商品を収納する商品収納庫とを形成したショーケー
スにおいて、前記冷気通風路内を仕切板で区画し、蓄熱
放熱を行う第1の冷却器と通常冷却を行う第2の冷却器
とをそれぞれ別個の冷気通風路に配設することにより、
第1の冷却器と第2の冷却器との運転時間を使い分ける
ことができる。よって、第1の冷却器の使用により、安
価な夜間電力を有効利用することで熱コストの低減を図
ることができると同時に、電力のピークカット運転を行
うことができ、消費電力を削減できる。
【0058】また、通常冷却を行う第2の冷却器と蓄熱
放熱を行う第1の冷却器とがそれぞれ配設される冷気通
風路は別個の独立したものに形成したから、それぞれの
冷却器の機能に対応する異なる蒸発温度を設定でき、各
冷却器の機能を確保できる。ちなみに、蓄熱放熱を行う
第1の冷却器は蓄熱運転する際の蒸発温度は、通常冷却
を行う第2の冷却器の蒸発温度よりも低いものに設定す
る必要がある。
【0059】第7に、前記本体内の温度の高低状態また
は設定された時間到来により、第1の冷却器と第2の冷
却器のそれぞれの運転時期を設定し、第1の冷却器によ
る放熱運転中は第2の冷却器の冷却運転を停止するか
ら、例えば本体内の温度の低い時や夜間などの時間帯
に、第1の冷却器で蓄熱運転し、昼間の電力消費ピーク
時に放熱運転し、この放熱運転時には第2の冷却器を停
止すれば、安価な夜間電力を有効利用することで熱コス
トの低減を図ることができると同時に、電力のピークカ
ット運転を行うことができ、消費電力を削減できる。
【0060】第8に、前記本体内の温度の高低状態また
は設定された時間到来により、第1の冷却器と第2の冷
却器のそれぞれの運転時期を設定し、第1の冷却器によ
る放熱運転中は第2の冷却器の冷却運転を停止するとと
もに、通常の冷却運転中に第2の冷却器に供給する量よ
りも少量の冷媒を第1の冷却器に供給することにより、
例えば本体内の温度の低い時や夜間などの時間帯に、第
1の冷却器で蓄熱運転し、昼間の電力消費ピーク時に放
熱運転する。
【0061】そして、この放熱運転時には少量の冷媒を
第1の冷却器に供給することで、前記放熱運転と同時に
熱交換による冷却作用もなすから、その分だけ蓄熱量を
低減でき、高価な蓄熱部材の量を削減でき、全体として
安価に構成できる。なお、放熱運転時に第1の冷却器に
供給する冷媒は前記のように少量であるから、冷却回路
を作動しても通常に作動させる場合に比較して運転コス
トを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の第1実施形態を備えるショ
ーケースの縦断側面図である。
【図2】本発明の冷却装置に配設される冷却器の正面図
である。
【図3】本発明の冷却装置に配設される冷却器の要部で
ある蓄熱部材の縦断正面図である。
【図4】本発明の冷却装置の第1実施形態の冷却回路図
である。
【図5】本発明の冷却装置の第1実施形態の運転制御の
タイムチャートである。
【図6】本発明の冷却装置の第2実施形態を備えるショ
ーケースの縦断側面図である。
【図7】本発明の冷却装置の第2実施形態を備えるショ
ーケースの要部の斜視図である。
【図8】本発明の冷却装置の第2実施形態の冷却回路図
である。
【図9】本発明の冷却装置の第2実施形態の運転制御の
タイムチャートである。
【図10】本発明の冷却装置の第2実施形態の通常冷却
運転の冷却回路図である。
【図11】本発明の冷却装置の第2実施形態の蓄熱運転
の冷却回路図である。
【図12】本発明の冷却装置の第2実施形態の放熱運転
の冷却回路図である。
【図13】本発明の冷却装置の第3実施形態を備えるシ
ョーケースの縦断側面図である。
【図14】本発明の冷却装置の第3実施形態を備えるシ
ョーケースの要部の縦断側面図である。
【図15】従来の冷却装置を備えるショーケースの縦断
側面図である。
【図16】従来の冷却装置の運転制御のタイムチャート
である。
【符号の説明】
1…ショーケース本体, 2…開口, 3
…断熱壁,4…ダクト板, 5…商品収納
庫, 6…仕切板,7,7a,7b…冷気通風路,8
…通風路, 9…冷気吹出口,10…吹出口,
11…吸込口,12,12a,12b…送
風機, 13,13a…冷却器,14…陳列棚,
15…底板, 16…冷却器,17…
区画板, 18…ファンガイド,19…区
画板,20…蓄熱部材, 21a,21b…
エンドプレート,22…冷却管, 23…
蓄熱剤, 25…圧縮機,26…凝縮器,
27…液溜, 28…電磁弁,29…冷媒
配管, 31…電磁弁, 32…絞り装
置,33…電磁弁, 34…絞り装置,
35…絞り装置,36…ダンパー, 37
…ダンパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 正美 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山下 浩司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3B110 AA10 BA05 BA06 3L045 AA04 BA01 BA10 CA02 DA02 EA01 GA04 HA01 HA02 HA07 KA16 PA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱壁体で構成する本体内をダクト板で
    区画して風路を形成し、該風路に送風機を配設したショ
    ーケースに設置される冷却装置であって、前記風路内に
    設置され、送風機により送風された空気を冷却して本体
    内を冷却する蓄熱部材を有する冷却器と、該冷却器に接
    続され前記蓄熱部材を蓄熱する冷却回路とを備え、前記
    蓄熱部材は本体内の温度の高低状態や設定された時間に
    応じて蓄熱運転が制御されるように構成したことを特徴
    とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄熱部材の蓄熱運転を冷却回路から
    の出力により一定時間連続的または間欠的に行うととも
    に、本体内の温度が低い場合または設定された時間が到
    来した場合は、冷却回路からの冷却のための出力を停止
    または低下させることを特徴とする請求項1記載の冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 前記本体内の温度の高低状態または設定
    された時間到来により、送風機の送風量を変化させるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却装
    置。
  4. 【請求項4】 前記蓄熱部材を蓄熱する冷却器を配設し
    た第1の風路とは独立した別個の第2の風路に別個の冷
    却器を配設し、前記蓄熱部材を蓄熱する蓄熱運転中は、
    前記第1の風路への送風を停止することを特徴とする請
    求項1記載の冷却装置。
  5. 【請求項5】 送風を停止する第1の風路に、送風の流
    れ込みを防止する風路閉鎖手段を設けたことを特徴とす
    る請求項4記載の冷却装置。
  6. 【請求項6】 断熱壁体で構成する本体内をダクト板で
    区画して、冷却器及び送風機を配設する冷気通風路と商
    品を収納する商品収納庫とを形成したショーケースにお
    いて、前記冷気通風路内を仕切板で区画し、蓄熱放熱を
    行う第1の冷却器と通常冷却を行う第2の冷却器とをそ
    れぞれ別個の冷気通風路に配設することを特徴とするシ
    ョーケース。
  7. 【請求項7】 前記本体内の温度の高低状態または設定
    された時間到来により、第1の冷却器と第2の冷却器の
    それぞれの運転時期を設定し、第1の冷却器による放熱
    運転中は第2の冷却器の冷却運転を停止することを特徴
    とする請求項1記載のショーケース。
  8. 【請求項8】 前記本体内の温度の高低状態または設定
    された時間到来により、第1の冷却器と第2の冷却器の
    それぞれの運転時期を設定し、第1の冷却器による放熱
    運転中は第2の冷却器の冷却運転を停止するとともに、
    通常の冷却運転中に第2の冷却器に供給する量よりも少
    量の冷媒を第1の冷却器に供給することを特徴とする請
    求項6記載のショーケース。
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