JP2000230739A - 空気調和機及び照明装置の制御装置 - Google Patents

空気調和機及び照明装置の制御装置

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JP2000230739A
JP2000230739A JP3028299A JP3028299A JP2000230739A JP 2000230739 A JP2000230739 A JP 2000230739A JP 3028299 A JP3028299 A JP 3028299A JP 3028299 A JP3028299 A JP 3028299A JP 2000230739 A JP2000230739 A JP 2000230739A
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air
room
conditioned
zone
air conditioner
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JP3028299A
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Yukio Tobi
幸生 鳶
Hirotaka Murata
博孝 村田
Tomohide Funakoshi
智英 船越
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被調和室内の空調すべき領域を効率的に空調
することができると共に、同時に効率的な照明も実現で
きる空気調和機及び照明装置の制御装置を提供する。 【解決手段】 熱交換器と熱交換した空気を送風機にて
吹出口より被調和室1内に吹き出して成る空気調和機の
利用側ユニットAと、被調和室1内を照明する照明装置
L1、L2を制御するものであって、制御装置は、被調
和室1内を異なる複数のゾーンZ1、Z2に分割した
後、いずれかのゾーンに優先度を設定し、優先度の高い
ゾーンを空気調和機により優先的に空調し、且つ、照明
装置L1、L2により優先的に照明する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器と熱交換
した空気を被調和室内に吹き出して空調する空気調和機
と被調和室内を照明する照明装置の制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機は、例えば特
開平10−122592号公報に天井埋込型空気調和機
として示されている。即ち、この場合空気調和機のユニ
ット(室内ユニット)は被調和室内の天井内部に収納さ
れ、このユニット内には熱交換器と送風機が取り付けら
れている。
【0003】この熱交換器は、室外に設置されたユニッ
ト(室外ユニット)と所定の冷媒回路を構成し、冷房/
暖房作用を発揮する。そして、送風機によって被調和室
内の空気を吸引し、熱交換器と熱交換させた後、吹出口
から被調和室内に吹き出して空調するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気調和機は単に室内に調和空気を吹き出すのみであっ
たため、例えばリビングとダイニングが一間で構成され
ている室内を空調する場合、ダイニングには使用者は存
在せず、リビングのみに存在する場合でも、被調和室内
全体が空調されることになる。
【0005】そのため、空調の必要のないダイニングを
も空調するために無駄なエネルギーが消費されると共
に、空調が必要なリビングの快適性は損なわれると云う
問題があった。また、消費エネルギーに関しては、被調
和室内の照明についても同様のことが云え、使用者がキ
ッチン或いはリビングの何れかのみに存在する場合に
も、被調和室内全体が照明されているのが現状であっ
た。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、被調和室内の空調すべき
領域を効率的に空調することができると共に、同時に効
率的な照明も実現できる空気調和機及び照明装置の制御
装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、熱
交換器と熱交換した空気を送風機にて吹出口より被調和
室内に吹き出して成る空気調和機と、被調和室内を照明
する照明装置を制御するものであって、この制御装置
は、被調和室内を異なる複数の領域に分割した後、いず
れかの領域に優先度を設定し、優先度の高い領域を空気
調和機により優先的に空調し、且つ、照明装置により優
先的に照明することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、熱交換器と熱交換した空
気を送風機にて吹出口より被調和室内に吹き出して成る
空気調和機と、被調和室内を照明する照明装置を制御す
るに際して、被調和室内を異なる複数の領域に分割した
後、いずれかの領域に優先度を設定し、優先度の高い領
域を空気調和機により優先的に空調し、且つ、照明装置
により優先的に照明するので、被調和室内の特定の領域
のみに使用者が存在する場合などに、当該領域を優先的
に空調し、且つ、照明することができるようになる。
【0009】これにより、使用者により快適で、且つ、
効率的な空調運転及び照明効果を実現することができる
ようになるものである。
【0010】請求項2の発明の制御装置は、上記におい
て所定の操作に基づいて空気調和機により就寝に適した
空調運転を実行すると共に、照明装置の照度を低下させ
ることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、上記に加えて所
定の操作に基づき、空気調和機により就寝に適した空調
運転が実行されると共に、その場合には照明装置の照度
が低下されるので、使用者が就寝する際に空気調和機を
就寝に適した空調運転とすることにより、照明装置も照
度が低下され、就寝に適した照度となる。これにより、
簡単な操作で使用者により快適な就寝環境を提供するこ
とができるようになるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用した空気調和機A
Cの利用側ユニット(室内ユニット)Aの断面図、図2
は空気調和機ACの冷媒回路図、図3は利用側ユニット
Aの電気回路図、図7は利用側ユニットAと照明装置L
1、L2が設置された被調和室1を示している。
【0013】図1及び図7において、利用側ユニットA
は板金製の本体2内に二つの利用側熱交換器(室内側熱
交換器)3、4と、それぞれクロスフローファンから成
る二台の送風機6、7を内蔵して構成されており、被調
和室1の天井面8を塞ぐように天井内部に嵌め込まれて
いる。天井面8と略面一となる本体2の下面中央には吸
込口9が形成されており、その両側方には吹出口11、
12が形成されている。また、前記吸込口9にはフィル
タ10が取り付けられている。
【0014】前記利用側熱交換器3及び4は、それぞれ
の下端が前記吸込口9の両側に位置し、上端が吸込口9
の中央上方に近接するように傾斜して配置されており、
送風機6、7は各利用側熱交換器3、4と各吹出口1
1、12の間に配置される。そして、各送風機6、7が
運転されると、吸込口9から被調和室1内の空気が吸引
され、各利用側熱交換器3、4内に流入する。
【0015】そして、利用側熱交換器3に流入して熱交
換した調和空気は、送風機6にて加速され、吹出口11
から被調和室1内に吹き出される。また、利用側熱交換
器4に流入して熱交換した調和空気は、送風機7にて加
速され、吹出口12から被調和室1内に吹き出される。
【0016】この場合、各吹出口11、12には風向板
としてのフラップ13、14がそれぞれ取り付けられて
おり、このフラップ13、14の角度によって調和空気
の吹き出し方向が制御される。また、利用側ユニットA
の下面には後述するリモートコントローラからの赤外線
の受信器16が取り付けられている。
【0017】係る利用側ユニットAは被調和室1の天井
面8の略中央に設置されており、図7に破線で示す被調
和室1の中央から向かって左側のゾーン(領域;例えば
リビング)Z1に吹出口11が位置し、右側のゾーン
(領域;例えばダイニング)Z2に吹出口12が位置し
ている。
【0018】また、ゾーンZ1に対応する天井面8には
蛍光灯などから構成された照明装置L1が取り付けら
れ、ゾーンZ2に対応する天井面8にも同様に蛍光灯な
どから構成された照明装置L2が取り付けられている。
これら照明装置L1及びL2は調光機能を有する図示し
ないコントローラをそれぞれ備え、これらコントローラ
には後述するリモートコントローラからの赤外線を受け
る図示しない受信器16が設けられている。
【0019】次に、図2において実施例の空気調和機A
Cは、前述の如く室内に取り付けられた天井嵌め込み型
の前記利用側ユニットAと、屋外に設置された熱源側ユ
ニット(室外ユニット)Bとから成り、両者は冷媒配管
21により接続される。
【0020】この図において、22はインバータにより
運転能力が制御される所謂インバータ圧縮機(能力可変
型の圧縮機。以下、圧縮機という。)である。圧縮機の
能力可変手段としてはACモータを用いた場合の周波数
制御、DCモータを用いた場合の電圧制御又は容量可変
弁を用いた場合の吐出量制御などがある。23は冷房/
暖房運転時の冷媒の流れを切り換えるための四方切換
弁、24は熱源側熱交換器(室外側熱交換器)、25は
電動膨張弁、26、27は分流用電動膨張弁、3、4は
前記利用側熱交換器、28はアキュームレータである。
【0021】この場合、利用側熱交換器3は分流用電動
膨張弁26と直列に接続されると共に、利用側熱交換器
4は分流用電動膨張弁27と直列接続され、更に各直列
回路が相互に並列に接続された構成とされている。
【0022】係る構成で圧縮機22から吐出された冷媒
は、四方切換弁23の切り替わり位置に応じて冷房運
転、暖房運転、ドライ運転の3つのモードに従い、流れ
る方向が決まる。
【0023】即ち、冷房運転時には、圧縮機22から吐
出された高温高圧の冷媒は、四方切換弁23、熱源側熱
交換器24、電動膨張弁25を経た後、分流され、一方
は分流用電動膨張弁26を経て利用側熱交換器3に、他
方は分流用電動膨張弁27を経て利用側熱交換器4に流
れる。そして、各利用側熱交換器3、4を出た冷媒は合
流し、四方切換弁23、アキュームレータ28の順序で
循環する。このとき、熱源側熱交換器24が凝縮器、各
利用側熱交換器3、4が蒸発器として機能する。尚、分
流用電動膨張弁26、27を省略しても熱交換器3、4
の圧力差で自然に分流されるので、意図的な分流コント
ロールが必要ないときは問題ない。
【0024】次に、暖房運転時には、圧縮機22から吐
出された高温高圧の冷媒は、四方切換弁23を出た後、
分流され、一方は利用側熱交換器3を経て分流用電動膨
張弁26に、他方は利用側熱交換器4を経て分流用電動
膨張弁27に流される。そして、電動膨張弁25、熱源
側熱交換器24、四方切換弁23、アキュームレータ2
8の順序で循環する。このとき、各利用側熱交換器3、
4が凝縮器、熱源側熱交換器24が蒸発器として機能す
る。
【0025】尚、ドライ運転時は前記冷房運転時の流れ
と同様となるが、電動膨張弁25が全開となり、各利用
側熱交換器3、4内部において前段が凝縮器、その後減
圧されて後段が蒸発器として機能することにより、除湿
作用を奏するよう構成されている。
【0026】次に、図3において、33は汎用のマイク
ロコンピュータから構成されるコントローラ(コントロ
ール基板)であり、このコントローラ33には、被調和
室1内の温度を検出するために利用側ユニットAに取り
付けられた室温センサ30と、入口温度センサ34、3
5と、熱交温度センサ36、37と、出口温度センサ3
8、39が接続されている。
【0027】前記入口温度センサ34は図2に示す如
く、前記冷房運転時に利用側熱交換器3の冷媒入口側と
なる配管に添設されており、入口温度センサ35は同じ
く冷房運転時に利用側熱交換器4の冷媒入口側となる配
管に添設されている。また、前記熱交温度センサ36は
利用側熱交換器3に取り付けられており、熱交温度セン
サ37は利用側熱交換器4に取り付けられている。更
に、出口温度センサ38は前記冷房運転時に利用側熱交
換器3の冷媒出口側となる配管に添設されており、出口
温度センサ39は同じく冷房運転時に利用側熱交換器4
の冷媒出口側となる配管に添設されている。
【0028】また、コントローラ33には前記フラップ
13及びフラップ14を駆動して角度(風向)を調節す
るステッピングモータから成るフラップモータ41、4
2が接続されると共に、前記送風機6、7を駆動するD
Cモータから成るファンモータ43、44が接続され、
更に、センサ基板46も接続される。このセンサ基板4
6には前記受信器16が設けられると共に、LEDから
成るランプ46A〜46Dも設けられている。
【0029】更に、コントローラ33には前記分流用電
動膨張弁26及び27を駆動して各利用側熱交換器3、
4への冷媒流量(開度)を調節するステッピングモータ
から成る弁モータ47、48も接続される。そして、コ
ントローラ33は端子板49からケーブルを介して熱源
側ユニットBの図示しないコントロール基板(コントロ
ーラ)に電気的に接続される。
【0030】次に、図4、図5、図6を用いて実施例で
使用されるメインリモートコントローラ51と、サブリ
モートコントローラ52の構造を説明しながら、空気調
和機ACの動作を説明する。メインリモートコントロー
ラ51は図4、図5に示す如く硬質合成樹脂にて構成さ
れており、その本体53の正面上部には表示部としての
液晶表示部54が設けられている。
【0031】この本体53は開閉自在のカバー56にて
覆われており、前記液晶表示部54の一部はこのカバー
56の窓孔57から視認できるように構成されている。
このカバー56の窓孔57の下側には温度設定スイッチ
58と運転/停止スイッチ59が取り付けられると共
に、その下側にはフルネルレンズFと図示しない焦電セ
ンサから構成される人感センサ61が取り付けられてい
る。
【0032】液晶表示部54には設定温度などが表示さ
れると共に、この設定温度は前記温度設定スイッチ58
の操作にて上昇・降下設定することができる。前記運転
/停止スイッチ59の操作に基づき、コントローラ33
は空気調和機ACの運転・停止を行う。尚、62は本体
54の上端部に配設された赤外線発光部である。
【0033】コントローラ33は、センサ基板46の受
信器16にてメインリモートコントローラ51からの赤
外線信号を受信し、当該受信した信号に基づく設定温度
などのデータ、或いは利用側ユニットA自体に設けられ
たスイッチなどによる設定データと、メインリモートコ
ントローラ51内部に設けられた温度センサ(室温セン
サ)、前記室温センサ30及び各温度センサ34〜39
の出力に基づき、送風機6と送風機7のファンモータ4
3、44及びフラップモータ41、42の運転(駆動)
を制御すると共に、端子板49から熱源側ユニットBに
制御信号を送信して圧縮機22や四方切換弁23などを
制御することによって、室内温度を前記設定温度に調節
する。
【0034】一方、メインリモートコントローラ51の
本体53正面の液晶表示部54の下側には、空気調和機
ACの運転状態を詳細に設定するための各種スイッチが
設けられる。図5において63は運転切換スイッチであ
り、この運転切換スイッチ63によって空気調和機AC
は前記冷房運転、暖房運転、ドライ運転に切り替えられ
る。尚、各運転状態の表示は液晶表示部54にて成され
る。
【0035】また、64、66は前記各フラップモータ
41、42によってフラップ13、14の角度をそれぞ
れ調節するための風向スイッチであり、この風向スイッ
チ64、66により「自動」、「セレクト」、「スイン
グ」の3ポジションで設定が切り換えられる。コントロ
ーラ33は「自動」に設定された場合、当該フラップ1
3、14を前記各運転状態に応じて予め設定された角度
に制御する。また、「セレクト」では好みの角度に調整
可能となる。更に、「スイング」では自動的にフラップ
13、14をスイング動作させる。また、この表示も液
晶表示部54に表示される。
【0036】67は送風機6及び7のファンモータ4
3、44の回転数によって吹出口11、12から吹き出
される風量を設定する風量スイッチであり、この風量ス
イッチ64によって風量は「自動」、「強」、「中」、
「弱」に切り替えることができる。また、この送風量も
液晶表示部54に表示される。また、68は後述するゾ
ーン制御運転を実行するためのゾーンスイッチであり、
65は後述するお休み制御運転を実行するおやすみスイ
ッチである。更に、69はタイマ予約運転を設定するた
めのスイッチ群である。
【0037】係る構成のメインリモートコントローラ5
1は被調和室1のゾーンZ1の壁面に取り付けられ(図
7)、自らに内蔵された温度センサのデータや各スイッ
チによるデータを赤外線にて利用側ユニットAの受信器
16に送信する。
【0038】また、人感センサ61は被調和室1のゾー
ンZ1内における人体動作を検知する。メインリモート
コントローラ51はこの人感センサ61の検知データも
同様に赤外線にて受信器16に送信する。
【0039】更に、メインリモートコントローラ51は
照明装置L1及びL2の前記コントローラの受信器にも
赤外線にてデータを送信し、後述するゾーン制御運転及
びお休み制御運転を指示する。
【0040】一方、サブリモートコントローラ52は図
6に示す如く硬質合成樹脂にて構成されており、その正
面には前述同様の構造の人感センサ71と、サブリモー
トコントローラ52を使用するか否かを設定する入/切
スイッチ72が設けられ、更にその上端部には赤外線発
光部73が設けられている。
【0041】係る構成のサブリモートコントローラ52
は被調和室1のゾーンZ2の壁面に取り付けられる(図
7)。そして、人感センサ71は被調和室1のゾーンZ
2内における人体動作を検知し、サブリモートコントロ
ーラ52はこの人感センサ71の検知データを赤外線に
て受信器16に送信する。
【0042】また、サブリモートコントローラ52は照
明装置L1及びL2の前記コントローラの受信器にも赤
外線にてデータを送信し、後述するゾーン制御運転に寄
与する。
【0043】ここで、利用側ユニットAの受信器16に
は二つの受信部が内蔵されており、それぞれがメインリ
モートコントローラ51とサブリモートコントローラ5
2の方向に向けられている。そして、赤外線の受信感度
の相違により、何れのリモートコントローラからのデー
タであるかをコントローラ33は判断する。
【0044】尚、係る構成は照明装置L1及びL2の受
信器についても同様である。また、係る構成に限らず、
ステッピングモータにて一つの受信部を動作させ、受信
感度の相違からリモートコントローラを識別するように
しても良い。
【0045】次に、前記ゾーンスイッチ68が操作され
た場合に実行されるゾーン制御運転について説明する。
このゾーンスイッチ68の操作により、ゾーン制御運転
は「ゾーン1」、「ゾーン2」、「自動」の3ポジショ
ンでコントローラ33により実行される。
【0046】そして、「ゾーン1」に設定された場合、
コントローラ33はゾーンZ1の空調の優先度を高く
し、送風機6のファンモータ43は通常の回転数で運転
すると共に、送風機7のファンモータ44の回転数は低
速(L)とする。これによって、調和空気は主に吹出口
11から被調和室1のゾーンZ1に向けて優先的に吹き
出されるようになるので、ゾーンZ1(リビング)のみ
に使用者が存在する場合に、快適で効率的なゾーンZ1
の空調が可能となる。
【0047】また、「ゾーン1」に設定された場合は、
照明装置L1のコントローラは通常の照度とし、照明装
置L2のコントローラは照度を1/2に減光する。これ
によって、ゾーンZ1(リビング)のみに使用者が存在
する場合に、効率的な照明効果を得ることができる。
【0048】次に、「ゾーン2」に設定された場合、コ
ントローラ33はゾーンZ2の空調の優先度を高くし、
送風機7のファンモータ44は通常の回転数で運転する
と共に、送風機6のファンモータ43の回転数は低速
(L)とする。これによって、調和空気は主に吹出口1
2から被調和室1のゾーンZ2に向けて吹き出されるよ
うになるので、ゾーンZ2(キッチン)のみに使用者が
存在する場合に、快適で効率的な空調が可能となる。
【0049】また、「ゾーン2」に設定された場合は、
照明装置L2のコントローラは通常の照度とし、照明装
置L1のコントローラは照度を1/2に減光する。これ
によって、ゾーンZ2(キッチン)のみに使用者が存在
する場合に、効率的な照明効果を得ることができる。
【0050】更に、「自動」に設定された場合、コント
ローラ33は各リモートコントローラ51、52の人感
センサ61、71の検知動作によって各ゾーンZ1、Z
2の空調の優先度を決定する。即ち、メインリモートコ
ントローラ51の人感センサ61が人体動作を検知して
おり、サブリモートコントローラ52の人感センサ71
は人体動作を検知していない場合には、ゾーンZ1の空
調の優先度を高くする。
【0051】逆に、メインリモートコントローラ51の
人感センサ61は人体動作を検知しておらず、サブリモ
ートコントローラ52の人感センサ71が人体動作を検
知している場合には、ゾーンZ2の空調の優先度を高く
する。
【0052】そして、双方のリモートコントローラ5
1、52の人感センサ61、71が人体動作を検知して
いる場合には、優先度は設けない。
【0053】これにより、一人の使用者が被調和室1内
のゾーンZ1からゾーンZ2に渡って移動する場合など
に、自動的に使用者が存在するゾーンに向けて優先的に
空調が行われるようになるので、一々ゾーン設定を行う
こと無く使用者の存在するゾーンを優先空調できるよう
になり、操作性が向上する。また、被調和室1のゾーン
Z1とゾーンZ2の双方に使用者が存在する場合には自
動的に優先度は解除されるので、これによっても更なる
快適性の改善が図れる。
【0054】また、「自動」に設定された場合、各照明
装置L1及びL2のコントローラは各リモートコントロ
ーラ51、52の人感センサ61、71の検知動作によ
って各ゾーンZ1、Z2の照明の優先度を決定する。即
ち、メインリモートコントローラ51の人感センサ61
が人体動作を検知しており、サブリモートコントローラ
52の人感センサ71は人体動作を検知していない場合
には、照明装置L1が通常の照度、照明装置L2が1/
2の照度となる。
【0055】逆に、メインリモートコントローラ51の
人感センサ61は人体動作を検知しておらず、サブリモ
ートコントローラ52の人感センサ71が人体動作を検
知している場合には、照明装置L2が通常の照度、照明
装置L1が1/2の照度となる。
【0056】そして、双方のリモートコントローラ5
1、52の人感センサ61、71が人体動作を検知して
いる場合には、両照明装置L1、L2の照度が通常とな
る。
【0057】これにより、前述同様に一人の使用者が被
調和室1内のゾーンZ1からゾーンZ2に渡って移動す
る場合などに、自動的に使用者が存在するゾーンを照明
できるようになるので、一々ゾーン設定を行うこと無く
使用者の存在するゾーンを優先照明できるようになり、
操作性が向上する。また、被調和室1のゾーンZ1とゾ
ーンZ2の双方に使用者が存在する場合には自動的に双
方照明されるので、これによっても更なる快適性の改善
が図れる。
【0058】尚、上記実施例ではメインリモートコント
ローラ51に人感センサ61を設けたが、それに限ら
ず、サブリモートコントローラ52のみに人感センサ7
1を設けた構成としても良い。その場合には前記「自
動」のポジションにおいて、通常はゾーンZ1を優先的
に空調・照明し、サブリモートコントローラ52の人感
センサ71が人体動作を検知した場合に、優先空調を解
除して被調和室1全体の空調・照明に切り換えるように
するか、或いは、ゾーンZ2の優先空調・照明に切り換
えるようにすれば良い。
【0059】次に、前記おやすみスイッチ65が操作さ
れた場合に実行されるおやすみ制御運転について説明す
る。このおやすみスイッチ65が操作されると、コント
ローラ33は例えば1時間後に設定温度を例えば1℃高
く変更し(冷房運転時)、或いは、例えば3℃低く変更
(暖房運転時)する。これにより、就寝時に快適な空調
運転となる。
【0060】また、おやすみスイッチ65が操作される
と、照明装置L1とL2のコントローラは照度を1/4
に減光する。これによって、被調和室1内は常夜灯ほど
の照度となり、これも就寝時に適した照明となる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、熱交
換器と熱交換した空気を送風機にて吹出口より被調和室
内に吹き出して成る空気調和機と、被調和室内を照明す
る照明装置を制御するに際して、被調和室内を異なる複
数の領域に分割した後、いずれかの領域に優先度を設定
し、優先度の高い領域を空気調和機により優先的に空調
し、且つ、照明装置により優先的に照明するので、被調
和室内の特定の領域のみに使用者が存在する場合など
に、当該領域を優先的に空調し、且つ、照明することが
できるようになる。
【0062】これにより、使用者により快適で、且つ、
効率的な空調運転及び照明効果を実現することができる
ようになるものである。
【0063】請求項2の発明によれば、上記に加えて所
定の操作に基づき、空気調和機により就寝に適した空調
運転が実行されると共に、その場合には照明装置の照度
が低下されるので、使用者が就寝する際に空気調和機を
就寝に適した空調運転とすることにより、照明装置も照
度が低下され、就寝に適した照度となる。これにより、
簡単な操作で使用者により快適な就寝環境を提供するこ
とができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する空気調和機の利用側ユニット
の断面図である。
【図2】本発明を適用する空気調和機の冷媒回路図であ
る。
【図3】本発明を適用する空気調和機の利用側ユニット
の電気回路図である。
【図4】本発明を適用するメインリモートコントローラ
の正面図である。
【図5】図4のメインコントローラのカバーを取り外し
た正面図である。
【図6】本発明を適用するサブリモートコントローラの
正面図である。
【図7】本発明を適用する空気調和機の利用側ユニット
と照明装置が取り付けられた被調和室を示す図である。
【符号の説明】
1 被調和室 3、4 利用側熱交換器 6、7 送風機 9 吸込口 11、12 吹出口 13、14 フラップ 22 圧縮機 24 熱源側熱交換器 30 室温センサ 33 コントローラ 34〜39 温度センサ 41、42 フラップモータ 43、44 ファンモータ 46 センサ基板 47、48 弁モータ 51 メインリモートコントローラ 52 サブリモートコントローラ 61、71 人感センサ A 利用側ユニット AC 空気調和機 B 熱源側ユニット F フルネルレンズ L1、L2 照明装置 Z1、Z2 ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船越 智英 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA00 AA16 AA75 BA25 BA31 CF13 CG06 CG44 CJ06 CJ11 CJ16 CJ17 CJ19 CJ22 3L060 AA05 CC19 DD05 EE01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器と熱交換した空気を送風機にて
    吹出口より被調和室内に吹き出して成る空気調和機と、
    前記被調和室内を照明する照明装置を制御する制御装置
    において、 この制御装置は、前記被調和室内を異なる複数の領域に
    分割した後、いずれかの領域に優先度を設定し、優先度
    の高い領域を前記空気調和機により優先的に空調し、且
    つ、前記照明装置により優先的に照明することを特徴と
    する空気調和機及び照明装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 所定の操作に基づいて空気調和機により
    就寝に適した空調運転を実行すると共に、照明装置の照
    度を低下させることを特徴とする請求項1の空気調和機
    及び照明装置の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012209803A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Hitachi Appliances Inc 連動制御装置

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