JP2000220863A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2000220863A JP11020415A JP2041599A JP2000220863A JP 2000220863 A JP2000220863 A JP 2000220863A JP 11020415 A JP11020415 A JP 11020415A JP 2041599 A JP2041599 A JP 2041599A JP 2000220863 A JP2000220863 A JP 2000220863A
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込グリルの昇降装置が故障しても吸込グリ
ルを化粧パネルから簡単に取り外すことのできる天井埋
込型空気調和機を提供する。 【解決手段】化粧パネル7に昇降自在に支持した吸込グ
リル8と、この吸込グリル8を昇降自在に吊り下げる4
本の吊紐35、36、37、38と、モータにより正逆
回転されるシャフトと、このシャフトに取り付けられ吊
紐がそれぞれ巻回されるドラム41、42、43、44
と、シャフトの回転に伴うドラムの回転によって吸込グ
リル8を昇降させるようにした空気調和機において、吸
込グリル8には対向する2辺にそれぞれ吊紐を通すガイ
ド31、32、33、34を設けて吊紐を挿通し、か
つ、各辺ごとに挿通された吊紐の先端を着脱自在に金具
で連結すると共にドラムの少なくとも1つにシャフトの
回転力を伝達または解除するクラッチ48を設けた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井に設置される
ユニット本体を有する空気調和機の吸込グリルの取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】天井開口に取り付けられる化粧パネルに
吸込グリルを設け、この吸込グリルにフィルタを設けた
天井埋込型空気調和機は知られている。この吸込グリル
に設けられたフィルタを外してして掃除することにより
空気調和機の性能を十分に発揮させる。
【0003】化粧パネルに収納された吸込グリルを天井
から作業場所に降ろすために、化粧パネルに吸込グリル
を昇降させる昇降装置を設けた天井埋込型空気調和機が
提案されている。この昇降装置は化粧パネルに設けられ
た昇降用モータの駆動により正逆回転するドラムに、一
端が吸込グリルに取り付けられた吊紐の他端が巻回さ
れ、ドラムの回転によって吸込グリルを昇降させるよう
にしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構造の空気調和機では、吸込グリルが化粧パネルに密着
したまま電気関係の配線や部品等が故障すると、吸込グ
リルの昇降装置が動かなくなり点検修理作業が面倒にな
るという問題が発生する。
【0005】そこで、本発明は上述した問題点を解消
し、吸込グリルが化粧パネルから簡単に取り外すことの
できる空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、化粧パネルに昇降自在に支持した吸込グ
リルと、この吸込グリルを昇降自在に吊り下げる4本の
吊紐と、モータにより正逆回転されるシャフトと、この
シャフトに取り付けられ前記吊紐がそれぞれ巻回される
ドラムと、前記シャフトの回転に伴う前記ドラムの回転
によって吸込グリルを昇降させるようにした空気調和機
において、前記吸込グリルには対向する2辺にそれぞれ
前記吊紐を通すガイドを設けて前記吊紐を挿通し、か
つ、各辺ごとに挿通された吊紐の先端を着脱自在に金具
で連結すると共に前記ドラムの少なくとも1つに前記シ
ャフトの回転力を伝達または解除するクラッチを設けた
ことを特徴とする。
【0007】吸込グリルが化粧パネルに密着した状態で
吸込グリルの昇降装置が故障した場合、クラッチ付きド
ラム側の吸込グリルの一部を引き下げることによりクラ
ッチ付きドラムがシャフトに対して空回りし吊紐が繰り
出されるので、吸込グリルと化粧パネルとの間に隙間が
できる。この隙間から吊紐の先端同士の連結を外して吸
込グリルを化粧パネルから取り外すことができる。
【0008】また、ガイドに挿通され連結された2組の
吊紐のうち、クラッチ付きのドラム側に巻かれた組の吊
紐の合計長さを他のドラム側に巻かれた組の吊紐の合計
長さより短くする。これにより、吸込グリルの上昇時に
は、常にクラッチ付きのドラムが吊紐の巻き取りを先に
完了し、クラッチの作用により当該ドラムが停止し他の
ドラムは回転を継続して吸込グリルが化粧パネルに完全
に収納される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は一般的な天井埋込型空気調和機の縦
断面図であり、この図1において、1は天井埋込型空気
調和機1を示している。この天井埋込型空気調和機1
は、天井内部に収納される板金製のユニット本体2と、
中央に吸込口3を外周部の四辺に吹出口4を有し、天井
穴5を塞ぐように天井面6に設けられる化粧パネル7
と、中央に吸込口3を有する吸込グリル8とにより構成
されている。
【0011】11はターボファン12と天板13に取り
付けられたファン用モータ14からなる送風機、15は
吸込口3からの室内空気をターボファン12に案内する
ノズル口、16は内側立上がり部17と外側立上がり部
18とを有し、角張った環形状に発泡スチロールで形成
されたドレンパン、21はターボファン12の吐出側に
このファンを取り囲むように環状に配置されたプレート
フィン型熱交換器である。そして、22はユニット本体
の周面に巻付けられた断熱材、23は前記熱交換器で熱
交換された空気を吹出口4へ導く導風部、24はユニッ
ト本体2を吊具で天井梁に吊下げるための吊下げボル
ト、25は吸込グリル8下流側に取付けられたフィルタ
である。
【0012】次に、図2ないし図4を参照し、本実施形
態の要部を説明すると、図2において、天井面6に設け
られる化粧パネル7の内側の対向する2辺にはそれぞれ
パネルガイド26、27及び28、29が取り付けられ
ている。これらパネルガイドと吸込グリル8の2辺に設
けられたガイド(以下グリルプーリという)31、3
2、33、34とには、それぞれ吊紐が35、36、3
7、38掛け渡され、これら吊紐35、36、37、3
8の4本で吸込グリル8は、化粧パネル7に支持されて
いる。これら4本の吊紐35、36、37、38には樹
脂ワイヤあるいは金属ワイヤの外周にビニールコーティ
ングを施したもの等が使用される。尚、39は天井埋込
型空気調和機1を操作するワイヤレスリモコン(図示せ
ず)から発信された信号を受信する受信部39である。
【0013】図3において、シャフト40にはシャフト
40に固定された第1ドラム41、第2ドラム42、第
3ドラム43、シャフト40に回転可能に取り付けられ
た第4ドラム44とシャフト40に固定された固定部4
5とが設けられている。このような第1ドラム41と第
2ドラム42、第3ドラム43と第4ドラム44とを一
対とした2組がシャフト40の両側に設けられている。
この固定部45と第4ドラム44との間にはコイルスプ
リング46とクラッチ板47よりなるクラッチ48が介
装されている。クラッチ48は第4ドラム44の側面に
コイルスプリング46のばね力にてクラッチ板47を押
しつけて、クラッチ板47と第4ドラム44の側面との
摩擦力によりシャフト40の回転力を第4ドラム44に
伝達する。ドラム41、42、43、44にはそれぞれ
吊紐35、36、37、38の端部が固定され、シャフ
ト40の回転とともに吊紐35、36、37、38が繰
り出されまたは巻き取られる。尚、51は上限位置検出
センサ、52は下限位置検出センサであり、それぞれ吸
込グリル8が上限位置、下限位置に到達したことを検知
する。具体的には、上限位置検出センサ51は吸込グリ
ル8が当接してオンするリミットスイッチにて構成さ
れ、下限位置検出センサ52はドラム41、42、4
3、44に巻回された吊紐35、36、37、38の巻
数(高さ)で検出する。尚、上限位置は昇降用モータ5
3の電流値の増大によって検知してもよい。
【0014】吸込グリル8を昇降させるための昇降用モ
ータ53、ギヤ54、55、シャフト40、クラッチ4
6などから成る駆動系56は、ユニット本体2の開口部
57内に延在する支持板58上にまとめて配置されてい
る。
【0015】図4において、吸込グリル8には対向する
2辺にそれぞれグリルプーリ31、32及び33、34
が取り付けられている。61、62、63、64は各吊
紐の先端に取り付けられた先端金具であり、この先端金
具61、62、63、64は細長い円筒部とこの円筒部
の中央に円筒部よりもやや径が大きく幅の狭い大円筒部
を有した形状のもので底面部に吊紐が接続される。6
5、66は中央金具であり、この中央金具65、66は
細長い平板の中央部とこの中央部の両端から上に直角に
立ち上がった縦片とこの縦片の先端を内側に折り曲げた
爪とを備えた形状のものである。各縦片の中央部には丸
孔が設けられこの丸孔の上部から爪の先端にかけてスリ
ットが入っている。中央金具65、66の両端のスリッ
トにそれぞれ吊紐を通した後丸孔にそれぞれの先端金具
61、62、63、64の吊紐側円筒部を嵌め入れるこ
とにより吊紐同士を連結するものである。第1ドラム4
1、第2ドラム42に一端が固定された吊紐35、36
は、それぞれパネルガイド26、27を経て、グリルプ
ーリ31、32に掛け渡される。吊紐35、36の他端
には先端金具61、62が取り付けられていてこの先端
金具61、62が中央金具65に取り付けられる。第3
ドラム43、第4ドラム44に一端が固定された吊紐3
7、38は、それぞれパネルガイド28、29を経て、
グリルプーリ33、34に掛け渡され、その他端がそれ
ぞれ中央金具66に取り付けられる。第3ドラム43と
第4ドラム44とに取り付けられた吊紐37と38との
合計長さは、第1ドラム41と第2ドラム42とに取り
付けられた吊紐35と36との合計長さよりも10〜1
5mm程度短くなっている。このように吊紐35、3
6、37、38をパネルガイド26、27、28、2
9、グリルプーリ31、32、33、34、および中央
金具65、66に掛け渡すことによって、吸込グリル8
を昇降自在に吊り下げている。吸込グリル8はシャフト
40と共にドラム41、42、43、44が吊紐35、
36、37、38を繰り出す方向に回転することによっ
て、下っていく。下に降りた吸込グリル8は、シャフト
40と共にドラム41、42、43、44が吊紐35、
36、37、38を巻き取る方向に回転することによっ
て上がっていく。また、各グリルプーリと各吊紐の間に
は吸込グリル8が不用意に傾いたりしないように若干の
抵抗がついている。
【0016】吊紐37、38は吸込グリル8の自重がか
かる程度では、第4ドラム44のクラッチ48は空回り
しないが、吊紐37、38に過大な負荷がかかると、ク
ラッチ48の摩擦力に抗してドラム44が停止しその内
周壁をシャフト40が空回りしドラム41、42、43
は回転する。このようにすれば、クラッチ48の付いた
第4ドラム44が停止しても吸込グリル8のもう一方の
辺を密着させるまで動作するので、吸込グリル8の一部
が閉じたところでドラムの回転が止まって半開きの状態
になることはなく、常に吸込グリル8が化粧パネル7に
密着して閉まる。吸込グリル8周辺各部に化粧パネル7
への到達時間のずれがあっても解消されて閉まる。
【0017】つぎに、実施形態の動作を説明する。
【0018】例えば、ワイヤレスリモコンに吸込グリル
8の「上昇」・「停止」・「下降」を行うためのボタン
を設け、このボタンを目的に応じて押す。ワイヤレスリ
モコンのスイッチやボタンを操作すると、ワイヤレスリ
モコンから信号が発信される。この信号を受信部39で
受信し、信号に応じた天井埋込型空気調和機1の制御を
行う。下降ボタンを押すと、昇降用モータ53が正回転
して、駆動系56が駆動され、吊紐35、36、37、
38が繰り出されて、吸込グリル8が降下を開始する。
次に、停止ボタンを押すと、昇降用モータ53が停止し
て吸込グリル8が降下を停止し、さらに、上昇ボタンを
押すと、昇降用モータ53が今度は逆回転して、吸込グ
リル8が上昇に転じる。
【0019】吸込グリル8が上昇に転じた後、この吸込
グリル8が上限位置に到達すると、上限位置検出センサ
51が作動し、これと同時にタイマーが作動し、所定時
間(例えば0.3〜2秒)経過後に、昇降用モータ53
の逆回転が停止されて、吸込グリル8の上昇が停止され
る。
【0020】吸込グリル8を最も下まで下ろしたときに
は、吊紐35、36の長さの合計が37、38の合計の
長さより長いことに起因して、吸込グリル8が傾いた状
態で吊下げられる。この傾いた状態を正さないで吸込グ
リル8を上昇させると吸込グリル8の中の第3ドラム4
3、第4ドラム44側の一部が先に化粧パネル7に到達
する。この後、さらにドラムの回転が続けられると吊紐
37、38をつないでいる中央金具66がグリルプーリ
間33、34を多少移動して吸込グリル8の第3ドラム
43、第4ドラム44側の辺が化粧パネル7に当接す
る。吸込グリル8の第3ドラム43、第4ドラム44側
の辺が化粧パネル7に当接してもシャフト40の回転力
がクラッチ48の摩擦力よりも大きいので、3つのドラ
ム41、42、43とも回転し続けるが、第4ドラム4
4は停止し、第4ドラム44の吊紐38に連結された吊
紐37の一部は第3ドラム43に巻かれる。このような
過程において、吸込グリル8の第1ドラム41、第2ド
ラム42側が化粧パネル7に当接し、さらにドラム4
1、42、43の巻き取りが続くと吊紐37、38は中
央金具66の移動を伴いつつ吸込グリル8を上昇させそ
の全辺を化粧パネル7に密着させる。このようにして吸
込グリル8の四辺が化粧パネル7に密着すると昇降用モ
ータ53の駆動が停止されドラム41、42、43の回
転が停止する。なお、前述したように第4ドラム44が
停止していた分吊紐37と吊紐38との中央金具66が
グリルプーリ33の方に多少移動するがその移動はわず
かでありグリルプーリ33に当接することはない。
【0021】このように吸込グリル8が上昇し、吸込グ
リル8が傾いた状態で吊上げられたとしても、上限位置
検出センサ51が作動してから所定時間経過した後に、
昇降用モータ53の逆回転が停止されるようにしてすべ
ての吊紐が巻き取られ、吸込グリル8は化粧パネル7に
密着される。
【0022】吸込グリル8の降下の過程では、下降ボタ
ンを押すことにより吸込グリル8は降下し、停止ボタン
を押すと、吸込グリル8が降下を停止し、任意の位置で
吸込グリル8の一時停止が可能である。
【0023】次に、吸込グリル8が化粧パネル7に密着
した状態で吸込グリル8の昇降装置が故障した場合の吸
込グリル8の取り外し方について説明する。
【0024】吸込グリル8の昇降装置や電気関係の配線
や部品は、吸込グリル8および化粧パネル7の上部にあ
るので、故障した際に吸込グリル8を化粧パネル7から
外す必要がある。この場合には、まず、第3ドラム43
と第4ドラム44側の吸込グリル8の一辺とこの辺に接
している化粧パネル7との隙間(吸込グリル8は化粧パ
ネル7に密着しているのでわずかな隙間しかない)をド
ライバ等の先を使って広げると、第4ドラム44が空回
りして吸込グリル8がわずかに開く。この隙間に手をか
けてさらに力を入れると吸込グリル8の一辺が大きく下
がって傾斜して広がり、吸込グリル8の内側に中央金具
66が露出される。次に中央金具66に引っ掛けてある
吊紐37、38の先端金具63、64を外すことにより
吊紐37と38とが外れて吸込グリル8の一方の辺が下
に垂れ下がる。このようにすると吸込グリル8の他方の
辺の内側に取り付けられている中央金具65が現われる
ので、中央金具65に引っ掛けてある吊紐35、36の
先端金具61、62を外すことにより吊紐35と36と
が外れ、吸込グリル8を化粧パネル7から取り外すこと
ができる。このようにすれば、故障のときでも吸込グリ
ル8を取り外して必要な修理を行うことができる。な
お、各グリルプーリ31、32、33、34の回転軸を
片持ち支持としておけば、吊紐35、36、37、38
をグリルプーリ31、32、33、34の横から挿脱す
ることができ、吊紐35、36、37、38をグリルプ
ーリ31、32、33、34に掛けるときに吊紐の先端
金具61、62、63、64がじゃまになるということ
はない。
【0025】このように、吸込グリル8が化粧パネル7
から簡単に取り外しできることにより、吸込グリル8の
メンテナンスや吸込グリル8の交換等も簡単になる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、吸込グリルが化粧パネ
ルに密着した状態で吸込グリルの昇降装置が故障して
も、クラッチ付きドラム側の吸込グリルの一部を強く広
げることによりクラッチ付きドラムが空回りし吊紐が繰
り出されるので、吸込グリルと化粧パネルとの間に広い
隙間ができ、この隙間から吊紐の先端同士の連結を外す
ことができる。一組の吊紐の連結が外れれば、吸込グリ
ルがより大きく広がるので、他の組の吊紐の連結も外す
ことができ、吸込グリルを化粧パネルから取り外すこと
ができる。このように、吸込グリルが化粧パネルから分
離できることにより、万一昇降装置が故障しても比較的
簡単に点検修理作業をすることができる。また、空気調
和機本体の通常の故障修理やメンテナンスのときなども
吸込グリルを開けて吊紐を外せば、吸込グリルが作業の
じゃまにならず、作業場所を広くとれ、作業時間の短縮
化が図れる。さらにまた、吸込グリルの交換等が簡単に
なる。また、クラッチの付いてないドラム側の吊紐の合
計長さがクラッチ付きのドラム側の吊紐の合計長さより
長くなっているので、吸込グリルを上昇させる場合、ク
ラッチ付きのドラム側の吸込グリルの辺が先に化粧パネ
ルに密着し、クラッチの付いたドラムが停止しても他の
ドラムが吸込グリルのもう一方の辺を密着させるまで動
作するので、吸込グリルの一部が閉じたところでドラム
の回転が止まって半開きの状態になることはなく、常に
吸込グリルが化粧パネルに密着して閉まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井埋込型空気調和機の縦断面図である。
【図2】本発明による天井埋込型空気調和機の一実施形
態を示す斜視図である。
【図3】本発明の化粧パネルを示す平面図である。
【図4】本発明の吸込グリルを吊下げた状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 天井埋込型空気調和機 7 化粧パネル 8 吸込グリル 35、36、37、38 吊紐 41 第1ドラム 42 第2ドラム 43 第3ドラム 44 第4ドラム 31、32、33、34 グリルプーリ(ガイド) 65、66 中央金具 48 クラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧パネルに昇降自在に支持した吸込グ
    リルと、この吸込グリルを昇降自在に吊り下げる4本の
    吊紐と、モータにより正逆回転されるシャフトと、この
    シャフトに取り付けられ前記吊紐がそれぞれ巻回される
    ドラムと、前記シャフトの回転に伴う前記ドラムの回転
    によって吸込グリルを昇降させるようにした空気調和機
    において、 前記吸込グリルには対向する2辺にそれぞれ前記吊紐を
    通すガイドを設けて前記吊紐を挿通し、かつ、各辺ごと
    に挿通された吊紐の先端を着脱自在に金具で連結すると
    共に前記ドラムの少なくとも1つに前記シャフトの回転
    力を伝達または解除するクラッチを設けたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記ガイドに挿通され連結された2組の
    吊紐のうち、前記クラッチが設けられたドラム側に巻か
    れた組の吊紐の合計長さを他のドラム側に巻かれた組の
    吊紐の合計長さより短くしたことを特徴とする請求項1
    記載の空気調和機。
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KR100725816B1 (ko) 2006-07-10 2007-06-08 삼성전자주식회사 천장형 공기조화기 및 그 제어방법
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