JP3625593B2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸込グリル昇降装置を備えた天井埋込型空気調和機に係り、詳しくは、グリル昇降用モータの寿命低下等を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
天井面に固着された化粧パネルに吸込グリルを着脱自在に取り付け、この吸込グリル内にエアフィルタを装着した天井埋込形空気調和機が知られている(特開平2−233920号公報等)。この種の天井埋込形空気調和機では、吸込グリルとエアフィルタとを一体に取り外せるため、エアフィルタの清掃や交換等が比較的容易に行える一方、天井面の化粧パネルから吸込グリルを取り外す際には、脚立等を用いた高所作業が要求される。そこで、室内ユニットの本体にグリル昇降装置を内蔵し、ユーザーによる遠隔操作手段(リモートコントローラ:以下、単にリモコンと記す)の操作に応じ、吸込グリルを化粧パネルに対して昇降させるものが提案されている。
【0003】
グリル昇降装置の昇降機構としては、電動モータに駆動されるプーリによって吸込グリルの四隅に固着された吊り紐を巻き上げるものが一般的であり、リモコンからの入力信号に基づき電動モータを正逆転あるいは停止させる昇降制御装置が付設されている。これにより、リモコンの上昇スイッチや下降スイッチ、停止スイッチを適宜操作すると、吸込グリルが昇降あるいは停止することになり、ユーザが所望の位置でエアフィルタの着脱を行えるようになる。尚、電動モータのシャフトとプーリとの間には滑りクラッチが介装されているため、過剰な巻き上げ作動が行われた場合にも、電動モータや吊り紐に所定値以上の負荷が掛からない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した昇降制御装置は、上昇スイッチや下降スイッチが操作された後、吸込グリルが上限位置あるいは下限位置に達した時点で、駆動装置を停止させる制御を行う。通常、上下限位置の検出はリミットスイッチにより行うものが多いが、構成部品点数や製造コストの削減を図るべく、上限位置の検出を昇降機構の負荷(電動モータの消費電流等)に基づき行うものが出現している。すなわち、吸込グリルの上昇中と化粧パネルに格納された後とを比較すると、電動モータの消費電流は、後者が前者より遥かに大きく(通常は、二倍以上)なるため、消費電流が判定値を上回ったことをもって吸込グリルが上限位置に達したことが検出できる。また、昇降制御装置は、4本の吊り紐間における長さの不均一等による吸込グリルの不完全な格納を防ぐべく、吸込グリルが上限位置に達したことを検出した後も、所定時間(例えば、数秒間)に亘って昇降機構に上昇作動を行わせる。
【0005】
さて、このようなグリル昇降装置を備えることにより、ユーザによるエアフィルタのメンテナンス作業は極めて容易になるが、その一方で、リモコンの操作ミスに起因する不具合が起こることがあった。すなわち、既に吸込グリルが化粧パネルに格納されているにも拘わらず、ユーザが上昇スイッチを操作した場合、昇降機構の上昇作動に伴って消費電流が判定値を上回る。ところが、その時点から所定時間が経過するまでは、昇降制御装置が昇降機構に上昇作動を行わせるため、電動モータおよび吊り紐には比較的大きな負荷が継続して作用する。そして、このような操作ミスが長期間に亘って繰り返されると、電動モータの寿命が著しく低下したり、吊り紐の損傷により吸込グリルの円滑な昇降が行えなくなることがあった。
【0006】
本発明は上記状況に鑑みなされたもので、吸込グリルが上限位置にあるときにはリモコンの操作ミスによる上昇作動を防止し、もって電動モータの寿命低下や吊り紐の損傷等を少なくした天井埋込型空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1の発明では、天井内に埋め込まれた室内ユニット本体と、この室内ユニット本体の下部に装着されて吸込開口および吹出開口を天井面に形成する化粧パネルと、上限位置にあるときに前記化粧パネルの吸込開口を覆う吸込グリルと、前記吸込開口に対して前記吸込グリルを昇降させるグリル昇降手段と、このグリル昇降手段を遠隔操作手段からの入力信号に基づき駆動制御する昇降制御手段とを備えた天井埋込型空気調和機において、前記グリル昇降手段の負荷を検出する負荷検出手段を更に備え、前記昇降制御手段は、この負荷検出手段の検出結果が所定値を上回った後に、所定時間が経過した場合には、上限フラグをセットし、この上限フラグがセットされている場合には、前記遠隔操作手段から前記吸込グリルを上昇させるための信号が入力されても、前記前記グリル昇降手段の駆動制御を行わず、前記遠隔操作手段から前記吸込グリルを下降させるための信号が入力されると、前記上限フラグのセットを解除して、前記グリル昇降手段の駆動制御を行うものを提案する。
【0008】
この発明では、例えば、吸込グリルの上昇時には、吸込グリルが上昇して化粧パネルに当接し、所定時間が経過するまではグリル昇降手段に上昇動作を行わせる。これにより、吊り紐間の長さの不均一等があっても吸込グリルの確実な格納が行える。そして、吸込グリルが上限位置にある時に、ユーザーの誤操作により遠隔操作手段から上昇指令信号が入力しても、グリル昇降手段の駆動制御を行わない。これにより、グリル昇降手段や吊り紐等に無用な負荷がかかることが防止され、装置の耐久性等が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
図1には本発明に係る室内ユニットを斜視により示し、図2には同室内ユニットの下部を平面視により示してある。これらの図において、室内ユニット1は、天井内に収納されるユニット本体3と、ユニット本体3の下部に装着される化粧パネル5と、化粧パネル5の吸込開口7を覆う吸込グリル9とから構成されている。ユニット本体3は、板金製の筐体内に熱交換器や送風ファン、制御装置等、種々の機器類を収納したもので、その下部には後述するグリル昇降機構が配設されている。また、化粧パネル5は、天井板の室内ユニット取付穴を塞ぎ、その中央部には正方形の吸込開口7が形成され、外周4辺にはそれぞれ長方形の吹出開口8が形成されている。
【0013】
吸込グリル9は、化粧パネル5の吸込開口7に対応した形状(正方形)となっており、その全面に多数のスリット11が形成されると共に、四本の吊り紐13を介して昇降自在に支持されている。これらの四本の吊り紐13には樹脂製あるいは金属製のワイヤの外周にビニールコーティングを施したものが使用されるが、タイヤルコードであってもよい。また、各吊り紐13は、その一端が吸込グリル9の四隅にもうけられた図示しない補強部材のフックにつながれ、うち2本の吊り紐13の他端はグリル昇降機構の一対の第1主プーリ15にそれぞれ巻回され、他の2本の吊り紐13の他端はワイヤガイド19を介して一対の第2主プーリ17にそれぞれ巻回されている。
【0014】
吊り紐13をフックに連結する際には、図示しない結束体を用いて吊り紐13の一端にループを形成し、吊り紐13のループをフックに引掛けた後、吊り紐13をひいてループを軽く締めればよい。また、吸込グリル9の補強部材は、吸込グリル9の2つの辺にねじ等により固定され、上述したように、吊り紐13のフックとして機能するほかに、吸込グリル9の補強、更には吸込グリル9の上面に装着されるエアフィルタ21の横ずれ防止等も兼ねている。
【0015】
吊り紐13用の合計4つの主プーリ15、17は、巻上シャフト23の両端部に一対ずつ連結されている。両主プーリ15,17が巻上シャフト23に対して回動自在に遊嵌される一方、巻上シャフト23の軸部にはねじ等を介して二対の駆動ディスク25が固着され、これら駆動ディスク25と両主プーリ15、17との間にはコイルスプリング等からなるクラッチ27がそれぞれ介装されている。
【0016】
29は第1主プーリ15と第2主プーリ17との間に介装されて自由に回転するディスタンスカラーであり、吊り紐13に吸込グリル9の重量がかかる程度では、駆動ディスク25と主プーリ15、17とディスタンスカラー29とがクラッチ27を介して一体となり、巻上シャフト23の回転と伴に吊り紐13の繰り出し/巻き戻しが行なわれる。そして、一本または複数本の吊り紐13に過大な負荷がかかると、巻上シャフト23が回転している状態でも、クラッチ27のばね力に抗して第1主プーリ15あるいは第2主プーリ17が空転する。
【0017】
本実施形態におけるグリル昇降機構、すなわち、各主プーリ15、17、巻上シャフト23、クラッチ27、昇降用モータ31等からなる駆動機構33は、図1に示すように、ユニット本体3の開口部内に延在する支持板35上に配設されている。また、ユニット本体3の開口部内には、支持板35と対向するように、室内ユニット1の制御を行う制御ユニット37が配設されている。制御ユニット37と支持板35とは、ユニット本体3の空気取込開口に存在するが、支持板35はエリア39に延在し、制御ユニット37はエリア41に延在するため、これらが空気取込機能を阻害することはなく、残りの空間43において、十分な量の空気を取り込める。
【0018】
駆動機構33は化粧パネル5に固定されるのに対し、制御ユニット37はユニット本体3に固定されており、その内部には図3に示す制御部45が収容されている。駆動機構33についてより詳しく説明すると、巻上シャフト23は支持板35上に一対の軸受47を介して回転自在に支持されている。巻上シャフト23の軸部のほぼ中央にはギア49が固定され、このギア49には昇降用モータ31の出力軸に固定されたギア51が噛み合っている。図2において、53は下限位置検出センサであり、吸込グリル9の下限位置を吊り紐13の繰出し長さ、(具体的には、第2主プーリ17に巻回された吊り紐13の巻高さ)を検出する。
【0019】
図3には、制御部45およびワイヤレスリモートコントローラ51(以下リモコンと略称する。)の構成を示してある。リモコン51は上昇ボタン53、下降ボタン55、停止ボタン57を備えており、上昇ボタン53が押されると上昇指令を出力し、下降ボタン55が押されると下降指令を出力し、停止ボタン57が押されると停止信号を出力する。これら上昇、下降、停止信号は、赤外線等の光信号L(シリアル信号)として、リモコン51の発光部59から制御部45に接続した受光部61に送られるようになっている。
【0020】
受光部61は化粧パネル5の下面に配置されており、光信号Lを電圧信号に変換し、上昇ボタン53、下降ボタン55、停止ボタン57のいずれが押されたかを、制御ユニット37内のECU(電子制御ユニット)63に送る。ECU63は、電圧信号をデコードして上昇操作、下降操作、停止操作のいずれの指令であるかを判定した後、モータドライバ65に対して上昇、下降、停止のいずれかの指令を出力し、昇降用モータ31に上昇、下降、停止のいずれかの動作をさせる。すなわち、モータドライバ65は、ECU63からの入力信号に基づき、吸込グリル9を上昇させる時には、モータ端子T1にプラス電圧を印加しかつモータ端子T2にマイナス電圧を印加する。また、吸込グリル9を下降させる時には、モータ端子T1にマイナス電圧を印加しかつモータ端子T2にプラス電圧を印加する。そして、吸込グリル9を停止させる時には、モータ端子T1,T2のいずれにも電圧を印加しない。
【0021】
昇降用モータ31に流れる電流は、電流検知抵抗Rを通りGND(アース)に流れ、ECU63は、この電流検知抵抗Rの両端に発生する電圧を読み取り、消費電流に変換する。尚、昇降用モータ31としては、直流モータやステッピングモータを採用することができる。
【0022】
次に、本実施形態におけるグリル昇降制御を図4のフローチャートを参照して説明する。室内ユニット1に主電源が投入されると、ECU63は、所定の制御インターバルで、グリル昇降制御サブルーチンを繰り返し実行する。
【0023】
サブルーチンを開始すると、ECU50は、先ずステップS1で、上昇指令が入力したか否かを判定する。この上昇指令は、ユーザーによりリモコン51の上昇ボタン53が一旦押されると、下降ボタン55や停止ボタン57が押されるまで、図示しない指令出力回路から出力され続ける。これは、後述する下降指令についても同様であり、下降ボタン55が一旦押されると、上昇ボタン53や停止ボタン57が押されない限りは、指令出力回路から出力され続ける。
【0024】
ECU63は、リモコン51からの上昇指令を受けて、上昇ボタン53が押されたと判定すると、ステップS3で上限フラグFULが1であるか否かを更に判定する。上限フラグFULは、吸込グリル9が上限位置にあることを示すフラグであり、その初期値は0に設定されている。
【0025】
ステップS3の判定がNoであった場合、ECU63は、ステップS5で昇降用モータドライバ65に上昇指令を出力して昇降用モータ31を駆動させ、吸込グリル9を上昇させる。しかる後、ECU63は、ステップS7で昇降用モータの消費電流が判定値Ia(本実施形態では、330mA)を超えたか否かを判定し、この判定がNoである間はステップS5でモータドライバ65に上昇指令を出力し続ける。尚、吸込グリル9が上昇過程にある場合には、昇降用モータ31の消費電流Iは判定値Iaより低い値(本実施形態では、170mA程度)となる。
【0026】
吸込グリル9が上昇して化粧パネル5に当接すると、昇降用モータ31の負荷が急激に増大し、消費電流Iが350〜400mAに上昇する。そのため、ステップS7の判定がYesとなり、ECU63は、ステップS9で図示しないタイマカウンタを起動させ、ステップS11で遅延時間Td(本実施形態では、4秒間)が経過したか否かを判定する。尚、吸込グリル9が化粧パネル5に当接すると、第1主プーリ15や第2主プーリ17の全部または一部が停止するが、クラッチ27の作用によって巻上シャフト23は回転を続ける。
【0027】
消費電流Iの上昇後に遅延時間Tdが経過してステップS11の判定がYesになると、ECU63は、ステップS13で上限フラグFULを1とした後、ステップS15でモータドライバ65に停止指令を出力する。これにより、昇降用モータ31が停止するが、各吊り紐13間に長さ等のアンバランスがあった場合にも、遅延時間Tdに亘る巻き上げによって吸込グリル9の化粧パネル5への格納が完遂される。
【0028】
一方、ステップS1の判定がNoであった場合、ECU63は、ステップS17で停止指令が入力したか否かを判定し、この判定がYesであった場合にはステップS15でモータドライバ65に停止指令を出力し、吸込グリル9の上昇あるいは下降を停止させる。これにより、ユーザーが希望する位置で吸込グリル9が停止し、エアフィルタ21の脱着作業が容易となる。
【0029】
ステップS17の判定がNoであった場合、ECU63は、ステップS19で下降指令が入力したか否かを判定し、この判定もNoであれば何の処理も行わずにスタートに戻る。
【0030】
ステップS19の判定がYesであった場合、ECU63は、ステップS21で下限位置検出センサ53の出力により吸込グリル9が下限位置にあるか否かを判定し、この判定がYesであれば(すなわち、既に吸込グリル9が下限に位置していれば)、ステップS15でモータドライバ65に停止指令を出力する。そして、ステップS21の判定がNoであれば、ECU63は、ステップS23でモータドライバ65に下降指令を出力して昇降用モータ31を駆動させ、吸込グリル9を下降させた後、ステップS25で上限フラグFULを0とする。吸込グリル9の下降はステップS17あるいはステップS21の判定がYesになるまで続けられ、吸込グリル9が下限位置あるいはユーザーが希望する位置で停止することになる。
【0031】
さて、吸込グリル9が化粧パネル5に格納された後に、ユーザーが誤って上昇ボタン53を押した場合、本実施形態では以下に述べる制御が行われる。すなわち、ECU63は、ステップS1の判定に引き続きステップS3の判定を行うが、上限フラグFULが1となっているためにステップS3の判定はYesとなる。したがって、ECU63は、ステップS15でモータドライバ65に停止指令を出力し、昇降用モータ31は停止したままとなる。これにより、昇降用モータ31や吊り紐13等に不要な負荷が生じることがなくなり、従来装置で問題となっていた昇降用モータ31の寿命低下や吊り紐13の損傷が抑制できるようになった。
【0032】
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態は、本発明を単一の昇降用モータや巻上シャフトからなるグリル昇降機構を備えた天井埋込型空気調和機に適用したものであるが、複数の昇降用モータや巻上シャフトを備えたものに適用してもよいし、昇降用モータに主プーリが直付けされたものに適用してもよい。また、上記実施形態では、4本の吊り紐により吸込グリルを吊り下げるようにしたが、3本以下あるいは5本以上の吊り紐を用いるものや、吊り紐に代えてチェーンやパンタグラフ等を用いるようにしてもよい。また、上記実施形態では、吸込グリルの上限位置を消費電流の値により検出するようにしたが、吊り紐の張力や近接センサの出力信号等により検出するようにしてもよい。更に、装置の具体的構成や制御の手順等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、天井内に埋め込まれた室内ユニット本体と、この室内ユニット本体の下部に装着されて吸込開口および吹出開口を天井面に形成する化粧パネルと、上限位置にあるときに前記化粧パネルの吸込開口を覆う吸込グリルと、前記吸込開口に対して前記吸込グリルを昇降させるグリル昇降手段と、このグリル昇降手段を遠隔操作手段からの入力信号に基づき駆動制御する昇降制御手段とを備えた天井埋込型空気調和機において、前記吸込グリルの位置を検出するグリル位置検出手段を更に備え、前記昇降制御手段は、このグリル位置検出手段により前記吸込グリルが上限位置にあることが検出された場合には、前記遠隔操作手段から前記吸込グリルを上昇させるための信号が入力しても、前記グリル昇降手段の駆動制御を行わないものとしたため、吸込グリルが上限位置にあるときに、ユーザーの誤操作により遠隔操作手段から上昇指令信号が入力しても、グリル昇降手段の駆動制御が行われず、グリル昇降手段や吊り紐等に無用な負荷がかかることが防止され、装置の耐久性等が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる室内ユニットの外観斜視図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる室内ユニットの下部を示す平面図である。
【図3】昇降用モータの制御部とリモートコントローラを示すブロック図である。
【図4】昇降制御サブルーチンの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 室内ユニット
3 ユニット本体
5 化粧パネル
9 吸込グリル
13 吊り紐
21 エアフィルタ
31 昇降用モータ
33 駆動機構
37 制御ユニット
45 制御部
51 ワイヤレスリモートコントローラ
63 ECU
65 モータドライバ

Claims (1)

  1. 天井内に埋め込まれた室内ユニット本体と、この室内ユニット本体の下部に装着されて吸込開口および吹出開口を天井面に形成する化粧パネルと、上限位置にあるときに前記化粧パネルの吸込開口を覆う吸込グリルと、前記吸込開口に対して前記吸込グリルを昇降させるグリル昇降手段と、このグリル昇降手段を遠隔操作手段からの入力信号に基づき駆動制御する昇降制御手段とを備えた天井埋込型空気調和機において、
    前記グリル昇降手段の負荷を検出する負荷検出手段を更に備え、
    前記昇降制御手段は、この負荷検出手段の検出結果が所定値を上回った後に、所定時間が経過した場合には、上限フラグをセットし、
    この上限フラグがセットされている場合には、前記遠隔操作手段から前記吸込グリルを上昇させるための信号が入力されても、前記グリル昇降手段の駆動制御を行わず、前記遠隔操作手段から前記吸込グリルを下降させるための信号が入力されると、前記上限フラグのセットを解除して、前記グリル昇降手段の駆動制御を行うことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
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