JP2000212366A - 塩素化塩化ビニル系樹脂組成物とその成形体 - Google Patents

塩素化塩化ビニル系樹脂組成物とその成形体

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JP2000212366A
JP2000212366A JP11013181A JP1318199A JP2000212366A JP 2000212366 A JP2000212366 A JP 2000212366A JP 11013181 A JP11013181 A JP 11013181A JP 1318199 A JP1318199 A JP 1318199A JP 2000212366 A JP2000212366 A JP 2000212366A
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JP
Japan
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vinyl chloride
polymerization
chloride resin
cpvc
chlorinated vinyl
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JP11013181A
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Seiji Tokawa
清司 東川
Mitsuhisa Matsumoto
光央 松本
Takaaki Tanaka
隆昭 田中
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Tokuyama Sekisui Co Ltd
Original Assignee
Tokuyama Sekisui Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素化塩化ビニル系樹脂組成物の溶融粘度を
低くして加工性を向上させ、また、熱安定性も良好で成
形性が良好な塩素化塩化ビニル系樹脂組成物とその成形
体を提供する。 【解決手段】 塩化ビニル樹脂の平均重合度が400以
上800以下であり、それぞれの平均重合度の最大値と
最小値との差が100〜400である塩化ビニル系樹脂
を混合し、塩素化して得られる塩素化塩化ビニル系樹脂
に、安定剤としてジアルキル錫ビスとジアルキル錫マレ
ートとを併用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、熱安定
性、成形性に優れた塩素化塩化ビニル系樹脂組成物とそ
の成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】塩素化塩化ビニル系樹脂(以下、CPV
Cという)は、一般に塩化ビニル系樹脂(以下、PVC
という)を塩素化して作られる。CPVCはPVCの長
所といわれる難燃性、耐薬品性の特性を残し、かつPV
Cの欠点といわれる耐熱温度が低い点を改良しているの
で広い用途が期待されている。一方PVCは熱変形温度
が低いために、60〜70℃以上では使用できないとい
う大きな欠点を持っている。これに対しCPVCは熱変
形温度がPVCより20〜40℃も高く、PVCの欠点
である耐熱性が改良されている。従って、CPVCは建
材、土木、工業資材、自動車用途等に幅広く使用されて
いる。
【0003】しかしながら、CPVCはPVCに比べて
溶融時の粘度が高く成形加工が困難である。従って、C
PVCを成形する際にはPVCよりも高い温度で溶融さ
せ成形する必要がある。ところが、CPVCは高温に加
熱すると熱劣化が起こりやすく、成形加工は困難であ
る。
【0004】そのため、特に射出成形においてはCPV
Cの塩素含有量が高くなると溶融粘度が高くなり、ヤ
ケ、成形体の変色が特に問題となっていた。また、物性
を考慮すると重合度の高いCPVCを使用する必要があ
るが、溶融時の流れ性が低下するため射出成形が前記同
様難しくなる。従って、CPVCの耐熱性を保持しなが
ら、その溶融粘度を低くして射出成形での加工性を向上
させ、機械的強度の優れたCPVC成形体が要望されて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するものであって、PVCの優れた特性を残し、
CPVCの優れた耐熱性を保持しながら、その溶融粘度
を低くして加工性を向上させ、また、熱安定性も良好で
成形性が良好なCPVC組成物とその成形体を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
塩化ビニル樹脂の平均重合度が400以上800以下で
あり、それぞれの平均重合度の最大値と最小値との差が
100〜400である塩化ビニル系樹脂を混合し、塩素
化して得られる塩素化塩化ビニル系樹脂に、安定剤とし
てジアルキル錫ビスとジアルキル錫マレートとを併用す
ることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、前記組成物を射出
成形して得られる塩素化塩化ビニル系樹脂成形体である
ことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、前記成形体のビガ
ット軟化点が100℃以上であることを特徴とする。
【0009】本発明は、異なる平均重合度を有するCP
VC組成物は耐熱性を下げることなく溶融粘度が低下
し、その結果、熱安定性に優れ、射出成型性の良好な成
形体が得られることを見いだし、本発明を完成するに至
った。
【0010】即ち、これまでのCPVC系樹脂組成物に
使用されたCPVCは、通常、重合度分布曲線がただ一
つのピークを有するものが用いられてきた。これに対し
て、異なる平均重合度のCPVCを2種以上混合し、こ
の際に用いるCPVCの原料のPVCの内、平均重合度
が最も高いものとの平均重合度の差が100〜400に
なるように調整し、混合して得られた組成物のほうが成
形時の溶融粘度が低下し、その結果、成形性が大幅に向
上し、得られる成形体の物性及び外観が良好となる。
【0011】特に、混合に用いられるPVCの平均重合
度は400以上800以下であるPVCであり、平均重
合度が最も低いものと、平均重合度が最も高いものとの
平均重合度の差が100〜400になるように混合させ
重合度分布曲線が2つ以上のピークをもつPVCを塩素
化して得られたCPVCを用いて射出用の組成物は成形
性が更に良好となる。
【0012】本発明で用いられる混合用PVCの平均重
合度は400以上800以下に限定される。平均重合度
が400未満のPVCを混合用に用いると、得られるC
PVCの耐衝撃性が著しく低下し、平均重合度が800
以上のPVCを混合用に用いると、得られるCPVCの
溶融粘度が著しく上昇してしまい、重合度分布幅を広げ
ても溶融粘度を低下させる効果が低くなるので、上記範
囲に限定される。
【0013】本発明のCPVCの混合後の原料PVCの
平均重合度は450以上750未満になるように、上記
混合用PVCの平均重合度を調整することが好ましい。
混合後の平均重合度が450未満では、射出成形時での
粘着力が強くカスレやヤケが生じ易く、成形体の外観不
良が起こりやすくなり、得られた成形体の耐衝撃性等の
物性低下も大きく実用に適さない。また、混合後の平均
重合度が750以上では溶融粘度が高すぎて成形時に溶
融粘度が大きく影響する射出成形には適さないので、上
記範囲が好ましい。
【0014】本発明において、上記重合度分布曲線が2
つ以上のピークを持つような広い分布のCPVCを得る
方法として、予め2種以上の平均重合度の異なるPVC
を混合したPVCを塩素化してCPVCを得ても、ある
いは、平均重合度の異なる2種以上のPVCを別々に塩
素化した後に混合してCPVCを得ても、いずれの方法
で得られたものであってもよい。また、得られる成形体
のビガット軟化点温度が100℃以上であればPVCを
併用してもよい。但し、平均重合度は800以下で好ま
しくは400〜700である。
【0015】本発明において、CPVCの平均塩素含有
量は60〜72重量%が好ましい。特に平均塩素含有量
が67重量%以上の高塩素化領域において、溶融粘度を
低下させ、成形性を向上させる効果が大きい。塩素含有
量が60重量%以下のCPVCでは耐熱性向上の効果が
薄く、目的の耐熱性が得られない。また、平均塩素含有
量が72重量%を超えるCPVCは耐衝撃性は大きい
が、溶融粘度が非常に高くなり実用の射出成形には適さ
ないので上記範囲が好ましい。
【0016】本発明において、安定剤としてジアルキル
錫ビスとジアルキル錫マレートとの併用することに限定
される。射出成形においては熱安定性が特に重要とさ
れ、上記の併用もジアルキル錫ビスとジアルキル錫マレ
ートの比が2.5:1〜1:2.5の範囲が好ましい。
ジアルキル錫の量が多くなると耐熱性の低下が大きくな
り、また、ジアルキル錫マレートの量が多くなるとプレ
ートアウト、粘着性が起こり、また、成形性が低下する
ので、上記範囲が好ましい。
【0017】そのほか、この発明に関わる組成物は、塩
化ビニル系樹脂加工の際に一般的に用いられる衝撃改質
剤、滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤
などが添加されても良い。
【0018】本発明のCPVC組成物は押出成形法でも
成形可能であるが、射出成形法がより適している。本発
明のCPVC組成物を射出成形を行うには、例えば、組
成物をスーパーミキサ−で均一に分散した混合物、また
はこの混合物を押出機に供給しペレタイザーで切断して
得られたペレットを、例えば、バレル温度170〜19
0℃、射出圧力120〜150kg/cm2 の条件で射
出成形することにより成形体を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に実施例を掲げて本発明を更
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。
【0020】(実施例1〜7、比較例1〜8)表1、2
に示す配合量の各成分をスーパ−ミキサ−で均一に混合
した樹脂組成物を、シリンダ−温度をそれぞれ(C1:
130℃、C2:140℃、C3:150℃、C4:1
55℃)に設定し、アダプタ−温度150℃、ダイ温度
150℃に設定した30mm2軸異方向押出機に供給
し、ペレタイザ−で切断してペレットを得た。次いでペ
レットを以下の試験にて評価した。
【0021】上記成形加工性を評価するためのCPVC
の配合組成としては、CPVC100重量部、安定剤は
表1、2に示す様に、メチルメタクリレート・ブタジエ
ン・スチレン共重合樹脂(以下MBSという)7重量
部、メチルメタクリレート樹脂1重量部、ステアリン酸
カルシウム0.5重量部、ステアリン酸0.5重量部、
ポリエチレンワックス0.5重量部からなるものを使用
した。
【0022】(a)溶融粘度 高下式フローテスター(島津製作所社製)を使用して、
CPVCを200℃で1mmφ×1mm長さのダイスを
用い100kg/cm2 荷重下で測定した。溶融粘度
(η)は下記式により求めた。 溶融粘度(η)=πPD4 /8LQ {式中、P=測定圧力(dyne/cm2 )、D=ダイ
穴直径(mm)、L=ダイ長さ(mm)、Q=フローレ
ート(cm3 /秒)をそれぞれ表す。} (b)耐熱性(ビガット軟化点温度) 上記ペレットを2本の6インチロールで200℃×2分
間混練してシートを作製し、195℃×3分間予熱した
後、圧力150kg/cm2 で4分間プレス成形して厚
さ3mmに加工したプレス板を得た。この板より試験片
を切り出し、JIS K 7206に準じ測定した。 (c)熱安定性 上記ペレットをラボプラストミル(東洋精機社製)を使
用し、回転数60rpm、投入量65g、温度200℃
にて分解時間、定常トルクを測定した。 (d)加工性 1)シート表面性 上記組成物を上記のロールシート作製条件にて得られた
シートの表面を肉眼で確認し、シートが平滑なものを
「○」、平滑でないものを「×」、その中間レベルを
「△」とした。 2)粘着性 シートを取り出すとき、シートとロール面とが剥がれ易
いものを「○」、粘着して剥がれにくいものを「×」、
若干粘着が見られるものを「△」とした。
【0023】PVCの平均重合度及びCPVCの平均塩
素含有量については、以下の方法により求めた。 (PVCの平均重合度)JIS K 6721「塩化ビ
ニル樹脂試験方法」の3.1比粘度に準拠して測定し、
平均重合度を算出した。 (CPVCの平均塩素含有量)JIS K 7229
「塩素含有樹脂中の塩素の定量方法」の酸素フラスコ燃
焼法に準拠して測定し、樹脂中の平均塩素含有量を重量
%にて示した。
【0024】 三塩基性硫酸鉛:堺化学社製TL−7000 ステアリン酸カルシウム:堺化学社製SC−100 MBS:呉羽化学社製BTA−751 ポリエチレンワックス:三井石油化学工業三井ハイワッ
クス4202E ステアリン酸:ヘンケルジャパン社製C−18 ジアルキル錫ビス:三共有機合成社製ONZ−142F ジアルキル錫マレート:三共有機合成社製StannO
MF ジブチル錫マレート:三共有機合成社製StannBM
(N)
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【発明の効果】本発明のCPVC組成物で得られた成形
体は、原料に用いるPVCの平均重合度が450以上7
50未満であり、その重合度分布幅を広げるために、平
均重合度が400以上800以下のPVCを2種以上混
合して用いる際に、混合に用いるPVCの内、最低の重
合度と最高の重合度差が100〜400になるように混
合したPVCを使用することにより、同じ重合度であっ
ても、混合しないPVCを原料に用いて得たCPVC組
成物よりも溶融粘度が低くなり、耐熱性に優れ、射出成
型性が良好な成形体を得ることができる。また、ジアル
キル錫ビスとジアルキル錫マレートが適量にブレンドさ
れているため熱安定性に優れた、表面性の良好な成形体
が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 隆昭 山口県新南陽市開成町4560 徳山積水工業 株式会社内 Fターム(参考) 4F071 AA79 AA85 AC18 AE05 AH19 BA01 BB05 BB06 BC01 BC10 4J002 BD18W BD18X EZ046 EZ047

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル樹脂の平均重合度が400以
    上800以下であり、それぞれの平均重合度の最大値と
    最小値との差が100〜400である塩化ビニル系樹脂
    を混合し、塩素化して得られる塩素化塩化ビニル系樹脂
    に、安定剤としてジアルキル錫ビスとジアルキル錫マレ
    ートとを併用することを特徴とする塩素化塩化ビニル系
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記組成物を射出成形して得られる塩素
    化塩化ビニル系樹脂成形体。
  3. 【請求項3】 前記成形体のビガット軟化点が100℃
    以上である請求項1又は2記載の塩素化塩化ビニル系樹
    脂成形体。
JP11013181A 1999-01-21 1999-01-21 塩素化塩化ビニル系樹脂組成物とその成形体 Pending JP2000212366A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106317721A (zh) * 2015-06-17 2017-01-11 中国石油化工股份有限公司 一种高热稳定性的cpvc注塑专用料及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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