JP2000190512A - インクジェットヘッドワイピング機構 - Google Patents

インクジェットヘッドワイピング機構

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JP2000190512A
JP2000190512A JP37742498A JP37742498A JP2000190512A JP 2000190512 A JP2000190512 A JP 2000190512A JP 37742498 A JP37742498 A JP 37742498A JP 37742498 A JP37742498 A JP 37742498A JP 2000190512 A JP2000190512 A JP 2000190512A
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wiping
head
wiper
ink jet
wiping mechanism
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JP37742498A
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Hideyuki Kitajima
秀行 喜多島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印字画像出力の劣化を抑止し、また、ヘッド寿
命を長く維持し、安定した画像品質の画像出力を可能と
するインクジェットヘッドのワイピング機構を提供す
る。、 【解決手段】インクジエット方式によりインクをヘッド
から被記録媒体上に吐出して記録を行う画像形成装置に
おいて、インクジェットヘッド214のノズル端面に当
接してワイピング動作を行うインクジェットヘッドワイ
ピング機構であって、1つのヘッド214のノズル端面
を拭掃する少なくとも第1および第2のワイパーブレー
ド101a,101bを有する。例えば、第1および第
2のワイパーブレードはそれぞれヘッド214に対し、
違う方向から拭掃する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット方
式の画像形成装置に関し、特にインク吐出ノズルのノズ
ルフェイスを間欠的に拭いて清掃(拭掃)を行うヘッド
ワイピング機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット画像形成装置は、オンデ
マンド方式による画像形成を行うことで非画像形成にお
けるインク無駄を少なくし、画像形成に際しての静音性
等、多くの利点を有するが、更なる高精度、高解像度、
安定性が望まれている。
【0003】一般に、インクジェット方式の画像形成装
置では、インク吐出面であるノズル端面(ノズルフェイ
ス)に不要インク液滴の付着が生じる。これは、例え
ば、予備吐出(擬似吐出)直後に生じうる。また、イン
ク残滓ばかりでなく、紙粉、塵埃あるいは増粘化・固化
したインク等が付着することもある。例えば、画像形成
途中のヘッド往復動作中は、ヘッドのメディア上の走査
に伴ってノズル端面に紙粉や塵挨、飛び散り吐出などに
よる不要インクの付着が生じうる。さらに、キャリッジ
にメディアをカットするカッターも具備されているよう
な構成ではキャリッジのカット動作において、また、メ
ディア幅検知の走査においても、ノズル端面に紙粉、塵
挨の付着が発生しうる。メディアのジャムやコックリン
グや紙浮きによってノズル端面にメディアが擦れた場合
には、尚更のことである。
【0004】このようなインク残滓等のノズル端面への
付着は、正常なインク滴の吐出に支障を与え、画質の劣
化を招来する原因となる。また、ノズル面を不使用時に
大気にさらしておくことによるインクの不吐出という問
題がある。
【0005】これらの事象に対する従来の一般的な解決
方法としては、(1)ヘッド表面に撥水コーティングを
施したものを用いるもの、(2)所定の位置において予
備的吐出を行うことによってノズルの詰まりを内部の吐
出圧力によって除去するもの、(3)ノズル端面に対向
配置したエラストマ性(特開平8−207296号公報
参照)のワイパープレードによってノズル面を摺擦クリ
ーニングする手段を設け、ワイピングによる除去を行う
もの、(4)不使用時にはヘッドに対してキャッピング
部材によりキャッピングを行い、更に、キャッピング中
にノズルに負圧を与えて増粘インク等を吸引除去するも
の等が考えられている。
【0006】ワイピング動作は、通常、ノズル面に対し
てワイパーを移動させる、または、固定されたワイパー
に対してノズル面がキャリッジの駆動により当接するこ
とによって行われる。ヘッドは複数回往復動作して画像
形成を行うが、これに対してワイパーブレードによるワ
イピング動作は数回の往復動作毎に1回ないし所定時間
毎に1回程度で行われる。また、必要と判断された場
合、一度に数回のワイピング動作が連続して行われるこ
ともある。
【0007】以上が、従来の一般的なインクジェットヘ
ッドのワイピングに関する構成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記のようなワ
イピングは1つのワイパープレードによって行われる。
1つのワイパープレードによって往復のワイピングを行
うことは、ノズル端面に対して折角ワイピングを行って
取り払った物を、再びノズル端面に付着させることにな
りかねない。
【0009】また、画像形成途中のヘッド往復動作中も
しくはカット動作中またはメディアのジャムやコックリ
ングや紙浮きによってメディアのノズル端面への擦れが
起こった場合等の紙粉や塵瑛による汚れと、予備吐出
(擬似吐出)によってインクのノズル端面への飛び散り
が起こった場合の汚れとでは、汚れの度合いが異なる。
【0010】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、新規な構造を有するインク
ジェットヘッドのワイピング機構を提供することにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、印字画像出力の劣化
を抑止し、また、ヘッド寿命を長く維持し、安定した画
像品質の画像出力を可能とするインクジェットヘッドの
ワイピング機構を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ットヘッドワイピング機構は、インクジエット方式によ
りインクをヘッドから被記録媒体上に吐出して記録を行
う画像形成装置において、該インクジェットヘッドのノ
ズル端面に当接してワイピング動作を行うインクジェッ
トヘッドワイピング機構であって、1つのヘッドのノズ
ル端面を拭掃する少なくとも第1および第2のワイパー
部材を有することを特徴とする。
【0013】したがって、第1および第2のワイパー部
材を1つのヘッドに対して使い分けることによって、1
つのワイパー部材を繰り返し使用する場合に比べて、一
旦拭掃した汚れを再度付着させるというような従来の不
具合が軽減され、より適切なワイピングが行えるように
なる。
【0014】第1および第2のワイパー部材の使い分け
の方法として種々考えられるが、例えば、ヘッドの往復
の走査動作の際、同じヘッドのノズル端面に対して、往
時と復時に異なるワイパー部材によってワイピングを行
うようにすることができる。第1および第2の異なるワ
イパー部材によるワイピング動作をそれぞれ往時と復時
のどちらか一方の方向に特化することにより、1つのワ
イパー部材での往復のワイピングを行う場合に比べて、
ノズル端面から取り去った汚れを再び付着させてしまう
おそれが軽減される。
【0015】本発明のワイピング機構は、より具体的に
は、前記第1および第2のワイパー部材を独立に突出/
待避させるワイパー駆動手段を有してもよい。
【0016】前記第1および第2のワイパー部材の一方
の突出時に他方を待避させる機械的連動機構を設けても
よい。これにより、一方のワイパー部材の突出時に他方
を確実に待避させることができる。
【0017】前記第1および第2のワイパー部材は、材
質、形状、硬質、弾力性の少なくとも1つが異なるよう
にしてもよい。これにより、ワイピングを行おうとする
状況に応じて、2種の異なるワイパープレードを使い分
けることも可能である。
【0018】また、前記第1および第2のワイパー部材
は、異なる頻度でワイピングに使用されるようにしても
よい。これにより、一方のワイパー部材を仕上げ用とし
て利用することもできる。また、ヘッド状態により適切
な回数のワイピング動作を行うことによって、必要以上
の頻度でのワイピングや、必要以上の当接圧力でのワイ
ピングを避け、ヘッド表面に撥水コーティングを施され
た場合等のコーティング効果の劣化を防止することがで
きる。
【0019】ワイピングの対象となるインクジェットヘ
ッドのノズル端面の形状が多角形状もしくは嘴状の形状
である場合にも、第1および第2のワイパー部材を用い
る本発明は好適である。この場合、第1および第2のワ
イパー部材は、1つのヘッドに対し、互いに異なる角度
で当接するよう構成することが好ましい。あるいは、多
角形状等でない場合にも1つのノズル端面を拭掃する第
1および第2のワイパー部材が、ノズル端面に対し、異
なる角度で当接されるようにしてもよい。これにより、
第1および第2のワイパー部材が同材質、同形状として
も両者に異なるワイピング能力を持たせることが可能に
なる。
【0020】ノズル端面の形状が多角形状もしくは嘴状
の形状である場合とは、例えば、異方性結晶材料の基板
材料を用いて形成されたヘッドのノズル端面が少なくと
も(110)面を有する場合であり、このような場合の
ワイピング動作の際には、(110)面に当接するよう
にワイパープレードが取り付けられていることが好まし
い。これによって、各面に適切なワイピングを行うとと
もに、ノズル端面へのワイパープレードによって与える
ダメージを軽減することができる。
【0021】本発明による画像形成装置は上記のいずれ
かのインクジェットワイピング機構を備えたものであ
る。このような画像形成装置としては、第1および第2
のワイパー部材の使用方法が異なる複数の動作モードを
有し、装置の状況に応じて前記複数の動作モードを切り
替える制御手段とを備えてもよい。これにより、装置の
その時々の状況に応じた最適なワイピング動作を行うこ
とが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、好適な幾つかの特徴的な構
成例を挙げて本発明を説明を行う。
【0023】まず、図1に、本実施の形態による画像形
成装置のハードウェア構成を示す。
【0024】CPU144は画像形成装置全体の制御を
司る。このCPU144の制御下で、画像データ受信部
141はホスト装置140から画像データを受信し、画
像データ展開部142はこの画像データをフレームメモ
リ(図示せず)上に展開する。同じく、CPU144の
制御下で、このフレームメモリの内容に基づいて、ヘッ
ド駆動制御部154によりインクジェットヘッド(記録
ヘッド)174が制御され、用紙上に画像が印字され
る。
【0025】ROM146は、CPU144の動作プロ
グラムや固定的なデータを格納している。RAM145
は、一時的なデータの記憶領域、作業領域としてCPU
144に利用される。
【0026】キャリッジモータ130は、CPU144
の制御下で、キャリッジ動作駆動制御部151により制
御される。キャリッジ位置はキャリッジ位置検出部15
6により検出され、CPU144がこれを監視する。紙
搬送モータ158は、CPU144の制御下で、紙搬送
動作駆動制御部152により制御される。紙搬送モータ
158の回転は、紙搬送モータ回転検出部157で検出
され、これをCPU144が監視する。
【0027】本発明に係るワイパーソレノイド120
a,120bは、CPU144の制御下で、ワイパー動
作駆動制御部153により制御される。
【0028】本実施の形態では、2つのワイパープレー
ドによって、ノズル孔を含むノズル端面をワイピングし
てノズル面を摺擦クリーニングする場合を説明する。
【0029】この基本的な構成では、キャリッジに搭載
されたインクジェットヘッドのノズル端面のワイピング
によるクリーニング動作において、キャリッジの移動動
作に伴い、2つの異なるワイパーブレード(ワイパー部
材)が別個に用いられる。すなわち、それぞれどちらか
一方のワイパーブレードがワイピングを行っている間、
他方は退避する。
【0030】本発明の具体的な構成と対比するために、
図2に従来の構成を示す。カートリッジ205の走査経
路上のプラテン208端部にクリーニング部100が位
置している。クリーニング部100は、ヘッドのノズル
端面を塞ぐキャップ103、このキャップ103に接続
された回復ポンプ104および廃インクチューブ105
を有する。回復時には、回復ポンプ104によりインク
の吸引動作が行われる。クリーニング部100は、ま
た、装置に固定されたブレード保持部材102と、この
部材に保持されたワイパーブレード101を有する。ワ
イピングが必要な際には、キャリッジとともにカートリ
ッジ205をクリーニング部100の前で移動させてワ
イパーブレード101でノズル端面を拭掃する。
【0031】これに対して、本発明の第1の実施の形態
に係るインクジェットヘッドワイピング機構の構成を図
3に示す。この場合、それぞれ独立に設けられたソレノ
イド等の駆動手段によりノズル端面の通過経路上に突出
/待避可能な第1と第2のブレード保持部材102a,
102bを設ける。両者は、それぞれワイパーブレード
101a,101bを保持する。好ましくは、キャリッ
ジの移動する方向(往方向および復方向)、より具体的
にはキャリッジ駆動モータの方向信号に応じて、両ワイ
パーブレード101a,101bを切り替えて使用す
る。すなわち、往方向移動時と復方向移動時で異なるワ
イパーブレードを使用するようにする。一方のワイパー
プレードをワイピング動作で使用するために突出させる
際には、他方は待避させる。勿論、必要に応じていずれ
か一方のみを使用することも可能である。
【0032】図4に、図3の構成に対応するインクジェ
ットヘッドワイピング機構の具体例の斜視図を示す。
【0033】インクカートリッジを搭載したキャリッジ
211は、キャリッジ駆動モータ130によりキャリッ
ジベルト212を介して駆動される。インクカートリッ
ジ205はキャリッジ211のインクカートリッジホル
ダ210に対して着脱可能に取り付けられる。キャリッ
ジ211の移動経路上のプラテン208端部に設けられ
たクリーニング部には、キャッピング吸引機構(10
3、104)とともに、インクジェットヘッドワイピン
グ機構を有する。この例では、2つのワイパーブレード
101a,101bについて、それぞれ独立の駆動機構
が設けられている。両者は同じ構造なので、一方のみに
ついて説明する。ワイパソレノイド120bはワイパー
ブレード101bを突出/待避させるための動力源であ
り、そのシャフト121bにはシャフト軸と直角方向に
ピン122bが固着されている。このピン122bは、
V字状リンク部材125bの一方のアームのスライド溝
127に貫通する。V字状リンク部材125bの中央部
は支点124において揺動可能に支持されている。V字
状リンク部材125bの他方のアームのスライド溝12
8bには、ブレード保持手段102bの基部に固定され
たピン129bが貫通している。ピン129bは1対の
スライド支持部材126bにより上下動可能に支持され
ている。
【0034】このような構成により、ソレノイド120
bのシャフト121bが前後方向に移動すると、その直
線運動はピン122bを介してV字状リンク部材125
bの回転運動に変換され、この回転運動はさらにピン1
29bを介してワイパー保持部材102bの上下方向直
線運動に変換される。結果として、ワイパーソレノイド
120bの駆動によりワイパーブレード101bが上下
方向に突出/待避する。同様に、他方のワイパーブレー
ド101aを動作させることにより、2つのワイパーブ
レード101a,101bを独立に動作させることがで
きる。
【0035】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
ワイピング機構の構成を示す。この構成では、一方のワ
イパーブレードが突出しているとき他方のワイパーブレ
ードは退避状態となることが保証されるように、2つの
ワイパーブレード101a,101bが機械的に連動し
て動作する。そのために、中央の支点110で揺動可能
に支持されたシーソー型のリンク部材111(機械的連
動機構)の両端にそれぞれブレード保持部材102a,
102bが揺動可能に支持されている。この構造によっ
て、ブレード保持部材102a,102bが連動し、一
方が突出しているときには必ず他方は待避した状態が保
証され、両ワイパーブレードの駆動のために、ソレノイ
ド等の駆動手段は1つ設ければ済む。
【0036】図6に、本発明の第3の実施の形態に係る
ワイピング機構の構成を示す。この構成は、図5のシー
ソー型のリンク部材111を用いているが、図5の場合
と異なるのは、駆動手段としてソレノイド部材106を
用いるのではなく、キャリッジの移動力を利用して両ワ
イパーブレードの切替を行う点に特徴を有する。すなわ
ち、インクカートリッジ205を有するキャリッジ側
に、往時の当接部材107aと復時の当接部材107b
とを有する。両当接部材107a,107bは、それぞ
れ、下部へ突出している。ブレード保持部材102a,
102bには、それぞれ、当接部材107a,107b
が当接する舌状部材112a,112bがブレード近傍
に設けられている。キャリッジ211が往方向に移動す
るときには、所定の時点で、図示の状態のように当接部
材107aが舌状部材112aを下方へ押圧する。その
ため、他方のワイパーブレード101bが突出した状態
となり、移動してきたノズル端面を拭掃する。逆に復方
向移動時には、所定の時点で当接部材107bが舌状部
材112bを下方へ押圧する。そのため、他方のワイパ
ーブレード101aが突出した状態となり、移動してき
たノズル端面を拭掃する。この構成により、キャリッジ
の往時と復時に異なる2つのワイパーブレード101
a,101bが交互にノズル端面に当接する。
【0037】図6の構成により、ワイパーソレノイドの
ような、ワイパーブレード駆動専用の動力源は不要とな
る。
【0038】図7は、異方性材料結晶を異方性エッチン
グもしくは切断加工して得られることによって形成され
るインク吐出部の端面形状を示すものである。このよう
なヘッドの形成に関し、切断加工もしくはエッチングに
よりインク吐出部の開口を行い、その際、インク吐出方
向とは垂直でないノズル端面を形成してインク吐出孔を
設ける。エッチングによる方法においては、インク吐出
ヘッドを異方性半導体結晶を用い、異方性エッチングを
行うことで上記のインク吐出方向とは垂直でないノズル
端面を持つインク吐出孔を形成する。
【0039】従来の、インク吐出方向とは垂直なノズル
端面を表したものが図7(a)である。図7(b)はイ
ンク吐出方向とは垂直でないノズル端面を1面持つ場
合、図7(c)は、インク吐出方向とは垂直でないノズ
ル端面を複数面持つ場合のようなオリフィス(インク吐
出孔)形状である。図7(b)(c)の例では、ノズル
端面は(110)面を示している。
【0040】図7(b)(c)のようなインク吐出孔の
形成の目的とする所は、以下に詳述するように、インク
吐出方向とは垂直でないある角度のノズル端面を持たせ
ることによって、インク液滴の吐出の際の不安定なドロ
ップ形状からサテライトやミストを生じることを抑える
効果を与え、安定した高品位の画像形成を行うことにあ
る。
【0041】インクの吐出過程について図示すると、図
8のように、画像出力時の環境(インクの粘度、温度、
湿度等)によって、インクの吐出時に、画像形成用の主
ドロップ31とは異なる画像を乱す小ドロップ32が生
じる。これを、サテライトやミスト等と呼ぶ。インク吐
出孔(オリフィス)を、図7(b)(c)のように形成
することによって、図9に示すように小ドロップ32の
発生を抑制することが可能である。
【0042】このように吐出方向に対しノズル孔(オリ
フィス)を含む面(ノズル端面)が垂直でない場合、ノ
ズルの先は先鋭となっており、このノズル端面に、吐出
方向に対して垂直なノズル端面のワイピング方法を適用
することは、ノズルアレイにダメージを与える恐れがあ
る。
【0043】従って、従来のワイパープレードの形状・
取り付け方法(図2)に代わり、ワイパーブレードの取
り付けの一例としてノズル孔(オリフィス)を含む面に
ほぼ垂直になるよう柔軟なワイパープレードを傾斜して
配置する(図10)。これにより、ダメージを与えず
に、より適切に当接して該ノズル端面のワイピング動作
を行うことを可能とする。この場合、ノズル端面の拭掃
はキャリッジの一方向移動時にのみ行われる。
【0044】図7(c)に示したように、ノズル端面が
少なくとも2つの面で構成される多面形状のインクジェ
ットヘッドのワイピングに適するクリーニング部とし
て、図11の構成を示す。これは、ノズル端面が少なく
とも(110)面を1面持つ多面形状であるインクジェ
ットヘッドのワイピング方法についての説明である。こ
の構造は、ワイパーブレード保持部材102a,102
bおよびワイパーブレード101a,101bが傾斜し
ている以外は、図5の構成と同じである。すなわち、1
つのヘッド部214に対し、ワイパーブレード101
a,101bが互いに異なる角度で当接するよう構成さ
れている。
【0045】図12のクリーニング部の構成は、ワイパ
ーブレードが傾斜している以外は、図6の構成とほぼ同
じである。図12の具体的な構成例の斜視図を図13に
示す。今、図の左側からワイパー部へ向かってキャリッ
ジ211が移動しているとする。進行方向前方の当接部
材107bが先にワイパー部に達し、その舌状部材11
2aに乗り上げる(図14(a))。さらにキャリッジ
211が進行すると、当接部材107bが他方の舌状部
材112bを押し下げる(図14(b))。このとき、
シーソーの他端側のワイパーブレード101aが突出す
るが、ヘッド部214はその位置を通過した後なので、
ワイピングは生じない。あるいは、多面形状ノズルの1
面のみのワイピング動作を行うようにしてもよい。さら
に、キャリッジ211が進むと、舌状部材112aは、
当接部材107bの当接から解除される(図14
(c))。さらにキャリッジ211が進むと、後行の当
接部材107aが後行の舌状部材112aに乗り上げる
(図14(d))。このときシーソーの他端側のワイパ
ーブレード101bが突出し、ついで、その位置をヘッ
ド部が通過する。したがって、この方向のキャリッジ移
動では、ワイパーブレード102bによるワイピングの
みが行われる。逆方向の移動の場合には、同様に、ワイ
パーブレード101aによるワイピングのみが行われ
る。
【0046】なお、当然のことながら、図14(c)か
ら(d)への移行時(この逆の場合も)、当接部材10
7aと舌状部材112a、当接部材107bと舌状部材
112bは、それぞれ、干渉する(機能停止する)こと
なく円滑に動作するように構成される。必要であれば、
シーソー型リンク部材111に対して図14(c)の状
態を維持しようとするような付勢力を与えるバイアス手
段(例えばバネ等)を設けてもよい。詳述しなかった
が、図6の構成においても同様である。
【0047】次に、図15に、図4に示したインクジェ
ットヘッドワイピング機構の基本的な動作のフローチャ
ートを示す。但し、この制御動作は、図4の機構以外で
あっても、ワイパーソレノイドを用いるものに利用可能
である。
【0048】この処理は、電源投入時の他、計時による
所定時点、ドットカウントに基づく所定時点、エラー処
理時、ユーザの指示時等の所望の時点で実行することが
できる。
【0049】まず、既知の手段により、予め定められた
キャリッジの基準位置であるキャリッジホームポジショ
ン(HP)を検知する(S11)。これは、キャリッジ
を一旦基準位置に置くことにより、現在位置を明確にす
るためである。次に、キャリッジを動作させて、ホーム
ポジションから出る(S12)。その後、現在のキャリ
ッジ移動方向を検知する(S13)。この時点の移動方
向はホームポジションから遠ざかる方向である。キャリ
ッジ駆動用にキャリッジ方向命令が存在する場合には、
その命令に基づいてキャリッジ移動方向を認識できる。
そのような命令が存在しない場合でも、リニアスケール
エンコーダ(図示せず:図1のキャリッジ位置検出部1
56に対応)の出力に基づいて現在いずれの方向にキャ
リッジが移動しているかは認識することができる。具体
的には、市販のエンコーダモジュールの2相出力信号に
よる位相によって認識可能である。この実施の形態で
は、キャリッジ駆動制御信号のうちディレクション(C
W/CCW:正転/反転)信号をワイパー駆動動作制御
部にて検知することにより実現される。ついで、CPU
144とリニアスケールエンコーダの出力パルスのカウ
ンタ(図示せず)の協働により、必要な所定位置にキャ
リッジが来たときにソレノイド駆動信号を発生して、ワ
イパーソレノイド102aを駆動してワイパーブレード
102aをヘッドに当接する位置まで突出させることに
よりワイピングを行う(S14)。その後、キャリッジ
の所定移動量を待って(S15)、ワイパーソレノイド
120aの駆動を解除し、ワイパーブレード102aを
待避位置へ戻す(S16)。
【0050】その後、画像形成動作を行い(S17)、
これが終了したら、キャリッジをホームポジションへ移
動する指示を行う(S18)。そこで、キャリッジの移
動方向を確認する(S19)。この時点の移動方向はホ
ームポジションに近づく方向である。次いで、第2のワ
イパーソレノイド120bを駆動して、ワイパーブレー
ド102bをヘッドに当接する位置まで突出させる(S
20)。そこで、キャリッジの所定量移動を待って(S
21)、ワイパーソレノイド120bの駆動を解除し、
ワイパーブレード102bを待避位置へ戻す(S2
2)。
【0051】なお、キャリッジホームポジションに依存
せず、所望の時点で、その移動方向を検知し、検知結果
によって駆動するソレノイドを決定してワイピングを行
うことも可能である。
【0052】以上は、基本的な動作モードのフローであ
るが、複数の動作モードを用意しておき、場面や状況に
応じてこれらの動作モードを切り替えるようにすること
もできる。例えば、次のような動作モードが考えられ
る。
【0053】第1の動作モード:電源投入直後、また
は、メディアジャム等によって生じるヘッド状態の程度
の悪いことが予想される不可欠なワイピング動作であ
り、一方のワイパーブレード(例えば102a)で複数
回数(例えば5回)連続してワイピング動作を行いホー
ムポジションに戻る。
【0054】第2の動作モード:印字途中に計時シーケ
ンスによるワイピング命令またはドットカウントによる
ワイピング命令が発せられたとき、ヘッドがホームポジ
ションに戻る際に一方のワイパーブレード(例えば10
2a)で1度ワイピング動作を行い、ホームポジション
に戻り、次印刷の際にホームポジションより出るとき、
そのワイパーブレードを待避し、他方のワイパーブレー
ド(例えば102b)によって1度ワイピング動作を行
う。
【0055】第3の動作モード:ヘッドキャッピングお
よび吸引動作を伴うヘッド回復動作が行われた場合の動
作モードであり、一方のワイパーブレード(例えば10
2a)で1度ワイピングを行い、その後、他方のワイパ
ーブレード(例えば102b)によって複数回(例えば
3回)ワイピング動作を行った後、印字を行う。
【0056】このような3種類の動作モードを含む処理
フローを図16に示す。
【0057】まず、電源投入直後に第1の動作モードで
ワイピング動作を行う(S41)。次いで、回復動作
(S42)の後に、第3の動作モードでワイピング動作
を行う(S43)。その後、印字動作中に(S44)、
メディアジャムエラーが発生した場合には(S45,Y
es)、第1の動作モードでワイピング動作を行い(S
49)、ヘッドをホームポジションに戻し、ジャムエラ
ーからの回復処理が行われるまで印字動作を待機する
(S50)。
【0058】ジャムエラーがない場合には印字動作を継
続する(S46)。その後、計時シーケンスによるワイ
ピング命令またはドットカウントによるワイピング命令
の発生時には(S47)、第2の動作モードでワイピン
グ動作を行う(S48)。
【0059】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、上記の具体的な構成は、本発明の思想を具
現化するための単なる例示であり、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0060】一例として、2つのワイパーブレードは、
その材質もしくは形状がそれぞれ異なるもしくは硬質、
弾力性が異なるようにしてもよい。例えば、画像形成を
一段落終えてワイピング動作に入ろうとする場合、すな
わち、画像形成途中のヘッド往復動作中もしくはカット
動作もしくはメディアのジャムやコックリングや紙浮き
によってメディアのノズル端面への擦れが起こった場合
のノズル端面への紙粉や塵埃による汚れを除去しようと
する第1の場合と、予備吐出(擬似吐出)を終えてワイ
ピング動作に入ろうとする場合、すなわち、予備吐出に
よってインクのノズル端面への飛び散りが起こったとき
の汚れを除去しようとする第2の場合とでは、汚れの性
質や度合いが異なる。このような違いに応じて、2つの
質の異なるワイパープレードを使い分けることも可能で
ある。
【0061】
【発明の効果】本発明のインクジェットヘッドワイピン
グ機構によれば、印字画像出力の劣化を抑止し、また、
ヘッド寿命を長く維持し、安定した画像品質の画像出力
を得ることが可能となる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態に係る画像形成装置の
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】従来のワイピング機構の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るインクジェッ
トヘッドワイピング機構の構成を示す図である。
【図4】図3の構成に対応するインクジェットヘッドワ
イピング機構の具体例の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るワイピング機
構の構成を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るワイピング機
構の構成を示す図である。
【図7】インクジェットヘッドのノズル端面の形状を示
す図である。
【図8】従来のインク滴形成の説明図である。
【図9】図7(b)のノズルによるインク滴形成の説明
図である。
【図10】図7(b)のノズルに適したワイピング機構
の構成を示す図である。
【図11】図7(c)のノズルに適したワイピング機構
の構成を示す図である。
【図12】図7(c)のノズルに適した他のワイピング
機構の構成を示す図である。
【図13】図12のワイピング機構の具体的な構成例の
斜視図である。
【図14】図13のワイピング機構の動作説明図であ
る。
【図15】図4に示したインクジェットヘッドワイピン
グ機構の基本的な動作のフローチャートである。
【図16】本発明に係る3種類のワイピング動作モード
を含む処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100…クリーニング部、101,101a,101b
…ワイパーブレード、102,102a,102b…ブ
レード保持部材、103…キャップ、104…回復ポン
プ、105…廃インクチューブ、120a,120b…
ワイパーソレノイド、121a,121b…シャフト、
122a,122b…ピン、124a,124b…支
点、125a,125b…V字状リンク部材、128
a,128b…スライド溝、129a,129b…ピ
ン、130…キャリッジ駆動モータ、205…インクカ
ートリッジ、211…キャリッジ、212…キャリッジ
ベルト、214…ヘッド部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジエット方式によりインクをヘッド
    から被記録媒体上に吐出して記録を行う画像形成装置に
    おいて、該インクジェットヘッドのノズル端面に当接し
    てワイピング動作を行うインクジェットヘッドワイピン
    グ機構であって、 1つのヘッドのノズル端面を拭掃する少なくとも第1お
    よび第2のワイパー部材を有することを特徴とするイン
    クジェットヘッドワイピング機構。
  2. 【請求項2】ヘッドの往復の走査動作の際、同じヘッド
    のノズル端面に対して、往時と復時に異なるワイパー部
    材によってワイピングを行うことを特徴とする請求項1
    記載のインクジェットヘッドワイピング機構。
  3. 【請求項3】前記第1および第2のワイパー部材を独立
    に突出/待避させるワイパー駆動手段を有することを特
    徴とする請求項1または2記載のインクジェットヘッド
    ワイピング機構。
  4. 【請求項4】前記第1および第2のワイパー部材の一方
    の突出時に他方を待避させる機械的連動機構を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のインクジェット
    ヘッドワイピング機構。
  5. 【請求項5】前記第1および第2のワイパー部材は、材
    質、形状、硬質、弾力性の少なくとも1つが異なること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジ
    ェットヘッドワイピング機構。
  6. 【請求項6】前記第1および第2のワイパー部材は、異
    なる頻度でワイピングに使用されることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載のインクジェットヘッドワ
    イピング機構。
  7. 【請求項7】ワイピングの対象となるインクジェットヘ
    ッドのノズル端面の形状が多角形状もしくは嘴状の形状
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    のインクジェットヘッドワイピング機構。
  8. 【請求項8】前記第1および第2のワイパー部材は、1
    つのヘッドに対し、互いに異なる角度で当接するよう構
    成されたことを特徴とする請求項7記載のインクジェッ
    トヘッドワイピング機構。
  9. 【請求項9】異方性結晶材料の基板材料を用いて形成さ
    れたヘッドのノズル端面が少なくとも(110)面を有
    し、ワイピング動作の際には、(110)面に当接する
    ようにワイパープレードが取り付けられたことを特徴と
    する請求項7または8記載のインクジェットヘッドワイ
    ピング機構。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載のインク
    ジェットワイピング機構を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】前記第1および第2のワイパー部材の使
    用方法が異なる複数の動作モードを有し、装置の状況に
    応じて前記複数の動作モードを切り替える制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
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