JP2000173674A - 組電池の監視装置 - Google Patents

組電池の監視装置

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JP2000173674A JP10343893A JP34389398A JP2000173674A JP 2000173674 A JP2000173674 A JP 2000173674A JP 10343893 A JP10343893 A JP 10343893A JP 34389398 A JP34389398 A JP 34389398A JP 2000173674 A JP2000173674 A JP 2000173674A
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直樹 石井
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組電池の監視装置の構成を簡単にすることで
ある。 【解決手段】 スレーブ装置1を、組電池Bの対応する
電池モジュールB1から受電する構成とする。シリアル
伝送路3をマスタ装置2から順次、スレーブ装置1を通
りマスタ装置2に戻るリング状に形成する。シリアル伝
送路3を構成し、信号電流を受信側のスレーブ装置1の
通信手段12から送信側のスレーブ装置1のグランドに
帰還せしめるリターン線33を、受信側のスレーブ装置
1内に配線するとともに送信側のスレーブ装置1のグラ
ンドと等電位である受信側のスレーブ装置1の正極側の
受電部16と接続して実質的に上記信号電流を送信側の
スレーブ装置1のグランドに帰還せしめることで、スレ
ーブ装置1間に這う配線数を減らし、構成を簡単にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組電池の監視装置に
関し、特に組電池を構成する複数の電池モジュールの端
子電圧等を計測する監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】組電池は通常、負荷の電圧に合わせて複
数の電池モジュールを直列に接続して構成されている。
電池モジュールは一般的に同仕様のものが用いられ、直
列に接続されているので同じ充放電電流が流れ各々の電
池モジュールの寿命や残存容量は同じはずである。しか
しながら、雰囲気温度等の搭載条件の違いや製造工程の
ばらつき等の要因で、実際には電池モジュールごとの状
態は異なっている。このため、特定の電池モジュールの
みが過充電や過放電となったり、極端な場合には逆極性
に充電されることも考えられる。
【0003】特に大容量の組電池を搭載する電気自動車
等の移動体では、常に安定した走行能力を確保し、上記
問題を極力抑制するために、組電池の状態を、これを構
成する電池モジュールごとに常々、監視する必要があ
る。
【0004】組電池を監視する監視装置の一例を図8に
示す。監視装置は、組電池Bを構成する電池モジュール
B1ごとにスレーブ装置6が設けられ、これらスレーブ
装置6にマスタ装置7からシリアル伝送路8により計測
要求などのコマンドが送られる。マスタ装置7には、上
記計測要求に応じてスレーブ装置6から計測結果がシリ
アル伝送路8により送られる。スレーブ装置6は、計測
項目である電池モジュールB1の両端子B11,B12
間の電圧等が入力線63,64から入力する計測手段6
1とシリアル伝送路8により計測結果等を送受信する通
信手段62とを備えるとともに、電池モジュールB1か
ら受電して作動する。またマスタ装置7は、計測制御や
得られた計測結果の演算等を行う監視部71と、シリア
ル伝送路8によりコマンドの送信や計測結果の受信を行
う通信手段72とで構成される。
【0005】図9は、シリアル伝送線8による通信の回
路構成を示すものである。簡単のためスレーブ装置6は
2段である。通信手段62,72はスレーブ装置6間、
スレーブ装置6とマスタ装置7間とも同じ構成をとって
おり、受信部62R,72Rにスレーブ装置6間、スレ
ーブ装置6とマスタ装置7間を電気絶縁できるフォトカ
プラ621,721が用いられ、送信部62T,72T
は信号電流がシリアル伝送路8を構成する通信線81,
82を介してフォトカプラ621,721を駆動する構
成となっている。通信線81,82は信号電流が送信側
のスレーブ装置6またはマスタ装置7のグランド65,
73に帰還するリターン線82を有している。
【0006】このように、上記組電池の監視装置では、
電池モジュールB1とスレーブ装置6間、スレーブ装置
6間ならびにスレーブ装置6とマスタ装置7間に多くの
配線63,64,81,82がある。また、図示はしな
いがスレーブ装置6間の計測の同時性を確保するための
トリガ線や、スレーブ装置6の電池モジュールB1から
の受電をオンオフするスイッチを有し、極めて複雑な構
成となっている。
【0007】そこで特開平9−139237号公報記載
の組電池の監視装置では、図10に示すように、相隣れ
る電池モジュールB1の接続中点B13を、第1の兼用
配線94で電圧監視ユニット(上記スレーブ装置に相
当)91の+入力端子911と接続して+入力端子91
1から計測用および受電用として電池モジュールB1の
正極入力をとるようにし、+入力端子911を、第2の
兼用配線95で、相隣れる前段の電圧監視ユニット91
の−入力端子912と接続して−入力端子912から計
測用および受電用として電池モジュールB1の負極入力
をとるようにしている。このように、前段の電池モジュ
ールB1の負極端子からの引き出し用の配線と次段の電
池モジュールB1の正極端子からの引き出し用の配線と
を兼用することで、電池モジュールB1と電圧監視ユニ
ット91間の配線数を減らしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−139237号公報記載の監視装置のように、
電池モジュールと電圧監視ユニット間の配線(上記第2
の兼用配線)の数を減らすことができても、結局、電圧
監視ユニット間を接続する配線(上記第2の兼用配線)
の数が新たに増える。結局、構成を簡単にしているとは
必ずしもいえない。
【0009】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
簡単な構成の組電池の監視装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、スレーブ装置を、対応する電池モジュールから受電
する構成とする。シリアル伝送路を、マスタ装置から順
次、スレーブ装置を通りマスタ装置に戻るリング状に形
成する。シリアル伝送路を構成し信号電流を受信側のス
レーブ装置の通信手段から送信側のスレーブ装置のグラ
ンドに帰還せしめるリターン線を、受信側のスレーブ装
置内に配線するとともに受信側のスレーブ装置の正極側
の受電部と接続する。
【0011】受信側のスレーブ装置の受電部は、送信側
のグランドのレベルと同電位であるから、シリアル伝送
路を流れる信号電流は実質的に送信側のグランドに帰還
する。しかもスレーブ装置間は、リターン線を配線する
必要がないから配線数が減少し構成が簡単になる。
【0012】請求項2記載の発明では、シリアル伝送路
を、マスタ装置から順次、スレーブ装置を通りマスタ装
置に戻るリング状に形成する。スレーブ装置を、マスタ
装置からの計測要求を受信してから所定の待ち時間経過
後に電池モジュールの端子間電圧の計測を開始する構成
とする。上記待ち時間を各スレーブ装置における計測要
求の受信遅れ時間に基づいて設定する。
【0013】シリアル伝送路の通信遅れにより計測要求
の受信遅れ時間が生じても、この受信遅れ時間に応じた
待ち時間経過後に電池モジュールの端子間電圧の計測が
開始されるから、スレーブ装置間の計測の同時性が向上
する。計測のタイミングをはかるトリガー線は不要であ
るから、構成が簡単になる。
【0014】請求項3記載の発明では、マスタ装置を、
スレーブ装置に所定のコマンドを送信しコマンドがスレ
ーブ装置を巡回してマスタ装置で受信されるまでの所要
時間を計測し該所要時間に基づいて各スレーブ装置の上
記待ち時間を設定する。
【0015】実際にコマンドを送信して上記受信遅れ時
間を規定する上記所要時間を自動で得るから、各監視装
置に応じた待ち時間が自動で設定できる。
【0016】請求項4記載の発明では、スレーブ装置
を、対応する電池モジュールから受電する構成とする。
スレーブ装置の通信手段と、シリアル伝送路を構成して
相隣れるスレーブ装置の間を接続する通信線間にコネク
タを介設せしめる。スレーブ装置側のコネクタには電池
モジュールに通じる端子とスレーブ装置の受電部に通じ
る端子とを具備せしめ、通信線側のコネクタには両端子
を短絡する短絡部を設ける。
【0017】スレーブ装置の通信手段と通信線間をコネ
クタで接続するときに同時にスレーブ装置が電池モジュ
ールから受電される。この時までは電池モジュールが自
然放電以上に放電することはない。かかる作用をスレー
ブ装置の受電部と電池モジュール間の接続と遮断とを切
り替えるスイッチによることなく行うことができて構成
が簡単になる。しかもスレーブ装置とシリアル伝送線間
の接続と、スレーブ装置と電池モジュール間の接続とが
同時に行われるので、監視装置の組み立て作業が容易で
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明の
組電池の監視装置の第1の実施形態を示す。組電池Bは
複数の電池モジュールB1を直列に接続して構成され、
これに監視装置Mが付設される。監視装置Mは、電池モ
ジュールB1ごとにスレーブ装置1が設けられ、これら
スレーブ装置1にマスタ装置2からシリアル伝送路3に
より計測要求などのコマンドが送られるようになってい
る。マスタ装置2には、上記計測要求に応じてスレーブ
装置1から計測結果がシリアル伝送路3により送られ
る。
【0019】スレーブ装置1は、計測項目である電池モ
ジュールB1の両端子B11,B12間の電圧や、電池
モジュールB1に取り付けられた図示しない温度センサ
等からの温度検出信号等の電池モジュールB1の状態を
検出する信号が入力する計測手段である計測部11と、
シリアル伝送路3により計測結果等を送受信する通信手
段である通信部12とを備えている。電池モジュールB
1の両端子B11,B12間電圧を計測部11に入力せ
しめるための入力線13,14は給電用の線でもあり、
計測部11および通信部12は電池モジュールB1から
受電して作動する。またマスタ装置2は、計測制御や得
られた計測結果の演算等を行うマイクロコンピュータ等
で構成された監視部21と、シリアル伝送路3によりコ
マンドの送信や計測結果の受信を行う通信部22とで構
成される。
【0020】シリアル伝送線3は、マスタ装置2から最
前段のスレーブ装置1を通り、順次、次段のスレーブ装
置1を通り、最後段のスレーブ装置1からマスタ装置2
に戻るリング状に形成してあり、マスタ装置2から出力
された計測要求等のコマンドがスレーブ装置1を巡回し
て再びマスタ装置2に戻るようになっている。また計測
要求に応答して各スレーブ装置1が計測した結果が順
次、次段のスレーブ装置1に転送され最後段のスレーブ
装置1からマスタ装置2に送信されるようになってい
る。
【0021】図2にシリアル伝送線3による通信の回路
構成を示す。簡単のため電池モジュールB1は2段の構
成とし、したがってスレーブ装置1は2段の構成として
いる。スレーブ装置1の通信部12とマスタ装置2の通
信部22とは同じ構成をとっており、受信回路12R,
22Rにスレーブ装置1間、スレーブ装置1とマスタ装
置2間を電気絶縁できるフォトカプラ121,221が
用いられ、送信回路12T,22Tは信号電流が電流制
限抵抗122,222、およびシリアル伝送路3を構成
する通信線31と通信線32または通信線31と通信線
33を介してフォトカプラ121,221を駆動する構
成となっている。
【0022】次にこれら通信部12,22間を接続する
通信線31〜33について説明する。通信線31は電流
制限抵抗122または222とフォトカプラ121のダ
イオードのアノードの間、または電流制限抵抗122と
フォトカプラ221のダイオードのアノードの間を接続
する配線で、スレーブ装置1間、スレーブ装置1とマス
タ装置2間を這うワイヤハーネス等で構成される。
【0023】通信線32,33はリターン線で、スレー
ブ装置1とマスタ装置2間の通信用のリターン線32の
一端は最前段のスレーブ装置1のフォトカプラ121ま
たはマスタ装置2のフォトカプラ221のカソードと接
続され、スレーブ装置1間の通信用のリターン線33の
一端はスレーブ装置1のフォトカプラ121のカソード
と接続されているが、リターン線32とリターン線33
とで異なる構成をとる。
【0024】すなわち、リターン線32は、通信線31
とともにスレーブ装置1とマスタ装置2間を這うワイヤ
ハーネス等で構成され、リターン線32により、送信側
のマスタ装置2の通信部22から送出された信号電流が
受信側の最前段のスレーブ装置1の通信部12からマス
タ装置2のグランド23に帰還するようになっている。
また、送信側の最後段のスレーブ装置1の通信部12か
ら送出された信号電流が受信側のマスタ装置2の通信部
22から最後段のスレーブ装置1のグランド15に帰還
するようになっている。
【0025】一方、リターン線33は受信側のスレーブ
装置1内に配線され、当該スレーブ装置1の入力線13
と導通する正極側の受電部16と接続せしめてある。例
えば計測部11や通信部12を実装する電子基板上の配
線パターンとして配線される。
【0026】さて、各スレーブ装置1は対応する電池モ
ジュールB1により作動するから、各スレーブ装置1の
グランド15の電位は、対応する電池モジュールB1の
負極端子B12の電位と等しい。そして各電池モジュー
ルB1の負極端子B12とその次段の電池モジュールB
1の正極端子B11とが導通しているから、各電池モジ
ュールB1の負極端子B12の電位は、次段の電池モジ
ュールB1の正極端子B11電位である。
【0027】しかしてスレーブ装置1間の通信用のリタ
ーン線33は、受信側のスレーブ装置1の正極側の受電
部16〜対応する電池モジュールB1の正極端子B11
〜その前段の電池モジュールB1の負極端子B12とい
う経路で、送信側のスレーブ装置1のグランド15と接
続されていることになり、送信側のスレーブ装置1の通
信部12から送出された信号電流が受信側の次段のスレ
ーブ装置1の通信部12から上記リターン線33、上記
経路を経て送信側のスレーブ装置1のグランド15に帰
還する。
【0028】このリターン線33はスレーブ装置1間を
這うワイヤハーネス等によらないから、シリアル伝送路
3を構成する通信線の数を約半減することができ、監視
装置の構成を簡単にすることができる。
【0029】次にスレーブ装置1について詳細に説明す
る。図3にスレーブ装置1で実行されるアルゴリズムを
示す。
【0030】スレーブ装置1はマスタ装置2からの計測
要求の受信を待ち(ステップS101)、計測要求を受
信すると、計測要求を次段のスレーブ装置1に送信する
(ステップS102)。続くステップS103では各ス
レーブ装置1ごとに設定された後述する待ち時間の経過
を待つ。なお、スレーブ装置1をn段として、最前段
(1段目)のスレーブ装置1の待ち時間をTW (1)、
2段目のスレーブ装置1の待ち時間をTW (2)、・・
・、(n−1)段目のスレーブ装置1の待ち時間をTW
(n−1)、最後段(n段目)のスレーブ装置1の待ち
時間をTW (n)で表すものとする(以下、同じ)。待
ち時間TW (i)(i=1〜n、以下、同じ)が経過す
ると、対応する電池モジュールB1の端子B11,B1
2間電圧や温度等の諸量を計測する(ステップS10
4)。
【0031】次いでマスタ装置2からの送信要求の受信
を待ち(ステップS105)、送信要求を受信すると、
自己の計測値を次段のスレーブ装置1に送信し(ステッ
プS106)、次いで送信要求を次段のスレーブ装置1
に転送する(ステップS107)。
【0032】なお図示はしていないが、各スレーブ装置
1は、前段のスレーブ装置1から計測値が送信されたら
そのまま無条件で次段のスレーブ装置1(最後段のスレ
ーブ装置1はマスタ装置2)に転送するようになってい
る。このようにして最前段のスレーブ装置1から順番に
計測値がマスタ装置1へと送られる。したがって、マス
タ装置2では、計測値を、送られてきた順番からどのス
レーブ装置1からのものか、すなわちどの電池モジュー
ルB1のものかを判断できる。したがって必ずしもスレ
ーブ装置1にIDを付与する必要はない。勿論、スレー
ブ装置1ごとにIDを付与して、各スレーブ装置1にお
いて計測値送信時に自己のIDをヘッダに書き込むこと
により、マスタ装置2が、IDから計測値がどのスレー
ブ装置1からのものかを判断する構成でもよい。
【0033】また、すべてのスレーブ装置1の送信動作
が正常に終了すると、マスタ装置2では全計測値を受信
した後に最後段のスレーブ装置1から送信要求を受信す
るため、この送信要求の受信をもって一連の送信動作終
了を判断できる。
【0034】次に本監視装置Mの特徴を明確にするため
従来の監視装置のスレーブ装置のアルゴリズムを図11
により説明する。共通する手順については本監視装置と
同じ番号を用いるものとする。従来の監視装置では、計
測までの待ち時間の待機(図3のステップS103)が
設けられていない点が大きく異なる。したがって次の問
題がある。すなわち、図12に示すようにマスタ装置か
らのコマンドの転送時に、通信遅れ時間tが生じ、後段
のスレーブ装置ほど通信遅れ時間tが積算して各スレー
ブ装置における計測要求の受信遅れ時間が長くなる。計
測要求の受信後すぐに計測(ステップS104)を行っ
たのではスレーブ装置間で計測時刻がずれることにな
り、計測の同時性が確保できない。最後段のスレーブ装
置が計測要求を受信した直後に一斉に計測を開始するの
が理想的であるが、そのためには、スレーブ装置間で同
期をとるための専用のトリガ信号線が必要になり、配線
が複雑化することになる。
【0035】これに対して本監視装置Mでは、上記アル
ゴリズム(図3)をとることにより、計測要求受信後、
所定の待ち時間経過後に計測が行われる(ステップS1
03,S104)。待ち時間TW (i)は、例えば最前
段のスレーブ装置1の計測要求受信タイミングを基準と
する各スレーブ装置1の受信遅れ時間を予め求めてお
き、各スレーブ装置1の待ち時間を、最前段のスレーブ
装置1の待ち時間よりも各々のスレーブ装置1の上記受
信遅れ時間だけ短くなるように設定する。これにより、
図4に示すように、すべてのスレーブ装置1の計測開始
時間を一致することができ、計測の同時性が得られる。
上記トリガ信号線のような同期をとるための手段を用い
ないので、構成が簡単である。なお、最後段のスレーブ
装置1の待ち時間を0に設定することで、計測開始時間
は、最後段のスレーブ装置1が計測要求を受信した後す
ぐに計測が行われる理想的な計測開始時間となる。
【0036】(第2実施形態)本実施形態は、図1、図
2に示す第1実施形態の監視装置において、マスタ装置
2のアルゴリズムを一部異なる構成としたものであり、
図5にこのマスタ装置2のアルゴリズムを示す。なお、
以下の説明において、第1実施形態と実質的に同じ作動
をする部分については第1実施形態と同じ番号を付すも
のし、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0037】マスタ装置2は、時間計測タイマをリセッ
トした(ステップS201)後、待ち時間TW (i)の
計測要求のコマンドをシリアル伝送路3により最前段の
スレーブ装置1に送信する(ステップS202)。待ち
時間TW (i)の計測要求は、順次、後段のスレーブ装
置1に転送される。この間、マスタ装置2は時間計測要
求の受信待ちとなる(ステップS203)。そして待ち
時間の計測要求が最後段のスレーブ装置1からマスタ装
置2へ転送されるとステップS204に進み、上記時間
計測タイマより、時間計測要求を送信した時から、時間
計測要求がスレーブ装置1を順次、巡回し、最後段のス
レーブ装置1から時間計測要求を受信した時までの所要
時間(以下、巡回時間)Tを計測する。
【0038】続くステップS205では、ステップS2
04で計測した巡回時間Tに基づいて各スレーブ装置1
の待ち時間TW (i)を算出する。算出は次のように行
う。どの相隣れるスレーブ装置1間、スレーブ装置1と
マスタ装置2間の通信でも通信遅れ時間tには大差はな
い。そこで、マスタ装置2から送信されたコマンドがス
レーブ装置1を巡回して再びマスタ装置2に戻るまでに
行われるスレーブ装置1間、スレーブ装置1とマスタ装
置2間の通信回数(以下、巡回通信回数)が(スレーブ
装置1の数+1)であるから、上記巡回時間Tを(スレ
ーブ装置1の数+1)で除すことにより、通信遅れ時間
tを算出する。
【0039】そして、待ち時間TW (i)は、最前段の
スレーブ装置(1段目)1がt×(n−1)、i段目の
スレーブ装置1がt×(n−i)、・・・、(n−1)
段目のスレーブ装置1がt×1、最後段(n段目)のス
レーブ装置1が0というように設定する。次いで、各ス
レーブ装置1の待ち時間TW (i)を送信する(ステッ
プS206)。
【0040】各スレーブ装置1では、受信した自己の待
ち時間TW (i)を記憶し、計測要求受信時には待ち時
間TW (i)の経過後に対応する電池モジュールB1の
計測を行う。
【0041】本実施形態では、実際に通信遅れ時間tを
規定する巡回時間Tを計測することで個別の監視装置M
ごとにスレーブ装置1の待ち時間TW (i)を得ること
ができるので、きわめて正確な計測の同時性を得ること
ができる。しかも、待ち時間TW (i)の設定が自動で
行われるので、保守作業において、待ち時間TW (i)
の再設定が必要となるスレーブ装置1の交換作業が容易
である。
【0042】本実施形態の変形例としてはスレーブ装置
1およびマスタ装置2を次のように構成するのもよい。
すなわち、マスタ装置2にて各スレーブ装置1の待ち時
間TW (i)を算出して送信する(ステップS205,
S206)のではなく、ステップS204で計測した上
記巡回時間Tを上記巡回通信回数(スレーブ装置1の数
+1)で除した通信遅れ時間tをスレーブ装置1に送信
する。
【0043】そして、これを受信するスレーブ装置1は
次のように構成する。図6にこのスレーブ装置1のアル
ゴリズムを示す。上記時間計測要求を待ち(ステップS
301)、受信すると、時間計測要求を次段のスレーブ
装置1に送信し(ステップS302)、通信遅れ時間t
待ちとなる(ステップS303)。この間に最後段のス
レーブ装置1からマスタ装置2に時間計測要求が送信さ
れて、マスタ装置2において通信遅れ時間tが算出され
最前段のスレーブ装置1に送信される。通信遅れ時間t
は最前段のスレーブ装置1から順次、後段のスレーブ装
置1へと転送される。
【0044】スレーブ装置1では、通信遅れ時間tが受
信されると(ステップS303)、自己の待ち時間TW
(i)を算出し(ステップS304)、設定する(ステ
ップS305)。待ち時間TW (i)の算出は、上記ス
テップS205のごとく算出する。
【0045】かかる構成では、マスタ装置2の演算負荷
が軽減されるので、各スレーブ装置1で待ち時間TW
(i)が設定されるまでに要する時間を短くすることが
できる。
【0046】なお、各スレーブ装置1の、tに乗ずる数
(n−i)(待ち時間設定数)は、スレーブ装置1の物
理的な接続状態(スレーブ装置1の段数nがいくつであ
るかや、何段目のスレーブ装置1であるか)により決定
される数であり、この物理的な接続状態が決定された後
で、例えば各スレーブ装置1に設けたディップスイッチ
等のハード的な手段により設定し、知られるようにすれ
ばよいが、あるいは、次のように設定することもでき
る。
【0047】すなわち、マスタ装置2が、最前段のスレ
ーブ装置1に、通信遅れ時間tを送信するときに一緒に
スレーブ装置1の段数nから1を減じた数(n−1)を
送信し、スレーブ装置1において、受信した上記数から
さらに1を減じた数を、自己の待ち時間設定数として記
憶するとともに次段のスレーブ装置1に通信遅れ時間t
を送信するときに一緒に送信する。かかる構成では、待
ち時間設定数が自動的に最前段のスレーブ装置1から順
次、n−1,n−2,・・・,2,1,0と決まってい
く。なお、この構成では、この割り振られた待ち時間設
定数をIDとすることにより、スレーブ装置1のIDの
自動設定も可能となる。
【0048】(第3実施形態)図7に本発明の組電池の
監視装置の第3の実施形態を示す。基本的な構成は図
1、図2に示す第1実施形態の監視装置と同じであり、
以下の説明において、第1実施形態と実質的に同じ作動
をする部分については第1実施形態と同じ番号を付すも
のし、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
【0049】シリアル伝送路3の通信線31とスレーブ
装置1とは、嵌合するコネクタ4U,4Wを介して接続
するようになっている。コネクタ4U,4Wには、それ
ぞれ端子41U,42U,43U,44U、および端子
41W,42W,43W,44Wが設けてあり、コネク
タ4U,4Wの嵌合時に対になる端子41Uと端子41
W、端子42Uと端子42W、端子43Uと端子43
W、端子44Uと端子44W同士が弾接して導通する。
各コネクタ4U,4Wの端子41U〜44U,41W〜
44Wは2つが通信用で、2つが受電用である。なお図
例は最前段と最後段とを除くスレーブ装置1のもので、
マスタ装置2と接続される最前段と最後段のスレーブ装
置1の場合には、リターン線32の分、通信用の端子数
が増える。
【0050】スレーブ装置1側のコネクタ(以下、ユニ
ット側コネクタ)4Uは、第1の通信用端子41Uが引
き込み線17により通信部12の受信回路12Rと接続
してあり、第2の通信用端子42Uが引き込み線18に
より通信部12の送信回路12Tと接続してある。
【0051】また、スレーブ装置1は、電池モジュール
B1の端子B11,B12間電圧を計測部11に入力す
るための入力線13が途中で分断され、分断された入力
線131,132のうち、電池モジュールB1と通じて
いる入力線131の分断端がユニット側コネクタ4Uの
第1の受電用端子43Uと接続してある。計測部11と
通じている入力線132の分断端がユニット側コネクタ
4Uの第2の受電用端子44Uと接続してある。
【0052】一方、通信線31側のコネクタ(以下、ワ
イヤ側コネクタ)4Wの第1の通信用端子41Wは、前
段のスレーブ装置1に対応するワイヤ側コネクタ4Wの
第2の通信用端子42Wと通信線31で接続されてい
る。また第2の通信用端子42Wは次段のスレーブ装置
1に対応するワイヤ側コネクタ4Wの第1の通信用端子
41Wと通信線31で接続されている。
【0053】また、ワイヤ側コネクタ4Wの第1、第2
の受電用端子43W,44Wは短絡部たる短絡環45に
より互いに導通している。
【0054】かかる構成により、監視装置Mは、これと
組電池Bとを搭載するシステムへ組付けられるまで(図
の状態)は、電池モジュールB1とスレーブ装置1の間
が遮断されているから、計測部11や通信部12に給電
されない。そしてコネクタ4U,4Wによる通信線31
とスレーブ装置1の接続時に初めて入力線131と入力
線132とが導通しスレーブ装置1に給電されるように
なる。すなわち、上記組付け時までは電池モジュールB
1の放電が確実に防止される。
【0055】さて、組電池の監視装置では、特に生産段
階で組電池にスレーブ装置が搭載されて一体化するもの
では、電池モジュールから計測部等への通電による電池
モジュールの放電を防ぐ必要がある。計測部にマイクロ
コンピュータを有するものではマイクロコンピュータを
スリープモードで作動させる等の方法もあるが、それで
もある程度の暗電流が避けられず、生産段階で組電池に
スレーブ装置を搭載して一体化した後、倉庫等に保管す
る場合には、暗電流が積算されて電池モジュールを過放
電に至らしめるおそれがある。このため、確実に電池モ
ジュールの放電を防止するには、従来、電池モジュール
からの通電をオンオフするスイッチが別途必要である。
【0056】本実施形態になる本発明の監視装置Mを、
かかる従来の装置と対比すると、組付け時の必須作業で
あるコネクタ4U,4Wによる通信線31とスレーブ装
置1の接続時に同時に上記入力線131と入力線132
とが導通するから、スイッチを設ける必要がなく構成が
簡単になる。しかも、スイッチ操作が不要となるから作
業性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の組電池の監視装置を示す構成図
である。
【図2】本発明の第1の組電池の監視装置を示す別の構
成図である。
【図3】本発明の第1の組電池の監視装置のスレーブ装
置におけるアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の組電池の監視装置の作動を示す
タイムチャートである。
【図5】本発明の第1の組電池の監視装置の変形例のマ
スタ装置におけるアルゴリズムを示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第1の組電池の監視装置の別の変形例
のスレーブ装置におけるアルゴリズムを示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第2の組電池の監視装置を示す構成図
である。
【図8】従来の組電池の監視装置を示す構成図である。
【図9】従来の組電池の監視装置を示す別の構成図であ
る。
【図10】従来の別の組電池の監視装置を示す構成図で
ある。
【図11】従来の組電池の監視装置のアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図12】従来の組電池の監視装置の作動を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
B 組電池 B1 電池モジュール B11 正極端子 B12 負極端子 M 監視装置 1 スレーブ装置 11 計測部(計測手段) 12 通信部(通信手段) 16 受電部 2 マスタ装置 3 シリアル伝送路 31 通信線 33 リターン線 4U,4W コネクタ 43U,44U,43W,44W 受電用端子(端子) 45 短絡環(短絡部)
フロントページの続き (72)発明者 浮田 進 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2G016 CA03 CB11 CB12 CB31 CC01 CC10 CC12 CC14 5G003 AA07 BA03 CA11 DA07 DA13 DA17 EA09 FA06 GA10 GC05 5G015 FA10 JA19 JA34 JA56 KA12 5H030 AA08 AS06 AS08 FF44 FF51 FF52

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続された複数の電池モジュール
    からなる組電池の監視装置であって、各電池モジュール
    ごとに設けられ、電池モジュールの端子間電圧を計測す
    る計測手段と、シリアル伝送路により計測手段での計測
    結果を送受信する通信手段とを備えたスレーブ装置と、
    スレーブ装置の計測結果を受信するマスタ装置とを具備
    する組電池の監視装置において、スレーブ装置を、対応
    する電池モジュールから受電する構成とし、シリアル伝
    送路を、マスタ装置から順次、スレーブ装置を通りマス
    タ装置に戻るリング状に形成し、シリアル伝送路を構成
    し信号電流を受信側のスレーブ装置の通信手段から送信
    側のスレーブ装置のグランドに帰還せしめるリターン線
    を、受信側のスレーブ装置内に配線するとともに受信側
    のスレーブ装置の正極側の受電部と接続したことを特徴
    とする組電池の監視装置。
  2. 【請求項2】 直列に接続された複数の電池モジュール
    からなる組電池の監視装置であって、各電池モジュール
    ごとに設けられ、電池モジュールの端子間電圧を計測す
    る計測手段と、シリアル伝送路により計測手段での計測
    結果を送受信する通信手段とを備えたスレーブ装置と、
    スレーブ装置の計測結果を受信するマスタ装置とを具備
    する組電池の監視装置において、シリアル伝送路を、マ
    スタ装置から順次、スレーブ装置を通りマスタ装置に戻
    るリング状に形成し、スレーブ装置を、マスタ装置から
    の計測要求を受信してから所定の待ち時間経過後に電池
    モジュールの端子間電圧の計測を開始する構成とし、か
    つ上記待ち時間を各スレーブ装置における計測要求の受
    信遅れ時間に基づいて設定したことを特徴とする組電池
    の監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の組電池の監視装置におい
    て、マスタ装置を、スレーブ装置に所定のコマンドを送
    信し該コマンドがスレーブ装置を巡回してマスタ装置で
    受信されるまでの所要時間を計測し該所要時間に基づい
    て各スレーブ装置の上記待ち時間を設定するようになし
    た組電池の監視装置。
  4. 【請求項4】 直列に接続された複数の電池モジュール
    からなる組電池の監視装置であって、各電池モジュール
    ごとに設けられ、電池モジュールの端子間電圧を計測す
    る計測手段と、シリアル伝送路により計測手段での計測
    結果を送受信する通信手段とを備えたスレーブ装置と、
    スレーブ装置の計測結果を受信するマスタ装置とを具備
    する組電池の監視装置において、スレーブ装置を、対応
    する電池モジュールから受電する構成とし、スレーブ装
    置の通信手段と、シリアル伝送路を構成して相隣れるス
    レーブ装置の間を接続する通信線間にコネクタを介設せ
    しめ、スレーブ装置側のコネクタには電池モジュールに
    通じる端子とスレーブ装置の受電部に通じる端子とを具
    備せしめ、通信線側のコネクタには両端子を短絡する短
    絡部を設けたことを特徴とする組電池の監視装置。
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