JP2000167718A - 放電加工機を制御する方法及び装置 - Google Patents

放電加工機を制御する方法及び装置

Info

Publication number
JP2000167718A
JP2000167718A JP11344188A JP34418899A JP2000167718A JP 2000167718 A JP2000167718 A JP 2000167718A JP 11344188 A JP11344188 A JP 11344188A JP 34418899 A JP34418899 A JP 34418899A JP 2000167718 A JP2000167718 A JP 2000167718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
electrode
work
data
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11344188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3574366B2 (ja
Inventor
Alberto Marchesi
マルケーシ アルベルト
Luciano Riva
リーヴァ ルチアーノ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agie Charmilles SA
Original Assignee
Agie Charmilles SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agie Charmilles SA filed Critical Agie Charmilles SA
Publication of JP2000167718A publication Critical patent/JP2000167718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3574366B2 publication Critical patent/JP3574366B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/14Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply
    • B23H7/20Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply for programme-control, e.g. adaptive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H1/00Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H9/00Machining specially adapted for treating particular metal objects or for obtaining special effects or results on metal objects
    • B23H9/006Cavity sinking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電加工機の多種多様な加工工程を制御す
る方法を提供すること。 【解決手段】 いくつかの同一又は異なる電極によって
放電加工機の多種多様な加工工程を制御する方法では、
加工工程の加工シーケンス及び各加工工程に使用される
電極が、次の規準を与えることによって決定される。す
なわち、(a)加工すべきワークピースについて、加工
工程のグループについて、個々の加工仕事(ARB)に
ついて、1つの加工仕事のワークサイクル(AZ)及び
(又は)ワークステップ(AS)について優先順位を予
め決めること、及び(又は)個々の加工仕事、ワークサ
イクル又はワークステップに使用される電極の寿命を予
め決めること。放電加工機における全体の加工は、決定
された加工シーケンスを考慮して実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工機(die-sink
erosion machine:電極摩耗が生ずる同種の機械を含
む)における相当数の加工工程を制御する方法と、これ
に適した装置とに関する。
【0002】
【関連技術及び発明が解決しようとする課題】そのよう
な放電加工機は、別の目的と共に、極めて高い加工精度
の成形型を製造するのに使用される。これによって、相
当数の加工工程が1以上のワークピースに実行されると
ころ、加工工程自体は異なる加工段階のいくつかのワー
クステップと、加工サイクルとを行う。粗加工又は仕上
げ加工のような加工段階に依存して、例えば、粗加工用
又は仕上げ加工用電極のような異なる電極のカテゴリー
がしばしば加工工程を実行するのに使用される。加え
て、実行される加工仕事の幾何学が変動する場合、電極
はまた多くの場合に交換されなければならない。これ
は、現在の放電加工機において実行されるべき加工工程
の数量的、多様的及び品質的要求に依存して、実行され
るべきワークステップ及び各ワークステップにおいて必
要とされる電極の順序が、放電加工機の数値制御の制御
プログラムに記憶されている正確な仕様を必要とするこ
とを意味する。
【0003】そのような複雑な加工仕事のために放電加
工機を立ち上がらせるとき、機械オペレータは、制御装
置に制御インプットを設定しなければならない。その制
御インプットは、加工工程のどのワークステップがどの
ワークピースにどの電極によってどのシーケンスで実行
されねばならないかを決定する。最初に述べたタイプの
標準の技術水準となった制御プロセスは、この目的のた
めにいわゆるシーケンス制御プログラムである、閉じた
プログラムの形態の制御インプットを必要とする。その
ような制御プログラムは、加工や加工頻度、全体加工中
の経時的に各点で使用される電極に関するすべての制御
データを特定する。いくつかのワークピースの複雑加工
において実行されなければならない多種多様なワークス
テップと、この目的のために必要な異なる電極とが与え
られたとき、機械オペレータはトラックを簡単に見失っ
てしまう。その結果、不適当であるが、少なくとも加工
の不経済な実行となる立上げエラーが起こりうる。
【0004】いわゆる目的指向された加工工具のプログ
ラムのための技術状態が、例えば、インドゥストリー・
アンツァイガー(工業雑誌)82/1991の30−4
0ページにおける、工学博士エヴァーシャイム教授、工
学士レンハルトの『対象位置確認プログラム』から、工
具のいわゆる対象位置確認プログラム作成の方法が知ら
れている。シーケンス制御プログラムとは対照に、制御
プログラムを変更するために繰り返し再使用されるプロ
グラム要素が使用されている。これによって、ソースプ
ログラムの目的指向された構造だけが示唆される。しか
し、ある加工シーケンスを作るための手段は機械オペレ
ータに利用できない。
【0005】本発明は、新しい加工シーケンスの創造に
関心を持つユーザフレンドリに関して放電加工機を改善
することを企図する。
【0006】本発明は、請求項1及び16の主題によっ
て前記課題を実現する。本発明の好ましい有利な態様は
それぞれの従属請求項に記載されている。
【0007】前記請求項によれば、本発明は、いくつか
の同一又は異なる電極によって放電加工機における多種
多様な加工工程を制御する方法及び制御装置を提供す
る。これによって、加工工程の加工シーケンスと、各加
工工程に使用される電極とが次の予め決めた規準を考慮
して決定される。すなわち、(a)加工すべきワークピ
ースについて、グループの加工仕事について、個々の加
工仕事について、加工仕事のワークサイクル及び(又
は)ワークステップについて予め決める優先順位、及び
(又は)(b)個々の加工仕事、ワークサイクル又はワ
ークステップに使用される電極の予め決める寿命すなわ
ち摩耗限界。放電加工機における全体の加工は、決定さ
れた加工シーケンスを考慮して実行される。加工シーケ
ンスを作るため、放電加工機を制御するための本発明に
従う装置は、例えば、CNCコントローラを有する。C
NCコントローラは、それぞれの加工工程に必要とされ
る電極を描写しているデータを永続して記憶する少なく
とも1つのデータメモリーと、先に述べた加工シーケン
スを決定する規準を前記制御装置に入力するユーザイン
ターフェイスと、前記規準及び電極データに基づいて多
種多様な加工工程を実行するための適当な加工シーケン
スを自動的に生成するシーケンスジェネレータとを有す
る。
【0008】それゆえに、本発明は機械オペレータに放
電加工機における複雑な加工シーケンスでさえ比較的簡
単な方法及び短い時間で設定するための証明された手段
を提供する。シーケンスを作ることと、それゆえにまた
制御プログラムを作ることと、引き続く加工とはまた、
各加工タイプのための可能なワークサイクル、例えば粗
加工サイクル及び平滑加工サイクルの最大数として例え
ば工具の寿命を予め決めることによって工具の摩耗を考
慮する。工具の予め決めた摩耗限界にひとたび達する
と、本発明に従う工具管理すなわち管理システムがその
工具をさらなる加工から好ましくは取り除くか、後によ
り詳細に記述するように、異なる工具カテゴリーに工具
を降格する。この方法において、本発明に従う都合のよ
い加工シーケンスの選定は、利用できる電極材料が最適
に使用される事実、すなわち各電極は中断して又は中断
することなく、個々の寿命が尽きるまでいくつかの加工
工程のために使用される事実に基づいている。予め決め
る適当な加工優先順位の別の結果はまた、別の対象が完
了する前にある対象が加工されることである。例えば、
顧客が直ちにワークピースを必要とするため、そのワー
クピースがより高い優先順位で加工される必要があるこ
と、又は特殊で複雑な加工仕事が先に移され、その結果
失敗した場合に、非常な努力で既に加工されたワークピ
ースが失われることがないことを可能にするであろう。
優先順位の特定な予めの決定はまた、いくつかの加工仕
事を可能な限り少ない時間で実行することや、浸食が多
くは可能ではないある加工仕事間の移動距離を最小にす
ることを可能にする。
【0009】本発明に従う方法と対応する装置とは、使
用される工具のかなりの摩耗兆候が起こったり、及び
(又は)同様の加工優先順位が使用されうる別のタイプ
の加工工具に自然に転換されうる。
【0010】「加工工程」なる用語は、放電加工機にお
いて実行されるあらゆる部分の仕事を含む一般的な用語
として使用されている。これは、予め決めたダイシンク
(die-sink)幾何学による、「加工仕事」と呼称される
特殊なダイシンクの実行を含む。各加工仕事は、いくつ
かのワークステップつまり加工段階で、例えば、粗加
工、予平滑加工、平滑加工、仕上げ加工の連続した順序
で実行される。各加工段階において、加工仕事は再び、
いわゆるワークサイクルに結合されうるいくつかのワー
クステップからなる。「加工シーケンス」なる用語は、
それゆえに一般的には連続的に実行される加工工程の順
序に関係する。この順序は、加工工程のタイプに依存し
て、連続的に実行される加工仕事、いくつかの加工仕事
のワークサイクル及び(又は)ある加工仕事のワークサ
イクルにおけるワークステップの順序、又はこれらシー
ケンスの組み合わせでありうる。
【0011】本発明方法の特に好ましい実施例は、いく
つかの同一加工仕事を実行するための選定基準としてい
わゆる摩耗分配計画を使用している。個々の加工仕事
は、順々にそれぞれ完全に完了するのではなく、連続的
に実行される加工工程がそれに代えて、多種多様な加工
仕事のワークサイクル及び(又は)ワークステップのあ
る数にわたる電極摩耗の均一の分配が得られるいくつか
の加工仕事にわたる方法で分配される。シンカー電極が
加工中電極摩耗を経験することが知られている。この電
極摩耗は、浸食過程の電気物理的性質に帰しうる。その
結果、シンカー電極はいくつかの数のワークステップを
実行した後摩耗する。したがって、すべての加工仕事に
可能である最も均質な加工品質を維持するため、多種多
様な加工仕事のすべての同一の、すなわち等しくランク
付けされたワークステップを連続的に実行すること、例
えば、多種多様な加工仕事のすべての第1のワークステ
ップで開始し、次いですべての第2ワークステップを実
行し、このようにして多種多様な加工仕事のすべての最
後のワークステップが実行されるまで、連続的に実行す
ることが有利である。
【0012】これに関連して、摩耗分配領域の多種多様
な同一加工仕事はある順序、例えば、1−2−3−4の
順序で実行され、そして最初の(1)又は最後の(4)
の加工仕事の後、逆の順序、すなわち4−3−2−1の
順序で繰り返され、加工仕事のすべてのワークステップ
が実行されるまで連続的に実行されることが好ましい。
摩耗分配計画のこの実施例は、1つの加工仕事が他に対
して特典をもって加工されることを回避する。その結
果、摩耗分配計画は、すべての同一加工仕事が等しく良
好に(又は等しく貧弱に)実行されるのを可能にする。
提案した実施例では、電極は、最初の加工仕事から最後
の加工仕事まで、最後の加工仕事から最初の加工仕事ま
で等で、加工仕事のすべてのワークステップが完了する
まで、いくつかの加工仕事の等しくランク付けされたワ
ークステップの列を通って見たところでは「振り子」形
態で移動する(いわゆる振り子方法)。その結果、すべ
ての加工仕事は非常に迅速に完了する。
【0013】電極の最大電極摩耗がこの電極によって完
了されうるワークサイクル又はワークステップの最大数
によって決められることもまた好ましい。これによっ
て、前記最大数は同時に、摩耗分配計画が使用されるワ
ークサイクル又はワークステップのグループを決定す
る。この方法では、ある加工段階のいくつかのワークサ
イクルは、例えば、結合していわゆる摩耗分配グループ
となる。摩耗分配グループは、各場合において単一の電
極によってのみ加工される。摩耗分配グループが完了し
た後、それぞれの加工段階のための電極の寿命が尽き
る。これは、特に明確な方法ですべての電極が完全に使
用されることを保証する。
【0014】そのような摩耗分配グループにおける加工
シーケンスは再び、機械オペレータの要望に従って、例
えば、ワークサイクルのグループにおけるワークステッ
プの選定された領域だけが摩耗分配計画に含まれるよう
に設定することができる。1つの摩耗分配グループとな
ったいくつかの加工仕事のいくつかのワークサイクルに
おける最後の2つのワークステップだけが、前述したよ
うに、使用された電極の摩耗の均一分配を好ましくは振
り子方法で使用するべく仮定される。
【0015】放電加工機の電極の寿命についての情報、
すなわち、ある加工段階であってその加工段階のために
電極が使用される加工段階のワークサイクル又はワーク
ステップの最大数と、現在の摩耗状態とは種々の方法で
得られる。いくつかの加工仕事であって各加工仕事がい
くつかのワークサイクルを持ついくつかの加工仕事が連
続的に実行される放電加工機の場合、最大の電極摩耗は
電極管理システムにおいて予め決められることが好まし
い。電極管理システムは、1つの電極によって実行され
うるワークサイクル又はワークステップの最大数を使用
するもので、加工中に実行されたワークサイクル又はワ
ークステップの数を計数し、記憶する。電極の寿命につ
いての情報は、放電加工機のコントローラにおける自動
電極管理システムを立ち上がらせるのを可能にする。あ
る電極が予め決めた摩耗限界に達したとき、その電極は
管理システムによってさらなる加工から自動的に除かれ
るか、又は別の加工段階に、すなわち、前記電極がいま
だに使用されうる別の電極カテゴリーに割り当てられ
る。全体の電極管理は、放電加工機のコンピュータ機能
の一部を果たしうるCNCコントローラを介して行われ
る。
【0016】電極が現在の加工状態として制御装置の管
理システムに描写されることが好ましく、これによって
現在の加工状態が電極摩耗に関して加工中に適合され
る。本発明に従う電極管理はそれゆえに、例えば、電極
交換機において利用できる使用された電極の摩耗状態を
監視し、それら電極に、例えば「使用可」、「使用不
可」又は「粗加工電極に降格」のような貯蔵状態性能を
割り当てる。
【0017】加工シーケンスを実行するため、コントロ
ーラはまた、加工シーケンスの各ワークステップにおい
て使用される電極についての詳細な情報を必要とする。
特に好ましい実施例によれば、制御装置において電極を
描写するためのデータは、この目的のために次のグルー
プに分けられ、それに従って管理される。すなわち、 イ)ある加工工程を実行するための情報を含む標準電極
(V1,V2)を描写するための理論的電極データと、 ロ)この理論的電極データを実際に使用される電極(R
1,R2)に又は加工特性に補正し、及び(又は)適合
するための特定電極データとに分けられる。これによっ
て、電極描写が理論的電極データと特定電極データとを
結合することによって得られる。
【0018】前記理論的電極データは、特定のタイプの
加工における特定の(個々の)加工仕事を実行するため
に計画された電極についてのすべての基本的な情報を既
に含んでいる。これは、特定の所望の加工仕事を実行す
るのに必要とされる標準の、又は特定された電極の描写
である。これによって、前記理論的描写はまた、電極の
すべての加工特定情報、例えば基本的な電極幾何学、基
本的な電極形状、電極材料、例えば電極が粗加工用か平
滑加工用かの電極カテゴリーを含む。前記特定電極デー
タは、加工特定データと共に、補正データだけを含む。
この補正データは、例えば、特定寸法より小さい実際の
寸法のような、実際に使用される電極の正確な寸法に関
するものであり、この正確な寸法は前述の工具の特定寸
法より小さい(仮定された)寸法とは異なる。前記加工
特定データは、例えば、電極の正確なチャック位置、自
動電極交換機のための電極マガジンにおける現在の位置
及び(又は)実際に使用された電極の現在の摩耗状態の
ようなものであり、前記監視された管理システムに記憶
されている。その構想は、従って、電極描写を普遍化す
ること、すなわち、放電加工機において実際に直面して
いる状況と、使用されている現実の電極とから独立した
標準工具の描写において電極描写を分離することであ
る。その結果、電極描写は実際の加工前に作業場の外部
で既に実行されうる。コンピュータ機能の一部を果たし
うるデータ生成器は、本発明に従うシーケンス選定規準
と共に、前記理論的電極データと、データベースで利用
できるテクノロジー及び工程パラメータとに基づいて、
テクノロジーと所望の加工仕事の個々のワークステップ
の工程パラメータとを持つ加工シーケンスを自動的に決
定することが好ましい。
【0019】加工シーケンスを選定し、かつ、決定する
ための別の規準は優先順位の予めの決定である。所望の
加工シーケンスをこの目的のために対応する状況に適合
するための異なる好ましい可能性がある。
【0020】1つの実施例では、加工シーケンスは、ワ
ークピースに、加工仕事のグループに、そして1グルー
プ内の個々の加工仕事に割り当てられた複数の優先順位
による優先順位の問題として決定される(「ワークピー
ス」計画)。そのグループにおいて最も高い優先順位を
持つ加工仕事は、最初のワークステップから最後のワー
クステップまでその最も高い優先順位によってワークピ
ースに最初に実行される。これによって、摩耗分配は使
用された電極に用いられない。なぜなら、唯一の加工仕
事が次から次へ常に実行されるから、すなわち、加工工
程はいくつかの加工仕事に分配されないからである。
「ワークピース」計画によって電極摩耗が能動的に計数
され、これによって、例えば、摩耗限界に達した後、そ
れぞれの電極が電極管理に「使用不可」の貯蔵状態に割
り当てられることが好ましい。
【0021】別の実施例では、最初に粗加工、それから
予平滑加工等のようないくつかの加工ステップすなわち
加工段階であって各加工段階において各場合における単
一の加工仕事の複数のワークステップが結合され、ワー
クサイクルとなっているいくつかの加工段階において実
行される複数の加工仕事の加工シーケンスが、すべての
加工仕事のすべてのワークステップが加工段階の予め決
められた階層において実行される事実による優先順位の
問題として決定される。例えば、いくつかのダイシンク
の場合、最初に粗加工サイクルのすべてのワークステッ
プが実行され、その後に予平滑加工サイクルのすべての
ワークステップが実行される等である。所望の加工品質
に依存して、この計画はまた次のように区別される。す
なわち、(a)「段階」計画であって最初に、各加工段
階におけるすべのワークステップが加工仕事の最初から
最後まで連続的に実行され、その後、次の加工仕事のす
べてのワークステップが最初から最後まで実行され、こ
のように同じ加工段階の最後の加工仕事が実行されるま
で繰り返す「段階」計画と、(b)「段階ゼロ」計画で
あって最初に、同じ加工段階のいくつかの加工仕事のす
べての最初のワークステップが実行され、その後、完了
した最後の加工仕事に基づいて、加工仕事の残っている
ワークステップが「段階」計画に記載したように完了す
る「段階ゼロ」計画とである。これら「段階」計画及び
「段階ゼロ」計画は、特定の加工段階における加工シー
ケンスをいくつかの加工仕事に分配するために、前述の
摩耗分配計画をここに付加的に使用することが特に有利
である。例えば、粗加工用電極のようなあるタイプの電
極の特定の摩耗限界が与えられると、例えば、4つの同
一加工仕事にわたって分配された4つの粗加工サイクル
からなる摩耗分配グループが形成される。この摩耗分配
グループ内で摩耗分配機能をサイクル毎に最初の2つの
ワークステップだけに限ったり、残りのワークステップ
のために「段階ゼロ」計画の進行を使用したりすること
もまた可能である。
【0022】別の可能な有利な実施例は、加工シーケン
スがワークピースの優先順位とワークピースのために特
定された計画とに従う優先順位の問題として(「ピー
ス」計画)、又は個々のワークステップに割り当てられ
た複数の優先順位に従う優先順位の問題として(「ワー
クステップ」計画)割り当てられる実施例を含む。後者
は、例えば、加工シーケンスを加工工程の最も低いレベ
ルに設定することを可能とし、その結果、機械オペレー
タはまた制御装置のためのワークステップの個々のシー
ケンスを予め決めることができる。
【0023】前述の計画、例えば「ワークピース」計画
と「段階」又は「段階ゼロ」計画との結合が使用される
ことが特に好ましい。
【0024】第1の結合実施例では、加工シーケンスは
「ワークピース」計画によって決定された優先順位の問
題としており、これによってワークピース、グループ又
は加工仕事は、「段階」又は「段階ゼロ」計画(いわゆ
る「ワークピース−段階」又は「ワークピース−段階ゼ
ロ」計画)を使用する同じ優先順位によって完了され
る。この結合された計画は、使用された電極の「カスケ
ードタイプ」降格と結合するのに特に適している。これ
によって、例えば、高段階の1つのワークサイクル、例
えば最も高い優先順位を持つ加工仕事の平滑加工サイク
ルにおいて使用される電極が、寿命が尽きた後、より低
い段階、例えば粗加工サイクルの1以上のワークサイク
ルのために、より低い優先順位の加工仕事のためになお
使用されうる。加えて、摩耗分配計画が実行されるべき
ワークサイクルのために望まれる場合、前者は自然に同
じ優先順位を持つ加工仕事のために設定されうる。
【0025】第2の結合実施例(「段階−ワークピー
ス」又は、「段階ゼロ−ワークピース」計画)では、加
工シーケンスは、ワークステップのシーケンスと、可能
な摩耗分配グループの分配順序とが「ワークピース」計
画に従って加工仕事の優先順位を考慮する程度まで、
「段階」又は「段階ゼロ」計画に従って影響される。
【0026】以下には、添付の図面を参照して本発明の
好ましい実施例を記載してある。これは、本発明の付加
的な利点と特徴とを示すであろう。
【0027】
【好ましい実施形態】発明された制御と、放電加工機の
電極管理構想とは、好ましい加工シーケンス及びそれら
に関連した計画の実施例を参照して説明される。しか
し、これらが発明を制限するものと理解されてはならな
い。最初に記載される選定と選定規準の重み付けとに依
存するとき、テクノロジーの関連した描写を持つ、ほと
んど制限のない数の異なる加工シーケンスが作られう
る。
【0028】図1と、図2の(a)(b)と、図3とに
関連して、いくつかの加工仕事、すなわち、同一又は異
なる幾何学を有するダイシンクを持つワークピースのた
めのある加工シーケンスの発明された作り方の第1の実
施例が説明される。例えば、異なるカップリングのため
のゴムダンパ要素の一連の製造に適する成形型が放電加
工機で製造されることが仮定される。図1はそのような
成形型の半型の最終形状を有するワークピース10を示
している。これは、放電加工機がワークピース内に互い
から45°離れた8つのダイシンクA−Hと、環状のダ
イシンクIとを作るのに使用されることを意味する。2
つの半型がここで製造されなければならない。すなわ
ち、ダイシンクA−Iと同一の配列の別のワークピース
10′(図示せず)も製造されなければならない。ワー
クピース10はここでは、放電加工機の工具テーブル上
に位置するパレット12に取り付けられている。
【0029】ワークピース10のために計画された加工
工程はそれゆれに、全部で9つの加工仕事を含み、各加
工仕事は少なくとも2つの加工段階、すなわち、粗加工
段階と引き続く予平滑段階とを必要とする。各段階はま
た、各加工仕事のためのいくつかのワークステップを含
み、これらワークステップは結合されてワークサイクル
となる。完了されるべきワークサイクルのワークステッ
プの加工シーケンスの選定、すなわち、段階の順序と、
段階毎のワークサイクルとは加工計画の選定に依存す
る。この加工計画はまた、他の事柄の間で、異なるカテ
ゴリーの必要とされ、かつ、利用できるシンカ電極の数
と、その寿命とに依存する。この場合、機械オペレータ
は第1に、できる限り早く、すなわち、停止期間を避け
るように、かつ、利用できる電極をできる限り最良に使
用するように、すなわち、電極のそれぞれを摩耗限界ま
で使用するように、ワークピース10に実行する全体の
加工仕事に関心を持つ。利用できる電極数は、例えば、
放電加工機の電極交換機の貯蔵容量によって限られてい
る。前記電極交換機はワークピースの全体の加工仕事中
に使用された電極を何度も交換する。図2の(a)及び
(b)は、全体で12の電極ホルダ16を位置P1−P
12に持つそのような電極交換機の断面を示している。
図1のワークピース10の加工に必要とされるいくつか
の電極は非常に広いため、電極交換機に1つのホルダス
ペース以上のスペースが必要である。これは、図示した
電極交換機は、図1に示した2つの半型を製造するのに
必要とされる全体で10の電極R1−R10のためのス
ペースだけを有することを意味する。図1の1つの半型
の全体加工に5つのシンカ電極、すなわち、実際のダン
パ要素のダイシンクA−Hを製造するための3つの電極
と、連結リングのダイシンクIのための2つの電極とが
使用される場合、電極材料の最適利用は確保される。
【0030】放電加工機のコントローラは、各電極の現
在の摩耗状態と必要ならば、加工中の変化とを記録する
電極管理システムを有する。この目的のために、電極の
寿命が、特定の加工仕事の各段階で実行されうる最大の
ワークサイクル数の形態で管理システムに予め決められ
る。電極管理システムはまた、完了したワークサイクル
数を連続的に計数し、管理システムのメモリーに記憶す
る計数装置を備える。特定の電極が許容できる最大のワ
ークサイクル数に達したとき、その電極は、さらなる使
用から除かれ、それが「使用不可」の貯蔵状態に割り当
てられて管理システムから除かれるか、又は可能なら
ば、電極は別の加工段階において使用するために別の電
極カテゴリーに降格される。後者の場合、機械オペレー
タは、電極管理システム内の任意の「降格による電極移
動」を作動する。制御装置を設定しておくことによっ
て、予平滑加工電極はひとたびその摩耗限界に達する
と、自動的に粗加工電極に降格され、そのようなさらな
る加工中に使用される。
【0031】次の規準は、前述の型部品を製造するため
に加工シーケンスの付加的な決定のための使用される。
第1に、加工仕事A−Hの粗加工サイクルのすべての第
1のワークステップが実行されるべきとき、最初に述べ
た「段階ゼロ」計画が選定される。その後、粗加工サイ
クルができる限り早く行われる。その結果、制御装置は
「段階」計画に設定される。この場合の最後の加工段階
を表す予平滑加工サイクル中、異なる加工仕事A−Hに
わたる電極摩耗の均一な分配が均質の加工品質を維持す
るために望まれる。機械オペレータはしたがって、既に
述べた摩耗分配計画を選定し、制御装置を「全体の加工
段階にわたる摩耗分配」オプションに設定する。摩耗分
配の領域では、避けがたい電極摩耗は、同じ段階におけ
るいくつかの加工仕事の等しくランク付けされたワーク
ステップに均一に分配される。機械オペレータはまた、
電極管理システムにおいて加工段階毎の許容できる最大
ワークサイクル数を設定することによって寿命すなわち
摩耗限界を前もって決める。前記最大ワークサイクル数
は同時に、摩耗分配計画が使用される段階のワークサイ
クルのグループ(いわゆる摩耗分配グループ)の大きさ
を決定する。各摩耗分配グループは関連したカテゴリー
の単一の電極によって加工される。そのグループが完了
した後、電極はこの段階のために達した少なくともその
摩耗限界を有する。予平滑電極を使用して、例えば少な
くとも4つの予平滑加工サイクルが摩耗分配によって実
行されうる。この後、電極は予平滑加工電極としてその
摩耗限界に達する。同じ電極はまた、理論的には、粗加
工電極として4又はそれ以上の粗加工サイクルを実行す
るために使用されうる。その後、電極は一般的にはもは
や使用できない。
【0032】図1の円形のダイシンクIを実行するため
の加工シーケンスのための仕様は、同様の方法で達成さ
れる。ダイシンクIは単一の粗加工電極と、単一の予平
滑加工電極とで実行されるべきである。
【0033】これら予めの設定を使用すると、制御装置
は、図1のワークピース10内の8つのダンパ要素用ダ
イシンクA−Hと、円形ダイシンクIとを製造するため
のワークサイクルの全体のシーケンスを自動的に生成
し、さらにどの電極を各場合に使用するかを決定する。
図3はこの加工シーケンスを模式的に示している。ダイ
シンクA−IはそれぞれARB A−ARB Iで指定さ
れている。粗加工サイクル(加工段階1)と予平滑加工
サイクル(加工段階2)のそれぞれは、それぞれ3つ又
は4つのワークステップASからなる。これらワークス
テップASは、ダイシンクA−Hのそれぞれのために設
けられている。粗加工電極及び予平滑加工電極のための
最大4つのワークサイクルAZの前述した予め決めた摩
耗限界に基づくとき、粗加工サイクル及び予平滑加工サ
イクルは各場合に結合されて4つのワークサイクルAZ
のグループGR1−GR4となり、各グループは単一の
電極で加工される。
【0034】図3のシーケンスによると、制御装置は、
最初に図2の電極変換機における位置P1から電極R1
を取り入れる。これは、第1のグループGR1において
ダイシンクA,B,C,Dの粗加工サイクルを最初に完
了するのに使用される。すなわち、予め決めた「段階ゼ
ロ」計画に従って、最初に4つのダイシンクA,B,
C,Dのすべての第1のワークステップASを実行し、
それから残りのワークステップASが実行される。これ
によって、ダイシンクD,C,B,Aの順序で各ワーク
サイクルAZの第2のワークステップASと、第3のワ
ークステップASが、次のダイシンクがさらに加工され
る前に連続的に完了する。第1のワークサイクルグルー
プGR1の完了後、電極R1は再び電極交換機に戻さ
れ、位置P2から電極R2に自動的に交換される。同時
に、コントローラの電極管理システムが電極R1の状態
を「使用不可」として記憶する。電極管理システムはさ
らに、実行されうるワークサイクルの最大数についての
予めの設定によって残っている電極の摩耗状態と、既に
実行されたワークサイクルの連続計数とについて情報を
うる。
【0035】新しい電極R2がそれからグループGR3
においてダイシンクA,B,C,Dの予平滑加工サイク
ルを実行するのに使用される。すなわち、いわゆる振り
子方法を使用することによって設定された摩耗分配計画
に従って予平滑加工サイクルを実行する。前記振り子方
法では、最初にダイシンクA,B,C,Dのすべての第
1のワークステップASが完了し、次いで逆の順序D,
C,B,Aですべての第2のワークステップASが完了
し、これらをグループGR3における最後のワークステ
ップASが完了するまで繰り返す。最初に予平滑加工電
極として使用された電極R2はいまや、この電極が許容
できる4つの予平滑加工サイクルを既に実行したため、
電極管理システムによって粗加工電極のカテゴリーに降
格される。電極R2はダイシンクE,F,G,Hを加工
する粗加工電極として再び使用される。すなわち、粗加
工サイクルに適用できる「段階ゼロ」計画に従って使用
されるが、この「段階ゼロ」計画は、グループGR1と
同じ加工シーケンスに従うことを意味する。ワークサイ
クルグループGR2を完了した後、電極R2は再び粗加
工電極のための摩耗限界に達する。それゆえに、全体に
「使用不可」として電極管理システムによって降格され
る。ダイシンクE,F,G,Hの予平滑加工サイクル
は、電極交換機からの新しい電極R3で最終的に実行さ
れる。その後、電極R3もまた降格されるが、理論的に
は電極R3はなお別の工具を加工する粗加工電極として
適するであろう。
【0036】すべてのダンパ要素のダイシンクA−Hが
浸食された後、制御装置は電極交換機の位置P1から別
の電極R5を取り入れ、図3のシーケンスに従う意図し
た粗加工サイクルを実行し、続いて別の電極R6によっ
てダイシンクIの予平滑加工サイクルを実行する。
【0037】そのような加工シーケンスを実行するた
め、CNC加工コントローラはまた、放電電流やパルス
形状、パルス周波数、フラッシングデータ等のような工
程及びテクノロジーパラメータと共に、使用された電極
のタイプやダイシンクの幾何学データ、品質目標、加工
速度に関する制御インプットを必要とする。加工シーケ
ンスのための前述の予決定と共に、これらデータもまた
それぞれのテクノロジー及び工程データを使用する個々
のワークステップのシーケンスを決定するのに使用され
る。本発明はまた、種々の電極カテゴリーをより効果的
に描写する工具を機械オペレータに提供する。この目的
のために、特定の加工仕事、例えば図1のダイシンクA
−Iの1つを実行する異なる電極カテゴリーが結合され
て電極ファミリーとなり、放電加工機のコントローラの
目的指向された構造における目的物として考慮される。
従って、同じ電極ファミリーは、少なくとも同じ基本的
な幾何学と、同じ最終寸法を達成できる特定寸法より小
さい予め決めた寸法とを有するすべての電極を含む。電
極ファミリーの目的物はいくつかの(同一な)加工仕
事、すなわち対応するダイシンク幾何学が達成されるべ
きすべての加工仕事のために使用することができる。
【0038】本発明によれば、3つのデータ領域が電極
を描写するためにコントローラに設けられる。 a)電極ファミリーのデータ(いわゆるファミリーデー
タ) ファミリーデータは特定の電極ファミリーのすべての電
極に適用できる情報を含有するもので、基本的には下記
についての情報を含む。すなわち、基本的な電極幾何
学、すなわち例えば、プリズム状、薄片状、尖端状又は
標準状のような基本的な形状と共に電極材料と、基本的
な幾何学寸法とについての情報を含む。前記電極材料の
選定は、放電加工の対となる材料(電極とワークピー
ス)を決定する。その結果、コントローラは調和するテ
クノロジーパラメータを自動的に決定する。しかし、電
極ファミリーのメンバーが異なる材料で作られる場合、
ファミリーレベルで決定されていた材料データとは異な
る電極が引き続くデータレベルで特定されなければなら
ない。 b)理論的電極データ(いわゆる仮想の電極データ) 理論的データは、特定の加工タイプ又は段階において特
定の加工仕事を実行するために計画された仮想の電極に
ついての情報を含む。これは、特定の加工仕事を実行す
るための標準の又は特定の電極の描写であり、この描写
は既にすべての必須な加工特定情報を含んでいる。理論
的電極データは、例えば、次についての情報を含む。す
なわち、特定の加工タイプ、例えば粗加工電極、予平滑
加工電極、平滑加工電極、又は仕上げ加工電極のための
電極カテゴリーと、加工タイプ毎の計画された仮想の電
極数と、特定寸法より小さい理論的寸法又は特定寸法よ
り小さい標準寸法(特定寸法より小さいとは、最終型の
直径から電極の直径を差し引いたもの)であって実際に
使用される(現実の)電極の特定寸法より小さい寸法と
はわずかに異なるかもしれない(コントローラは、電極
数と、期待される特定寸法より小さい寸法とから必要な
品質目標と共に、電極毎のパルス周波数及びパルス数を
自動的に決定する。)特定寸法又は標準寸法と、加工段
階毎の許容できる最大ワークサイクル数として表された
電極の寿命とを含む。 c)特定電極データ(いわゆる現実の電極データ) これらは、仮想の電極の理論的データとは対照に、実際
に使用される現実の電極を特定の加工仕事の(単一又は
複数の)実行に適合するための本質的な補正データであ
る。これら補正データは、一方では電極特性、例えば使
用された電極の特定寸法より小さい現実の寸法又は現在
の電極摩耗状態についての情報に関し、他方では加工特
性に関する。加工特性は、電極交換のモード及び自動電
極交換機すなわちロボットにおける電極の位置について
の情報、放電加工機における電極の設置についての情
報、例えば電極が電極ヘッドに又は工具テーブルに設置
されるかについての情報、そして電極の正確なゼロ点を
電極ヘッドのゼロ点に関して決定するための電極位置の
補正値等のようなものである。
【0039】特定のワークサイクルのために使用される
べき電極についての全体情報は、現実の電極の特定電極
データと、仮想の電極の理論的電極データと、上位のフ
ァミリーデータとの合計から得られる。電極描写を分配
し、かつ、分類するこの方法は、種々の加工シーケンス
の生成を促進する。なぜなら、その方法が変化された加
工シーケンス及びこのために必要な電極、例えば新しい
電極への電極描写の柔軟な、かつ、迅速な適合を可能に
するからである。例えば、電極交換機内の新しい位置に
位置する新しい現実の電極が使用される場合、この電極
の現実のデータをコントローラに入力し、かつ、そのデ
ータを所望の加工タイプの既に存在している仮想のデー
タと結合するだけで十分である。
【0040】図4(a)及び(b)は、図3の加工シー
ケンスのために、すなわち加工の開始時に使用されてい
る電極のデータ構造を示している。図4(a)の4つの
電極ファミリーのうち電極ファミリーFam1とFam2だ
けがここで関係がある。電極ファミリーFam1では、ワ
ークサイクルグループGR1に使用される粗加工電極が
割当てR1,V1によって決定される。ワークサイクル
グループGR3,GR4のための2つの予平滑加工電極
が現実の電極R2,V2と仮想の電極R3,V2とのデ
ータ結合に基づいている。加工仕事Iを実行するための
粗加工電極及び平滑加工電極はさらに、データ結合R
5,V4又はデータ結合R6,V5によって決定され
る。放電加工機のコントローラ全体の目的指向された構
造の骨組み内で、電極ファミリーFam1,Fam2は別の
上位の「ファミリーグループ」目的に割り当てられてい
る。その結果、そのファミリーグループのために確立さ
れた手段がまた、すべての電極ファミリーFam1−Fam
4に一般に適用される。
【0041】図4(b)はさらに、図3の加工シーケン
ス中の電極R2の前述の降格を示している。現実の電極
R2は電極ファミリーFam1におけるデータ結合R2,
V2によって予平滑加工電極▼▼として最初に決められ
ている。その寿命が尽きた後(仮想の電極V2のデータ
で決定されたように)、R2は粗加工電極▼に降格され
る。粗加工電極としての全体の描写は、既に存在してい
る仮想の電極V1のデータをR2に割り当てることによ
って得られ、電極V1のデータは本発明に従って粗加工
工程を実行するためのすべての情報を既に含んでいる。
【0042】図5ないし図9は、本発明に従う規準に従
って生成された加工シーケンスのさらに別の例である。
【0043】図5の5つの電極R1−R5を持つ加工シ
ーケンスは、図3における1つと似ている。ここでま
た、4つの加工仕事ARB1−ARB4を実行するため
の「段階ゼロ」計画が制御装置に予め決められる。これ
によって、加工仕事ARB1−ARB4の連続仕事サイ
クルの第1のワークステップが各段階1,2,3におい
て常に最初に実行される。しかしながら、次の設定が電
極寿命及び電極の摩耗分配のための規準として選定され
る。段階1(粗加工)のために、4つの平滑加工サイク
ルの最大の摩耗限度が予め決められており、これによっ
て均一の摩耗分配がそれぞれのワークサイクルの最後の
2つのワークステップのために望まれるだけである。段
階2(予平滑加工)では、最大3つのサイクルが予平滑
加工電極のために予め決められており、これによって均
一の摩耗分配が摩耗分配グループ内のすべてのワークサ
イクルのために実行される。そして段階3(平滑加工)
では、最大2つの平滑加工サイクルが電極毎に予め決め
られ、これによって摩耗分配はそれぞれのワークサイク
ルの最後の3つのワークステップ中凍結される。これら
シーケンスの予決定に基づいて、制御装置は図5に示し
た加工シーケンスを生成し、これによって電極管理シス
テムが黒い四角によって象徴化された点において電極交
換を自動的に実行する。
【0044】図6に示した加工シーケンスは、図5にお
ける1つとある点では類似点がある。その加工シーケン
スでは電極寿命及び摩耗分配のための同じ設定が選定さ
れており、加工仕事の最初のワークステップはまた、
「段階ゼロ」計画に従って常に連続的に実行される。し
かしながら、加工仕事ARB1−ARB4はここでは、
ARB4からARB1へ増分的に減少する優先順位によ
って実行される。その結果、機械オペレータはここでは
「段階ゼロ−ワークピース」の優先計画に設定する。図
5の完全な「段階ゼロ」とは対照に、ワークステップは
加工仕事の優先順位の順序で、すなわちARB4からA
RB1へ摩耗分配グループにおいて実行される。摩耗分
配グループはまた、加工仕事の優先順位の順序で各段階
において割り当てられている。
【0045】図7に示した電極R1−R7を持つ加工シ
ーケンスはまた、図5及び図6における加工シーケンス
と同じ寿命及び摩耗分配設定に基づいている。しかしな
がら、その相違は加工仕事の優先順位の予めの決定であ
る。すなわち、加工仕事ARB4(優先順位:1)の他
の加工仕事ARB1−ARB3(優先順位:2)より前
の優先実行である。同じ優先順位を持つ後者の加工仕事
ARB1−ARB3は、図5の加工シーケンスで特定し
たように完了される。加工シーケンスの設定はそれゆえ
に、「ワークピース−段階ゼロ」計画に基づく。これに
従って、優先的な加工仕事ARB4の段階1−3のすべ
てのワークサイクルが実行され、その後残りの加工仕事
ARB1−ARB3が設定された摩耗分配(図5と比
較)を持つ「段階ゼロ」計画に従って完了する。
【0046】最後に、図8及び図9は異なる加工仕事A
RB1−ARB4を実行するための加工シーケンスを示
す。摩耗分配はここでは、これらシーケンスのために設
定されない。図8の加工シーケンスは「段階」計画の設
定に基づき、図9の加工シーケンスは「段階ゼロ」計画
に基づく。
【0047】本発明に従う制御装置はCNC制御に基づ
いている。図10は、ワークピース10への種々の加工
仕事を実行する加工シーケンスを生成し、かつ、実行す
るための放電加工機のCNCコントローラの制御装置2
0の概略である。制御装置20は補間器22を有する。
補間器22は、ワークピースとワークピースの加工に必
要であるシンカ電極との間の相対動きを制御する。この
目的のため、例えば工具テーブルと連結されるドライブ
が設けられる。このドライブはx,y,z主軸方向へ移
動可能であり、補間器22の制御信号を受ける。制御装
置20は制御プログラムを必要とする。この制御プログ
ラムは、1又は複数のワークピースの位置データに加え
て、所望のダイシンクの幾何学及び輪郭データや、加工
精度、粗さなどのようなテクノロジーデータ、放電電
流、パルス電流、パルス周波数、フラッシングデータの
ような工程パラメータデータを予め決めた加工シーケン
スの各ワークステップのために含む。本発明に従う放電
加工機の制御装置20は、関連する制御データと共にワ
ークステップの加工シーケンスを自動的に生成する。こ
の目的のために、制御装置20はグラフィカルインタフ
ェイス(図示せず)を有する。このグラフィカルインタ
フェイスを経て加工優先順位や電極寿命、摩耗分配計画
のような加工シーケンスを作るための予め決定された設
定が選定され、対応するウインドウに設定される。仮想
の電極データ(理論的電極データ)がメモリー24に記
憶され、現実の電極データ(特定電極データ)がメモリ
ー25に記憶される。種々の加工仕事の幾何学及び輪郭
データがさらにメモリー28に記憶され、加工仕事を実
行するために設定される種々のテクノロジーおよび工程
パラメータデータがデータベース30,31に記憶され
ている。コンピュータ機能の一部を果たすシーケンス及
びデータ生成器26は、予め決めたシーケンス仕様や、
メモリー24からの仮想の電極データ、メモリー28か
らの幾何学データ、データベース30,31からのテク
ノロジー及び工程データに基づいて、それぞれのテクノ
ロジー及び工程パラメータデータによって実行されるべ
きワークステップの特定シーケンスを自動的に決定す
る。この割当てステップは図5の明るい矢印で模式的に
示されている。
【0048】放電加工機のCNCコントローラはまた、
電極寿命を監視し、寿命が尽きた電極を既に述べた方法
で除くか又は降格するための電極管理ユニット33を有
する。
【0049】今の時点で、この方法で定めたワークステ
ップが実行され(図5の暗い矢印参照)、補間器22は
メモリー25に記憶された現実データにアクセスし、電
極移動を制御するためにそのデータを読みとる。現実電
極のデータは、既に決めたワークステップに補正値とし
て統合されている。補正値は、例えば、電極ヘッドのゼ
ロ点に関して現実の電極のゼロ点位置を決定する。電極
の特定寸法より小さい実際の寸法が遊星運動を制御する
ために使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】放電加工機によって製造されうるいくつかのダ
イシンクを持つ成形型の概略を示す平面図である。
【図2】電極ホルダに配列されたいくつかのシンカ電極
を持つ放電加工機における電極交換機の概略を示す側面
図で、(a)、(b)は異なる側面を示している。
【図3】いくつかの加工仕事を異なる電極によって実行
するための加工シーケンスを示す模式図である。
【図4】図3に従う加工シーケンスに使用する現実の、
又は仮想の電極に関連した種々の電極ファミリーの目的
構造を示す模式図で、(a)、(b)は異なるものを示
している。
【図5】本発明に従う加工シーケンスの別の実施例を示
す模式図である。
【図6】本発明に従う加工シーケンスのさらに別の実施
例を示す模式図である。
【図7】本発明に従う加工シーケンスのさらに別の実施
例を示す模式図である。
【図8】本発明に従う加工シーケンスのさらに別の実施
例を示す模式図である。
【図9】本発明に従う加工シーケンスのさらに別の実施
例を示す模式図である。
【図10】1又は複数のワークピースに加工仕事を実行
するための加工シーケンスを生成し、かつ、実行する制
御装置の模式図である。
【符号の説明】
10 ワークピース 16 電極ホルダ 20 制御装置 33 電極管理ユニット

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いくつかの同一又は異なる電極によって
    放電加工機における多種多様な加工工程を制御する方法
    であって、前記加工工程の加工シーケンスと、各加工工
    程に使用される電極とは、 a)加工すべきワークピースについて、加工仕事のグル
    ープについて、個々の加工仕事について、1つの加工仕
    事のワークサイクル及び(又は)ワークステップについ
    て優先順位を予め決めること、及び(又は) b)個々の加工仕事、ワークサイクル又はワークステップ
    のために使用される電極の寿命を予め決めること、の規
    準を考慮して決定され、かつ、実行される、制御方法。
  2. 【請求項2】 いくつかの同一加工仕事の場合、前記加
    工工程は、前記多種多様な加工仕事のワークサイクル及
    び(又は)ワークステップの特定数にわたって電極摩耗
    の均一な分配が得られるようにいくつかの加工仕事に分
    配される、請求項1に記載の制御方法。
  3. 【請求項3】 摩耗分配領域の前記多種多様な同一加工
    仕事は、ある順序で連続的に実行され、最初又は最後の
    加工仕事の後、加工仕事のすべてのワークステップが完
    了するまで逆の順序で繰り返される、請求項2に記載の
    制御方法。
  4. 【請求項4】 最大の電極摩耗がこの電極によって完了
    されるワークサイクル又はワークステップの最大数によ
    って予め決められ、前記最大数は、摩耗分配計画が使用
    されるワークサイクル又はワークステップのグループを
    同時に決定する、請求項2又は3に記載の制御方法。
  5. 【請求項5】 ワークサイクルのグループ内でワークス
    テップの選定された部分だけが摩耗分配計画に従う、請
    求項4に記載の制御方法。
  6. 【請求項6】 加工中、完了したワークサイクル数又は
    ワークステップ数が計数され、かつ、記憶され、特定の
    電極が予め決めた最大の電極摩耗に達した後、さらなる
    加工から除かれるか、又は別の電極カテゴリーに降格さ
    れる、請求項1ないし5のいずれかに記載の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記電極は制御装置の管理システムに現
    在の加工状態によって描写され、前記加工状態が前記電
    極摩耗に関して適合される、請求項6に記載の制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記電極を描写する前記データは、前記
    制御装置において、ある加工工程を実行するための情報
    を含む標準電極を描写する理論的電極データと、 この理論的電極データを実際に使用される電極に又は加
    工特性に補正し、及び(又は)適合する特定電極データ
    とに割り当てられ、 前記電極描写が前記理論的電極データと前期特定電極デ
    ータとを結合することによって得られる、請求項1ない
    し7のいずれかに記載の制御方法。
  9. 【請求項9】 複数のワークサイクルであって各ワーク
    サイクルが異なるワークステップを有するワークサイク
    ルのシーケンスのために、理論的電極(仮想の電極)デ
    ータと種々の選定された特定電極(現実の電極)データ
    とを各ワークサイクル及び(又は)各ワークステップの
    ための特定加工仕事内で結合することによって電極が決
    定される、請求項8に記載の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記加工シーケンスは、前記ワークピ
    ース、加工仕事のグループ、及び1グループ内の個々の
    加工仕事に割り当てられた(「ワークピース」計画)複
    数の優先順位による優先順位の問題として決定される、
    請求項1ないし9のいずれかに記載の制御方法。
  11. 【請求項11】 いくつかの加工段階であって各加工段
    階において1つの加工仕事の複数のワークステップが結
    合されて複数のワークサイクルとなっているいくつかの
    加工段階において実行される加工仕事の加工シーケンス
    が、すべての加工仕事のすべてのワークステップが加工
    段階の予め決めた階層において実行される事実による優
    先順位の問題として決定され、 a)各加工段階においてすべてのワークステップが1つの
    加工仕事の最初から最後まで実行され、その後、すべて
    のワークステップが次の加工仕事の最初から最後まで実
    行され、これを最後の加工仕事まで繰り返す(「段階ゼ
    ロ」計画)か、又は b)各加工段階において最初にすべての加工仕事のすべて
    の第1のワークステップが実行され、その後加工仕事の
    残りのワークステップがa)(「段階ゼロ」計画)の下
    で完了される、請求項1ないし9のいずれかに記載の制
    御方法。
  12. 【請求項12】 前記加工シーケンスは、ワークピース
    の優先順位と、このワークピースのために予め決められ
    た計画(「ピース」計画)とによる優先順位の問題とし
    て決定される、請求項1ないし9のいずれかに記載の制
    御方法。
  13. 【請求項13】 前記加工シーケンスは、個々のワーク
    ステップに割り当てられた(「ワークステップ」計画)
    複数の優先順位による優先順位の問題として決定され
    る、請求項1ないし9のいずれかに記載の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記加工シーケンスは、前記「ワーク
    ピース」計画によって特定された優先順位の問題であ
    り、これによって、前記ワークピース、グループ又は加
    工仕事が前記「段階」又は「段階ゼロ」計画に従う同じ
    優先順位で完了される、請求項10又は11に記載の制
    御方法。
  15. 【請求項15】 前記加工シーケンスは、ワークステッ
    プのシーケンスと、摩耗分配グループの割当ての順序と
    が前記「ワークピース」計画に従う加工仕事の優先順位
    を考慮する程度まで影響される前記「段階」又は「段階
    ゼロ」計画に従う、請求項10又は11に記載の制御装
    置。
  16. 【請求項16】 いくつかの同一又は異なる電極によっ
    てある数の加工工程が実行される放電加工機を制御する
    装置であって、 それぞれの加工工程のために必要である前記電極を描写
    するデータを永続して記憶する少なくと1つのデータメ
    モリーと、 加工すべきワークピースについて、加工仕事のグループ
    について、個々の加工仕事について、1つの加工仕事の
    ワークサイクル及び(又は)ワークステップについて優
    先順位を予め決めるための、及び(又は)個々の加工仕
    事、ワークサイクル又はワークステップに使用する電極
    の寿命を前記加工工程の加工シーケンスに関連して予め
    決めるためのユーザインタフェースと、 前記多種多様な加工工程を実行するための適切な加工シ
    ーケンスを前記予めの決定と電極データとに基づいて自
    動的に生成するシーケンスジェネレータとを備える、制
    御装置。
  17. 【請求項17】 同じ電極によって加工仕事中に実行さ
    れるワークサイクル又はワークステップ数を記憶し、か
    つ、ワークサイクル又はワークステップの許容できる最
    大数に達した後、電極をさらなる加工から除くか、又は
    別の電極カテゴリーに降格する管理システムを備える、
    請求項16に記載の制御装置。
  18. 【請求項18】 前記電極は現在の加工状態によって前
    記管理システムのメモリーに描写され、前記加工状態が
    前記電極摩耗に関して適合される、請求項17に記載の
    制御装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つのデータメモリーであ
    って a)標準工具を描写する理論的工具データと、 b)この理論的工具データを実際に使用される工具に、
    又は加工特性に補正し、及び(又は)適合する特定工具
    データとを永続して記憶するデータメモリーを備え、 前記ユーザインタフェースは前記理論的工具データと前
    記選定された特定工具データとを結合するように設計さ
    れている、請求項16ないし18のいずれかに記載の制
    御装置。
  20. 【請求項20】 加えて、異なる加工仕事の幾何学及び
    輪郭データのための1つのデータメモリーと、加工仕事
    を実行するテクノロジー及び工程パラメータセットのた
    めの少なくとも1つのデータベースとが設けられ、前記
    シーケンスジェネレータは、前記シーケンスの予めの設
    定と、前記理論的データと、前記幾何学及び輪郭データ
    と、前記テクノロジー及び工程データとに基づく関連し
    たテクノロジー及び工程パラメータによって加工シーケ
    ンスを自動的に決定する、請求項19に記載の制御装
    置。
  21. 【請求項21】 前記データメモリーから特定電極デー
    タを読みとり、その特定電極データを前記工具の移動を
    補正するために使用する補間器を備える、請求項19又
    は20に記載の制御装置。
JP34418899A 1998-12-04 1999-12-03 放電加工機を制御する方法及び装置 Expired - Lifetime JP3574366B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19856098A DE19856098C2 (de) 1998-12-04 1998-12-04 Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Senkerosionsmaschine
DE19856098.2 1998-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000167718A true JP2000167718A (ja) 2000-06-20
JP3574366B2 JP3574366B2 (ja) 2004-10-06

Family

ID=7890049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34418899A Expired - Lifetime JP3574366B2 (ja) 1998-12-04 1999-12-03 放電加工機を制御する方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US6521856B1 (ja)
EP (2) EP1508394B1 (ja)
JP (1) JP3574366B2 (ja)
DE (3) DE19856098C2 (ja)
ES (2) ES2323369T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139222A1 (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Sodick Co., Ltd. Ncデータ作成装置およびそのプログラム

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2305006T3 (es) * 2001-03-05 2008-11-01 Charmilles Technologies S.A. Procedimiento y dispositivo para mecanizar una pieza en tres dimensiones por fresado electroerosivo.
ES2250278T3 (es) 2001-09-05 2006-04-16 Mikron Comp-Tec Ag Un metodo y un sistema de soporte del operario destinados a ayudar a un operario a ajustar parametros de maquina.
US7310567B2 (en) * 2001-09-12 2007-12-18 Rexroth Indramat Gmbh Method for the preparation, treatment and updating tool data
SG160423A1 (en) * 2005-03-23 2010-04-29 Hurco Co Inc Method of tolerance-based trajectory planning and control
CA2659445C (en) * 2006-08-04 2015-05-12 Hurco Companies, Inc. System and method for tool use management
US7933677B2 (en) * 2006-08-04 2011-04-26 Hurco Companies, Inc. System and method for surface finish management
US8024068B2 (en) 2006-08-04 2011-09-20 Hurco Companies, Inc. Machine tool control system
US8725283B2 (en) * 2006-08-04 2014-05-13 Hurco Companies, Inc. Generalized kinematics system
WO2008085287A1 (en) * 2006-12-22 2008-07-17 Corning Incorporated Step-down plunge electrodischarge machining
TWI335847B (en) * 2007-01-23 2011-01-11 Ind Tech Res Inst Method for detecting and compensating electrode wear of electric dischage macnining
JP5646497B2 (ja) 2008-10-21 2014-12-24 パーフェクト ポイント イーディーエム コーポレイション 手持ち式放電デバイス
US8963040B2 (en) 2010-04-28 2015-02-24 Perfect Point Edm Corporation Method of separating fastener shanks from heads or frames
JP5722290B2 (ja) * 2012-09-20 2015-05-20 ファナック株式会社 軸送り制御方式判別機能を有するワイヤ放電加工機
CN105817722A (zh) * 2016-05-05 2016-08-03 京东方科技集团股份有限公司 放电加工方法及装置
CN106826251A (zh) * 2017-03-01 2017-06-13 珠海市朗冠精密模具有限公司 智能化模具生产线
JP7294906B2 (ja) * 2019-06-18 2023-06-20 ファナック株式会社 加工制御装置及び工作機械

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2128667A1 (en) * 1971-06-09 1972-12-14 Daimler Benz Ag Resistance welder - with phase shift control electrode wear compensation
JPS57102733A (en) 1980-12-16 1982-06-25 Toyoda Mach Works Ltd Automatic dimension correcting apparatus for spare tool
JPS5882648A (ja) * 1981-11-05 1983-05-18 Yamazaki Mazak Corp 数値制御工作機械における工具配列制御方法
JPS58102652A (ja) * 1981-12-14 1983-06-18 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
JPS5969246A (ja) * 1982-10-07 1984-04-19 Fanuc Ltd 工具寿命管理方法
JPS59212909A (ja) 1983-05-17 1984-12-01 Toyoda Mach Works Ltd 工具寸法補正制御装置
US4754115A (en) * 1985-03-19 1988-06-28 Extrude Hone Corporation High speed electrical discharge machining by redressing high resolution graphite electrodes
JPS63252688A (ja) * 1987-04-10 1988-10-19 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工ヘツド
ATE70644T1 (de) 1987-10-14 1992-01-15 Traub Ag Verfahren zum steuern einer werkzeugmaschine.
JPH02131821A (ja) 1988-11-04 1990-05-21 Fanuc Ltd 状態表示を行うワイヤ放電加工装置
JPH0829469B2 (ja) 1990-07-03 1996-03-27 株式会社小松製作所 Nc加工制御装置
DE69113591T2 (de) * 1990-07-13 1996-03-28 Sodick Co Ltd Verfahren und gerät zur generierung von pulsen.
US5453933A (en) * 1993-09-08 1995-09-26 Hurco Companies, Inc. CNC control system
GB9321572D0 (en) * 1993-10-19 1993-12-08 Diagnostic Instr Ltd Diagnostic monitor system
JPH08197337A (ja) * 1995-01-27 1996-08-06 Olympus Optical Co Ltd 微細放電加工装置
DE19614202C2 (de) * 1996-04-10 1999-08-12 Agie Ag Ind Elektronik Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Werkzeugmaschine, insbesondere einer Funkenerosionsmaschine
DE19614201C2 (de) 1996-04-10 1999-08-12 Agie Ag Ind Elektronik Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Werkzeugmaschine, insbesondere einer Funkenerosionsmaschine
JP3164509B2 (ja) 1996-06-13 2001-05-08 オークマ株式会社 数値制御情報作成装置
JPH10263988A (ja) * 1997-03-26 1998-10-06 Nippei Toyama Corp 工具寿命予測装置及び記録媒体
US6225589B1 (en) * 1999-03-15 2001-05-01 Stephen Bartok Electric discharge machining apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007139222A1 (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Sodick Co., Ltd. Ncデータ作成装置およびそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3574366B2 (ja) 2004-10-06
DE19856098C2 (de) 2002-01-17
ES2264235T3 (es) 2006-12-16
EP1508394A2 (de) 2005-02-23
EP1005940A3 (de) 2003-02-12
US6759620B2 (en) 2004-07-06
EP1005940A2 (de) 2000-06-07
ES2323369T3 (es) 2009-07-14
EP1508394B1 (de) 2009-03-04
DE59914973D1 (de) 2009-04-16
EP1508394A3 (de) 2005-03-30
US20020190032A1 (en) 2002-12-19
US6521856B1 (en) 2003-02-18
DE19856098A1 (de) 2000-06-15
DE59913384D1 (de) 2006-06-08
EP1005940B1 (de) 2006-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000167718A (ja) 放電加工機を制御する方法及び装置
JP3395431B2 (ja) 放電加工方法及びその装置
EP0190365B1 (en) Numerical control system
US4498259A (en) Numerical controller for a grinding machine
US6665580B1 (en) Automatic cutting tool management system for a computer numeric controlled machining system
US6885984B1 (en) Apparatus and method for aiding programming
US6556886B1 (en) Method and device for controlling a machine tool, in particular, a die-sink erosion machine
KR100222447B1 (ko) 공작기계, 특히 edm 기계 제어 방법 및 장치
US20210398044A1 (en) Production assistance system
US5984506A (en) Method and device for controlling a machine tool, in particular, an electrical discharge machine
Van Houten et al. Strategy in generative planning of turning processes
CN113649909B (zh) 一种基于复杂曲面特征划分的模具自动打磨方法
Shewchuk et al. Resource-constrained job scheduling with recyclable resources
JP2911198B2 (ja) 加工システムにおける次加工ワーク決定方法
JPH0521690B2 (ja)
JP3489292B2 (ja) 加工システムにおける工具管理装置
Rao et al. Intelligent tool management strategies for automated manufacturing systems
JPH10100033A (ja) 工具選択方法および該方法を用いた工作機械
CN1214001A (zh) 用于分析数控加工中的数控程序的方法和装置
US20090112341A1 (en) Control data creation device for machining, and program therefor
CN114781081A (zh) 一种考虑刀具寿命的刀具配置方法
JP2000005976A (ja) 加工設計装置
JPH08276348A (ja) Ncデータの作成方法
JPS6237703A (ja) 数値制御装置
JPH0256607A (ja) 加工プログラム割り付け方式

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709

Year of fee payment: 6