JP2000165738A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000165738A
JP2000165738A JP11209195A JP20919599A JP2000165738A JP 2000165738 A JP2000165738 A JP 2000165738A JP 11209195 A JP11209195 A JP 11209195A JP 20919599 A JP20919599 A JP 20919599A JP 2000165738 A JP2000165738 A JP 2000165738A
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imaging unit
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JP11209195A
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Masayuki Kamiyama
雅之 上山
Shinya Matsuda
伸也 松田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子及び画像表示素子を用いた撮像
装置における駆動負荷を低減する。 【解決手段】 撮像ユニット10の凸球面部分が駆動機
構40に当接するように撮像ユニット10をばね60で
引っ張る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像光学系及び撮
像素子を内蔵した撮像ユニットの駆動負荷の低減に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像光学系の光軸を任意の方向に
制御しうる視線制御可能な撮像装置としては、例えば特
開平11−17999号公報に記載されているように、
撮像光学系及び撮像素子を内蔵する撮像ユニットを略球
体とし、撮像ユニットの球面をボールベアリングで保持
しつつ、圧電アクチュエータを駆動源として撮像ユニッ
トをその球の中心を通る任意の軸を中心として自転させ
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の視線制御可
能な撮像装置では、圧電アクチュエータの押し圧力によ
り、ボールベアリング等の撮像ユニット保持部に反力が
発生し、摩擦により駆動負荷が増加するという問題点を
有していた。また、ボールベアリング等を使用するた
め、撮像ユニットの旋回可能範囲が制限されるという問
題点を有していた。さらに、視線制御のために撮像ユニ
ットの旋回角度を検出する位置センサを必要とするた
め、装置の小型軽量化に制約があるという問題点を有し
ていた。さらに、撮像ユニットを小型軽量化すると、装
置全体における撮像素子等への配線部材の機械的な負荷
抵抗が相対的に増大し、撮像ユニットの捜査に悪影響を
及ぼす可能性があるという問題点を有していた。
【0004】本発明は、操作者の視線方向を検出して撮
像方向を自動的に制御する撮像装置を提供することを目
的としている。
【0005】また、本発明は駆動負荷を低減し、かつ小
型軽量化が可能な撮像素子を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の撮像装置は、少なくとも撮像光学系及び撮
像素子を内部に収納し、外面の少なくとも一部分が凸球
面である撮像ユニットと、撮像ユニットをその凸球面の
中心を中心として任意の方向に旋回させるための駆動機
構と、撮像ユニットの凸球面部分が駆動機構に当接する
ように撮像ユニットを付勢する付勢機構とを具備する。
【0007】また、付勢機構は複数の環状の磁石である
ように構成してもよい。
【0008】または、付勢機構は複数の引っ張りばねで
あるように構成してもよい。
【0009】また、駆動機構は、摩擦アクチュエータを
含むように構成してもよい。
【0010】または、駆動機構及び付勢機構は、形状記
憶合金を用いた複数の引っ張りばねであり、各ばねの張
力を変化させることにより、撮像ユニットを旋回させる
ように構成してもよい。
【0011】また、各引っ張りばねの一端はそれぞれ張
力センサに結合されており、張力センサにより各ばねの
張力を検出し、検出した張力の値から撮像光学系の光軸
方向を演算するように構成してもよい。
【0012】また、引っ張りばねを少なくとも撮像ユニ
ット内部への電力供給線又は撮像ユニット内部からの信
号出力のための信号線として使用するように構成しても
よい。
【0013】これらの構成によれば、撮像ユニットが駆
動機構側に引きつけられているため、筺体等と摩擦接触
する面積が非常に小さくなり、摩擦により駆動負荷を低
減することができる。また、撮像ユニットの保持部材を
省略又は簡略化することができ、撮像ユニットの旋回可
能範囲を拡大することも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明の撮像
装置の第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明
する。図1は第1の実施形態に係る撮像装置の外観構成
を示す斜視図、図2は撮像ユニットの外観構成を示す斜
視図、図3は撮像ユニットの構成を示す断面図である。
【0015】第1の実施形態の撮像装置は、例えばディ
ジタルカメラであって、固体撮像素子及び液晶表示素子
等を含む。図1に示すように、液晶表示素子等の画像表
示装置3は撮像装置本体1の背面に設けられており、撮
像素子12(図3参照)により撮像した画像をリアルタ
イムでモニタ表示することが可能である。また、画像表
示装置3の近傍には、画像表示装置3を注視している操
作者(撮影者)の視線方向を検出するための視線検出装
置4が設けられている。視線検出装置4は、操作者の眼
球に向けて、例えば赤外線を照射する光照射部4aと、
眼球からの反射光を受ける受光部4bで構成され、受光
部4bにより瞳孔の中心点と角膜の中心点とを抽出し、
両者の位置関係から視線の方向を検出する。これによ
り、操作者が画像表示装置3のどの位置を注視している
かを検出することができる。なお、図1において、5は
シャッタレリーズボタンであり、シャッタレリーズボタ
ン5の押し下げ動作に伴って、それぞれオンするタイミ
ングの異なる2つのスイッチS1及びS2が設けられて
いる。スイッチS1はシャッタレリーズボタン5に指を
かけた状態(いわゆる半押し状態)でオンし、撮影準備
状態に入るスイッチである。スイッチS2はシャッタレ
リーズボタン5を最後まで押し下げたときにオンするス
イッチであり、撮像を開始するスイッチである。
【0016】図1から図3に示すように、撮像ユニット
10は略球体であり、撮像光学系11の部分を除き、そ
の外周面は凸球面15で構成されている。また、図3に
示すように、撮像ユニット10の内部には、撮像光学系
11、CCD等の撮像素子12等が設けられている。撮
像ユニット10の筐体(球体)は、例えば磁性材料で形
成されており、その凸球面15部分は環状の磁石からな
る保持部材20に吸着されている。保持部材20は、撮
像装置本体1に固定されている。結果的に、撮像ユニッ
ト10は保持部材20の磁力により撮像装置本体1に旋
回可能に保持される。
【0017】環状の保持部材20の中央の開口部分の中
央には、駆動機構40が設けられている。駆動機構40
は、2次元圧電アクチュエータ41とそのほぼ中央部に
設けられた摩擦部材42等で構成されている。摩擦部材
42は、撮像ユニット10の凸球面15に当接し、2次
元アクチュエータ41の各腕の伸縮に伴って移動し、撮
像ユニット10を旋回させる。駆動機構40の詳細は後
述する。
【0018】図1及び図3に示すように、撮像装置本体
1に旋回可能に保持された撮像ユニット10は、例えば
透光性(透明)の樹脂又はガラス等で形成されたドーム
状のカバー部材2により覆われている。図3から明らか
なように、カバー部材2の内周面は、撮像ユニット10
が旋回した状態で、撮像ユニット10の撮像光学系11
部分等と空間的に干渉又は接触しないように、所定のク
リアランスが設けられている。なお、撮像ユニット10
は保持部材20の磁力により吸着されているだけである
ので、衝撃等により撮像ユニット10が保持部材20か
ら脱落するおそれがある。しかしながら、仮に撮像ユニ
ット10が保持部材20から脱落してもカバー部材2に
より受け止められるので、カバー部材2が上を向くよう
に撮像装置全体を傾けることにより、容易に撮像ユニッ
ト10を保持部材20に再吸着させることが可能であ
る。また、撮像装置本体1とカバー部材2との結合部分
をO−リング等で密閉することにより、カバー部材2
は、防塵、防湿カバーとして機能し、本発明の撮像装置
を塵埃の多い環境、湿度の高い環境又は水にぬれやすい
環境で使用することも可能となる。
【0019】図2に示すように、撮像ユニット10の凸
球面15には、例えば地球儀の緯線及び経線と同様のパ
ターン16が印刷されている。また、図3に示すよう
に、カバー部材2の内部であって、撮像ユニット10の
凸球面15に対向する位置には、例えば発光素子と受光
素子を備えた角度センサ21が縦方向及び横方向に2箇
所設けられている(図3では1箇所のみを示す)。駆動
機構40により撮像ユニット10が旋回されると、それ
に伴ってパターン16が角度センサ21の検出領域を通
過する。角度センサ21は、一定時間内に検出領域を通
過するパターンの本数をカウントし、撮像ユニット10
の回転角度を検出する。
【0020】なお、図3に示すように、撮像ユニット1
0からは、その内部の撮像素子12と後述する制御装置
との間で駆動信号や画像信号を送受信するためのケーブ
ル13が引き出されている。ケーブル13は、撮像ユニ
ット10の旋回動作を妨げないように柔軟性を有する材
料で形成されている。なお、図1及び図3に示すよう
に、撮像ユニット10は、撮像装置本体1の真正面を向
く方向からX方向(左右方向)及びY方向(上下方向)
にそれぞれ略±120度旋回可能である。
【0021】次に、駆動機構40の詳細を説明する。図
4(b)に示すように、2次元圧電アクチュエータ41
は、摩擦部材42を中心として略90度ごとに設けられ
た第1〜第4の腕41a〜41dを有する。また、図4
(a)に示すように、4本の腕のうち互いに隣接しない
第1の腕41aと第3の腕14c及び第2の腕41bと
第4の腕41dは、それぞれ摩擦部材42を中心として
対称に、かつ摩擦部材42の撮像ユニット10の外面1
5と接触する面42aに対して略直交する断面がそれぞ
れ略「く」の字(又は、へリングボーン(herringbone)
形状)に形成されている。さらに、第1〜第4の腕41
a〜41dは、それぞれ第1〜第4の部分電極44a〜
44b、圧電板43、共通電極45の順に積層されてい
る。
【0022】共通電極45と第1の腕41aの第1の部
分電極34aとの間及び共通電極45と第3の腕41c
の第3の部分電極44cとの間に、それぞれ図5に示す
ような位相差を有する2つの正弦波電圧を印加すると、
時間t1では、図6(a)に示すように、第1の腕41
aが伸び、第3の腕41cが縮む。時間t2では、図6
(b)に示すように、第1及び第3の腕41a及び41
cが共に伸びる。時間t3では、図6(c)に示すよう
に、第1の腕41aが縮み、第3の腕41cが伸びる。
時間t4では、図6(d)に示すように、第1の腕41
a及び第3の腕41cが共に縮む。その結果、摩擦部材
42が楕円軌道を描くように駆動される。それに伴っ
て、撮像ユニット10の外面15が、例えば図6(b)
中矢印Dで示す方向に旋回される。なお、撮像ユニット
10を逆方向に移動させるには、正弦波電圧W1とW2
の位相のずれを逆にして、第1及び第3の腕41a及び
41cに印加すれば良い。
【0023】同様に、2次元アクチュエータの4本の腕
のうち、1対をなす第2及び第4の腕41b及び42d
の部分に、位相差を有する2つの正弦波電圧をそれぞれ
印加することにより、第2の腕41bが伸び第4の腕4
1dが縮む状態、第2及び第4の腕41b及び41dが
共に伸びる状態、第2の腕41bが縮み第4の腕41d
が伸びる状態、第2及び第4の腕41b及び41dが共
に縮む状態を繰り返す。その結果、第2及び第4の腕4
1b及び41dの部分を含む面において、摩擦部材42
が楕円軌道を描くように駆動される。これらの2つの動
きのタイミングを任意に制御できるので、摩擦部材42
を任意の2次元方向に移動させることができ、それに伴
って撮像ユニット10の外面も任意の方向に旋回され
る。
【0024】次に、制御装置50のブロック構成を図7
に示す。制御装置50のハードウエアは、マイクロコン
ピュータ、メモリ等(周知につき、図示せず)で構成さ
れている。一方、制御装置50は、機能的には、撮像素
子12からの画像信号(アナログ信号)をA/D変換
し、制御装置50に取り込むための画像取込部51と、
A/D変換された画像データを記憶するための画像記憶
部52と、画像記憶部52に記憶されている画像データ
の輝度や階調等を補正し、画像表示装置3に出力する画
像処理部53と、撮像ユニット10の撮像光学系11が
ズームレンズである場合に、レンズの焦点距離の調節
(ズーミング)やそのときの焦点距離の検出を行う焦点
距離制御部54と、視線検出装置4の受光部4bからの
出力信号を用いて操作者の視線の方向を検出する視線検
出部55と、視線検出部55により検出された撮像光学
系11の焦点距離データ等に基づいて、操作者が注視し
ている箇所を画面中央に移動させるために必要な駆動
量、例えば図5に示す正弦波電圧の周期、位相のずれ
量、位相のずれ方向等を演算するための駆動量演算手段
56と、駆動量演算手段56により演算された駆動量及
び角度センサ21からの検出信号に基づいて駆動機構4
0(2次元圧電アクチュエータ41)を制御する駆動制
御部57等を含む。
【0025】次に、操作者の視線移動に伴う画像表示装
置3に表示されている画像の変化を図8に示す。(a)
は、撮像装置本体1を三脚等に固定し、撮像光学系11
の光軸が撮像装置本体1の真正面を向いている状態の画
像を示す。例えば撮像光学系11がズームレンズである
場合、初期状態ではその焦点距離を最も短焦点側(ワイ
ド側)に設定されている。(b)は、操作者が、例えば
画面中心を注視している状態を示す。(c)は、操作者
が一定時間連続して画面中心を注視している場合に、焦
点距離制御部54により撮像光学系11の焦点距離を長
焦点側(望遠側)にズーミングした場合の画像を示す。
(d)は、操作者の視線が画像左下に移動した状態を示
す。(e)は、撮像光学系11の焦点距離を短焦点側に
設定したまま、撮像光学系11の光軸が操作者の視線方
向を向くように撮像ユニット10を旋回させた場合の画
像を示す。(f)は、撮像光学系11の光軸が操作者の
視線方向を向くように撮像ユニット10を旋回させ、か
つズーミングした場合の画像を示す。なお、本発明の撮
像装置本体1は、手持ち撮影でも使用可能であるが、三
脚に固定した場合に、撮像装置本体1の方向を変えるこ
となく撮像方向を変化させることが可能であり、特にそ
の効果が顕著である。
【0026】次に、第1の実施形態の撮像装置の動作に
ついて、図9に示すフローチャートを用いて説明する。
第1の実施形態では、撮像光学系11のズーミングは行
わない。
【0027】まず、撮像装置のメインスイッチがオンさ
れると、制御装置50はシャッタレリーズボタン5に設
けられているスイッチS1がオンしているか否かを判断
し(ステップS100)、スイッチS1がオンしている
場合(ステップS100でYES)、駆動機構40を駆
動せずに、現在の撮像光学系11の光軸方向のままで撮
像素子12を駆動し、画像を読み取る(ステップS10
5)。読み取られた画像データは、画像取り込み部51
によりA/D変換され、画像処理部53により処理され
た後、画像表示装置3に表示される(ステップS11
0)。
【0028】次に、視線検出部55は、視線検出装置4
を駆動して操作者の視線方向を検出する(ステップS1
15)。視線方向が検出されると、駆動量演算部56に
より操作者が注視している箇所を画面中央に移動させる
ために必要な駆動量を演算し、駆動制御部57により駆
動機構40を制御して撮像ユニット10を旋回させる
(ステップS120)。ここで、操作者の視線が画面中
央付近にある場合、撮像ユニット10はほとんど旋回さ
れず、そのまま撮像される可能性が高いので、制御装置
50は撮影準備状態に入り、スイッチS2がオンされる
のを待つ(ステップS125)。撮像ユニット10が大
きく旋回駆動された場合、そのまま撮像される可能性は
低く、スイッチS2がオンされないので(ステップS1
25でNO)、ステップS100に戻って次の画像の読
み取り及び表示を行う。
【0029】スイッチS2がオンされると(ステップS
125でYES)、駆動機構40を停止して撮像光学系
11の光軸方向を固定し(ステップS130)、撮像素
子12を駆動して画像を読み取る(ステップS13
5)。読み取った画像データに所定の処理を施した後、
メモリカードやフロッピーディスク等の記憶媒体に画像
データを記憶する(ステップS140)と共に、撮像し
た画像を画像表示装置3に表示し(ステップS14
5)、撮像動作を終了する。
【0030】このように第1の実施形態によれば、視線
検出装置4により検出した視線方向に基づいて駆動機構
40を制御し、撮像ユニット10の撮像方向(撮像光学
系11の光軸)を操作者の視線方向に移動させることが
可能であるので、操作者の視線方向を自動的に画像表示
装置3の画面中央に移動させることが可能となる。
【0031】また、保持部材20により球の中心を通る
任意の軸の周りに旋回自在に保持された撮像ユニット1
0の外面の凸球面15を1つの摩擦部材42で押圧し、
1つの2次元圧電アクチュエータ41を用いて、摩擦部
材42を2次元方向に移動させるので、摩擦部材42の
移動に伴って、撮像ユニット10は、その球の中心及び
2次元圧電アクチュエータ41を含む任意の面内で旋回
するように構成したので、撮像装置の構成が非常に簡単
かつ小型軽量になり、小さな駆動力で撮像ユニットを駆
動することが可能となる。
【0032】(第2の実施形態)次に、本発明の撮像装
置の第2の実施形態について、図10及び図11に示す
フローチャートを用いて説明する。なお、第2の実施形
態の撮像装置のハードウエア構成は上記第1の実施形態
のものと実質的に同じであるため、その説明を省略す
る。第2の実施形態では、撮像光学系11のズーミング
を行う。
【0033】まず、撮像装置のメインスイッチがオンさ
れ、撮像スタンバイ状態になると、制御装置50の駆動
制御部57は、駆動機構40を制御して撮像ユニット1
0を旋回させ、撮像光学系11の光軸を、例えば撮像装
置本体1の真正面を向くように初期設定する(ステップ
S200)。これと並行して、焦点距離制御部54は、
撮像光学系11の焦点距離を最短に設定する(ステップ
S205)。
【0034】次に、制御装置50は、シャッタレリーズ
ボタン5に設けられているスイッチS1がオンしている
か否かを判断し(ステップS210)、スイッチS1が
オンしている場合(ステップS210でYES)、撮像
素子12を駆動し、画像を読み取り(ステップS21
5)、画像データを処理した後、画像表示装置3に表示
する(ステップS220)。
【0035】次に、視線検出部55は、視線検出装置4
を駆動して操作者の視線方向を検出する(ステップS2
25)。これと並行して、操作者の視線が一定時間以上
同じ方向に注視されているか否かを判断する(ステップ
S230)。操作者が一定時間以上同じ方向を注視して
いる場合(ステップS230でYES)、焦点距離制御
部54は、その注視時間に応じて撮像光学系11の焦点
距離を長焦点(望遠)側にズーミングする(ステップS
235)。また、操作者の視線が一定時間以上同じ方向
を注視していない場合(ステップS230でNO)はそ
のまま最短の焦点距離で、またステップS235でズー
ミングした場合はその焦点距離で、操作者が注視してい
る箇所を画面中央に移動させるために、駆動機構40を
制御して撮像ユニット10を旋回させる(ステップS2
40)。
【0036】ここで、操作者の視線が画面中央付近にあ
る場合、撮像ユニット10はほとんど旋回されず、その
まま撮像される可能性が高いので、制御装置50は撮影
準備状態に入り、スイッチS2がオンされるのを待つ
(ステップS245)。撮像ユニット10が大きく旋回
駆動された場合、そのまま撮像される可能性は低く、ス
イッチS2がオンされないので(ステップS245でN
O)、ステップS210に戻って次の画像の読み取り及
び表示を行う。
【0037】スイッチS2がオンされると(ステップS
245でYES)、駆動機構40を停止して撮像光学系
11の光軸方向を固定し(ステップS250)、また焦
点距離制御部54を停止して撮像光学系11の焦点距離
をそのときの状態に固定し(ステップS255)、撮像
素子12を駆動して画像を読み取る(ステップS26
0)。読み取った画像データに所定の処理を施した後、
メモリカードやフロッピーディスク等の記憶媒体に画像
データを記憶する(ステップS265)と共に、撮像し
た画像を画像表示装置3に表示し(ステップS27
0)、撮像動作を終了する。
【0038】(第3の実施形態)次に、本発明の撮像装
置の第3の実施形態について、図12に示すフローチャ
ートを用いて説明する。なお、第3の実施形態の撮像装
置のハードウエア構成は上記第1の実施形態のものと実
質的に同じであるため、その説明を省略する。第3の実
施形態では、スイッチS1がオンしている状態では、撮
像光学系11の焦点距離を短焦点距離側(広角側)に設
定して広い範囲を画像表示装置3に表示し、その中で撮
像範囲を示す画枠を表示し、その画枠を視線方向に移動
させる。そして、スイッチS2がオンするまで撮像ユニ
ット10の旋回及び撮像光学系11のズーミングを行わ
ないので、消費電力の節約をはかることが可能となる。
【0039】まず、制御装置50は、撮像光学系11の
光軸を初期設定する(ステップS300)と共に、撮像
光学系11の焦点距離を最短に設定する(ステップS3
05)。
【0040】次に、制御装置50はスイッチS1がオン
しているか否かを判断し(ステップS310)、スイッ
チS1がオンしている場合(ステップS310でYE
S)、画像を読み取り(ステップS315)、画像表示
装置3に表示する(ステップS320)。画像表示装置
3に撮像した画像が表示されると、制御装置50は、例
えば図8(b)に示すように、画像表示装置3に表示さ
れている原画像の中央部に、画面サイズよりも小さい画
枠を重ねて表示する(ステップS325)。この画枠は
撮像される範囲を示すものである。
【0041】次に、制御装置50は、視線検出装置4を
駆動して操作者の視線方向を検出し(ステップS33
0)、例えば図8(d)に示すように、画像表示装置3
に表示されている画枠の中心が操作者の視線と一致する
ように画枠を移動させる(ステップS335)。
【0042】次に、制御装置50は、スイッチS2がオ
ンされたか否かを判断し(ステップS340)、スイッ
チS2がオンされると(ステップS340でYES)、
上記画枠の範囲が撮像範囲と一致するように、撮像光学
系11のズーミングを行い(ステップS345)、撮像
光学系11の光軸が画枠の中心と一致するように撮像ユ
ニット10を旋回させる(ステップS350)。撮像ユ
ニット10の旋回及び撮像光学系11のズーミングが完
了すると、撮像光学系11の光軸方向を固定し(ステッ
プS355)、また撮像光学系11の焦点距離を固定し
(ステップS360)、撮像素子12を駆動して画像を
読み取り(ステップS365)、読み取った画像データ
を記憶媒体に記憶し(ステップS370)、撮像した画
像を画像表示装置3に表示する(ステップS375)。
【0043】(その他の実施形態)なお、上記第3の実
施形態では、撮像光学系11の焦点距離を短焦点距離側
に設定して広い範囲を画像表示装置3に表示し、その中
で撮像範囲を示す画枠を表示し、その画枠を視線方向に
移動させるように構成したが、画像表示装置3に原画像
の内の画枠部分をトリミングして拡大表示してもよい。
この拡大された画像データを記憶媒体に記憶させること
も可能であるが、トリミングした画像は画像データ数が
少ないため、解像度が低い。従って、画像の解像度の低
下を防止するためには、第3の実施形態のように、撮像
光学系11をズーミングし、新たに撮像した画像を記憶
媒体に記憶することが好ましい。
【0044】また、本発明の撮像装置は、方向制御可能
な撮像ユニット、画像表示装置及び視線検出装置を備え
ていれば良く、ディジタルカメラに限定されるものでは
ない。また、図1に示すように、少なくとも画像表示装
置と視線検出装置とが近接して設けられていれば良く、
撮像ユニット、画像表示装置及び視線検出装置の全てを
撮像装置本体に設ける必要はない。例えば、撮像ユニッ
トを独立させて、画像表示装置及び視線検出装置とケー
ブル等で接続する構成であっても良い。
【0045】撮像ユニットの変形例 上記各実施形態では、略球体の撮像ユニット10を磁石
からなる環状の保持部材20により吸着保持するように
構成したが、これに限定されるものではない。撮像ユニ
ット10及びその保持構造の第1変形例を図13に示
す。図13中、(a)は撮像ユニットの初期状態におけ
る断面図、(b)はその部分背面図、(c)は撮像ユニ
ットを旋回した状態を示す断面図である。
【0046】第1変形例では、撮像ユニット10を筒状
のホルダ61の内部に嵌合保持し、ほぼ同一特性を有す
る4本の引っ張りばね60で駆動機構40側に引きつけ
るように構成されている。ホルダ61の内径は、撮像ユ
ニット10の球体部分の外径に対して所定の寸法公差分
だけ大きく設定されている。また、ホルダ61の円形開
口部61aの直径は、撮像ユニット10のホルダ61か
らの脱落防止用の抜け止めとして機能するように、撮像
ユニット10の外径よりも若干小さくなるように設定さ
れている。
【0047】ホルダ61の密閉部には張力センサ62が
設けられており、各ばね60の一端がそれぞれ固着され
ている。各ばね60の他端は撮像ユニット10の外周面
に固着されている。各ばね60を撮像ユニット10の内
部に設けられた基板17に電気的に接続することによ
り、ばね60を撮像素子12への電力供給や撮像素子1
2からの出力信号の伝送のためのケーブルとして使用す
ることができる。なお、撮像ユニット10への信号線の
数が4本以上必要な場合、各ばね60をばね材料からな
る心線と所定本数の信号線を撚り合わせたもので構成し
てもよい。
【0048】図13(c)に示すように、駆動機構40
を制御して撮像ユニット10を旋回させると、いずれか
のばね60が伸び、他のばね60が縮む。これに応じて
各張力センサ62の出力も変化するので、張力センサ6
2の出力の変化の組み合わせから撮像ユニット10の旋
回方向及び旋回角度を演算することができる。
【0049】撮像ユニット10及びその保持構造の第2
変形例を図14に示す。第2変形例は、ホルダ61の円
形開口部61aの直径をホルダ61の内径と同じにし、
開口部に透明なドーム状のカバー63を取り付けたもの
である。図3に示す実施形態と比較して、撮像ユニット
10は常時ばね60により駆動機構40側に引きつけら
れているため、衝撃等を受けた場合であっても、撮像ユ
ニット10が駆動機構40から離れることはない。ま
た、上記第1変形例よりも撮像ユニット10の旋回可能
範囲(視野)を広くすることが可能となる。
【0050】撮像ユニット10及びその保持構造の第3
変形例を図15に示す。第3変形例は、3つの駆動機構
40を、例えば120度ごとに配置し、撮像ユニット1
0をほぼ同一特性を有する3本の引っ張りばね60で駆
動機構40側に引きつけるように構成されている。この
構成によれば、3つの駆動機構40との接触により撮像
ユニット10の位置が決定されるので、ホルダ61の内
径部と撮像ユニット10の外径部は嵌合する必要がな
い。その結果、例えば図3に示すようにドーム状のカバ
ー部材で覆われる場合には、ホルダ61の筒状部分を省
略することができる。
【0051】撮像ユニット10及びその保持構造の第4
変形例を図16に示す。図16中、(a)は撮像ユニッ
トの初期状態における断面図、(b)は撮像ユニットを
旋回した状態を示す断面図である。第4変形例では、引
っ張りばね70を形状記憶合金で構成し、圧電アクチュ
エータの代わりに駆動機構のアクチュエータとして用い
る。また、撮像ユニット10を保持するために、ボール
ベアリング構造71を用いる。特に、ばね70の張力を
変化させるために、特性の異なる複数の形状記憶合金を
撚り合わせる。例えば、ばね70に通電し、それ自体の
発熱により温度を制御し、形状記憶合金の変形により各
ばね70の張力を変化させる。ばね70の張力の組み合
わせにより、撮像ユニット10を所定の方向に旋回させ
ることが可能となる。
【0052】次に、張力センサ62により撮像ユニット
10の旋回角度を検出する原理について説明する。図1
3から図16に示す各変形例では、ばね60,70はそ
の両端を撮像ユニット10及びホルダ61に固定されて
いる。従って、図17(a)に示すように、ばね60,
70の両端P1及びP2と撮像ユニット10の球体部分
の中心Oが一直線上に並ぶ位置で、ばね60,70の伸
びが極小となる。この状態からばね60,70がΔL伸
びたとすると、その伸び量ΔLはいずれの方向において
も回転角度Δθの関数として容易に計算することができ
る。また、図17(b)に示すように、回転角度Δθは
回転軸OQと直線OP1のなす角度ψ及び撮像ユニット
10旋回角度αの関数で与えられる。すなわち、 sin(Δθ/2)=sinψ・sin(α/2) となる。
【0053】図18(a)に示すように、撮像ユニット
10に3本のばねA,B,Cが固着されている場合、各
ばねA,B,Cの伸びが極小となる時の各ばねA,B,
Cの撮像ユニット10側の端部の位置はそれぞれ図中P
A,P1B,P1Cで表される。また、図18(b)に
示すように、撮像ユニット10が任意の角度だけ旋回
し、各ばねA,B,Cの球体側の端部P1A,P1B,P
CがP1A’,P1B’,P1C’に移動したとすると、
各ばねA,B,Cの張力の変化から、それぞれの点P1
A,P1B,P1Cについての回転角Δθが求まる。球体
部分の旋回角度αは全てのばねA,B,Cについて共通
であるので、各ばねA,B,CについてのsinψA
sinψB,sinψCの比が求まり、撮像ユニット10
の旋回方向OQを決定することができる。また、同時に
旋回角度αも求めることができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の撮像装置によれ
ば、少なくとも撮像光学系及び撮像素子を内部に収納
し、外面の少なくとも一部分が凸球面である撮像ユニッ
トと、撮像ユニットをその凸球面の中心を中心として任
意の方向に旋回させるための駆動機構と、撮像ユニット
の凸球面部分が駆動機構に当接するように撮像ユニット
を付勢する付勢機構とを具備するので、撮像ユニットが
駆動機構側に引きつけられ、筺体等と摩擦接触する面積
が非常に小さくなり、摩擦により駆動負荷を低減するこ
とができる。また、撮像ユニットの保持部材を省略又は
簡略化することができ、撮像ユニットの旋回可能範囲を
拡大することも可能である。
【0055】また、各引っ張りばねの一端をそれぞれ張
力センサに結合し、張力センサにより各ばねの張力を検
出し、検出した張力の値から撮像光学系の光軸方向を演
算することにより、位置センサ等が不要となり、撮像装
置の小型軽量化が可能である。
【0056】また、引っ張りばねを少なくとも撮像ユニ
ット内部への電力供給線又は撮像ユニット内部からの信
号出力のための信号線として使用することにより、撮像
ユニットへの配線部材を省略又は削減することができ、
配線部材による負荷抵抗の低減及び撮像ユニットの小型
軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の撮像装置の第1の実施形態の外観構
成を示す斜視図である。
【図2】 第1の実施形態の撮像ユニットの構成を示す
斜視図である。
【図3】 第1の実施形態の撮像ユニットの構成を示す
断面図である。
【図4】 (a)は第1の実施形態における駆動機構の
構成を示す正面図、(b)はその平面図である。
【図5】 第1の実施形態における圧電アクチュエータ
を駆動するための位相差を有する2つの正弦波電圧を示
す図である。
【図6】 (a)から(d)は、それぞれ第1の実施形
態における駆動機構の一連の動作を示す図である。
【図7】 第1の実施形態における制御装置の構成を示
すブロック図である。
【図8】 (a)から(f)は、それぞれ第1の実施形
態における操作者の視線移動に伴う画像表示装置に表示
されている画像の変化を示す図である。
【図9】 第1の実施形態における動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】 本発明の撮像装置の第2の実施形態におけ
る動作を示すフローチャートである。
【図11】 図10のフローチャートの続きである。
【図12】 本発明の撮像装置の第3の実施形態におけ
る動作を示すフローチャートである。
【図13】 撮像ユニット及びその保持構造の第1変形
例を示す図であり、(a)は撮像ユニットの初期状態に
おける、(b)はその部分背面図、(c)は撮像ユニッ
トを旋回した状態を示す断面図である。
【図14】 撮像ユニット及びその保持構造の第2変形
例を示す図である。
【図15】 撮像ユニット及びその保持構造の第3変形
例を示す図である。
【図16】 撮像ユニット及びその保持構造の第4変形
例を示す図であり、(a)は撮像ユニットの初期状態に
おける断面図、(b)は撮像ユニットを旋回した状態を
示す断面図である。
【図17】 (a)及び(b)は、張力センサにより撮
像ユニットの旋回角度を検出する原理を示す図である。
【図18】 (a)及び(b)は、張力センサにより撮
像ユニットの旋回角度を検出する原理を示す図である。
【符号の説明】
1 :撮像装置本体 2 :カバー部材 3 :画像表示装置 4 :視線検出装置 4a:光照射部 4b:受光部 5 :シャッタレリーズボタン 10 :撮像ユニット 11 :撮像光学系 12 :撮像素子 13 :ケーブル 15 :凸球面 16 :パターン 20 :保持部材(付勢機構) 21 :角度センサ 40 :駆動機構 41 :2次元アクチュエータ 42 :摩擦部材 50 :制御装置 51 :画像取込部 52 :画像記憶部 53 :画像処理部 54 :焦点距離制御部 55 :視線検出部 56 :駆動量演算部 57 :駆動制御部 60 :ばね(付勢機構) 61 :ホルダ 62 :張力センサ 70 :ばね(付勢機構及び駆動機構) 71 :ボールベアリング機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも撮像光学系及び撮像素子を内
    部に収納し、外面の少なくとも一部分が凸球面である撮
    像ユニットと、撮像ユニットをその凸球面の中心を中心
    として任意の方向に旋回させるための駆動機構と、撮像
    ユニットの凸球面部分が駆動機構に当接するように撮像
    ユニットを付勢する付勢機構とを具備する撮像装置。
  2. 【請求項2】 付勢機構は複数の環状の磁石であること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 付勢機構は複数の引っ張りばねであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 駆動機構は、摩擦アクチュエータを含む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 駆動機構及び付勢機構は、形状記憶合金
    を用いた複数の引っ張りばねであり、各ばねの張力を変
    化させることにより、撮像ユニットを旋回させることを
    特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 各引っ張りばねの一端はそれぞれ張力セ
    ンサに結合されており、張力センサにより各ばねの張力
    を検出し、検出した張力の値から撮像光学系の光軸方向
    を演算することを特徴とする請求項3又は5記載の撮像
    装置。
  7. 【請求項7】 引っ張りばねを少なくとも撮像ユニット
    内部への電力供給線又は撮像ユニット内部からの信号出
    力のための信号線として使用することを特徴とする請求
    項3又は5記載の撮像装置。
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