JP2000164283A - 端子位置設定機構 - Google Patents
端子位置設定機構Info
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- JP2000164283A JP2000164283A JP11328445A JP32844599A JP2000164283A JP 2000164283 A JP2000164283 A JP 2000164283A JP 11328445 A JP11328445 A JP 11328445A JP 32844599 A JP32844599 A JP 32844599A JP 2000164283 A JP2000164283 A JP 2000164283A
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- terminals
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
- H01R43/24—Assembling by moulding on contact members
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/57—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーバーモールドプロセス中に端子を容易に
位置設定する新規で且つ改良された機構を有する電気コ
ネクタを提供する。 【解決手段】 電気コネクタ１０は、絶縁材料で成形さ
れたハウジング１２であって、内面２６を有する対向側
壁２０で形成された窪み２４を有するハウジング１２を
備えている。ハウジングには複数の端子３６が取り付け
られ、これら端子の接点部分３８は、対向側壁２０の少
なくとも一方に沿って離間配置され、そしてその内面２
６に露出される。これらの端子３６は、窪み２４の一端
に遠方端４０を有する。少なくとも幾つかの端子３６
は、その接点部分３８の縁３８ａから横方向に突出する
スペーサタブ５２を有し、絶縁ハウジング１２を成形す
る前に端子３６の遠方端４０間に少なくとも最小の間隔
を維持する。
位置設定する新規で且つ改良された機構を有する電気コ
ネクタを提供する。 【解決手段】 電気コネクタ１０は、絶縁材料で成形さ
れたハウジング１２であって、内面２６を有する対向側
壁２０で形成された窪み２４を有するハウジング１２を
備えている。ハウジングには複数の端子３６が取り付け
られ、これら端子の接点部分３８は、対向側壁２０の少
なくとも一方に沿って離間配置され、そしてその内面２
６に露出される。これらの端子３６は、窪み２４の一端
に遠方端４０を有する。少なくとも幾つかの端子３６
は、その接点部分３８の縁３８ａから横方向に突出する
スペーサタブ５２を有し、絶縁ハウジング１２を成形す
る前に端子３６の遠方端４０間に少なくとも最小の間隔
を維持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、オーバーモールド型ハウジ
ングに端子を容易に位置設定する機構に係る。
クタに係り、より詳細には、オーバーモールド型ハウジ
ングに端子を容易に位置設定する機構に係る。
【０００２】
【従来の技術】電気コネクタは、通常、相補的な相手コ
ネクタに接続するための嵌合形状を定める絶縁ハウジン
グを備えている。例えば、コネクタハウジングは、雄即
ちプラグコネクタを形成するか、又は雌即ちソケットコ
ネクタを形成する。絶縁ハウジングは、スタンドアロー
ン型部品であってもよいし、プリント回路板、パネル、
又は他の取付構造体に関連して取り付けることもでき
る。
ネクタに接続するための嵌合形状を定める絶縁ハウジン
グを備えている。例えば、コネクタハウジングは、雄即
ちプラグコネクタを形成するか、又は雌即ちソケットコ
ネクタを形成する。絶縁ハウジングは、スタンドアロー
ン型部品であってもよいし、プリント回路板、パネル、
又は他の取付構造体に関連して取り付けることもでき
る。
【０００３】コネクタハウジングには、１つ以上の導電
性端子が取り付けられる。これらの端子は、コネクタの
用途に応じて様々な形状をもつことができる。しかしな
がら、端子は、一般に、相手コネクタの接点部分に係合
するための接点部分を有している。ある形式の端子は、
シートメタル材料から型抜き成形され、従って、平らな
シートメタル材料の接点脚又はブレードを有する。
性端子が取り付けられる。これらの端子は、コネクタの
用途に応じて様々な形状をもつことができる。しかしな
がら、端子は、一般に、相手コネクタの接点部分に係合
するための接点部分を有している。ある形式の端子は、
シートメタル材料から型抜き成形され、従って、平らな
シートメタル材料の接点脚又はブレードを有する。
【０００４】端子をコネクタハウジングに保持するため
に、ある形式の保持機構を使用しなければならない。保
持機構も様々なものがある。端子は、端子受入空洞にプ
レスフィットされてもよいし、又はコネクタハウジング
の相補的なラッチに固定するためのラッチ部分を有して
もよい。１つの形式の保持機構は、端子をハウジングに
しっかり保持するために端子の一部分の周りにプラスチ
ックハウジングをオーバーモールドすることを含む。
に、ある形式の保持機構を使用しなければならない。保
持機構も様々なものがある。端子は、端子受入空洞にプ
レスフィットされてもよいし、又はコネクタハウジング
の相補的なラッチに固定するためのラッチ部分を有して
もよい。１つの形式の保持機構は、端子をハウジングに
しっかり保持するために端子の一部分の周りにプラスチ
ックハウジングをオーバーモールドすることを含む。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このようなオーバーモ
ールド端子に伴う１つの問題は、端子の一部分、例え
ば、その接点部分をオーバーモールドプロセス中に適切
な配置、間隔又はピッチに維持することである。これ
は、電気コネクタが益々小型化され、ひいては、端子が
非常に小さくそして端子の接点部分が非常に細く且つ間
隔が狭くなるにつれて、特に問題となる。例えば、端子
の接点部分や他の部分が互いに接触しそうなほど狭い間
隔である場合には、成形ダイの対応部分をそれらの端子
部分間に配置することができない。成形ツールが閉じた
ときには、端子部分が実際にダメージを受けることがあ
る。更に、溶融したプラスチック材料が型に流し込まれ
たときには、高い圧力がかかるために、端子部分を実際
に移動させたり曲げたりすることがある。本発明は、導
電性端子の周りにオーバーモールドされる絶縁ハウジン
グを含む電気コネクタにおけるこれらの問題を解消する
ことに向けられる。
ールド端子に伴う１つの問題は、端子の一部分、例え
ば、その接点部分をオーバーモールドプロセス中に適切
な配置、間隔又はピッチに維持することである。これ
は、電気コネクタが益々小型化され、ひいては、端子が
非常に小さくそして端子の接点部分が非常に細く且つ間
隔が狭くなるにつれて、特に問題となる。例えば、端子
の接点部分や他の部分が互いに接触しそうなほど狭い間
隔である場合には、成形ダイの対応部分をそれらの端子
部分間に配置することができない。成形ツールが閉じた
ときには、端子部分が実際にダメージを受けることがあ
る。更に、溶融したプラスチック材料が型に流し込まれ
たときには、高い圧力がかかるために、端子部分を実際
に移動させたり曲げたりすることがある。本発明は、導
電性端子の周りにオーバーモールドされる絶縁ハウジン
グを含む電気コネクタにおけるこれらの問題を解消する
ことに向けられる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、オーバーモールドプロセス中に端子を容易に位置設
定する新規で且つ改良された機構を有する電気コネクタ
を提供することである。本発明の電気コネクタは、絶縁
材料で成形されたハウジングであって、内面を有する対
向側壁で形成された窪みを有するハウジングを備えてい
る。ハウジングには複数の端子が取り付けられ、これら
端子の接点部分は、対向側壁の少なくとも一方に沿って
離間配置され、そしてその内面に露出される。これらの
端子は、窪みの一端に遠方端を有する。少なくとも幾つ
かの端子は、その接点部分の縁から横方向に突出するス
ペーサタブを有し、絶縁ハウジングを成形する前に端子
の遠方端間に少なくとも最小の間隔を維持する。
は、オーバーモールドプロセス中に端子を容易に位置設
定する新規で且つ改良された機構を有する電気コネクタ
を提供することである。本発明の電気コネクタは、絶縁
材料で成形されたハウジングであって、内面を有する対
向側壁で形成された窪みを有するハウジングを備えてい
る。ハウジングには複数の端子が取り付けられ、これら
端子の接点部分は、対向側壁の少なくとも一方に沿って
離間配置され、そしてその内面に露出される。これらの
端子は、窪みの一端に遠方端を有する。少なくとも幾つ
かの端子は、その接点部分の縁から横方向に突出するス
ペーサタブを有し、絶縁ハウジングを成形する前に端子
の遠方端間に少なくとも最小の間隔を維持する。
【０００７】端子は、ハウジングに少なくとも部分的に
インサートモールドされる。好ましくは、各端子が、そ
の接点部分の各対向縁から突出するスペーサタブを有す
る。端子の遠方端は、その接点部分に対し、窪みの端に
おいてその外方にある角度で曲げられる。本発明の１つ
の実施形態では、端子の遠方端に、テーパ付けされた頭
部を形成するように傾斜部が設けられ、テーパ付けされ
た頭部は、型空洞の壁に形成された対応するテーパ付け
された窪みに係合する。本発明の別の実施形態では、端
子の遠方端に、カーブした頭部を形成するように湾曲部
が設けられ、カーブした頭部は、型空洞の壁に形成され
た対応するカーブした窪みに係合する。端子の遠方端の
カーブした頭部は、放物線状であるのが好ましい。
インサートモールドされる。好ましくは、各端子が、そ
の接点部分の各対向縁から突出するスペーサタブを有す
る。端子の遠方端は、その接点部分に対し、窪みの端に
おいてその外方にある角度で曲げられる。本発明の１つ
の実施形態では、端子の遠方端に、テーパ付けされた頭
部を形成するように傾斜部が設けられ、テーパ付けされ
た頭部は、型空洞の壁に形成された対応するテーパ付け
された窪みに係合する。本発明の別の実施形態では、端
子の遠方端に、カーブした頭部を形成するように湾曲部
が設けられ、カーブした頭部は、型空洞の壁に形成され
た対応するカーブした窪みに係合する。端子の遠方端の
カーブした頭部は、放物線状であるのが好ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の図１
ないし６を参照し、プリント回路板に取り付けるように
構成された本発明の電気コネクタ１０について説明す
る。コネクタ１０は、プラスチック材料等で成形された
１部片の絶縁ハウジング１２を備えている。ハウジング
１２は、嵌合端１４及び取付端１６を形成する。ハウジ
ング１２は、細長いものであって、金属の固定部材即ち
「固定用ネール」１８を各長手方向端に含み、これは、
回路板上の一対の離間された固定パッドに半田付け等に
より固定される。ハウジング１２の嵌合端１４は、嵌合
窪み２４を形成する上部２１を含む対向側壁２０と、下
壁２５とを有する。対向側壁２０の上部２１は、内面２
６を有する。
明の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の図１
ないし６を参照し、プリント回路板に取り付けるように
構成された本発明の電気コネクタ１０について説明す
る。コネクタ１０は、プラスチック材料等で成形された
１部片の絶縁ハウジング１２を備えている。ハウジング
１２は、嵌合端１４及び取付端１６を形成する。ハウジ
ング１２は、細長いものであって、金属の固定部材即ち
「固定用ネール」１８を各長手方向端に含み、これは、
回路板上の一対の離間された固定パッドに半田付け等に
より固定される。ハウジング１２の嵌合端１４は、嵌合
窪み２４を形成する上部２１を含む対向側壁２０と、下
壁２５とを有する。対向側壁２０の上部２１は、内面２
６を有する。
【０００９】又、ハウジング１２は、対向側壁２０の下
部３０により区画された細長い取付窪み２８も有する。
嵌合窪み２４及び取付窪み２８は、下壁２５によって分
離されている。更に、複数の強化リブ３４（図４）が対
向側壁２０の下部３０と一体成形され、取付窪み２８を
またいで下部３０を相互接続している。
部３０により区画された細長い取付窪み２８も有する。
嵌合窪み２４及び取付窪み２８は、下壁２５によって分
離されている。更に、複数の強化リブ３４（図４）が対
向側壁２０の下部３０と一体成形され、取付窪み２８を
またいで下部３０を相互接続している。
【００１０】複数の端子３６は、ハウジング１２におい
て嵌合窪み２４及び取付窪み２８の対向側壁２０の上部
２１及び下部３０に部分的にインサートモールドされ
る。各端子３６は、導電性のシートメタル材料で型抜き
成形され、接点部分３８と保持部分４２とを含む。接点
部分３８の遠方端４０は、接点部分３８に対してある角
度で外方に曲げられ、そして保持部分４２の半田テール
４４は、保持部分４２に対してある角度で外方に曲げら
れる。図１及び３から明らかなように、端子３６の接点
部分３８の内面は、対向側壁２０の内面２６とほぼ平ら
になる。
て嵌合窪み２４及び取付窪み２８の対向側壁２０の上部
２１及び下部３０に部分的にインサートモールドされ
る。各端子３６は、導電性のシートメタル材料で型抜き
成形され、接点部分３８と保持部分４２とを含む。接点
部分３８の遠方端４０は、接点部分３８に対してある角
度で外方に曲げられ、そして保持部分４２の半田テール
４４は、保持部分４２に対してある角度で外方に曲げら
れる。図１及び３から明らかなように、端子３６の接点
部分３８の内面は、対向側壁２０の内面２６とほぼ平ら
になる。
【００１１】図２及び７は、ハウジング１２の側壁２０
に端子３６の部分を保持する機構を最も良く示してい
る。この機構は、ここでは、端子３６の保持部分４２を
保持するものであることを理解されたい。しかしなが
ら、この機構は、端子の他の部分を保持するのに使用す
ることもでき、例えば、接点部分３８を嵌合くぼみ２４
内で側壁２０に保持するのに使用することもできる。
に端子３６の部分を保持する機構を最も良く示してい
る。この機構は、ここでは、端子３６の保持部分４２を
保持するものであることを理解されたい。しかしなが
ら、この機構は、端子の他の部分を保持するのに使用す
ることもでき、例えば、接点部分３８を嵌合くぼみ２４
内で側壁２０に保持するのに使用することもできる。
【００１２】図２及び７を参照すれば、複数のリブ４６
がハウジング１２と一体的に成形され、隣接端子３６の
保持部分４２間で対向側壁２０の内方に突出している。
リブ４６の側縁４８は、端子３６の保持部分４２の側縁
５０に重畳してそれらをぴったり捕獲するように成形さ
れる。それ故、リブ４６は、保持部分４２の矢印Ａ（図
７）の方向における内方移動を防止する。
がハウジング１２と一体的に成形され、隣接端子３６の
保持部分４２間で対向側壁２０の内方に突出している。
リブ４６の側縁４８は、端子３６の保持部分４２の側縁
５０に重畳してそれらをぴったり捕獲するように成形さ
れる。それ故、リブ４６は、保持部分４２の矢印Ａ（図
７）の方向における内方移動を防止する。
【００１３】リブ４６は、図７において明らかなよう
に、断面が台形である。リブ４６は、端子３６の保持部
分４２の側縁５０に重畳するリブ４６の側縁４８がリブ
４６の広い側面４６ａの角に来るように方向付けされ
る。リブ４６の狭い側面４６ｂは、窪み２８へと内方を
向く。
に、断面が台形である。リブ４６は、端子３６の保持部
分４２の側縁５０に重畳するリブ４６の側縁４８がリブ
４６の広い側面４６ａの角に来るように方向付けされ
る。リブ４６の狭い側面４６ｂは、窪み２８へと内方を
向く。
【００１４】図８は、キャリア３７上の端子３６が型空
洞の内壁８０に配置され、溶融プラスチックが端子３６
の周りに注入される前の状態を示す。図８に示す２つの
左側の端子３６は、明瞭化のために切断されている。型
空洞の内壁８０は、突出する端子支持体８２の配列を有
し、隣接する端子支持体８２間に谷８４が形成されてい
る。溶融プラスチックが型空洞に注入されると、谷８４
を満たすプラスチックがリブ４６を形成する。端子支持
体８２は、端子３６の保持部分４２に係合する。端子支
持体８２は、隣接するリブ４６間に発散する口を形成す
るように内方にテーパ付けされ、リブ４６が端子３６の
縁５０にオーバーモールドされた後に端子支持体８２を
端子３６から内方に引き抜き易くしている。
洞の内壁８０に配置され、溶融プラスチックが端子３６
の周りに注入される前の状態を示す。図８に示す２つの
左側の端子３６は、明瞭化のために切断されている。型
空洞の内壁８０は、突出する端子支持体８２の配列を有
し、隣接する端子支持体８２間に谷８４が形成されてい
る。溶融プラスチックが型空洞に注入されると、谷８４
を満たすプラスチックがリブ４６を形成する。端子支持
体８２は、端子３６の保持部分４２に係合する。端子支
持体８２は、隣接するリブ４６間に発散する口を形成す
るように内方にテーパ付けされ、リブ４６が端子３６の
縁５０にオーバーモールドされた後に端子支持体８２を
端子３６から内方に引き抜き易くしている。
【００１５】図９は、キャリア３７上の端子３６が型空
洞の外壁６２に配置され、溶融プラスチックが端子３６
の周りに注入される前の状態を示す。コネクタ１０のハ
ウジング１２において端子３６を正確に間隔どりするた
めに、端子３６の遠方端４０は、型空洞の外壁６２に形
成された窪み６０に挿入される。図９に示すように、端
子３６の遠方端４０の先端に傾斜部５４が設けられて、
テーパ付けされた頭部５５が形成される。窪み６０は、
型、ひいては、ハウジング１２に対して各端子３６を正
確に位置設定するように対応的にテーパ付けされてい
る。隣接する端子３６の傾斜部５４は、それらの間にテ
ーパ付けされた口を形成する。このテーパ付けされた口
は、型空洞の壁６２に形成された隣接窪み６０間の仕切
り６４の挿入方向を定める矢印Ｂに整列される。
洞の外壁６２に配置され、溶融プラスチックが端子３６
の周りに注入される前の状態を示す。コネクタ１０のハ
ウジング１２において端子３６を正確に間隔どりするた
めに、端子３６の遠方端４０は、型空洞の外壁６２に形
成された窪み６０に挿入される。図９に示すように、端
子３６の遠方端４０の先端に傾斜部５４が設けられて、
テーパ付けされた頭部５５が形成される。窪み６０は、
型、ひいては、ハウジング１２に対して各端子３６を正
確に位置設定するように対応的にテーパ付けされてい
る。隣接する端子３６の傾斜部５４は、それらの間にテ
ーパ付けされた口を形成する。このテーパ付けされた口
は、型空洞の壁６２に形成された隣接窪み６０間の仕切
り６４の挿入方向を定める矢印Ｂに整列される。
【００１６】図９に示すように、各端子３６の各接点部
分３８は、その両縁３８ａから横方向に突出するスペー
サタブ５２を有する。これらスペーサタブ５２は、端子
３６の接点部分３８間に、ひいては、その遠方端４０間
に少なくとも最小の間隔を維持する。これは、頭部５５
が窪み６０に挿入されるときに、型の壁６２の仕切り６
４を矢印Ｂの方向に端子３６の遠方端４０間に入れられ
るようにする。隣接するスペーサタブ５２の縁が重畳で
はなく当接するように確保するために、スペーサタブ５
２は、端子３６の接点部分３８と同じ厚みであるのが好
ましい。
分３８は、その両縁３８ａから横方向に突出するスペー
サタブ５２を有する。これらスペーサタブ５２は、端子
３６の接点部分３８間に、ひいては、その遠方端４０間
に少なくとも最小の間隔を維持する。これは、頭部５５
が窪み６０に挿入されるときに、型の壁６２の仕切り６
４を矢印Ｂの方向に端子３６の遠方端４０間に入れられ
るようにする。隣接するスペーサタブ５２の縁が重畳で
はなく当接するように確保するために、スペーサタブ５
２は、端子３６の接点部分３８と同じ厚みであるのが好
ましい。
【００１７】図１０は、端子３６の遠方端４０に湾曲部
５６が設けられて、カーブした頭部５８が形成された別
の実施形態を示している。このカーブした頭部５８を受
け入れるために窪み６６も対応的にカーブしている。こ
れらのカーブした頭部５８と窪み６６は、頭部５８を窪
み６６に滑らかに挿入し易いように僅かにぎざぎざの付
いた面を含む。遠方端４０のカーブした側面は、頭部５
８が窪み６６に挿入されるときに、矢印Ｂの方向に型壁
６８の窪み６６間の仕切り７０を受け入れるための丸い
口を隣接端子３６間に形成する。遠方端４０の湾曲部５
６の曲率は、放物線状であり、頭部５８が窪み６６に挿
入されるときに型壁６８の窪み６６間の仕切り７０を受
け入れる口の側部に放物線状の輪郭を形成する。
５６が設けられて、カーブした頭部５８が形成された別
の実施形態を示している。このカーブした頭部５８を受
け入れるために窪み６６も対応的にカーブしている。こ
れらのカーブした頭部５８と窪み６６は、頭部５８を窪
み６６に滑らかに挿入し易いように僅かにぎざぎざの付
いた面を含む。遠方端４０のカーブした側面は、頭部５
８が窪み６６に挿入されるときに、矢印Ｂの方向に型壁
６８の窪み６６間の仕切り７０を受け入れるための丸い
口を隣接端子３６間に形成する。遠方端４０の湾曲部５
６の曲率は、放物線状であり、頭部５８が窪み６６に挿
入されるときに型壁６８の窪み６６間の仕切り７０を受
け入れる口の側部に放物線状の輪郭を形成する。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、オーバーモールドプロセス中に端子を容易に位
置設定する新規で且つ改良された機構を有する電気コネ
クタが提供された。
により、オーバーモールドプロセス中に端子を容易に位
置設定する新規で且つ改良された機構を有する電気コネ
クタが提供された。
【図１】本発明による電気コネクタの上方斜視図であ
る。
る。
【図２】コネクタの下方斜視図である。
【図３】コネクタの上面図である。
【図４】コネクタの下面図である。
【図５】コネクタの側面図である。
【図６】コネクタの端面図である。
【図７】コネクタの一端を下から見た拡大部分斜視図で
ある。
ある。
【図８】型空洞の内壁に並置された本発明の第１の実施
形態による端子の保持部分の部分拡大図である。
形態による端子の保持部分の部分拡大図である。
【図９】型空洞の外壁に並置された本発明の第２の実施
形態による端子の遠方端の部分拡大斜視図である。
形態による端子の遠方端の部分拡大斜視図である。
【図１０】図９と同様の図であるが、型空洞に配置され
た本発明の第３の実施形態による端子の遠方端を示す図
である。
た本発明の第３の実施形態による端子の遠方端を示す図
である。
１０ 電気コネクタ １２ ハウジング １４ 嵌合端 １６ 取付端 ２０ 側壁 ２１ 上部 ２４ 嵌合窪み ２５ 下壁 ２６ 内面 ２８ 取付窪み ３０ 下部 ３４ 強化リブ ３６ 端子 ３８ 接点部分 ３８ａ 縁 ４０ 端子の遠方端 ４２ 保持部分 ４４ 半田テール ４６ リブ ４８ リブの側縁 ５０ 端子の側縁 ５２ スペーサタブ ５４ 傾斜部 ５５ テーパ付けされた頭部 ５６ 湾曲部 ５８ カーブした頭部 ６０ 窪み ６４、７０ 仕切り
フロントページの続き (72)発明者 キアト キーン チィー シンガポール チョア チュ カン ノー ス７ 03−431 ブロック617 (72)発明者 セバスチャン アンジリカル ポウロセ シンガポール ブキット ブトック ウエ スト アベニュ２ ストリート31 03−83 ブロック305
Claims (15)
- 【請求項１】 絶縁材料で成形され、内面２６を有する
対向側壁２０で形成された窪み２４を含むハウジング１
２と、 ハウジング１２に取り付けられた複数の端子３６とを備
え、該端子３６の接点部分３８は、対向側壁２０の少な
くとも一方に沿って離間配置され、そしてその内面２６
に露出され、端子３６は窪み２４の一端に遠方端４０を
有し、そして少なくとも幾つかの端子３６は、その接点
部分３８の縁３８ａから横方向に突出するスペーサタブ
５２を有していて、絶縁ハウジング１２を成形する前に
端子３６の遠方端４０間に少なくとも最小間隔を維持す
ることを特徴とする電気コネクタ１０。 - 【請求項２】 各々の端子３６は、その接点部分３８の
各対向縁３８ａから突出するスペーサタブ５２を有する
請求項１に記載の電気コネクタ１０． - 【請求項３】 上記絶縁ハウジング１２は、プラスチッ
ク材料から成形され、そして端子３６は、ハウジング１
２に少なくとも部分的にインサートモールドされる請求
項１に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項４】 端子３６の遠方端４０は、テーパ付けさ
れた頭部５５を形成するように傾斜部５４が設けられて
いる請求項１に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項５】 端子３６の遠方端４０は、カーブした頭
部５８を形成するように湾曲部５６が設けられている請
求項１に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項６】 上記カーブした頭部５８の湾曲部５６
は、放物線状である請求項５に記載の電気コネクタ１
０。 - 【請求項７】 端子３６の遠方端４０は、その接点部分
３８に対して、窪み２４の端において窪み２４の外方へ
ある角度で曲げられている請求項１に記載の電気コネク
タ１０。 - 【請求項８】 端子３６の遠方端４０は、テーパ付けさ
れた頭部５５を形成するように傾斜部５４が設けられて
いる請求項７に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項９】 端子３６の遠方端４０は、カーブした頭
部５８を形成するように湾曲部５６が設けられている請
求項７に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項１０】 上記カーブした頭部５８の湾曲部５６
は、放物線状である請求項９に記載の電気コネクタ１
０。 - 【請求項１１】 相補的嵌合コネクタを受け入れるため
の嵌合端１４を形成する開放端窪み２４を有する絶縁ハ
ウジング１２を備え、窪み２４は、内面２６を有する対
向側壁２０によって形成され、更に、 ハウジング１２に取り付けられた複数の端子３６を備
え、これらの端子３６の接点部分３８は、対向側壁２０
に沿って離間配置されそしてその内面２６に露出され、
端子３６の遠方端４０は、その接点部分３８に対して、
窪み２４の一端において窪み２４の外方へある角度で曲
げられ、そして各端子３６は、その接点部分３８の各縁
３８ａから外方に突出するスペーサタブ５２を有してい
て、絶縁ハウジング１２を成形する前に端子３６の遠方
端４０間に少なくとも最小の間隔を維持することを特徴
とする電気コネクタ１０。 - 【請求項１２】 上記絶縁ハウジング１２は、プラスチ
ック材料から成形され、そして端子３６は、ハウジング
１２に少なくとも部分的にインサートモールドされる請
求項１１に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項１３】 端子３６の遠方端４０は、テーパ付け
された頭部５５を形成するように傾斜部５４が設けられ
ている請求項１１に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項１４】 端子３６の遠方端４０は、カーブした
頭部５８を形成するように湾曲部５６が設けられている
請求項１１に記載の電気コネクタ１０。 - 【請求項１５】 上記カーブした頭部５８の湾曲部５６
は、放物線状である請求項１４に記載の電気コネクタ１
０。
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