JP2000153826A - 収納容器 - Google Patents

収納容器

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JP2000153826A
JP2000153826A JP10328130A JP32813098A JP2000153826A JP 2000153826 A JP2000153826 A JP 2000153826A JP 10328130 A JP10328130 A JP 10328130A JP 32813098 A JP32813098 A JP 32813098A JP 2000153826 A JP2000153826 A JP 2000153826A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被収納物の着脱が容易でかつディスプレイに
も貢献する製造容易な収納容器を提供する。 【解決手段】 収納容器10は略楔形に形成される収納
部本体12と蓋部14とで構成され、収納部本体と蓋部
とはヒンジ部16を介して連結される。収納部本体の傾
斜状の載置面20Aに収納部18を形成し、収納部18
に被収納物80を収納させる。被収納物80を載置面に
沿ってスライドさせることにより容易に着脱を行うこと
ができる。また、収納部または蓋部は収納容器の展開状
態から収納部または蓋部を構成する辺同志を折り曲げる
ことにより組み立てる。従って、従来のようにのりを塗
布して接合させる必要がなくなるので、収納容器の組み
立てが容易となる。さらに、蓋部の開放時において、収
納部に収納される被収納物の略全体が立体的に認識され
るので、ディスプレイ性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばヘッドホ
ーンステレオ等の製品を収納する収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばヘッドホーンステレオ等の製品を
販売する際には、一般に製品のみを店頭等のショーウイ
ンドに展示している。そして、実際に製品が販売される
際に、箱形の収納容器に製品を収納しこの状態で取引が
行われている。
【0003】収納容器は例えば紙(段ボール)等で成形
されており、その展開状態ではシート状となっている。
そして、収納容器を構成する辺を折曲げると共に、辺同
志を噛み合わせて挟み込むことにより接合し組み立て
る。また、収納容器の側面を形成するには、収納容器の
のり代にのり(接着剤)を塗布して接合させている。
【0004】このように、展開状態から組み立てた収納
容器内に製品を収納し、梱包が完了する。この梱包状態
では例えば上下に仕切きる(いわゆる中蓋としての)仕
切り板が形成され、その仕切り板の上部にヘッドホーン
ステレオ本体が収納されかつ仕切り板の下部に付属物が
収納されている。
【0005】また、仕切り板には摘みが突設されてお
り、この摘みを引き上げることより仕切り板が開放され
るようになっている。即ち、仕切り板を開放することに
より、ヘッドホーンステレオ本体を収納容器外へ押し出
すことができる。さらに、収納容器の開口部は、収納容
器を小型にするために、ヘッドホーンステレオ本体の平
面形状よりも若干だけ大きくなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、収納容器内に収納されたヘッドホーンステレオ本
体は、仕切り板の上部に平面的に配置されている。その
ため、ヘッドホーンステレオ本体を収納容器から取り出
すには、仕切り板を開放させて押し出させるか,または
収納容器の開口部を指等で押し広げて行う。従って、従
来の収納容器では、ヘッドホーンステレオ本体の取出し
が煩雑となり、使い勝手が悪かった。
【0007】また、ヘッドホーンステレオ本体が仕切り
板の上部に平面的に配置されているので、ヘッドホーン
ステレオ本体の全体的な外観即ち立体感を認識するのが
困難であった。
【0008】さらに、展開状態から箱形の収納容器を組
み立てるには、接着剤を貼付する貼付工程が必要になる
と共に収納容器の展開状態においては全体が略矩形状と
なっていなかった。即ち、紙を切断する部分が多く紙の
無駄となり、結果として収納容器の製造コストが増大し
ていた。また、従来の収納容器では、ヘッドホーンステ
レオ本体を容易に取り出す手段としまたはヘッドホーン
ステレオ本体と付属物との接触を回避するために、仕切
り板を設けている。従って、仕切り板を形成する紙が余
分に必要となり、経済的ではなかった。
【0009】さらに、製品の展示状態では、収納容器自
体が展示品として利用されておらず、かつ製品がどうよ
うな収納容器内に収納されているのかが不明であった。
即ち、収納容器は一般に販売時のみという意識があり、
その開封後はゴミとして使い捨てられていた。従って、
従来の収納容器は有効利用されておらず、資源の無駄と
なっていた。また、従来の収納容器を組立てるには、辺
同志を噛み合わせてて接合させていたので、収納容器の
組立てが困難であった。
【0010】そこで、本発明は上記事実を考慮し、被収
納物の着脱が容易でかつディスプレイにも貢献する製造
容易な収納容器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
収納容器は、被収納物を収納する収納容器であって、前
記収納容器を斜状に形成される斜面が開放されるように
前記斜面の端縁を中心に回転して分割できるように構成
すると共に、前記斜面に前記被収納物を保持する収納部
を設け、前記被収納物を前記斜面に沿ってスライドさせ
ることより着脱可能とするを有したことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1に係る収納容器によれ
ば、斜面の端縁を中心に回転させ収納容器を分割する
と、収納部が開放される。この開放状態において、被収
納物を斜面に沿ってスライドさせることよって着脱を行
う。即ち、本発明の請求項1に係る収納容器によれば、
収納部が斜面に形成されているので、蓋部を開放するの
みで収納部の被収納物を挿通させる部分が開放され、被
収納物の着脱が容易となる。
【0013】本発明の請求項2による収納容器は、被収
納物を収納する角柱状の収納容器であって、前記収納容
器の対向するそれぞれの面における同一方向の対角線に
略沿って斜状に形成される斜面と、前記斜面に設けら
れ、前記被収納物を保持して位置決めする収納部と、前
記収納部に対して前記斜面の一端縁を中心に回転し、前
記収納容器が前記収納部と二分して分割するように形成
される蓋部とを有し、前記被収納物を前記斜面に沿って
スライドさせることより着脱可能とすることを特徴とす
る。
【0014】本発明の請求項3による収納容器は、請求
項1または2に係る発明において、前記収納部に前記斜
面に対向するストッパを設けることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項4による収納容器は、請求
項1乃至3のいずれか1項に係る発明において、前記収
納部の前記斜面裏側に前記被収納物に関する付属物を収
納する収納室を設けることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項5による収納容器は、請求
項2乃至4のいずれか1項に係る発明において、前記蓋
部の前記収納部に対向する対向面側に前記被収納物とは
異なる被収納体を収納する収納部分を設け、前記蓋部の
閉止時において前記収納部分の前記被収納体と前記収納
部の前記被収納物との間隔を広くすることを特徴とす
る。
【0017】本発明の請求項6による収納容器は、請求
項2乃至5のいずれか1項に係る発明において、前記収
納部に収納される前記被収納物と前記収納部分に収納さ
れる前記被収納体との間に前記被収納物に関する情報が
記載される書類を介在させることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項7による収納容器は、請求
項2乃至6のいずれか1項に係る発明において、前記対
向面に表示部を設けることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項8による収納容器は、請求
項5乃至7のいずれか1項に係る発明において、前記対
向面を前記斜面に略対応するように形成し、前記対向面
の裏側に前記被収納物に関する付属物を収容する収容室
を設けることを特徴とする。
【0020】本発明の請求項9による収納容器は、請求
項2乃至8のいずれか1項に係る発明において、前記蓋
部を前記収納部に係止する係止手段を、前記収納容器の
側面に設けることを特徴とする。
【0021】本発明の請求項10による収納容器は、請
求項5乃至9のいずれか1項に係る発明において、前記
収納容器の展開状態において一方の面にのみ印刷処理を
行い、前記収納部または前記蓋部を組み立てる場合に前
記印刷処理が施された一方の面の印刷部分が前記収納容
器の外側または前記蓋部の開放時における前記斜面また
は前記対向面に位置するようにしたことを特徴とする。
【0022】本発明の請求項11による収納容器は、請
求項2乃至11のいずれか1項に係る発明において、前
記収納部または前記蓋部は前記収納容器の展開状態から
前記収納部または前記蓋部を構成する辺同志を折り曲げ
ることにより組み立てることを特徴とする。
【0023】本発明の請求項12による収納容器は、請
求項2乃至11のいずれか1項に係る発明において、前
記収納容器の展開状態において前記収納部または前記蓋
部を構成する前記辺全体が略矩形状をなすことを特徴と
する。
【0024】本発明の請求項13による収納容器は、請
求項1乃至7のいずれか12項に係る発明において、前
記収納部を略楔形とすることを特徴とする。
【0025】本発明の請求項14による収納容器は、請
求項3乃至13のいずれか1項に係る発明において、前
記ストッパを、前記蓋部の閉止時における前記収納部分
に収納される前記被収納体に対向するように形成するこ
とを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】図1〜図11には、本発明の一実
施形態に係る収納容器が示されている。この収納容器
は、被収納物としてのヘッドホーンステレオ本体を収納
するものである。なお、図1は本実施形態に係る収納容
器の全体斜視図、図2は蓋部を開放した状態の全体斜視
図、図3は収納部の断面図、図4は収納部及び蓋部に被
収納物及び被収納体が収納されていない状態の全体斜視
図である。また、図中矢印Bは後側を、矢印Rは右側
を、矢印UPは上側を示す。
【0027】図1及び図11に示すように、収納容器1
0は、紙(段ボール等)で一体成形されており、角柱状
の箱形となっている。図2及び図4に示すように、収納
容器10は略楔形に形成された収納部本体12と蓋部1
4とで構成されており、収納部本体12と蓋部14とは
図11に示すヒンジ部16を介して連結されている。
【0028】ヒンジ部16は、収納部本体12の左側辺
12Dに形成されており、左側辺12Dにおける後上端
から前下端へと向かう対角線に略沿うような斜状となっ
ている。即ち、図4に示すように、蓋部14は、収納部
本体12に対し左開きに開閉するものであり、ヒンジ部
16を中心にして回転し開閉する。なお、本実施形態で
は蓋部14が左開きするように構成されているものであ
るが、本発明においては右開きするように構成しても良
い。
【0029】収納部本体12の表面側には収納部18が
形成されており、この収納部18は収納容器10の左右
側辺12D(図11参照),14Aにおける対角線(ヒ
ンジ部16を形成する対角線と同様)に略沿って斜状に
形成される載置辺20(図3参照)と,この載置辺20
から突設される左右一対のストッパ辺22とで構成され
ている。
【0030】ストッパ辺22は、収納部本体12の側辺
12A,12Dに沿って突設される基辺22Aと,この
基辺22Aの略中央に形成されかつ載置辺20の表面側
に位置する載置面20Aに対向するように折曲げられる
ストッパ22Bと,基辺22Aの先端に形成されかつ収
納部本体12の側辺12A,12D側に折曲げられる支
持辺22Cとで一体形成されている。
【0031】ストッパ22Bは載置面20Aに載置され
るヘッドホーンステレオ本体80の前面に位置し、図3
に示すようにストッパ22Bと載置辺20とでヘッドホ
ーンステレオ本体80を挟み込む状態にする。即ち、収
納部18は、その上部がヘッドホーンステレオ本体80
を挿入または取り出す挿入口18Aとなる。
【0032】なお、図2及び図4に示すように、ストッ
パ22Bはストッパ辺22の略中央に位置しており、ス
トッパ22Bの表面には「SLIDE UP」の文字4
3が表示43されている。支持辺22Cは、基辺22A
に対し略L字状に折曲げ形成されており、支持辺22C
の先端辺22Dが側辺12A,12Dに当接しストッパ
辺22を支持する。
【0033】また、ストッパ22Bと載置面20Aとの
間隔(長さ)は、ヘッドホーンステレオ本体80の厚み
よりも若干だけ長くなるように設定されている。また、
ストッパ22の基辺22A同志の間隔はヘッドホーンス
テレオ本体80の短手方向の長さよりも若干だけ長くな
るように設定されている。さらに、図2に示すように、
載置面20Aの上端部分はヘッドホーンステレオ本体8
0が収納部18に収納された状態でも載置面20A上部
が視認できるようなスペースがあり、この載置面20A
上部にはヘッドホーンステレオ本体80の番号表示44
が記載されている。
【0034】図3に示すように、収納部本体12の載置
面20A裏側には略三角形状の収納室28が形成され、
この収納室28にヘッドホーンステレオ本体80に関す
る付属物(例えば、ヘッドホーン82,リモートコント
ローラ84等)が収納される。なお、載置面20Aの下
側には収納部本体12の下辺12Cが折返され、この下
辺12Cの載置面20A側には「付属品」の表示42
(図4参照)が印刷されている。
【0035】即ち、図2に示すようにヘッドホーンステ
レオ本体80が収納部18に収納されている場合には表
示42がヘッドホーンステレオ本体80の陰となり隠
れ、一方図4に示すようにヘッドホーンステレオ本体8
0が収納部18に収納されていない場合には表示42が
現れるようになっている。そのため、ユーザにおいて
は、図4に示す状態において表示42を視認できるの
で、付属品(ヘッドホーン82等)が収納部18の裏側
即ち収納室28に収納されていることが認識できる。
【0036】本実施形態においては、収納部18と収納
室28とが載置辺20で仕切られているので、ヘッドホ
ーンステレオ本体80とヘッドホーン82等とが分離さ
れ両者の衝突が防止される。従って、本実施形態によれ
ば、両者の衝突が防止されるので、ヘッドホーン82,
リモートコントローラ84等が保護される。また、本実
施形態によれば、載置辺20で収納部18と収納室28
とを仕切るように構成したので、ヘッドホーンステレオ
本体80とヘッドホーン82等とを分離させるための別
体のクッション材が不要となり、経済性が向上する。
【0037】なお、本実施形態によれば、蓋部14を開
放した状態では収納室28内にヘッドホーン82等が収
納されているので、蓋部14の開放時にヘッドホーン8
2等が落下することがなく、ヘッドホーンステレオ本体
80の取出し時の取扱いが容易となり使い勝手が良くな
る。また、本実施形態によれば、蓋部14を開放した状
態ではヘッドホーン82等の付属品が外部に現れないの
で、見た目が良くなり、顧客に良い印象を与えることが
できる。
【0038】図2に示すように、蓋部14の上部には収
納部分30が形成されており、この収納部分30は被収
納体であるACアダプタ86または図示しない充電器等
を収納する。図4に示すように、収納部分30は、蓋部
14上部の折返辺32に形成される切り起こし状の左右
一対の切起辺34と,これらの切起辺34間に形成され
るベース辺36とで形成される。切起辺34の間隔は、
ACアダプタ86の幅方向の長さよりも若干だけ長くな
るように設定されている。そして、ベース辺36を蓋部
14(即ち、図1に示す正面辺52)の裏面に当接させ
た状態で切起辺34を蓋部14の内側に折り返すことに
より、収納部分30が形成される。
【0039】収納部分30の下側即ち折返辺32の下側
には対向面としての表示部38が形成され、この表示部
38はヘッドホーンステレオ本体80に関する注意事項
や特徴(例えば、特徴のある機能等のセールスポイン
ト)が記載される。そして、図2に示すように、蓋部1
4が開放される状態では、収納部18に収納されるヘッ
ドホーンステレオ本体80及び収納部分30に収納され
るACアダプタ86の略全体が立体的に現れ、かつ表示
部38も現れる。
【0040】また、収納部分30の下部即ち表示辺38
の裏側には、略三角形状の収納室40が形成され、この
収納室40に収納室28に収納する付属物とは異なる他
の付属物(例えば、マイクロホン等)が収納される。
【0041】図1に示すように、蓋部14の右側辺14
Aは略矩形状となっており、右側辺14Aの後下側の先
端には係止手段の一部を構成する係止辺14B(図2参
照)が形成されている。図4に示すように、係止辺14
Bに対向する収納部本体12の右側辺12Aには、係止
手段の一部を構成する略矩形状の係止孔12Bが形成さ
れている。なお、係止孔12Bは、右側辺12Aの後下
側でかつ蓋部14を閉止した状態における係止辺14B
に対応して斜めとなっている。
【0042】そして、係止孔12Bに係止辺14Bを挿
通させることにより、収納部本体12に対する蓋部14
の開放が規制される。即ち、蓋部14を収納部本体12
に係止する係止手段(係止孔12B及び係止辺14B)
は、収納容器10(蓋部14及び収納部本体12)の右
側辺14A,12Aに設けられる。
【0043】図5及び図6に示すように、収納容器10
を展開すると、1枚のシート状でかつ略矩形となってい
る。本実施形態においては、展開状態が略矩形となって
いるので、切断する部分が少なくなる。従って、本実施
形態によれば、切断部分が少なくなるので、紙の無駄が
なくなり経済的となる。
【0044】図1及び図11に示すように、収納容器1
0の外周面には、ヘッドホーンステレオ本体80の外形
や製品番号等が印刷されている。そして、図5に示すよ
うに、収納容器10の展開状態では、裏面にのみ製品番
号等の表示が印刷されている。即ち、裏面が印刷面とな
り、表側は無地のままで何も印刷されていない(図6参
照)。
【0045】なお、本実施形態では収納容器10を紙で
一体成形したものであるが、本発明の収納容器は合成樹
脂等のクリヤー素材で成形しても良い。そして、収納容
器10をクリヤー素材で成形させることにより、ディス
プレイ効果が向上する。また、本実施形態で使用される
段ボールの厚みは、例えば2mm程度となっている。
【0046】図5に示すように、収納部本体12は、上
述した側辺12A及び12D,下辺12C,載置辺2
0,一対のストッパ22の他に、右側辺12Aと左側辺
12Dとの間に配置される後面辺23と,この後面辺2
3と下辺12Cとの間に配置される下面辺24と,左側
辺12Dの両側に配置される折込辺25A及び25B
と,右側辺12Aとストッパ辺22との間に配置される
折込辺25Cを備える。
【0047】また、載置辺20の先端には折込辺20B
が形成され、載置辺20の両端にはストッパ辺22の基
辺22Aを挿通させるスリット20Cが形成されてい
る。そのため、スリット20C間の間隔と,下辺12C
の横幅との長さL1は同一となっている。なお、スリッ
ト20Cを形成する端部20Dは、ストッパ辺22の支
持辺22C及び先端辺22Dを折り込んだ状態で先端辺
22Dが端部20Dに当接しないような長さL2になっ
ている。
【0048】下辺12Cの端部中央には差込辺12Eが
突設されており、この差込辺12Eに対応する後面辺2
3の下面辺24側には差込孔23Aが形成されている。
そして、この差込孔23Aに差込辺12Eが差し込まれ
ることにより下面辺24を折り畳んだ状態での下辺12
Cが位置決めされる。なお、折込辺25A〜25Cの大
きさは、同一となっている。
【0049】蓋部14は、上述した右側辺14A,折返
辺32,切起辺34,及びベース辺36の他に、収納部
本体12の一部を構成する左側辺12Dと右側辺14A
との間に配置される正面辺52,この正面辺52に連続
して形成される天井辺50,この天井辺50の先端縁に
配置される折返辺54,及び右側辺14Aの先端縁に配
置される折込辺56を備える。
【0050】また、折返辺54の先端両側には差込辺5
4Aが突設されており、差込辺54Aに対応する左側辺
12D及び右側辺14Aの折込辺25B,56側には差
込孔58がそれぞれ形成されている。そして、差込孔5
8に差込辺54Aが差し込まれることにより折返辺54
を折り畳んだ状態での天井辺50が位置決めされる。な
お、切起辺34及びベース辺36の先端には位置決め辺
60が形成され、この位置決め辺60が組み立てられた
正面辺52側の折返辺54に当接し折返辺32が立体的
に位置決めされる。
【0051】次に、本実施形態に係る収納容器10の組
み立て及びヘッドホーンステレオ本体80等を収納容器
10に収納する収納作業について説明する。まず、図6
に示す収納容器10の展開状態から収納部本体12を組
み立てる手順について説明する。一対のストッパ辺22
及び下辺12Cを下面辺24側へ折り畳み下辺12Cの
差込辺12E(図6参照)を差込孔23Aに差し込む。
この際に、ストッパ辺22を下辺12Cとは反対側へ直
角に折り返すと共に、左右の側辺12A,12Dを後面
辺23側に折り曲げる。即ち、下辺12Cは、図6に示
す折込辺25A及び25Cを下辺12Cと下面辺24と
の間に挟み込んだ状態で下面辺24側へ折り曲げる。
【0052】次に、収納部18を組み立てる手順につい
て説明する。図7に示す展開状態にある載置辺20を下
面辺24側に折り曲げる。この際には、折込辺20Bが
下辺12Cに対向するように折り曲げる。また、載置辺
20の折曲げ時には、スリット20Cにストッパ辺22
を挿通させる。
【0053】そして、先端辺22Dを側辺12A,12
Dに対向するように折り曲げると共に、支持辺22Cを
側辺12A,12D側に折り曲げる。支持辺22Cを折
り曲げる際に、一対のストッパ22Bは載置面20Aに
対向即ちストッパ22Bと載置面20Aとが水平状態と
なるように保持される。これにより、図8乃至図10に
示すような収納部18が形成される。
【0054】引き続き、蓋部14を組み立てる手順につ
いて説明する。基部14を組み立てるには、図9に示す
側辺12D及び折込辺25Bを正面辺52及び天井辺5
0側へ直角に折り曲げる。そして、図10に示すよう
に、右側辺14Aを正面辺52側へ直角に折り曲げて折
返辺54を天井辺50に折り畳むと共に、図9に示す差
込辺54Aを差込孔58に差し込む。この際には、図9
に示す折込辺56及び25Bを天井辺50と折返辺54
との間に挟み込んだ状態で折返辺54を折り畳む。
【0055】最後に、図10に示す折返辺32を正面辺
52側に折り曲げると共に、ベース辺36を折返辺54
に当接させた状態で切起辺34を蓋部14の内側に折り
返す。これにより、図4に示すような収納部分30が形
成される。即ち、収納部本体12及び蓋部14を順次組
み立てることにより、収納容器10が組み立てられる。
【0056】なお、収納容器10の組み立ては、蓋部1
4を組み立てた後に収納部本体12を組み立てても良
く、また各辺の折曲げ手順は上記とは異なる手順で折り
曲げても良い。即ち、収納容器10の組み立ては図4に
示すように収納部本体12及び蓋部14が形成できれ
ば、その折曲げ手順は問わない。
【0057】本実施形態においては、収納容器10が上
記のように折曲げ及び折り込むことによって組み立てる
ことができるので、従来のように辺同志を噛み合わせて
重ねることにより強固に接合させる必要がなくなり、か
つ従来のようにのりを塗布して接合させる必要がなくな
る。従って、本実施形態によれば、収納容器10の組み
立てが容易となるので、作業性が向上すると共に製造が
安価となり経済性が向上する。
【0058】ヘッドホーンステレオ本体80等を収納容
器10内に収納する収納作業について説明する。まず、
図3に示すように、ヘッドホーン82,リモートコント
ローラ84等を収納室28内に収納するには、載置辺2
0を開放した状態(図3の想像線参照)にし、この開放
状態でヘッドホーン82,リモートコントローラ84等
を収納室28内に収納する。この収納後に、載置辺20
を図3の実線に示す閉止状態にする。
【0059】次に、ヘッドホーンステレオ本体80を収
納部18内に収納するには、図4に示すように、ヘッド
ホーンステレオ本体80を収納部18の上部からスライ
ドさせストッパ22Bと載置面20Aとの間に挟み込
む。従って、ヘッドホーンステレオ本体80は、ストッ
パ22Bによって前側への移動が規制され、図2に示す
収納状態で保持される。
【0060】さらに、マイクロホン及びACアダプタ8
6を収納室40及び収納部分30に収納するには、図1
0に示すように、折返辺32を展開状態にし、この展開
状態で表示部38と正面辺52との間即ち収納室40が
形成される部分にマイクロホン等を入れておき、折返辺
32を正面辺52側に折り込む。この後、収納室40の
上部に形成される収納部分30にACアダプタ86を収
納する(図2参照)。
【0061】そして、図2に示す蓋部14をヒンジ部1
6を中心にして回転させ閉止させると、係止辺14Bが
収納部本体12の係止孔12B(図4参照)に対応する
ので、係止辺14Bを係止孔12Bに挿通させ蓋部14
を閉止状態に保持させる。
【0062】本実施形態では、蓋部14のロック手段を
収納容器10のサイド側即ち右側面12A及び14Aに
設けたので、図1及び図11に示すように正面辺52の
外装が見易くなる。即ち、本実施形態によれば、正面辺
52には従来のような蓋部を収納部本体に挿入する挿入
部分が見えないので、正面辺52の外装がスッキリして
印刷等が見易くなる。
【0063】本実施形態では、図2に示すようにヘッド
ホーンステレオ本体80を収納部18に収納しかつAC
アダプタ86を収納部分30に収納した状態において、
蓋部14を閉止した場合のヘッドホーンステレオ本体8
0とACアダプタ86との間隔を両者が当接しないよう
に広くしている。従って、本実施形態によれば、ヘッド
ホーンステレオ本体80とACアダプタ86との当接を
回避するための別部材のクッションが不要となるので、
構造が簡易となると共に安価となる。
【0064】なお、収納部18のストッパ22Bを収納
部分30に収納されるACアダプタ86に対向するよう
に構成すると、ヘッドホーンステレオ本体80とACア
ダプタ86との当接が確実に防止される。即ち、この場
合には、ストッパ22Bがヘッドホーンステレオ本体8
0の係止手段として機能する他にクッションとしても機
能するので、両者の当接を防止するためのクッションが
不要となる。
【0065】また、同様の観点から、蓋部14を閉止さ
せる直前にヘッドホーンステレオ本体80とACアダプ
タ86との間に例えばヘッドホーンステレオ本体80に
関する情報が記載される書類(即ち、取扱説明書)を介
在させても良い。この場合には、収納容器10に強い衝
撃を受けた場合でも、取扱説明書がクッションの役割を
果たし、確実に衝撃が緩衝される。
【0066】一方、蓋部14を図2に示すように開放状
態にすることよって収納部18及び収納部分30が開放
され、ACアダプタ86を収納部分30から取り出しま
たはヘッドホーンステレオ本体80を収納部18からス
ライドさせて取り出す。さらに、収納室40または28
を開放することよってマイクロホン等またはヘッドホー
ン82,リモートコントローラ84等を取り出す。
【0067】本実施形態においては、角柱状の収納容器
10を収納容器10の左右側面における対角線に略沿っ
て斜状にカットするように形成し、蓋部14が斜状に形
成されたヒンジ部16を中心にして回転する。そのた
め、蓋部14の開放時においては、収納容器10及び蓋
部14が略楔形に分かれ、図2及び図3に示すように収
納部18の挿入口18Aがヘッドホーンステレオ本体8
0のスライド方向に沿って開放(即ち、載置面20Aに
沿った上部が開放)されるので、ヘッドホーンステレオ
本体80の着脱が容易となる。
【0068】即ち、本実施形態において、収納部18に
対するヘッドホーンステレオ本体80の着脱はヘッドホ
ーンステレオ本体80を載置面20Aに沿ってスライド
させることにより行うことができるので、ヘッドホーン
ステレオ本体80の着脱が容易となり作業性が向上す
る。
【0069】また、本実施形態においては、蓋部14の
開放時において収納部本体12及び蓋部14が略楔形に
分かれるように構成したので、蓋部14の開放が容易と
なる。即ち、本実施形態では、従来のようにシート状の
蓋部分のみを収納部本体から引き出す場合に比べ、蓋部
14の側辺12A,12D,及び14Aを把持した状態
で収納容器10を割るという感覚で蓋部14を開けるこ
とができるので、蓋部14の開放感が良好となる。
【0070】なお、本実施形態においては、収納容器1
0の裏面のみに印刷(図5参照)が施されており、そし
て収納容器10を組み立てると収納容器10の外装のみ
ならず蓋部14の開放状態(図2に示す状態)の載置面
20A及び表示面38等に印刷が現れるようになってい
る。従って、本実施形態によれば、収納容器10の裏面
のみに印刷を施せば良いので、印刷に要する費用が少な
くなり、安価に製造できる。
【0071】収納容器10を店頭等で展示即ちディスプ
レイさせる場合について説明する。収納容器10のディ
スプレイ状態は、図2に示すように蓋部14を開放状態
にすると共にヘッドホーンステレオ本体80を収納部1
8に収納しかつACアダプタ86を収納部分30に収納
した状態である。
【0072】本実施形態では、図4に示すように収納部
本体12及び蓋部14が開放された状態において、載置
面20A及び表示面38が側辺12A,12D,及び1
4Aにおける対角線に略沿った斜状に形成されているの
で、載置面20A及び表示面38の表面積が広くなる。
【0073】即ち、本実施形態では、従来のように収納
部本体に平面的にして形成した収納部の表面積に比べ、
収納部本体12及び蓋部14の開放状態における載置面
20A及び表示面38の表面積が従来よりも広くなる。
従って、本実施形態によれば、図2に示すように、開放
状態における載置面20A及び表示面38に例えば表示
部38に記載される注意事項や特徴,ストッパ22Bの
表面に記載される文字43の「SLIDE UP」,下
辺12Cの表示42の「付属品」,及び載置面20Aの
上端部に記載される製品の番号表示44等多くの表示が
記載できるスペースが確保される。
【0074】また、同様に、本実施形態では、載置面2
0A及び表示面38の表面積が従来よりも広くなるの
で、その分「文字」等の表示を大きくでき、収納容器1
0のディスプレイ状態において例えばセールスポイント
等が認識し易くなる。即ち、本実施形態においては、デ
ィスプレイ性が向上するので、製品(本実施形態ではヘ
ッドホーンステレオ本体80)の特徴を購買者が理解し
納得して購入する。
【0075】また、本実施形態では、蓋部14の開放時
において、収納部18に収納されるヘッドホーンステレ
オ本体80及び収納部分30に収納されるACアダプタ
86の略全体が立体的に認識される。即ち、本実施形態
では、従来のようにヘッドホーンステレオ本体が仕切り
板の上部に平面的に配置されている場合に比べ、図2に
示すようにヘッドホーンステレオ本体80及びACアダ
プタ86が立体的に認識できるので、ヘッドホーンステ
レオ本体80等を収納部18から取り出さなくても、容
易に立体感が認識できる。
【0076】従って、本実施形態によれば、ヘッドホー
ンステレオ本体80の外観等が見易くなるので、店頭等
のディスプレイ時に他の製品に比べ目立ち、販売が促進
する等のディスプレイ効果が十分に発揮される。従っ
て、本実施形態によれば、ブランドイメージが良くな
り、顧客に良い印象を与えることができるので、展示品
のヘッドホーンステレオ本体80を見る者に高級感を与
えることができる。
【0077】さらに、本実施形態においては、収納容器
10を店頭等で展示する他に、ユーザ自身が使用する場
合でも、ヘッドホーンステレオ本体80の収納スタンド
として利用できる。即ち、収納容器10は一般的に販売
時のみという意識があり、その開封後はゴミとして使い
捨てていたが、本実施形態では収納容器10を収納スタ
ンドとして有効利用できる。
【0078】従って、本実施形態によれば、収納容器1
0をゴミとして使い捨てることなく、長い間利用できる
ので、資源の無駄が防止される。なお、収納容器10を
収納スタンドとして利用する際には、ACアダプタ86
等の付属品を収納容器10内に一括(一組と)して収納
して置くことができるので、上記付属品の紛失が防止さ
れる。
【0079】なお、上記実施形態では、カセットプレー
ヤを収納する収納容器を例として説明したが、他の製品
例えばミニディスクプレーヤ等を収納する収納容器に本
発明を用いても良い。この場合には、収納容器を他の製
品のサイズに対応するサイズに任意に変更して使用す
る。また、請求項1に係る収納容器の外形は、円柱状等
をも含むものである。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、収
納容器を斜状に形成される斜面が開放されるように斜面
の端縁を中心に回転して分割できるように構成すると共
に、斜面に被収納物を保持する収納部を設けたので、被
収納物の着脱が容易となる。
【0081】また、本発明によれば、収納部または蓋部
は収納容器の展開状態から収納部または蓋部を構成する
辺同志を折り曲げることにより組み立てることができる
ので、従来のように辺同志を噛み合わせて重ねることに
より強固に接合させる必要がなくなり、かつ従来のよう
にのりを塗布して接合させる必要がなくなる。従って、
本発明によれば、収納容器の組み立てが容易となるの
で、作業性が向上すると共に製造が安価となり経済性が
向上する。
【0082】さらに、本発明によれば、蓋部の開放時に
おいて、収納部に収納される被収納物の略全体が立体的
に認識されるので、従来のように被収納物が仕切り板の
上部に平面的に配置されている場合に比べ、被収納物が
立体的に認識され、ディスプレイ性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る収納容器を正面側か
ら見た状態の全体斜視図である。
【図2】図1に示す収納容器の蓋部を開放させた状態の
全体斜視図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図4に示す収納容器からヘッドホーンステレオ
本体及びACアダプタを取出した状態の全体斜視図であ
る。
【図5】図1に示す収納容器の表面側の展開図である。
【図6】図5に示す収納容器の裏面側の展開図である。
【図7】図6に示す収納容器の展開状態から収納部本体
を形成する際の折り畳み状態の斜視図である。
【図8】図7に示す折り畳み状態から収納部本体を形成
した状態の斜視図である。
【図9】図8に示す状態から蓋部を形成する際の折り畳
み状態の斜視図である。
【図10】図9に示す状態から蓋部をさらに形成する際
の折り畳み状態の斜視図である。
【図11】図1に示す収納容器を後側に倒した状態の全
体斜視図である。
【符号の説明】
10 収納容器 12 収納部本体 12A 収納部本体の右側辺 12B 収納部本体の係止孔(係止手段) 14 蓋部 14A 蓋部の右側辺 14B 蓋部の係止辺(係止手段) 18 収納部 18A 収納部の挿入口 20 載置辺 20A 載置面 22 ストッパ辺 22B ストッパ 28 収納室 30 収納部分 38 表示部(対向面) 40 収納室 80 ヘッドホーンステレオ本体(被収納
物) 82 ヘッドホーン(付属物) 82 リモートコントローラ(付属物) 86 ACアダプタ(被収納体)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被収納物を収納する収納容器であって、 前記収納容器を斜状に形成される斜面が開放されるよう
    に前記斜面の端縁を中心に回転して分割できるように構
    成すると共に、前記斜面に前記被収納物を保持する収納
    部を設け、 前記被収納物を前記斜面に沿ってスライドさせることよ
    り着脱可能とすることを特徴とする収納容器。
  2. 【請求項2】 被収納物を収納する角柱状の収納容器で
    あって、 前記収納容器の対向するそれぞれの面における同一方向
    の対角線に略沿って斜状に形成される斜面と、 前記斜面に設けられ、前記被収納物を保持して位置決め
    する収納部と、 前記収納部に対して前記斜面の一端縁を中心に回転し、
    前記収納容器が前記収納部と二分して分割するように形
    成される蓋部とを有し、 前記被収納物を前記斜面に沿ってスライドさせることよ
    り着脱可能とすることを特徴とする収納容器。
  3. 【請求項3】 前記収納部に前記斜面に対向するストッ
    パを設けることを特徴とする請求項1または2に記載の
    収納容器。
  4. 【請求項4】 前記収納部の前記斜面裏側に前記被収納
    物に関する付属物を収納する収納室を設けることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の収納容
    器。
  5. 【請求項5】 前記蓋部の前記収納部に対向する対向面
    側に前記被収納物とは異なる被収納体を収納する収納部
    分を設け、前記蓋部の閉止時において前記収納部分の前
    記被収納体と前記収納部の前記被収納物との間隔を広く
    することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に
    記載の収納容器。
  6. 【請求項6】 前記収納部に収納される前記被収納物と
    前記収納部分に収納される前記被収納体との間に前記被
    収納物に関する情報が記載される書類を介在させること
    を特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の収
    納容器。
  7. 【請求項7】 前記対向面に表示部を設けることを特徴
    とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の収納容
    器。
  8. 【請求項8】 前記対向面を前記斜面に略対応するよう
    に形成し、 前記対向面の裏側に前記被収納物に関する付属物を収容
    する収容室を設けることを特徴とする請求項5乃至7の
    いずれか1項に記載の収納容器。
  9. 【請求項9】 前記蓋部を前記収納部に係止する係止手
    段を、前記収納容器の側面に設けることを特徴とする請
    求項2乃至8のいずれか1項に記載の収納容器。
  10. 【請求項10】 前記収納容器の展開状態において一方
    の面にのみ印刷処理を行い、 前記収納部または前記蓋部を組み立てる場合に前記印刷
    処理が施された一方の面の印刷部分が前記収納容器の外
    側または前記蓋部の開放時における前記斜面または前記
    対向面に位置するようにしたことを特徴とする請求項5
    乃至9のいずれか1項に記載の収納容器。
  11. 【請求項11】 前記収納部または前記蓋部は前記収納
    容器の展開状態から前記収納部または前記蓋部を構成す
    る辺同志を折り曲げることにより組み立てることを特徴
    とする請求項2乃至10のいずれか1項に記載の収納容
    器。
  12. 【請求項12】 前記収納容器の展開状態において前記
    収納部または前記蓋部を構成する前記辺全体が略矩形状
    をなすことを特徴とする請求項2乃至11のいずれか1
    項に記載の収納容器。
  13. 【請求項13】 前記収納部を略楔形とすることを特徴
    とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の収納容
    器。
  14. 【請求項14】 前記ストッパを、前記蓋部の閉止時に
    おける前記収納部分に収納される前記被収納体に対向す
    るように形成することを特徴とする請求項3乃至13の
    いずれか1項に記載の収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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