JP2000135871A - 感熱転写式印字方法及びラベル - Google Patents

感熱転写式印字方法及びラベル

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JP2000135871A
JP2000135871A JP10310293A JP31029398A JP2000135871A JP 2000135871 A JP2000135871 A JP 2000135871A JP 10310293 A JP10310293 A JP 10310293A JP 31029398 A JP31029398 A JP 31029398A JP 2000135871 A JP2000135871 A JP 2000135871A
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resin
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JP10310293A
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English (en)
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Hiroaki Iwabuchi
弘晃 岩渕
Yoichi Sone
洋一 曽根
Tetsuyuki Utagawa
哲之 歌川
Masao Matsumoto
正生 松本
Ryoichi Shimazaki
良一 島崎
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Lintec Corp
Fujicopian Co Ltd
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Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
Lintec Corp
Fujicopian Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離紙を有さず、かつ展開性のよい感熱転写
式印字用粘着テープに、感熱転写方式により良好な印字
をする方法を提供すること。 【解決手段】 片面にポリオレフィン系樹脂を含有する
印字層を有し、かつその反対面に粘着剤層を有する感熱
転写式印字用粘着テープの印字層に、基材フィルムの一
方の面にポリエチレン系ワックスを含む熱転写インク層
を設けてなる熱溶融型インクリボンを用いて印字する感
熱転写式印字方法、およびその方法で印字してなる粘着
ラベルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱転写式印字用
粘着テープの感熱転写式印字方法及びその方法により印
字されたラベルに関する。さらに詳しくは、本発明は、
感熱転写方式による良好な印字が可能で、ラベルなどと
して好適な剥離紙を有しない粘着テープに、熱溶融型イ
ンクリボンにより、感熱転写方式で効果的に印字する方
法、及び上記粘着テープに、この方法により印字してな
るラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、感熱転写方式にて印字されるラベ
ルは、基材の表面に印字が可能であるとともに、その裏
面に貼付用の粘着剤層が設けられている。そして、一般
に、ラベル用のテープは、ロール状に巻かれたときに、
粘着剤が隣接する印字層に移行して、その印字性が低下
するのを防止するとともに、テープの展開を容易にする
ために、上記粘着剤層上に剥離紙が積層され、その状態
でロール状に巻かれている。しかしながら、このような
剥離紙を設けたラベルにおいては、ラベル貼付時に剥離
紙を剥がす作業が必要となり、使用時の取扱い性に劣る
という問題がある。また、環境保護や省資源の観点から
も、剥離紙のないラベルが求められている。一方、粘着
テープとして、剥離紙を有しない一層巻取りのロール状
粘着テープが知られている。このロール状粘着テープに
おいては、粘着剤層とそのテープ背面との剥離性を良好
なものとするために、粘着剤層の背面には剥離処理が施
されている。したがって、この粘着テープをラベルとし
て使用する目的で、汎用の熱転写型インクリボンによ
り、感熱転写方式にて印字しようとしても、シリコーン
樹脂等で剥離処理が施されているために、インクの転写
性や密着性に劣り、良好な印字性を得ることができな
い。印字性を向上させるために、前記剥離処理を省く
と、粘着剤層からの剥離性に劣り、ロール状テープの展
開性が悪くなり、汎用の熱転写プリンタを使用しにくい
という問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、感熱転写方式による良好な印字が可能でラベ
ルなどとして好適であって、剥離紙を有さず、かつ展開
性のよい感熱転写式印字用粘着テープに感熱転写方式に
より効果的に印字する方法、ならびにこの方法を上記粘
着テープに適用して効果的な印字を施してなるラベルを
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、基材の片面に
特定の樹脂を含有する剥離性及び印字性を示す印字層を
有すると共に、その反対面に粘着剤層を有する巻取り型
粘着テープに、特定のワックスを含むインク層を有する
熱溶融型インクリボンを用いることにより、上記粘着テ
ープの印字層に感熱転写方式にて効果的に印字しうるこ
とを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成し
たものである。すなわち、本発明は、(1)片面にポリ
オレフィン系樹脂を含有する印字層を有し、かつその反
対面に粘着剤層を有する感熱転写式印字用粘着テープの
印字層に、基材フィルムの一方の面にポリエチレン系ワ
ックスを含む熱転写インク層を設けてなる熱溶融型イン
クリボンを用いて印字することを特徴とする感熱転写式
印字方法、(2)印字層におけるポリオレフィン系樹脂
が、ポリエチレン系樹脂単独、又はポリエチレン系樹脂
30重量%以上を含むポリエチレン系樹脂とポリオレフ
ィン系エラストマーとの混合物である上記(1)の感熱
転写式印字方法、(3)熱転写インク層におけるポリエ
チレン系ワックスの密度が、0.94g/cc(25℃)
以上であることを特徴とする上記(1)または(2)の
感熱転写式印字方法、(4)熱転写インク層におけるポ
リエチレン系ワックスの分子量が、2000〜4000
の範囲であることを特徴とする上記(1)〜(3)のい
ずれかの感転写式印字方法、(5)熱転写インク層にお
けるポリエチレン系ワックスの硬度が、5dmm(25
℃)以下であることを特徴とする上記(1)〜(4)の
いずれかの感熱転写式印字方法、および、(6)上記
(1)〜(5)のいずれかの方法により製造した粘着ラ
ベルを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いる感熱転写式印字用
粘着テープは、その片面にポリオレフィン樹脂を含有す
る印字層を有するものであればよく、基材にポリオレフ
ィン系樹脂を塗布又は貼合わせたものや、ポリオレフィ
ン系樹脂フィルムが用いられる。基材としては、特に制
限はなく、従来表示ラベルなどに慣用されているものの
中から任意のものを選択して用いることができる。この
ような基材としては、例えば上質紙、クレーバインダを
目止め剤として塗工した上質紙やクラフト紙、ポリビニ
ルアルコール,デンプン,カルボキシメチルセルロース
などを塗工した上質紙やクラフト紙、樹脂を含浸させた
含浸紙などの紙類、あるいは、ポリエステル,ポリカー
ボネート,ABS樹脂などからなるプラスチックフィル
ムなどを挙げることができる。この基材の厚さは特に制
限はなく、各種状況に応じて適宜選定すればよいが、通
常1〜300μm、好ましくは10〜200μmの範囲
である。また、この基材として、プラスチックフィルム
を用いる場合には、その片面又は両面に、その上に設け
られる層との接着性を向上させる目的で、所望により、
サンドブラストや溶剤処理などによる凹凸化処理あるい
はコロナ放電処理,オゾン・紫外線照射処理,火炎処
理,クロム酸処理,熱風処理などの酸化処理などを施す
ことができる。
【0006】本発明の粘着テープにおいては、前記基材
の片面に、印字層が形成されており、そしてこの印字面
はポリオレフィン系樹脂を含有することが必要である。
このポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン樹
脂,ポリプロピレン樹脂等が挙げられ、特にポリエチレ
ン系樹脂単独、又はポリエチレン系樹脂とポリオレフィ
ン系エラストマーとの混合物が好ましく用いられる。こ
こで、ポリエチレン系樹脂としては、例えば低密度ポリ
エチレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリエチレンな
どが挙げられるが、これらの中で、低密度ポリエチレン
が加工性の面で優れており好ましい。このポリエチレン
系樹脂は一種用いてもよく、二種以上を組み合わせて用
いてもよい。一方、ポリオレフィン系エラストマーとし
ては、エチレンと炭素数3以上のα−オレフィンとの共
重合体が好ましく、この共重合体としては、例えばエチ
レンと、プロピレン,1−ブテン,1−ペンテン,3−
メチル−1−ブテン,1−ヘキセン,3−メチル−1−
ペンテン,4−メチル−1−ペンテンなどの中から選ば
れた少なくとも一種の炭素数3以上のα−オレフィンと
の共重合体を挙げることができる。これらの共重合体は
一種用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよ
いが、これらの中で、特にエチレン−1−ブテンランダ
ム共重合体,エチレン−プロピレンランダム共重合体及
びこれらの混合物が、後述の粘着剤層との剥離性などの
面から好適である。
【0007】また、ポリエチレン系樹脂と上記ポリオレ
フィン系エラストマーとの混合樹脂を用いる場合、粘着
剤層との剥離性,感熱転写方式での印字性などの面か
ら、混合樹脂中のポリエチレン系樹脂の含有量は30重
量%以上が好ましく、特に50重量%以上が好適であ
る。基材の片面に印字層を形成する方法としては特に制
限はなく、従来公知のコーティング方法、例えば溶融物
をスリットノズルから押出して塗布するエキストルージ
ョン法、液体又は溶融物をロールを介して塗布するロー
ルコーティング法など、いずれの方法も用いることがで
きる。このようにして形成された印字層の厚さとして
は、特に制限はないが、ラベルとして適当な柔軟性を有
し、かつ印字層が平滑になって、感熱転写方式による良
好な印字性が得られる点から、1〜100μmの範囲が
好ましく、特に10〜60μmの範囲が好適である。
【0008】本発明における感熱転写式印字用粘着テー
プとしては、ポリオレフィン系樹脂からなるフィルムも
用いることができる。このポリオレフィン系樹脂として
は、前述のポリオレフィン樹脂が挙げられ、特にポリエ
チレン系樹脂及びポリエチレン系樹脂とポリオレフィン
系エラストマーとの混合物が好ましい。この場合、ポリ
オレフィン系樹脂フィルムは単層であっても多層であっ
ても良く、また、その厚さはラベルとしての適性を考慮
すると20〜200μmの範囲が好ましく、特に50〜
100μmの範囲がより好ましい。本発明における粘着
テープは、基材の片面に設けられた前記印字層の反対面
に粘着剤層が設けられる。この粘着剤層に用いられる粘
着剤としては特に制限はなく、従来公知の粘着剤、例え
ばゴム系,アクリル系,ポリウレタン系,ポリエステル
系,シリコーン系粘着剤などが挙げられるが、これらの
中で、高粘着力を有し、前記印字層との剥離性が良好な
アクリル系,ポリウレタン系及びポリエステル系粘着剤
が好適である。これらの粘着剤は単独で用いてもよく、
二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0009】上記ゴム系粘着剤としては、主成分とし
て、例えば天然ゴムや、スチレン−ブタジエンゴム(S
BR),ポリイソブチレン,ブチルゴム,スチレン−イ
ソプレンブロック共重合体,スチレン−エチレン−ブチ
レンブロック共重合体などの合成ゴムを含有し、さらに
必要に応じ、粘着付与剤,老化防止剤,紫外線吸収剤,
光安定剤,軟化剤,架橋剤,充填剤などを含有するもの
が用いられる。ここで、粘着付与剤としては、例えばロ
ジン系樹脂,テルペンフェノール系樹脂,石油系樹脂,
クマロン系樹脂などが用いられ、老化防止剤として、例
えばフェノール系,アミン系,ベンズイミダゾール系な
どが用いられる。アクリル系粘着剤としては、主成分と
して、粘着性を付与する主モノマー成分と、粘着性と凝
集力を付与するコモノマー成分と、架橋や粘着性改良の
ための官能基含有モノマー成分とを共重合して得られた
アクリル系樹脂を含有し、さらに必要に応じて架橋剤,
粘着付与剤などを含有するものが用いられる。
【0010】ここで、上記アクリル系樹脂を構成する主
モノマー成分としては、例えばアクリル酸ブチル,アク
リル酸アミル,アクリル酸2−エチルヘキシル,アクリ
ル酸オクチル,アクリル酸シクロヘキシル,アクリル酸
ベンジルなどのアクリル酸アルキルエステル、メタクリ
ル酸ブチル,メタクリル酸2−エチルヘキシル,メタク
リル酸シクロヘキシル,メタクリル酸ベンジルなどのメ
タクリル酸アルキルエステルが挙げられる。また、コモ
ノマー成分としては、例えばアクリル酸メチル,メタク
リル酸メチル,メタクリル酸エチルなどのアクリル酸や
メタクリル酸の低級アルキルエステル,酢酸ビニル,ス
チレン,アクリロニトリルなどが挙げられ、官能基含有
モノマー成分としては、例えばアクリル酸,メタクリル
酸,マレイン酸,イタコン酸,クロトン酸などのカルボ
キシル基含有モノマー、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート,2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート,N−メチロールアクリルアミドなどのヒドロキ
シル基含有モノマー、さらにはアクリルアミド,メタク
リルアミド,グルシジルメタクリレートなどが挙げられ
る。さらに、架橋剤としては、例えばイソシアネート
系,エポキシ系,エチレンイミン系,アルミニウムキレ
ート系などの官能基と反応しうる化合物が挙げられ、粘
着付与剤としては、前記ゴム系粘着剤の説明において例
示したものと同じものを挙げることができる。
【0011】ポリウレタン系樹脂としては、主成分とし
て、長鎖ポリオールとポリイソシアネート化合物と鎖延
長剤とから構成されたものを含有し、さらに必要に応じ
て、充填剤,芳香族エステルや塩素化パラフィンなどの
可塑剤,紫外線吸収剤,酸化防止剤,着色剤などを含有
するものが用いられる。ここで、上記長鎖ポリオールと
しては、例えばポリエステルポリオール,ポリエーテル
ポリオールなどが、ポリイソシアネート化合物として
は、例えばトリレンジイソシアネート,ヘキサメチレン
ジイソシアネートなどが、鎖延長剤としては、例えば低
分子多価アルコール,芳香族ジアミンなどが挙げられ
る。このポリウレタン系粘着剤には、他の樹脂、例えば
ポリ(メタ)アクリル酸樹脂,ポリエステル樹脂,ポリ
アミド樹脂,エチレン−アクリル系共重合体樹脂,エチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂などが含まれていてもよ
い。また、このポリウレタン系樹脂には、長鎖ジオール
とポリイソシアネート化合物と鎖延長剤とを反応させて
高分子化してなる熱可塑性ポリウレタンエラストマーを
有機溶剤で希釈した一液型、及びプレポリマー成分に後
から架橋剤を添加する二液型がある。また、空気中の湿
気でポリイソシアネート化合物を反応させる湿気硬化型
や、熱溶融押出しタイプのホットメルト型がある。
【0012】ポリエステル系粘着剤としては、主成分と
して、テレフタル酸,イソフタル酸,メチルテレフタル
酸,ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸
成分と、エチレングリコール,ジエチレングリコール,
ネオペンチルグリコールなどのグリコール成分とを共重
合して得られたポリエステル樹脂を含有し、さらに溶
剤,架橋剤及び必要に応じ粘着付与剤などを含有するも
のが用いられる。ここで、上記架橋剤としては、例えば
イソシアネート系,エポキシ系,エチレンイミン系,ア
ルミニウムキレート系などが挙げられ、粘着付与剤とし
ては、前記ゴム系粘着剤の説明において例示したものと
同じものを挙げることができる。シリコーン粘着剤とし
ては、例えば主成分としてポリシロキサンやポリフェニ
ルシロキサンを含有し、さらに所望に応じ粘着付与剤,
可塑剤,充填剤などを含有するものを挙げることができ
る。
【0013】本発明の粘着テープにおいては、前記粘着
剤を、乾燥重量として5〜50g/m2 の範囲になるよ
うに塗布し、粘着剤層を設けるのが好ましい。特に、小
巻のロール状にした場合に、粘着剤層のはみ出しを低減
させる点から、10〜30g/m2 の範囲になるように
塗布するのが有利である。前記の各種粘着剤の中で、特
にポリウレタン系粘着剤及びポリエステル系粘着剤を用
いた粘着剤層は、テープ背面の印字層との剥離性が良好
である点から、好適である。しかし、ポリウレタン系粘
着剤又はポリエステル系粘着剤単独で粘着剤層を設けた
場合、被着体の種類によっては、ラベルなどとして用い
る際に粘着力が乏しくなることがある。したがって、こ
のような場合には、ポリウレタン系粘着剤又はポリエス
テル系粘着剤とゴム系粘着剤やアクリル系粘着剤とを適
当な割合で併用し、粘着剤層を設けるのが有利である。
【0014】次に、本発明の感熱転写式印字方法につい
て説明する。本発明の印字方法においては、前記巻取り
型粘着テープの印字層に、熱溶融型インクリボンを用い
て感熱転写方式で印字を行う。この際、使用する熱溶融
型インクリボンは、通常、厚さ1〜10μm程度のポリ
エステルフィルムなどの基材フィルムの一方の面(片
面)にポリエチレン系ワックスを含む熱転写インク層が
設けられ、また必要に応じてその反対面に耐熱滑性処理
を施したものが用いられる。該熱転写インク層は、一般
にワックス類,樹脂類及び着色剤などから構成されてい
るが、本発明においては、該ワックス類としてポリエチ
レン系ワックスが用いられる。これにより、粘着テープ
に印字を行う際に、印字層への転写性及び密着性に優
れ、良好な印字が可能となる。この熱溶融型インクリボ
ンを構成する基材フィルムとしては、上記ポリエステル
フィルム、例えばポリエチレンテレフタレートフィル
ム,ポリエチレンナフタレートフィルム,ポリアリレー
トフィルムなどが挙げられ、そのほか、ポリカーボネー
トフィルム,ポリアミドフィルム,アラミドフィルム、
その他のこの種のインクリボンの基材用フィルムとして
一般に使用されている各種のプラスチックフィルムが使
用できる。またコンデンサーペーパーのような高密度の
薄い紙を使用しても良い。基材フィルムの厚さは熱伝導
を良好にする点から1〜10μm程度、なかんずく2〜
7μm程度が好ましい。
【0015】また、この基材フィルムの一方の面に設け
られる熱転写インク層を構成するワックス類としては、
前述のようにポリエチレン系ワックス(ポリエチレンワ
ックスや酸化ポリエチレンワックスなど)を用いること
が必須であるが、このポリエチレン系ワックスは、合成
ワックスであって、一般に分子量500〜10000の
炭化水素樹脂であり、天然ワックスよりも融点が高く
(80〜150℃)、耐摩耗性,耐熱性に優れている。
そのうち、本発明に好適に用いられるポリエチレン系ワ
ックスとしては、その密度が0.94g/cc(25
℃)以上、その分子量が2000〜4000の範囲、
およびその硬度が5dmm(25℃)以下の少なくと
もいずれか一つの条件を満たすものが挙げられ、特に
〜のすべての条件を満たすものが最適である。なお、
本発明においては、上記ポリエチレン系ワックスととも
に、必要に応じて、木ロウ,密ロウ,カルナバワック
ス,キャンデリラワックス,モンタンワックス,セレシ
ンワックスなど天然ワックス;パラフィンワックス,マ
イクロクリスタリンワックなどの石油系ワックス;酸化
ワックス,エステルワックス,フィッシャートロプシュ
ワックス,α−オレフィン−無水マレイン酸共重合ワッ
クスなどの合成ワックス;ミリスチン酸,パルミチン
酸,ステアリン酸,ベヘニン酸などの高級脂肪酸;ステ
アリルアルコール,ドコサノールなどの高級脂肪族アル
コール;高級脂肪酸モノグリセリド,シヨ糖の脂肪酸エ
ステル,ソルビタンの脂肪酸エステルなどのエステル
類;ステアリン酸アミド,オレイルアミドなどのアミド
類およびビスアミド類などを用いることもできる。
【0016】さらに、熱転写インク層を構成する樹脂類
としては、熱溶融性樹脂が用いられ、具体的にはエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体などのオレフィン系共重合体、ポリアミド系
樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、セル
ロース系樹脂、ビニルアルコール系樹脂、石油系樹脂、
フェノール系樹脂、スチレン系樹脂、酢酸ビニル系樹
脂、あるいは天然ゴム,スチレン−ブタジエンゴム,イ
ソプレンゴム,クロロプレンゴムなどのエラストマー
類、さらにはポリイソブチレン,ポリブテンなどが挙げ
られる。また、熱転写インク層を構成する着色剤として
は、単色の熱転写インクリボンとして使用する場合に
は、従来からこの種の熱転写インクリボンに使用されて
いるもの、例えばカーボンブラックをはじめとして、被
覆力の大きな各種有機,無機の着色顔料や染料などが挙
げられる。一方、イエローインク,マゼンタインク,シ
アンインクの重ね転写によりカラー画像を形成する場合
には、イエロー,マゼンタ,シアンの各インク層に、そ
れぞれイエロー,マゼンタおよびシアンの着色剤が用い
られる。なお、上記熱転写インク層には、さらに所望に
より、分散剤,帯電防止剤,体質顔料や添加剤を含有さ
せることができる。この熱転写インク層は、上記構成成
分を適宜用いることによって形成されるが、好ましくは
インク層の融点又は軟化点を80〜130℃程度になる
ように、各成分を選択すべきである。またこのインク層
の厚さについては、特に制限はないが、通常は0.1〜5.
0g/m2 の範囲である。
【0017】本発明における熱溶融型インクリボンは、
基材フィルムの一方の面に上記熱転写インク層が設けら
れ、かつその反対面に耐熱滑性処理を施したものが用い
られるが、この耐熱滑性処理は様々な手法によることが
できる。例えば基材フィルムとして、前述ようなプラス
チックフィルムを使用する場合には、シリコーン樹脂,
フッ素樹脂,ニトロセルロース樹脂、あるいはこれらに
よって変性された、例えばシリコーン変性ウレタン樹脂
など各種の耐熱性樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑
剤を混合したものなどを用いて耐熱滑性層を形成する方
法によることができる。このようなインクリボンは、従
来から行われている通常の方法で製造することができ
る。例えば、ビヒクルであるポリエチレン系ワックスを
はじめとするワックスや樹脂類を溶融又は溶媒に溶解
し、これに着色剤を混合し、さらに所望により分散剤や
添加剤を加えて、ロールミルやビーズミルなどの分散機
で十分に分散混合してインクを調製する。その後、この
インクをロールコータなどで基材フィルムの一方の面に
塗布し、さらに反対面を耐熱滑性処理を施し、冷却又は
溶媒乾燥の後、巻き取りを行い、元巻きとする。続い
て、この元巻きをスリット加工機で所定のリボン幅に切
断し、コアに巻き取れば、目的とするインクリボンが製
造される。
【0018】印字を行う際に用いる熱転写プリンタとし
ては、剥離紙を設けていない粘着テープを使用するた
め、良好な搬送性を得るには、装置内部の粘着剤層と接
する部材が、剥離処理されたものを用いるのが好まし
い。また、従来汎用されている熱転写プリンタでも、粘
着剤層が接する部材を、エンボス加工や剥離処理したシ
リコーンゴムロールなどに変更するとともに、粘着テー
プを裁断するカッターに、剥離剤をコーティングするこ
とで、使用が可能となる。本発明はまた、このようにし
て、本発明の粘着テープの印字層に、ポリエチレン系樹
脂を含むインク層を有する熱溶融型インクリボンを用
い、感熱転写方式で印字を施したラベルをも提供するも
のである。本発明のラベルは、剥離紙が設けられていな
いので、ラベルを被着体に貼付する際に、剥離紙を剥が
す作業を必要とせず、しかも環境保護や省資源の面から
も好ましいものである。
【0019】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。 実施例1 坪量80g/m2 、厚さ75μmの上質紙からなる基材
の片面に、低密度ポリエチレン樹脂〔三井化学(株)
製,ユカロンLK−30〕単体をエキストルージョンラ
ミネート法(溶融温度300℃)にて厚さ30μmにラ
ミネートし、印字層を形成した。次に、上記印字層の反
対面に、アクリル系粘着剤〔東洋インキ製造(株)製,
BPS4429−4〕をコンマコーターにて塗工し、乾
燥させて25g/m2 の厚さの粘着剤層を形成し、粘着
テープを作製した。次いで、この粘着テープを、裁断機
で100mm幅の小巻のロール状に加工し、感熱転写式
印字用巻取り型粘着テープとした。
【0020】次に、インクリボンとして、インク層にカ
ーボンブラック30重量部とエチレン−酢酸ビニル共重
合体10重量部とポリエチレンワックス[密度0.97g
/cc(ASTM D792),分子量4000(粘度
法),硬度1dmm(JISK2530 針入度)]5
4重量部とからなるインクを用いてなるポリエチレン系
ワックスリボンを用い、印字プリンタとして、剥離紙を
用いないラベルを熱転写印字できるDATAMAX社
製,Prodigyを使用して、前記粘着テープの印字
層に印字を行い、下記の要領で転写性,密着性(耐テー
プ剥離性)及び耐擦過性を評価した。 (1)転写性 感熱転写方式でベタ印字を行い、その部分の光学濃度を
測定した。 (2)密着性(耐テープ剥離性) バーコード部分に前記粘着テープの粘着面を張り合わせ
た後、一気に引き剥がし、印字層に対するバーコード部
分の密着度合いを観察した。 ◎:極めて良好(バーコード部分の粘着面に対する移行
は全くなかった。) ○:良好(バーコード部分が粘着面に移行したが、バー
コードの判読は可能であった。) ×:不良(バーコード部分が粘着面に移行し、バーコー
ドの判読が不能となった。) (3)耐擦過性 バーコード部分を学振型摩耗試験機にて300g/cm
2 の荷重をかけ、綿布で500往復擦過し、その変化を
バーコード検証機でANSIグレード化した。耐擦過性
は、バーコードシンボルを検証機で10回スキャンし、
バーのスペースの反射率、ボイドとスポット、エレメン
トの寸法精度から米国規格協会(ANSI)の定める評
価方法より品質を総合評価した。このANSIグレード
は、A,B,C,D,Fの5段階からなり、Aが最も品
質が良好で、Fはバーコード読み取りが不可となってい
る(ANSI X3.182)。これらの結果を第1表
に示す。
【0021】<粘着剤層からの剥離力>粘着テープを、
剥離速度300mm/分でロールから剥離し、その際の
強度を測定してテープのロールから引き剥がす展開力
(剥離力)とした。 <テープの展開性>熱転写プリンタで実際に印字した際
のテープ展開の状態について観察した。 <粘着剤層の粘着力>粘着力はJIS Z0237に準
拠し、冷間圧延ステンレス鋼板に対する粘着力を測定し
た。これらの結果を第1表に示す。
【0022】実施例2 実施例1において、低密度ポリエチレン樹脂単体の代わ
りに、該低密度ポリエチレンとエチレン−α−オレフィ
ン共重合体〔三井化学(株)製,P−0280〕との重
量比50:50の混合樹脂を用い、印字層を形成した以
外は、実施例1と同様にして実施した。結果を第1表に
示す。 実施例3 実施例1において、低密度ポリエチレン樹脂単体の代わ
りに、該低密度ポリエチレンとエチレン−α−オレフィ
ン共重合体〔三井化学(株)製,P−0280〕との重
量比30:70の混合樹脂を用い、印字層を形成した以
外は、実施例1と同様にして実施した。結果を第1表に
示す。 実施例4 実施例2において、アクリル系粘着剤の代わりに、アク
リル系粘着剤〔東洋インキ製造(株)製,BPS442
9−4〕とポリウレタン系粘着剤〔大日本インキ化学
(株)製,クリスボン5150Sに、その固形分100
重量部当り、架橋剤として同社製,クリスボンMX4重
量部及び促進剤として同社製,クリスボンAccelH
M3重量部を配合したもの〕との重量比80:20の混
合物を用い、粘着剤層を形成した以外は、実施例2と同
様にして実施した。その結果を第1表に示す。
【0023】実施例5 実施例2において、アクリル系粘着剤の代わりに、アク
リル系粘着剤〔東洋インキ製造(株)製,BPS442
9−4〕とポリエステル系粘着剤〔日本合成化学(株)
製,XUS0020〕との重量比80:20の混合物を
用い、粘着剤層を形成した以外は、実施例2と同様にし
て実施した。結果を第1表に示す。 比較例1 実施例1において、低密度ポリエチレン樹脂からなる印
字層の代わりに、シリコーン系剥離剤〔東レ・ダウコー
ニング・シリコーン(株)製,SPX357に、その固
形分100重量部当り、触媒として同社製,SRX21
2を0.6重量部配合したもの〕を、グラビアコーターを
用いて塗工したのち、130℃で1分間加熱処理してシ
リコーンを硬化させ、1.2g/m2 の印字層を形成した
以外は、実施例1と同様にして実施した。結果を第1表
に示す。 比較例2 実施例1において、低密度ポリエチレン樹脂からなる印
字層の代わりに、非シリコーン系の長鎖アルキル系剥離
剤〔ヤスハラケミカル(株)製,FIG−70〕をグラ
ビアコーターで塗工したのち、乾燥処理して、6g/m
2 の印字層を形成した以外は、実施例1と同様にして実
施した。結果を第1表に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】第1表から、実施例1〜5は、熱転写によ
る印字において、転写性及び密着性が共に良好である
上、テープ展開性に優れていることが分かる。これに対
し、比較例1は、シリコーン系剥離剤で剥離処理が施さ
れているため、粘着剤層からの剥離性は良好であるが、
熱転写印字性に劣る。また、比較例2は、熱転写印字に
おける転写性は良好で、密着性もある程度良好である
が、粘着剤層からの剥離性が悪く、テープ展開性が不良
であり、実用的でない。 実施例6〜13 実施例1において、インクリボンとして、インク層にそ
れぞれ第2表に示すポリエチレン系ワックスを用いてな
るポリエチレン系ワックスリボンを用いた以外は、実施
例1と同様にして実施した。転写性,密着性(耐テープ
剥離性)及び耐擦過性の評価結果を第2表に示す。この
表から転写性,密着性は良好で、耐擦過性もある程度良
好であることがわかる。
【0027】比較例3 実施例1において、インクリボンとして、インク層にポ
リエチレン系ワックスの替わりにエステル系ワックスを
用いてなるエステル系ワックスリボンを用いた以外は、
実施例1と同様にして実施した。転写性,密着性(耐テ
ープ剥離性)及び耐擦過性の評価結果を第2表に示す。
この表から転写性が乏しく、密着性も不良で、耐擦過性
も試験後はバーコードの読み取りが不可となり、実用的
でないことがわかる。
【0028】比較例4 実施例1において、インクリボンとして、インク層にポ
リエチレン系ワックスの替わりにアクリル系樹脂を用い
てなるアクリル系リボンを用いた以外は、実施例1と同
様にして実施した。転写性,密着性(耐テープ剥離性)
及び耐擦過性の評価結果を第2表に示す。この表から転
写性が乏しく、密着性も不良で、耐擦過性も試験後はバ
ーコードの読み取りが不可となり、実用的でないことが
わかる。
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】
【表6】
【0033】
【発明の効果】本発明の印字方法によれば、インク層に
ポリエチレン系樹脂を用いた熱溶融型インクリボンを用
いることにより、上記粘着テープの印字層に転写性及び
密着性よく印字することができる。また、粘着テープに
剥離紙を貼付していないにもかかわらず、ロールからの
展開性(粘着剤層との剥離性)が良好であると共に、印
字面における印字が極めて良好な印字テープが得られ、
これは粘着ラベルなどとして好適に用いられる。しか
も、熱転写プリンタにおいても、剥離紙を剥がす機構が
不要となるため、装置を小型化することができ、可変情
報の現場発行が容易となる。また、本発明の印字方法に
よって印字した粘着テープを粘着ラベルとして用いる場
合に、剥離紙を剥がす作業が必要でないので、作業性の
向上を図ることができ、しかも剥離紙を用いないので、
環境保護及び省資源の観点からも有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/02 B41M 5/26 L (72)発明者 歌川 哲之 埼玉県川口市芝5207 (72)発明者 松本 正生 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目8番43号 フジコピアン株式会社技術センター内 (72)発明者 島崎 良一 大阪府大阪市西淀川区歌島4丁目8番43号 フジコピアン株式会社技術センター内 Fターム(参考) 2C068 AA03 AA06 BC30 BC33 EE27 2H111 AA01 AA16 AA26 AA31 BA03 BA54 BA71 BB05 CA03 CA05 CA30 CA41 4F100 AK03A AR00B AT00C BA03 BA07 BA10A BA10B DG10C GB90 JL13B 4J004 AA05 AA10 AA11 AA14 AA15 AB01 CA02 CA03 CA04 CA06 CB02 CC02 CC03 CD01 CD05 DB01 FA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面にポリオレフィン系樹脂を含有する
    印字層を有し、かつその反対面に粘着剤層を有する感熱
    転写式印字用粘着テープの印字層に、基材フィルムの一
    方の面にポリエチレン系ワックスを含む熱転写インク層
    を設けてなる熱溶融型インクリボンを用いて印字するこ
    とを特徴とする感熱転写式印字方法。
  2. 【請求項2】 印字層におけるポリオレフィン系樹脂
    が、ポリエチレン系樹脂単独、又はポリエチレン系樹脂
    30重量%以上を含むポリエチレン系樹脂とポリオレフ
    ィン系エラストマーとの混合物である請求項1記載の感
    熱転写式印字方法。
  3. 【請求項3】 熱転写インク層におけるポリエチレン系
    ワックスの密度が、0.94g/cc(25℃)以上であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の感熱転写式
    印字方法。
  4. 【請求項4】 熱転写インク層におけるポリエチレン系
    ワックスの分子量が、2000〜4000の範囲である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の感転
    写式印字方法。
  5. 【請求項5】 熱転写インク層におけるポリエチレン系
    ワックスの硬度が、5dmm(25℃)以下であること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の感熱転写
    式印字方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の方法に
    より製造した粘着ラベル。
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CN103273747A (zh) * 2013-05-31 2013-09-04 杭州瑞玖数码科技有限公司 用于广告横幅的热转印色带制作方法
JP2014201649A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 ブラザー工業株式会社 基材テープロール及びテープカセット
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