JP2000130962A - スプレーコンデンサ - Google Patents

スプレーコンデンサ

Info

Publication number
JP2000130962A
JP2000130962A JP10305558A JP30555898A JP2000130962A JP 2000130962 A JP2000130962 A JP 2000130962A JP 10305558 A JP10305558 A JP 10305558A JP 30555898 A JP30555898 A JP 30555898A JP 2000130962 A JP2000130962 A JP 2000130962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine exhaust
cooling water
condensable gas
cooling
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10305558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3851732B2 (ja
Inventor
Manabu Tateishi
学 立石
Toshiaki Ozeki
敏明 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP30555898A priority Critical patent/JP3851732B2/ja
Publication of JP2000130962A publication Critical patent/JP2000130962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3851732B2 publication Critical patent/JP3851732B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】タービン排気を冷却水と直接接触させて凝縮す
る際、生成される不凝縮ガスを効果的に処理するスプレ
ーコンデンサを提供する。 【解決手段】本発明に係るスプレーコンデンサは、ター
ビン排気凝縮部17を形成する外胴体部15と、この外
胴体部15内に同心的に配置され、不凝縮ガス冷却部1
8を形成する内胴体部16と、上記タービン排気凝縮部
17に設けられ、タービン排気に冷却水を噴出して直接
接触させるタービン排気用凝縮手段21,22,23
と、上記内胴体部16に設けられ、上記タービン排気凝
縮部17で生成された不凝縮ガスを上記不凝縮ガス冷却
部18に案内する不凝縮ガス入口部33と、上記不凝縮
ガス冷却部18に設けられ、不凝縮ガスに冷却水を噴出
して直接接触させる不凝縮ガス用ガス冷却手段31,3
2と、上記不凝縮ガス冷却部18に設けられ、冷却後の
不凝縮ガスの気液を分離させ、かつ整流させるセパレー
タ34とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプレーコンデン
サに係り、特にタービン排気と冷却水とを直接接触させ
る際に生成される不凝縮ガスを効果的に処理して、凝縮
能力を高めたスプレーコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地熱発電プラントは、地下の井
戸等に溜っている熱水等をフラッシャ等で自然蒸発さ
せ、自然蒸発した蒸気を蒸気タービンに案内して膨張仕
事をさせ、膨張仕事を終えたタービン排気を復水器に凝
縮させた後、その凝縮水(復水)を地下に戻すようにし
ている。
【0003】この地熱発電プラントに適用する復水器に
は、凝縮能力を高める関係上、タービン排気と冷却水と
を直接接触させるタイプの熱交換器が多く採用されてい
る。
【0004】直接接触式復水器には、大別してトレイ式
のものと、スプレー式のものとがある。前者と後者は、
冷却水を微粒化させる手段が異なるだけであって、ター
ビン排気の凝縮能力を高める点では同じである。すなわ
ち、前者の冷却水微粒化手段は、胴体内に棚状に形成し
た板(トレイ)を設け、棚状の板に設けた穴から冷却水
を自然落下させてタービン排気の凝縮能力を高めるのに
対し、後者の冷却水微粒化手段は、胴体内にノズルを収
容し、ノズルの位置に工夫を加え、ノズルから出る冷却
水の圧力差を巧みに利用してタービン排気の凝縮能力を
高めるものである。
【0005】後者のスプレーコンデンサは、例えば特開
昭59−167690号公報に開示されており、その概
要は、図10に示す構成になっている。
【0006】スプレーコンデンサは、ボックス状の胴体
1の中央に、蒸気タービン(図示せず)からのタービン
排気TEXを凝縮させるタービン排気凝縮部2と、その
両側に、タービン排気TEXを凝縮させる際に生成され
る不凝縮ガスを冷却させる不凝縮ガス冷却部3とを備
え、これらタービン排気凝縮部2と不凝縮ガス冷却部3
とを区画する仕切り4a,4bを備えて構成されてい
る。
【0007】また、スプレーコンデンサは、胴体1の底
部のホットウェル(復水溜)5側に、冷却水供給部6を
横断的に収容し、ここからタービン排気凝縮部2に収容
するスプレーノズル7に冷却水を案内する冷却水スプレ
ー部8と、不凝縮ガス冷却部3に横断的に収容し、スプ
レーノズル9を備えた冷却水溜10に冷却水を案内する
冷却水供給部11とを備えている。
【0008】このような構成を備えるスプレーコンデン
サにおいて、蒸気タービンからタービン排気凝縮部2に
案内されたタービン排気TEXは、スプレーノズル7か
ら微粒化された冷却水と直接接触し、凝縮水(復水)と
してホットウェル5に集められた後、出口12を介して
地下に戻される。
【0009】また、タービン排気の冷却水との直接接触
の際に生成された不凝縮ガスは、不凝縮ガス冷却部3に
案内され、ここで冷却水溜10のスプレーノズル9から
噴霧した冷却水と直接接触し、その顕熱を失ってガス出
口13から大気に放出される。
【0010】このように、従来のスプレーコンデンサ
は、タービン排気TEXを冷却水と直接接触させて凝縮
能力を高めるとともに、タービン排気TEXを凝縮させ
る際に生成される不凝縮ガスを冷却水と直接接触させ、
不凝縮ガスの持つ顕熱を回収させていたので、タービン
排気TEXの持つ熱エネルギを充分に回収することがで
きる構成になっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図10で示した従来の
スプレーコンデンサには、幾つかの問題点があり、その
一つにタービン排気の偏流に伴う不凝縮ガスの滞留化が
ある。
【0012】従来、地熱発電プラントに適用する蒸気タ
ービンは、駆動蒸気が軸方向に沿って流れ、一端に蒸気
入口を、他端にタービン排気口を設けた、いわゆる軸流
タイプか、あるいはケーシングの中央部分に蒸気入口
を、ケーシングの両側にタービン排気口を設けた、いわ
ゆる対向流タイプの構造になっている。このため、ター
ビン排気は、蒸気タービンからスプレーコンデンサに流
れる際、その側面側により多く流れるだけで、その中央
部分に殆ど流れていない状態になっている。
【0013】タービン排気がスプレーコンデンサの中央
部分に流れない場合、その中央部分に集まる不凝縮ガス
は、滞留化し、濃度が高くなり、熱交換率を低下させる
問題点があった。
【0014】また、不凝縮ガスがスプレーコンデンサの
中央部分に滞留化すると、スプレーコンデンサは、その
器内圧力が上昇し、設計値通りの真空度を維持すること
ができなくなり、タービン出力を低下させる問題点があ
った。
【0015】本発明は、このような事情に照してなされ
たもので、蒸気タービンからのタービン排気の偏流化に
際し、胴体の中央部分に集まる不凝縮ガスを効果的に処
理するスプレーコンデンサを提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスプレーコ
ンデンサは、上記目的を達成するために、請求項1に記
載したように、タービン排気凝縮部を形成する外胴体部
と、この外胴体部の内部に同心的に配置され、不凝縮ガ
ス冷却部を形成する内胴体部と、上記タービン排気凝縮
部に設けられ、タービン排気に冷却水を噴出して直接接
触させるタービン排気用凝縮手段と、上記内胴体部に設
けられ、上記タービン排気凝縮部で生成された不凝縮ガ
スを上記不凝縮ガス冷却部に案内する不凝縮ガス入口部
と、上記不凝縮ガス冷却部に設けられ、不凝縮ガスに冷
却水を噴出して直接接触させる不凝縮ガス用ガス冷却手
段と、上記不凝縮ガス冷却部に設けられ、冷却後の不凝
縮ガスの気液を分離させ、かつ整流させるセパレータと
を備えたものである。
【0017】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項2に記載したよ
うに、内胴体部の底部側に、タービン排気凝縮部に設け
たタービン排気用凝縮手段および不凝縮ガス冷却部に設
けた不凝縮ガス用ガス冷却手段のそれぞれに冷却水を供
給する冷却水水室を備えたものである。
【0018】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項3に記載したよ
うに、タービン排気用凝縮手段を、内胴体部の底部側に
設けた冷却水水室に接続する冷却水分配管と、冷却水分
配管に接続し、外胴体部の軸方向に沿って延び、スプレ
ーノズルを備えたタービン排気凝縮用冷却水供給管とで
構成したものである。
【0019】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項4に記載したよ
うに、冷却水分配管を、外胴体部の半径方向に向って放
射状に延びる主流管と、主流管の途中から折り曲げた分
流管とで構成したものである。
【0020】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項5に記載したよ
うに、不凝縮ガス入口部に、不凝縮ガスのショートパス
を防止するバッフルを設けたものである。
【0021】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項6に記載したよ
うに、バッフルを、平板で形成したものである。
【0022】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項7に記載したよ
うに、平板の周縁を、冠状に形成する突出し片を備えた
ものである。
【0023】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項8に記載したよ
うに、平板の周縁を、スプライン状に形成する切欠を備
えたものである。
【0024】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項9に記載したよ
うに、不凝縮ガス用ガス冷却手段を、内胴体部の底部に
設けた冷却水水室に連通し、上記内胴体部の軸方向に沿
って延び、スプレーノズルを備えたガス冷却用冷却水供
給管で構成したものである。
【0025】また、本発明に係るスプレーコンデンサ
は、上記目的を達成するために、請求項10に記載した
ように、セパレータを、穴を穿設した平板および網のう
ち、いずれか一方を選択したものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスプレーコン
デンサの実施形態を図面および図面に付した符号を引用
して説明する。
【0027】図1は、本発明に係るスプレーコンデンサ
の実施形態を示す概略縦断面図である。
【0028】本実施形態に係るスプレーコンデンサは、
円筒状の外胴体部に同心状に配置した内胴体部16を二
重筒に形成し、外胴体部15にタービン排気凝縮部17
を、また内胴体部16に不凝縮ガス冷却部18をそれぞ
れ形成している。
【0029】タービン排気凝縮部17を形成する外胴体
部15は、その頂部に蒸気タービン(図示せず)を設置
し、その底部に復水出口19を備えたボックス状のホッ
トウェル(復水溜)20を設ける一方、ホットウェル2
0側に設けた冷却水分配管21に接続され、かつ胴軸に
沿って延び、スプレーノズル22を備えた冷却水供給管
23を複数本にして収容する構成になっている。
【0030】冷却水分配管21は、図2に示すように、
外胴体部15の中心Oから半径方向に向って放射状に延
びる主流管24と途中から折り曲げられた分流管25と
を組み合せて構成されており、主流管24および分流管
25のそれぞれの端部側に、胴軸に沿って延び、スプレ
ーノズル22を備えたタービン排気凝縮用冷却水供給管
23を設けている。また、冷却水分配管21およびター
ビン排気凝縮用冷却水供給管23は、ともに図3に示す
ように、外胴体部15に固設した補強部材26を介して
支持されている。
【0031】一方、不凝縮ガス冷却部18を形成する内
胴体部16は、その頂部に不凝縮ガス出口部27を、そ
の底部に冷却水入口28に連通する冷却水水室29を備
えている。また、不凝縮ガス冷却部18を形成する内胴
体部16は、冷却水水室29を画成する底板30から不
凝縮ガス冷却部18の頂部側に向って延び、スプレーノ
ズル31を備えたガス冷却用冷却水供給管32と、ター
ビン排気凝縮部17に連通し、不凝縮ガスを不凝縮ガス
冷却部18に案内する不凝縮ガス入口部33と、不凝縮
ガス入口部33に設けたバッフル37と、不凝縮ガス冷
却部18の頂部側に設置したセパレータ34とを備えて
いる。
【0032】セパレータ34は、図4および図5に示す
ように、平板36で構成し、この平板36に格子状に配
置され、比較的小口径の穴35を穿設している。なお、
セパレータ34は、穴35を備えた平板36に限らず、
メッシュの細かい網にしてもよい。
【0033】また、バッフル37は、図6に示すよう
に、ドレンとなったタービン排気TEXを一旦集め、不
凝縮ガス入口部33への流入を防止し、かつ不凝縮ガス
のショートパスを防止するもので、その形状として図7
に示すように、平板38になっている。なお、バッフル
37は、図8に示すように平板37の周縁を冠状に形成
する突出し片39を設けてもよく、また、図9に示すよ
うに、平板37の周縁にスプライン状に形成する切欠4
0を備えてもよい。
【0034】次に作用を説明する。
【0035】外胴体部15のタービン排気凝縮部17に
供給されたタービン排気TEXは、図1に示すように、
冷却水入口28から冷却水水室29、主流管24と分流
管25とを組み合せた冷却水分配管21、タービン排気
凝縮用冷却水供給管23、スプレーノズル22を介して
噴出される冷却水を直接接触して凝縮される。その際、
冷却水分配管21およびタービン排気凝縮用冷却水供給
管23は、冷却水の噴出力の反作用として衝撃力を受け
るが、図3に示すように、補強部材26により支持され
ているので安定状態に維持される。
【0036】タービン排気凝縮部17で、冷却水と直接
接触して凝縮したタービン排気TEXは、凝縮水(復
水)となってホットウェル20に集められ、ここから復
水出口19を介して地中に戻される。
【0037】また、タービン排気と冷却水とが直接接触
し、タービン排気の凝縮の際、生成された不凝縮ガス
は、外胴体部15と同心状に配置した内胴体部16の不
凝縮ガス入口部33を介して不凝縮ガス冷却部18に案
内される。このとき、不凝縮ガスは、図6に示すよう
に、ドレンとなったタービン排気TEXが不凝縮ガス入
口部33に流れ、ショートパスを発生させようとする
が、バッフル37により防止されるので、不凝縮ガス冷
却部18に確実に案内される。
【0038】不凝縮ガス冷却部18に案内された不凝縮
ガスは、図1に示すように、冷却水水室29からガス冷
却用冷却水供給管32およびスプレーノズル31を介し
て噴出する冷却水と直接接触して冷却され、さらに、図
4に示すように、セパレータ34の平板36に設けた穴
35を通る際、平板36に衝突させて未だ含んでいるド
レンを自然落下させ、気体の部分のみを通過させるとと
もに、整流効果を持たせて流れを均一化させ、ガス出口
(図示せず)から大気または他の機器に流出させる。
【0039】このように、本実施形態は、タービン排気
凝縮部17を形成する円筒状の外胴体部15の中央部分
に、不凝縮ガス冷却部18を形成する内胴体部16を同
心的に配置し、内胴体部16の中央部分に集まる不凝縮
ガスを良好に処理したので、不凝縮ガスの滞留化を防止
することができ、タービン排気と冷却水との直接接触に
よる熱交換率を高く維持することができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るスプ
レーコンデンサは、タービン排気凝縮部を形成する外胴
体部に、不凝縮ガス冷却部を形成する内胴体部を同心的
に配置して二重筒に形成し、タービン排気凝縮部で、冷
却水をタービン排気に直接接触させてタービン排気を凝
縮し、復水にする一方、タービン排気を凝縮する際に生
成される不凝縮ガスを不凝縮ガス冷却部に案内し、ここ
でも不凝縮ガスを冷却水に直接接触させて不凝縮ガスを
冷却し、さらにセパレータで不凝縮ガスに含まれる水分
を除去するとともに、整流させて他の機器に流出させた
ので、内胴体部内の中央部分に集まる不凝縮ガスの滞留
化を防止することができ、不凝縮ガスの流れを良好にさ
せて高い熱交換率を維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスプレーコンデンサの実施形態を
示す概略縦断面図。
【図2】図1のA−A矢視方向切断断面図。
【図3】図1のB−B矢視方向切断断面図。
【図4】本発明に係るスプレーコンデンサに使用される
セパレータの実施形態を示す概略断面図。
【図5】図4のC−C矢視方向から見た平面図。
【図6】本発明に係るスプレーコンデンサに使用される
バッフルの実施形態を示す概略断面図。
【図7】図6で示したバッフルの第1実施例を示す図。
【図8】図6で示したバッフルの第2実施例を示す図。
【図9】図6で示したバッフルの第3実施例を示す図。
【図10】従来のスプレーコンデンサを示す概略縦断面
図。
【符号の説明】
1 胴体 2 タービン排気凝縮部 3 不凝縮ガス冷却部 4a,4b 仕切り 5 ホットウェル 6 冷却水供給管 7 スプレーノズル 8 冷却水スプレー部 9 スプレーノズル 10 冷却水溜 11 冷却水供給部 12 出口 13 ガス出口 15 外胴体部 16 内胴体部 17 タービン排気凝縮部 18 不凝縮ガス冷却部 19 復水出口 20 ホットウェル 21 冷却水分配管 22 スプレーノズル 23 タービン排気凝縮用冷却水供給管 24 主流管 25 分流管 26 補強部材 27 不凝縮ガス出口部 28 冷却水入口 29 冷却水水室 30 底板 31 スプレーノズル 32 ガス冷却用冷却水供給管 33 不凝縮ガス入口部 34 セパレータ 35 穴 36 平板 37 バッフル 38 平板 39 突出し片 40 切欠

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービン排気凝縮部を形成する外胴体部
    と、この外胴体部の内部に同心的に配置され、不凝縮ガ
    ス冷却部を形成する内胴体部と、上記タービン排気凝縮
    部に設けられ、タービン排気に冷却水を噴出して直接接
    触させるタービン排気用凝縮手段と、上記内胴体部に設
    けられ、上記タービン排気凝縮部で生成された不凝縮ガ
    スを上記不凝縮ガス冷却部に案内する不凝縮ガス入口部
    と、上記不凝縮ガス冷却部に設けられ、不凝縮ガスに冷
    却水を噴出して直接接触させる不凝縮ガス用ガス冷却手
    段と、上記不凝縮ガス冷却部に設けられ、冷却後の不凝
    縮ガスの気液を分離させ、かつ整流させるセパレータと
    を備えたことを特徴とするスプレーコンデンサ。
  2. 【請求項2】 内胴体部の底部側に、タービン排気凝縮
    部に設けたタービン排気用凝縮手段および不凝縮ガス冷
    却部に設けた不凝縮ガス用ガス冷却手段のそれぞれに冷
    却水を供給する冷却水水室を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のスプレーコンデンサ。
  3. 【請求項3】 タービン排気用凝縮手段を、内胴体部の
    底部側に設けた冷却水水室に接続する冷却水分配管と、
    冷却水分配管に接続し、外胴体部の軸方向に沿って延
    び、スプレーノズルを備えたタービン排気凝縮用冷却水
    供給管とで構成したことを特徴とする請求項1または2
    記載のスプレーコンデンサ。
  4. 【請求項4】 冷却水分配管を、外胴体部の半径方向に
    向って放射状に延びる主流管と、主流管の途中から折り
    曲げた分流管とで構成したことを特徴とする請求項3記
    載のスプレーコンデンサ。
  5. 【請求項5】 不凝縮ガス入口部に、不凝縮ガスのショ
    ートパスを防止するバッフルを設けたことを特徴とする
    請求項1記載のスプレーコンデンサ。
  6. 【請求項6】 バッフルを、平板で形成したことを特徴
    とする請求項5記載のスプレーコンデンサ。
  7. 【請求項7】 平板の周縁を、冠状に形成する突出し片
    を備えたことを特徴とする請求項6記載のスプレーコン
    デンサ。
  8. 【請求項8】 平板の周縁を、スプライン状に形成する
    切欠を備えたことを特徴とする請求項6記載のスプレー
    コンデンサ。
  9. 【請求項9】 不凝縮ガス用ガス冷却手段を、内胴体部
    の底部に設けた冷却水水室に連通し、上記内胴体部の軸
    方向に沿って延び、スプレーノズルを備えたガス冷却用
    冷却水供給管で構成したことを特徴とする請求項1記載
    のスプレーコンデンサ。
  10. 【請求項10】 セパレータを、穴を穿設した平板およ
    び網のうち、いずれか一方を選択したことを特徴とする
    請求項1記載のスプレーコンデンサ。
JP30555898A 1998-10-27 1998-10-27 スプレーコンデンサ Expired - Fee Related JP3851732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30555898A JP3851732B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 スプレーコンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30555898A JP3851732B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 スプレーコンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000130962A true JP2000130962A (ja) 2000-05-12
JP3851732B2 JP3851732B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=17946609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30555898A Expired - Fee Related JP3851732B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 スプレーコンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3851732B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414220C (zh) * 2005-11-22 2008-08-27 淄博创尔沃中央空调有限公司 中央空调机组用自动气液分离冷凝器
WO2009009928A1 (fr) * 2007-07-18 2009-01-22 Tsinghua University Procédé de condensation et de transfert thermique ayant une fonction de division de liquide automatique et appareil apparenté
JP2010270925A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Toshiba Corp 直接接触式復水器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100414220C (zh) * 2005-11-22 2008-08-27 淄博创尔沃中央空调有限公司 中央空调机组用自动气液分离冷凝器
WO2009009928A1 (fr) * 2007-07-18 2009-01-22 Tsinghua University Procédé de condensation et de transfert thermique ayant une fonction de division de liquide automatique et appareil apparenté
JP2010270925A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Toshiba Corp 直接接触式復水器
US8567768B2 (en) 2009-05-19 2013-10-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Direct-contact steam condenser

Also Published As

Publication number Publication date
JP3851732B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104303000B (zh) 热交换器
RU2005136433A (ru) Комбинированный конденсатор с воздушным охлаждением
JP2007309604A (ja) 冷凍装置の蒸発器及び冷凍装置
WO2020045659A1 (ja) 淡水化及び温度差発電システム
US4141410A (en) Evaporator
JP3706571B2 (ja) 多段圧復水器
US3977204A (en) Alcohol circulation system
JPH09222284A (ja) 復水器
JP2000130962A (ja) スプレーコンデンサ
JPS62210391A (ja) 地熱発電システムにおける復水器のガス除去装置
EP2218999B1 (en) Steam condenser
JP3907894B2 (ja) 復水器
JP2008202824A (ja) 吸収式冷凍装置
JP2009221966A (ja) 多段圧縮機、圧縮機、及び冷凍機
KR20230130067A (ko) 증발기
US3391911A (en) Mixing condensers
JPS62162868A (ja) 蒸発器
JP2000227286A (ja) 復水器
WO2020045662A1 (ja) 熱交換器
JP7212919B2 (ja) 凝縮器
JPH02258500A (ja) 蒸発熱交換器
JPH08121979A (ja) 直接接触式復水器
JPH09264675A (ja) 直接接触式復水器
FI123371B (fi) Järjestely ja menetelmä pisaroiden erottamiseksi höyrystyneestä kylmäaineesta
JPS631515B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110908

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees