JP2000126094A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents
電気掃除機の吸込口体Info
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- JP2000126094A JP2000126094A JP10300591A JP30059198A JP2000126094A JP 2000126094 A JP2000126094 A JP 2000126094A JP 10300591 A JP10300591 A JP 10300591A JP 30059198 A JP30059198 A JP 30059198A JP 2000126094 A JP2000126094 A JP 2000126094A
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- suction
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Abstract
際に、部屋や階段の隅にある壁面近傍のごみを確実に吸
引する電気掃除機の吸込口体を得ること。 【解決手段】 上ケース2と下ケース3とで形成され、
下ケース3の底面に横長吸込口4を設け、上ケース2と
下ケース3との間には弾性体のバンパ7を挟着させ、こ
のバンパ7と一体成形したガード8を吸込口4の前側部
分に設け、バンパ7とガード8との接続部分に少なくと
も1個以上の***14を設けた。
Description
口体に係わり、特に壁面付近の塵やごみ等を効率良く吸
引する吸込口体に関するものである。
ける側面断面図、図7は吸込口体における壁際での状態
を示す拡大断面図である。図において、1は上ケース2
と下ケース3とからなる吸込口本体、4は吸込口本体1
の清掃面と対向する底面に形成された横長吸込口、5は
吸込口本体1内の前部に形成した吸込室、6は吸込室5
と吸込ホース(図示せず)を接続する連結筒である。7
は吸込口本体1の外周に形成され、上ケース2と下ケー
ス3との間に挟着された弾性体のバンパ、9は吸込室5
内に回転自在に設けられた清掃回転体で、吸込口本体1
内に収納された回転駆動源としてのモータ10によりベ
ルト11を介して伝達されて高速回転する。19は吸込
口本体1の前側部分に設けられ床面側に向かって垂下し
ている弾性体のガードである。ガード19はバンパ7と
一体成形されている。一般的に電気掃除機の吸込力を上
げる方法として吸込口と床面との間のシール性を上げる
ことが行われてきたが、その具体的手段として、ガード
19は取り付けられている。
込口体は上記のように構成されており、部屋や階段の壁
際を掃除する場合、吸込口本体1を前進させて壁面16
に当接させていた。しかしながら、図7に示す通り、吸
込口本体1を前進させるとガード19は横長吸込口4側
に絨毯の毛17に接触した状態で傾倒してしまい、吸込
口本体1の前方の空気流路が遮断されるとともに、ガー
ド19が妨げとなって壁際のごみ15が横長吸込口4へ
と移動できなくなり、壁面16とガード19との間にご
み15が残ってしまうという課題があった。
ば特開平8−317886号公報に開示された電気掃除
機がある。図8は他の従来例を示す電気掃除機の吸込口
体における壁際での状態を示す拡大断面図である。図に
おいて、20は吸込口本体1の前面部に形成された当接
部で、壁等に当接して変形する弾性体により構成されて
いる。21は当接部20と一体形成され前面底側に位置
するフラップ部である。吸込口本体1が壁面16に接す
る際、当接部20の中央部が最初に押圧されて変形し、
それに伴いフラップ部21が吸込口本体1の前方に向か
って変形し、吸込口本体1の前方が開放されて壁際まで
吸引幅を広くするものである。
0が壁面16に接触することにより開くので、壁面16
から横長吸込口4への空気の流れは遮断されてしまい、
壁際のごみ15が確実に除去できないという問題点があ
った。
り、部屋や階段の壁際を掃除する時、壁面付近の塵やご
み等を効率よく確実に吸引できる電気掃除機の吸込口体
を得ることを目的としている。
の吸込口体は、底面に吸込口を有し前部に吸込室が形成
された吸込口本体と、前記吸込口本体の外周部に設けら
れた弾性体のバンパと、前記バンパから床面側に垂下し
た弾性体のガードとを備えたものにおいて、前記ガード
は、前記バンパとの接続部分に少なくとも1個以上の切
り込みまたは開口を形成し前記吸込室内における負圧に
よって前記接続部分から前記吸込口側に折れ曲がるもの
である。
形成された吸込口本体と、前記吸込口本体の外周部に設
けられた弾性体のバンパと、前記バンパから床面側に垂
下した弾性体のガードとを備えた電気掃除機の吸込口体
において、前記ガードは、前記バンパとの接続部分を除
いた箇所に付加部材を設け前記吸込室内における負圧に
よって前記接続部分から前記吸込口側に折れ曲がるもの
である。
つれて前記吸込口本体前面と吸込口との間に流れる空気
流速が上昇し、この空気流によりガードが接続部分から
吸込口側にさらに折れ曲がるものである。
施の形態1について図1から図3を用いて説明する。図
1は電気掃除機の吸込口体の側面断面図、図2は吸込口
体の正面図、図3は吸込口体の壁際での状態を示す拡大
断面図である。図において、1は上ケース2と下ケース
3とからなる吸込口本体、4は吸込口本体1の底面に形
成された横長吸込口、5は吸込口本体1内の前部に形成
した吸込室、6は吸込室5と吸込ホース(図示せず)を
接続する連結筒である。7は吸込口本体1の外周に形成
され、上ケース2と下ケース3との間に挟着された弾性
体のバンパ、8はバンパ7と一体成形された弾性体のガ
ードで、吸込口本体1の前側部分に設けられバンパ7か
ら床面側に垂下している。9は吸込室5内に回転自在に
設けられた清掃回転体で、吸込口本体1内に収納された
回転駆動源としてのモータ10によりベルト11を介し
て伝達されて高速回転する。12はガード8に形成した
***で、バンパ7との接続部分、すなわちガード8の根
元部分に少なくとも1個以上形成されている。また、1
3は空気流路、14は空気流通過口、15は吸引される
ごみ、16は壁、17は絨毯の毛を示している。
垂下したガード8は、掃除機の吸引動作が行われていな
い場合、床面側に垂下しているが、絨毯やフローリング
等の掃除を開始すると、吸込室5内に生じる負圧によっ
てガード8は***12が形成されている弾性力が弱い根
元部分から横長吸込口4側に傾倒する。これにより、バ
ンパ7と壁面16との間にの空気流路13は確保され
る。
に伴い、バンパ7と壁面16との間に流れる空気速度が
上昇し、この空気流によってガード8はさらに押圧され
るためガード8は横長吸込口4側に一層深く根元部分か
ら傾倒する。したがって、吸込口本体1が壁面16に近
づくほどガード8は横長吸込口4側に傾倒して吸込口前
側部分の空気流通過口14は拡大する。
13が確保されると壁面16とバンパ7との間に流入し
た空気は、横長吸込口4へ流れることが可能となるの
で、壁際のごみ15をスムーズに吹き飛ばして横長吸込
口4へと移動させることが可能となる。
場合の動作を説明する。吸込口本体1が壁面16から離
れた瞬間は、バンパ7と壁面16との間に流入する空気
流路13が発生し、その空気はガード8を横長吸込口4
側へ押圧しながら、横長吸込口4へと流れるようにな
る。したがって、吸込室5内の負圧によって根元部分か
ら折れ曲がっていたガード8は、一層大きく折れ曲が
る。しかし、吸込口本体1を壁面16から徐々に離して
いくと、上記の空気流は弱まり、ガード8の弾性による
復元力とガード8本体の質量による慣性力により吸込室
5内の負圧のみで折れ曲がっていた状態に近づく。さら
に、運転を停止すれば、吸込室5内に作用する負圧が無
くなるので、ガード8根元部の弾性による復元力とガー
ド8部本体の質量による慣性力とでガード8は床面側に
垂下した初期状態に戻る。
部分に***12を形成し弾性力を小さくしたので、吸込
室5内に生じる負圧によってガード8が根元部分から吸
込口側に傾倒し、吸込口本体1の前側の風路が確保さ
れ、壁際付近のごみ15を効率よく確実に吸引できる。
また、吸込口本体1が壁に接触する直前と離れた直後に
おいては空気がガード8を押圧する力が強まり、ガード
8を横長吸込口4側へと一層傾けることになる、したが
って、空気流路13が十分に確保され、壁際の大きなご
み15を吹き飛ばして、横長吸込口4側へ移動させるこ
とが可能となり、効率よく壁際のごみを吸い取ることが
できる。
ド8を一体成形で形成したが、これに限るものではな
く、バンパ7とガード8を別々に成形してもよい。
分に複数の切り込みを形成しても、上述した効果と同等
の効果を奏する。
2について図4、図5を用いて説明する。図4は電気掃
除機の吸込口体の側面断面図、図5は吸込口体の壁際で
の状態を示す拡大断面図である。図において、実施の形
態1と同一部分には同じ符号を付し説明は省略する。1
8は付加部材で、ガード8の根元部分を除いた個所に接
着によって取り付けられている。実施の形態2では、付
加部材18の材質はバンパ7やガード8と同じ弾性部材
としたが、付加部材18の材質はこれに限るものではな
い。
1同様、掃除機の吸引動作が停止している場合、ガード
8は床面側の垂下しているが、掃除を開始すると、ガー
ド8が吸込室5内の負圧によって、付加部材18が無く
弾性力が弱い根元部分を中心に横長吸込口4側に傾倒す
る。また、壁際を掃除する場合は、吸込室5内の負圧に
よってガード8が横長吸込口4側へと傾倒することによ
り、壁面16と吸込口本体1とが接触する直前ではバン
パ7と壁面16との間に空気流路13が確保される。
に伴い、バンパ7と壁面16との間に流れる空気速度が
上昇し、この空気流によってガード8はさらに押圧され
るため、ガード8は横長吸込口4側に一層深く根元部分
から傾倒する。したがって、吸込口本体1が壁面16に
近いほど、ガード8は横長吸込口4側に傾倒して吸込口
前面正面部の空気流通過口14は拡大する。
いくと、上記の空気流は弱まり、ガード8の弾性による
復元力とガード8本体と付加部材18の質量と慣性力と
で、吸込室5内の負圧のみで折れ曲がっていた状態に近
づく。さらに、運転を停止すれば、吸込室5内に作用す
る負圧が無くなるので、ガード8の弾性による復元力と
ガード8部本体と付加部材18の質量による慣性力とで
ガード8は床面側に垂下した初期状態に戻る。
様に、吸込口本体1が壁に接触する直前と離れた直後に
おいては空気がガード8を押圧する力が強まり、ガード
8を横長吸込口4側へと一層傾けることになる。したが
って、空気流路13が十分に確保され、壁際の大きなご
み15を吹き飛ばして、横長吸込口4側へ移動させるこ
とが可能となり、効率よく壁際のごみを吸い取ることが
できる。また、付加部材18の重量により、折れ曲がっ
ていたガード8は床面側に垂下しやすくなる効果があ
る。
た構成にしたが、ガード8と付加部材を一体に成形し、
ガードの根元部を薄く、先端部を厚くする幅の構成にし
ても同様の効果が得られる。
は、ガードのバンパとの接続部分に少なくとも1つ以上
の開口または切り込みを形成したので、吸込室内の負圧
によって吸込口側に接続部分から折れ曲がることによ
り、壁際付近を掃除する場合、壁面とバンパとの間に流
入する空気の風路が確保され、壁際のごみは吹き飛ばさ
れて横長吸込口へとスムーズに移動可能となり、効率よ
く壁際のごみを吸い取ることができる。
た箇所に付加部材を設けたので、吸込室内の負圧によっ
て吸込口側に接続部分から折れ曲がることにより、壁面
とバンパとの間に流入する空気の風路が確保され、壁際
のごみは吹き飛ばされて吸込口へとスムーズに移動可能
となり、効率よく壁際のごみを吸い取ることができる。
め、折れ曲がった状態から容易にもとの状態に戻ること
ができる。
て、壁面とバンパとの間に流入する空気流速は上昇し、
空気の押圧によりガードは一層吸込口側に傾倒するの
で、吸込口前側の風路が大きくなり壁際の大きなごみも
吸込みやすくなるという効果がある。
ガードはそれ自体の重量と付加部材の重量で容易に元の
状態に戻ることができる。
吸込口体の側面断面図である。
吸込口体の正面図である。
際での状態を示す拡大断面図である。
吸込口体の側面断面図である。
際での状態を示す拡大断面図である。
面図である。
の状態を示す拡大断面図である。
ける壁際での状態を示す拡大断面図である。
長吸込口、5 吸込室、6 連結筒、7 バンパ、8
ガード、9 清掃回転体、10 モータ、11 ベル
ト、12 ***、13 空気流路、14 空気流通過
口、18 付加部材、19 ガード、20 当接部、2
1 フラップ部。
Claims (3)
- 【請求項1】 底面に吸込口を有し前部に吸込室が形成
された吸込口本体と、前記吸込口本体の外周部に設けら
れた弾性体のバンパと、前記バンパから床面側に垂下し
た弾性体のガードとを備えた電気掃除機の吸込口体にお
いて、前記ガードは、前記バンパとの接続部分に少なく
とも1個以上の切り込みまたは開口を形成し前記吸込室
内における負圧によって前記接続部分から前記吸込口側
に折れ曲がることを特徴とする電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項2】 底面に吸込口を有し前部に吸込室が形成
された吸込口本体と、前記吸込口本体の外周部に設けら
れた弾性体のバンパと、前記バンパから床面側に垂下し
た弾性体のガードとを備えた電気掃除機の吸込口体にお
いて、前記ガードは、前記バンパとの接続部分を除いた
箇所に付加部材を設け前記吸込室内における負圧によっ
て前記接続部分から前記吸込口側に折れ曲がることを特
徴とする電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項3】 吸込口本体と壁面とが接近するにつれて
前記吸込口本体の前面と吸込口との間に流れる空気流速
が上昇し、この空気流によりガードが接続部分から吸込
口側にさらに折れ曲がることを特徴とする請求項1また
は2記載の電気掃除機の吸込口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10300591A JP2000126094A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 電気掃除機の吸込口体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10300591A JP2000126094A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 電気掃除機の吸込口体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000126094A true JP2000126094A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17886695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10300591A Pending JP2000126094A (ja) | 1998-10-22 | 1998-10-22 | 電気掃除機の吸込口体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000126094A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3025626A1 (de) * | 2014-11-27 | 2016-06-01 | Miele & Cie. KG | Bodendüse für ein bodenpflegegerät und verfahren zum herstellen einer bodendüse für ein bodenpflegegerät |
EP3298944A3 (de) * | 2016-09-22 | 2018-04-04 | Miele & Cie. KG | Bodendüse für staubsauger und staubsauger |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5874455U (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-19 | 株式会社日立製作所 | 電気掃除機の床用吸口 |
JPH07136086A (ja) * | 1993-11-17 | 1995-05-30 | Tec Corp | 電気掃除機の吸込口体 |
JPH07163495A (ja) * | 1993-10-22 | 1995-06-27 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
JPH08206043A (ja) * | 1995-02-08 | 1996-08-13 | Tec Corp | 電気掃除機の吸込口体 |
-
1998
- 1998-10-22 JP JP10300591A patent/JP2000126094A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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EP3025626A1 (de) * | 2014-11-27 | 2016-06-01 | Miele & Cie. KG | Bodendüse für ein bodenpflegegerät und verfahren zum herstellen einer bodendüse für ein bodenpflegegerät |
DE102014117418A1 (de) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | Miele & Cie. Kg | Bodendüse für ein Bodenpflegegerät und Verfahren zum Herstellen einer Bodendüse für ein Bodenpflegegerät |
EP3298944A3 (de) * | 2016-09-22 | 2018-04-04 | Miele & Cie. KG | Bodendüse für staubsauger und staubsauger |
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