JPH11137487A - 電気掃除機用吸込具 - Google Patents
電気掃除機用吸込具Info
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- JPH11137487A JPH11137487A JP31165497A JP31165497A JPH11137487A JP H11137487 A JPH11137487 A JP H11137487A JP 31165497 A JP31165497 A JP 31165497A JP 31165497 A JP31165497 A JP 31165497A JP H11137487 A JPH11137487 A JP H11137487A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 掻き上げ機能を向上させて安定した吸塵性能
を得ることができる電気掃除機用吸込具を得ること。 【解決手段】 掃除機本体に通じる連通管４を回動自在
に取り付けた吸込具本体１と、吸込具本体１内に設けら
れ底面に吸込口９を有して連通管４と連通した吸込空間
部８と、吸込具本体１に貫設され吸込口９方向に外気を
導入する通風孔１２と、吸込空間部８内の通風孔１２の
近傍において吸込具本体１の長手方向に配設された回転
ブレード１３とを備え、通風孔１２から吸引した空気流
が回転ブレード１３に衝突して回転ブレード１３に順方
向への回転力を付与するような位置関係に、通風孔１２
と回転ブレード１３を配設する。
を得ることができる電気掃除機用吸込具を得ること。 【解決手段】 掃除機本体に通じる連通管４を回動自在
に取り付けた吸込具本体１と、吸込具本体１内に設けら
れ底面に吸込口９を有して連通管４と連通した吸込空間
部８と、吸込具本体１に貫設され吸込口９方向に外気を
導入する通風孔１２と、吸込空間部８内の通風孔１２の
近傍において吸込具本体１の長手方向に配設された回転
ブレード１３とを備え、通風孔１２から吸引した空気流
が回転ブレード１３に衝突して回転ブレード１３に順方
向への回転力を付与するような位置関係に、通風孔１２
と回転ブレード１３を配設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機の吸込
具に関するものである。
具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図８、図９、図１０は、例えば、特公昭
５４ー１５８０６６号公報に開示された吸い込み空気流
を床面に衝突させてごみを掻き上げる従来の電気掃除機
用吸込具の一例を示す縦断面図、正面図及び底面図であ
る。
５４ー１５８０６６号公報に開示された吸い込み空気流
を床面に衝突させてごみを掻き上げる従来の電気掃除機
用吸込具の一例を示す縦断面図、正面図及び底面図であ
る。
【０００３】図に示すように、吸込具本体１を床面１８
に沿って移動させると、スリット状の孔１２及びそり部
２２の下面のｅ，ｆ方向から吸込具本体１内に空気が流
入し、これらが合流して床面１８に衝突して床面１８に
あるごみを掻き上げる。このごみは、吸込通路１０を通
って吸込口９からｇ方向に吸引され、連通管４を通って
パイプ、ホースを通り、電気掃除機本体内に集塵され
る。
に沿って移動させると、スリット状の孔１２及びそり部
２２の下面のｅ，ｆ方向から吸込具本体１内に空気が流
入し、これらが合流して床面１８に衝突して床面１８に
あるごみを掻き上げる。このごみは、吸込通路１０を通
って吸込口９からｇ方向に吸引され、連通管４を通って
パイプ、ホースを通り、電気掃除機本体内に集塵され
る。
【０００４】上記の構成において、さらに吸塵性能を高
めるには、通風孔１２から吸引する空気流を無駄なく床
面１８に衝突させることが必要で、そのためには、通風
孔１２の出口を床面に近付ける必要がある。
めるには、通風孔１２から吸引する空気流を無駄なく床
面１８に衝突させることが必要で、そのためには、通風
孔１２の出口を床面に近付ける必要がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
電気掃除機用吸込具によれば、床面１８が絨毯である場
合は、通風孔１２の出口をあまり床面１８に近付けすぎ
ると植毛によって通風孔１２が塞がれて十分な吸引性能
を発揮することができず、通風孔１２の出口を床面１８
に近付けすぎることは必ずしも好ましいことではない。
電気掃除機用吸込具によれば、床面１８が絨毯である場
合は、通風孔１２の出口をあまり床面１８に近付けすぎ
ると植毛によって通風孔１２が塞がれて十分な吸引性能
を発揮することができず、通風孔１２の出口を床面１８
に近付けすぎることは必ずしも好ましいことではない。
【０００６】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、通風孔の出口を床面に近付けすぎる
ことなく掻き上げ機能を向上させて安定した吸塵性能を
得ることができる電気掃除機用吸込具を得ることを目的
とする。
になされたもので、通風孔の出口を床面に近付けすぎる
ことなく掻き上げ機能を向上させて安定した吸塵性能を
得ることができる電気掃除機用吸込具を得ることを目的
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気掃除機
用吸込具は、掃除機本体に通じる連通管を回動自在に取
り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けられ底面に
吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部と、吸込具
本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する通風孔と、
吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具本体の長手
方向に配設された回転ブレードとを備え、通風孔から吸
引した空気流が回転ブレードに衝突して回転ブレードに
順方向への回転力を付与するような位置関係に、通風孔
と回転ブレードを配設した。
用吸込具は、掃除機本体に通じる連通管を回動自在に取
り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けられ底面に
吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部と、吸込具
本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する通風孔と、
吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具本体の長手
方向に配設された回転ブレードとを備え、通風孔から吸
引した空気流が回転ブレードに衝突して回転ブレードに
順方向への回転力を付与するような位置関係に、通風孔
と回転ブレードを配設した。
【０００８】また、掃除機本体に通じる連通管を回動自
在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けられ
底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部と、
吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する通風
孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具本体
の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回転ブ
レードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレードの
軸の下方からほぼ絨毯の植毛分の長さだけ通風孔側に位
置する植毛の根元近傍に、通風孔から吸引した空気流が
衝突するような位置関係に、通風孔と回転ブレードを配
設した。
在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けられ
底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部と、
吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する通風
孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具本体
の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回転ブ
レードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレードの
軸の下方からほぼ絨毯の植毛分の長さだけ通風孔側に位
置する植毛の根元近傍に、通風孔から吸引した空気流が
衝突するような位置関係に、通風孔と回転ブレードを配
設した。
【０００９】さらに、掃除機本体に通じる連通管を回動
自在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けら
れ底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部
と、吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する
通風孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具
本体の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回
転ブレードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレー
ドの軸の下方近傍から回転ブレードの回転軌跡の最外周
と通風孔側の植毛上端部が接触する位置近傍までの領域
内の植毛に、通風孔から吸引した空気流が衝突するよう
な位置関係に、通風孔と回転ブレードを配設した。
自在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けら
れ底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部
と、吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する
通風孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具
本体の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回
転ブレードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレー
ドの軸の下方近傍から回転ブレードの回転軌跡の最外周
と通風孔側の植毛上端部が接触する位置近傍までの領域
内の植毛に、通風孔から吸引した空気流が衝突するよう
な位置関係に、通風孔と回転ブレードを配設した。
【００１０】
【発明の実施の形態】実施の形態１ 図１は本発明の実施の形態１の縦断面図、図２は図１の
平面図、図３は図１の正面図、図４は図１の底面図、図
５は電気掃除機の全体を示す斜視図である。１は電気掃
除機の吸込具本体で、上ケース２と下ケース３を結合し
て形成されている。４は吸込具本体１のほぼ中央後部に
回動自在に取り付けられた連通管で、パイプ５及びホー
ス６を介して電気掃除機本体７に接続される。
平面図、図３は図１の正面図、図４は図１の底面図、図
５は電気掃除機の全体を示す斜視図である。１は電気掃
除機の吸込具本体で、上ケース２と下ケース３を結合し
て形成されている。４は吸込具本体１のほぼ中央後部に
回動自在に取り付けられた連通管で、パイプ５及びホー
ス６を介して電気掃除機本体７に接続される。
【００１１】８は吸込具本体１の中央部付近に設けた吸
込空間部で、吸込具本体１の底面前方に開口した吸込口
９から吸込んだ塵埃等をこの吸込空間部８を通して連通
管４方向に移動させる。１０は吸込口９の両側に設けた
長溝状の吸込通路である。１１は吸込具本体１の外周に
設けた緩衝用のバンパで、吸込具本体１が壁や家具等に
ぶつかったときに傷を付けないように軟質材料によって
構成されている。
込空間部で、吸込具本体１の底面前方に開口した吸込口
９から吸込んだ塵埃等をこの吸込空間部８を通して連通
管４方向に移動させる。１０は吸込口９の両側に設けた
長溝状の吸込通路である。１１は吸込具本体１の外周に
設けた緩衝用のバンパで、吸込具本体１が壁や家具等に
ぶつかったときに傷を付けないように軟質材料によって
構成されている。
【００１２】１２は吸込具本体１の前面側において吸込
口９及び吸込通路１０の前方に貫通した通風孔で、例え
ばバンパ１１に設けてある。そして、吸込具本体１の長
手方向に、すなわちバンパ１１の前面に沿って複数個が
合体して設けられ、その開口形状は両側に弧をなす長方
形状をなし、上部は垂直に下部は吸込通路１０方向に傾
斜して形成されている。
口９及び吸込通路１０の前方に貫通した通風孔で、例え
ばバンパ１１に設けてある。そして、吸込具本体１の長
手方向に、すなわちバンパ１１の前面に沿って複数個が
合体して設けられ、その開口形状は両側に弧をなす長方
形状をなし、上部は垂直に下部は吸込通路１０方向に傾
斜して形成されている。
【００１３】１３は吸込空間部８内において通風孔１２
の近傍に配設された回転ブレードで、吸込具本体１の長
手方向に沿って設けた軸１４に板状のブレード１５を螺
旋状に取り付けて構成され、内蔵モータのような駆動部
１６に接続されて、順方向イ（回転ブレード１３の通風
孔１２側が吸込口９方向に向かって回転する方向）に回
転駆動される。
の近傍に配設された回転ブレードで、吸込具本体１の長
手方向に沿って設けた軸１４に板状のブレード１５を螺
旋状に取り付けて構成され、内蔵モータのような駆動部
１６に接続されて、順方向イ（回転ブレード１３の通風
孔１２側が吸込口９方向に向かって回転する方向）に回
転駆動される。
【００１４】回転ブレード１３と通風孔１２の位置関係
は、通風孔１２から吸引した通風空気流ａが回転ブレー
ド１３の下方のブレード１５に前方向から直接衝突して
回転ブレード１３に順方向イへの回転力を付与するよう
な関係に設定してあり、この際、通風空気流ａが回転ブ
レード１３にほぼ１００％衝突するようにして、回転ブ
レード１３の回転力をさらに高め、安定した掻き上げ力
を得るようにしてある。なお、１７は吸込具本体１底面
の長手方向両側に設けたローラである。
は、通風孔１２から吸引した通風空気流ａが回転ブレー
ド１３の下方のブレード１５に前方向から直接衝突して
回転ブレード１３に順方向イへの回転力を付与するよう
な関係に設定してあり、この際、通風空気流ａが回転ブ
レード１３にほぼ１００％衝突するようにして、回転ブ
レード１３の回転力をさらに高め、安定した掻き上げ力
を得るようにしてある。なお、１７は吸込具本体１底面
の長手方向両側に設けたローラである。
【００１５】上記のように構成した実施の形態１の作用
を説明する。吸込具本体１を床面１８に沿って移動させ
ると、掃除機本体７からの吸引に伴って、吸込具本体１
の吸込通路１０、吸込口９から床面１８のごみと共に周
辺空気を吸い込む。このとき、同時に通風孔１２からも
空気が吸引され、この空気流ａは通風孔１２を通って移
動する。
を説明する。吸込具本体１を床面１８に沿って移動させ
ると、掃除機本体７からの吸引に伴って、吸込具本体１
の吸込通路１０、吸込口９から床面１８のごみと共に周
辺空気を吸い込む。このとき、同時に通風孔１２からも
空気が吸引され、この空気流ａは通風孔１２を通って移
動する。
【００１６】一方、回転ブレード１３は駆動部１６によ
って順方向イに回転し、さらに、通風孔１２を通って移
動してきた空気流ａが、回転ブレード１３の下方のブレ
ード１５に前方から直接衝突して、回転ブレード１３の
順方向イへの回転を加速させる。そして、この空気流ａ
はブレード１５に衝突した後に、吸込通路１０、吸込口
９、連通管４、次いでパイプ５へと流れ込んで行く。こ
うして加速して回転する回転ブレード１３によって発生
した回転下降流ｂが、床面１８にあるごみを掻き上げ
る。
って順方向イに回転し、さらに、通風孔１２を通って移
動してきた空気流ａが、回転ブレード１３の下方のブレ
ード１５に前方から直接衝突して、回転ブレード１３の
順方向イへの回転を加速させる。そして、この空気流ａ
はブレード１５に衝突した後に、吸込通路１０、吸込口
９、連通管４、次いでパイプ５へと流れ込んで行く。こ
うして加速して回転する回転ブレード１３によって発生
した回転下降流ｂが、床面１８にあるごみを掻き上げ
る。
【００１７】掻き上げられたごみは、回転ブレード１３
の回転によって生ずる回転上昇流ｃによって、吸込通路
１０を通って吸込口９から吸引され、吸込空間部８から
吸引気流ｄとなって連通管４を通り、さらにパイプ５、
ホース６を通って、電気掃除機本体７内に集塵される。
の回転によって生ずる回転上昇流ｃによって、吸込通路
１０を通って吸込口９から吸引され、吸込空間部８から
吸引気流ｄとなって連通管４を通り、さらにパイプ５、
ホース６を通って、電気掃除機本体７内に集塵される。
【００１８】上記の説明では、通風孔１２をバンパ１１
に設けた場合を示したがバンパ１１以外の部分に設けて
もよく、また、バンパ１１の前面に沿って合体した状態
で設けてあるがそれぞれが独立した状態で設けてもよ
い。さらに、その開口形状は両側に弧をなす長方形状を
なしているが円形、四角形、長穴状等のいかなる形状で
あってもよく、また、上部は垂直に下部は吸込通路１０
方向に傾斜して形成されているが全ての通路が垂直方向
に貫通するものであってもよい。
に設けた場合を示したがバンパ１１以外の部分に設けて
もよく、また、バンパ１１の前面に沿って合体した状態
で設けてあるがそれぞれが独立した状態で設けてもよ
い。さらに、その開口形状は両側に弧をなす長方形状を
なしているが円形、四角形、長穴状等のいかなる形状で
あってもよく、また、上部は垂直に下部は吸込通路１０
方向に傾斜して形成されているが全ての通路が垂直方向
に貫通するものであってもよい。
【００１９】また、上記の説明では、回転ブレード１３
は内蔵モータのような駆動部１６によって回転駆動され
るが、空気流で回転するタービン等を利用して回転駆動
させるようにしてもよい。さらに、上記の説明では、通
風孔１２を吸込具本体１の前面部に設けたが、通風空気
流が回転ブレード１３に衝突して回転ブレード１３を順
方向イに加速して回転させるのであれば、通風孔１２を
吸込具本体１のいかなる場所例えば後方等に設けたもの
であってもよい。
は内蔵モータのような駆動部１６によって回転駆動され
るが、空気流で回転するタービン等を利用して回転駆動
させるようにしてもよい。さらに、上記の説明では、通
風孔１２を吸込具本体１の前面部に設けたが、通風空気
流が回転ブレード１３に衝突して回転ブレード１３を順
方向イに加速して回転させるのであれば、通風孔１２を
吸込具本体１のいかなる場所例えば後方等に設けたもの
であってもよい。
【００２０】本発明によれば、通風孔１２を通過した空
気流ａが回転ブレード１３に衝突して回転ブレード１３
の回転力を増加させるので、ごみの掻き出し能力を高め
ることができる。特に、床材が絨毯である場合は、絨毯
の中に入り込んだごみを掻き出すのに効果的である。
気流ａが回転ブレード１３に衝突して回転ブレード１３
の回転力を増加させるので、ごみの掻き出し能力を高め
ることができる。特に、床材が絨毯である場合は、絨毯
の中に入り込んだごみを掻き出すのに効果的である。
【００２１】実施の形態２ 図６は本発明の実施の形態２の縦断面図である。なお、
図６の平面図、正面図、底面図は図２、図３及び図４で
示した場合と同様なので省略する。図において、１９は
床面１８上に設けた絨毯で、１９ａはその植毛である。
実施の形態１では、通風孔１２から吸引された空気流ａ
が回転ブレード１３の下方のブレード１５に直接に衝突
するように通風孔１２と回転ブレード１３の位置関係を
設定したが、実施の形態２では、回転ブレード１３の回
転軌跡の外側であって、かつ、回転ブレード１３の軸１
４中心の真下の位置Ａからほぼ植毛１９ａの長さ分だけ
前方向（通風孔１２側）に移動した位置Ｂに設けられた
植毛１９ａの根元２０近傍に、通風孔１２から吸引した
空気流ａが衝突するように、通風孔１２と回転ブレード
１３の位置関係を設定したものである。その他の構成は
実施の形態１で示した場合と同様なので、説明を省略す
る。
図６の平面図、正面図、底面図は図２、図３及び図４で
示した場合と同様なので省略する。図において、１９は
床面１８上に設けた絨毯で、１９ａはその植毛である。
実施の形態１では、通風孔１２から吸引された空気流ａ
が回転ブレード１３の下方のブレード１５に直接に衝突
するように通風孔１２と回転ブレード１３の位置関係を
設定したが、実施の形態２では、回転ブレード１３の回
転軌跡の外側であって、かつ、回転ブレード１３の軸１
４中心の真下の位置Ａからほぼ植毛１９ａの長さ分だけ
前方向（通風孔１２側）に移動した位置Ｂに設けられた
植毛１９ａの根元２０近傍に、通風孔１２から吸引した
空気流ａが衝突するように、通風孔１２と回転ブレード
１３の位置関係を設定したものである。その他の構成は
実施の形態１で示した場合と同様なので、説明を省略す
る。
【００２２】上記のように構成した実施の形態２の作用
を説明する。吸込具本体１を床面１８の絨毯１９上に沿
って移動させると、駆動部１６によって駆動された回転
ブレード１３が順方向イに回転して、絨毯１９の植毛１
９ａがブレード１５によって倒される。これと同時に、
通風孔１２から吸引された通風空気流ａが倒された植毛
１９ａの根元２０の近傍に衝突し、回転ブレード１３に
よって発生した回転下降流ｂと共に、床面１８の絨毯１
９上にあるごみを掻き上げる。
を説明する。吸込具本体１を床面１８の絨毯１９上に沿
って移動させると、駆動部１６によって駆動された回転
ブレード１３が順方向イに回転して、絨毯１９の植毛１
９ａがブレード１５によって倒される。これと同時に、
通風孔１２から吸引された通風空気流ａが倒された植毛
１９ａの根元２０の近傍に衝突し、回転ブレード１３に
よって発生した回転下降流ｂと共に、床面１８の絨毯１
９上にあるごみを掻き上げる。
【００２３】こうして掻き上げられたごみは、回転ブレ
ード１３の回転によって生ずる回転上昇流ｃによって、
吸込通路１０を通って吸込口９から吸引され、吸込空間
部８から吸引気流ｄとなって連通管４を通り、さらにパ
イプ５、ホース６を通って、電気掃除機本体７内に集塵
される。本発明によれば、通風孔１２から吸引した空気
流ａ及び回転ブレード１３によって生じた回転下降流ｂ
によって、絨毯１９の植毛１９ａが根元２０の近傍でた
たかれて掻き上げられるため、ごみの吸塵効果を高める
ことができる。
ード１３の回転によって生ずる回転上昇流ｃによって、
吸込通路１０を通って吸込口９から吸引され、吸込空間
部８から吸引気流ｄとなって連通管４を通り、さらにパ
イプ５、ホース６を通って、電気掃除機本体７内に集塵
される。本発明によれば、通風孔１２から吸引した空気
流ａ及び回転ブレード１３によって生じた回転下降流ｂ
によって、絨毯１９の植毛１９ａが根元２０の近傍でた
たかれて掻き上げられるため、ごみの吸塵効果を高める
ことができる。
【００２４】実施の形態３ 図７は本発明の実施の形態３の縦断面図である。なお、
図７の平面図、正面図、底面図は図２、図３及び図４で
示した場合と同様なので省略する。実施の形態１では、
通風孔１２から吸引された通風空気流ａが回転ブレード
１３下方のブレード１５に直接に衝突するように通風孔
１２と回転ブレード１３の位置関係を設定したが、実施
の形態３では、回転ブレード１３の回転軌跡の外側であ
って、かつ、回転ブレード１３の軸１４中心の直下の位
置Ａから回転ブレード１３の回転軌跡の最外周と絨毯１
９の植毛１９ａの先端とが接触する前方向（通風孔１２
側）の部分２１の位置Ｃまでの領域Ｌ内の植毛１９ａ
に、通風孔１２から吸引した通風空気流ａが衝突するよ
うに、通風孔１２と回転ブレード１３の位置関係を設定
したものである。その他の構成は実施の形態１で示した
場合と同様なので、説明は省略する。
図７の平面図、正面図、底面図は図２、図３及び図４で
示した場合と同様なので省略する。実施の形態１では、
通風孔１２から吸引された通風空気流ａが回転ブレード
１３下方のブレード１５に直接に衝突するように通風孔
１２と回転ブレード１３の位置関係を設定したが、実施
の形態３では、回転ブレード１３の回転軌跡の外側であ
って、かつ、回転ブレード１３の軸１４中心の直下の位
置Ａから回転ブレード１３の回転軌跡の最外周と絨毯１
９の植毛１９ａの先端とが接触する前方向（通風孔１２
側）の部分２１の位置Ｃまでの領域Ｌ内の植毛１９ａ
に、通風孔１２から吸引した通風空気流ａが衝突するよ
うに、通風孔１２と回転ブレード１３の位置関係を設定
したものである。その他の構成は実施の形態１で示した
場合と同様なので、説明は省略する。
【００２５】上記のように構成した実施の形態２の作用
を説明する。吸込具本体１を床面１８の絨毯１９上に沿
って移動させると、駆動部１６によって駆動された回転
ブレード１３が順方向イに回転して、絨毯１９の植毛１
９ａがブレード１５によって倒される。これと同時に、
通風孔１２から吸引された通風空気流ａが倒された植毛
１９ａに衝突し、回転ブレード１３によって発生した回
転下降流ｂと共に、床面１８の絨毯１９上にあるごみを
掻き上げる。
を説明する。吸込具本体１を床面１８の絨毯１９上に沿
って移動させると、駆動部１６によって駆動された回転
ブレード１３が順方向イに回転して、絨毯１９の植毛１
９ａがブレード１５によって倒される。これと同時に、
通風孔１２から吸引された通風空気流ａが倒された植毛
１９ａに衝突し、回転ブレード１３によって発生した回
転下降流ｂと共に、床面１８の絨毯１９上にあるごみを
掻き上げる。
【００２６】こうして掻き上げられたごみは、回転ブレ
ード１３の回転力によって生ずる回転上昇流ｃによっ
て、吸込通路１０を通って吸込口９から吸引され、吸込
空間部８から吸引気流ｄとなって連通管４を通り、さら
にパイプ５、ホース６を通って、電気掃除機本体７内に
集塵される。本発明によれば、通風孔１２から吸引した
空気流ａ及び回転ブレード１３によって生じた回転下降
流ｂによって、絨毯１９の植毛１９ａがたたかれて掻き
上げられるため、ごみの吸塵効果を高めることができ
る。
ード１３の回転力によって生ずる回転上昇流ｃによっ
て、吸込通路１０を通って吸込口９から吸引され、吸込
空間部８から吸引気流ｄとなって連通管４を通り、さら
にパイプ５、ホース６を通って、電気掃除機本体７内に
集塵される。本発明によれば、通風孔１２から吸引した
空気流ａ及び回転ブレード１３によって生じた回転下降
流ｂによって、絨毯１９の植毛１９ａがたたかれて掻き
上げられるため、ごみの吸塵効果を高めることができ
る。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気掃除機用吸込具は、掃除機本体に通じる連通
管を回動自在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内
に設けられ底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込
空間部と、吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導
入する通風孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において
吸込具本体の長手方向に配設された回転ブレードとを備
え、通風孔から吸引した空気流が回転ブレードに衝突し
て回転ブレードに順方向への回転力を付与するような位
置関係に、通風孔と回転ブレードを配設した。このた
め、通風孔を通過した通風空気流は回転ブレードに衝突
して回転ブレードの回転力を増大する働きをするので、
ごみの掻き上げ効果が高まり、吸塵性能が向上する。
に係る電気掃除機用吸込具は、掃除機本体に通じる連通
管を回動自在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内
に設けられ底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込
空間部と、吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導
入する通風孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において
吸込具本体の長手方向に配設された回転ブレードとを備
え、通風孔から吸引した空気流が回転ブレードに衝突し
て回転ブレードに順方向への回転力を付与するような位
置関係に、通風孔と回転ブレードを配設した。このた
め、通風孔を通過した通風空気流は回転ブレードに衝突
して回転ブレードの回転力を増大する働きをするので、
ごみの掻き上げ効果が高まり、吸塵性能が向上する。
【００２８】また、掃除機本体に通じる連通管を回動自
在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けられ
底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部と、
吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する通風
孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具本体
の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回転ブ
レードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレードの
軸の下方からほぼ絨毯の植毛分の長さだけ通風孔側に位
置する植毛の根元近傍に、通風孔から吸引した空気流が
衝突するような位置関係に、通風孔と回転ブレードを配
設した。このため、通風孔を通過した通風空気流は、回
転ブレードが倒した絨毯の植毛の根元に衝突してごみを
掻き出す働きをするため、吸塵性能が向上する。
在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けられ
底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部と、
吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する通風
孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具本体
の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回転ブ
レードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレードの
軸の下方からほぼ絨毯の植毛分の長さだけ通風孔側に位
置する植毛の根元近傍に、通風孔から吸引した空気流が
衝突するような位置関係に、通風孔と回転ブレードを配
設した。このため、通風孔を通過した通風空気流は、回
転ブレードが倒した絨毯の植毛の根元に衝突してごみを
掻き出す働きをするため、吸塵性能が向上する。
【００２９】さらに、掃除機本体に通じる連通管を回動
自在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けら
れ底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部
と、吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する
通風孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具
本体の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回
転ブレードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレー
ドの軸の下方近傍から回転ブレードの回転軌跡の最外周
と通風孔側の植毛上端部が接触する位置近傍までの領域
内の植毛に、通風孔から吸引した空気流が衝突するよう
な位置関係に、通風孔と回転ブレードを配設した。この
ため、通風孔を通過した通風空気流は回転ブレードが倒
した絨毯の植毛にまんべんなく衝突するため、ごみの掻
き上げ効果が高まり、吸塵性能が向上する。
自在に取り付けた吸込具本体と、吸込具本体内に設けら
れ底面に吸込口を有して連通管と連通した吸込空間部
と、吸込具本体に貫設され吸込口方向に外気を導入する
通風孔と、吸込空間部内の通風孔の近傍において吸込具
本体の長手方向に配設された回転ブレードとを備え、回
転ブレードの回転軌跡の外側であって、かつ回転ブレー
ドの軸の下方近傍から回転ブレードの回転軌跡の最外周
と通風孔側の植毛上端部が接触する位置近傍までの領域
内の植毛に、通風孔から吸引した空気流が衝突するよう
な位置関係に、通風孔と回転ブレードを配設した。この
ため、通風孔を通過した通風空気流は回転ブレードが倒
した絨毯の植毛にまんべんなく衝突するため、ごみの掻
き上げ効果が高まり、吸塵性能が向上する。
【図１】 本発明の実施の形態１の縦断面図である。
【図２】 図１の平面図である。
【図３】 図１の正面図である。
【図４】 図１の底面図である。
【図５】 電気掃除機の全体構成を示す斜視図である。
【図６】 本発明の実施の形態２の縦断面図である。
【図７】 本発明の実施の形態３の縦断面図である。
【図８】 従来の電気掃除機用吸込具の一例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図９】 図８の正面図である。
【図１０】 図８の底面図である。
１ 吸込具本体、４ 連通管、７ 掃除機本体、８ 吸
込空間部、９ 吸込口、１２ 通風孔、１３ 回転ブレ
ード、１４ 軸、１９ 絨毯、１９ａ 植毛。
込空間部、９ 吸込口、１２ 通風孔、１３ 回転ブレ
ード、１４ 軸、１９ 絨毯、１９ａ 植毛。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 正博 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地１ 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 古藤 悟 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山内 英士 東京都千代田区大手町二丁目６番２号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 掃除機本体に通じる連通管を回動自在に
取り付けた吸込具本体と、該吸込具本体内に設けられ底
面に吸込口を有して前記連通管と連通した吸込空間部
と、前記吸込具本体に貫設され前記吸込口方向に外気を
導入する通風孔と、前記吸込空間部内の通風孔の近傍に
おいて前記吸込具本体の長手方向に配設された回転ブレ
ードとを備え、 前記通風孔から吸引した空気流が前記回転ブレードに衝
突して該回転ブレードに順方向への回転力を付与するよ
うな位置関係に、前記通風孔と回転ブレードを配設した
ことを特徴とする電気掃除機用吸込具。 - 【請求項２】 掃除機本体に通じる連通管を回動自在に
取り付けた吸込具本体と、該吸込具本体内に設けられ底
面に吸込口を有して前記連通管と連通した吸込空間部
と、前記吸込具本体に貫設され前記吸込口方向に外気を
導入する通風孔と、前記吸込空間部内の通風孔の近傍に
おいて前記吸込具本体の長手方向に配設された回転ブレ
ードとを備え、 前記回転ブレードの回転軌跡の外側であって、かつ前記
回転ブレードの軸の下方からほぼ絨毯の植毛分の長さだ
け前記通風孔側に位置する植毛の根元近傍に、前記通風
孔から吸引した空気流が衝突するような位置関係に、前
記通風孔と回転ブレードを配設したことを特徴とする電
気掃除機用吸込具。 - 【請求項３】 掃除機本体に通じる連通管を回動自在に
取り付けた吸込具本体と、該吸込具本体内に設けられ底
面に吸込口を有して前記連通管と連通した吸込空間部
と、前記吸込具本体に貫設され前記吸込口方向に外気を
導入する通風孔と、前記吸込空間部内の通風孔の近傍に
おいて前記吸込具本体の長手方向に配設された回転ブレ
ードとを備え、 前記回転ブレードの回転軌跡の外側であって、かつ前記
回転ブレードの軸の下方近傍から該回転ブレードの回転
軌跡の最外周と通風孔側の植毛上端部が接触する位置近
傍までの領域内の植毛に、前記通風孔から吸引した空気
流が衝突するような位置関係に、前記通風孔と回転ブレ
ードを配設したことを特徴とする電気掃除機用吸込具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31165497A JPH11137487A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 電気掃除機用吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31165497A JPH11137487A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 電気掃除機用吸込具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11137487A true JPH11137487A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=18019889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31165497A Pending JPH11137487A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 電気掃除機用吸込具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11137487A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7278181B2 (en) * | 2001-02-24 | 2007-10-09 | Dyson Technology Limited | Vacuum cleaner with air bleed |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP31165497A patent/JPH11137487A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7278181B2 (en) * | 2001-02-24 | 2007-10-09 | Dyson Technology Limited | Vacuum cleaner with air bleed |
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