JP4320093B2 - 掃除機用吸込口体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、掃除機用吸込口体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は例えば特公平8−15474号公報に示された従来の掃除機用吸込口体を示す断面図、図12は掃除機用吸込口体の底面斜視図である。図において、1は上ケース2と下ケース3とを連結して形成される吸込口本体、4は吸込口本体1の底面に形成された吸込口、5は吸込口4と連通する吸込室5である。6は掃除機本体(図示せず)と連通した延長管、12は吸込室5と延長管6とを連結する連結筒である。また、19は上ケース2と下ケース3との間に設けられた軟質材で成形されたバンパ、20は吸込室5内に回転自在に設けられた清掃回転体、21は清掃回転体20の駆動源であるモータで、ベルト22を介して清掃回転体20を高速回転させる。23は清掃回転体20の表面に設けられたブレード、24は吸込口本体1の前方に設けた前車輪、25は吸込口本体1の後方に設けた後車輪である。
【0003】
従来の掃除機用吸込口体は、絨毯の掃除を行う場合、掃除機本体の電動送風機を駆動させるとともに、吸込口本体1内のモータ21を駆動させて清掃回転体20を高速で回転させながら、吸込口本体1を前後方向に移動させていた。また、清掃回転体20のブレード23は清掃回転体20を高速で回転させたときに、絨毯面に当たって塵埃を掻きあげるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成では、絨毯の清掃に必要な清掃回転体やその駆動モータ等を吸込口体に設けているので、部品点数が多くコストが高くなると同時に、吸込口体の質量が重くなってしまい吸込口体の操作性が悪くなるという問題点があった。
【0005】
また、吸込口体に清掃回転体に伴うベルトや、吸込口の前方に設けた前車輪により、吸込口の範囲が制限され、吸込空気風路の範囲が狭められ、吸込口体前方、壁際等での吸塵性能が劣るという問題があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するものであり、軽量で操作性がよく、しかも優れた吸塵性能が得られる掃除機の吸込口体を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る掃除機用吸込口体は、移動方向に対し横長の吸込口を形成した吸込口本体と、前記吸込口本体と延長管に接続され、前記吸込口から吸引された塵埃を掃除機本体の集塵部へ導く連結部材とを備え、前記吸込口の下側の口縁部の外壁部の外壁面が被清掃面に対して0度よりも大きく、かつ30度以下の所定角度に傾斜させて維持するよう前記連結部材の両側にそれぞれ後車輪を設けるとともに、この所定角度に傾斜している吸込口の下側の口縁部の内壁面は口縁に向かって低くなるテーパ部を形成し、前記吸込口の上側の口縁部には、遮蔽板を前記下側の口縁部より前方に突設し、前記吸込口は、前記下側の口縁部と上側の口縁部と前記遮蔽板とにより、前記吸込口本体の前部と底部に跨って開口するものである。
【0008】
また、前記吸込口の下側の口縁部前方に前記遮蔽体より垂下されたシール部材を備え、前記シール部材は、前記吸込口の全幅に沿って設けられ、その両端部には、切り欠き部が形成されたものである。
【0009】
また、前記吸込口本体の両側に前車輪を設け、前記前車輪の外周部の一部はテーパ部の前方および下方に位置したものである。
【0010】
また、前記延長管は前記連結部材に対して上下動可能に連結され、前記後車輪は、前記延長管と前記連結部材の連結軸と同一線上に回転軸を備えたものである。
【0011】
また、前記掃除機用吸込口体を備えた電気掃除機である。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す掃除機用吸込口体の斜視図、図2はその裏側を示す斜視図、図3は要部断面図である。図において、1は上ケース2と下ケース3とからなる吸込口本体で、移動方向に対して横長に形成されるとともに、吸込口本体1の前部と底部に跨って開口した吸込口4を有している。5は吸込口本体1に形成され吸込口4と連通する吸込室、6は掃除機本体の集塵室(図示せず)と連通する延長管、7は吸込室5と延長管6を連通して通風路を形成する連結部材である。8は吸込口4の口縁部で、下側口縁部8aの内壁には口縁に向かって低くなるテーパ部8bが形成されている。また、8cは上側の口縁部8に形成された遮蔽部で、下側口縁部8aよりも前方に突設されている。9は絨毯、10は絨毯9の塵埃である。なお、図中、矢印は空気の流れを示す。
【0013】
次に、絨毯の掃除を行う場合について説明する。
図3に示すとおり、吸込口本体1の下側口縁部8aの外壁を絨毯9面に対して所定角度で傾斜させた状態で吸込口体を移動(後進)させる。すると、下側口縁部8aが絨毯9と接触して絨毯9の毛を傾かせる。さらに後進すると絨毯9の毛は口縁部8から離れて元に位置に戻ろうとする。このとき、絨毯9上または絨毯9の中にある塵埃10は絨毯9の復元力により絨毯9から分離する。また、絨毯9の毛を傾斜させることで絨毯9の毛は掻き分けられ、掻き分けられた部分に直接吸込口4が対向し、根元部分の塵埃10を分離する。そして、これらの分離された塵埃10は吸込室5内の負圧によって吸込室5内へ流れ込む空気流にのって吸込口4から吸込室5内へと吸引される。
【0014】
吸込口体を前進させる場合は、下側口縁部8aが案内板の役目を果たし、絨毯9上の塵埃10は口縁部8に押されて集められながら吸込口4から吸込室5内へと吸引される。
【0015】
また、口縁部8の上側に設けた遮蔽部8cにより、絨毯から分離された塵埃が飛散してしまうことを防止している。
【0016】
なお、下側口縁部8aの外壁と被清掃面との傾斜角度θは0度よりも大きく、30度以下であることが望ましい。この角度で吸込口体を後進させる場合、口縁部8より後側にある塵埃が下側口縁部8aに押されて口縁部8後側に集まってしまうことを防ぐことができる。これは下側口縁部8a後側にある塵埃が絨毯9と下側口縁部8aとの間を通過して、口縁部8の前側に位置することが可能になるためである。そして、口縁部8後側にある塵埃10も口縁部8前側の吸込口4からスムーズに吸引することが可能となる。
【0017】
また、遮蔽部8cは上ケース2と一体成形しても、別体で形成してもよい。
【0018】
本実施の形態1によれば、下側口縁部8aにより絨毯9の毛を手前方向に根元から傾斜させるので、傾斜した状態から元に戻るときの絨毯9の復元力により毛に付着しあるいは絡み付いた塵埃10を分離させ、また塵埃10の一部を浮き上がらせることができる。また、絨毯9の毛を傾斜させることで絨毯9の毛を掻き分けることができ、掻き分けられた部分に直接吸込口4が対向するので、絨毯9の露出された根元部分の塵埃10を絨毯9から分離し容易に吸込むことができる。また、下側口縁部8aの内壁に設けたテーパ部8bにより、塵埃10が吸込口4から吸込室5内へとスムーズに通過することができる。さらに、前進させる場合は、下側口縁部8aにより塵埃を口縁部8の前方に集めることができ、高速な空気流でスムーズに吸込口4から吸引することが可能となる。また、遮蔽部8cにより塵埃の飛散を防止できるので、吸塵性能が向上する。
【0019】
また、従来は絨毯の清掃に必要であった回転清掃体、モータ等を用いることなく、質量を軽くすることができ、使用者が吸込口体を移動する際の操作が楽になり、操作性も向上する。
【0020】
実施の形態2.
図4、図5はこの発明の実施の形態2を示す掃除機用吸込口体の要部断面図である。図において、実施の形態1と同一の構成には同じ符号を付し説明は省略する。11は口縁部8の遮蔽部8cから下側口縁部8aより前方に垂下したシール部材である。シール部材11とテーパ部8bの間には吸込風路が形成される。また、シール部材11を例えば弾性部材で成形すればバンパの役目を果たすことができる。また、シール部材11と遮蔽部8cは一体成形しても別体で形成してもよい。実施の形態2において、絨毯9面に対する口縁部8の作用は、実施の形態1と同様である。
【0021】
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果だけでなく、以下のような効果を奏することができる。
【0022】
シール部材11により吸込室5の真空度は高くなるので、シール部材11と清掃面との間に存在する隙間を流れる空気は高速となり、吸塵性能が向上する。
また、シール部材11を弾性部材で成形すれば、例えば壁、家具等に接触しても壁、家具、吸込口体等が破損してしまうことを防ぐことができる。
【0023】
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3を示す掃除機用吸込口体の斜視図、図7は吸込口体の裏側の斜視図、図8は吸込口体の縦断面図、図9は側面図、図10は前車輪と口縁部の関係を示す説明図である。図において、実施の形態1または2と同一の構成には同じ符号を付し、説明を省略する。12は吸込室5と延長管6とを連通して通風路を形成する連結部材を示す連結筒で、延長管6は連結筒12に対して上下動可能及び回転可能に連結されている。13は吸込口本体1の吸込口4の両側にそれぞれ設けられた前車輪、14は連結筒12と延長管6との連結部12a両側にそれぞれ設けられた後車輪で、延長管6と連結筒12の上下動方向の連結軸と同じ軸線上に回転軸Xを有している。実施の形態3によれば、後車輪14により、例えば下側口縁部8aの外壁と被清掃面との傾斜角度θを0度よりも大きく、かつ30度以下の所定角度を維持している。また、前車輪13はその外周の一部が下側口縁部8aより前方及び下方に位置している。15は遮蔽部8cに設けられたバンパで、弾性部材により成形されている。また、バンパ15は遮蔽部8cから下側口縁部8a前方に垂下されている。なお、バンパ15は遮蔽部8cと一体成形しても別体で形成してもよい。
【0024】
また、バンパ15の吸込口体前面の中央部分には複数箇所切り欠き16が形成され、両端部分には切り欠き17が形成されている。そして、これらの切り欠き16、17により壁際、角の掃除を行う場合も吸込風路を確保することができる。18は後車輪14を回転支持する支持部で、他端は上ケース2に接続されている。
【0025】
次に、動作について説明する。
実施の形態1または2同様、吸込口体を前進させると(図5参照)下側口縁部8aが案内板の役目を果たし、塵埃10は口縁部8に押されて集められる。そして、吸込室5内の負圧によって切り欠き16、17及び吸込口本体1と被清掃面との隙間に発生する空気流により塵埃10は吸込室5内へとスムーズに吸引される。このとき、延長管6と連結筒12の上下動方向の連結軸が後車輪14の回転軸Xと同一線上にあるので、図9に示すように、使用者の力Aが、力aと力bとに分力化される。分力化された下側の力bは後車輪14にかかるため、下側口縁部8aと絨毯9とのつっかかり抵抗を軽減させることができる。
【0026】
また、前車輪13の外周の一部がテーパ部8bより前方及び下方に位置しているので、図10に示すように、被清掃面に段差のある場合は、前車輪13が下側口縁部8aより先に段差に当接する。そして、前車輪13は段差に沿って回転するので、吸込口体はスムーズに段差を乗り越えることができる。
【0027】
次に、吸込口体を後進させる場合について説明する。
実施の形態1または2と同様、吸込口体を後進させると下側口縁部8aが絨毯9と接触して進む。そして、この下側口縁部8aが絨毯9の毛を手前方向に根元から傾斜させ、絨毯9の復元力により絨毯9の中にある塵埃10を絨毯9から分離させ、また塵埃10の一部を浮き上がらせる。そして、一端、分離された塵埃は、吸込室5内の負圧によって切り欠き16、17及び吸込口本体1と絨毯9との隙間に発生する空気流により吸込室5内へとスムーズに吸引される。また、絨毯9の毛を傾斜させると、絨毯9の毛を掻き分けることができ、掻き分けられた部分に直接吸込口4が対向するので、絨毯9の根元部分に空気が流れて塵埃を絨毯から分離させる。
【0028】
また、フローリング上を清掃する場合は、吸込室5内の負圧によって発生する空気流によりフローリングの溝に充填されている砂等も溝から浮き上がらせることができ、スムーズに吸込室5へ吸引できる。また、バンパ15及び切り欠き16、17により吸込口体周囲の塵埃も吸い残こすことなく吸引できる。
【0029】
実施の形態3によれば、実施の形態1と同様の効果だけでなく、以下のような効果を奏することができる。
【0030】
前車輪13の外周の一部がテーパ部8bより前方及び下方に位置しているので、清掃面上に段差等の障害があった場合、直接に口縁部8が衝突してしまうことを防止し、吸込口体がスムーズに移動することができる。また、前車輪13により口縁部8下方に空間が形成されるので、清掃面を傷付けてしまうことを防止することができる。
【0031】
また、吸込口本体1の後部に後車輪14を備え、延長管6と連結筒12との上下動方向の連結軸が後車輪14の回転軸と同一線上にあるので、前進時に、使用者の力が分力化される。分力された下側に押す力は後車輪14にかかるので、テーパ部8bと絨毯9とのつっかかり抵抗を軽減することができ、操作性能がより向上する。
【0032】
また、バンパ15に切り欠き17を複数形成することにより、吸込口体の前進時に塵埃がバンパ15に進行を妨げられることなく、切り欠き17から通過することが可能となる。よって、米粒等の比較的大きなごみでもスムーズに吸うことが可能となり、吸塵性能が向上する。また、バンパ15の切り欠き17を吸込口体前面の中央部分と両端部分に設けたので、吸込口体の正面壁際や角部の塵埃をスムーズに吸引することが可能となる。
【0033】
なお、実施の形態3に示された前車輪13または後車輪14をソリ状部材で形成してもよい。
【0034】
また、各実施の形態で示されたテーパ部8bの先端形状に面取りや丸み加工を施してもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明は、移動方向に対し横長の吸込口を形成した吸込口本体と、前記吸込口本体と延長管に接続され、前記吸込口から吸引された塵埃を掃除機本体の集塵部へ導く連結部材とを備え、前記吸込口の下側の口縁部の外壁部の外壁面が被清掃面に対して0度よりも大きく、かつ30度以下の所定角度に傾斜させて維持するよう前記連結部材の両側にそれぞれ後車輪を設けるとともに、この所定角度に傾斜している吸込口の下側の口縁部の内壁面は口縁に向かって低くなるテーパ部を形成し、前記吸込口の上側の口縁部には、遮蔽板を前記下側の口縁部より前方に突設し、前記吸込口は、前記下側の口縁部と上側の口縁部と前記遮蔽板とにより、前記吸込口本体の前部と底部に跨って開口するので、次のような効果がある。
【0036】
吸込口体を後進させる場合は、吸込口下側の口縁部により絨毯の毛を手前方に根元から傾斜させるので、傾斜した状態から元に戻るときの絨毯の復元力により毛に付着あるいは絡みついた塵埃を分離させ、また塵埃の一部を浮き上がらせることができる。また、絨毯の毛を傾斜させることで絨毯の毛を掻き分けることができ、掻き分けられた部分に直接吸込口が対向するので、絨毯の露出された根元部分の塵埃を絨毯から分離し、容易に吸い込むことができる。また、口縁部の下側の内壁に設けたテーパ部の傾斜により、塵埃を吸込口からスムーズに吸引することができる。
【0037】
また、吸込口体を前進させる場合は、下側の口縁部により塵埃を下側の口縁部前方に集めることができ、高速な空気流でスムーズに吸込口から吸引することが可能となる。
また、下側口縁部の外壁と被清掃面との傾斜角度θは0℃よりも大きく、30度以下であることが望ましく、この角度で吸込口体を後進させる場合、口縁部より後側にある塵埃が下側口縁部に押されて口縁部後側に集まってしまうことを防ぐことができる。
【0038】
また、吸込口体に回転清掃体、モータ等を用いる必要がないので、吸込口体の質量を軽くすることができ、操作性が向上する。
【0039】
また、遮蔽体には前記テーパ部前方に吸込風路を介して垂下されたシール部材を設けので、吸込口本体内の真空度を上昇させることができ、吸引性能が向上する。
【0040】
また、吸込口本体の両側に前車輪を設け、前車輪の外周部の一部はテーパ部の前方と下方に配置されているので、前車輪によりテーパ部が障害物に衝突してしまうことを防ぐことができる。また、清掃中に段差があった場合、前車輪が段差に接触して回転するので段差を容易に乗り越えることができる。さらに、テーパ部と被清掃面(例えばフローリング)との間には、前車輪により空間が形成されるので、清掃中に被清掃面を傷付けてしまうことを防止することが可能である。
【0041】
さらに、延長管は連結部と上下動可能に接続され、吸込口体には連結部の水平軸と同一線上に回転軸を有する後車輪を備えたので、操作力が分散し、絨毯を清掃する場合、テーパ部と絨毯とのひっかかり抵抗が軽減されて、操作性が向上する。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す掃除機用吸込口体の斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す掃除機用吸込口体の裏面の斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す掃除機用吸込口体の要部断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す掃除機用吸込口体の要部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す掃除機用吸込口体の要部断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す掃除機用吸込口体の斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す掃除機用吸込口体の裏側の斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す掃除機用吸込口体の縦断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態3を示す掃除機用吸込口体の側面図である。
【図10】 前車輪とテーパ部の関係を示す説明図である。
【図11】 従来の掃除機用吸込口体を示す断面図である。
【図12】 従来の掃除機用吸込口体を示す裏側の斜視図である。
【符号の説明】
1 吸込口本体、2 上ケース、3 下ケース、4 吸込口、5 吸込室、
6 延長管、7 連結部材、8 口縁部、8a 下側口縁部、8b テーパ部、
8c 遮蔽部、9 絨毯、10 塵埃、11 シール部材、12 連結筒、
13 前車輪、14 後車輪、15 バンパ、16 切り欠き、
17 切り欠き、18 支持部。
Claims (5)
- 移動方向に対し横長の吸込口を形成した吸込口本体と、
前記吸込口本体と延長管に接続され、前記吸込口から吸引された塵埃を掃除機本体の集塵部へ導く連結部材とを備え、
前記吸込口の下側の口縁部の外壁部の外壁面が被清掃面に対して0度よりも大きく、かつ30度以下の所定角度に傾斜させて維持するよう前記連結部材の両側にそれぞれ後車輪を設けるとともに、この所定角度に傾斜している吸込口の下側の口縁部の内壁面は口縁に向かって低くなるテーパ部を形成し、前記吸込口の上側の口縁部には、遮蔽板を前記下側の口縁部より前方に突設し、前記吸込口は、前記下側の口縁部と上側の口縁部と前記遮蔽板とにより、前記吸込口本体の前部と底部に跨って開口することを特徴とする掃除機用吸込口体。 - 前記吸込口の下側の口縁部前方に前記遮蔽体より垂下されたシール部材を備え、前記シール部材は、前記吸込口の全幅に沿って設けられ、その両端部には、切り欠き部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の掃除機用吸込口体。
- 前記吸込口本体の両側に前車輪を設け、前記前車輪の外周部の一部はテーパ部の前方および下方に位置したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の掃除機用吸込口体。
- 前記延長管は前記連結部材に対して上下動可能に連結され、前記後車輪は、前記延長管と前記連結部材の連結軸と同一線上に回転軸を備えたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の掃除機用吸込口体。
- 前記請求項1〜4の掃除機用吸込口体を備えたことを特徴とする掃除機。
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